JP2002267332A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002267332A
JP2002267332A JP2001068966A JP2001068966A JP2002267332A JP 2002267332 A JP2002267332 A JP 2002267332A JP 2001068966 A JP2001068966 A JP 2001068966A JP 2001068966 A JP2001068966 A JP 2001068966A JP 2002267332 A JP2002267332 A JP 2002267332A
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evaporator
defrosting
refrigerator
tray
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JP2001068966A
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Kiyonori Yamamoto
清則 山本
Yuuji Kishinaka
裕司 岸中
Mikihiro Nakayama
幹啓 中山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性冷媒を適用した冷蔵庫おいて、冷媒が
漏洩し可燃性ガスが充満した雰囲気下で蒸発器の除霜ヒ
ータが通電されても、可燃性ガスに着火しない冷蔵庫を
提供する。 【解決手段】 可燃性冷媒を適用した冷凍サイクルの蒸
発器55と、蒸発器55を除霜する除霜用ヒータ56の
発熱量を100W/m未満とし、配設密度は蒸発器下部
を高く、さらに除霜用ヒータ56の一部を受け皿57に
熱伝導的に配設することにより、蒸発器周辺の除霜効率
を高めながら除霜用ヒータ56の素線温度を可燃性ガス
の着火温度以下に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸発器の除霜をヒー
タで行う除霜手段を有する冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化に関する環境問題が世
界的に注目され、冷蔵庫等の冷凍装置に使用される冷媒
についても温暖化に対する影響の少ないものが要請され
ている。その一例として炭化水素系などの可燃性冷媒を
適用した冷蔵庫も提供されている。
【0003】可燃性冷媒を使用した冷蔵庫に関するもの
としては、特開平8−54172号公報が挙げられる。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する。図7は、従来の冷蔵庫の要部の縦断面図
である。図7において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵庫本
体1の内部にある冷凍室、3は冷蔵庫本体1の内部にあ
る冷蔵室、4は冷凍室扉、5は冷蔵室扉、6は冷凍室2
と冷蔵室3を仕切る仕切壁、7は冷凍室2内の空気を吸
い込む冷凍室吸込口、8は冷蔵室3内の空気を吸込む冷
蔵室吸込口、9は冷気を吐出する吐出口、10は蒸発
器、11は冷気を循環させるファン、12は蒸発器10
と冷凍室2を仕切る蒸発器仕切壁、13は桶、14は排
水口、15はニクロム線をコイル状にしたものをガラス
管で覆った除霜用管ヒータ、16は除霜水が除霜用管ヒ
ータ15に直接滴下して接触するときに発する蒸発音を
防止するための屋根、17は桶13と除霜用管ヒータ1
5の間に設置され絶縁保持された金属製の底板である。
【0005】次に動作について説明する。冷凍室2や冷
蔵室3を冷却する場合は、蒸発器10に冷媒が流通して
蒸発器10が冷却される。これと同じくしてファン11
の作動により、冷凍室吸込口7や冷蔵室吸込口8から冷
凍室2や冷蔵室3の昇温空気を冷却室20に送り、蒸発
器10で熱交換して冷却されて吐出口9から冷却風を冷
凍室2内に送り、冷凍室2から図示していない連通口を
通って冷蔵庫に冷気を送る。ここで、蒸発器10と熱交
換する空気は、冷凍室扉4及び冷蔵室扉5の開閉による
高温外気の流入や冷凍室2及び冷蔵室3の保存食品の水
分の蒸発等により高湿化された空気であることから、そ
の空気より低温である蒸発器10に空気中の水分が霜と
なって着霜する。
【0006】このように、蒸発器10が着霜すると着霜
量が増加するに従って蒸発器10表面と熱交換する空気
との伝熱が阻害されると共に通風抵抗となって風量が低
下するために熱通過率が低下して冷却不足が発生する。
【0007】このことから、除霜用管ヒータ15のニク
ロム線に通電により放射される熱線により蒸発器10や
桶13や排水口14付近に着いた霜を水に融解する。
【0008】また、このようにして融解した除霜水の一
部は直接に桶13に落ち、その他は屋根16により除霜
用管ヒータ15を避けて桶13に落ちて排水口14から
庫外に排水される。このとき、除霜用管ヒータ15から
桶13に放射された熱線は底板17により一部反射され
蒸発器10方向に散乱する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、除霜用管ヒーター15のニクロム線表面
は言うまでもなくガラス表面温度は高温度であり、可燃
性冷媒が蒸発器10等の庫内と連通している部分にある
配管から漏洩した場合に、除霜時に通電される除霜用管
ヒータ15が着火源になる可能性があるという問題を有
していた。
【0010】また、可燃性冷媒を使用した冷凍サイクル
において、可燃性冷媒は比較的に潜熱が大きいことから
除霜時、可燃性冷媒が溜まる蒸発器10の配管部におい
て熱量を他の配管部に比べてかなり多く必要とすること
から除霜時間が長くなり、除霜終了後の庫内の温度上昇
が高くなるといった欠点を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するものであり、
可燃性冷媒が除霜手段の設置雰囲気に漏洩した環境下で
除霜が行われた場合に可燃性冷媒の着火源となることを
防止し、除霜時間遅延による庫内の温度上昇を防止する
除霜手段を備えた可燃性冷媒適用冷蔵庫を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、圧縮機と、凝縮器と、減圧機構とを順次接続
してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発
器に除霜用ヒータを設けた冷蔵庫において、前記除霜用
ヒータの発熱量を100W/m未満としたものであり、
可燃性冷媒雰囲気下において除霜用ヒータに通電しても
可燃性冷媒の着火温度以上に上昇しない。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに除霜用ヒータの配設密度を、蒸発器下
部を高くさせたものであり、着霜密度の高い空気吸入側
の下部の加熱量が増大し、蒸発気全体の加熱バランスが
とれて比較的短時間で蒸発器の除霜が終了する。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、蒸発器下方に受け皿を
配置し、前記除霜用ヒータの一部を前記受け皿に熱伝導
的に配設するよう構成したものであり、除霜用ヒータの
発生熱が蒸発器受け皿に伝導し受け皿上に落下する氷,
霜を加熱融解する。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明に、さらに除霜用ヒータの一部と受け皿の熱伝導
は、受け皿と略同一形状とした熱伝導板を介して行なう
構成としたものであり、蒸発器受け皿の昇温面積が増え
るとともに、熱伝導板によりほぼ均等に熱が伝導され蒸
発器受け皿の局部的な温度上昇が避けられる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明に、さらに蒸発器受け皿にツメ部を設け、前記ツ
メ部で熱伝導板を保持させたものであり、熱伝導板と蒸
発器受け皿間の密着性が高まり、除霜用ヒータの熱が蒸
発器受け皿に確実に伝えられる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5のいずれか一項に記載の発明において、除霜用ヒ
ータをパイプヒータとしたものであり、パイプヒータは
長さが確保しやすく曲げが容易で、加熱密度の調整や加
熱部位の設定が容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷蔵庫の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、
従来と同一構成については同一番号を付して詳細な説明
を省略する。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明による実
施の形態1による冷蔵庫の冷凍システム図である。図2
は要部断面図である。図3は、同実施の形態の冷蔵庫の
要部正面図である。図4は、同実施の形態の冷蔵庫の熱
伝導板の平面図である。図5は、同実施の形態の冷蔵庫
の除霜水受け皿部の要部斜視図である。図6は、除霜用
ヒータの単位長さあたりのヒータ容量とヒータ素線温度
の関係を示した特性図である。
【0020】図1において、51は圧縮機、52は凝縮
器、53はドライヤ、54は減圧機構そして55は蒸発
器である。圧縮機51、凝縮器52、ドライヤ53、減
圧機構54そして蒸発器55は環状に接続されループを
形成し、冷媒として炭化水素等の可燃性ガスを封入して
いる。
【0021】図2、図3において、56は除霜用ヒータ
であり、絶縁繊維で編み込んだニクロム線などのヒータ
素線を金属管で被覆したパイプヒータを適用したもので
ある。除霜用ヒータ56の単位長さあたりのヒータ容量
は、100W/m未満に設定している。除霜用ヒータ5
6の配設密度は蒸発器55の下部を密に配設し上部を疎
に配設させてある。除霜用ヒータ56の発熱容量で換算
すると蒸発器55の下半分には全除霜用ヒータ容量の約
60%を配設し、残りの約40%を蒸発器55の上半分
に配設させてある。57は蒸発器55の下方に配置した
除霜水受け皿である。
【0022】58は除霜用ヒータ56の一部を弾性が得
られるよう曲折部58aを設けて延出した除霜用ヒータ
延出部で、除霜用ヒータ延出部58は除霜水受け皿57
の底部57aと略同傾斜を有し底部57aを圧接する構
成としている。59は除霜水受け皿57の底部57aと
略同形状の比較的熱伝導率が高い熱伝導板である。
【0023】また、図4において、60は熱伝導板59
の一部を切り起こして設けた保持部であり熱伝導板59
上に複数箇所設けてある。61は除霜水が流れ落ちる排
水孔であり熱伝導板59の中央部に多数設けてある。
【0024】また、図5において、保持部60で除霜用
ヒータ延出部58を抱き合わせて熱伝導板59と除霜用
ヒータ延出部58とを固定している。
【0025】熱伝導板59は除霜用ヒータ56の曲折部
58aによる弾性力により、除霜水受け皿57に圧接さ
れた状態で配置される。
【0026】62は除霜水受け皿57と一体に成形した
ツメ部であり、除霜水受け皿57上に4箇所設けてあ
る。ツメ部61の配置位置は熱伝導板59と略同寸法関
係となるよう設定している。ツメ部61の内側高さ寸法
hは熱伝導板59の板厚よりやや広めに設定してある。
熱伝導板59は除霜水受け皿57上の4箇所のツメ部6
1内に設置され、ツメ部61で保持固定されている。
【0027】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0028】圧縮機51の運転により冷凍サイクルの蒸
発器55が冷却される。蒸発器55の冷却運転が継続す
ると、次第に蒸発器55の下部を中心に着霜が始まる
が、圧縮機51の運転が所定時間継続すると圧縮機51
の運転を停止して、除霜用ヒータ56への通電が開始さ
れ蒸発器55の除霜が実施される。
【0029】図6において、横軸は除霜用ヒータ56の
単位長さあたりのヒータ容量を、縦軸は除霜用ヒータ5
6の素線温度を示しており、単位長さあたりのヒータ容
量と、除霜用ヒータ56の素線温度とは比例関係にあ
る。可燃性ガス(本実施の形態ではイソブタン)の着火
温度は460℃にあり、除霜用ヒータ56の単位長さあ
たりのヒータ容量は100W/m未満に設定しており、
除霜用ヒータ56の素線温度は460℃以下に維持され
る。
【0030】従って、除霜時万一蒸発器55から可燃性
冷媒の漏洩が発生し、可燃性ガスの雰囲気下で除霜用ヒ
ータ56が通電されてもヒータ素線温度は460℃以下
に押さえられ可燃性ガスの着火温度460℃を下回り着
火の危険性は回避される。
【0031】なお、図6においてヒータ素線温度460
℃に対応する単位長さあたりのヒータ容量は125W/
mであり、100W/mに相当するヒータ素線温度は3
60℃であって安全上一定の裕度をみている。一般的に
用いられる除霜用ヒータ56の形態,種類,菅径などの
違いによって生じる特性上のバラツキは最大20%程度
あるので100W/m未満に設定すれば変動要因があっ
ても460℃以上にはならない。
【0032】また、除霜開始時、比較的潜熱が大きい可
燃性冷媒液は蒸発器55の下部に多く溜まり除霜用ヒー
タ56の発生熱を受けて徐々に気化していくが、全除霜
用ヒータ容量の約60%が蒸発器4の下半分に配設させ
てあるため、集中的に蒸発器55の下部が昇温され滞留
している冷媒を効率よく気化させる。気化した冷媒は上
方の冷媒管へ移動し上方の冷媒管内に滞留している冷媒
液へ伝熱し滞留している冷媒液を気化させるといったサ
イホン効果を繰返すため蒸発器55の昇温が効率良くな
され、結果として短時間で蒸発器55の除霜を終了させ
ることができる。これにより、庫内の不要な温度上昇を
極力押さえることができる。
【0033】一方、除霜用ヒータ56の通電が開始され
ると、除霜用ヒータ延出部58も発熱し次第に温度を上
昇させていくが、除霜用ヒータ延出部58には熱伝導板
59が取付けられているため、除霜用ヒータ延出部58
の発生熱は熱伝導板59へ伝導し熱伝導板59全体を昇
温させていく。
【0034】ここで、熱伝導板59は除霜用ヒータ56
の曲折部58aによる弾性力により、除霜水受け皿57
に圧接されると共に、熱伝導板59は除霜水受け皿57
上の4箇所のツメ部61内に設置され、ツメ部61で保
持固定されているために確実に熱伝導板59の熱が除霜
水受け皿57に伝導する。このため蒸発器55から熱伝
導板59に、あるいは除霜水受け皿57に落下した霜は
確実に除霜水となり、ドレン孔14を通して庫外へ排出
されるので除霜水受け皿57上の霜残りといった問題が
発生することはない。
【0035】以上のように本実施の形態の冷蔵庫は、可
燃性冷媒を封入した冷凍サイクルにおいて、蒸発器55
と、除霜用ヒータ56と、蒸発器55下方に配置した受
け皿57と、熱伝導板59とから構成され、除霜用ヒー
タ56の発熱量を100W/m未満とし、除霜用ヒータ
56の配設密度を蒸発器下部を高くし、前記除霜用ヒー
タ56の一部58を前記受け皿57に熱伝導的に配設さ
せ、除霜用ヒータ56の一部58と受け皿57の熱伝導
は、受け皿57と略同一形状の熱伝導板59とし、受け
皿57にツメ部61を設けて熱伝導板59を保持させた
ものであるので、除霜時万一蒸発器55から可燃性冷媒
の漏洩が発生し、可燃性ガスの雰囲気下で除霜用ヒータ
56が通電されてもヒータ素線温度は460℃以下に押
さえられ可燃性ガスの着火温度を下回り着火の危険性は
回避される。
【0036】また、比較的潜熱が大きい冷媒を冷凍サイ
クルの冷媒として適用しても比較的短時間で蒸発器の除
霜を終了させることができ、庫内の不要な温度上昇を極
力押さえることができる。
【0037】さらに、熱伝導板59を介して除霜用ヒー
タ56の一部58の熱を除霜水受け皿57へ伝熱してる
ために、除霜水受け皿57上の霜残りといった問題はな
くなる。また、熱伝導板59にて除霜用ヒータ56の一
部58の熱を吸収しているために除霜水受け皿57の局
部的な昇温を防ぐことができ、除霜水受け皿57の材質
を耐熱温度が低い安価な材質に置き換えることができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを順次接続
してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、蒸発器に
除霜用ヒータを受け、除霜用ヒータの発熱量を100W
/m未満としたので、万一冷媒が漏洩し可燃性ガスが充
満している雰囲気下で除霜用ヒータが通電されても可燃
性ガスへの着火を防止することができる。
【0039】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、除霜用ヒータの配設密度を、蒸
発器下部を高くしたので、比較的潜熱が大きい可燃性ガ
スを冷凍システムの冷媒として適用しても、比較的短時
間で蒸発器の除霜を終了させることができ、庫内の不要
な温度上昇を抑えることができる。
【0040】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、蒸発器下方に受
け皿を配置し、除霜用ヒータの一部を受け皿に熱伝導的
に配設するよう構成したものであり、除霜用ヒータの発
生熱を蒸発器受け皿に伝導させることができ、除霜水受
け皿の霜残りを防止することができる。
【0041】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明に、さらに除霜用ヒータの一部と受け皿の
熱伝導は、受け皿と略同一形状とした熱伝導板を介して
行なう構成としたものであり、除霜水受け皿の昇温面積
が増え霜残りに対する信頼性がさらに増すと共に、除霜
水受け皿の局部的な温度上昇を防止することができ、除
霜水受け皿の材質を耐熱温度が低い安価な材質に置き換
えることが可能となってコストダウンを図ることができ
る。
【0042】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明に、さらに除霜水受け皿にツメ部を設け、
前記ツメ部で熱伝導板を保持させたものであり、安価な
手段で熱伝導板熱を確実に除霜水受け皿に伝熱させるこ
とができるようになり、除霜水受け皿の霜残りに対する
信頼性をさらに増すことができる。
【0043】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、除
霜用ヒータをパイプヒータとしたものであり、長さが確
保しやすく曲げが容易なので加熱密度の調整や加熱部位
の設定が容易になり、可燃性冷媒を適用した冷蔵庫の除
霜用ヒータとして設計の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施の形態1の冷凍シス
テム図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の要部断面図
【図3】同実施の形態の冷蔵庫の要部正面図
【図4】同実施の形態の冷蔵庫における熱伝導板の平面
【図5】同実施の形態の冷蔵庫における除霜水受け皿の
要部斜視図
【図6】同実施の形態の冷蔵庫におけるヒータ容量とヒ
ータ素線温度の関係を示した特性図
【図7】従来の冷蔵庫の要部断面図
【符号の説明】
51 圧縮機 52 凝縮器 54 減圧機構 55 蒸発器 56 除霜用ヒータ 57 除霜水受け皿 58 除霜用ヒータ延出部 59 熱伝導板 62 ツメ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 21/14 F25D 21/14 T 23/00 307 23/00 307 (72)発明者 中山 幹啓 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA05 AA07 BA01 CA02 DA02 NA22 PA04 3L046 AA05 AA07 BA01 CA06 MA04 3L048 AA01 AA06 BC02 CA02 CB03 CD02 CE01 DA02 DC07 FA05 GA01 GA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発
    器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封
    入し、前記蒸発器に除霜用ヒータを設けた冷蔵庫におい
    て、前記除霜用ヒータの発熱量を100W/m未満とし
    たことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 除霜用ヒータの配設密度は、蒸発器下部
    を高くしたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 蒸発器下方に受け皿を配置し、除霜用ヒ
    ータの一部を前記受け皿に熱伝導的に配設したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 除霜用ヒータの一部と受け皿の熱伝導
    は、受け皿と略同一形状とした熱伝導板を介して行なう
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 受け皿にツメ部を設け、前記ツメ部で熱
    伝導板を保持させたことを特徴とする請求項4に記載の
    冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 除霜用ヒータをパイプヒータとしたこと
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記
    載の冷蔵庫。
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