JP3507736B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP3507736B2
JP3507736B2 JP30934699A JP30934699A JP3507736B2 JP 3507736 B2 JP3507736 B2 JP 3507736B2 JP 30934699 A JP30934699 A JP 30934699A JP 30934699 A JP30934699 A JP 30934699A JP 3507736 B2 JP3507736 B2 JP 3507736B2
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正昭 田中
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、蒸発器の除霜手段
を有する冷蔵庫に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、蒸発器の除霜手段を有する冷蔵庫
に関するものとしては、特開平8−54172号公報に
記載のものが挙げられる。 【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する。 【0004】図14は、従来提案されている冷蔵庫の概
略縦断面図である。図14において、1は冷蔵庫本体、
2は冷蔵庫本体1の内部にある冷凍室、3は冷蔵庫本体
1の内部にある冷蔵室、4は冷凍室扉、5は冷蔵室扉、
6は冷凍室2と冷蔵室3を仕切る仕切壁、7は冷凍室2
内の空気を吸い込む冷凍室吸込口、8は冷蔵室3内の空
気を吸込む冷蔵室吸込口、9は冷気を吐出する吐出口、
10は蒸発器、11は冷気を循環させるファン、12は
蒸発器10と冷凍室2を仕切る蒸発器仕切壁、13は
桶、14は排水口、15は螺旋状に巻かれた金属抵抗体
から成るヒーター線をガラス管で覆った除霜用管ヒータ
ー、16は除霜水が除霜用管ヒーター15に直接滴下し
て接触するときに発する蒸発音を防止すると共に除霜用
ヒーターにより発せられた熱を反射する金属製の上部反
射板、17は桶13と除霜用管ヒーター15の間に設置
された金属製の下部反射板である。 【0005】次に、動作について説明する。冷凍室2や
冷蔵室3を冷却する場合は、蒸発器10に冷媒が流通し
て蒸発器10が冷却される。これと同じくしてファン1
1の作動により、蒸発器10で熱交換された冷気は吐出
口9を介して冷凍室2内に送り込まれ、さらに冷凍室2
から図示していない連通口を通って冷蔵室3に送り込ま
れる。そして、冷凍室2や冷蔵室3に送り込まれ昇温し
た冷気は、冷凍室吸込口7や冷蔵室吸込口8を介して戻
り、再び蒸発器10で熱交換され冷凍室2および冷蔵室
3に送り込まれる。 【0006】ここで、蒸発器10と熱交換する空気は、
冷凍室扉4及び冷蔵室扉5の開閉により浸入する常温外
気の湿気や、冷凍室2及び冷蔵室3に保存されている食
品から蒸発した水分を含むことから、その空気より低温
である蒸発器10において熱交換する際に、空気中の水
分が霜となって蒸発器10やその周辺部品に着霜する。
実生活において冷蔵庫を使用するとこの動作を繰り返す
ことになり、徐々に着霜量が増加する結果、蒸発器10
表面と熱交換する空気との伝熱が阻害されると共に、蒸
発器10から冷凍室2および冷蔵室3に循環する空気の
循環風量が低下して冷却不足が発生する。 【0007】そこで、冷却不足となる前に除霜用管ヒー
ター15のヒーター線に通電しヒーター線を高温に発熱
させる。ヒーター線から発せられた熱量は、熱伝導と対
流と輻射といった伝熱現象を利用して蒸発器10やその
周辺部品に輸送され、付着した霜を融解させる。このと
き、輻射熱として上部反射板16と下部反射板17に放
射された熱線の一部は除霜用管ヒーター15に反射さ
れ、その他の輻射熱は蒸発器10やその他の周辺部品に
向けて反射される。これにより蒸発器10や桶13や排
水口14付近に着いた霜を水に融解する。また、このよ
うにして融解した除霜水は、上部反射板16により除霜
用管ヒーター15を避けて桶13に落ちるか或いは直接
に桶13に落ち、排水口14から庫外に排水される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では一般的に除霜用管ヒーター15の発熱による熱
伝達および輻射により除霜用管ヒーター15と上部反射
板16および下部反射板17近傍の空気が熱せられ自然
対流による上昇気流が発生するものの、上部反射板16
が上昇気流を妨げるため、除霜用管ヒーター15近傍の
空気からの対流熱伝達性が良好ではない。 【0009】その結果、除霜用管ヒーター15から周囲
空気への放熱性が悪く、ニクロム線表面およびガラス管
表面の温度は非常に高温度となり、可燃性冷媒の発火点
温度を容易に上回る。このことから、冷媒として可燃性
冷媒を使用した場合には、可燃性冷媒が蒸発器10や庫
内と連通している部分に露出した配管から漏洩すると、
除霜用管ヒーター15の通電による発火の可能性が有る
という課題を有していた。 【0010】本発明は上記課題に鑑み、可燃性冷媒が除
霜手段の設置雰囲気に漏洩した状況で除霜が行われた場
合においても、可燃性冷媒による発火の可能性を抑制で
きる冷蔵庫を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものであり、請求項1に記載の発明は、圧縮機と凝
縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒
を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器が収納された冷
却室と、前記冷却室内部において前記蒸発器に付着した
霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋
状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒ
ーター線を覆うガラス管と、前記ガラス管上部に配設さ
れた反射板とにより構成され、前記冷気戻り風路開口部
側に向けて前記反射板が傾斜するように配設するととも
に、除霜手段の動作時に、冷却室の下部に設けられた冷
気戻り風路開口部から侵入してくる冷気が、ヒーター線
からの放熱により発生した上昇気流に誘引され対流熱
伝達が向上し前記除霜手段近傍の空気温度を低下させて
前記ヒーター線の昇温を抑えるよう、前記ヒーター線か
らの上昇気流が前記反射板の傾斜に沿って前記反射板の
後端より円滑に上昇して冷気戻り風路開口部から侵入し
てくる前記冷気と円滑に合流するよう構成した特徴を備
えている。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】これにより、除霜性能を向上させながらヒ
ーター線温度を低温度化でき、可燃性冷媒が除霜手段の
設置雰囲気に漏洩した状況で除霜が行われた場合におい
ても、可燃性冷媒による発火の可能性を抑制できる。 【0019】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接
続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器
が収納された冷却室と、前記冷却室内部において前記蒸
発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除
霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒータ
ー線と、前記ヒーター線を覆うガラス管と、前記ガラス
管上部に配設された反射板とにより構成され、前記冷気
戻り風路開口部側に向けて前記反射板が傾斜するように
配設するとともに、除霜手段の動作時に、冷却室の下部
に設けられた冷気戻り風路開口部から侵入してくる冷気
が、ヒーター線からの放熱により発生した上昇気流に誘
引され対流熱伝達が向上し前記除霜手段近傍の空気温
度を低下させて前記ヒーター線の昇温を抑えるよう、前
ヒーター線からの上昇気流が前記反射板の傾斜に沿っ
て前記反射板の後端より円滑に上昇して冷気戻り風路開
口部から侵入してくる前記冷気と円滑に合流するよう構
成した特徴を備えることにより、前記ガラス管への除霜
水滴下防止効果と前記ヒーター線から放出される輻射熱
の反射効果を維持したまま前記除霜手段近傍の高温空気
による自然対流を前記反射板の傾斜に沿って円滑に発達
させることができ、かつ除霜手段近傍の高温空気による
自然対流に対して前記冷気戻り風路開口部から流入する
冷気を円滑に合流させることにより、前記ヒーター線の
昇温を抑制することができる。更に、前記ヒーター線か
らの放熱性能が向上することにより除霜性能が向上する
ため、従来と同程度の除霜性能を確保するためには、前
記ヒーター線への電気入力を低減して前記ヒーター線を
更に低温度化することができる。このため、万が一に冷
凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下にお
いて除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来
る。 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】 【0024】 【0025】 【0026】その結果、対流熱伝達により前記除霜手段
近傍の空気温度が低下し、前記ヒーター線からの放熱性
能を向上させ、前記ヒーター線自身の昇温を大幅に抑制
することができる。更に、前記ヒーター線からの放熱性
能が向上することにより除霜性能が向上するため、従来
と同程度の除霜性能を確保するためには、前記ヒーター
線への電気入力を低減して前記ヒーター線を更に低温度
化することができる。このため、万が一に冷凍サイクル
内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が
行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0027】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
ついて図面を参照しながら説明する。 【0028】図1は本発明の実施の形態1における冷蔵
庫の冷凍システム図、図2は除霜手段18の拡大断面
図、図3は図2記載の除霜手段18の断面図、図4は反
射板16両端の最下端高さとヒーター線23の昇温との
関係を示す特性図である。 【0029】図1に示すように、18は蒸発器10に付
着した霜を除霜する除霜手段であり、19は圧縮機、2
0は凝縮器、21はキャピラリーチューブにより構成さ
れる減圧機構であり、圧縮機19と凝縮器20と減圧機
構21と蒸発器10は機能的に環状に冷凍サイクルとし
て接続され、図示しないイソブタンなどの可燃性を有す
る自然冷媒が冷凍サイクル内に封入されている。 【0030】また、図2に示すように、除霜手段18
は、ガラス管22と、螺旋状に成形された金属抵抗体か
ら成るヒーター線23と、除霜水がガラス管22内部に
浸入するのを防止するキャップ24と、除霜水がガラス
管に滴下するのを防止しかつヒーター線23から発生す
る熱を反射する反射板16から構成されている。 【0031】さらに図3に示すように、反射板16の両
端部分は下向きに成形されており、反射板両端の下端高
さがガラス管22の外周上端高さ以上となるように構成
されている。 【0032】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下にその動作を説明する。 【0033】圧縮機19の運転により冷凍サイクル内に
封入された可燃性冷媒が図1の矢印方向に循環し、蒸発
器10が冷却される。これと同時にファン11が動作
し、蒸発器10で熱交換された冷気が冷蔵庫庫内へ吐出
される。庫外へ吐出した冷気は庫内で昇温した後蒸発器
10周囲に戻り、再び熱交換され庫内に吐出される。こ
こで、蒸発器10と熱交換する空気は、冷蔵庫扉の開閉
により浸入する常温外気の湿気や、庫内に保存されてい
る食品から蒸発した水分を含むことから、その空気より
低温である蒸発器10において熱交換する際に、空気中
の水分が霜となって着霜し、徐々に着霜量が増加する結
果、蒸発器10表面と熱交換する空気との伝熱が阻害さ
れると共に、蒸発器10から庫内に循環する空気の風量
が低下して冷却不足が発生する。そこで、圧縮機19の
任意の運転時間経過後に除霜手段18に通電してヒータ
ー線23を発熱させる。このヒーター線23の発熱及び
放熱により蒸発器10やその周辺部品の除霜を行い、図
示していない検知手段により除霜の完了を検知して除霜
手段を停止させ、着霜による庫内の冷却不足を定期的に
防止する。 【0034】ここで、ヒーター線23で電気エネルギー
から熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身
の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱と
に分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じ
て除霜動作に使用され、ヒーター線23からの放熱によ
り高温となった反射板16やガラス管22からの熱伝達
により除霜手段18近傍の空気の温度が昇温し自然対流
により上昇気流が起こる。このとき、一般的には、反射
板16のガラス管22への除霜水滴下防止効果とヒータ
ー線23から放出される輻射熱の反射効果の内、特に前
者の除霜水滴下防止効果を大きくするため、反射板16
の両端の下端高さがガラス管22の外周上端高さよりも
低く構成されているが、反射板16両端の下端高さが低
いと自然対流が阻害され対流による熱輸送が妨げられる
結果、除霜手段18近傍の温度が非常に高くなりヒータ
ー線23からの放熱性能の劣化を招き、結果的にヒータ
ー線23やガラス管22の温度が非常に高くなる。 【0035】そこで、反射板16両端の下端高さを高く
することで上昇気流の阻害を抑制し、結果的にヒーター
線23の昇温を低減することができる。図4の特性図に
示すように、反射板16両端の下端高さをガラス管22
の中心高さまで低くした場合のヒーター線23の昇温度
合いを100%とすると、反射板16両端の下端高さを
ガラス管22上端高さの位置とした場合には3.7%昇
温を低減することができ、それ以上高い位置とした場合
には4.9%の昇温低減効果があることを確認してい
る。ただし、反射板16両端の下端高さをあまり高くす
ると前述した除霜水滴下防止効果が損なわれる可能性が
ある。そのため、除霜水滴下防止効果に配慮しつつ反射
板16両端の下端高さをガラス管22上端高さの位置以
上に高くすることにより、ヒーター線23の昇温を3.
7〜4.9%低減することができる。 【0036】具体的には、可燃性冷媒にイソブタンを使
用した場合にはその発火点温度が約460℃であること
に対して、一般的な除霜手段18では除霜時のヒーター
線23の温度は約500〜600℃程度であることから
本実施の形態によりヒーター線23の昇温を約19〜2
9℃抑えることができる。更に、ヒーター線23からの
放熱性能が向上することにより、除霜性能が向上するた
め、従来と同程度の除霜性能を確保することを想定した
場合には、ヒーター線23への電気入力を低減してヒー
ター線23を更に低温度化することができる。これによ
り、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩
した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可
能性を抑制することができる。 【0037】なお、本実施の形態では、反射板16を上
方向に凸型のコの字型としたが、コの字型に限るもので
はなく、また、反射板16端部の下端高さがガラス管2
2の外周上端高さ以上となるように成形されているの
は、片側だけでもよい。 【0038】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形
態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。 【0039】図5は図2記載の除霜手段18の断面図で
ある。 【0040】図5に示すように、除霜手段18におい
て、反射板16には通気口が開けられ、成形された反射
板16の一部が通気口を覆うように構成されている。 【0041】以上のように構成された除霜手段18につ
いて、以下にその動作を説明する。除霜手段18が動作
すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネル
ギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇
と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類で
き、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動
作に使用される。 【0042】このとき、ヒーター線23からの放熱によ
り除霜手段18近傍の空気が高温となるが、自然対流に
よる上昇気流は反射板16の両端からだけでなく、ガラ
ス管上部に設けられた通気口26を介しても形成され
る。これにより、ガラス管22と反射板16の間の高温
空気は円滑に上方へ流れ去り対流熱伝達による放熱効果
が高まる。 【0043】その結果、除霜手段18近傍の空気温度が
低下し、ヒーター線23からの放熱性能が向上すること
でヒーター線23自身の昇温を抑えることができる。ま
た、通気口26は反射板16の一部により覆われている
ため、除霜水滴下防止効果を損なうことはなく、ヒータ
ー線23から放出される輻射熱の反射効果も同様に維持
することができる。 【0044】更に、ヒーター線23からの放熱性能が向
上することにより、除霜性能が向上するため、従来と同
程度の除霜性能を確保することを想定した場合には、ヒ
ーター線23への電気入力を低減してヒーター線23を
更に低温度化することができる。これにより、万が一に
冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下に
おいて除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制す
ることができる。 【0045】なお、本実施の形態では、反射板16に設
ける通気口26はガラス管22の真上に位置している
が、ガラス管22の真上ではなく、ガラス管22を避け
て反射板の端部近傍に設けてもよい。この場合には、反
射板16に落下する除霜水はガラス管に滴下することな
く反射板16端部をつたって下方へ落下するため、反射
板16の一部で通気口26を覆う必要はない。 【0046】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形
態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。 【0047】図6は図2記載の除霜手段18の断面図、
図7は通気口26の幅とヒーター線23の昇温との関係
を示す特性図である。 【0048】図6に示すように、除霜手段18におい
て、反射板16に設けられた通気口26の開口幅がガラ
ス管22の半径以上の大きさとなるように構成されてい
る。 【0049】以上のように構成された除霜手段18につ
いて、以下にその動作を説明する。除霜手段18が動作
すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネル
ギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇
と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類で
き、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動
作に使用される。 【0050】このとき、実施の形態2で示したように除
霜水の滴下防止およびヒーター線23からの輻射熱の反
射効果を維持したまま、円滑な自然対流によりヒーター
線23からの放熱性能を高めヒーター線23の昇温を抑
制することができる。図7より、通気口26がない場合
のヒーター線23の昇温度合いを100%とすると、通
気口26の幅をガラス管半径と同一とした場合には6.
5%の昇温抑制効果を得られ、それ以上通気口26の開
口幅を大きくした場合には昇温低減効果は8.4%の昇
温低減効果が得られることが確認できる。 【0051】このことから、通気口26の開口幅がガラ
ス管22の半径以下の場合には昇温抑制効果が小さく、
ガラス管22の半径以上の場合には、6.5〜8.4%
の安定した昇温抑制効果を得ることができる。具体的に
は、可燃性冷媒にイソブタンを使用した場合にはその発
火点温度が約460℃であることに対して、一般的な除
霜手段18では除霜時のヒーター線23の温度は約50
0〜600℃程度であることから本実施例によりヒータ
ー線23の昇温を約33〜50℃程度抑えることができ
る。 【0052】更に、ヒーター線23からの放熱性能が向
上することにより、除霜性能が向上するため、従来と同
程度の除霜性能を確保することを想定した場合には、ヒ
ーター線23への電気入力を低減してヒーター線23を
更に低温度化することができる。これにより、万が一に
冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下に
おいて除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制す
ることができる。 【0053】なお、本実施の形態においても実施の形態
2と同様に反射板16に設ける通気口26はガラス管2
2の真上に位置しているが、ガラス管22の真上ではな
く、ガラス管22を避けて反射板の端部近傍に設けても
よい。この場合には、反射板16に落下する除霜水はガ
ラス管に滴下することなく反射板16端部をつたって下
方へ落下するため、反射板16の一部で通気口26を覆
う必要はない。 【0054】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形
態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。 【0055】図8は除霜手段18の断面図である。 【0056】図8に示すように、除霜手段18におい
て、反射板16がガラス管22の円周方向に傾斜するよ
うに構成されている。 【0057】以上のように構成された除霜手段18につ
いて、以下にその動作を説明する。除霜手段18が動作
すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネル
ギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇
と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類で
き、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動
作に使用される。このとき、ヒーター線23からの放熱
により除霜手段18近傍の空気が高温となり自然対流に
よる上昇気流が発生する。 【0058】ここで、反射板16はガラス管22の円周
方向に傾斜しているため、発生した上昇気流は反射板1
6の傾斜方向に沿って円滑に上昇し、対流熱伝達によっ
て除霜手段18近傍空気からの放熱性能が高まる。この
結果、除霜手段18近傍の空気温度が低下し、ヒーター
線23からの放熱性能が向上することでヒーター線23
自身の昇温を抑えることができる。 【0059】また、ガラス管22は反射板16によって
上方を覆われているため除霜水滴下防止効果を損なうこ
とはなく、ヒーター線23から放出される輻射熱の反射
効果も同様に維持することができる。 【0060】更に、ヒーター線23からの放熱性能が向
上することにより、除霜性能が向上するため、従来と同
程度の除霜性能を確保することを想定した場合には、ヒ
ーター線23への電気入力を低減してヒーター線23を
更に低温度化することができる。これにより、万が一に
冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下に
おいて除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制す
ることができる。 【0061】なお、本実施の形態では、反射板16はガ
ラス管22の円周方向の一方向に向かって傾斜している
が、反射板16はガラス管22の軸方向に交互に傾斜方
向を変えることにより上昇気流を整流するなどの仕様と
してもよい。 【0062】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形
態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。 【0063】図9は冷却室下部に設けられた冷気の戻り
風路開口部25と除霜手段18の断面図である。 【0064】図9に示すように、除霜手段18におい
て、反射板16が冷却室下部に設けられた冷気の戻り風
路開口部25に向けて傾斜するように構成されている。 【0065】以上のように構成された除霜手段18につ
いて、以下にその動作を説明する。除霜手段18が動作
すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネル
ギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇
と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類で
き、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動
作に使用される。 【0066】このとき、ヒーター線23からの放熱によ
り除霜手段18近傍の空気が高温となり自然対流による
上昇気流が発生する。ここで、反射板16は冷却室下部
に設けられた冷気戻り風路開口部25の方向に向かって
ガラス管22の円周方向に傾斜しているため、発生した
上昇気流は反射板16の傾斜に沿って円滑に上昇し、そ
の一部が連通する冷蔵庫庫内へ流れ出る。 【0067】また、前述した上昇気流に誘引され冷気戻
り風路開口部25から進入してくる冷気が、反射板16
の傾斜に沿って円滑に自然対流と合流することにより対
流熱伝達性が向上し除霜手段18近傍空気からの放熱性
能が高まる。この結果、除霜手段18近傍の空気温度が
低下し、ヒーター線23からの放熱性能が向上すること
でヒーター線23自身の昇温を抑えることができる。 【0068】また、ガラス管22は反射板16によって
上方を覆われているため除霜水滴下防止効果を損なうこ
とはなく、ヒーター線23から放出される輻射熱の反射
効果も同様に維持することができる。 【0069】更に、ヒーター線23からの放熱性能が向
上することにより、除霜性能が向上するため、従来と同
程度の除霜性能を確保することを想定した場合には、ヒ
ーター線23への電気入力を低減してヒーター線23を
更に低温度化することができる。これにより、万が一に
冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下に
おいて除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制す
ることができる。 【0070】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形
態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。 【0071】図10は除霜手段18の断面図、図11は
反射板16の幅とヒーター線23の昇温との関係を示す
特性図である。 【0072】図10に示すように、除霜手段18は、反
射板16の幅がガラス管22の直径の2倍以下となるよ
うに構成されている。 【0073】以上のように構成された除霜手段18につ
いて、以下にその動作を説明する。除霜手段18が動作
すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネル
ギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇
と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類で
き、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動
作に使用される。このとき、一般的には、反射板16の
ガラス管22への除霜水滴下防止効果とヒーター線23
から放出される輻射熱の反射効果を十分確保するため、
反射板16の幅がガラス管直径の2倍以上とする場合が
多く、この場合には反射板16により自然対流が阻害さ
れ対流による熱輸送が妨げられる結果、除霜手段18近
傍の空気温度が非常に高くなりヒーター線23からの放
熱性能の低下を招き、結果的にヒーター線23やガラス
管22の温度が非常に高くなる。 【0074】そこで、反射板16の幅をガラス管22の
直径の2倍以下とすることで上昇気流の阻害を抑制し、
結果的にヒーター線23の昇温を低減することができ
る。図11の特性図に示すように、反射板16の幅をガ
ラス管22の直径の3倍とした場合のヒーター線23の
昇温度合いを100%とすると、反射板16の幅をガラ
ス管22直径の2倍とした場合には6.5%昇温を低減
することができ、それ以上幅を小さくした場合には6.
8%の昇温低減効果があることを確認している。 【0075】ただし、反射板16の幅をあまり小さくす
ると前述した除霜水滴下防止効果や輻射熱の反射効果が
損なわれる可能性がある。そのため、除霜水滴下防止効
果および輻射熱の反射効果に配慮しつつ反射板16の幅
をガラス管22直径の2倍以下とすることにより、ヒー
ター線23の昇温を6.5〜6.8%低減することがで
きる。具体的には、可燃性冷媒にイソブタンを使用した
場合にはその発火点温度が約460℃であることに対し
て、一般的な除霜手段18では除霜時のヒーター線23
の温度は約500〜600℃程度となるため、本実施例
によりヒーター線23の昇温を約33〜41℃抑えるこ
とができる。 【0076】更に、ヒーター線23からの放熱性能が向
上することにより、除霜性能が向上するため、従来と同
程度の除霜性能を確保することを想定した場合には、ヒ
ーター線23への電気入力を低減してヒーター線23を
更に低温度化することができる。これにより、万が一に
冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下に
おいて除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制す
ることができる。 【0077】なお、本実施の形態では、反射板16を上
方向に凸型のコの字型としたが、コの字型に限るもので
はない。 【0078】(実施の形態7)本発明の実施の形態7に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形
態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。 【0079】図12は除霜手段18の断面図、図13は
本実施の形態の効果を示す特性図である。 【0080】図12に示すように、除霜手段18は、反
射板16の両端が下向きに成形され下端高さがガラス管
22の外周上端高さ以上となるように成形され、かつ反
射板16に通気口26を設け、かつ反射板16が冷却室
の下部に設けられた冷気戻り風路開口部25側に向けて
傾斜するように配設され、かつ反射板16の幅がガラス
管22の直径の2倍以下となるように構成されている。 【0081】以上のように構成された除霜手段18につ
いて、以下にその動作を説明する。除霜手段18が動作
すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネル
ギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇
と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類で
き、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動
作に使用される。このとき、ヒーター線23からの放熱
により除霜手段18近傍の空気が高温となり自然対流に
よる上昇気流が発生する。 【0082】そこで、反射板16の両端が下向きに成形
され下端高さがガラス管22の外周上端高さ以上となる
ように成形することにより反射板16の端部を過ぎて上
昇する自然対流の発達を円滑にすると共に、かつ反射板
16に通気口26を設けガラス管から直接上方へ発達す
る自然対流を形成すると共に、冷気戻り風路開口部25
側に設けられた反射板16端部の下端高さよりも冷気戻
り風路開口部25とは反対側の下端高さを高くして反射
板16を概ね冷気戻り風路開口部25側に傾斜させるこ
とで冷気戻り風路開口部25から流入する庫内冷気を円
滑に上昇気流に取り込むと共に、反射板16の幅がガラ
ス管22の直径の2倍以下となるように構成することに
よりさらに自然対流の発達を促すことができる。 【0083】その結果、第1から第7の実施の形態を単
独に用いる以上に自然対流を発達させることができ対流
熱伝達により除霜手段18近傍空気の温度を低下させる
ことができる。これにより、ヒーター線23からの放熱
性能を向上させ、ヒーター線23自身の昇温を大幅に抑
制することができる。図13の特性図では、反射板16
両端の下端高さをガラス管22の中心高さまで低くし、
かつ反射板には通気口26を設けず、かつ反射板16の
幅をガラス管22の直径の3倍とした場合のヒーター線
23の仕様を基準に、その昇温度合いを100%とし
て、第1,第3,第7の実施の形態および本実施の形態
におけるヒーター線23の昇温度合いを示している。 【0084】図13より、本実施の形態では、ヒーター
線23の昇温を10.0%低減することができ、昇温低
減効果は他のいずれの実施の形態よりも大きいことが確
認できる。具体的には、可燃性冷媒にイソブタンを使用
した場合にはその発火点温度が約460℃であることに
対して、一般的な除霜手段18では除霜時のヒーター線
23の温度は約500〜600℃程度となるため、本実
施の形態によりヒーター線23の昇温を約50〜60℃
抑えることができる。更に、ヒーター線23からの放熱
性能が向上することにより、除霜性能が向上するため、
従来と同程度の除霜性能を確保することを想定した場合
には、ヒーター線23への電気入力を低減してヒーター
線23を更に低温度化することができる。これにより、
万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した
環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性
を抑制することができる。 【0085】なお、本実施の形態がガラス管22への除
霜水滴下防止効果およびヒーター線23から放出される
輻射熱の反射効果を維持していることは言うまでもな
い。 【0086】 【発明の効果】以上説明から明らかな通り、請求項1に
記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを
機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、
前記蒸発器が収納された冷却室と、前記冷却室内部にお
いて前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設
け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体から
なるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管と、
前記ガラス管上部に配設された反射板とにより構成さ
れ、前記冷気戻り風路開口部側に向けて前記反射板が傾
斜するように配設するとともに、除霜手段の動作時に、
冷却室の下部に設けられた冷気戻り風路開口部から侵入
してくる冷気が、ヒーター線からの放熱により発生した
上昇気流に誘引され対流熱伝達が向上し前記除霜手段
近傍の空気温度を低下させて前記ヒーター線の昇温を抑
えるよう、前記ヒーター線からの上昇気流が前記反射板
の傾斜に沿って前記反射板の後端より円滑に上昇して冷
気戻り風路開口部から侵入してくる前記冷気と円滑に合
流するよう構成した特徴を備えることにより、ガラス管
への除霜水滴下防止効果とヒーター線から放出される輻
射熱の反射効果を維持したまま除霜手段近傍の高温空気
による自然対流を反射板の傾斜に沿って円滑に発達させ
ることができ、かつ除霜手段近傍の高温空気による自然
対流に対して冷気戻り風路開口部から流入する冷気を円
滑に合流させることにより、ヒーター線の昇温を抑制す
ることができる。このため、万が一に冷凍サイクル内の
可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行わ
れた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0087】 【0088】 【0089】 【0090】 【0091】 【0092】 【0093】その結果、対流熱伝達により前記除霜手段
近傍の空気温度が低下し、前記ヒーター線からの放熱性
能を向上させ、前記ヒーター線自身の昇温を大幅に抑制
することができる。更に、前記ヒーター線からの放熱性
能が向上することにより除霜性能が向上するため、従来
と同程度の除霜性能を確保するためには、前記ヒーター
線への電気入力を低減して前記ヒーター線を更に低温度
化することができる。このため、万が一に冷凍サイクル
内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が
行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷凍シ
ステム図 【図2】本発明の実施の形態1における除霜手段の拡大
断面図 【図3】本発明の実施の形態1における除霜手段の断面
図 【図4】本発明の実施の形態1における特性図 【図5】本発明の実施の形態2における除霜手段の断面
図 【図6】本発明の実施の形態3における除霜手段の断面
図 【図7】本発明の実施の形態3における特性図 【図8】本発明の実施の形態4における除霜手段の断面
図 【図9】本発明の実施の形態5における除霜手段の断面
図 【図10】本発明の実施の形態6における除霜手段の断
面図 【図11】本発明の実施の形態6における特性図 【図12】本発明の実施の形態7における除霜手段の断
面図 【図13】本発明の実施の形態7における特性図 【図14】従来の冷蔵庫の概略縦断面図 【符号の説明】 10 蒸発器 16 反射板 18 除霜手段 19 圧縮機 20 凝縮器 21 減圧機構 22 ガラス管 23 ヒーター線 24 キャップ 25 冷気戻り風路開口部 26 通気口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−257831(JP,A) 特開 昭61−86570(JP,A) 特開 平8−313145(JP,A) 実開 平6−56675(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 21/08 F25D 11/00 101

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを
    機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、
    前記蒸発器が収納された冷却室と、前記冷却室内部にお
    いて前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設
    け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体から
    なるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管と、
    前記ガラス管上部に配設された反射板とにより構成さ
    れ、前記冷気戻り風路開口部側に向けて前記反射板が傾
    斜するように配設するとともに、除霜手段の動作時に、
    冷却室の下部に設けられた冷気戻り風路開口部から侵入
    してくる冷気が、ヒーター線からの放熱により発生した
    上昇気流に誘引され対流熱伝達が向上し前記除霜手段
    近傍の空気温度を低下させて前記ヒーター線の昇温を抑
    えるよう、前記ヒーター線からの上昇気流が前記反射板
    の傾斜に沿って前記反射板の後端より円滑に上昇して冷
    気戻り風路開口部から侵入してくる前記冷気と円滑に合
    流するよう構成したことを特徴とする冷蔵庫。
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