JP3506897B2 - おにぎり包装フィルム - Google Patents
おにぎり包装フィルムInfo
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- JP3506897B2 JP3506897B2 JP02582298A JP2582298A JP3506897B2 JP 3506897 B2 JP3506897 B2 JP 3506897B2 JP 02582298 A JP02582298 A JP 02582298A JP 2582298 A JP2582298 A JP 2582298A JP 3506897 B2 JP3506897 B2 JP 3506897B2
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- rice
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- seaweed
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内外フィルム間に
海苔を挟み入れたフィルムでにぎり飯と海苔とを分離し
て一体に包装し、包装フィルムの開封と同時に海苔がに
ぎり飯に巻かれ、海苔巻き状態のおにぎりが得られるよ
うに形成された包装フィルムに関する。
海苔を挟み入れたフィルムでにぎり飯と海苔とを分離し
て一体に包装し、包装フィルムの開封と同時に海苔がに
ぎり飯に巻かれ、海苔巻き状態のおにぎりが得られるよ
うに形成された包装フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の包装フィルムとしては、外フィ
ルムの中央部長手方向にカットテープを形成し、或いは
方向性フィルムの切り裂き案内部を形成する等した分断
手段を設け、この内側に一回り小形の海苔を重ね、さら
にこの内側に、外フィルムの半割形よりも少し大きい形
状の2枚の内フィルムを、外周を外フィルムに合わせる
と共に中央部を互いに重合するようにして重ね、外フィ
ルムの外周縁に沿って両フィルムをヒートシールして形
成されたものが多い。これによれば、にぎり飯を包装フ
ィルムの内側中央に載せて、にぎり飯の正背両面にフィ
ルムを折り重ねると共に、フィルム隅部をにぎり飯の裏
側に貼り着けて包装がなされ、食べるときには、カット
テープを引いて外フィルムを分断し、外フィルムの片半
部を内フィルムと共に左右にそれぞれ引き抜き、にぎり
飯に海苔が巻かれた状態となるようになっていた。
ルムの中央部長手方向にカットテープを形成し、或いは
方向性フィルムの切り裂き案内部を形成する等した分断
手段を設け、この内側に一回り小形の海苔を重ね、さら
にこの内側に、外フィルムの半割形よりも少し大きい形
状の2枚の内フィルムを、外周を外フィルムに合わせる
と共に中央部を互いに重合するようにして重ね、外フィ
ルムの外周縁に沿って両フィルムをヒートシールして形
成されたものが多い。これによれば、にぎり飯を包装フ
ィルムの内側中央に載せて、にぎり飯の正背両面にフィ
ルムを折り重ねると共に、フィルム隅部をにぎり飯の裏
側に貼り着けて包装がなされ、食べるときには、カット
テープを引いて外フィルムを分断し、外フィルムの片半
部を内フィルムと共に左右にそれぞれ引き抜き、にぎり
飯に海苔が巻かれた状態となるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の包装フィルムに
あっては、包装状態で内フィルムの重合部同士が密着し
ているため、分断したフィルム片の抜き取りに相当の力
を要し、また、にぎり飯の先尖り頂部において上記重合
部がにぎり飯の左右両側に折れ曲がって被覆しているた
め、フィルム片を抜き取る際に海苔の隅部を引き千切っ
てしまいやすいという問題があった。
あっては、包装状態で内フィルムの重合部同士が密着し
ているため、分断したフィルム片の抜き取りに相当の力
を要し、また、にぎり飯の先尖り頂部において上記重合
部がにぎり飯の左右両側に折れ曲がって被覆しているた
め、フィルム片を抜き取る際に海苔の隅部を引き千切っ
てしまいやすいという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、内外フィル
ム間に海苔を挟み入れたフィルムでにぎり飯を包装する
おにぎり包装フィルムにおいて、包装状態から海苔を欠
損させることなく、容易且つ簡便に包装フィルムを開封
して、海苔巻き状態のおにぎりが得られるようにするこ
とを課題とする。
ム間に海苔を挟み入れたフィルムでにぎり飯を包装する
おにぎり包装フィルムにおいて、包装状態から海苔を欠
損させることなく、容易且つ簡便に包装フィルムを開封
して、海苔巻き状態のおにぎりが得られるようにするこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のおにぎり包装フィルムは、分断案内路を有す
るにぎり飯を包む大きさの外フィルムの内側に、海苔を
挟んで、外フィルムの短手幅を半割した半割形よりも短
手幅が幅広な大きさに形成された2枚の内フィルムを、
それぞれ外周縁が外フィルムの左右片半部の外周縁に重
なり且つ両内フィルムの内側縁辺部が外フィルムの中央
部で重なり合うように配置し、重なり合った内外フィル
ムの外周縁を接着又はヒートシールしてなるおにぎり包
装フィルムにおいて、上記分断案内路が、外フィルムの
上端縁中央部に配した直辺部と、直辺部から左右にそれ
ぞれ下方傾斜した傾斜辺部と、傾斜辺部から屈曲して外
フィルムの下端縁までそれぞれ延びた部分とを有し、両
傾斜辺部の離間幅の最も大きい部分に包装されたにぎり
飯の底部が載るように配したカットテープからなり、こ
のカットテープの引っ張り操作によって外フィルムの包
装表面に広い開口を形成して海苔を広く露出させるとと
もに外フィルムが上端縁から下端縁まで分断されるよう
に構成されたことを特徴とする。また、上記分断案内路
が、包装されたにぎり飯の頂部位置から左右の側縁部に
沿ってフィルムが分断されるようにカットテープを配し
て構成されたことも特徴とする。また、傾斜辺部が直辺
部の端部から左右に枝分かれしてなることも特徴とす
る。
の本発明のおにぎり包装フィルムは、分断案内路を有す
るにぎり飯を包む大きさの外フィルムの内側に、海苔を
挟んで、外フィルムの短手幅を半割した半割形よりも短
手幅が幅広な大きさに形成された2枚の内フィルムを、
それぞれ外周縁が外フィルムの左右片半部の外周縁に重
なり且つ両内フィルムの内側縁辺部が外フィルムの中央
部で重なり合うように配置し、重なり合った内外フィル
ムの外周縁を接着又はヒートシールしてなるおにぎり包
装フィルムにおいて、上記分断案内路が、外フィルムの
上端縁中央部に配した直辺部と、直辺部から左右にそれ
ぞれ下方傾斜した傾斜辺部と、傾斜辺部から屈曲して外
フィルムの下端縁までそれぞれ延びた部分とを有し、両
傾斜辺部の離間幅の最も大きい部分に包装されたにぎり
飯の底部が載るように配したカットテープからなり、こ
のカットテープの引っ張り操作によって外フィルムの包
装表面に広い開口を形成して海苔を広く露出させるとと
もに外フィルムが上端縁から下端縁まで分断されるよう
に構成されたことを特徴とする。また、上記分断案内路
が、包装されたにぎり飯の頂部位置から左右の側縁部に
沿ってフィルムが分断されるようにカットテープを配し
て構成されたことも特徴とする。また、傾斜辺部が直辺
部の端部から左右に枝分かれしてなることも特徴とす
る。
【0006】これによれば、包装フィルムの開封は、お
にぎりの頂部に位置するカットテープの一端を摘み、こ
れを引っ張って行う。カットテープを引っ張ると、外フ
ィルムがカットテープに沿って引き裂かれて面状に広く
開口する。にぎり飯の頂部位置から左右の側縁部に沿っ
てフィルムが分断されるようにカットテープが配してあ
れば、外フィルムがにぎり飯の輪郭に沿って引き抜かれ
て開口する。開封は、開口部より残りの外フィルム及び
内フィルムを引き抜いて簡便に行える。
にぎりの頂部に位置するカットテープの一端を摘み、こ
れを引っ張って行う。カットテープを引っ張ると、外フ
ィルムがカットテープに沿って引き裂かれて面状に広く
開口する。にぎり飯の頂部位置から左右の側縁部に沿っ
てフィルムが分断されるようにカットテープが配してあ
れば、外フィルムがにぎり飯の輪郭に沿って引き抜かれ
て開口する。開封は、開口部より残りの外フィルム及び
内フィルムを引き抜いて簡便に行える。
【0007】カットテープは、外フィルムの一端縁部か
ら、にぎり飯の頂部位置で左右の側縁部に沿って枝別れ
して延び、さらに、上記両側縁部から外フィルムの他端
縁部に至るように配置することができる。
ら、にぎり飯の頂部位置で左右の側縁部に沿って枝別れ
して延び、さらに、上記両側縁部から外フィルムの他端
縁部に至るように配置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の好適な実
施形態を説明する。図1〜図3に示された包装フィルム
1は、外フィルム2の内側に2枚の内フィルム4,4を
重ね合わせ、それぞれ外周縁をシール部1aにより互い
に接着又はヒートシールして偏平な袋体となし、その内
部に、三角型のにぎり飯6を被包し得る大きさの海苔5
を収納して形成されている。
施形態を説明する。図1〜図3に示された包装フィルム
1は、外フィルム2の内側に2枚の内フィルム4,4を
重ね合わせ、それぞれ外周縁をシール部1aにより互い
に接着又はヒートシールして偏平な袋体となし、その内
部に、三角型のにぎり飯6を被包し得る大きさの海苔5
を収納して形成されている。
【0009】外フィルム2は、熱伸張による引き裂き方
向性が付与された矩形状の合成樹脂製フィルムを用い、
その内表面に、分断案内路としてのカットテープ3を、
にぎり飯6の輪郭よりも若干大きい三角形に配して形成
されている。詳しくは図2に示す如く、カットテープ3
は、外フィルム2の上端縁部中央から下方に延びる直辺
部3aと、包装状態で重なるにぎり飯1の頂部付近で直
辺部3aの端部からにぎり飯1の縁部に沿って左右に枝
別れし、シール部1aに当接するまで下方に傾斜して延
びる傾斜辺部3b,3bと、外フィルム2の長手幅の中
間位置よりも若干下側で当該フィルムの短手辺と平行に
延びて両傾斜辺部を連ねる底辺部3cとにより三角形に
配され、包装状態では、図3に示されているように、包
装フィルム1の表面側でにぎり飯6の縁部に上記傾斜辺
部3b,3bが重なり(同図(A))、裏面側で上記底
辺部3cが表示ラベル7の下側に位置するようになって
いる。
向性が付与された矩形状の合成樹脂製フィルムを用い、
その内表面に、分断案内路としてのカットテープ3を、
にぎり飯6の輪郭よりも若干大きい三角形に配して形成
されている。詳しくは図2に示す如く、カットテープ3
は、外フィルム2の上端縁部中央から下方に延びる直辺
部3aと、包装状態で重なるにぎり飯1の頂部付近で直
辺部3aの端部からにぎり飯1の縁部に沿って左右に枝
別れし、シール部1aに当接するまで下方に傾斜して延
びる傾斜辺部3b,3bと、外フィルム2の長手幅の中
間位置よりも若干下側で当該フィルムの短手辺と平行に
延びて両傾斜辺部を連ねる底辺部3cとにより三角形に
配され、包装状態では、図3に示されているように、包
装フィルム1の表面側でにぎり飯6の縁部に上記傾斜辺
部3b,3bが重なり(同図(A))、裏面側で上記底
辺部3cが表示ラベル7の下側に位置するようになって
いる。
【0010】内フィルム4,4は、合成樹脂製フィルム
を用い、外フィルム2の短手幅を半割りした半割形より
も短手幅が幅広となる大きさに形成されており、それぞ
れ外周縁を外フィルム2の左右片半部の外周縁に重ね、
且つ内フィルム4,4の内側縁辺部が外フィルム2の中
央部で重なり合うように配置し、上記外周縁をシール部
1aにより外フィルム2に接着やヒートシールによって
一体化し、外フィルム2との間に介装された海苔5が封
止されるように設けてある。
を用い、外フィルム2の短手幅を半割りした半割形より
も短手幅が幅広となる大きさに形成されており、それぞ
れ外周縁を外フィルム2の左右片半部の外周縁に重ね、
且つ内フィルム4,4の内側縁辺部が外フィルム2の中
央部で重なり合うように配置し、上記外周縁をシール部
1aにより外フィルム2に接着やヒートシールによって
一体化し、外フィルム2との間に介装された海苔5が封
止されるように設けてある。
【0011】包装フィルム1の製造は、カットテープ3
が設けられた上記外フィルム2の内側に海苔5を重ね、
その上に内フィルム4,4を重ね合わせ、外周縁を接着
やヒートシールによってシールして行われる。
が設けられた上記外フィルム2の内側に海苔5を重ね、
その上に内フィルム4,4を重ね合わせ、外周縁を接着
やヒートシールによってシールして行われる。
【0012】包装フィルム1によるにぎり飯6の包装
は、内フィルム4,4上ににぎり飯6を載せ、載置部か
ら二つ折り状とした包装フィルム1をにぎり飯6の側面
に沿うように密着させると共に、包装フィルム1の両端
隅部をにぎり飯6の背面側に折り込んで、これを止着
し、折り込まれた両端隅部外側に渡って表示ラベル7を
貼着することにより行うことができる。なお、表示ラベ
ル7は折り重なり部を被覆する程度の大きさの紙製と
し、その下辺或いは上下辺に微細なスリットを複数形成
して、貼着による位置ズレに関係なくカットテープ3に
よる分断が円滑に行えるように加工されていることが好
ましい。
は、内フィルム4,4上ににぎり飯6を載せ、載置部か
ら二つ折り状とした包装フィルム1をにぎり飯6の側面
に沿うように密着させると共に、包装フィルム1の両端
隅部をにぎり飯6の背面側に折り込んで、これを止着
し、折り込まれた両端隅部外側に渡って表示ラベル7を
貼着することにより行うことができる。なお、表示ラベ
ル7は折り重なり部を被覆する程度の大きさの紙製と
し、その下辺或いは上下辺に微細なスリットを複数形成
して、貼着による位置ズレに関係なくカットテープ3に
よる分断が円滑に行えるように加工されていることが好
ましい。
【0013】また、包装フィルム1の開封は、図4に示
されているように、カットテープ3の上端部を摘み、こ
れを下側に引っ張れば、外フィルム2がカットテープ3
に沿って、即ちにぎり飯6の頂部から左右縁部乃至底部
に至る輪郭、及び表示ラベル7の下側までが引き裂か
れ、包装状態の外フィルム2の一側とにぎり飯6が載っ
た底部が取り去られて、開口から海苔5を露出させる。
カットテープ3により形成された開口の幅は、開封始端
であるにぎり飯6の頂部側よりも、にぎり飯6の側面側
の方が広く、にぎり飯6の底部側が最も広くなる。そし
て、この露出した海苔5の上からにぎり飯6の底部を把
持して支え、にぎり飯6を被包する外フィルム2の残り
の他側を取り去り、さらに、海苔5とにぎり飯6との間
にある内フィルム4,4を抜き取ることにより、にぎり
飯6に海苔5が巻かれたおにぎりを得ることができる。
この場合、カットテープ3を引っ張ることにより外フィ
ルム2がにぎり飯6の輪郭形状に引き裂かれ、開口から
おにぎりの一側面が広く露出するので、露出した部分を
支えて、残りの外フィルム2及び内フィルム4,4を容
易に抜き取ることができ、また、これらフィルムの抜き
取りの際に海苔5に負荷がかからず、容易且つ円滑な開
封作業によって、海苔5の欠損のない海苔巻きおにぎり
を得ることができる。
されているように、カットテープ3の上端部を摘み、こ
れを下側に引っ張れば、外フィルム2がカットテープ3
に沿って、即ちにぎり飯6の頂部から左右縁部乃至底部
に至る輪郭、及び表示ラベル7の下側までが引き裂か
れ、包装状態の外フィルム2の一側とにぎり飯6が載っ
た底部が取り去られて、開口から海苔5を露出させる。
カットテープ3により形成された開口の幅は、開封始端
であるにぎり飯6の頂部側よりも、にぎり飯6の側面側
の方が広く、にぎり飯6の底部側が最も広くなる。そし
て、この露出した海苔5の上からにぎり飯6の底部を把
持して支え、にぎり飯6を被包する外フィルム2の残り
の他側を取り去り、さらに、海苔5とにぎり飯6との間
にある内フィルム4,4を抜き取ることにより、にぎり
飯6に海苔5が巻かれたおにぎりを得ることができる。
この場合、カットテープ3を引っ張ることにより外フィ
ルム2がにぎり飯6の輪郭形状に引き裂かれ、開口から
おにぎりの一側面が広く露出するので、露出した部分を
支えて、残りの外フィルム2及び内フィルム4,4を容
易に抜き取ることができ、また、これらフィルムの抜き
取りの際に海苔5に負荷がかからず、容易且つ円滑な開
封作業によって、海苔5の欠損のない海苔巻きおにぎり
を得ることができる。
【0014】外フィルム2に設けるカットテープ3は、
図5に示されているように、外フィルム2の上端縁部中
央から下方に延びる直辺部3aから傾斜辺3b,3bを
にぎり飯6の縁部に沿って左右に枝別れさせ、これをシ
ール部1aに当接するよりも手前で外フィルム2の長手
辺と平行に下端縁まで垂下するように配してもよい。こ
の場合、包装状態では、図6に示されているように、包
装フィルム1の表面側でにぎり飯6の縁部に上記傾斜辺
部3b,3bが重なり(同図(A))、その延長部が裏
面側で表示ラベル7の左右に位置するようになり、包装
フィルム開封のためカットテープ3を引っ張ると、フィ
ルム正面側の外フィルム2が略三角形状に、背面側が帯
状に広く引き裂かれて開口し(同図(C))、この開口
を押し広げて残余の外フィルム2及び内フィルム4,4
を容易に抜き取ることができる。
図5に示されているように、外フィルム2の上端縁部中
央から下方に延びる直辺部3aから傾斜辺3b,3bを
にぎり飯6の縁部に沿って左右に枝別れさせ、これをシ
ール部1aに当接するよりも手前で外フィルム2の長手
辺と平行に下端縁まで垂下するように配してもよい。こ
の場合、包装状態では、図6に示されているように、包
装フィルム1の表面側でにぎり飯6の縁部に上記傾斜辺
部3b,3bが重なり(同図(A))、その延長部が裏
面側で表示ラベル7の左右に位置するようになり、包装
フィルム開封のためカットテープ3を引っ張ると、フィ
ルム正面側の外フィルム2が略三角形状に、背面側が帯
状に広く引き裂かれて開口し(同図(C))、この開口
を押し広げて残余の外フィルム2及び内フィルム4,4
を容易に抜き取ることができる。
【0015】要は、カットテープ3は、その一連の引っ
張り操作によって、少なくともにぎり飯6の一側面と重
合する包装表面が面状に広く引き裂かれるように配置し
てあればよい。カットテープ3は、図7に示されている
ように、傾斜辺部3b,3bをシール部1aに沿って下
端縁部まで垂下させたものや(同図(A))、傾斜辺部
3b,3bを屈曲させながら下端縁部まで垂下させたも
の(同図(B))など適宜な形に配置することができ
る。
張り操作によって、少なくともにぎり飯6の一側面と重
合する包装表面が面状に広く引き裂かれるように配置し
てあればよい。カットテープ3は、図7に示されている
ように、傾斜辺部3b,3bをシール部1aに沿って下
端縁部まで垂下させたものや(同図(A))、傾斜辺部
3b,3bを屈曲させながら下端縁部まで垂下させたも
の(同図(B))など適宜な形に配置することができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明のおにぎり包装フィルムによれ
ば、包装状態から海苔を欠損させることなく、容易且つ
簡便な作業によって包装フィルムを開封し、海苔巻き状
態のおにぎりを得ることができる。
ば、包装状態から海苔を欠損させることなく、容易且つ
簡便な作業によって包装フィルムを開封し、海苔巻き状
態のおにぎりを得ることができる。
【図1】本発明の包装フィルムの一実施形態の分解斜視
図である。
図である。
【図2】外フィルムの外観図である。
【図3】(A),(B)は図1の包装フィルムによる包
装状態を示した正面側と背面側の外観図である。
装状態を示した正面側と背面側の外観図である。
【図4】図1の包装フィルムの開封途中の状態を示す図
である。
である。
【図5】他の実施形態の包装フィルムにかかる外フィル
ムの外観図である。
ムの外観図である。
【図6】(A),(B)は図5の外フィルムを用いて包
装した状態を示す正面側と背面側の外観図、(C)は包
装フィルムの開封途中の状態を示す図である。
装した状態を示す正面側と背面側の外観図、(C)は包
装フィルムの開封途中の状態を示す図である。
【図7】(A),(B)はさらに他の実施形態の包装フ
ィルムにかかる外フィルムの外観図である。
ィルムにかかる外フィルムの外観図である。
1 包装フィルム
2 外フィルム
3 カットテープ
4 内フィルム
5 海苔
6 にぎり飯
7 表示ラベル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平9−327271(JP,A)
特開 平9−186(JP,A)
特開 平5−221459(JP,A)
実開 平5−85288(JP,U)
実開 昭62−8960(JP,U)
実開 平5−77035(JP,U)
仏国特許出願公開2362765(FR,A
1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65D 65/10
B65D 65/34
B65D 75/66
B65D 85/50
A23L 1/10
Claims (3)
- 【請求項1】分断案内路を有するにぎり飯を包む大きさ
の外フィルムの内側に、海苔を挟んで、外フィルムの短
手幅を半割した半割形よりも短手幅が幅広な大きさに形
成された2枚の内フィルムを、それぞれ外周縁が外フィ
ルムの左右片半部の外周縁に重なり且つ両内フィルムの
内側縁辺部が外フィルムの中央部で重なり合うように配
置し、重なり合った内外フィルムの外周縁を接着又はヒ
ートシールしてなるおにぎり包装フィルムにおいて、上
記分断案内路が、外フィルムの上端縁中央部に配した直
辺部と、直辺部から左右にそれぞれ下方傾斜した傾斜辺
部と、傾斜辺部から屈曲して外フィルムの下端縁までそ
れぞれ延びた部分とを有し、両傾斜辺部の離間幅の最も
大きい部分に包装されたにぎり飯の底部が載るように配
したカットテープからなり、 このカットテープの引っ張り操作によって外フィルムの
包装表面に広い開口を形成して海苔を広く露出させると
ともに外フィルムが上端縁から下端縁まで分断されるよ
うに構成されたことを特徴とするおにぎり包装フィル
ム。 - 【請求項2】包装されたにぎり飯の頂部位置から左右の
側縁部に沿ってフィルムが分断されるようにカットテー
プを配して分断案内路が構成された請求項1に記載のお
にぎり包装フィルム。 - 【請求項3】傾斜辺部が直辺部の端部から左右に枝分か
れしてなる請求項1又は2に記載のおにぎり包装フィル
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02582298A JP3506897B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | おにぎり包装フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02582298A JP3506897B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | おにぎり包装フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222259A JPH11222259A (ja) | 1999-08-17 |
JP3506897B2 true JP3506897B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=12176564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02582298A Expired - Fee Related JP3506897B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | おにぎり包装フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3506897B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5131484B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2013-01-30 | 株式会社スズパック | おにぎり包装体 |
GB2499258A (en) * | 2012-02-13 | 2013-08-14 | British American Tobacco Co | Various Wrappers with Tear Strips for Multiple Containers |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP02582298A patent/JP3506897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11222259A (ja) | 1999-08-17 |
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