JP3507624B2 - 熱処理用ボ−ト及び熱処理装置 - Google Patents

熱処理用ボ−ト及び熱処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば半導体ウエハ
などの被処理基板を保持して縦型熱処理炉内にロ−ド、
アンロ−ドするための熱処理用ボ−ト及びこの熱処理用
ボートを用いた熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)
の製造プロセスの1つとして、酸化膜の形成やド−パン
トの拡散などを行うために高温下で熱処理を行うプロセ
スがある。この熱処理を行う縦型熱処理装置において
は、多数のウエハを上下に間隔をおいて搭載する熱処理
用ボ−トによりウエハが熱処理炉内にロ−ドされ、所定
の熱処理が行なわれる。
【0003】このような熱処理用ボ−トとしては、例え
ば図8に示すように、保温筒10の上に設けられ、上下
に夫々対向して配置された円形の天板11及び底板12
の間に、例えば石英よりなる6本の支柱13を設け、ウ
エハの外周縁をこの支柱13に形成された溝部13aに
挿入して保持する構造のラダ−ボ−トと呼ばれているも
のがある。
【0004】また他のタイプの熱処理用ボ−トとして
は、例えば図9に示すように、支柱に平らな支持面を備
えたリング状の支持部材14を配置し、この支持部材1
4にウエハを載置するようにしたリングボ−トと呼ばれ
ているものがある。このリングボ−トは、熱処理炉内の
昇降温速度が早い場合に、ウエハの周縁部を前記支持部
材14に接触させることにより熱容量を大きくして当該
周縁部の昇降温の速度を遅くし、こうしてウエハの中心
部と周縁部との昇降温の速度を揃えることを一つの狙い
としている。さらに石英よりも融点の高い炭化ケイ素
(SiC)製のラダ−ボ−トやリングボ−トも製造され
ており、これらの熱処理用ボ−トは高温での熱処理に適
している。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
の石英製のラダ−ボ−トでは、ウエハは外周縁部の6カ
所のみで支持されるため、これら6カ所の支持点にウエ
ハの自重に相当する大きなモ−メントが作用して支持点
付近における応力が過大になる。またウエハを昇温させ
るときに、熱処理炉に近いウエハの周縁部の温度が高く
なりやすく、ウエハの中心部と周縁部との間に温度差が
生じやすい。
【0006】そしてこれらが原因となって、ウエハを例
えば1050℃以上の高温で熱処理した場合に、ウエハ
の熱処理用ボ−トの支柱により支持されている箇所の付
近において、スリップと呼ばれる結晶欠陥が発生しやす
いという問題がある。近年ウエハサイズが大口径化しつ
つあることからウエハの自重が大きくなっており、スリ
ップ発生の対策についてより一層の工夫が要求されてい
る。
【0007】また石英の軟化点は1400℃付近であ
り、ウエハを例えば1000℃程度の高温で熱処理する
場合には、石英製のラダ−ボ−トでは多数のウエハを支
持する支柱にウエハ群による大きな荷重が加わるため、
熱によって変形しやすい。また石英製のリングボ−トで
もリング状の支持部材14に歪みが生じ、ウエハの均一
な熱処理が困難であるという問題がある。さらにSiC
製の熱処理用ボ−トは、非常に高価であると共に、Si
Cは高融点のため部材を溶接により接着することができ
ず、加工が困難であるという問題がある。
【0008】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は被処理基板を熱処理する場合にス
リップの発生を軽減することができる技術を提供するこ
とにある。他の目的は製造が容易な熱処理用ボ−トを提
供することにあり、さらに他の目的は製造コストが安価
な熱処理用ボ−トを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、天板と底板と
の間に設けられた複数の支柱の間に、複数の被処理基板
を各々水平にかつ互に上下に間隔をおいて支持させて縦
型熱処理炉に搬入出するための熱処理用ボ−トにおい
て、前記天板及び底板を第1の支柱により互に固定して
ボ−ト本体を構成し、このボ−ト本体とは別体の複数の
第2の支柱を底板と天板との間に着脱自在に設けて、こ
れら第2の支柱の各々には、被処理基板の内方側に向か
って伸び出す複数の腕部を上下に間隔をおいて形成し、
この腕部の内端側上面で被処理基板の周縁部よりも内方
側を支持するように構成し、前記底板には、第2の支柱
の水平方向の振れを防止するために各支柱の最下段の腕
部の両側部を押さえるように固定部材を設けたことを特
徴とする。
【0010】 このような熱処理用ボ−トにおいてボ−
本体を第1の材質により構成し、第2の支柱を第1の
材質よりも軟化点の高い第2の材質により構成するよう
にしてもよく、この際第1の材質は石英又はポリシリコ
ン、第2の材質は炭化ケイ素であることが望ましい。ま
た第1の材質は石英、第2の材質はポリシリコンであっ
てもよい。
【0011】 また本発明に係る熱処理装置は、請求項
1または2に記載の熱処理用ボートと、この熱処理用ボ
ートが搬入されて、当該熱処理用ボートに支持されてい
る被処理基板に対して熱処理を行うための熱処理炉と、
を備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る熱処理用ボートを含む縦型熱処理装置の一部を示す外
観斜視図であり、図2、3はそれぞれ熱処理用ボ−トの
斜視図、断面図である。熱処理用ボート2は、円形の底
板22に複数本例えば2本の第1の支柱23、24を植
設すると共に、この第1の支柱により円形の天板21を
支持して構成されたボ−ト本体20を備えている。この
ボ−ト本体20は例えば石英により構成されており、前
記天板21、底板22と第1の支柱23、24とは溶接
されている。
【0013】前記ボ−ト本体20の天板21と底板22
の間には、複数例えば3本の第2の支柱3(3A〜3
C)が着脱自在に取り付けられており、この第2の支柱
3には、図2〜4に示すように、内方側にほぼ水平に延
びる腕部31が、上下に所定の間隔をおいて例えば10
mmのピッチで、被処理基板例えば半導体ウエハW(以
下ウエハWという)の保持枚数に対応する数だけ例えば
100本設けられている。各腕部31は先端側が上方側
に突出し、この突出部の上面が水平面に形成されてお
り、この突出部がウエハの載置部32となるように構成
されている。また載置部32の上面(ウエハWの載置
面)は例えば鏡面としてもよいし、滑面または球面状に
形成してもよい。
【0014】この腕部31は、例えば長さL1が70m
m、載置部の長さL2が20mmに設定され、載置部3
2は腕部から例えば2mm程度突出するように構成され
ている。このような第2の支柱3は、例えば炭化ケイ素
(SiC)製の例えば肉厚0.5mmの中空体により構
成されている。この中空体は例えば炭素棒の表面上にS
iCをCVD成膜した後、この支柱3に穴を開けて加熱
し、内部の炭素を飛散させることにより形成される。
【0015】前記天板21には、前記第2の支柱3の上
端が挿入されて固定される挿入孔21aが形成されると
共に、底板22には、前記支柱3の下端が挿入されて固
定される挿入用凹部22aが形成されている。一方第2
の支柱3の上端には、例えば図4に示すように、前記挿
入孔21aに嵌合する形状の突起部33が設けられてお
り、前記支柱3の下端を前記挿入用凹部22aに嵌合さ
せ、支柱3の上端側の突起部33を前記挿入孔21aに
挿入することにより、第2の支柱3はボ−ト本体20に
取り付けられる。また底板22には、第2の支柱3の水
平方向の振れ等を防止するための固定部材34が設けら
れており、この固定部材34は例えば第2の支柱3の最
下段の載置部32の両側部を支持するように構成されて
いる。
【0016】ここで前記第1の支柱23、24及び第2
の支柱3A〜3Cの固定、取り付け位置について図5に
より説明する。図中の1点鎖線はウエハWの載置場所を
示しており、第1の支柱23、24は例えば底板22の
直径軸上のウエハWの左右両側の位置に固定されてい
る。また第2の支柱3の2本3A,3Cは、図中に矢印
で示すウエハWの進入方向に対して支柱23、24より
も前方側の左右の位置であって、ウエハWが進入してき
たときにウエハWの周縁よりも両側位置に取り付けら
れ、第2の支柱3の残りの1本3Bは支柱23、24よ
りも後方側のウエハWの奥側の位置に取り付けられてい
る。
【0017】また第2の支柱3A〜3Cは、各々の載置
部32がウエハWの周縁部より内方側の位置において、
周方向に3等分する位置に配置されるように取り付けら
れており、このため例えば左右の第2の支柱3A,3C
は、腕部31が前記第2の支柱の取り付け位置から内側
に向けて、ウエハWの進入方向に対して直角な方向に延
びるように取り付けられ、奥側の第2の支柱3Bは、腕
部31が前記第2の支柱の取り付け位置から内側へ向け
て、ウエハWの進入方向と反対の方向に延びるように取
り付けられている。
【0018】以上のように構成された熱処理用ボート2
は、図1に示すように保温筒41の上に着脱自在に装着
されており、この保温筒41はボートエレベータ42上
に載置されている。この熱処理用ボート2の上方側には
縦型熱処理炉5が配置されている。51は縦型熱処理炉
5内の図では見えない反応管内に所定のガスを供給する
ガス供給管、52は反応管内を排気する排気管である。
【0019】縦型熱処理装置によるウエハの熱処理につ
いて簡単に説明する。先ず反応管の下方側の領域におい
て熱処理用ボート2へのウエハWの受け渡しを行うが、
この受け渡しは、図示しない搬送アームにより、ウエハ
Wを第2の支柱3A,3Cの間から進入させ、例えば図
6に示すように第2の支柱3A〜3Cの載置部32上に
載置することにより行われる。このようなウエハWの受
け渡しを例えば熱処理用ボート2の上段側から順次行
い、熱処理用ボ−ト2に所定枚数例えば100枚搭載し
た後、ボートエレベータ42を上昇させてウエハWを縦
型熱処理炉5内にロードする。その後ウエハWに対して
所定の熱処理例えば1050℃の温度で酸化処理が行わ
れる。
【0020】このような実施の形態によれば、各ウエハ
Wは図6に示すように、ウエハWの外周縁部よりも内方
側の領域を周方向に3分割する位置で載置部32により
支持されるので、外周縁部において支持される場合より
もモ−メントが小さくなり、このため支持点における荷
重による応力は小さくなる。しかもウエハWを周方向に
3等分した位置で支持しているので、ウエハWの1カ所
に応力が集中することがないため、スリップの発生を抑
えることができる。このようにウエハWを3点で支持す
る場合は均等な支持ができ有利であるが、第2の支柱3
を4本以上設けてウエハWを4点以上で支持するように
してもよい。
【0021】また本実施の形態では、第2の支柱3をボ
−ト本体20とは別個に製造し、後からボ−ト本体20
に取り付けているため、製造が容易になり、制作コスト
を低減することができる。即ち仮に第2の支柱3をボ−
ト本体20と一体に構成する場合には、腕部31の加工
を失敗するとその熱処理用ボ−トは使用できなくなる
し、また溶接等により支柱3を天板21等に固定する
際、腕部31の向きが振れて載置部32の高さの精度が
出なくなるおそれがある。
【0022】これに対し、第2の支柱3を別個に製造す
る場合には、腕部31の加工を失敗してもその第2の支
柱3のみの制作のやり直しで済むし、また第2の支柱3
のボ−ト本体20への取り付けも天板21等に形成され
た凹部22a等に支柱3の下端等を嵌合させることより
行えばよいため、載置部32の高さ精度を確保できる。
またこのように第2の支柱3をボ−ト本体20とは別々
に製造するため、一体で構成することが困難な、例えば
本実施の形態の支柱のような腕部31を備えた複雑な構
造の支柱も容易に製造することができる。
【0023】さらに石英製の第1の支柱23、24には
ウエハWの荷重はかからないため、熱処理用ボ−ト全体
を石英製とした場合に支柱が変形するような高温例えば
1050℃の温度でプロセスを行なってもボ−ト本体2
0が高温により変形したり、熱応力により割れてしまう
ようなこともない。これに対し第2の支柱3A,3Bに
はウエハWの荷重が加わるが、第2の支柱3A,3Bは
SiCにより構成されているため高温による変形のおそ
れはない。
【0024】そして第2の支柱3A,3Bの両端をそれ
ぞれ天板21、底板22に着脱できる程度に嵌合させて
おり、天板21を支持する役割は第1の支柱23、24
に持たせているため、第2の支柱3A,3Bとボ−ト本
体20との間の熱膨張の差による割れのおそれもない。
このように本実施の形態では、SiCを必要な部分にの
み使用するようにしているため、全体をSiCで構成す
る場合に比べてコストを大幅に低減することができる。
【0025】さらにまた第2の支柱3をSiC製の中空
体により構成したことで支柱3の熱容量を低くすること
ができる。このためヒ−タの温度変化に対してウエハW
の表面温度が良好に追従するので熱処理時の処理温度ま
での収束時間を短縮することができると共に、ウエハW
の支持点と支持点以外の他の領域との昇降温の速度の差
が小さくなることから熱応力が小さくなり、既述のウエ
ハWの支持点における荷重による応力が小さくなること
と合わせて、より一層スリップの発生を抑えることがで
きる。また中空体とすることで支柱3を軽量にでき、熱
処理用ボ−ト2全体の軽量化を図ることができる。さら
にこの中空体は形成が容易であり、複雑な形状の構造体
も形成することができる。ただし第2の支柱3は中実体
により構成してもよい。
【0026】上述の実施の形態の構造は、石英は溶接す
ることができるため、石英によりボ−ト本体を構成する
ことが有利であるが、第2の支柱は石英よりも軟化点の
高い材質を用いることができ、例えばSiCよりは軟化
点が低いが安価なポリシリコンで構成してもよい。また
高温の熱処理の場合には、ポリシリコンによりボ−ト本
体を構成し、SiCにより第2の支柱を構成してもよ
い。このように第2の支柱を溶接が困難なSiCにより
構成しても、上述の構造ではボ−ト本体に第2の支柱を
確実に取り付けることができる。
【0027】また上述のように腕部を形成する場合には
第2の支柱を用いることが得策である。従って熱処理の
処理温度が比較的低い場合には、第2の支柱を石英によ
り構成するようにしてもよいし、熱処理の処理温度がか
なり高い場合には、ボ−ト本体と第2の支柱との両者を
SiCにより構成するようにしてもよい。また第1の支
柱は2本に限らず例えば3本あるいは4本以上でもよ
い。
【0028】以上において本発明は例えばラダ−ボ−ト
と呼ばれている熱処理用ボ−トに適用して、ウエハWの
外周縁部を保持する溝部が上下に形成された支柱を第2
の支柱としてもよい。また例えば図7に示すように、リ
ングボ−トと呼ばれている熱処理用ボ−トに適用しても
よい。
【0029】このリングボ−トは、例えば図7(a)に
示すような、ウエハを載置するための平らな支持面を備
えたリング状の支持部材6の外周縁部を、第2の支柱7
(7A〜7C)の腕部71に夫々支持させることにより
構成されている(図7(b)参照)。前記支持部材6の
周縁部の例えば2か所には切欠6aが形成されており、
この切欠6aに適合する固定棒61、62を天板21か
ら底板22に亘って通すことにより、支持部材6が固定
される。このリングボ−トでは、例えば支持部材6、第
2の支柱7、固定棒61、62は夫々SiCにより構成
されており、天板21と底板22、第1の支柱23、2
4は夫々石英により構成されている。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、被処理基板を熱処理す
る場合にスリップの発生を軽減することができる。また
熱処理用ボ−トを容易に製造できるし、製造コストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る熱処理用ボートと縦
型熱処理炉とを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る熱処理用ボートの全
体を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る熱処理用ボートの全
体を示す断面図である。
【図4】ボ−ト本体への第2の支柱の取り付けを説明す
るための斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る熱処理用ボートを示
す平面図である。
【図6】第2の支柱にウエハWが載置された状態を示す
断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の他の例に係る熱処理用ボ
−トを示す平面図である。
【図8】従来のラダ−ボ−トを示す斜視図である。
【図9】従来のリングボ−トを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 熱処理用ボート 20 ボ−ト本体20 21 天板 22 底板 23、24 第1の支柱 3A〜3C 第2の支柱 31 腕部 32 載置部 41 保温筒 42 ボ−トエレベ−タ 5 縦型熱処理炉 W 半導体ウエハ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と底板との間に設けられた複数の支
    柱の間に、複数の被処理基板を各々水平にかつ互に上下
    に間隔をおいて支持させて縦型熱処理炉に搬入出するた
    めの熱処理用ボ−トにおいて、 前記天板及び底板を第1の支柱により互に固定してボ−
    ト本体を構成し、 このボ−ト本体とは別体の複数の第2の支柱を底板と天
    板との間に着脱自在に設けて、これら第2の支柱の各々
    には、被処理基板の内方側に向かって伸び出す複数の腕
    部を上下に間隔をおいて形成し、この腕部の内端側上面
    で被処理基板の周縁部よりも内方側を支持するように構
    成し、 前記底板には、第2の支柱の水平方向の振れを防止する
    ために各支柱の最下段の腕部の両側部を押さえるように
    固定部材を設け たことを特徴とする熱処理用ボ−ト。
  2. 【請求項2】 ボート本体を第1の材質により構成し、
    第2の支柱を第1の材質よりも軟化点の高い第2の材質
    により構成したことを特徴とする請求項1記載の熱処理
    用ボート。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の熱処理用ボー
    トと、 この熱処理用ボートが搬入されて、当該熱処理用ボート
    に支持されている被処理基板に対して熱処理を行うため
    の熱処理炉と、を備えたことを特徴とする熱処理装置。
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