JP2004090641A - 画像を暗色の生地に転写するためのシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 インクジェットプリンタによって作成された画像を暗色の生地基材に転写するためのシステムを提供する。
【解決手段】 支持体基材と,支持体基材に塗布される第1の溶融転写層であって、少なくとも1つの可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む、第1の溶融転写層、インク吸収が可能な充填剤材料の微細な粒子が埋め込まれた熱可塑性可溶性ポリマー材料を含む少なくとも1つのインク吸収層、明色または白色顔料を含む少なくとも1つの多孔性のインク透過性コントラスト層、および可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む少なくとも1つの第2の溶融転写層であって、多孔性であり、インクに対する透過性を有する、第2の溶融転写層を備える。
【選択図】 なし
【解決手段】 支持体基材と,支持体基材に塗布される第1の溶融転写層であって、少なくとも1つの可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む、第1の溶融転写層、インク吸収が可能な充填剤材料の微細な粒子が埋め込まれた熱可塑性可溶性ポリマー材料を含む少なくとも1つのインク吸収層、明色または白色顔料を含む少なくとも1つの多孔性のインク透過性コントラスト層、および可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む少なくとも1つの第2の溶融転写層であって、多孔性であり、インクに対する透過性を有する、第2の溶融転写層を備える。
【選択図】 なし
Description
本発明は、印刷された画像、特に、インクジェットプリンタを用いて作成された画像を暗色の生地基材に転写し得る手段に関する。本システムは、例えば、アイロンを用いて、熱および圧力の作用により画像を貼り付けることを可能にする。
生地基材、特に、Tシャツおよびスウェットシャツ等の衣類、バッグ等に、プリンタによって作成された画像を簡単な手順で貼り付けし得るシステムに対して、消費者の需要が増加している。その理由は、今では、多くの家庭において、プリンタ(カラープリンタである場合が多い)に接続したコンピュータが所有されているためである。それゆえ、コンピュータによって作成された画像が、一般には紙である基材に、プリンタを用いて問題なく転写され得る。現在利用可能な電子メディアは、現在の通信技術とともに、実質的に無限に存在する種々のソースから画像を作成することを可能にしている。デジタルカメラ、ビデオカメラ、およびインターネットは、列挙し得るもののうちのほんのいくつかである。多くの消費者がコンピュータを介して入手可能な画像を印刷し、衣服等の生地基材に転写することを所望しているのは明白である。これは、できる限り単純に実現可能であるべきである。
この目的のために、従来より種々の解決策が提案されている。
米国特許第5,501,902号(特許文献1)は、第1の支持層、ならびに膜形成結合材料および最大50μmまでの粒子サイズを有する熱可塑性ポリマー粒子から構成される材料からなる、第1の支持層上の第2の層から構成される印刷可能な材料を開示している。この粒子は、ポリオレフィン、ポリエステル、およびエチレン−酢酸ビニル共重合体から構成される。印刷可能な材料は、インクジェットで印刷された画像を受容し、その画像を熱の作用により生地基材に転写できるように構成され得る。この実施形態では、インク粘度調節剤が添加されており、基材への転写性を得るために、第2の層はカチオンポリマーを含み、この場合、好ましくは、第1の支持層と第2の層との間にさらなる溶融転写層も存在する。
ドイツ特許第19731498号(特許文献2)は、インクジェットで印刷された画像を生地基材に貼り付けるためのインク転写シートを開示している。この転写シートは、支持体層を含み、その支持体層上に、基材に固着する働きをする可溶性材料の中間層を有する。中間層の上にはインク受容層があり、さらにそのうえに、インクを固着する働きをする第4級アンモニウム塩の層が塗布される。
最後に、国際公開公報WO98/30749(特許文献3)は、基板材料、その基板材料上に塗布された溶融転写層、および溶融転写層上に存在する少なくとも1つのインク吸収層を含むインク転写システムを開示している。このインク吸収層は、高多孔性充填剤と結合剤の混合物を含み、充填剤の分子は、インクの染料分子と化学結合することが可能である。用いられる充填剤は、染料と化学結合することが企図される特殊な高多孔性ポリアミドである。
上述した転写システムの全てが、明色の生地への貼り付けに適している。しかしながら、暗色の生地の場合には、印刷の色調が正確に現れることがない。これは、生地によって形成される暗色のバックグラウンドが色調を隠してしまうためである。
この問題を解決するために、国際公開公報WO00/73570(特許文献4)は、基板材料、その基板材料上に塗布された溶融転写層、その上に存在し、暗色の生地を覆い隠す明色のバックグラウンド層、さらに、そのバックグラウンド層上に存在する少なくとも1つのインク吸収層を含むインク転写システムを開示している。インク吸収層は、高多孔性充填剤と結合剤の混合物を含み、充填剤の分子は、インクの染料分子と化学結合することが可能である。用いられる充填剤は、染料と化学結合することが企図される特殊な高多孔性ポリアミドである。さらに、溶融転写層には、30μm未満のサイズの球状のポリエステル粒子が分散しており、それらの粒子は、コントラスト層に対してより良好な粘着力を生じることが企図される。貼り付けのために、基板材料が除去され、システムが溶融転写層と生地が接するように生地上に配置され、その次に、好ましくは、ベーキングペーパーをインク吸収層上に配置し、保護転写層がアイロンを用いて溶融される。
米国特許第5501902号明細書
独国特許出願公開第19731498号明細書
国際公開第98/30749号パンフレット
国際公開第00/73570号パンフレット
しかしながら、このような印刷された画像の貼り付けは不便である。それゆえ、暗色の生地での使用に適しており、明色の生地用の転写システムの貼り付けと同様に実現が容易であるインク転写システムが必要とされている。
本発明の目的は、暗色の生地での使用に適しており、明色の生地用の転写システムの貼り付けと同様に実現が容易であるインク転写システムを提供することである。
上記目的は、インクジェットプリンタによって作成された画像を生地基材に転写するためのシステムにより達成される。上記システムは、支持体基材、上記支持体基材に塗布される第1の溶融転写層であって、少なくとも1つの可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む、第1の溶融転写層、インク吸収が可能な充填剤材料の微細な粒子が埋め込まれた熱可塑性可溶性ポリマー材料を含む少なくとも1つのインク吸収層、明色または白色顔料を含む少なくとも1つの多孔性のインク透過性コントラスト層、および可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む少なくとも1つの第2の溶融転写層であって、多孔性であり、インクに対する透過性を有する、第2の溶融転写層を備える。
上記目的は、さらに、インクジェットプリンタによって作成された画像を生地基材に転写する方法により達成される。上記方法は、本発明の転写システムに画像をミラー反転によって印刷塗布する工程、第2の溶融転写層が上記生地基材と接するように上記転写システムを上記生地基材上に置く工程、インク吸収層のポリマー材料が溶融する温度に上記転写システムを加熱する工程、冷却した後に、支持体基材を剥離して除去する工程、所望により熱時剥離を行う工程を含む。
さらなる実施形態が下記の記載により明らかになる。
本発明のシステムは、支持体が最初に、生地基材と接合する働きをする第1の溶融転写層を保持した構造を有する。好ましくは、印刷動作により得られた画像を生地基材に貼りつける間、支持体はシステム上に残っており、その後に除去されるため、支持体は一定の耐熱性を有している必要がある。貼り付け中の支持体の溶融、または損傷さえも避けなければならない。結果として、支持体は、システムを貼り付ける際に用いられる、アイロンまたは特殊なプレス等のデバイスによって得られる一般的な温度に耐えなければならない。好ましくは、支持体の耐熱性は250℃以上のレベルでなければならない。
さらに、支持体は、接合された層から容易にはずれ得るような粘着特性(分離特性)を有する必要がある。
用いられる支持体は、紙、ポリマー、または生地に基づくものであってもよい。適切な支持体材料の例としては、シリコーン紙、偽シリコーン紙(高平滑性漂白紙(extra−smooth, blanched paper))、ろう紙、ベーキングペーパー、およびポリエステルが挙げられる。シリコン処理された紙、または偽シリコーン紙を用いることが好ましい。
第1の溶融転写層はポリマーを含むか、またはその全体がポリマーから構成される。
可溶性ポリマー材料は、生地基材の繊維と接合することにより、作成された画像の確実な転写および確実な粘着を保証する。
適切な材料は熱可塑性材料の部類に属する。これらの材料は、従来のアイロンを用いて得られ得る熱にさらされて溶融することによって繊維と接合することが可能となる溶融範囲を有する必要がある。一般に、この範囲は、60〜140℃、好ましくは、70〜120℃、特には、70〜90℃のレベルである。
この基質のための材料としては、原則的に、適切な溶融範囲を有し、充填剤材料との結合に必要な特性を有する全てのポリマーを用いることが可能である。適切な熱可塑性材料の例としては、ポリエステル、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミドが挙げられ、例えば、ナイロン、エポキシド、ポリアクリラート、スチレン−ブタジエン共重合体、ニトリルゴム、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体などがある。好ましい基質材料は、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体である。
上述した材料は、単独で用いられるか、または他の材料との所望の組み合わせで用いられ得る。
第1の溶融転写層上には、次にインク吸収層が分散される。この層は、インクを吸収する働きをする。インク吸収層は、一般に粒子の形態である充填剤材料が埋め込まれたポリマー基質を有する。
基質材料として用いられる可溶性ポリマー材料は、結合特性を有するため、充填剤粒子に対して結合剤とし働く。適切な材料は熱可塑性材料の部類に属する。これらの材料は、従来のアイロンを用いて得られ得る熱にさらされて溶融することによって充填剤材料に対する結合剤として作用するとともに、繊維と接合することが可能となる溶融範囲を有する必要がある。一般に、この範囲は、100〜220℃、好ましくは、120〜200℃、特には、130〜180℃のレベルである。
充填材料が埋め込まれた基質のための材料としては、原則的に、適切な溶融範囲を有し、充填剤材料との結合に必要な特性を有する全てのポリマーを用いることが可能である。適切な熱可塑性材料の例としては、ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ナイロン、エポキシド、ポリアクリラート、スチレン−ブタジエン共重合体、ニトリルゴム、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体が挙げられる。好ましい基質材料は、ポリアミド、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体である。例えば、Elvamide(R)(Du Pont)という商標名で販売されているナイロンポリアミドが特に適している。
上述した材料は、単独で用いられるか、または他の材料との所望の組み合わせで用いられ得る。
基質材料に埋め込まれ、インク吸収層内に存在する充填剤材料は、プリンタによってシステムの表面に塗布されたインクを吸収する働きをする。この材料は、一般に、基質材料によって覆われ、固着された粒子の形態をしている。本発明による使用に適した充填剤は、有機充填剤および無機充填剤、これらのタイプの充填剤の範疇内での組み合わせ、またはこれら2つのタイプを相互に組み合わせたものである。適切な充填剤は、適切なインク吸収能力、および基質材料との適合性を有する必要がある。
適切な有機充填剤の例としては、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ポリアクリラート、ポリメタクリレート、ポリウレタン、架橋ポリビニルピロリドン、ポリアミド、ホルムアルデヒド樹脂、および尿素ホルムアルデヒド樹脂が挙げられる。
特に、Orgasol(R)、およびLuvicross(R)Mの製品名で入手可能なポリマーが発明の有用性に適切である。
有機充填剤は、1〜50μm、好ましくは、5〜30μmの粒子サイズで存在する。
例えば、無機充填剤は、二酸化シリコンの種々の改変体、Al2O3、TiO2、BaSO4、およびアルミノシリケートを含み、好ましくは、アルミノシリケートおよび二酸化シリコンを含む。Klebosol(R)(Clariant)、およびCAB−O−SPERSE(R)(Cabot,USA)の名称で入手可能な二酸化シリコンが好ましく、CAB−O−SPERSE(R)の名称で同様に入手可能なアルミノシリケートも好ましい。
一般に、無機充填剤も同様に、1〜50μm、好ましくは、5〜30μmの粒子サイズで存在する。しかしながら、より小さな粒子サイズで存在することも可能である。例えば、Klebosol(R)およびCAB−O−SPERSE(R)のタイプの充填剤がそのケースに該当し、これらは、1〜100nmのサイズを有する粒子の形態で存在する。
基質材料および充填剤を含むインク吸収層は、20〜100μm、好ましくは、30〜50μmの厚さの層を有する。
基質材料および充填剤は、一般に、インク吸収層において、基質材料/充填剤の重量比(固体/固体)が1:1〜1:10、好ましくは、1:2〜1:5で用いられる。
本発明の最も単純な実施形態では、インク吸収層は、その構成が均質であり、単一の処理工程で塗布される。それゆえ、この場合、支持体上には単一の層しか存在しない。しかしながら、支持体に2つ以上のインク吸収層を塗布することも可能である。この場合、各層は、同じ組成を有するか、または異なる組成を有し得る。
したがって、例えば、充填剤の粒度調整(grading)を実現することによって、その密度が一方向において増加または減少させることが可能である。例えば、2つ以上の基質材料の組み合わせが用いられたときに、1つ以上の材料の密度を一方向において減少するように基質材料の粒度調整を実現することも可能である。このような密度勾配が選択される方向は、当業者に公知の種々の要素、例えば、貼り付けが反転機能または通常機能(下記参照)のいずれで行われるか、生地のタイプ(例えば、コットン、コットン/PET混紡布、ナイロン、合成皮革等)、転写のタイプ(アイロンまたはプレス)、またはインクジェットプリンタで用いられるインクに依存する。
支持体上に2つ以上の溶融転写インク吸収層がたとえ存在したとしても、層の全厚さは、30〜150μm、好ましくは、50〜100μm、特には、30〜80μmの上記範囲内である。
本発明の1つの実施形態では、つや消し材料が本発明の転写システムに存在する。このつや消し材料は、印刷されたシステムが生地基材に貼り付けられた後に観察者に面するインク吸収層の表面上に位置する。結果的に、印刷されたシステムが反転処理によって貼り付けられた場合、つや消し材料は支持体に面するインク吸収層の表面上に位置する。画像が通常処理によって貼り付けられた場合、つや消し材料は支持体に面しないインク吸収層の表面上に位置する。
つや消し材料は、インク吸収層の表面に組み込まれるか、またはさらなる層においてインク吸収層上に載せられる得る。
用いられるつや消し材料は、溶融転写インク吸収層で充填剤としても用いられる有機材料および無機材料である。すなわち、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ポリアクリラート、ポリメタクリレート、ポリウレタン、架橋ポリビニルピロリドン、ポリアミド、二酸化シリコンの種々の改変体、Al2O3、TiO2、BaSO4、およびアルミノシリケートである。つや消し材料を選択する場合、選択される材料が不可溶性でなければならないことに留意するべきである。
つや消し材料としては、上述の無機充填剤のうちの1つ、特に、例えば、Sylojet(R)P412(粒子サイズ:11.5〜12.5μm)、およびSylojet(R)P416(粒子サイズ:15〜17μm)の商標名の合成非晶質シリカを用いることが好ましい。
つや消し材料として用いられる領域または層での充填剤の比率は、つや消し効果が得られる十分な大きさであるように選択される。つや消し材料として用いられる充填剤は、インク吸収用に用いられる充填剤と同一であるか、または異なり得る。これらのつや消し効果は、粗い分離面を有するために、剥離された際に粗い画像面が形成されるような支持体を用いても得られ得る。
上述した層、すなわち、支持体層、溶融転写層、インク吸収層、および任意のつや消し層以外にも、本発明のシステムにはさらなる層が存在し得る。
インク吸収層上に最初に配置されるのがコントラスト層であり、その目的は、画像が色調を適切に示すことを可能にする、明色または白色のバックグラウンドを提供することである。生地によって形成される暗色のバックグラウンドは覆われる。
インク吸収層に吸収されて画像を形成する前にインクがコントラスト層を十分に浸透できるように、コントラスト層はインクに対して透過性を有さなければならず、インクを吸収してはならない、もしくは最小限でのみ吸収しなくてはならない。コントラスト層は、有機基質材料を含み、コントラストを生じる働きをする明色または白色の顔料も含む。有機基質材料は、溶融時に顔料と結合し、コントラスト層の上下に位置する層とも結合する可溶性材料である。
適切な材料は、熱可塑性材料の部類に属する。これらは、従来のアイロンを用いて得られ得る熱にさらされて溶融することによって顔料に対する結合剤として作用するとともに、繊維と接合することが可能となる溶融範囲を有する必要がある。一般に、この範囲は、100〜220℃、好ましくは、120〜200℃、特には、130〜180℃のレベルである。
顔料材料が埋め込まれた基質のための材料としては、原則的に、適切な溶融範囲を有し、充填剤材料との結合に必要な特性を有する全てのポリマーを用いることが可能である。適切な熱可塑性材料の例としては、ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ナイロン、エポキシド、ポリアクリラート、スチレン−ブタジエン共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体が挙げられる。好ましい基質材料は、ポリアミド、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体である。ナイロンポリアミドは、例えば、Elvamide(R)の商標名で販売されているものが特に用いられる。
上述の材料は、単独で用いられるか、または他の材料との所望の組み合わせで用いられ得る。適切な顔料は、当業者に公知の通常の明色顔料であり、白色顔料と呼ばれるものが好ましい。基質材料と同様に、顔料はインクを吸収してはならない。
適切な顔料は、アナターゼまたはルチルの形態のTiO2、ZnS、ZnO、BaSO4、リトポンとして公知の顔料(ZnSおよびBaSO4の組み合わせ)、CaCO3、またはCaOを含む。
コントラスト層での顔料の比率は、最大95重量%、好ましくは、50〜90重量%、特には、60〜80重量%のレベルである。顔料の粒子サイズは、一般に、10〜60μm、好ましくは、10〜30μmのレベルである。
さらなる必須の層として、コントラスト層の上の第2の溶融転写層がある。この第2の溶融転写層は、支持体上に配置される溶融転写層と同様に、熱にさらされて溶融することによって、生地と貼り付けられる転写システムとを接合するホットメルト接着剤を含む層である。さらなる第2の溶融転写層の使用により、そのような層を1つしか持たない転写システムと比較して、粘着性が改善される。
第1の溶融転写層よりも高い温度で溶融する第2の溶融転写層は、少なくとも1つのホットメルト接着剤から構成されるか、または少なくとも1つのホットメルト接着剤を含む。それゆえ、第2の溶融転写層で用いられる接着剤の融点は、一般に、第1の溶融転写層の接着剤の融点よりも高く、実際には、80〜180℃、好ましくは、80〜140℃、特には、100〜120℃である。
ホットメルト接着剤、および第2の溶融転写層は、インクに対して透過性を有しなければならず、インクを吸収してはならない。したがって、ホットメルト接着剤は、第2の溶融転写層に存在する他のあらゆる材料と同様に疎水性でなければならない。所望の特性を有するホットメルト接着剤は当業者に公知である。
第2の溶融転写層で用いられるホットメルト接着剤は、好ましくは、生地用接着剤である。このような生地用接着剤の好ましい材料は、ポリエステル、ポリウレタン、およびスチレン/ブタジエンラテックスである。特に、Reichhold(R)(生産元:Swift)の名称のスチレン/ブタジエン接着剤で良好な結果が得られた。特に良好な結果が得られたのは、Reichhold(R)TS5113というタイプの接着剤であった。
本発明の転写システムは、当業者に公知の通常の方法を用いて作成される。一般に、各ケースで基質材料として用いられたポリマーは、適切な溶媒で溶解される。充填剤等の他の材料が層に存在する場合、例えば、ポリマーおよび充填剤が混合前に相互に溶解または懸濁される。適切な溶媒は当業者に公知であり、水、ならびにエタノールおよびイソプロパノール等のアルコールを含む。
これらの溶媒の組み合わせも用いられ得る。好ましくは、エタノールと水の混合物が用いられる。
続いて、結果的に得られた溶液および/または懸濁液が、通常の方法によって、所望の順序で支持体に塗布され、乾燥される。
所望であれば、さらなる層が上記のとおりに得られたシステム上に塗布され得る。つや消し層はその一例である。
所望の生地基材への画像の貼り付けは以下のように行われる。
1つの実施形態(反転処理)では、プリンタによって作成された画像が、本発明の転写システム上にミラー反転で印刷される。次いで、システムは、第2の溶融転写層が基材と接するように基材上に置かれる。次に、システムは、基質材料として用いられるポリマーが溶融する温度で、好ましくは、アイロン、または特殊なプレスデバイスを用いて基材に貼り付けられる。冷却した後、上側にある支持体が剥離(冷時剥離)され、それによって、印刷された画像が見ることができる。この反転処理は、本発明の転写システムを生地に貼り付けるための好ましい処理である。
冷時剥離の後、熱時剥離として公知の処理を実行することも可能である。これによって、例えば、表面の光沢を調整(無光沢または光沢)することが可能である。
熱時剥離の際、薄い基材の層、好ましくは、標準紙またはシリコン処理された紙が冷時剥離の後に得られた画像上に置かれる。次いで、システムは、例えば、アイロンによって、基質材料として用いられるポリマーの融点より高い温度に加熱される。その後、基材が速やかに剥離される。これによって、一般に、生地基材と基質材料がより良好に接合される。
本発明のさらなる実施形態では、ミラー反転なしで画像が印刷される(通常処理)。この場合、反転処理と同様に貼り付けが行われるが、この時に、まず、支持体層が剥離され、転写システムの支持体が剥離された側が基材上に置かれる。次いで、再度、熱の作用、および適切であれば、圧力の作用によって画像の貼り付けを行う。
本発明の目的には、反転処理が通常処理よりも好ましい。
次に、以下の実施例により本発明を説明する。
適切な溶融転写層(ホットメルト層)上に、本発明にしたがって、エタノール溶液中でポリアミド:Orgasol(固体/固体)が1:2である層(厚さ:30μm)を塗布し、その上に、30μmの厚さでCaCO3とポリアミド(固体/固体)の比が1:6であるインク透過性のコントラスト層を塗布する。次いで、その層上に、15μmの厚さを有する、ポリアミド:スチレン/ブタジエンの固体対固体の比が1:1であるインク透過性溶融転写層を塗布する。
これらの混合物は、90g/m2の大きさのシリコーン紙(A4版)に連続して塗布され、90℃で1分間乾燥される。コーティングされた側は、Canon S600インクジェットプリンタの「Tシャツ転写」モードで印刷される。その後、印刷されたパターンを有する画像側がTシャツ上に載せられ、アイロンを用いて、60秒の転写時間で転写される。アイロンの転写温度は、「コットン」のボタン設定で得られる。次いで、シリコーン紙が剥離される。
Claims (20)
- インクジェットプリンタによって作成された画像を生地基材に転写するためのシステムであって、
支持体基材と、
該支持体基材に塗布される第1の溶融転写層であって、少なくとも1つの可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む、第1の溶融転写層と、
インク吸収が可能な充填剤材料の微細な粒子が埋め込まれた熱可塑性可溶性ポリマー材料を含む少なくとも1つのインク吸収層と、
明色または白色顔料を含む少なくとも1つの多孔性のインク透過性コントラスト層と、
可溶性熱可塑性ポリマー材料を含む少なくとも1つの第2の溶融転写層であって、多孔性であり、インクに対する透過性を有する、第2の溶融転写層と、
を備えたシステム。 - 前記第1の溶融転写層の可溶性ポリマーは、ポリエステル、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ナイロン、エポキシド、ポリアクリラート、スチレン−ブタジエン共重合体、ニトリルゴム、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体からなる群、好ましくは、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体から成る群から選択される、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の溶融転写層の溶融範囲は60〜140℃のレベルである、請求項1または2に記載のシステム。
- 前記インク吸収層のポリマー材料は、ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ナイロン、エポキシド、ポリアクリラート、スチレン−ブタジエン共重合体、ニトリルゴム、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体からなる群から選択される、請求項1〜3のうちの1つに記載のシステム。
- 前記インク吸収層のポリマー材料の溶融範囲は100〜220℃、好ましくは、120〜200℃のレベルである、請求項1〜4のうちの1つに記載のシステム。
- 前記充填剤材料は、ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ポリアクリラート、ポリメタクリレート、ポリウレタン、架橋ポリビニルピロリドン、ポリアミド、二酸化シリコン、Al2O3、TiO2、BaSO4、およびアルミノシリケートからなる群の有機材料および無機材料から選択される、請求項1〜5のうちの1つに記載のシステム。
- 前記充填剤は、1〜50μmの粒子サイズで存在する有機充填剤、または1〜50μmの粒子サイズで存在する無機充填剤である、請求項1〜6のうちの1つに記載のシステム。
- 前記基質材料および充填剤は、1:1〜1:10の基質材料/充填剤重量比で存在する、請求項1〜7のうちの1つに記載のシステム。
- 前記コントラスト層の多孔性ポリマーは、ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ナイロン、エポキシド、ポリアクリラート、スチレン−ブタジエン共重合体、およびポリエステルと結合したエチレン−アクリル酸共重合体からなる群から選択される、請求項1〜8のうちの1つに記載のシステム。
- 前記コントラスト層のポリマーの融点は100〜220℃のレベルである、請求項1〜9のうちの1つに記載のシステム。
- 前記コントラスト層の顔料は、アナターゼまたはルチルの形態のTiO2、ZnS、ZnO、BaSO4、リトポン、CaCO3、およびCaOからなる群から選択される、請求項1〜10のうちの1つに記載のシステム。
- 前記コントラスト層での顔料の比率は、最大95重量%のレベルであり、該顔料の粒子サイズは、10〜60μm、好ましくは、10〜30μmのレベルである、請求項1〜11のうちの1つに記載のシステム。
- 前記第2の溶融転写層は、前記第1の溶融転写層よりも高い融点を有する、請求項1〜12のうちの1つに載のシステム。
- 前記第2の溶融転写層の熱可塑性ポリマー材料は、複数の生地用接着剤からなる群から選択される、請求項1〜13のうちの1つに記載のシステム。
- 前記第2の溶融転写層のポリマー材料の溶融範囲は80〜180℃のレベルである、請求項1〜14のうちの1つに記載のシステム。
- シリコーン紙、偽シリコーン紙、ろう紙、ベーキングペーパー、およびポリエステルからなる群から選択された粘着特性を有する材料からなる支持体が用いられる、請求項1〜15のうちの1つに記載のシステム。
- 前記支持体材料は、少なくとも250℃の耐熱性を有する、請求項1〜16のうちの1つに記載のシステム。
- インクジェットプリンタによって作成された画像を生地基材に転写する方法であって、
請求項1〜17のうちの1つに記載の転写システムに画像をミラー反転によって印刷塗布する工程と、
前記第2の溶融転写層が該生地基材と接するように該転写システムを該生地基材上に置く工程と、
前記インク吸収層のポリマー材料が溶融する温度に該転写システムを加熱する工程と、
冷却した後に、前記支持体基材を剥離して除去する工程と、
所望により熱時剥離を行う工程と、
を包含する、方法。 - インクジェットプリンタによって作成された画像を生地基材に転写する方法であって、
請求項1〜17のうちの1つに記載の転写システムに、コンピュータによって作成された画像を、正しい向きで印刷塗布する(right−sided print application)工程と、
前記支持体基材を剥離して除去する工程と、
溶融転写インク吸収層上の該支持体が剥離された側が該生地基材と接するように該転写システムを該生地基材上に置く工程と、
基質材料が溶融する温度に該転写システムを加熱する工程と、
冷却した後に、該支持体を剥離して除去する工程と、
所望により熱時剥離を行う工程と、
を包含する、方法。 - インクジェットプリンタによって作成された画像を、請求項18または19にしたがって、生地基材に貼り付けることによって得られる生地基材。
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