JP3506097B2 - 電気炊飯器 - Google Patents
電気炊飯器Info
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- JP3506097B2 JP3506097B2 JP2000077433A JP2000077433A JP3506097B2 JP 3506097 B2 JP3506097 B2 JP 3506097B2 JP 2000077433 A JP2000077433 A JP 2000077433A JP 2000077433 A JP2000077433 A JP 2000077433A JP 3506097 B2 JP3506097 B2 JP 3506097B2
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Description
を向上させた電気炊飯器の構造に関するものである。
側や蓋側に断熱構造を採用し、断熱・保温性能を向上さ
せることによって、可能な限り省エネルギー化を図る努
力が続けられている。
れる炊飯器本体や同炊飯器本体の開口部を覆う蓋それぞ
れに、いくら高い断熱・保温性能を持たせたとしても、
炊飯器本体と蓋とは別体のものであり、それらの間の当
接部には構造上必然的に隙間ができ、該部分から外部に
熱が逃げる問題がある。特に、炊飯器本体の肩部に内鍋
の開口縁部に対応する肩ヒータを設けたものの場合、当
該肩ヒータからの熱を有効に遮熱することが必要とな
る。
めになされたもので、炊飯器本体の開口部と蓋との嵌合
部において、遮熱に適切な蓋嵌合構造を実現し、同蓋部
に内鍋開口縁部に対応した適切な遮熱手段を設けること
により、内鍋開口縁部からの放射熱の外部への放出を遮
断して断熱・保温性能を向上させ、可及的に消費電力を
低減した省エネ構造の電気炊飯器を提供することを目的
とするものである。
を達成するために、それぞれ次のような課題解決手段を
備えて構成されている。
内鍋収納口を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上
記内鍋収納口を覆う蓋とを備え、上記炊飯器本体の肩部
を上記炊飯器本体に収納された状態における内鍋の開口
縁部の高さよりも低く形成し、それに対応して上記蓋外
周縁部を当該炊飯器本体の肩部まで深く延設し、この延
設部内側に位置して上記内鍋の開口縁部に対応する遮熱
板を設けてなる電気炊飯器において、上記遮熱板は、上
記蓋外周縁部の内周面側にあって周方向に所定の間隔で
半径方向に起立する複数のリブを介して設けられ、同複
数のリブによって、上記蓋外周縁部との間に断熱空間を
形成していることを特徴としている。
肩部を、収納された内鍋の開口縁部の高さよりも低く形
成し、それに対応して上記蓋の外周縁部を当該同肩部ま
で深く延設して開口部を半径方向内側に狭く形成した内
鍋の開口縁部を十分に覆わせるようにし、同内鍋の開口
縁部を覆う当該蓋外周縁部の延設部内側に位置して同内
鍋の開口縁部に対応する遮熱板を設けるようにすると、
上記内鍋開口縁部からの放射熱が当該遮熱板によって確
実に遮断反射されて断熱されるようになるので、内鍋内
の断熱・保温性能が、より有効に向上する。
外周縁部の内周面側にあって周方向に所定の間隔で半径
方向に起立する複数のリブを介して設けられているの
で、同複数のリブにより蓋の変形が防止され、かつ剛性
も増大する。また、同複数のリブによって、当該遮熱板
と上記蓋外周縁部との間に断熱空間が形成されているの
で、同断熱空間により、さらに遮熱板部分の断熱・保温
作用が向上する。
内鍋収納口を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上
記内鍋収納口を覆う蓋とを備えてなる電気炊飯器におい
て、上記炊飯器本体の肩部を上記炊飯器本体内に収納さ
れた状態における内鍋の開口縁部の高さよりも低く形成
して同肩部に縦壁部を設ける一方、上記蓋外周縁部を同
肩部まで延設し、この延設部内周面側に位置して、上記
蓋を閉じた時に、上記肩部側の縦壁部とともに遮熱作用
を果たす遮熱リブを設けたことを特徴としている。
肩部を、収納された内鍋の開口縁部の高さよりも低く形
成して同肩部に縦壁部を設ける一方、上記蓋外周縁部を
同肩部まで延設し、この延設部内周面側に位置して、上
記蓋を閉じた時に、上記肩部側の縦壁部とともに遮熱作
用を果たす遮熱リブを設けるようにすると、上記蓋を閉
じた時に上記肩部側の縦壁部と蓋外周縁部側の遮熱リブ
とが略密閉構造の縦壁部となって、内鍋内の断熱・保温
性能が、より有効に向上する。
内鍋収納口を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上
記内鍋収納口を覆う蓋とを備え、上記炊飯器本体の肩部
を上記炊飯器本体に収納された状態における内鍋の開口
縁部の高さよりも低く形成し、それに対応して上記蓋外
周縁部を同肩部まで延設し、この延設部内側に位置して
上記内鍋の開口縁部に対応する遮熱手段を設けてなる電
気炊飯器において、上記炊飯器本体側肩部の肩ヒータに
は当該肩ヒータの外周側を覆う遮熱用の肩リングが設け
られており、上記遮熱手段は、該肩リングを上記延設さ
れた蓋の外周縁部内面に当接するように拡幅したことを
特徴としている。
肩部を、収納された内鍋の開口縁部の高さよりも低く形
成し、それに対応して上記蓋の外周縁部を当該同肩部ま
で深く延設して上記開口部を半径方向内側に狭く形成し
た内鍋の開口縁部を覆わせるようにし、同内鍋の開口縁
部を覆う当該蓋外周縁部の延設部内側に位置して同内鍋
の開口縁部に対応する遮熱手段を設けるようにすると、
上記内鍋開口縁部からの放射熱が当該遮熱板によって確
実に遮断反射されて断熱されるようになる。
り有効に向上する。
て、特に上記炊飯器本体側肩部の肩ヒータに当該肩ヒー
タの外周側を覆う遮熱用の肩リングが設けられており、
上記遮熱手段は、該肩リングを上記延設された蓋の外周
縁部内面に当接するように拡幅されている。
遮熱部材である肩リング自体の上端部が上記蓋の肩部ま
で延設された外周縁部内面と当接して、肩ヒータの外周
側に遮熱作用を果たす略密閉構造の縦壁が形成されるこ
とになり、肩ヒータ部分から蓋外部への放熱量が低減さ
れ、内鍋内の断熱・保温性能が有効に向上する。
内鍋収納口を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上
記内鍋収納口を覆う蓋とを備え、上記炊飯器本体の肩部
を上記炊飯器本体に収納された状態における内鍋の開口
縁部の高さよりも低く形成し、それに対応して上記蓋外
周縁部を同肩部まで延設し、この延設部内側に位置して
上記内鍋の開口縁部に対応する遮熱手段を設けてなる電
気炊飯器において、炊飯器本体側肩部の肩ヒータには当
該肩ヒータの外周側を覆う遮熱用の肩リングが設けられ
ており、上記遮熱手段は、上記蓋を閉じた時に該肩リン
グと相互に重なり合うように、上記延設された蓋外周縁
部の内面から当該肩リング方向に向けて突設された遮熱
リブよりなることを特徴としている。
肩部を、収納された内鍋の開口縁部の高さよりも低く形
成し、それに対応して上記蓋の外周縁部を当該同肩部ま
で深く延設して上記開口部を半径方向内側に狭く形成し
た内鍋の開口縁部を覆わせるようにし、同内鍋の開口縁
部を覆う当該蓋外周縁部の延設部内側に位置して同内鍋
の開口縁部に対応する遮熱手段を設けるようにすると、
上記内鍋開口縁部からの放射熱が当該遮熱板によって確
実に遮断反射されて断熱されるようになる。
り有効に向上する。
部の肩ヒータに当該肩ヒータの外周側を覆う遮熱用の肩
リングが設けられており、上記遮熱手段は、上記蓋を閉
じた時に該肩リングと相互に重なり合うように、上記延
設された蓋外周縁部の内面から当該肩リング方向に向け
て突設された遮熱リブよりなっている。
上記肩リング上端と遮熱リブ下端とが相互に重なり合っ
て肩ヒータの外周側に遮熱作用を果たす略密閉構造の縦
壁が形成されることになり、肩ヒータから外部への放熱
量が低減され、内鍋内の断熱・保温性能が有効に向上す
る。
ると、炊飯器本体と蓋との嵌合部における内鍋開口縁部
の断熱・保温性能が向上し、消費電力が節約できるの
で、省エネルギー化が可能になる。
炊飯器の炊飯器本体および要部の構成を示している。
納する内鍋収納口を有する炊飯器本体と、この炊飯器本
体の上記内鍋収納口を覆う蓋とを備えてなる電気炊飯器
において、炊飯器本体の肩部開口縁部を上記収納された
内鍋の開口縁部の高さよりも低く形成する一方、それに
対応して蓋の外周縁部を炊飯器本体の肩部開口縁部まで
延設し、その延設部内周面側に位置して内鍋の開口縁部
に対応する熱反射性能の高い遮熱板よりなる遮熱手段を
設けたことを特徴とするものである。
可能な磁性金属板よりなる内鍋2と、この内鍋(飯器)
2を任意に取出し可能に収納する炊飯器本体(本体ケー
ス)3と、この炊飯器本体3の内鍋収納口上部を覆う開
閉自在な蓋4とからなり、上記炊飯器本体3の左右両側
部には吊り下げて持ち運べるように把手5を設けて構成
されている。
状に対応した内鍋収納口部を有し、内部に誘起されるう
ず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板
等の磁性金属板よりなる内鍋3を任意に収納するように
構成された、内鍋2の開口縁部23aよりも所定寸法高
さが低い合成樹脂製で有底筒状の内ケース(保護枠)3
1と、この内ケース31を断熱材6および各種の支持部
材を介して保持する、内鍋2の開口縁部23aよりも所
定寸法高さが低い外部美装筺体である筒状の外ケース3
2と、この外ケース32の底部に嵌合一体化された底部
材33とから構成されている。
底壁部の外方側にはコイル台7が設けられ、このコイル
台7と上記内ケース31との間には、磁束制御用のフェ
ライトコアを介して上記内鍋2の底壁部の中央ドーム部
21外周囲と側方側コーナ部および内鍋2の側壁部22
下方の3つの位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻
成された3組のワークコイルC1,C2,C3が、それぞ
れ内鍋2の底壁部から側壁部に到る略全体を包み込むよ
うに設けられており、それらにより通電時には内鍋2の
略全体に効率良くうず電流を誘起して、その全体を略均
一に加熱するようになっている。
熱手段として、当該内鍋2の側壁部22の全周に対応し
て保温ヒータ12が設けられている。
3および保温ヒータ12によって適切な炊飯機能と保温
機能とを実現できるようになっている。
約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニュー
に対応した加熱パターンの操作設定は、当該電気炊飯器
本体の図示しない前面側操作パネル部に設けられた各種
操作キーを介してユーザによりマイコン制御ユニット側
に入力される設定内容に応じてなされるようになってい
る。
台7の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタ
センサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収
納空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コ
イルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で、内
鍋温度検知センサおよび内鍋検知スイッチを備えたセン
タセンサ34が、上記内鍋2の底壁部のドーム部21裏
面に対応当接するように設けられている。
は、上記内ケース31側に略水平に延設された後、所定
深さの肩ヒータ設置用の凹溝部13を形成するように一
旦下方に曲げられ、その後再び水平に延び、内ケース3
1側では所定上下幅の縦壁部32bが設けられている。
そして、同縦壁部32b部分には図2に拡大して示すよ
うに、略断面U字状の肩リング9の内周片9aおよび外
周片9bが、その上部面および内周面を覆うように嵌合
され、外周片9bの水平方向への折り曲げ部によって肩
ヒータを押圧固定するようになっている。
内鍋把手8,8は、炊飯器本体3の左右両側部分のみに
設けられている。そして、一方肩ヒータは該内鍋把手
8,8の部分を避けて前後方向の各半周位置に2分割し
て設けられている。したがって、図1および図2の左右
方向の内鍋把手8,8位置で切断した図面では、肩ヒー
タが現われてこない。
外ケース32側への縁部31aが設けられ、同縁部31
aによって上記外ケース32の肩部32a内側の縦壁部
32b部分を支持している。また、上記外ケース32の
肩部32a下部の側壁部には、把手取付孔32c,32
cが形成され、該把手取付孔32c,32cに対して把
手5の取付軸5a,5aが回転可能に軸合されている。
また、内鍋把手8の設けられていない図示把手取付孔3
2c,32cを挟む上記外ケース32の前後方向各半周
位置の肩部32a内周側の図示していない上記凹溝部1
3部分には肩ヒータが設けられ、肩リング9によって固
定されている。
の内鍋収納口内に収納された内鍋2の開口縁部23a
は、図示のように上記外ケース32の肩部32aよりも
所定寸法高く位置するようになり、その外周囲は後述す
る蓋4の外カバー41の上記外ケースの肩部32a部分
まで深く延設された外周縁部41aで覆われるようにな
る。
の開口部23は、図示のように半径方向内側に所定寸法
狭く形成されており、その形状によって内部の熱が放出
されにくくなっている。
カバー41と、該外カバー41と内枠45との間に断熱
空間42を介して設けられたステンレス鋼板等の上下2
枚の断熱金属板43a,43bよりなる断熱構造体43
と、該断熱構造体43の内側に内枠45および断熱空間
44を介して設けられた熱導伝性の高い金属製の放熱板
46と、該放熱板46の下方に所定の間隔を置いて設け
られた内鍋2の開口23内に位置する金属製の内カバー
47とによって多重構造の断熱構造体に形成されてい
る。また、上記断熱構造体43は上記のような上下2枚
の断熱金属板43a,43bを閉断面構造に対向させ
て、それらの半径方向内外両端を相互に接合一体化する
ことにより、内部が真空の真空断熱構造体に形成されて
いる。
方側に向けて調圧筒53および調圧キャップ54等の取
付孔部50が設けられている。この調圧筒53等取付孔
部50は、調圧筒嵌合用の筒穴部と調圧キャップ嵌装用
の凹溝部とからなり、調圧筒嵌合用の上記筒穴部上端に
調圧キャップ54下端の取付筒54aが圧入嵌合されて
いるとともに、さらに、その内側には調圧筒53が嵌合
されている。この調圧筒53内の調圧通路59には、転
倒時の湯の漏出を防止するために、球体構造の転倒止水
弁55が設けられている。
記筒穴部下端には、断熱構造体43の取付筒52が着脱
可能に嵌合一体化されており、該断熱構造体取付筒52
に対して上記断熱構造体43の内側嵌合口部が嵌合さ
れ、下方側から支持キャップを嵌合することによって押
圧固定されている。
熱板取付部56が設けられており、該放熱板取付部56
を介して上述のように放熱板46が設けられている。放
熱板46は、その外周端46aが上記内鍋2の開口縁部
23a上面に当接するようになっているとともに、段差
面を形成している上記内枠45に対応する部分の外周面
側には上記内鍋2の開口縁部23aの内周面を当接して
上記内鍋2内をシールする耐熱ゴム製のパッキン48が
その全周に亘って設けられている。
端部が半球体構造となった内カバー取付部58が設けら
れており、この内カバー取付部58に対して対応する形
状の凹溝部を有した耐熱性ゴム等の弾性部材よりなる内
カバー支持部材57が着脱可能に嵌合されるようになっ
ている。そして、それによって内カバー47が図示のよ
うに取り付けられている。
において、上記断熱構造体43の外周端43cおよび放
熱板46の外周端46a相互の重合部が、上記外ケース
32の肩部32aよりも上方に位置する上記内鍋2の開
口縁部23aの上面に対応当接するとともに、他方上記
外カバー41の外周縁部41aが上記内鍋2の開口縁部
23aよりも下方に位置する上記外ケース32の肩部3
2bの上面に対応当接するように、図示しないヒンジ機
構を介して前後方向に回動自在に取付けられており、そ
の外ケース32の開放端側には、該蓋4の外カバー41
の所定係合位置に係合して該蓋4の上下方向へのロック
・アンロックを行う図示しないロック部およびロック部
操作機構が設けられている。
カバー41の外周縁部41aが、すでに述べたように上
記内鍋2の開口縁部23aの外周囲を覆う状態で、閉じ
られるようになる。
を覆う外カバー41の外周縁部41aの内周面には、図
示のように周方向に所定の間隔を置いて、半径方向内方
に起立する複数のリブ49,49・・・が設けられてお
り、これらの複数のリブ49,49・・・を介して同外
カバー41の外周縁部41a内周面側に所定の断熱空間
を形成した状態で、熱反射性能の高い所定の幅の金属製
の遮熱板10が同内周面に沿い全周面に亘って設けられ
ている。この遮熱板10は、その上端10a側をリブ構
造の係合部材41b,41cに対して嵌合・係止する一
方、下端部10b側をU状に曲成して上記外カバー41
外周縁部41aの下端部内に嵌入して係合固定してい
る。
開口縁部23aの外周囲を覆う上記蓋4の外カバー外周
縁部41aの内周面側に設けられた遮熱板10が、上記
内鍋2の開口縁部23aからの放射熱を略確実に反射断
熱し、蓋外部への放熱を防ぐので、当該電気炊飯器の蓋
4および炊飯器本体3相互の間からの放熱量が低減さ
れ、内鍋2内の断熱・保温性能が向上するとともに、電
力消費量が低減されて省エネ性能が向上する。
の構成では、上記蓋4の外周縁部41aの内周面側に、
周方向に所定の間隔で半径方向に起立する複数のリブ4
9,49・・・を設け、これら複数のリブ49,49・
・・を介して遮熱板10を設けるようにしている。
・・・によって、合成樹脂により成形される蓋4の外カ
バー41部分の変形が防止されるようになるとともに、
剛性自体が増大する。
カバー外周縁部41aと遮熱板10との間に断熱空間が
形成されることになり、この断熱空間による断熱・保温
作用も省エネに有効に寄与するようになる。
飯器本体の構成を示している。
構造の蓋は、合成樹脂製の外カバーと内カバーとを外周
部において高周波溶着等により接合し、それらの間に形
成される空間に断熱材を配設した構成であった。しか
し、このような構成の蓋の場合、断熱性能が不十分であ
る。
成樹脂製の外カバーに対し、その内側に上下2枚の断熱
金属板よりなる真空断熱構造体を一体化することによ
り、十分に断熱性能を向上させるようにしたものが提供
されるようになっている。
のような真空断熱構造体を具備する電気炊飯器に適用し
た場合の構成を示している。
可能な磁性金属板よりなる内鍋2と、この内鍋(飯器)
2を任意に取出し可能に収納する炊飯器本体(本体ケー
ス)3と、この炊飯器本体3の内鍋収納口上部を覆う開
閉自在な蓋4とからなり、上記炊飯器本体3の左右両側
部には吊り下げて持ち運べるように把手5を設けて構成
されている。
状に対応した内鍋収納口部を有し、内部に誘起されるう
ず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板
等の磁性金属板よりなる内鍋3を任意に収納するように
構成された、内鍋2の開口縁部23aよりも所定寸法高
さが低い合成樹脂製で有底筒状の内ケース(保護枠)3
1と、この内ケース31を断熱材6および各種の支持部
材を介して保持する、内鍋2の開口縁部23aよりも所
定寸法高さが低い外部美装筺体である筒状の外ケース3
2と、この外ケース32の底部に嵌合一体化された底部
材33とから構成されている。
底壁部の外方側にはコイル台7が設けられ、このコイル
台7と上記内ケース31との間には、磁束制御用のフェ
ライトコアを介して上記内鍋2の底壁部の中央ドーム部
21外周囲と側方側コーナ部および内鍋2の側壁部22
下方の3つの位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻
成された3組のワークコイルC1,C2,C3が、それぞ
れ内鍋2の底壁部から側壁部に到る略全体を包み込むよ
うに設けられており、それらにより通電時には内鍋2の
略全体に効率良くうず電流を誘起して、その全体を略均
一に加熱するようになっている。
熱手段として、当該内鍋2の側壁部22の全周に対応し
て保温ヒータ12が設けられている。
3および保温ヒータ12によって適切な炊飯機能と保温
機能とを実現できるようになっている。
約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニュー
に対応した加熱パターンの操作設定は、当該電気炊飯器
本体の図示しない前面側操作パネル部に設けられた各種
操作キーを介してユーザによりマイコン制御ユニット側
に入力される設定内容に応じてなされるようになってい
る。
台7の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタ
センサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収
納空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コ
イルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で、内
鍋温度検知センサおよび内鍋検知スイッチを備えたセン
タセンサ34が、上記内鍋2の底壁部のドーム部21裏
面に対応当接するように設けられている。
は、上記内ケース31側に略水平に延設された後、所定
深さの肩ヒータ設置用の凹溝部13を形成するように一
旦下方に曲げられ、その後再び水平に延び、内ケース3
1側では所定上下幅の縦壁部32bが設けられている。
そして、同縦壁部32b部分には図2に拡大して示すよ
うに、略断面U字状の肩リング9の内周片9aおよび外
周片9bが、その上部面および内周面を覆うように嵌合
され、外周片9bの水平方向への折り曲げ部によって肩
ヒータを押圧固定するようになっている。
内鍋把手8,8は、炊飯器本体3の左右両側部分のみに
設けられている。そして、一方肩ヒータは該内鍋把手
8,8の部分を避けて前後方向の各半周位置に2分割し
て設けられている。したがって、図1および図2の前後
方向の内鍋把手8,8位置で切断した図面では、肩ヒー
タが現われてこない。
外ケース32側への縁部31aが設けられ、同縁部31
aによって上記外ケース32の肩部32a内側の縦壁部
32b部分を支持している。また、上記外ケース32の
肩部32a下部の側壁部には、把手取付孔32c,32
cが形成され、該把手取付孔32c,32cに対して把
手5の取付軸5a,5aが回転可能に軸合されている。
また、内鍋把手8の設けられていない図示把手取付孔3
2c,32cを挟む上記外ケース32の前後方向各半周
位置の肩部32a内周側には、凹溝部13には肩ヒータ
が設けられ、肩リング9によって固定されている。
の内鍋収納口内に収納された内鍋2の開口縁部23a
は、図示のように上記外ケース32の肩部32aよりも
所定寸法高く位置するようになり、その外周囲は後述す
る蓋4の外カバー41の上記外ケースの肩部32a部分
まで深く延設された外周縁部41aで覆われるようにな
る。
の開口部23は、図示のように半径方向内側に所定寸法
狭く形成されており、その形状によって内部の熱が放出
されにくくなっている。
カバー41と、該外カバー41と内枠45との間に断熱
空間42を介して設けられたステンレス鋼板等の上下2
枚の断熱金属板43a,43bよりなる断熱構造体43
と、該断熱構造体43の内側に内枠45および断熱空間
44を介して設けられた熱導伝性の高い金属製の放熱板
46と、該放熱板46の下方に所定の間隔を置いて設け
られた内鍋2の開口23内に位置する金属製の内カバー
47とによって多重構造の断熱構造体に形成されてい
る。そして、上記外カバー41の外周縁部41aは、上
記内鍋2の開口縁部23aの外周囲を覆うように炊飯器
本体3側外ケース32の肩部まで延設されている。また
上記断熱構造体43は上記のような上下2枚の断熱金属
板43a,43bを閉断面構造に対向させて、それらの
半径方向内外両端を相互に接合一体化することにより、
内部が真空の真空断熱構造体に形成されており、その外
周端43cは上記外カバー41の外周縁部41aの内周
面に沿って延設されている。
方側に向けて調圧筒53および調圧キャップ54等の取
付孔部50が設けられている。この調圧筒53等取付孔
部50は、調圧筒嵌合用の筒穴部と調圧キャップ嵌装用
の凹溝部とからなり、調圧筒嵌合用の上記筒穴部上端に
調圧キャップ54下端の取付筒54aが圧入嵌合されて
いるとともに、さらに、その内側には調圧筒53が嵌合
されている。この調圧筒53内の調圧通路59には、転
倒時の湯の漏出を防止するために、球体構造の転倒止水
弁55が設けられている。
記筒穴部下端には、断熱構造体43の取付筒52が着脱
可能に嵌合一体化されており、該断熱構造体取付筒52
に対して上記断熱構造体43の内側嵌合口部が嵌合さ
れ、下方側から支持キャップを嵌合することによって押
圧固定されている。
熱板取付部56が設けられており、該放熱板取付部56
を介して上述のように放熱板46が設けられている。放
熱板46は、その外周端46aが上記内鍋2の開口縁部
23a上面に当接するようになっているとともに、段差
面を形成している上記内枠45に対応する部分の外周面
側には上記内鍋2の開口縁部23aの内周面を当接して
上記内鍋2内をシールする耐熱ゴム製のパッキン48が
その全周に亘って設けられている。
端部が半球体構造となった内カバー取付部58が設けら
れており、この内カバー取付部58に対して対応する形
状の凹溝部を有した耐熱性ゴム等の弾性部材よりなる内
カバー支持部材57が着脱可能に嵌合されるようになっ
ている。そして、それによって内カバー47が図示のよ
うに取り付けられている。
において、上記放熱板46の外周端46aが、上記外ケ
ース32の肩部32aよりも上方に位置する上記内鍋2
の開口縁部23aの上面に対応当接するとともに、他方
その内周面に断熱構造体43の外周端43cが延設配置
された上記外カバー41の外周縁部41aが上記内鍋2
の開口縁部23aよりも下方に位置する上記外ケース3
2の肩部32bの上面に対応当接するように、図示しな
いヒンジ機構を介して前後方向に回動自在に取付けられ
ており、その外ケース32の開放端側には、該蓋4の外
カバー41の所定係合位置に係合して該蓋4の上下方向
へのロック・アンロックを行う図示しないロック部およ
びロック部操作機構が設けられている。
面に断熱構造体43の外周端43cが延設配置された上
記外カバー41の外周縁部41aが、すでに述べたよう
に上記内鍋2の開口縁部23aの外周囲を覆う状態で、
閉じられるようになる。
開口縁部23aの外周囲を覆う上記蓋4の外カバー外周
縁部41aの内周面側に延設して設けられた極めて断熱
性の高い真空断熱構造の断熱構造体43の外周端43c
が、上記内鍋2の開口縁部23aからの放射熱を略確実
に反射断熱し、蓋外部への放熱を防ぐので、当該電気炊
飯器の蓋4および炊飯器本体3相互の間からの放熱量が
低減され、内鍋2内の断熱・保温性能が向上するととも
に、電力消費量が低減されて省エネ性能が向上する。
飯器本体の構成を示している。
態2のもののような真空断熱構造体とは別に、内鍋の開
口縁部を覆うように下方に延設された蓋外周縁部を中空
断熱構造に形成することによって、略同様の遮熱機能を
実現したことを特徴とするものである。
可能な磁性金属板よりなる内鍋2と、この内鍋(飯器)
2を任意に取出し可能に収納する炊飯器本体(本体ケー
ス)3と、この炊飯器本体3の内鍋収納口上部を覆う開
閉自在な蓋4とからなり、上記炊飯器本体3の左右両側
部には吊り下げて持ち運べるように把手5を設けて構成
されている。
状に対応した内鍋収納口部を有し、内部に誘起されるう
ず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板
等の磁性金属板よりなる内鍋3を任意に収納するように
構成された、内鍋2の開口縁部23aよりも所定寸法高
さが低い合成樹脂製で有底筒状の内ケース(保護枠)3
1と、この内ケース31を断熱材6および各種の支持部
材を介して保持する、内鍋2の開口縁部23aよりも所
定寸法高さが低い外部美装筺体である筒状の外ケース3
2と、この外ケース32の底部に嵌合一体化された底部
材33とから構成されている。
底壁部の外方側にはコイル台7が設けられ、このコイル
台7と上記内ケース31との間には、磁束制御用のフェ
ライトコアを介して上記内鍋2の底壁部の中央ドーム部
21外周囲と側方側コーナ部および内鍋2の側壁部22
下方の3つの位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻
成された3組のワークコイルC1,C2,C3が、それぞ
れ内鍋2の底壁部から側壁部に到る略全体を包み込むよ
うに設けられており、それらにより通電時には内鍋2の
略全体に効率良くうず電流を誘起して、その全体を略均
一に加熱するようになっている。
熱手段として、当該内鍋2の側壁部22の全周に対応し
て保温ヒータ12が設けられている。
3および保温ヒータ12によって適切な炊飯機能と保温
機能とを実現できるようになっている。
約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニュー
に対応した加熱パターンの操作設定は、当該電気炊飯器
本体の図示しない前面側操作パネル部に設けられた各種
操作キーを介してユーザによりマイコン制御ユニット側
に入力される設定内容に応じてなされるようになってい
る。
台7の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタ
センサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収
納空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コ
イルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で、内
鍋温度検知センサおよび内鍋検知スイッチを備えたセン
タセンサ34が、上記内鍋2の底壁部のドーム部21裏
面に対応当接するように設けられている。
は、上記内ケース31側に略水平に延設された後、所定
深さの肩ヒータ設置用の凹溝部13を形成するように一
旦下方に曲げられ、その後再び水平に延び、内ケース3
1側では所定上下幅の縦壁部32bが設けられている。
そして、同縦壁部32b部分には図2に拡大して示すよ
うに、略断面U字状の肩リング9の内周片9aおよび外
周片9bが、その上部面および内周面を覆うように嵌合
され、外周片9bの水平方向への折り曲げ部によって肩
ヒータを押圧固定するようになっている。
内鍋把手8,8は、炊飯器本体3の左右両側部分のみに
設けられている。そして、一方肩ヒータは該内鍋把手
8,8の部分を避けて前後方向の各半周位置に2分割し
て設けられている。したがって、図1および図2の前後
方向の内鍋把手8,8位置で切断した図面では、肩ヒー
タが現われてこない。
外ケース32側への縁部31aが設けられ、同縁部31
aによって上記外ケース32の肩部32a内側の縦壁部
32b部分を支持している。また、上記外ケース32の
肩部32a下部の側壁部には、把手取付孔32c,32
cが形成され、該把手取付孔32c,32cに対して把
手5の取付軸5a,5aが回転可能に軸合されている。
また、内鍋把手8の設けられていない図示把手取付孔3
2c,32cを挟む上記外ケース32の前後方向各半周
位置の肩部32a内周側には、凹溝部13には肩ヒータ
が設けられ、肩リング9によって固定されている。
の内鍋収納口内に収納された内鍋2の開口縁部23a
は、図示のように上記外ケース32の肩部32aよりも
所定寸法高く位置するようになり、その外周囲は後述す
る蓋4の外カバー41の上記外ケースの肩部32a部分
まで深く延設された外周縁部41aで覆われるようにな
る。
の開口部23は、図示のように半径方向内側に所定寸法
狭く形成されており、その形状によって内部の熱が放出
されにくくなっている。また、上記内鍋2の開口縁部2
3aの外周には、その全周に亘って断熱カバー8が嵌装
されている。
カバー41と、該外カバー41と内枠45との間に断熱
空間42を介して設けられたステンレス鋼板等の上下2
枚の断熱金属板43a,43bよりなる断熱構造体43
と、該断熱構造体43の内側に内枠45および断熱空間
44を介して設けられた熱導伝性の高い金属製の放熱板
46と、該放熱板46の下方に所定の間隔を置いて設け
られた内鍋2の開口23内に位置する金属製の内カバー
47とによって多重構造の断熱構造体に形成されてい
る。上記外カバー41は、図示のように、その外周縁部
41aを上記炊飯器本体3の外ケース32の肩部32a
まで延設しているとともに所定深さの凹溝面を形成し、
同凹溝面の外周側に外カバー41の高位側外周面と連続
する外周面を形成するカバー部材60を、その内外両壁
部60b,60aを介して溶着接合することにより嵌合
一体化することによって、外カバー41の外周縁部41
a部分内側に断熱空間61を有する中空断熱構造壁に形
成している。また上記断熱構造体43は上記のような上
下2枚の断熱金属板43a,43bを閉断面構造に対向
させて、それらの半径方向内外両端を相互に接合一体化
することにより、内部が真空の真空断熱構造体に形成さ
れている。
方側に向けて調圧筒53および調圧キャップ54等の取
付孔部50が設けられている。この調圧筒53等取付孔
部50は、調圧筒嵌合用の筒穴部と調圧キャップ嵌装用
の凹溝部とからなり、調圧筒嵌合用の上記筒穴部上端に
調圧キャップ54下端の取付筒54aが圧入嵌合されて
いるとともに、さらに、その内側には調圧筒53が嵌合
されている。この調圧筒53内の調圧通路59には、転
倒時の湯の漏出を防止するために、球体構造の転倒止水
弁55が設けられている。
記筒穴部下端には、断熱構造体43の取付筒52が着脱
可能に嵌合一体化されており、該断熱構造体取付筒52
に対して上記断熱構造体43の内側嵌合口部が嵌合さ
れ、下方側から支持キャップを嵌合することによって押
圧固定されている。
熱板取付部56が設けられており、該放熱板取付部56
を介して上述のように放熱板46が設けられている。放
熱板46は、その外周端46aが上記内鍋2の開口縁部
23a上面に当接するようになっているとともに、段差
面を形成している上記内枠45に対応する部分の外周面
側には上記内鍋2の開口縁部23aの内周面を当接して
上記内鍋2内をシールする耐熱ゴム製のパッキン48が
その全周に亘って設けられている。
端部が半球体構造となった内カバー取付部58が設けら
れており、この内カバー取付部58に対して対応する形
状の凹溝部を有した耐熱性ゴム等の弾性部材よりなる内
カバー支持部材57が着脱可能に嵌合されるようになっ
ている。そして、それによって内カバー47が図示のよ
うに取り付けられている。
において、上記断熱構造体43の外周端43cおよび放
熱板46の外周端46a相互の重合部が、上記外ケース
32の肩部32aよりも上方に位置する上記内鍋2の開
口縁部23aの上面に対応当接するとともに、他方上記
カバー部材60とともに断熱空間61を介した中空断熱
壁を形成する上記外カバー41の外周縁部41aが上記
内鍋2の開口縁部23aよりも下方に位置する上記外ケ
ース32の肩部32bの上面に対応当接するように、図
示しないヒンジ機構を介して前後方向に回動自在に取付
けられており、その外ケース32の開放端側には、該蓋
4の外カバー41の所定係合位置に係合して該蓋4の上
下方向へのロック・アンロックを行う図示しないロック
部およびロック部操作機構が設けられている。
バー部材60とともに断熱空間61を介した中空断熱壁
を形成する上記外カバー41の外周縁部41aが、すで
に述べたように上記内鍋2の開口縁部23aの外周囲を
覆う状態で、閉じられるようになる。
開口縁部23aの外周囲を覆う上記カバー部材60とと
もに断熱空間61を介した中空断熱壁を形成する上記外
カバー外周縁部41aが、上記内鍋2の開口縁部23a
からの放射熱を略確実に反射断熱し、蓋外部への放熱を
防ぐので、当該電気炊飯器の蓋4および炊飯器本体3相
互の間からの放熱量が低減され、内鍋2内の断熱・保温
性能が向上するとともに、電力消費量が低減されて省エ
ネ性能が向上する。
飯器本体の構成を示している。
のと同じように外ケース肩部まで延設された蓋外周縁部
を中空断熱構造体に形成する一方、その外周壁側内面に
遮熱板と蓄熱材とを設けることによって、より効果的に
断熱・保温性能を向上させるようにしたことを特徴とす
るものである。
可能な磁性金属板よりなる内鍋2と、この内鍋(飯器)
2を任意に取出し可能に収納する炊飯器本体(本体ケー
ス)3と、この炊飯器本体3の内鍋収納口上部を覆う開
閉自在な蓋4とからなり、上記炊飯器本体3の左右両側
部には吊り下げて持ち運べるように把手5を設けて構成
されている。
状に対応した内鍋収納口部を有し、内部に誘起されるう
ず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板
等の磁性金属板よりなる内鍋3を任意に収納するように
構成された、内鍋2の開口縁部23aよりも所定寸法高
さが低い合成樹脂製で有底筒状の内ケース(保護枠)3
1と、この内ケース31を断熱材6および各種の支持部
材を介して保持する、内鍋2の開口縁部23aよりも所
定寸法高さが低い外部美装筺体である筒状の外ケース3
2と、この外ケース32の底部に嵌合一体化された底部
材33とから構成されている。
底壁部の外方側にはコイル台7が設けられ、このコイル
台7と上記内ケース31との間には、磁束制御用のフェ
ライトコアを介して上記内鍋2の底壁部の中央ドーム部
21外周囲と側方側コーナ部および内鍋2の側壁部22
下方の3つの位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻
成された3組のワークコイルC1,C2,C3が、それぞ
れ内鍋2の底壁部から側壁部に到る略全体を包み込むよ
うに設けられており、それらにより通電時には内鍋2の
略全体に効率良くうず電流を誘起して、その全体を略均
一に加熱するようになっている。
熱手段として、当該内鍋2の側壁部22の全周に対応し
て保温ヒータ12が設けられている。
3および保温ヒータ12によって適切な炊飯機能と保温
機能とを実現できるようになっている。
約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニュー
に対応した加熱パターンの操作設定は、当該電気炊飯器
本体の図示しない前面側操作パネル部に設けられた各種
操作キーを介してユーザによりマイコン制御ユニット側
に入力される設定内容に応じてなされるようになってい
る。
台7の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタ
センサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収
納空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コ
イルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で、内
鍋温度検知センサおよび内鍋検知スイッチを備えたセン
タセンサ34が、上記内鍋2の底壁部のドーム部21裏
面に対応当接するように設けられている。
は、上記内ケース31側に略水平に延設された後、所定
深さの肩ヒータ設置用の凹溝部13を形成するように一
旦下方に曲げられ、その後再び水平に延び、内ケース3
1側では所定上下幅の縦壁部32bが設けられている。
そして、同縦壁部32b部分には図2に拡大して示すよ
うに、略断面U字状の肩リング9の内周片9aおよび外
周片9bが、その上部面および内周面を覆うように嵌合
され、外周片9bの水平方向への折り曲げ部によって肩
ヒータを押圧固定するようになっている。
内鍋把手8,8は、炊飯器本体3の左右両側部分のみに
設けられている。そして、一方肩ヒータは該内鍋把手
8,8の部分を避けて前後方向の各半周位置に2分割し
て設けられている。したがって、図1および図2の前後
方向の内鍋把手8,8位置で切断した図面では、肩ヒー
タが現われてこない。
外ケース32側への縁部31aが設けられ、同縁部31
aによって上記外ケース32の肩部32a内側の縦壁部
32b部分を支持している。また、上記外ケース32の
肩部32a下部の側壁部には、把手取付孔32c,32
cが形成され、該把手取付孔32c,32cに対して把
手5の取付軸5a,5aが回転可能に軸合されている。
また、内鍋把手8の設けられていない図示把手取付孔3
2c,32cを挟む上記外ケース32の前後方向各半周
位置の肩部32a内周側には、凹溝部13には肩ヒータ
が設けられ、肩リング9によって固定されている。
の内鍋収納口内に収納された内鍋2の開口縁部23a
は、図示のように上記外ケース32の肩部32aよりも
所定寸法高く位置するようになり、その外周囲は後述す
る蓋4の外カバー41の上記外ケースの肩部32a部分
まで深く延設された外周縁部41aで覆われるようにな
る。
の開口部23は、図示のように半径方向内側に所定寸法
狭く形成されており、その形状によって内部の熱が放出
されにくくなっている。また、上記内鍋2の開口縁部2
3aの外周には、その全周に亘って断熱カバー8が嵌装
されている。
カバー41と、該外カバー41と内枠45との間に断熱
空間42を介して設けられたステンレス鋼板等の上下2
枚の断熱金属板43a,43bよりなる断熱構造体43
と、該断熱構造体43の内側に内枠45および断熱空間
44を介して設けられた熱導伝性の高い金属製の放熱板
46と、該放熱板46の下方に所定の間隔を置いて設け
られた内鍋2の開口23内に位置する金属製の内カバー
47とによって多重構造の断熱構造体に形成されてい
る。上記外カバー41は、図示のように、その外周縁部
41aを上記炊飯器本体3の外ケース32の肩部32a
まで延設しているとともに所定深さの凹溝面を形成し、
同凹溝面の外周側に外カバー41の高位側外周面と連続
する外周面を形成するカバー部材60を、その内外両壁
部60b,60aを介して溶着接合するとともに中央部
に連結筒部63を設けて下方側からネジ64により連結
して嵌合一体化することによって、外カバー41の外周
縁部41a部分内側に図示のような断熱空間61,65
を有する中空断熱構造壁に形成している。
熱材62を、外周側断熱空間63内にはカバー部材60
の内周面に沿う熱反射性能の高い遮熱板67と例えば塩
化カルシウム6水塩、酢酸ナトリウム3水塩等の無機塩
系の潜熱蓄熱材よりなる蓄熱材66が介装されている。
また上記断熱構造体43は上記のような上下2枚の断熱
金属板43a,43bを閉断面構造に対向させて、それ
らの半径方向内外両端を相互に接合一体化することによ
り、内部が真空の真空断熱構造体に形成されている。な
お、上記蓄熱材66は、可撓性のある容器内にパックし
た状態で設置してもよいし、所定の収納空間内に直接充
填するようにして設けてもよい。
方側に向けて調圧筒53および調圧キャップ54等の取
付孔部50が設けられている。この調圧筒53等取付孔
部50は、調圧筒嵌合用の筒穴部と調圧キャップ嵌装用
の凹溝部とからなり、調圧筒嵌合用の上記筒穴部上端に
調圧キャップ54下端の取付筒54aが圧入嵌合されて
いるとともに、さらに、その内側には調圧筒53が嵌合
されている。この調圧筒53内の調圧通路59には、転
倒時の湯の漏出を防止するために、球体構造の転倒止水
弁55が設けられている。
記筒穴部下端には、断熱構造体43の取付筒52が着脱
可能に嵌合一体化されており、該断熱構造体取付筒52
に対して上記断熱構造体43の内側嵌合口部が嵌合さ
れ、下方側から支持キャップを嵌合することによって押
圧固定されている。
熱板取付部56が設けられており、該放熱板取付部56
を介して上述のように放熱板46が設けられている。放
熱板46は、その外周端46aが上記内鍋2の開口縁部
23a上面に当接するようになっているとともに、段差
面を形成している上記内枠45に対応する部分の外周面
側には上記内鍋2の開口縁部23aの内周面を当接して
上記内鍋2内をシールする耐熱ゴム製のパッキン48が
その全周に亘って設けられている。
端部が半球体構造となった内カバー取付部58が設けら
れており、この内カバー取付部58に対して対応する形
状の凹溝部を有した耐熱性ゴム等の弾性部材よりなる内
カバー支持部材57が着脱可能に嵌合されるようになっ
ている。そして、それによって内カバー47が図示のよ
うに取り付けられている。
において、上記断熱構造体43の外周端43cおよび放
熱板46の外周端46a相互の重合部が、上記外ケース
32の肩部32aよりも上方に位置する上記内鍋2の開
口縁部23aの上面に対応当接するとともに、他方上記
カバー部材60とともに断熱空間65を形成し、同断熱
空間65内に遮熱板67および蓄熱材66を有する中空
断熱壁となった上記外カバー41の外周縁部41aが上
記内鍋2の開口縁部23aよりも下方に位置する上記外
ケース32の肩部32bの上面に対応当接するように、
図示しないヒンジ機構を介して前後方向に回動自在に取
付けられており、その外ケース32の開放端側には、該
蓋4の外カバー41の所定係合位置に係合して該蓋4の
上下方向へのロック・アンロックを行う図示しないロッ
ク部およびロック部操作機構が設けられている。
バー部材60とともに断熱空間65を形成し、同断熱空
間65内に遮熱板67および蓄熱材66を有する中空断
熱壁となった上記外カバー41の外周縁部41aが、す
でに述べたように上記内鍋2の開口縁部23aの外周囲
を覆う状態で、閉じられるようになる。
口縁部23aの外周囲を覆う上記カバー部材60ととも
に断熱空間65を形成し、同断熱空間65内に遮熱板6
7および蓄熱材66を有する中空断熱壁となった上記蓋
4の外カバー外周縁部41aが、上記内鍋2の開口縁部
23aからの放射熱を略確実に反射蓄熱し、蓋外部への
放熱を防ぐとともに内鍋2の開口縁部23a外周囲で同
熱を保持するので、当該電気炊飯器の蓋4および炊飯器
本体3相互の間からの放熱量が大きく低減され、有効に
内鍋2内の断熱・保温性能が向上するとともに、十分に
電力消費量が低減されて省エネ性能が向上する。
飯器本体および要部の構成を示している。
該肩ヒータの外周側を覆う遮熱用の肩リングが設けられ
ている。そこで、この実施の形態では、当該肩リングを
上述のように延設された蓋の外周縁部内面に当接するよ
うに拡幅し、遮熱手段として機能させるようにしたこと
を特徴としている。
態のものと同様に例えば電磁誘導の可能な磁性金属板よ
りなる内鍋2と、この内鍋(飯器)2を任意に取出し可
能に収納する炊飯器本体(本体ケース)3と、この炊飯
器本体3の内鍋収納口上部を覆う開閉自在な蓋4とから
なり、上記炊飯器本体3の左右両側部には吊り下げて持
ち運べるように把手5を設けて構成されている。
と同じように、内鍋2の形状に対応した内鍋収納口部を
有し、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可
能な例えばステンレス鋼板等の磁性金属板よりなる内鍋
3を任意に収納するように構成された、内鍋2の開口縁
部23aよりも所定寸法高さが低い合成樹脂製で有底筒
状の内ケース(保護枠)31と、この内ケース31を断
熱材および各種の支持部材を介して保持する、内鍋2の
開口縁部23aよりも所定寸法高さが低い外部美装筺体
である筒状の外ケースと、この外ケースの底部に嵌合一
体化された底部材とから構成されている。
底壁部の外方側にはコイル台が設けられ、このコイル台
と上記内ケース31との間には、磁束制御用のフェライ
トコアを介して上記内鍋2の底壁部の中央ドーム部外周
囲と側方側コーナ部および内鍋2の側壁部22下方の3
つの位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成された
3組のワークコイルが、それぞれ内鍋2の底壁部から側
壁部に到る略全体を包み込むように設けられており、そ
れらにより通電時には内鍋2の略全体に効率良くうず電
流を誘起して、その全体を略均一に加熱するようになっ
ている。
熱手段として、当該内鍋2の側壁部22の全周に対応し
て保温ヒータが設けられている。
ータによって適切な炊飯機能と保温機能とを実現できる
ようになっている。
約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニュー
に対応した加熱パターンの操作設定は、当該電気炊飯器
本体の図示しない前面側操作パネル部に設けられた各種
操作キーを介してユーザによりマイコン制御ユニット側
に入力される設定内容に応じてなされるようになってい
る。
台の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタセ
ンサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収納
空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コイ
ルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で、内鍋
温度検知センサおよび内鍋検知スイッチを備えたセンタ
センサが、上記内鍋2の底壁部のドーム部裏面に対応当
接するように設けられている。
上記内ケース31側に略水平に延設された後、肩リング
取付用の縦壁部32dを介して所定深さの凹溝部を形成
するように一旦下方に曲げられ、その後再び水平に延
び、内ケース31側では内ケース31に沿う縦壁部32
bが設けられている。一方、上記内ケース31の外周側
縁部31a上には肩ヒータ14が設けられている。そし
て、上記肩リング取付用の縦壁部32dの内周面側に
は、図示のように上下方向に所定の幅を有する環状の肩
リング70が嵌合されている。この肩リング70は、通
常の上下幅よりも大きく、上方に向けて拡幅されてお
り、上記蓋4が閉じられた時に、その上端が当該蓋4の
上記外周縁部41a内周面に当接して、上記肩ヒータ1
4および該肩ヒータ14に当接する上記放熱板78の外
周端78b各々の外周囲を覆って外部への放熱を反射・
断熱するようになっている。
壁部には、把手取付孔が形成され、該把手取付孔に対し
て把手5の取付軸5a,5aが回転可能に軸合されてい
る。
の内鍋収納口内に収納された内鍋2の開口縁部23a
は、図示のように上記外ケース32の肩部32aよりも
所定寸法高く位置するようになり、その外周囲は後述す
る蓋4の外カバー41の上記外ケースの肩部32a部分
まで深く延設された外周縁部41aで覆われるようにな
る。
の開口部23は、図示のように半径方向内側に所定寸法
狭く形成されており、その形状によって内部の熱が放出
されにくくなっている。
強および断熱用の閉断面空間62aを形成する合成樹脂
製の外カバー41と、該外カバー41との下部に断熱空
間42を介して設けられた合成樹脂製の内カバー75
と、該内カバー75の下面に一体化された熱反射板77
と、該熱反射板77の下方に所定の間隔を保って設けら
れた熱導伝性の高い金属製の放熱板78とによって多重
構造の断熱構造体に形成されている。上記内カバー75
は、その外周側端部75aの上面部側に設けた係合用の
凸部75bを上記外カバー41側閉断面空間62部の縦
壁41c下面の嵌合凹部内に圧入嵌合することによっ
て、熱反射板77の外周端77aとともにパッキン76
を挟着するように固定されている。また、上記放熱板7
8の内周部は上記内鍋2の開口23内に臨まされている
一方、外周部78aは、上記内鍋2の開口縁部23aを
U状に覆って、外周端78bが肩ヒータ14に延設接触
されている。
において、上記放熱板78の外周端78bが、上記外ケ
ース32の肩部32aよりも上方に位置する上記内鍋2
の開口縁部23aをU状に跨いで外周端78bが肩ヒー
タ14の上面に対応当接するとともに、他方上記外カバ
ー41の外周縁部41aが上記内鍋2の開口縁部23a
よりも下方に位置する上記外ケース32の肩部32bの
上面に対応当接するように、図示しないヒンジ機構を介
して前後方向に回動自在に取付けられており、その外ケ
ース32の開放端側には、該蓋4の外カバー41の所定
係合位置に係合して該蓋4の上下方向へのロック・アン
ロックを行う図示しないロック部およびロック部操作機
構が設けられている。
カバー41の外周縁部41aが、上記内鍋2の開口縁部
23aの外周囲を覆う状態で閉じられると同時に、上記
上方に拡幅された肩リング70の上端が当該外周縁部4
1aの内周面に当接するようになる。
開口縁部23aの外周囲を覆う上記蓋4の外カバー外周
縁部41aの内周面側に位置して肩リング70が、上記
内鍋2の開口縁部23aからの放射熱を略確実に反射断
熱し、蓋外部への放熱を防ぐので、当該電気炊飯器の蓋
4および炊飯器本体3相互の間からの放熱量が低減さ
れ、内鍋2内の断熱・保温性能が向上するとともに、電
力消費量が低減されて省エネ性能が向上する。
飯器本体の構成を示している。
肩ヒータ14には当該肩ヒータ14の外周側を覆う遮熱
用の肩リング70が設けられている。そこで、この実施
の形態では、図示のように上記延設された蓋4の外周縁
部41a内周面に、蓋4を閉じた時に該肩リング70の
内周面側に重合して肩リング70とともに、遮熱手段を
形成する遮熱リブ70aを設けたことを特徴としてい
る。
と、肩リング70の上端と遮熱リブ70aの下端とが相
互に重なり合って肩ヒータ14の外周側に遮熱作用を果
たす略密閉構造の縦壁(70+70a)が形成されるこ
とになり、肩ヒータ14から外部への放熱量が低減さ
れ、内鍋内の断熱・保温性能が向上する。
る。
飯器本体の構成を示している。
もののように、肩リング70を上方に拡幅して遮熱手段
を構成するようにした場合において、蓋4内側の放熱板
78外周縁部に耐熱性のあるシール部材としてのパッキ
ン81を設け、蓋4を閉じた時に、該パッキン81を上
記肩リング70の上端に当接させることによって肩ヒー
タ14の周囲を密閉し、断熱・保温性能を向上させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
と、遮熱部材である肩リング70自体の上端部がパッキ
ン81を介して蓋4の延設された外周縁部41a内周面
に当接して、肩ヒータ14の外周側に遮熱作用を果たす
略密閉空間が形成されることにより、肩ヒータ14から
外部への放熱量が低減され、内鍋2内の断熱・保温性能
が向上する。
る。
成を示す断面図である。
ある。
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
5は把手、22は内鍋側壁部、23は内鍋開口部、23
aは内鍋開口縁部、31は内ケース、31aは内ケース
上端側縁部、32は外ケース、32aは外ケース肩部、
32bは外ケース肩部内周側の縦壁部、43は断熱構造
体、46は内カバー、47は放熱板である。
Claims (4)
- 【請求項1】 内鍋と、この内鍋を収納する内鍋収納口
を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収納
口を覆う蓋とを備え、上記炊飯器本体の肩部を上記炊飯
器本体に収納された状態における内鍋の開口縁部の高さ
よりも低く形成し、それに対応して上記蓋外周縁部を当
該炊飯器本体の肩部まで深く延設し、この延設部内側に
位置して上記内鍋の開口縁部に対応する遮熱板を設けて
なる電気炊飯器において、上記遮熱板は、上記蓋外周縁
部の内周面側にあって周方向に所定の間隔で半径方向に
起立する複数のリブを介して設けられ、同複数のリブに
よって、上記蓋外周縁部との間に断熱空間を形成してい
ることを特徴とする電気炊飯器。 - 【請求項2】 内鍋と、この内鍋を収納する内鍋収納口
を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収納
口を覆う蓋とを備えてなる電気炊飯器において、上記炊
飯器本体の肩部を上記炊飯器本体内に収納された状態に
おける内鍋の開口縁部の高さよりも低く形成して同肩部
に縦壁部を設ける一方、上記蓋外周縁部を同肩部まで延
設し、この延設部内周面側に位置して、上記蓋を閉じた
時に、上記肩部側の縦壁部とともに遮熱作用を果たす遮
熱リブを設けたことを特徴とする電気炊飯器。 - 【請求項3】 内鍋と、この内鍋を収納する内鍋収納口
を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収納
口を覆う蓋とを備え、上記炊飯器本体の肩部を上記炊飯
器本体に収納された状態における内鍋の開口縁部の高さ
よりも低く形成し、それに対応して上記蓋外周縁部を同
肩部まで延設し、この延設部内側に位置して上記内鍋の
開口縁部に対応する遮熱手段を設けてなる電気炊飯器に
おいて、上記炊飯器本体側肩部の肩ヒータには当該肩ヒ
ータの外周側を覆う遮熱用の肩リングが設けられてお
り、上記遮熱手段は、該肩リングを上記延設された蓋の
外周縁部内面に当接するように拡幅したことを特徴とす
る電気炊飯器。 - 【請求項4】 内鍋と、この内鍋を収納する内鍋収納口
を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収納
口を覆う蓋とを備え、上記炊飯器本体の肩部を上記炊飯
器本体に収納された状態における内鍋の開口縁部の高さ
よりも低く形成し、それに対応して上記蓋外周縁部を同
肩部まで延設し、この延設部内側に位置して上記内鍋の
開口縁部に対応する遮熱手段を設けてなる電気炊飯器に
おいて、炊飯器本体側肩部の肩ヒータには当該肩ヒータ
の外周側を覆う遮熱用の肩リングが設けられており、上
記遮熱手段は、上記蓋を閉じた時に該肩リングと相互に
重なり合うように、上記延設された蓋外周縁部の内面か
ら当該肩リング方向に向けて突設された遮熱リブよりな
ることを特徴とする電気炊飯器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10627448B2 (en) | 2015-11-30 | 2020-04-21 | Lg Chem, Ltd. | Apparatus and method for detecting battery cell failure due to unknown discharge current |
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- 2000-03-21 JP JP2000077433A patent/JP3506097B2/ja not_active Expired - Fee Related
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