JP3226022U - 保温鍋 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り扱いが簡易で、大きさを最小限に抑えることができる保温鍋を提供する。【解決手段】アルミニウムによって形成された、上端開口部を有する有底の鍋本体10と、この鍋本体10の上端開口部を開閉する真空二重壁構造のステンレス製の保温蓋20と、鍋本体10の胴部外周面を覆う真空二重壁構造のステンレス製の保温筒30と、この保温筒30の上端部に取り付けられたアルミニウム製の取手部材40と、鍋本体10の底部を覆う真空二重壁構造のステンレス製の保温底50とを備えており、保温筒30及び取手部材40は鍋本体10に一体化されているが、保温蓋20及び保温底50は鍋本体10から分離されている。【選択図】図5

Description

この考案は、加熱調理した後保温することができる保温鍋に関する。
この種の保温鍋としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この保温鍋は、図6及び図7に示すように、断熱・保温性能を有する有底の外鍋本体62及びこの外鍋本体62の上端開口部を密封状態に閉塞する外鍋蓋63からなる外鍋61と、この外鍋61に収容される、有底の内鍋本体65及びこの内鍋本体65の上端開口部を閉塞する内鍋蓋66からなる加熱調理可能な内鍋64とから構成されており、食材等を投入した内鍋64をガスコンロ等にかけて加熱調理した後、その内鍋64を外鍋61に密封状態で収容することで、そのまま保温することができるようになっている。
実用新案登録第3106063号公報
しかしながら、上述した保温鍋60において、内鍋64を用いて加熱調理した食材を保温するには、外鍋61の外鍋蓋63を開けて、調理済み食材が入った内鍋64を外鍋本体62に収容した後、外鍋蓋63によって外鍋本体62の上端開口部を閉塞しなければならず、また、保温中の調理済み食材を取り出すには、外鍋蓋63を開けた後、さらに内鍋蓋66を取り外さなければならないので、取り扱いが繁雑であると共に、内鍋64を外鍋61に収容した状態では、図7に示すように、内鍋本体65と外鍋本体62との間に所定の隙間が形成されるようになっているので、外鍋61自体が大型化するといった問題がある。
そこで、この考案の課題は、取り扱いが簡易で、大きさを最小限に抑えることができる保温鍋を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、加熱調理可能な有底の鍋本体と、前記鍋本体の開口部を閉塞する断熱性能を有する保温蓋と、前記鍋本体の胴部に嵌着された、前記鍋本体の胴部外周面を覆う断熱性能を有する保温筒とを備えていることを特徴とする保温鍋を提供するものである。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案の保温鍋において、前記鍋本体が載置される、前記鍋本体の底部に嵌合する断熱性能を有する保温底を備えていることを特徴としている。
また、請求項3に係る考案は、請求項2に係る考案の保温鍋において、前記保温底が、金属製の真空二重壁構造体であることを特徴としている。
また、請求項4に係る考案は、請求項1、2または3に係る考案の保温鍋において、前記保温蓋及び前記保温筒が、金属製の真空二重壁構造体であることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る考案の保温鍋は、加熱調理可能な有底の鍋本体の胴部にその外周面を覆う断熱性能を有する保温筒が嵌着されており、加熱調理後、鍋本体の胴部からの放熱が抑えられるので、外鍋と内鍋とから構成される従来の保温鍋のように、調理済みの食材が入った内鍋を外鍋に収容するといった面倒な作業が不要であり、しかも、鍋本体と断熱性能を有する保温筒とが一体化されているので、外鍋と内鍋とから構成される従来の保温鍋とは異なり、大きさも最小限に抑えることができる。
また、この保温鍋は、鍋本体の胴部外周面が断熱性能を有する保温筒によって覆われているので、調理中に鍋本体の底部から加えた熱が胴部から放熱されにくく、調理しながら保温することができると共に、ガスコンロ等の熱を無駄なく調理に利用することができるので、エネルギを節約することができると共に調理時間を短縮することができる。
また、請求項2に係る考案の保温鍋は、鍋本体が載置される、鍋本体の底部に嵌合する断熱性能を有する保温底を備えているので、加熱調理後、鍋本体を保温底に載置するだけで、鍋本体の底部からの放熱も抑えられ、さらに、保温性能が向上する。
特に、請求項3に係る考案の保温鍋のように、保温底を金属製の真空二重壁構造体によって形成したり、請求項4に係る考案の保温鍋のように、保温蓋及び保温筒を金属製の真空二重壁構造体によって形成しておくと、保温底や保温蓋及び保温筒が高い断熱性能を有するので、保温性能がさらに向上する。
この考案に係る保温鍋の一実施形態を示す斜視図である。 同上の保温鍋の蓋を開けた状態を示す斜視図である。 同上の保温鍋を示す分解斜視図である。 (a)は同上の保温鍋を示す縦断面図、(b)は同上の保温鍋の保温底から鍋本体を持ち上げた状態を示す縦断面図である。 同上の保温鍋の保温底から鍋本体を持ち上げた状態を示す斜視図である。 従来の保温鍋を示す分解斜視図である。 同上の保温鍋を示す縦断面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図5に示すように、この保温鍋1は、鍋本体10と、この鍋本体10の上端開口部を開閉する保温蓋20と、鍋本体10の胴部外周面を覆う保温筒30と、この保温筒30の上端部に取り付けられたアルミニウム製の取手部材40と、鍋本体10の底部を覆う真空二重壁構造のステンレス製の保温底50とを備えており、保温筒30及び取手部材40は鍋本体10に一体化されているが、図2及び図5に示すように、保温蓋20及び保温底50は鍋本体10から分離されている。
前記鍋本体10は、アルミニウムによって形成された、上端開口部を有する有底の本体部11と、この本体部11の底外面にプレス接合された、フェライト系ステンレスやマルテンサイト系ステンレス等の磁性体金属によって形成された発熱板13とから構成されており、本体部11の胴部外周面に上下2本の周溝12、12が形成されている。
前記保温蓋20は、真空二重壁構造のステンレス製の蓋本体21と、この蓋本体21の上面に連設された摘まみ22とを備えており、蓋本体21の周縁部を鍋本体10の上端に載置することで、鍋本体10の上端開口部を閉塞するようになっている。
前記保温筒30は、真空二重壁構造のステンレス製の筒本体31と、真空二重壁構造の筒本体31の内壁を径方向内側に窪ませることによって、全周にわたって内周面に形成された上下2本の凸条32、32と、真空二重壁構造の筒本体31の外壁を径方向外側に窪ませることによって、全周にわたって上端部の外周面に形成された凸条33と、筒本体31の上端部から径方向外側に張り出す外フランジ部34とを備えており、上下2本の凸条32、32が鍋本体10の本体部11の胴部外周面に形成された上下2本の周溝12、12に嵌合することで、上端部が鍋本体10の上端部から上方側に突出した状態で鍋本体10に取り付けられている。
前記取手部材40は、内周面に形成された周溝42及び上端面が凹んだ環状段部43を有する環状部材41と、この環状部材41の上端部に連設された一対の取手部44とを備えており、保温筒30の凸条33が周溝42に嵌合することで、保温筒30の外フランジ部34が環状段部43に嵌合した状態で保温筒30に取り付けられている。
以上のように構成された保温鍋1を用いて食材を加熱調理するには、保温蓋20を取り外して食材等を投入した鍋本体10を、図5に示すように、保温底50から持ち上げてガスコンロ等にかけて加熱調理する。図4(b)に示すように、鍋本体10の胴部外周面が高い断熱性能を有する真空二重壁構造の保温筒30によって覆われているので、調理中に鍋本体10の底部から加えた熱が胴部から放熱されにくく、調理しながら保温することができると共に、ガスコンロ等の熱を無駄なく調理に利用することができるので、エネルギを節約することができると共に調理時間を短縮することができる。
また、加熱調理後は、図1に示すように、調理済みの食材が入った鍋本体10を保温底50に載置すると共に鍋本体10の上端開口部を保温蓋20によって閉塞すると、図4(a)に示すように、高い断熱性能を有する真空二重壁構造の保温蓋20、保温筒30及び保温底50によって鍋本体10全体が覆われるので、鍋本体10の上端開口部、胴部及び底部からの放熱が抑えられ、調理済みの食材を効率よく保温することができる。
このように、調理済みの食材を保温するには、調理済みの食材が入った鍋本体10を保温底50に載置するだけでよいので、外鍋と内鍋とから構成される従来の保温鍋のように、調理済みの食材が入った内鍋を外鍋に収容するといった面倒な作業が不要であると共に、この保温鍋1は、断熱性能を有する保温筒30が鍋本体10に一体化されていると共に、断熱性能を有する保温底50の上に鍋本体10を載置することによって保温底50が鍋本体10の底部に嵌合するので、外鍋と内鍋とから構成される従来の保温鍋とは異なり、大きさも最小限に抑えることができる。
なお、上述した実施形態では、真空二重壁構造の保温蓋20、保温筒30及び保温底50を使用しているが、これに限定されるものではなく、断熱性能を有しているのであれば、種々の構成を採用することができる。
また、上述した実施形態では、保温底50を備えた保温鍋1について説明したが、これに限定されるものではなく、高い保温性能が不要であれば、保温底を設けなくても、それなりの保温性能を確保することができる。ただし、保温底は、鍋敷きとしても機能するので、保温底を設けた方がよいことはいうまでもない。
この考案は、保温機能を備えた調理鍋として利用することができる。
1 保温鍋
10 鍋本体
11 本体部
12 周溝
13 発熱板
20 保温蓋
21 蓋本体
22 摘まみ
30 保温筒
31 筒本体
32 凸条
33 凸条
34 外フランジ部
40 取手部材
41 環状部材
42 周溝
43 環状段部
44 取手部
50 保温底

Claims (4)

  1. 加熱調理可能な有底の鍋本体と、
    前記鍋本体の開口部を閉塞する断熱性能を有する保温蓋と、
    前記鍋本体の胴部に嵌着された、前記鍋本体の胴部外周面を覆う断熱性能を有する保温筒と
    を備えていることを特徴とする保温鍋。
  2. 前記鍋本体が載置される、前記鍋本体の底部に嵌合する断熱性能を有する保温底を備えている請求項1に記載の保温鍋。
  3. 前記保温底が、金属製の真空二重壁構造体である請求項2に記載の保温鍋。
  4. 前記保温蓋及び前記保温筒が、金属製の真空二重壁構造体である請求項1、2または3に記載の保温鍋。
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