JPH11227393A - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート

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JPH11227393A
JPH11227393A JP10044433A JP4443398A JPH11227393A JP H11227393 A JPH11227393 A JP H11227393A JP 10044433 A JP10044433 A JP 10044433A JP 4443398 A JP4443398 A JP 4443398A JP H11227393 A JPH11227393 A JP H11227393A
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JP
Japan
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heat
thermal transfer
transferred
transfer
transfer sheet
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Pending
Application number
JP10044433A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosaku Nagashima
孝作 永島
Masayoshi Omori
正義 大森
Masakatsu Kon
昌克 昆
Yasufumi Ito
靖文 伊東
Yasutoshi Inoue
靖稔 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Lintec Corp
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd, Lintec Corp filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP10044433A priority Critical patent/JPH11227393A/ja
Publication of JPH11227393A publication Critical patent/JPH11227393A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電複写機や熱転写プリンターでもって簡単
に絵柄の作成が行え、しかも、熱転写した絵柄部の通気
性が良好で、布地等に熱転写した場合には風合いを布地
に近いものにすることができる熱転写シートを提供する
こと。 【解決手段】 基体上に設けられた熱転写層をメルトフ
ローレート(JISK7210に準拠)が50g/10
min以上である樹脂で構成した熱転写シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Tシャツ等の布地
に絵柄による装飾を行うための熱転写シートであって、
得られた熱転写絵柄部分の風合いが布地に近く、また、
熱転写絵柄部分の通気性が布地単独と近いものに仕上げ
ることができる熱転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写シートは、剥離処理を施し
たシートにシルクスクリーン印刷等で形成された既成の
絵柄をTシャツ等へ熱転写するものであり、オリジナル
な絵柄を得ることができなかった。また、これらはいわ
ゆるゴム系の樹脂を主体とした熱転写樹脂が使用されて
おり、熱転写後の風合いや通気性に不具合が生じるもの
であった。また、最近では、例えば、特開昭60ー23
0899号等において、静電複写機を用いてオリジナル
な絵柄を作成し、この絵柄を熱転写することが提案され
ている。この静電複写機を用いる方法では、静電複写機
が高価であることからパーソナル性に欠けるものであっ
た。更に、静電複写機のトナーの定着行程で熱が掛か
り、定着時に熱転写層の樹脂が溶融してしまうことか
ら、メルトフローレートの大きな樹脂が使用できないの
で、布地等の被転写体に通気性を付与することが困難な
ものであった。更に、例えば、特開昭61ー27278
号、特開平2ー305689号、特開平3ー29218
7号、特開平4ー187495号等において、パーソナ
ルな使用方法として、熱転写プリンターを使用した熱転
写シートの提案もあるが、これらのものでも布地等の被
転写体に通気性を付与することが困難なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は静電
複写機や熱転写プリンターでもって簡単に絵柄の作成が
行え、しかも、熱転写した絵柄部の通気性が良好で、布
地等に熱転写した場合には風合いを布地に近いものにす
ることができる熱転写シートを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するべ
く、本発明の熱転写シートは、基体上に設けられた熱転
写層をメルトフローレート(JIS K7210に準
拠)が50g/min以上である樹脂で構成したことを
特徴とする。また、請求項2に記載の熱転写シートは、
前記樹脂がエチレンー酢酸ビニル共重合体であることを
特徴とする。また、請求項3に記載の熱転写シートは、
前記エチレンー酢酸ビニル共重合体が酢酸ビニル含有量
40%以下であり、前記熱転写層中に30重量%以上含
有するものであることを特徴とする。また、請求項4に
記載の熱転写シートは、前記熱転写層に粒子状の熱可塑
性樹脂を含むことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の熱転写シートは、布地に
転写する場合、熱転写した絵柄部の通気性が良好で、風
合いがより布地に近いものにするため、熱転写層として
メルトフローレート(MFR)の大きなエチレンー酢酸
ビニル共重合体を用いるものである。このエチレンー酢
酸ビニル共重合体としては、熱転写時に熱転写層を布地
へ浸透させ、転写絵柄部の通気性を出しやすくするため
に、メルトフローレートが50g/10min以上のも
のを用いるのが好ましい。このようなエチレンー酢酸ビ
ニル共重合体としては、酢酸ビニル含有量40%以下で
あり、熱転写層中に30重量%以上含有するものの使用
が好ましい。さらに、熱転写層に粒子状の熱可塑性樹脂
を配合することにより、熱転写時の被転写体への接着性
向上とともに熱転写層の表面にミクロ的な凹凸を付ける
こととなり、熱転写プリンターでの印刷適性、並びに静
電複写時のトナーの受理適性の向上を図ることができ
る。
【0006】前記構成の本発明による熱転写シートは、
熱転写すべき絵柄を、熱転写プリンターや静電複写方式
の複写機で作成することが可能である。熱転写プリンタ
ーでの絵柄形成においては、600dpiのサーマルヘ
ッドでの絵柄再現性に優れ、かつ、プリンター内での走
行性も良好である。また、静電複写方式の複写機での絵
柄形成においては、複写機の熱定着ロールのへの接着を
防止できるものである。
【0007】図1に示すように、本発明の熱転写シート
(1)の構成は、基体(2)と該基体(2)上に設けら
れた熱転写層(3)からなる。該熱転写シート(1)を
用いて絵柄(4)を形成するには、図2に示すように、
例えば、熱溶融型熱転写インクリボンを用い、熱転写型
プリンターで熱転写層(3)の表面にインクを熱転写す
る。尚、得られた絵柄(4)を被熱転写体である布地等
に熱転写する際には、熱転写層(3)上に形成された絵
柄(4)が熱転写することにより反転するため、熱転写
プリンターで形成する絵柄(4)は反転した像として形
成する。このようにして形成した絵柄(4)を被転写体
に熱転写するには、図3に示すように、不要部分の熱転
写層(3)を基体(2)とともに切り取り、その後、図
4(a)に示すように、絵柄(4)面を被転写体である
布地(5)に重ね、図4(b)に示すように、基体
(2)側から図略のアイロンやホットプレス機で加熱・
加圧し、その後、図4(c)に示すように、基体(2)
を剥がし、図4(d)に示すように、熱転写層(3)を
被転写体である布地(5)に残し、熱転写絵柄(6)を
作成する。
【0008】さらに図5(a)に示すように、基体
(8)上に熱可塑性樹脂(9)を設け、この熱可塑性樹
脂(9)に剥離処理を施して剥離処理面(10)を形成
した仕上げシート(7)を、剥離処理面(10)が熱転
写絵柄(6)に接触するように重ね、再度加熱・加圧を
行うことが好ましい。このことにより、図5(b)に示
すように、仕上げシート(7)の熱可塑性樹脂が布地
(5)の布目に沿って変形しながら熱転写層(3)の樹
脂を押し込むことにより、布地の繊維に浸透し、転写絵
柄部の表面性が改善され風合いが向上するとともに更な
る通気性が得られるものである。
【0009】本発明の熱転写シート(1)に用いられる
基体(2)としては、熱転写の際の加熱・加圧に耐えら
れるだけの耐熱性を有するシート状のものであればよ
い。具体的には、上質紙、アート紙、コート紙、グラシ
ン紙、含浸紙等の紙類や、ポリエステル、ポリイミド、
ポリカーボネート等のプラスチックフィルムが使用でき
るが、これらに限定されるものではない。基体(2)の
厚さは特に限定されるものではないが、プリンターでの
印字適性や複写機での複写適性(通紙性)を考慮し、通
常50〜200μmが好ましい。
【0010】また、熱転写層(3)としては、アイロン
やホットプレス等の加熱により溶融し、メルトフローレ
ートが50g/min以上の樹脂で被転写体に転写、接
着するものであればよく、ポリエチレン、エチレンー酢
酸ビニル共重合体、エチレンーアクリレート共重合体、
アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル
樹脂等の1種又は2種以上を目的に応じて混合して用い
ることができる。特に、エチレンー酢酸ビニル共重合体
は被転写体への接着性、加熱時の流動特性、耐候性、熱
転写性等が優れている。流動特性の指標であるメルトフ
ローレートが50g/10min以上であれば、転写の
際の加熱により樹脂が流動状態となり、被転写体の繊維
中に浸透していくため、転写された転写絵柄部が皮膜状
とならず、極めて良好な通気性が得られる。
【0011】更に、粒子状の熱可塑性樹脂を含ませるこ
とにより、被転写体への接着性向上と共に得られた熱転
写層(3)の表面に微細な凹凸が形成され、熱転写プリ
ンターでの印字適性ならびに静電複写でのトナー受理性
の向上につながる。前記粒子状熱可塑性樹脂としては、
ポリエチレン樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン
樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂等が使用され
る。その粒子径は、100μmを超えると熱転写層に形
成される凹凸が粗く印字適性が悪いので、100μm以
下のものが好ましく、5〜50μmの範囲のものがより
好ましい。また、粒子状熱可塑性樹脂の配合部数は、1
0〜70重量%の範囲が好ましい。これは、70重量%
を超えると基体への熱転写不良を起こし、10重量%未
満だと微細な凹凸が形成されにくく印字適性が悪いから
である。尚、本発明の熱転写層(3)は、上記の樹脂組
成に限定されるものではなく、必要に応じ、酸化防止
剤、紫外線吸収剤等の添加剤を添加してもよい。
【0012】本発明の熱転写層(3)の厚みとしては、
10〜60g/m2が好ましい。10g/m2未満では、
熱転写された樹脂が被転写体である布地等に十分接着で
きず、転写絵柄の耐洗濯性等が劣る問題が生じ、60g
/m2を超えると、被転写体へ熱転写される樹脂量が多
すぎ、布地の目を埋めてしまい、通気性の阻害要因とな
ると共に、転写絵柄形成部の布地の風合いを損なう結果
となる。
【0013】被転写体に絵柄を熱転写した後に、再加熱
(仕上げ)を行う際に使用する前記仕上げシート(7)
としては、紙やプラスチックフィルム等の耐熱性素材を
基体(8)とし、その上に熱可塑性樹脂(9)を設け、
更に、この表面に剥離処理を施して剥離処理面(10)
を備えるようにしたものが用いられる。具体的には、前
述したような紙やプラスチックフィルムの片面に、ポリ
エチレン、ポリスチレン、アイオノマー樹脂等の熱可塑
性樹脂層を設け、更に、熱可塑性樹脂層の表面に剥離処
理を施すものである。このものを用い仕上げ工程を行う
に当たっては、被転写体に熱転写された転写絵柄の上
に、仕上げシート(7)の剥離処理面(10)が接する
様に仕上げシート(7)を重ね、基体(8)側から再び
アイロンあるいはホットプレス等で加熱・加圧を行うも
のである。このことにより、仕上げシート(7)の熱可
塑性樹脂が加熱により布目に沿って変形するに伴って熱
転写された転写層(3)が布の中へ押し込まれ、布地表
面から繊維の中へと浸透する。これにより、布地表面の
外観が良好となり、風合いの改善が行えると共に、更な
る通気性の付与も行える。仕上げシート(7)として
は、基体(8)の厚みは10〜200μmが好ましく、
熱可塑性樹脂(9)の厚みは10〜50μmが好まし
い。剥離処理面(10)の形成は、シリコーン樹脂やフ
ッ素系樹脂等の耐熱性を有する剥離剤により処理すれば
よく、厚みとしては0.3〜2.0g/m2が好まし
い。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
尚、以下の実施例、比較例中に示される部の表示は全て
重量部を意味するものとする。 (実施例1)以下のように調整した熱転写層塗工液を、
グラシン紙(85g/m2)に厚みが35g/m2(固形
分)になるように塗工し、熱転写シートを得た。 エチレンー酢酸ビニル共重合体(MFR:150,VAc含有量:28%) 100部 エチレンー酢酸ビニル共重合体(MFR:2.5,VAc含有量:46%) 20部 飽和ポリエステル樹脂(分子量:3,000) 30部 低密度ポリエチレン粒子(分子量:10,000,平均粒子径:18μm) 120部 シリコーン系消泡剤 1部 トルエン 630部
【0015】以上のように作成した熱転写シートに、6
00dpiの高解像度サーマルヘッドを有する熱転写プ
リンターで所望の絵柄を反転画像で印字し、これを木綿
100%のTシャツにアイロン(目盛:木綿,20秒)
で熱転写した。
【0016】(実施例2)下記の塗工液の配合以外は、
実施例1と同様にして熱転写シートを得、また、得られ
た熱転写シートを用いてTシャツへの熱転写を試みた。 エチレンー酢酸ビニル共重合体(MFR:400,VAc含有量:33%) 100部 エチレンー酢酸ビニル共重合体(MFR:2,VAc含有量:41%) 20部 低密度ポリエチレン粒子(分子量:4,000,平均粒子径:14μm) 100部 シリコーン系消泡剤 1部 トルエン 500部 厚み35g/m2(固形分)
【0017】(実施例3)下記の塗工液の配合以外は、
実施例1と同様にして熱転写シートを得、また、得られ
た熱転写シートを用いてTシャツへの熱転写を試みた。 エチレンー酢酸ビニル共重合体(MFR:1,000,VAc含有量:28%) 100部 低密度ポリエチレン粒子(分子量:10,000,平均粒子径:18μm) 80部 シリコーン系消泡剤 1部 トルエン 420部 厚み35g/m2(固形分)
【0018】(実施例4)実施例1と同様にして熱転写
シートを得、また、得られた熱転写シートを用いてTシ
ャツへ熱転写を行った。その後、上質紙70g/m2
高密度ポリエチレンを17μmの厚みに塗工した厚紙の
ポリエチレン面にシリコーン樹脂で剥離処理を行った仕
上げシートを用い、再度転写絵柄に加熱、加圧を行い仕
上げ処理を行った。
【0019】(比較例1)下記の塗工液の配合以外は、
実施例1と同様にして熱転写シートを得、また、得られ
た熱転写シートを用いてTシャツへの熱転写を試みた。 エチレンー酢酸ビニル共重合体(MFR:2,VAc含有量:25%) 100部 低密度ポリエチレン粒子(分子量:10,000,平均粒子径:18μm) 80部 シリコーン系消泡剤 1部 トルエン 420部 厚み35g/m2(固形分)
【0020】以上のようにして作成した各熱転写シート
の特性試験を行い、その結果を下記表1に示した。
【0021】
【表1】 表中、転写性については、被転写体である布地等へ絵柄
がムラ無く転写されたものを○とした。また、通気性に
ついては、図6に示すような試験装置を用い、通気抵抗
値として示した。この試験装置は、φ35.6mmの開
口30aを備えたホルダ容器30にマノメーター31と
フローメーター32とを連結し、前記開口30aに試料
40のTシャツの熱転写絵柄部を当て、押さえリング3
0bで固定した状態で、フローメーター側からエアーを
48リットル/minの割合で吸引し、その時のマノメ
ーター31での測定値を通気抵抗として表すものとし
た。尚、熱転写絵柄部以外のTシャツ(実施例で使用)
の布地のみのところの通気抵抗値である9mmH2Oの
3倍の通気抵抗値である27mmH2O以下のものを
○、それを超える場合を×とした。また、熱転写層のベ
タツキについては、Tシャツに熱転写した転写層面同士
を合わせ、60℃雰囲気下で、20g/cm2の荷重を
かけ、24時間放置した後に、転写層面同士が接着しな
いものを○とした。また、耐洗濯性については、市販の
洗濯機にて、粉石鹸を用い水温40℃で30分間洗濯を
行い、転写絵柄が殆ど色落ち等の変化を呈さないものを
○とした。風合いは目視にて観察し、布地に近い風合い
のものを○とし、特に良好なものを◎とした。
【0022】前記表1から明らかなように、本発明の実
施例では、転写性、通気性、転写層のベタツキ、風合い
の各特性の全てにおいて優れていることが確認された。
【0023】
【発明の効果】このように、本発明の熱転写シートによ
れば、静電複写機や熱転写プリンターでもって簡単に絵
柄の作成が行え、しかも、熱転写した絵柄部の通気性が
良好で、布地等に熱転写した場合には風合いを布地に近
いものにすることができ、耐洗濯性が良好であるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明熱転写シートの断面図
【図2】 本発明熱転写シートに絵柄を設けた状態の斜
視図
【図3】 図3の熱転写シートの絵柄部だけを残した状
態の斜視図
【図4】 図4(a)乃至図4(d)は本発明熱転写シ
ートを用いた転写工程を示す説明図
【図5】 図5(a)及び図5(b)は仕上げシートの
使用方法を示す説明図
【図6】 通気度を測定するための試験装置の構成図
【符号の説明】
1 熱転写シート 2 基体 3 熱転写層 4 絵柄 5 布地 6 熱転写絵柄 7 仕上げシート 8 基体 9 熱可塑性樹脂 10 剥離処理面 30 ホルダ容器 30a 開口 30b 押さえリング 31 マノメーター 32 フローメーター 40 試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 昆 昌克 東京都大田区雪谷大塚町1−7 アルプス 電気株式会社内 (72)発明者 伊東 靖文 東京都大田区雪谷大塚町1−7 アルプス 電気株式会社内 (72)発明者 井上 靖稔 東京都大田区雪谷大塚町1−7 アルプス 電気株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に設けられた熱転写層をメルトフ
    ローレート(JISK7210に準拠)が50g/10
    min以上である樹脂で構成したことを特徴とする熱転
    写シート。
  2. 【請求項2】 前記樹脂がエチレンー酢酸ビニル共重合
    体であることを特徴とする請求項1記載の熱転写シー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記エチレンー酢酸ビニル共重合体は酢
    酸ビニル含有量40%以下であり、前記熱転写層中に3
    0重量%以上含有するものであることを特徴とする請求
    項2記載の熱転写シート。
  4. 【請求項4】 前記熱転写層に粒子状の熱可塑性樹脂を
    含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の熱転写シート。
JP10044433A 1998-02-10 1998-02-10 熱転写シート Pending JPH11227393A (ja)

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JP10044433A JPH11227393A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 熱転写シート

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