JP3507425B2 - 気化器 - Google Patents

気化器

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JP3507425B2
JP3507425B2 JP2000292759A JP2000292759A JP3507425B2 JP 3507425 B2 JP3507425 B2 JP 3507425B2 JP 2000292759 A JP2000292759 A JP 2000292759A JP 2000292759 A JP2000292759 A JP 2000292759A JP 3507425 B2 JP3507425 B2 JP 3507425B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CVD成膜に用い
られ、液体有機金属や有機金属溶液等の液体材料を気化
する気化器に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造工程における薄膜形
成方法の一つとしてMOCVD(Metal Organic Chemic
al Vapor Deposition)法があるが、スパッタ等に比べ
て膜質,成膜速度,ステップカバレッジなどが優れてい
ることから近年盛んに利用されている。MOCVD装置
に用いられているCVDガス供給法としてはバブリング
法や昇華法などがあるが、液体有機金属若しくは有機金
属を有機溶剤に溶かした液体材料をCVDリアクタ直前
で気化して供給する方法が、制御性および安定性の面で
より優れた方法として注目されている。この気化方法で
は、高温に保たれた気化チャンバ内にノズルから液体材
料を噴霧して、液体材料を気化させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、気化の
際に液体材料に充分な熱エネルギーを与えることができ
ないと、未気化残渣が発生して配管に詰まりが発生した
り、残渣がパーティクルとなってCVDリアクタまで達
して成膜不良の原因となるおそれがあった。さらに、複
数の成分を混合してから気化する場合、成分によって気
化温度や熱分解温度特性が異なり、一部の成分が未気化
または熱分解することによる残渣が発生しやすかった。
また、未気化残渣の発生を抑えた効率的な気化を実現す
るためには、種々の気化条件に対して気化性能を評価す
る必要があるが、材料特性などから評価が非常に難し
く、確立された評価方法が無いというのが現状であっ
た。
【0004】 本発明の目的は、液体有機金属や有機金
属溶液等を気化する気化器において、液体材料の霧化を
より効果的に行わせ、未気化残渣やパーティクルの発生
を低減することができる気化器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図2および図5に対応付けて説明する。 (1)図2に対応付けて説明すると、請求項1の発明
は、高温に保持された気化チャンバ21内へ液体有機金
属若しくは有機金属溶液から成る液体材料を噴霧し、噴
霧された液体材料を気化してCVD成膜装置に供給する
気化器2に適用され、気化チャンバ21内に、気化チャ
ンバ21の温度とは独立に温度制御可能な気化面S1を
備え、気化面S1の温度を気化チャンバ21の温度より
高く設定することにより上述の目的を達成する。 (2)図5に対応付けて説明すると、請求項2の発明
は、高温に保持された気化チャンバ43内へ複数の液体
有機金属若しくは有機金属溶液から成る液体材料4A〜
4Cを噴霧し、噴霧された液体材料4A〜4Cを気化し
てCVD成膜装置に供給する気化器40に適用され、液
体材料4A〜4Cを気化チャンバ内へ噴霧する複数の噴
霧部41,42と、複数の噴霧部41,42に対向する
ように各々設けられ、それぞれ独立に温度制御可能な気
化面S11,S12とを備えて上述の目的を達成する。 (3)請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記
載の気化器において、気化チャンバ43には、水平方向
に延在して内壁の一部を気化面S11,S12とする円
筒空洞45が形成され、その円筒空洞45に対して液体
材料4A〜4Cを鉛直下方向に噴霧するようにしたもの
である。 (4)請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれ
かに記載の気化器において、気化チャンバ43の内壁お
よび気化面S11,S12を、CVD成膜装置で成膜さ
れる膜と同一の膜でコーティングしたものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して本
発明の実施の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は気化装置全体の概略構成を示す図である。1は気
化器2に液体有機金属や有機金属溶液等(以下では、こ
れらを液体材料と呼ぶ)を供給する液体材料供給装置で
あり、供給された液体材料は気化器2で気化されてCD
V装置に設けられたCVDリアクタに供給される。例え
ば、液体有機金属としてはCuやTaなどの有機金属が
あり、有機金属溶液としてはBa,Sr,Ti,Pb,
Zrなどの有機金属を有機溶剤に溶かしたもがある。
【0008】液体材料供給装置1に設けられた材料容器
3A,3B,3Cには、MOCVDに用いられる液体材
料4A,4B,4Cが充填されている。例えば、BST
膜(BaSrTi酸化膜)を成膜する場合には、原料であるB
a、Sr、Tiを有機溶剤THF(tetrahydrofuran)
で溶解したものが液体材料4A,4B,4Cとして用い
られる。また、溶剤容器3DにはTHFが溶剤4Dとし
て充填されている。なお、容器3A〜3Dは原料の数に
応じて設けられ、必ずしも4個とは限らない。
【0009】各容器3A〜3Dには、チャージガスライ
ン5と移送ライン6A〜6Dとが接続されている。各容
器3A〜3D内にチャージガスライン5を介してチャー
ジガスが供給されると、各容器3A〜3Dに充填されて
いる液体材料4A〜4Cおよび溶剤4Dの液面にガス圧
が加わり、液体材料4A〜4Cおよび溶剤4Dが各移送
ライン6A〜6Dへとそれぞれ押し出される。移送ライ
ン6A〜6Dに押し出された各液体材料4A〜4Cおよ
び溶剤4Dは、ガス圧によってさらに移送ライン6Eへ
と移送され、この移送ライン6E内で混合状態となる。
【0010】移送ライン6Eにはキャリアガスライン7
からキャリアガスが供給されるようになっており、キャ
リアガス、液体材料4A〜4Cおよび溶剤4Dは気液2
相流状態となって気化器2へと供給される。気化器2に
はキャリアガスライン7を介してキャリアガスが供給さ
れており、気化された材料はキャリアガスによってCV
Dリアクタへと送られる。
【0011】なお、チャージガスおよびキャリアガスに
は窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスが用いられ
る。また、移送ライン6A〜6Eにおける液体材料4A
〜4Cや溶剤4Dの滞留量はできるだけ低減するのが好
ましく、本実施の形態では、移送ライン6A〜6Cには
1/8インチの配管を用いている。
【0012】各移送ライン6A〜6Dには、マスフロー
メータ8A〜8Dおよび遮断機能付き流量制御バルブ9
A〜9Dが設けられている。マスフローメータ8A〜8
Dで液体材料4A〜4Cおよび溶剤4Dの流量を各々監
視しつつ流量制御バルブ9A〜9Dを制御して、液体材
料4A〜4Cおよび溶剤4Dの流量が適切となるように
している。なお、移送ライン6Eの気化器直前にミキサ
を設けて、液体材料4A〜4Cの混合状態をより向上さ
せるようにしても良い。さらに、各液体材料4A〜4C
の流量を制御する流量制御バルブ9A〜9Dに代えて、
プランジャポンプ等のポンプを用いて流量制御するよう
にしても良い。
【0013】図2〜図4は気化器2の詳細を示す図であ
り、図2は気化器2を正面から見た断面図、図3は図2
のA−A’断面図、図4は図2のB部の拡大図である。
図2に示すように、気化器2は液体材料4A〜4Cを霧
化する霧化部20と、霧化部20で霧化された液体材料
4A〜4Cをさらに気化する気化チャンバ21とを備え
ている。気化チャンバ21のチャンバ本体21aには、
水平方向(図示左右方向)に延在する円筒空洞22が形
成されている。霧化部20は、円筒空洞22に対して鉛
直下方向に霧化ガスを吹き出すように取り付けられてい
る。フランジ21bはチャンバ本体21aに対して着脱
可能であって、例えば、チャンバ内をクリーニングする
ような場合には、フランジ21bを外して円筒空洞22
を大気開放して洗浄を行う。
【0014】霧化部20には、移送ライン6Eから液体
材料4A〜4Cの混合液が供給されるとともに、キャリ
アガスライン7を介してキャリアガスが供給される。図
4のB部拡大図に示すように、混合液およびキャリアガ
スが流れる配管は内側配管23と外側配管24とから成
る2重管構造を有しており、内側配管23の内部を混合
液が気液2相流状態で流れ、内側配管23と外側配管2
4との間の環状空間をキャリアガスが流れる。気化部2
0の先端部分にはオリフィス部材25が設けられてお
り、キャリアガスは内側配管23とオリフィス部材25
との隙間をチャンバ内空間に噴出する。その結果、液体
材料4A〜4Cの混合液は内側配管23の先端から霧状
となって噴出する。
【0015】図2に示すように、霧化部20のケーシン
グ27の下部はチャンバ本体21aに固定されており、
チャンバ本体21aからの熱流入により高温となってい
る。一方、ケーシング27の上部端部には水冷ジャケッ
ト28が設けられており、この冷却ジャケット28から
下方に延びる冷却ロッド内に上記2重管が配設されてい
る。上述したオリフィス部材25は熱伝導率の低い樹脂
等で形成され、図4のように外側配管24の先端部分と
ケーシング先端部との間に挟持されて、両者の間の断熱
部材としても機能している。
【0016】図2の霧化部20により霧化された液体材
料4A〜4Cは、円筒空洞22の霧化部先端部と対向す
る面に向けて噴出され、図3に示すように円筒空洞22
の内周面に沿って矢印R1のように流れる。気化チャン
バ21にはヒータh1〜h9が設けられていて、気化温
度以上となるように温度制御されている。そのため、霧
状の液体材料4A〜4Cは、内周面に沿って流れる間に
気化され、キャリアガスと共に排出口29から排出され
てCVDリアクタへと送られる。
【0017】気化チャンバ本体21aおよびフランジ2
1bに設けられたヒータh1〜h9が設けられており、
その内のヒータh1〜h3は温度センサ30で検出され
た温度に基づいて温度調節装置32により制御される。
一方、ヒータh4〜h9は温度センサ31で検出された
温度に基づいて温度調節装置33により制御される。円
筒空洞22の内周面は全面が気化面として機能するが、
図2,3に示すように、液体材料4A〜4Cは霧化部2
0からほぼ鉛直下方向に噴出されるため、図3の面S1
が主な気化面となる。そのため、気化チャンバを均一に
加熱した場合でも、気化量(液体材料4A〜4Cの流
量)が多いと、気化面S1の温度が気化熱により低下し
て気化面S1に未気化成分が残渣として生じやすくな
る。
【0018】そこで、本実施の形態では、図2,3に示
すように面S1の近傍に設けられたヒータh1〜h3と
その他のヒータh4〜h9とをそれぞれ別個の温度調節
装置32,33で制御し、気化の最中にも気化面S1の
温度が最適温度となるように制御するようにした。すな
わち、液体材料4A〜4Cおよびその流量に応じてヒー
タh1〜h3で発生する熱エネルギーを調節し、気化面
S1の温度を最適温度にする。例えば、熱エネルギーを
増やして、気化面S1の温度を気化チャンバ21の温度
より高めに設定すると、液体材料4A〜4Cの熱分解温
度が気化温度に近い場合に有効である。その結果、気化
面S1における未気化成分の発生を低減することができ
る。
【0019】ところで、気化チャンバ21はSUS材で
形成されるのが一般的であるが、気化面として機能する
円筒空洞22の壁面が液体材料4A〜4Cと化学反応す
るという問題があった。本実施の形態では、このような
壁面と液体材料4A〜4Cとの反応を防止するために、
CVDにより成膜される膜を壁面にコーティングするよ
うにした。例えば、BST膜(BaSrTi酸化膜)を成膜す
るCVD装置に使用する気化器であれば、BST膜を壁
面にコーティングする。その結果、円筒空洞のSUS壁
面はコーティングされた膜により保護され、気化された
金属材料との反応を防止することができる。このような
膜としては、BST膜の他に、PZT膜(PbZrTi膜)、
STO膜(SrTiO2)、TiO2膜、SBT膜(SrBiTa酸化
膜)等の誘電体膜や、超伝導膜等の酸化物などがある。
【0020】−第2の実施の形態− 図5は本発明の第2の実施の形態を示す図であり、気化
器を模式的に示した図である。上述した第1の実施の形
態の気化器では、CVD装置で成膜される膜に応じて、
数種類の液体材料4A〜4Cを混合し、その混合液を気
化チャンバ内に噴霧して気化するようにしている。しか
しながら、液体材料4A〜4Cの熱分解温度および気化
温度が極端に異なるような場合には、第1の実施の形態
のように、液体材料4A〜4Cの混合液を同一の気化面
S1で気化しようとすると不都合が生じる場合があっ
た。
【0021】例えば、図6に示すように、液体材料4
A,4Bがほぼ同一の熱分解温度および気化温度を有し
ていて、液体材料4Cの熱分解温度および気化温度がそ
れらと大きく異なる場合を考える。ここで、気化温度と
は気化可能な最低温度で、熱分解温度とは材料の熱分解
が生じる最低温度とする。そのため、気化面の温度は気
化温度と熱分解温度との間に設定する必要がある。液体
材料4A〜4Cの熱分解温度Tda,Tdb,Tdcおよび気
化温度Tva,Tvb,Tvcが図6に示すような場合、気化
面S1(図3参照)の温度T1は図6に示すような温度
に設定される。
【0022】しかし、液体材料4Cについては気化が可
能なぎりぎりの温度で気化が行われ、液体材料4A,4
Bについては熱分解が生じるぎりぎりの温度で気化が行
われることになる。そのため、気化面S1の温度制御が
厳しいものとなり、僅かな温度変化でも気化条件が変化
してしまうという問題があった。
【0023】そこで、本実施の形態の気化器40では、
液体材料4A,4Bと液体材料4Cとを、それぞれ独立
に温度制御可能な二つの気化面S11,S12で気化す
るようにした。図5において、気化器40の気化チャン
バ43には二つの霧化部41,42が設けられており、
液体材料4Cは霧化部41により霧化され、液体材料4
A,4Bは混合液とされた後に霧化部42により霧化さ
れる。霧化部41により霧化された液体材料4Cは、円
筒空洞45の気化面S11に向けて鉛直下方向に噴出さ
れ、主に気化面S11で気化される。一方、霧化部42
により霧化された液体材料4A,4Bの混合液は、気化
面S12に向けて鉛直下方向に噴出され、主に気化面S
12で気化される。
【0024】気化チャンバ43にはチャンバ加熱用のヒ
ータh11〜h17が設けられており、チャンバ全体の
温度制御は、温度センサ44の検出温度に基づいて温度
調節装置46でヒータh15〜h17の発熱量を制御す
ることにより行われる。一方、気化面S11の温度制御
は、温度センサ47の検出温度に基づいて温度調節装置
48でヒータh11,h12の発熱量を制御することに
より行われる。さらに、気化面S12の温度制御は、温
度センサ49の検出温度に基づいて温度調節装置50で
ヒータh13,h14の発熱量を制御することにより行
われる。
【0025】例えば、液体材料4A〜4Cの物性が図6
に示すような場合、気化面S11およびS12はそれぞ
れ異なる温度T11およびT12に制御される。そのた
め、液体材料4A〜4Cのいずれに対しても最適な気化
温度で気化を行うことができる。さらに、霧化部を2つ
備えているため、図2に示すような霧化部が一つの気化
器に比べて単位時間当たりの気化量の増大を図ることが
できる。
【0026】ところで、従来の気化器の場合も、別個に
気化器を2台用意して、一方で液体材料4A、4Bを気
化し、他方で液体材料4Cを気化するようにすれば、そ
れぞれの液体材料4A〜4Cに対して最適気化温度とす
ることができるが、装置が大型化すると共に大幅なコス
トアップとなる。一方、本実施の形態の気化器によれ
ば、気化器の大型化およびコストアップを著しく抑える
ことができる。
【0027】なお、上述の実施の形態では、液体材料4
A,4Bについては物性が似ているので混合して一つの
噴霧部41により噴霧するようにしたが、各液体材料4
A〜4Cの物性値が互いに異なる場合には、各液体材料
4A〜4Cに対して各々噴霧部を設けるようにしても良
い。
【0028】−第3の実施の形態− 図7,8は本発明の第3の実施の形態を示す図であり、
図7は気化器を正面から見た断面図、図8は図7のC−
C’断面図である。なお、図7,8において、図2,3
と同一の部分には同一の符号を付し、以下では異なる部
分を中心に説明する。フランジ61の内側(円筒空洞2
2側)には、霧化部20に対向する位置に水平に延在す
るタング62が設けられており、そのタング62には加
熱用ヒータh21,h22および温度センサ63が設け
られている。
【0029】タング62に向けて噴出された液体材料6
4は、タング62の気化面S20により気化される。タ
ング62に設けられたヒータh21,h22および温度
センサ63は温度調節装置65に接続されており、チャ
ンバ本体21aよりやや高めの温度に制御されている。
一方、ヒータh1〜h9の発熱量は、チャンバ本体21
aに設けられた温度センサ31の検出温度に基づいて温
度調節装置66により制御される。
【0030】本実施の形態の気化器の場合も、第1の実
施の形態と同様に気化面S20をチャンバ本体21aの
温度とは別に調節できるように構成しているので、第1
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。さら
に、本実施の形態では、第1の実施の形態のように気化
チャンバ21の一部を独立に温度制御するのとは異な
り、別個に設けられたタング62の温度を独立に制御す
るようにしているので温度制御性が向上する。
【0031】また、気化による未気化成分の付着は主に
タング62の上面で起こるので、気化チャンバ60のク
リーニングを行う際には、フランジ21を外してタング
62を個別に洗浄することができる。そのため、クリー
ニング作業が簡単になると同時に、確実なクリーニング
を行うことができる。
【0032】(変形例)図9に示す気化器70は、図
7,8に示した気化器の変形例であり、図5の気化器と
同様に二つの霧化部41,42を備えたものである。気
化チャンバ73のチャンバ本体74には図示左右方向に
延在する円筒空洞77が形成され、そのチャンバ本体7
4の両端に着脱可能に固定される各フランジ75,76
には、タング71,72が形成されている。気化チャン
バ73の温度は、ヒータh31〜h36,温度センサ7
7および温度調節装置78により所定の温度に保持され
る。
【0033】フランジ75のタング71は霧化部41と
対向する位置となるように形成されており、その対向面
S31は液体材料4Cの気化面として機能する。タング
71にはヒータh37および温度センサ79が設けられ
ており、タング71の温度が第2の実施の形態で述べた
温度T11とるように温度調節装置80により温度制御
される。一方、フランジ76のタング72は霧化部42
と対向する位置となるように形成されており、その対向
面S32は液体材料4Cの気化面として機能する。タン
グ72にもヒータh38および温度センサ81が設けら
れており、温度調節装置82によってタング72の温度
がT12となるように制御される。
【0034】図9に示した気化器70も図5に示した気
化器40と同様に、液体材料4A〜4Cの物性に応じて
温度の異なる気化面S31,S32を設けて、それぞれ
独立に温度制御を行っているので、気化器40の場合と
同様の効果を得ることができる。さらに、気化器70で
は、タング71,72を設けてその上面に気化面S3
1,32を形成しているので、気化器40に比べて気化
面S31,S32の温度制御性に優れている。
【0035】−第4の実施の形態− 次に、気化器の気化性能評価方法について説明する。気
化器の気化性能は、気化器に供給された液体材料の内の
何パーセントが気化されたかによって評価されるが、こ
れは供給量と気化器内の未気化成分の量との差によって
求めることができる。図10は、性能評価の計量の手順
を示したものであり、以下では材料としてBa,Srお
よびTiを用いる場合について説明する。
【0036】図10のステップS1では、所定量の液体
材料を気化器で気化させる。次いで、ステップS2のサ
ンプリング工程では、気化面を含めた気化チャンバの全
内壁面に付着している未気化成分をエチルアルコール等
で除去する。例えば、重さ0.1〜0.3g程度の布に
エチルアルコールを含ませ、その布で壁面に付着した未
気化成分を拭き取る。ステップS3の有機物分解A工程
では、拭き取り後の布を塩酸2ml,過酸化水素0.5
mlおよび純水1mlの混合液に浸して、温度150℃
で1.5時間加熱し、布に付着している有機物を分解す
る。ステップS4の有機物分解B工程では、ステップS
3の溶液にさらに塩酸1ml,過酸化水素0.5mlお
よび純水1mlを加えて、温度150℃で1.5時間加
熱する。
【0037】ステップS5の煮沸・濃縮工程では、さら
に純水1mlを加えて150℃で0.5時間加熱する。
ステップS6のろ過・定容工程では、ステップS5の溶
液をろ過した後、塩酸1mlを添加し、さらに20〜1
00mlに容積をそろえる。ステップS7では、ICP
(誘導結合プラズマ)を用いた分析装置により各元素B
a,Sr,Tiの定量分析を行い、未気化成分量を算出
する。定量分析をする際には、図11に示すような試料
をICP分析したものを検量線として使用し、検量線と
の比較から未気化成分量を算出する。ステップS8で
は、気化に使用した液体材料の量と、ステップS7で算
出された未気化成分量とから気化率を算出する。このよ
うに、本実施の形態の評価方法では、気化器内壁面に付
着している未気化成分を実際に定量分析しているため、
気化器の気化性能を正確に評価することが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、発明によれば、
気化面は気化チャンバの温度とは独立に温度制御可能
あって気化面を気化チャンバの温度より高く設定したの
、液体材料の気化量の変化に関わらず気化面を最適温
度に保つことができる。その結果、気化チャンバ内の未
気化残渣を低減させることができる。さらに、複数の噴
霧部により液体材料を霧化するので、気化量の増加を図
ることができる。特に、請求項2の発明によれば、複数
の噴霧部と温度制御可能な気化面を備えているので、気
化特性に応じて液体材料を分類し、類似の気化特性を有
する液体材料を同一の噴霧部により噴霧して、その気化
特性に応じた温度に制御された気化面により気化するこ
とができる。その結果、各液体材料に適した温度で気化
することができ、残渣の発生の少ない気化器を提供する
ことができる。請求項3の発明によれば、液体材料を鉛
直下方向に噴霧しているので、噴霧部付近の気化チャン
バ内壁に液体状の液体材料が付着することが無く、残渣
の低減を図ることができる。また、円筒側面の噴霧部対
向部分から側面にそって上方に霧状液体材料が流れるた
め、効率よく気化することができる。請求項4の発明に
よれば、気化チャンバ内壁面と液体材料との化学反応を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態を説明する図で
あり、気化装置全体の概略構成を示す図である。
【図2】気化器2を詳細に示す図であり、正面から見た
断面図である。
【図3】図2のA−A’断面図である。
【図4】図2のB部拡大図である。
【図5】本発明による第2の実施の形態を示す図であ
り、気化器を模式的に示した図である。
【図6】気化面S1の温度T1を説明する図。
【図7】本発明による第3の実施の形態を示す図であ
り、気化器の正面を示す断面図である。
【図8】図7のC−C’断面図である。
【図9】図7,8に示した気化器の変形例を示す図であ
る。
【図10】本発明による第4の実施の形態を説明する図
であり、気化評価手順を示す図である。
【図11】検量線として用いる試料の内容を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 液体材料供給装置 2,40,70 気化器 20,41,42 霧化部 21,43,60,73 気化チャンバ 21a,60,74 チャンバ本体 21b,61,75,76 フランジ 22,45,77 円筒空洞 30,31,44,47,49,63,79,81 温
度センサ 32,33,46,48,50,65,66,78,8
0,82 温度調節装置 62,71,72 タング h1〜h1,h11〜h17,h21,h22,h31
〜h38 ヒータ S1,S11,S12,S20,S31,S32 気化
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川尾 満志 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所内 (72)発明者 松野 繁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 山田 朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 宮下 章二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 内川 英興 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開2000−199066(JP,A) 特開 平10−251853(JP,A) 特開 平10−88354(JP,A) 特開2001−152343(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 16/448 H01L 21/31

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温に保持された気化チャンバ内へ液体
    有機金属若しくは有機金属溶液から成る液体材料を噴霧
    し、噴霧された前記液体材料を気化してCVD成膜装置
    に供給する気化器において、 前記気化チャンバ内に、前記気化チャンバの温度とは独
    立に温度制御可能な気化面を備え、前記気化面の温度を
    前記気化チャンバの温度より高く設定したことを特徴と
    する気化器。
  2. 【請求項2】 高温に保持された気化チャンバ内へ複数
    の液体有機金属若しくは有機金属溶液から成る液体材料
    を噴霧し、噴霧された前記液体材料を気化してCVD成
    膜装置に供給する気化器において、 液体材料を前記気化チャンバ内へ噴霧する複数の噴霧部
    と、 前記複数の噴霧部に対向するように各々設けられ、それ
    ぞれ独立に温度制御可能な気化面とを備えたことを特徴
    とする気化器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の気化器
    において、 前記気化チャンバには、水平方向に延在して内壁の一部
    を前記気化面とする円筒空洞が形成され、前記円筒空洞
    に対して前記液体材料を鉛直下方向に噴霧するようにし
    たことを特徴とする気化器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    気化器において、 前記気化チャンバの内壁および前記気化面を、前記CV
    D成膜装置で成膜される膜と同一の膜でコーティングし
    たことを特徴とする気化器。
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