JP3508140B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3508140B2
JP3508140B2 JP13162692A JP13162692A JP3508140B2 JP 3508140 B2 JP3508140 B2 JP 3508140B2 JP 13162692 A JP13162692 A JP 13162692A JP 13162692 A JP13162692 A JP 13162692A JP 3508140 B2 JP3508140 B2 JP 3508140B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データを送受信する通信装置としては、
ファクシミリ装置が広く知られている。ファクシミリ装
置において、通信データの圧縮方式には、MH方式・M
R方式・MMR方式などがあり、その圧縮能力は一般的
にMMR方式・MR方式・MH方式の順で優れている。
ファクシミリ通信を行う場合、圧縮されたデータを受信
した受信局では、その圧縮データを伸長しなくてはなら
ないので、データ圧縮方式をあらかじめ、送信局と受信
局とで決定しておく必要がある。データ圧縮方式を決定
するには、まず、受信局が受信可能なデータ圧縮方式の
種類を送信局に送る。送信局は受け取った情報と自局の
データ圧縮方式とを比較し、共通に持っているデータ圧
縮方式のうち最も優れた方式を選択することにより決定
する。同じ通信速度で通信を行う場合、符号データ量が
少ない方が通信時間も短くなるので、優れた圧縮方式で
通信することが望まれる。
【0003】次に、ファクシミリ装置の中継通信機能に
ついて、図10を参照して説明する。中継通信機能と
は、ファクシミリ装置A(以下、FAX−Aと記す)5
0からファクシミリ装置C(以下、FAX−Cと記す)
51へ文書を送信する場合に、まず、FAX−A50か
らファクシミリ装置B(以下、FAX−Bと記す)52
にデータを送信し、次いで、FAX−B52から、その
受信データをFAX−C51へ送信するという機能であ
る。FAX−A50は中継指示局、FAX−B52は中
継局、FAX−C51は受信局と呼ばれる。この場合、
FAX−C51を複数個設置することも可能である。ま
た、FAX−B52は受信データを格納できるメモリを
具備する必要があり、そのメモリの記憶容量によって一
度に中継できるデータ量も制限される。
【0004】この中継通信機能を利用した例として、東
京の本社から北海道の各営業所へ文書を送信する場合、
東京の本社に設置されたファクシミリ装置を中継指示局
として、ここからまず、中継局となる札幌支店に設置さ
れたファクシミリ装置にデータを送信する。次いで、中
継局から、その受信データを北海道の各営業所に設置さ
れたファクシミリ装置へ送信する。このように、中継通
信機能を利用して、長距離通信の回数を少なくすること
により、通信コストを下げることができる。
【0005】従来、ファクシミリ装置において、中継通
信のデータ圧縮方式は、上述した通常のファクシミリ通
信の時と同様の方法で決定され、FAX−A50からF
AX−C51へFAX−B52を中継して通信データを
送信する場合、FAX−A50とFAX−B52とで共
通に持っているデータ圧縮方式のうち最も優れた方式が
選択されている。例えば、FAX−A50、FAX−C
51は、MH方式・MR方式・MMR方式を持っている
が、FAX−B52はMH方式しか持っていない場合、
データ圧縮方式としてはMH方式が選択される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
例では、FAX−A50とFAX−C51がMMR方式
を持っているにもかかわらず、MH方式が選択されるこ
とになり、このようなファクシミリ装置間で中継通信を
行うと、中継通信時間が長くなり、通信コストも高くな
る。また、中継局のメモリに格納される圧縮データ量も
多くなるため、一度に中継通信できるデータ量も少なく
なる。更に、FAX−A50からFAX−C51へMM
R方式で通信データを圧縮して送信するためには、FA
X−B52のデータ圧縮方式を増やす必要があり、コス
トアップにつながってしまう。本発明は上述した問題を
解決するもので、中継通信システムにおいて、中継局が
優れた機能を持っていなくても、中継指示局、受信局が
その機能を有しているならば、その機能を利用できる通
信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、中継送信すべきデータを中継局に
対して送信する送信手段と、中継送信先への中継通信を
指示する中継指示手段とを備えた通信装置であって、
記中継局及び中継送信先を指示する中継送信先指示手段
と、前記中継局及び中継送信先のデータ処理能力が格納
された記憶手段と、前記中継指示手段により中継通信が
指示された場合に、前記中継送信先指示手段により指示
された前記中継局及び中継送信先のデータ処理能力を前
記記憶手段から読出し、前記中継局が自局及び中継送信
先に共通する高性能なデータ処理能力を備えていない場
合、自局及び中継局に共通するデータ処理能力のうち最
も優れたデータ処理能力に対応したデータ処理方式と、
自局及び中継送信先に共通するデータ処理能力のうち最
も優れたデータ処理能力に対応したデータ処理方式とを
比較し、優れている方のデータ処理方式を前記送信手段
により送信されるデータのデータ処理方式として選択す
る選択手段とを備えたものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の通信装置において、前記データ処理方式は、データを
圧縮するデータ圧縮方式であることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】上記の請求項1の構成によれば、中継指示手段
により中継通信が指示された場合に、中継送信先指示手
段により指示された中継局及び中継送信先のデータ処理
能力を記憶手段から読出し、中継局が自局及び中継送信
先に共通する高性能なデータ処理能力を備えていない場
合、自局及び中継局に共通するデータ処理能力のうち最
も優れたデータ処理能力に対応したデータ処理方式と、
自局及び中継送信先に共通するデータ処理能力のうち最
も優れたデータ処理能力に対応したデータ処理方式とが
比較され、優れている方のデータ処理方式を送信手段に
より送信されるデータのデータ処理方式として選択手段
選択する。
【0011】また、請求項2の構成によれば、請求項1
に記載の通信装置において、前記データ処理方式は、デ
ータを圧縮するデータ圧縮方式であるので、中継局が自
局及び中継送信先に共通する高性能なデータ処理能力を
備えていない場合、自局及び中継局に共通するデータ処
理能力のうち最も優れたデータ処理能力に対応したデー
タ圧縮方式と、自局及び中継送信 先に共通するデータ処
理能力のうち最も優れたデータ処理能力に対応したデー
タ圧縮方式とが比較され、優れている方のデータ圧縮方
式を送信手段により送信されるデータのデータ圧縮方式
として選択手段が選択する。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるファ
クシミリ装置の外観を示す図である。装置本体1の前方
には、多数の操作キー2や、解像度設定状態を表わすL
ED3、通信相手先の識別番号等を表示するLCD4と
いった表示装置を有する操作パネル5が設けられてい
る。本体1の上面には、送信する原稿をセットするため
の原稿給紙部6が設けられ、本体1の背部には、記録装
置により記録された後、装置外部に排出された記録紙を
受け取る記録紙排出部7が設けられている。
【0014】図2は本実施例のファクシミリ装置の制御
装置を示すブロック図である。制御装置の主体はCPU
10、RAM11、ROM12からなるマイクロコンピ
ュータ13であり、それぞれバス14を介して接続され
ている。このマイクロコンピュータ13には、入力装置
としての操作パネル5が接続されている。また、受信し
た画像データを記録するサーマルヘッド15と、記録紙
を搬送するための記録紙送りモータ16とが記録制御回
路17を介して接続され、原稿の画像データを読み取る
CCDイメージセンサ18と、原稿を搬送するための原
稿送りモータ19とが読み取り制御回路20を介して接
続され、記録紙を所定サイズに切断するカッター21
が、カッター制御回路22を介して接続されている。さ
らに、マイクロコンピュータ13には、圧縮/伸長回路
23、通信制御回路24および電話制御回路25が接続
されている。通信制御回路24と電話制御回路25は、
それぞれ、モデム26、ハンドセット28を介して電話
回線27に接続される。
【0015】RAM11には、図3に示すように、操作
キー2により入力された電話番号を格納するダイヤルバ
ッファ30、CCDイメージセンサ18により読み取ら
れた画像データを格納する読み取りバッファ31、圧縮
/伸長回路23により圧縮されたデータを格納する送信
バッファ32、受信した画像データを格納する受信バッ
ファ33、圧縮/伸長回路23により伸長されたデータ
を格納する記録バッファ34、通信相手先の識別番号、
名前、データ圧縮能力等の情報を格納する相手先情報テ
ーブル35、受信した中継データを格納する中継先送信
バッファ36が設けられている。
【0016】操作パネル5には、図4に示すように、通
信相手先の識別番号を入力するためのテンキー40、R
AM11内の相手先情報テーブル35から通信相手先の
識別番号を呼び出すためのワンタッチキー41、ファク
シミリ通信の開始を指示するスタートキー42、送信動
作を中止するストップキー43、中継指示通信を指示す
る中継指示キー44、読み取り解像度を設定する解像度
キー45、及び、前述のLED3、LCD4が備えられ
ている。
【0017】このように構成されたファクシミリ装置
は、中継指示局、中継局、あるいは、受信局として送受
信動作をする。まず、送信動作について説明する。原稿
を原稿給紙部6にセットして、操作パネル5上のテンキ
ー40により通信相手先の電話番号を入力すると、その
入力された電話番号はRAM11内のダイヤルバッファ
30に格納される。そして、スタートキー42を押す
と、CPU10はこれを認識し、ダイヤルバッファ30
に格納されたデータを電話制御回路25に送り、電話制
御回路25および通信制御回路24を制御して、電話回
線27に対して接続動作を行う。
【0018】電話回線27の接続が完了すると、CPU
10は通信制御回路24を制御して、受信局が受信可能
なデータ圧縮方式と自局のデータ圧縮方式とを比較し、
共通に持っているデータ圧縮方式のうち最も優れた圧縮
方式を選択することにより、データ圧縮方式を決定す
る。そして、その決定されたデータ圧縮方式を圧縮/伸
長回路23に送る。その後、読み取り制御回路20を制
御して原稿送りモータ19を作動し、原稿をCCDイメ
ージセンサ18の読み取り位置まで搬送する。読み取り
制御回路20は、CCDイメージセンサ18を制御して
原稿の読み取りを開始し、原稿送りモータ19を作動し
て原稿を搬送する。
【0019】上述の動作により読み取られた画像データ
は、RAM11内の読み取りバッファ31に格納され
る。読み取りバッファ31に空きがなくなると、読み取
り動作は中断される。圧縮/伸長回路23は、読み取り
バッファ31にデータが入ると、入力されたデータ圧縮
方式によりデータの圧縮を開始し、圧縮されたデータは
RAM11内の送信バッファ32に格納される。次に、
圧縮/伸長回路23は、通信制御回路24に対して送信
開始要求の信号を送り、これにより、通信制御回路24
は、送信バッファ32に格納されたデータを電話回線2
7に出力し、送信が開始される。読み取り制御回路20
は原稿の終端を検出すると、圧縮/伸長回路23に対し
て1ページの終了信号を送る。圧縮/伸長回路23は1
ページの圧縮動作を終了すると、通信制御回路24に対
して1ページ終了処理を要求する信号を送る。原稿が複
数ページの場合は、全ページの圧縮、送信が終了するま
で上記動作を繰り返し行い、全ページの送信が終了する
と、回線断処理を行う。
【0020】次に、受信動作について説明する。電話回
線27からの呼び出し信号を通信制御回路24で検出す
ると、電話回線27を閉結し、相手局に自局の受信能力
を伝える。次いで、CPU10は、送られてくるデータ
圧縮方式を圧縮/伸長回路23に入力する。通信制御回
路24は、受信した画像データをRAM11内の受信バ
ッファ33に格納する。圧縮/伸長回路23は、受信バ
ッファ33に圧縮データが入ると、データの伸張を開始
し、伸長されたデータはRAM11内の記録バッファ3
4に格納される。
【0021】圧縮/伸長回路23は、記録制御回路17
に対して記録要求の信号を送り、これにより、記録制御
回路17は記録バッファ34に格納された画像データを
サーマルヘッド15に送り、印字すると共に、記録紙送
りモータ16を作動させて記録紙を搬送する。圧縮/伸
長回路23は1ページの終了信号を検出すると、カッタ
ー制御回路22に対して記録紙切断を要求する信号を送
ると共に、通信制御回路24に対して1ページ終了処理
を要求する信号を送る。カッター制御回路22はカッタ
ー21を作動させ、記録紙を切断する。原稿が複数ペー
ジの場合は、全ページの受信が終了するまで上記動作を
繰り返し行い、全ページの受信が終了すると、回線断処
理を行う。
【0022】次に、中継指示送信の動作について、図5
及至図7を参照して説明する。ただし、以下の説明では
中継指示局および中継局のいずれもが本発明の機能を有
するものとする。これはNSF(非標準装置)等により
確認できる。もし、中継局が上記機能をもっていなけれ
ば、従来の処理と同様であるので、ここでは説明しな
い。尚、以下の実施例では、中継局が中継指示局(自
局)及び受信局(中継送信先)に共通する高性能なデー
タ処理能力を備えていない場合を例に説明する。図5は
ファクシミリ情報の内容を、図6は中継指示局と中継局
との接続手順を示す。図7は中継指示局の動作を示すフ
ローチャートである。上述の送信動作と同様の動作に
て、電話回線27に対する接続動作が完了すると(S
1)、中継局からの受信機能を示すNSFを、通信制御
回路24を通して受信する(S2)。図5(a)にNS
Fの情報を示す。CPU10は,このNSFの情報を解
析して中継局の中継通信能力の有無を判断する(S
3)。中継局に中継通信能力が無い場合は(S3でN
O)、通信失敗で回線断処理を行う(S11)。中継局
に中継通信能力がある場合は(S3でYES)、送信手
順を指示するNSS(非標準機能設定)に、中継送信
(相手)先、すなわち、受信局を示すワンタッチ番号を
セットする(S4)。図5(b)にNSSの情報を示
す。
【0023】続いて、RAM11内の相手先情報テーブ
ル35に格納されている相手先のデータ圧縮能力を参照
して、中継指示送信のデータ圧縮方式を決定し、NSS
にセットする(S5)。この中継指示送信のデータ圧縮
方式の決定方法は、本発明の特徴とするところであり、
自局と中継局とで共通にもっているデータ圧縮方式のう
ち最も優れた圧縮方式と、自局とすべての中継送信先と
で共通にもっているデータ圧縮方式のうち最も優れた圧
縮方式とを比較し、優れているほうの圧縮方式が選択さ
れる。そして、NSSの中継指示通信であることを示す
ビットをONにし(S6)、中継送信先を示すワンタッ
チ番号、中継指示送信のデータ圧縮方式がセットされた
NSSを通信制御回路24を通して送信する(S7)。
【0024】その後、原稿の読み取りを開始し(S
8)、前述の方法により選択されたデータ圧縮方式によ
り圧縮する。また、NSSに引き続き、画像データの伝
送速度を決定するためのトレーニング信号を送信する
と、そのトレーニング信号に対する受信確認信号である
CFRを中継局から受信する。このCFRを受信する
と、圧縮された画像データを送信する(S9)。上記S
8、S9の処理は、全ページの圧縮、送信が終了するま
で繰り返し行われ(S10)、全ページの送信が終了す
ると、回線断処理を行う(S11)。
【0025】次に、中継局の受信動作について、図8を
参照して説明する。電話回線27からの呼出信号を通信
制御回路24で検出すると、通信制御回路24、電話制
御回路25は電話回線27に対して接続動作を行う(S
12)。次に、受信能力を示すNSFの中継機能がある
ことを示すビットをONにし(S13)、NSFを通信
制御回路24を通して送信する(S14)。なお、この
NSF内には、この中継局が本発明の機能を有すること
を示す情報も含まれている。そしてNSFに対して送ら
れてくるNSSを受信し(S15)、中継指示送信であ
るかを判断する(S16)。
【0026】中継指示送信の場合は(S16でYE
S)、受信したNSSから中継送信先を示すワンタッチ
番号、中継指示送信のデータ圧縮方式を取り出す(S1
7)。次いで、引き続き送られてくる画像データを中継
データとして受信し(S18)、伸長することなく中継
先送信バッファ36に格納する(S19)。上記S1
8、S19の処理は、全ページの受信が終了するまで繰
り返し行われ(S20)、全ページの受信が終了する
と、回線断処理を行う(S27)。
【0027】中継指示送信でない場合は(S16でN
O)、画像圧縮データを受信すると(S21)、その圧
縮データを伸長して(S22)、記録バッファ34に送
り、記録制御回路17を介してサーマルヘッド15によ
り記録する(S23)。1ページの記録が終了すると、
カッター制御回路22により記録紙を切断処理する(S
25)。上記S21及至S25の処理は、全ページの受
信が終了するまで繰り返し行われ(S26)、全ページ
の受信が終了すると、回線断処理を行う(S27)。
【0028】次に、中継局からの送信動作について、図
9を参照して説明する。まず、RAM11内の中継先送
信バッファ36に中継データがあるかを判断する(S2
8)。中継データがない場合は(S28でNO)、動作
を終了する。中継データがある場合は(S28でYE
S)、中継データと共に格納してある中継送信先を示す
ワンタッチ番号を取り出し(S29)、電話制御回路2
5により電話回線27に対して接続動作を行う(S3
0)。接続動作が完了すると、中継送信先、すなわち、
受信局からの受信機能を示すDIS(ディジタル識別信
号)を通信制御回路24を通して受信し、受信局の伸長
可能なデータ圧縮方式を得る(S31)。次いで、その
データ圧縮方式と、中継先送信バッファ36に格納され
た中継指示送信のデータ圧縮方式とを比較することによ
りデータ圧縮方式を決定し、DCS(ディジタル命令信
号)にセットして送信する(S32)。このデータ圧縮
方式は、中継指示送信のデータ圧縮方式と、中継送信先
(受信局)が持っているデータ圧縮方式とを比較し、共
通の圧縮方式があれば、その圧縮方式に決定し、共通の
ものがなければ、中継送信先(受信局)が持っているデ
ータ圧縮方式のうち最も優れた通信可能な圧縮方式を選
択する。
【0029】次に、決定したデータ圧縮方式と中継指示
送信のデータ圧縮方式とを比較し(S33)、圧縮方式
が異なっているならば(S33でNO)、中継先送信バ
ッファ36に格納された画像データを符号−符号変換し
てから送信する(S34)。また、圧縮方式が同じなら
ば(S33でYES)、その画像データをそのまま送信
する(S35)。上記S33、S34の処理、あるい
は、S33、S35の処理は、全ページの送信が終了す
るまで繰り返し行われ(S36)、全ページの送信が終
了すると、回線断処理を行う(S37)。そして、すべ
ての中継送信先に対して送信が完了したか否かを調べ
(S38),完了していなければ(S38でNO)S2
9に戻り、他のワンタッチ番号を取りだし、この処理を
繰り返す。また、完了したならば(S38でYES)処
理を終える。
【0030】
【0031】このように、中継通信において、中継指示
局から中継局へ送信する際、中継指示局にて、自局と中
継局とで共通にもっているデータ圧縮方式のうち最も優
れた圧縮方式と、自局と中継送信先(受信局)とで共通
にもっているデータ圧縮方式のうち最も優れた圧縮方式
とを比較し、優れているほうの圧縮方式を選択し、決定
する。この圧縮方式により、画像データは圧縮され、中
継局へ送信される。また、中継局から中継送信先へ送信
する際は、中継局にて、受信したデータの圧縮方式と、
中継送信先が持っているデータ圧縮方式とを比較し、共
通の圧縮方式があれば、その圧縮方式に決定し、共通の
ものがなければ、中継送信先が持っているデータ圧縮方
式のうち最も優れた圧縮方式に決定する。そして、この
決定した圧縮方式と受信したデータの圧縮方式とを比較
し、圧縮方式が異なっているならば、中継先送信バッフ
ァ36に格納された画像データを符号−符号変換してか
ら中継送信先へ送信し、圧縮方式が同じならば、その画
像データをそのまま送信する。これにより、優れたデー
タ圧縮方式を持っていない通信装置でも、最適なデータ
圧縮方式で中継通信を行うことができる。これにより、
符号データ量が少なくてすむので、圧縮データを格納す
るメモリの容量が小さくてもよく、また、同じメモリの
容量で多くのデータを格納することができ、中継通信可
能な通信装置を安価で提供することができる。また、こ
のような通信装置による中継通信システムでは、最適な
圧縮方式が選択されるので、通信時間が短縮でき、通信
コストを削減することができる。
【0032】なお、上記実施例においてはデータの圧縮
方式の選択に本発明を具体化した例を示したが、他のも
のにも応用できる。例えば、中継指示局と中継送信先が
赤黒原稿を送信する機能を有し、且つ、中継局が赤黒原
稿の送信機能を有しない場合においても利用できる。こ
の場合にあっては、中継局は前記実施例と同様に受信し
たデータをそのまま中継送信先に送信する。また、中継
指示局と中継送信先とが高解像度の画像の送受信が可能
であり、中継局が標準的な解像度のみをサポートする場
合にあっても、同様に実現できる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本発明の
機能を有する中継指示局および中継局において中継通信
する場合にあっては、中継指示局および中継送信先のみ
高性能なデータ処理能力を有し、中継局がその能力
有さない場合にあっても、中継通信時において、上記
性能なデータ処理能力を用いることができるとい優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ装置の外
観図である。
【図2】本実施例によるファクシミリ装置の制御装置を
示すブロック図である。
【図3】本実施例によるファクシミリ装置のRAMの内
容を示した図である。
【図4】本実施例によるファクシミリ装置の操作パネル
部の外観図である。
【図5】ファクシミリ情報の内容を示した図である。
(a)はNSFの情報を示す。(b)はNSSの情報を
示す。
【図6】中継指示局と中継局との接続手順を示した図で
ある。
【図7】中継指示局の送信動作を示したフローチャート
である。
【図8】中継局の受信動作を示したフローチャートであ
る。
【図9】中継局の送信動作を示したフローチャートであ
る。
【図10】中継通信のデータの流れを示した図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 RAM 23 圧縮/伸長回路 24 通信制御回路 25 電話制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継送信すべきデータを中継局に対して
    送信する送信手段と、中継送信先への中継通信を指示す
    る中継指示手段とを備えた通信装置であって、 前記中継局及び中継送信先を指示する中継送信先指示手
    段と、 前記中継局及び中継送信先のデータ処理能力が格納され
    た記憶手段と、 前記中継指示手段により中継通信が指示された場合に、
    前記中継送信先指示手段により指示された前記中継局及
    び中継送信先のデータ処理能力を前記記憶手段から読出
    し、前記中継局が自局及び中継送信先に共通する高性能
    なデータ処理能力を備えていない場合、自局及び中継局
    に共通するデータ処理能力のうち最も優れたデータ処理
    能力に対応したデータ処理方式と、自局及び中継送信先
    に共通するデータ処理能力のうち最も優れたデータ処理
    能力に対応したデータ処理方式とを比較し、優れている
    方のデータ処理方式を前記送信手段により送信されるデ
    ータのデータ処理方式として選択する選択手段とを備え
    たことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理方式は、データを圧縮す
    るデータ圧縮方式であることを特徴とする請求項1に記
    載の通信装置。
JP13162692A 1992-04-24 1992-04-24 通信装置 Expired - Fee Related JP3508140B2 (ja)

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