JP3504410B2 - ラベル取り付け機 - Google Patents

ラベル取り付け機

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JP3504410B2
JP3504410B2 JP32400395A JP32400395A JP3504410B2 JP 3504410 B2 JP3504410 B2 JP 3504410B2 JP 32400395 A JP32400395 A JP 32400395A JP 32400395 A JP32400395 A JP 32400395A JP 3504410 B2 JP3504410 B2 JP 3504410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はラベル取り付け機
に関し、特にたとえば、ラベル貼付ステーションへ、あ
らかじめ定められた姿勢でまたは位置に、たとえば3角
形状に成型され、且つ、プラスチックフィルムなどの包
装材で包装された「おにぎり」等の物品(ワーク)を供
給するための装置を具備するラベル取り付け機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図17はこの発明の背景となる従来のお
にぎり用ラベル取り付け機の一例を示し、(A)は供給
装置からワークを落下させて反転装置のキャッチプレー
トで受けた状態を示す要部正面図解図であり、(B)は
ワークを反転装置で反転させる途中の状態を示す要部正
面図解図であり、(C)はワークを反転させて搬送装置
に供給する状態を示す要部正面図解図である。
【0003】 このおにぎり用ラベル取り付け機1は、
たとえばコンベヤなどの搬送装置2を含む。搬送装置2
の上流側には、ワークとしての「おにぎり」Wを搬送装
置2に供給するための供給装置が設けられる。
【0004】 供給装置は、おにぎりWを横倒しの状態
で一時的に保持するための保持テーブル4を含む。保持
テーブル4には、その円周方向に所定の間隔を隔てて、
複数の保持穴4aが設けられる。保持テーブル4の上に
は、保持穴4aに保持されたおにぎりWを押圧して落下
させるための押圧部材5が設けられる。
【0005】この場合、保持テーブル4の保持穴4aに
は、おにぎり成型機(図示せず)によりたとえば3角形
状に成型され、且つ、包装機(図示せず)によりたとえ
ばプラスチックフィルムで包装されたおにぎりWが横倒
しの状態で一時的に保持される。また、おにぎりWの表
面側には、たとえば製造年月日,賞味期限,販売会社な
どが印刷されたラベルRが貼付されている。なお、この
ラベルRは、おにぎりWが包装された時点で貼付される
ものである。
【0006】さらに、保持テーブル4の上流側上方に
は、搬送装置2と保持テーブル4との間に、反転装置6
が設けられる。この反転装置6は、保持テーブル4の保
持穴4aに保持されたおにぎりWが押圧部材5で下方に
押し出されたとき、落下したおにぎりWを受けて、おに
ぎりWの裏面側が表面側になるように、おにぎりWを反
転させるためのものである。
【0007】反転装置6は、矩形のキャッチプレート6
aを含む。キャッチプレート6aは軸6bで回動自在に
形成される。キャッチプレート6aの長手方向の一端側
には、短冊状の落下防止プレート6cが軸6dで回動自
在に形成される。また、キャッチプレート6aの裏面に
は、キャッチプレート6aの表面側に保持されたおにぎ
りWを押し出すための押し出しアーム6eが回動自在に
形成されている。
【0008】この反転装置6では、先ず、押圧部材5で
押し出されたおにぎりWを一旦キャッチプレート6aで
受ける。次に、その状態でキャッチプレート6aを軸6
bを支点にして下方に傾斜させて、キャッチプレート6
aと落下防止プレート6cとで、おにぎりWを斜めに起
立させた状態で一旦保持する。さらに、押し出しアーム
6eを作動させることにより、おにぎりWを反転させた
状態で、搬送装置2の上に押し出す。
【0009】すなわち、このおにぎり用ラベル取り付け
機1では、反転装置6によって、おにぎりWの裏面側が
表面側になるように、おにぎりWの姿勢が規制され、横
倒しの状態で反転されたおにぎりWが搬送装置2の上に
供給される。そして、反転されたおにぎりWは、搬送装
置2によって、おにぎりWの裏面側に別のラベル(図示
せず)を貼付するためのラベル貼付ステーションへと搬
送される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
に示す従来のおにぎり用ラベル取り付け機1では、その
一方主面にラベルRが貼付されたおにぎりWが、横倒し
の状態で搬送装置2に供給されるので、おにぎりWの他
方主面に所望のラベルを貼付する場合、反転装置6によ
っておにぎりWを裏返す必要があり、手間がかかる上、
構造も複雑となっていた。
【0011】さらに、成型機で3角形状に形成されるお
にぎりWは、おにぎりWのご飯の量のばらつき、お米の
炊きあがりの状態、つまり、ふっくらとした炊きあがり
あるいは硬めの炊きあがり等における質量のばらつき、
おにぎりWの中に入れる具の入り具合などにより、おに
ぎりWの成型状態が一定ではなく、また、成型不良や包
装不良の場合も考えられる。
【0012】そのため、この従来のおにぎり用ラベル取
り付け機1では、おにぎりWを反転装置6で反転させ
て、横倒しの状態で搬送装置2に供給するとき、搬送装
置2上でのおにぎりWの姿勢および位置が一定とならな
い恐れが多分にある。したがって、この従来のおにぎり
用ラベル取り付け機1では、ラベル貼付ステーションの
所定のラベル貼付位置に、おにぎりWを正確に供給する
ことができず、おにぎりWに正確にラベルを貼付するこ
とができない恐れがあった。
【0013】 それゆえに、この発明の主たる目的は、
比較的簡単な構造で、ラベル貼付ステーションの所定の
ラベル貼付位置へおにぎりを起立した状態で供給して、
おにぎりの所定の位置に正確にラベルを貼付することが
できる、ラベル取り付け機を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、包装材で包
装された平面略3角形状のおにぎりを上流側から下流
へ搬送する搬送装置と、搬送装置の上流側において搬送
装置の搬送路に向けておにぎりを横倒しの状態で落下さ
せて供給するワーク供給ステーションと、搬送装置の
側に配設され、搬送装置で搬送されるおにぎりの所定
の位置にラベルを貼付するラベル貼付ステーション
包含し、ワーク供給ステーションから横倒しの状態で落
下するおにぎりの頂点部側を、搬送装置の上流側におい
て搬送路の上に搬送路の長手方向に対して斜行するよう
に配置された回転力付与ガイドに当て、おにぎりの底面
部側が下方に向くように落下させながらおにぎりの姿勢
を変え、落下するおにぎりを回転力付与ガイドの下側で
且つ搬送路の幅方向の両側に配置された案内シュートで
受けて、おにぎりが底面部側を下方に向けた起立した状
態で搬送路に供給される、ラベル取り付け機である。
【0015】 ワーク供給ステーションは、回転するタ
ーンテーブルを包含し、ターンテーブルは、おにぎりを
横倒しの状態で一旦保持する孔部を有し、且つ、孔部が
搬送装置の上流側における搬送路の上方で停止するよう
に間欠的に回転することが好ましい。
【0016】
【0017】 回転力付与ガイドは、棒状部を有し、お
にぎりの頂点部側が棒状部に当たるように、棒状部の搬
送路の長手方向に対して斜行する角度および棒状部の搬
送路面に対する傾斜角度が適宜調整されるとよい。
【0018】 案内シュートの一方側は、その上端側が
曲面に形成され、その下端側が平面に形成されるとよ
い。
【0019】
【作用】搬送装置は、包装材で包装された平面略3角形
状のおにぎりを上流側から下流側へ搬送する。ワーク供
給ステーションは、搬送装置の上流側において搬送装置
の搬送路に向けておにぎりを横倒しの状態で落下させて
供給する。搬送装置の下流側に配設されるラベル貼付ス
テーションは、搬送装置で搬送されるおにぎりの所定の
位置にラベルを貼付する。ワーク供給ステーションから
横倒しの状態で落下するおにぎりの頂点部側が、搬送装
置の上流側において搬送路の上に搬送路の長手方向に対
して斜行するように配置された回転力付与ガイドに当て
られる。この場合、横倒しの状態で落下するおにぎり
は、その底面部側が下方に向くように回転し姿勢を変え
て落下していく。落下していくおにぎりは、さらに、回
転力付与ガイドの下側で且つ搬送路の幅方向の両側に配
置された案内シュートで受けられ、おにぎりが底面部側
を下方に向けた起立した状態に姿勢を変えて搬送路に供
される。
【0020】 ターンテーブルは、その孔部に、おにぎ
りを横倒しの状態で一旦保持する。ターンテーブルは、
その孔部が搬送装置の上流側における搬送路の上方で停
止するように間欠的に回転される。回転力付与ガイドが
棒状部を備え、棒状部の搬送路の長手方向に対する斜行
角度および棒状部の搬送路面に対する傾斜角度が適宜調
整されると、おにぎりの頂点部側は、棒状部に当たって
スムーズに回転する。案内シュートの一方側は、その上
端側が曲面に形成され、その下端側が平面に形成される
と、回転力付与ガイドに当たって回転して落下していく
おにぎりは、スムーズに起立した姿勢に案内される。
【0021】 この発明によれば、比較的簡単な構造
で、ラベル貼付ステーションの所定のラベル貼付位置へ
おにぎりを起立した状態で供給して、おにぎりの所定の
位置に正確にラベルを貼付することができる、ラベル取
り付け機が得られる。
【0022】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0023】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の一
例を示す平面図解図であり、図2はその正面図解図であ
り、図3はその側面図解図であり、図4はその概略斜視
図解図である。この発明の実施の形態例では、ワークと
して、たとえば平面略3角形状に成型され、且つ、たと
えばプラスチックフィルム等の包装材で包装された「お
にぎり」に、たとえば商品名,販売会社名,製造者名,
製造年月日,賞味期限,その他諸々のコピー等を表示す
る表示部が印刷されたラベルを貼付するためのラベル取
り付け機について説明する。
【0024】このラベル取り付け機10は、概略的に言
うと、ワークとしての「おにぎり」の所定の位置にラベ
ルRを貼付するためのラベル貼付部を有するラベル貼付
ステーション12と、ラベル貼付ステーション12に
「おにぎり」を搬送するための搬送装置14と、所定の
姿勢で「おにぎり」を搬送装置14に供給するワーク供
給ステーション16と、ラベル貼付ステーション12へ
あらかじめ定められた姿勢でまたは位置に「おにぎり」
を供給するために、搬送装置14の搬送路上での「おに
ぎり」の姿勢または位置を規制するためのワーク規制手
段18とで構成される。
【0025】また、ワーク供給ステーション16は、
「おにぎり」を横倒しの状態で保持する保持手段20
と、保持手段で保持された「おにぎり」を落下させて搬
送装置14の搬送路上に向けて送り出す送り出し手段2
2とで構成される。
【0026】さらに、ワーク規制手段18は、送り出し
手段から落下した「おにぎり」の姿勢を、横倒しの状態
から起立した状態に姿勢を規制して、搬送装置14の搬
送路上に供給する姿勢規制手段24と、搬送装置14の
搬送路上を搬送される「おにぎり」の位置を規制して、
「おにぎり」をラベル貼付ステーションのラベル貼付部
の側に幅寄せして案内する搬送位置規制手段26と、ラ
ベル貼付ステーション12のラベル貼付部の直前で、搬
送装置14の搬送路面に対する「おにぎり」の傾きが垂
直になるように規制して「おにぎり」をラベル貼付ステ
ーション12のラベル貼付部に供給する、傾き規制手段
28とで構成される。
【0027】次に、この発明の実施の形態例のラベル取
り付け機10について、図1〜図16を参照しながら、
詳しく説明する。このラベル取り付け機10は、図1〜
図5などに示すように、たとえばステンレス鋼などの金
属材料からなる矩形枠状のメインフレーム30含む。メ
インフレーム30の1辺30aには、間隔を隔てて、た
とえば4角柱状の2つの支柱部材32および34が立設
される。一方の支柱部材32は搬送装置14を支持する
ためのものであり、他方の支柱部材34はラベル貼付ス
テーション12を支持するためのものである。
【0028】搬送装置14は、図1〜図4などに示すよ
うに、たとえばベルトコンベヤで構成され、その長さ方
向の一端側(上流側)に配置される第1のコンベヤ部3
6と、その長さ方向の他端側(下流側)に配置される第
2のコンベヤ部38と、第1のコンベヤ部36および第
2のコンベヤ部38を作動させるコンベヤ作動部40と
で形成される。
【0029】この場合、一方の支柱部材32の上部に
は、図4〜図8などに示すように、第1のコンベヤ部3
6および第2のコンベヤ部38を支持するためのコンベ
ヤブラケット42が形成される。コンベヤブラケット4
2は、2つの孔42aおよび42bを有し、たとえばボ
ルト44などで支柱部材32の上端部に固着される。こ
のコンベヤブラケット42には、第1のコンベヤ部36
および第2のコンベヤ部38を作動させるためのコンベ
ヤ作動部40が取り付けられる。
【0030】コンベヤ作動部40は、特にたとえば図6
に示すように、第1のコンベヤ部36を駆動させるため
の第1のドライブシャフト46aおよび第2のコンベヤ
部38を駆動させるための第2のドライブシャフト46
bを含む。第1のドライブシャフト46aは、コンベヤ
ブラケット42の一方の孔42aに挿通される。第1の
ドライブシャフト46aの軸方向の一端側は、ベアリン
グ48aおよびニードルリング50aなどでコンベヤブ
ラケット42に回動自在に支持される。第1のドライブ
シャフト46aの軸方向の一端部には、第1のコンベヤ
部36の駆動プーリー52aが固着され、その軸方向の
他端部には、スプロケット54aが固着される。スプロ
ケット54aは、ベアリング56aおよびスナップリン
グ58aなどでモーターブラケット60の孔60aに回
動自在に支持される。
【0031】この場合、モーターブラケット60は、た
とえばステンレス鋼などの金属材料で矩形板状に形成さ
れる。モーターブラケット60は、その長手方向の一端
側でその幅方向に間隔を隔てて、2つの孔60aおよび
60bを有する。これらの孔60aおよび60bには、
後述のベアリング56aおよび56bがそれぞれ取り付
けられる。また、モーターブラケット60は、そのほぼ
中央部に孔60cを有する。この孔60cには、スプロ
ケット66が取り付けられる。なお、このモーターブラ
ケット60は、ステー59aおよび59bによって、そ
の長手方向の下端部が支柱部材32に支持される。ステ
ー59aおよび59bは、その軸方向の一端がねじ61
aおよび61b等でモーターブラケット60にそれぞれ
固着され、その軸方向の他端が支柱部材32にねじ等で
固着される。
【0032】同様にして、コンベヤブラケット42の他
方の孔42bには、第2のコンベヤ部38を駆動させる
ための第2のドライブシャフト46bが挿通される。第
2のドライブシャフト46bの軸方向の一端側は、ベア
リング48bおよびニードルリング50bなどでコンベ
ヤブラケット42に回動自在に支持される。第2のドラ
イブシャフト46bの軸方向の一端部には、第2のコン
ベヤ部38の駆動プーリー52bが固着され、その軸方
向の他端部には、スプロケット54bが固着される。ス
プロケット54bは、ベアリング56bおよびスナップ
リング58bなどでモーターブラケット60の孔60b
に回動自在に支持される。
【0033】モーターブラケット60には、第1のドラ
イブシャフト46aおよび第2のドライブシャフト46
bを駆動させるための駆動装置として、たとえばモータ
ー62が取り付けられる。モーター62の駆動軸64に
は、駆動軸64の回転力を伝達する駆動スプロケット6
6が固着される。駆動スプロケット66は、ローラーチ
ェーン68によって、スプロケット54aおよび54b
と連結される。なお、モーターブラケット60およびコ
ンベヤブラケット42間には、ドライブシャフト46
a,46b、スプロケット54a,54b,54c、ベ
アリング56a,56bおよびスナップリング58a,
58bなどを保護するためのカバー69が覆い設けられ
る。
【0034】この発明の実施の形態例では、たとえば、
スプロケット54aの外径が39.7mm,歯数が18
に形成され、スプロケット54bの外径が37.7m
m,歯数が17に形成され、駆動スプロケット66の外
径が39.7mm,歯数が18に形成される。すなわ
ち、スプロケット54aの回転速度は、モータ62の駆
動軸64の回転速度と同じに設定され、スプロケット5
4bの回転速度は、スプロケット54aの回転速度より
も少しだけ速くなるように設定されている。
【0035】一方、第1のコンベヤ部36は、図1〜図
4,図7などに示すように、たとえば矩形帯板状のコン
ベヤフレーム70を含む。コンベヤフレーム70は、た
とえばステンレス鋼などの金属材料で形成され、その長
手方向の一端側に孔70aを有する。このコンベヤフレ
ーム70の孔70aには、上述のコンベヤ作動部40で
示した第1のドライブシャフト46aが挿通され、その
軸端部に第1のコンベヤ部36の駆動プーリー52aが
固着される。つまり、コンベヤフレーム70は、第1の
コンベヤ部36の駆動プーリー52aによって、コンベ
ヤブラケット42に支持されている。
【0036】コンベヤフレーム70には、その長手方向
に間隔を隔てて、たとえばアルミニウム合金などの金属
材料からなる矩形の3つのステー72,74および76
が配設される。これらのステー72,74および76の
上端面には、それぞれ、たとえば略U字状の凹部78が
形成される。これらのステー72,74および76の上
には、その幅方向に間隔を隔てて、たとえば帯板状の2
つのコンベヤレール80,80が設けられる。2つのコ
ンベヤレール80は、たとえばステンレス鋼などの金属
材料で形成され、複数のねじ82によってステー72,
74および76の上端面に固着される。
【0037】2つのステー74および76は、それぞ
れ、その長手方向に間隔を隔てて、2つの孔84a,8
4bを有する。ステー74の孔84aとステー76の孔
84a、ステー74の孔84bとステー76の孔84b
とが同一軸線上に位置するように、ステー74および7
6は、コンベヤフレーム80,80の長手方向に間隔を
隔てて設けられる。
【0038】また、ステー74の孔84aおよびステー
76の孔84a、ステー74の孔84bおよびステー7
6の孔84bには、それぞれ、たとえばステンレス鋼な
どの金属材料からなるテンションシャフト86,86が
挿通される。2つのテンションシャフト86,86は、
それぞれ、その軸方向の一端側がブシュ88でステー7
4に支持され、その軸方向の中間部がブシュ90でステ
ー76に支持される。
【0039】さらに、テンションシャフト86,86の
軸方向の他端側には、それぞれ、付勢部材として、たと
えばスプリング92,92が固着される。この場合、ス
プリング92,92の軸方向の一端が、それぞれ、テン
ションシャフト86,86の軸方向の他端に固着され
る。スプリング92,92の軸方向の他端には、テンシ
ョンブラケット94が固着される。テンションブラケッ
ト94は、たとえばステンレス鋼などの金属材料でコ字
状に形成され、たとえばU字形の切欠き部94aおよび
94bを有する。スプリング92,92の軸方向の他端
は、それぞれ、ねじ96,96でテンションブラケット
94に固着される。
【0040】このテンションブラケット94には、テン
ションプーリー98が回動自在に設けられる。テンショ
ンプーリー98は、テンションブラケット94の切欠き
部94aおよび94b間に配置される。テンションプー
リー98には、テンションブラケット94の一方の切欠
き部94aからプーリーシャフト100aが挿通され、
他方の切欠き部94aからプーリーシャフト100bが
挿通される。プーリーシャフト100aおよび100b
は、それぞれ、ベアリング102aおよび102bでテ
ンションブラケット94の切欠き部94aおよび94b
間に回動自在に支持される。
【0041】なお、ステー74の一方の孔84bに取り
付けられるブシュ88には、テンションシャフト86の
抜け止めとして、たとえばボルト104が固着される。
【0042】そして、第1のコンベヤ部36の駆動プー
リー52aとテンションプーリー98との間には、この
第1のコンベヤ部36の搬送路R1 となる無端環状のベ
ルト106が掛け設けられ、循環される。ベルト106
の材質としては、清掃が容易で、耐久力のあるものが用
いられる。
【0043】また、この第1のコンベヤ部36では、ベ
ルト106を取り外す場合、たとえば図12に示すよう
に、ベルト106を下方に引っ張る。そうすると、スプ
リング92が駆動プーリー52a側に圧縮されるため、
それと連動して、テンションプーリー98が駆動プーリ
ー52a側に変位する。さらに、テンションプーリー9
8を駆動プーリー52a側に変位させた状態に保持する
ために、ロック用蝶ねじ139によって、テンションシ
ャフト86をロックする。このとき、駆動プーリー52
aおよびテンションプーリー98間の間隔が縮まるた
め、ベルト106を簡単に取り外すことができる。
【0044】そして、再度、ベルト106を駆動プーリ
ー52aおよびテンションプーリー98間に装着する場
合には、ベルト106を駆動プーリー52aおよびテン
ションプーリー98間に掛けて、ロック用蝶ねじ139
を緩める。そうすることにより、スプリング92がテン
ションプーリー98側に付勢され、ベルト106にテン
ションがかかり、駆動プーリー52aおよびテンション
プーリー98間に、簡単にベルト106を装着すること
ができる。
【0045】一方、この第1のコンベヤ部36の搬送路
1 の幅方向の両側には、それぞれ、ガイド部材108
a,108bが配設される。一方のガイド部材108a
は、ガイド部として、たとえば断面円形で棒状の2つの
ガイドバー110a,110aを含む。2つのガイドバ
ー110a,110aは、上下に間隔を隔てて並行に配
設され、且つ、第1のコンベヤ部36の搬送路R1 の長
手方向、すなわち、搬送路R1 の搬送方向と並行する方
向に延びて設けられる。
【0046】2つのガイドバー110aは、たとえばス
テンレス鋼などの金属材料で形成される芯部と、芯部の
周囲に被覆され、たとえばフッ素樹脂などで形成される
被覆部とで形成される。2つのガイドバー110a,1
10aは、それぞれ、たとえば略L字状の2つのガイド
バー支持部材112a,112aに、たとえば溶接など
の方法により固着される。この場合、2つのガイドバー
110a,110aは、ガイドバー支持部材112a,
112aの長手方向に間隔を隔てて、固着される。
【0047】同様に、他方のガイド部材108bは、ガ
イド部として、たとえば断面円形で棒状の2つのガイド
バー110b,110bを含み、2つのガイドバー11
0b,110bは、それぞれ、たとえば鉤状の2つのガ
イドバー支持部材112b,112bに、たとえば溶接
などの方法により固着される。この場合、2つのガイド
バー110b,110bは、ガイドバー支持部材112
b,112bの長手方向に間隔を隔てて、固着される。
そして、一方および他方のガイドバー支持部材112
a,112aおよび112b,112bは、ガイドブラ
ケット114,114によって、第1のコンベヤ部36
の搬送路R1 の幅方向の両側に保持される。
【0048】すなわち、この第1のコンベヤ部36のコ
ンベヤフレーム70には、その長手方向に間隔を隔て
て、たとえばL字形の2つのガイドブラケット114,
114が、ねじ116で固着される。
【0049】ガイドブラケット114は、それをコンベ
ヤフレーム70に取り付けるための矩形の取り付け片1
14aを含む。取り付け片114aの高さ方向の上端に
は、搬送路R1 の延びる方向と直交する方向に延びる矩
形の支持片114bが設けられる。支持片114bは長
孔114cを有し、長孔114cには、2つのガイドバ
ー支持部材112aおよび112bが、それぞれ、ねじ
116および118で固着される。
【0050】この場合、一方のガイドバー支持部材11
2aは、ガイドブラケット114の支持片114bの根
元側に固着され、他方のガイドバー支持部材112b
は、ガイドブラケット114の支持片114bの先端側
に固着される。ガイドバー支持部材112a,112a
は、搬送路R1 の幅方向の一端側に配設され、ガイドバ
ー支持部材112b,112bは、搬送路R1 の幅方向
の他端側に配設される。
【0051】この第1のコンベヤ部36の搬送路R1
上流側には、ワーク規制手段18の1つである、ワーク
姿勢規制装置120が配設される。このワーク姿勢規制
装置120は、ワーク供給ステーション16から供給さ
れた「おにぎり」の姿勢を規制するものである。ワーク
姿勢規制装置120は、たとえば図1〜図4,図7に示
すように、回転力付与手段としての回転力付与ガイド1
22を含む。回転力付与ガイド122は、たとえば断面
円形で棒状の規制バー124を含む。規制バー124
は、たとえばステンレス鋼などの金属材料で形成され、
その軸方向の一端側には、たとえば矩形の支持プレート
126が形成される。支持プレート126は、2つの長
孔126aおよび126bを有する。2つの長孔126
aおよび126bは、支持プレート126の長手方向の
一端側で且つその幅方向に間隔を隔てて設けられる。規
制バー124は、支持プレート126の長手方向の他端
側にたとえば溶接等で固着される。
【0052】回転力付与ガイド122は、後述のワーク
送り出し装置314から落下してくる「おにぎり」の頂
点部近傍が落下途中で規制バー124に当たって、「お
にぎり」が回転するように、ワーク送り出し装置314
の下方に配設される。この場合、規制バー124は、搬
送路R1 の長手方向に対して斜行する方向に延びて形成
される。なお、この発明の実施の形態例では、ワーク送
り出し装置314から落下してくる「おにぎり」の頂点
部近傍が落下途中で規制バー124に当たるように、回
転力付与ガイド122が配設されたが、ワークとしての
「おにぎり」は、ワークの重心よりも端部寄りの部分が
規制バー124に当たるように、第1のコンベヤ部36
の搬送路R1 の上方に配設される。
【0053】この回転力付与ガイド122は、第1のコ
ンベヤ部36の上流側に位置するガイドブラケット11
4に取り付けられる。つまり、回転力付与ガイド122
の支持プレート126が、ガイドブラケット114の取
り付け片114aに、たとえばねじ128などで固着さ
れる。
【0054】さらに、回転力付与ガイド122の下側に
は、たとえば図1〜図4,図7に示すように、姿勢案内
手段としての姿勢案内装置130が配設される。この姿
勢案内装置130は、上述の回転力付与ガイド122に
より回転力が付与された「おにぎり」の姿勢を起立した
状態に規制するためのものである。
【0055】姿勢案内装置130は、第1の案内シュー
ト132および第2の案内シュート134で構成され
る。第1の案内シュート132および第2の案内シュー
ト134は、第1のコンベヤ部36の搬送路R1 の幅方
向の両側に配設される。第1の案内シュート132は、
たとえば弓形に湾曲した曲面プレート132aを含む。
曲面プレート132aの幅方向の下端部には、略矩形の
平面プレート132bが形成される。曲面プレート13
2aと平面プレート132bとは、たとえばステンレス
鋼などの金属材料で一体的に形成される。また、平面プ
レート132bの幅方向の一端側には、その長手方向に
間隔を隔てて、たとえば3つのU字形の切欠き部133
a,133bおよび133cが設けられる。
【0056】 切欠き部13bは、特に、後述のガイ
ドブラケット136の孔136aと対向するように設け
られ、この切欠き部13bおよび孔136aには、ス
プリング92で軸方向に付勢されるテンションシャフト
86を所定の位置でロックするために、ロック用蝶ねじ
139が装着される。
【0057】この第1の案内シュート132は、孔13
6aを備えたたとえばL字状のガイドブラケット136
で第1のコンベヤ部36のステー74および76に取り
付けられる。この場合、ガイドブラケット136は、複
数のねじ137で、ステー74および76の下端面に固
着される。そして、第1の案内シュート132は、たと
えば2つの蝶ねじ138,138でステー74および7
6の一方の側端部に取り外し可能に取着される。
【0058】一方、第2の案内シュート134は、たと
えば略くの字形に屈曲された屈曲プレート140aを含
み、屈曲プレート140aの幅方向の下端部には、略矩
形の平面プレート140bが形成される。平面プレート
140bの幅方向の一端側には、その長手方向に間隔を
隔てて、2つの略U字形の切欠き部140cおよび14
0dが設けられる。この第2の案内シュート134は、
第1のコンベヤ部36のコンベヤフレーム70を介し
て、ステー74および76に固定される。この場合、第
2の案内シュート134は、第1の案内シュート132
と同様に、蝶ねじなどでステー74および76の一方の
側端部に取り外し可能に取着される。
【0059】第1のコンベヤ部36は、たとえば図2,
図5および図7等に示すように、たとえばL字形のコン
ベヤ固定金具146等によって、包装機300に取り付
けられる。コンベヤ固定金具146は、その短片部の幅
方向に間隔を隔てて、たとえば2つの長孔146aおよ
び146bを有し、その長片部の長手方向の一端側寄り
に長孔146cを有する。長孔146aおよび146b
は、短片部の長手方向に延びて形成され、長孔146c
は長片部の長手方向に延びて形成される。
【0060】このコンベヤ固定金具146の短片部は、
たとえばL字状のコンベヤブラケット142を介して、
コンベヤフレーム70に取り付けられる。コンベヤブラ
ケット142は、その長手方向の一端側に2つの孔14
2a,142bを有し、その長手方向の他端側に2つの
孔142c,142dを有する。コンベヤブラケット1
42は、その一端側がねじ144でコンベヤブラケット
42に固着される。そして、コンベヤブラケット142
の他端側には、コンベヤ固定金具146の短片部が配置
される。この場合、コンベヤ固定金具146の孔146
aおよび146bと、コンベヤブラケット142の孔1
42aおよび142bとがそれぞれ対向するように配置
される。そして、孔146a,146bおよび孔142
a,142bには、ねじ148,148がそれぞれ挿通
され、コンベヤフレーム70に取り付けられる。
【0061】さらに、コンベヤ固定金具146の長片部
は、ナットプレート152およびねじ150などでワー
ク供給ステーション16に配置される包装機300に水
平に取り付けられる。
【0062】次に、第2のコンベヤ部38について、た
とえば図1〜図4,図6,図8などを参照しながら説明
する。この第2のコンベヤ部38も、基本的には、第1
のコンベヤ部36とほぼ同様の構造を有するものであ
る。したがって、第1のコンベヤ部36と同様の構造お
よび作用を具備する各部材については、同じ符号を付し
てその説明を省略する。そして、特に、第1のコンベヤ
部36と相違する箇所について説明する。
【0063】すなわち、第2のコンベヤ部38は、第1
のコンベヤ部36と同様に、その長手方向の一端側に配
設された駆動プーリー52bによってコンベヤブラケッ
ト42およびコンベヤフレーム70に支持される、片持
ち支持構造となっている。そして、駆動プーリー52b
と、第2のコンベヤ部70の長手方向の他端側に配設さ
れたテンションプーリー98との間には、ベルト106
が掛け設けられて循環される。また、この第2のコンベ
ヤ部38の搬送路R2 の両側には、それぞれ、ガイド部
材108aおよび108bが配設される。この場合、第
1のコンベヤ部36と比べて、ガイドバー支持部材11
2a,112aとガイドバー支持部材112b,112
bとは、同じ形状に形成され、ガイドバー支持部材11
2a,112aには、1つのガイドバー110aが固着
されている。なお、第2のコンベヤ部38では、ステー
72,74および76がねじ156でコンベヤフレーム
70に固着される。
【0064】この第2のコンベヤ部38では、第1のコ
ンベヤ部38と比べて、特に、その搬送路R2 の幅方向
の一端側に、搬送位置規制手段として、幅寄せ案内装置
160が配設される。この幅寄せ案内装置160は、
「おにぎり」をラベル貼付ステーション12のラベル貼
付部側に幅寄せして、搬送路R2 上での「おにぎり」の
位置を規制するものである。この幅寄せ案内装置160
は、たとえば2つのベアリングガイドローラ162aお
よび162bを含み、2つのベアリングガイドローラ1
62a,162bは、矩形の支持ブラケット164に、
たとえばビス166で回動自在に支持される。この2つ
のベアリングガイドローラ162a,162bは、支持
ブラケット164の幅方向の一端側に支持される。ま
た、支持ブラケット164は、その中央に幅方向に延び
る長孔164aを有し、その長孔164aにねじ167
が挿入され、たとえばL字形の保持ブラケット168に
固着される。さらに、保持ブラケット168は、ねじ1
69でコンベヤフレーム70に固着される。
【0065】この発明の実施の形態例では、ベアリング
ガイドローラ162aおよび162bの一部が搬送路R
2 上に突き出るように、支持ブラケット164が配置さ
れる。この場合、ベアリングガイドローラ162aの方
がベアリングガイドローラ162bよりも、搬送路R2
上に突き出るように、ねじ167で支持ブラケット16
4の位置が調整される。なお、この発明の実施の形態例
では、ベアリングガイドローラ162aの外周端と、ガ
イドバー110aの内側端とが、平面的に見て、重なり
合う程度に、支持ブラケット164の位置が調整され
る。
【0066】さらに、第2のコンベヤ部38の搬送路R
2 の下流側でその幅方向の一端側には、傾き規制手段と
しての傾き案内装置170が配設される。この傾き案内
装置170は、第2のコンベヤ部38の搬送路R2 上の
「おにぎり」が搬送路R2 面に対して垂直になるよう
に、「おにぎり」の傾きを規制して、後述のラベル貼付
ステーション12のラベル貼付部に供給するためのもの
である。この傾き案内装置170は、搬送路R2 を間に
挟んで、後述のラベル貼付ステーション12のラベル貼
付部に設けられるラベル貼付押さえローラ428と向か
い合うように配設される。
【0067】傾き案内装置170は、たとえば2つのベ
アリングガイドローラ172aおよび172bを含み、
2つのベアリングガイドローラ172a,172bは、
矩形の支持ブラケット174に、たとえばビス176で
回動自在に支持される。この2つのベアリングガイドロ
ーラ172a,172bは、支持ブラケット174の幅
方向の一端側に支持される。また、支持ブラケット17
4は、その中央に幅方向に延びる長孔174aを有し、
ブラケット178に固着される。
【0068】ブラケット178は、たとえば平面L字形
の保持部180を含み、保持部180の中央には、ねじ
179で支持ブラケット174が固着される。ブラケッ
ト178は、その長片の端部がカラー182によって、
保持ブラケット190に回動自在に支持される。カラー
182は、ねじ184で保持ブラケット190に取着さ
れる。そして、保持ブラケット190は、ステー192
を介して、コンベヤフレーム70に、2つのねじ191
により固着される。また、ブラケット178には、ブラ
ケット178を第2のコンベヤ部38の搬送路R2 側に
付勢する付勢手段として、たとえばスプリング186が
設けられる。スプリング186は、その一端がブラケッ
ト178の短片の端部に固着され、その他端がステー1
92を介してコンベヤフレーム70に固着される。
【0069】すなわち、ブラケット178は、カラー1
82を支点にして、第2のコンベヤ部38の搬送路R2
側に揺動自在に変位する。さらに、この発明の実施の形
態例では、ベアリングガイドローラ172aおよび17
2bの一部が搬送路R2 上に突き出るように、支持ブラ
ケット174が配置される。この場合、搬送路R2 を平
面的に見て、ベアリングガイドローラ172aの外周端
の方がベアリングガイドローラ172bの外周端より
も、搬送路R2 上に突き出て、さらに、ガイドバー11
0aの内側端よりも、搬送路R2 の内側に突き出るよう
に、ねじ179で支持ブラケット174の位置が調整さ
れる。
【0070】この発明の実施の形態例では、第1のコン
ベヤ部36の搬送路R1 上において、ガイドバー110
aとガイドバー110bとの間隔がたとえば40mmに
形成される。さらに、第2のコンベヤ部38の搬送路R
2 上において、ガイドバー110aの内側端とガイドバ
ー110bの内側端との間隔がたとえば35mmに形成
され、ベアリングガイドローラ162aの外周端とガイ
ドバー110bの内側端との間隔がたとえば35mmに
形成され、ベアリングガイドローラ172aの外周端と
ガイドバー110bの内側端との間隔がたとえば32m
mに形成される。
【0071】また、第2のコンベヤ部38の搬送路R2
の幅方向の両側には、搬送路R2 上を通過する「おにぎ
り」を検知するためのワーク検出手段として、たとえば
光センサー194が配設される。この光センサー194
は、幅寄せ案内装置160よりも下流側で、傾き案内装
置170よりも上流側に配設される。光センサー194
は、投光器194aおよび受光器194bで構成され、
投光器194aが搬送路R2 の幅方向の一端側に取り付
けられ、受光器194bが搬送路R2 の幅方向の他端側
に取り付けられる。
【0072】この場合、ガイドブラケット114の内で
最も下流側に位置するガイドブラケット114には、光
センサー194を搬送路R2 の幅方向の両側に支持する
センサーブラケット196が配設される。センサーブラ
ケット196は、たとえば略コの字形の枠片196aを
含み、枠片196aの両端部には、たとえば矩形の支持
片196bおよび196cが形成される。また、枠片1
96aの一端側には、取り付け片196dが形成され
る。枠片196a,支持片196b,196cおよび取
り付け片196dは、たとえばステンレス鋼などの金属
材料で一体的に形成される。センサーブラケット196
は、その取り付け片196dがねじ198等でガイドブ
ラケット114の取り付け片114aに固着される。さ
らに、センサーブラケット196の支持片196bおよ
び196cの下面には、それぞれ、投光器194aおよ
び受光器194bが取り付けられる。
【0073】また、第2のコンベヤ部38の搬送路R2
の最も下流側には、排出ガイド200および排出シュー
ト202が設けられる。排出ガイド200は、たとえば
ステンレス鋼などの金属材料で略弓形に湾曲された湾曲
プレートで形成される。この場合、支持ブラケット20
4の短片には、長孔204aが設けられ、その長孔20
4aには、ステー208の軸方向の一端側が固着され
る。また、ステー208の軸方向の他端側には、排出ガ
イド200の長手方向の一端側が、ねじ210で固着さ
れる。さらに、支持ブラケット204の長片は、2つの
ねじ206でステー192の長手方向の一端側に固着さ
れる。
【0074】排出シュート202は、勾配を有するたと
えば矩形のシュートプレート210を含み、シュートプ
レート210の幅方向の一端部には、取り付け片212
が設けられる。そして、シュートプレート210は、そ
の取り付け片212をねじ214でステー192の長手
方向の一端側に固着することにより、第2のコンベヤ部
38の下流端部に配設される。
【0075】第2のコンベヤ部38は、たとえば図2,
図4および図5などに示すように、コンベヤブラケット
216によって、支柱部材32に傾動自在に取り付けら
れる。コンベヤブラケット216は、たとえばL字状の
支持プレート218を含む。支持プレート218の長片
の長手方向の端部には、円弧状の長孔218aが設けら
れる。支持プレート218の長片の幅方向の下端部に
は、その端部からほぼ直角に延びて、たとえば矩形の取
り付けプレート220が形成される。取り付けプレート
220には、その長手方向の一端側に、間隔を隔てて、
2つの取り付け用孔220a,220aが設けられる。
このコンベヤブラケット216には、その支持プレート
218の長孔218aにたとえば6角ボルト222が挿
通され、支柱部材32に固着される。
【0076】次に、搬送装置14の上流側に配置され、
搬送装置14にワークとしての「おにぎり」Wを供給す
るためのワーク供給ステーション16と、搬送装置14
の下流側に配置され、「おにぎり」Wの所定の位置にラ
ベルを貼付するためのラベル貼付ステーション12とに
ついて説明する。
【0077】まず、ワーク供給ステーション16につい
て説明する。ワーク供給ステーション16には、ワーク
としての「おにぎり」Wをたとえば図10に示すような
平面略3角形状に成型する成型機(図示せず)が設けら
れる。さらに、成型機で成型された「おにぎり」Wをた
とえばプラスチックフィルムで包装する包装機300が
設けられる。この発明の実施の形態例では、包装機30
0からワークWが横倒しの状態で搬送装置14の第1の
コンベヤ部36の搬送路R1 上に供給される。
【0078】すなわち、搬送装置14の第1のコンベヤ
部36の長手方向の一端側(上流端側)には、包装機3
00が設けられる。包装機300は、包装された「おに
ぎり」を横倒しの状態で保持する保持手段として、たと
えば円板形のターンテーブル302を含む。ターンテー
ブル302には、その円周方向に所定の間隔を隔てて、
たとえば平面略3角形状の複数の孔部304が設けられ
る。これらの孔部304によって、包装された「おにぎ
り」Wが一旦保持される。ターンテーブル302は、そ
の孔部304が第1のコンベヤ部36の上流端側の搬送
路R1 上に位置するように、配置される。
【0079】また、ターンテーブル302の下には、間
隔を隔てて、切欠き部308を有する略円板状の固定テ
ーブル306が設けられる。固定テーブル306は、タ
ーンテーブル302の孔部304で「おにぎり」Wを一
旦保持するときの受けとして役割を有するものである。
ターンテーブル302は、固定テーブル306の上方で
一定のサイクルで回転する。ターンテーブル302は、
その各孔部304が固定テーブル306の切欠き部30
8上で停止するように、間欠的に回転するようにサイク
ル運転される。
【0080】この場合、ターンテーブル302の外周端
には、所定の間隔を隔てて、孔部304に対応する部位
に複数の凸部310が設けられる。また、ターンテーブ
ル302の回転軌道上には、凸部310に接触する位置
にたとえばリミットスイッチ312が配設されている。
そして、ターンテーブル302が回転したとき、凸部3
10がリミットスイッチ312の作動片312aを押圧
することによって、ターンテーブル302の孔部304
が固定テーブル306の切欠き部308の真上で停止す
るようにタイミングが設定されている。
【0081】さらに、包装機300には、ワーク送り出
し手段として、ワーク送り出し装置314が設けられ
る。ワーク送り出し装置314は、ターンテーブル30
2の孔部304に横倒しの状態で保持された「おにぎ
り」を第1のコンベヤ部36の搬送路R1 上に向けて落
下させるためのものである。この発明の実施の形態例で
は、ワーク送り出し装置314として、たとえばカム装
置が用いられる。
【0082】すなわち、ワーク送り出し装置314は、
上下に往復変位する作動シャフト316を含む。作動シ
ャフト316の軸方向の一端(下端)には、軸部320
でころ318が回動自在に支持されている。さらに、こ
ろ318の下には、ころ318と接触しながら回転する
ハートカム322が回動自在に配設される。ハートカム
322には、回転軸324が取り付けられている。
【0083】一方、作動シャフト316の軸方向の他端
(上端)には、連結シャフト326を介して、押圧シャ
フト328が設けられる。押圧シャフト328は、固定
テーブル306の切欠き部308の上に停止するターン
テーブル302の孔部304の真上に配置されるように
設けられる。さらに、押圧シャフト328の先端には、
ターンテーブル302の孔部304に横倒しの状態で保
持された「おにぎり」を押圧する押圧部330が形成さ
れる。
【0084】次に、搬送装置14の下流側に配置され、
「おにぎり」Wの所定の位置にラベルを貼付するラベル
貼付ステーション12について説明する。すなわち、第
2のコンベヤ部38の下流側で搬送路R2 の傍らには、
ラベル貼付ステーション12が配置される。このラベル
貼付ステーション12には、ラベル貼付装置400が配
設される。ラベル貼付装置400は、搬送路R2 を挟ん
で、搬送路R2 の幅方向の一端側に配設された傾き案内
装置170と向かい合うようにして、搬送路R2 の幅方
向の他端側に配置される。
【0085】ラベル貼付装置400は、ラベラー支持フ
レーム402を含む。ラベラー支持フレーム402に
は、連結フレーム404が連結される。連結フレーム4
04上の一端側には、ラベルワインダー406が回動自
在に設けられる。ラベルワインダー406の中央には、
ラベル連続体500を保持した保持ローラー408が設
けられる。ラベル連続体500は、たとえば帯状の剥離
紙上の長さ方向に所定の間隔で配置された複数のラベル
がロール状に巻かれたものである。ラベルには、所定の
表示事項が印刷されている。また、連結フレーム404
には、保持ローラー408から繰り出された帯状のラベ
ル連続体500に一定の張力を付与するためのラベル繰
り出しテンションローラー410が支持されている。
【0086】このラベル貼付装置400では、ラベル繰
り出しテンションローラー410を介して、ラベル連続
体500が保持ローラー408から繰り出される。保持
ローラー408から繰り出されたラベル連続体500
は、ラベルガイドローラー412および414に案内さ
れる。そして、ラベル連続体500は、ラベル送りロー
ラー416と第1のラベル押さえローラー418との間
を通り、さらに、ガイド420および422を介して、
剥離プレート424へ送られる。この場合、ガイド42
0と422との間には、ラベルセンサー426が設けら
れ、剥離プレート424の先端近傍には、たとえばスポ
ンジなどの弾性体からなるラベル貼付押さえローラー4
28が設けられる。
【0087】ラベル貼付押さえローラー428は、剥離
プレート424と、第2のコンベヤ部38の下流側に設
けられた傾き案内装置170のベアリングガイドローラ
ー172aと共に協働して、第2のコンベヤ部38の搬
送路R2 上で「おにぎり」の所定の位置にラベルを貼付
するラベル貼付部としての機能を有する。
【0088】剥離プレート424で急激に折り返された
ラベル連続体500のカス502は、ガイド422およ
び420を介して、ラベル送りローラー416と第2の
ラベル押さえローラー430との間に送られる。さら
に、カス502は、ガイドローラー432で案内され、
カス巻きリール436に巻きつけられ、Uリング436
で固定される。
【0089】なお、第1のラベル押さえローラー418
および第2のラベル押さえローラー430は、それぞ
れ、ラベル送りローラー416側へ、たとえばスプリン
グ438および440で付勢されている。また、このラ
ベル貼付装置400にラベル連続体500を装着する場
合、フリーレバー422を作動させることにより、ラベ
ル送りローラー416および第1のラベル押さえローラ
ー418間、ラベル送りローラー416および第2のラ
ベル押さえローラー430間に、適宜、間隔があくよう
になっている。
【0090】この発明の実施の形態例において、ラベル
貼付装置400は、特に、たとえば図14に示すよう
に、ラベル貼付部を構成する剥離プレート424の先端
部が、第2のコンベヤ部38の搬送路R2 の幅方向の一
端側に配設されたガイドバー110bの延長線A上に位
置するように配置される。つまり、剥離プレート424
の先端部が、「おにぎり」の所定の位置にラベルを貼付
するときのラベル貼付基準位置となる。
【0091】また、このラベル貼付装置400のラベル
貼付押さえローラー428と、傾き案内装置170のベ
アリングガイドローラー172aとが、搬送路R2 を挟
んで相対向して配置される。この場合、ラベル貼付押さ
えローラー428の中心点とベアリングガイドローラー
172aの中心点とを結ぶ線Bが搬送路R2 の長手方向
とほぼ直交するように、ラベル貼付押さえローラー42
8およびベアリングガイドローラー172aの位置が調
整されて、配置される。
【0092】このラベル貼付装置400は、第2のコン
ベヤ部38と連動して、その高さ方向の位置が調整され
る。すなわち、ラベル貼付装置400は、第2のコンベ
ヤ部38の搬送路R2 上を搬送されてくる「おにぎり」
Wの所定の位置にラベルを貼付する関係上、ラベル貼付
装置400は、常に、第2のコンベヤ部38の高さに応
じて、第2のコンベヤ部38の搬送路R2 の幅方向の一
端側近傍に配置される必要がある。
【0093】この場合、ラベル貼付装置400のラベラ
ー支持フレーム402は、たとえば図5に示すように、
ポール450で支持されている。ポール450は、ハン
ガー452で支持ブラケット454に固着される。この
支持ブラケット454は、たとえば2つの作動ブラケッ
ト456,456によって、支柱部材34に傾動自在に
支持される。
【0094】作動ブラケット456は、たとえばL字形
の作動プレート456aを含む。作動プレート456a
は、その長さ方向の一端側にたとえば弓形の長孔456
bを有する。作動プレート456aには、その幅方向の
一端から直角に延びて、たとえば矩形の支持プレート4
56cが一体的に形成される。そして、作動ブラケット
456の長さ方向の一端側は、その作動プレート456
aがねじ458および459で支柱部材34に取り付け
られる。
【0095】この場合、ねじ458は、長孔456bに
挿通されて支柱部材34に取り付けられるため、作動ブ
ラケット456は、長孔456bの範囲で、支柱部材3
4に対する取り付け角度を調整することが可能となる。
また、作動ブラケット456の長さ方向の他端側は、そ
の支持プレート456cがねじ460で支持ブラケット
454に固着される。さらに、2つの作動ブラケット4
56,456は、連結ブラケット462によって、コン
ベヤブラケット216と連結される。
【0096】作動ブラケット456の長さ方向の中間部
には、それらの支持プレート456c,456c間に、
連結ブラケット462が取り付けられる。連結ブラケッ
ト462は、ねじ464で2つの作動ブラケット45
6,456に固着される。さらに、連結ブラケット46
2は、ねじ224でコンベヤブラケット216に固着さ
れる。
【0097】すなわち、この発明の実施の形態例のラベ
ル取り付け機10では、搬送装置14の第2のコンベヤ
部38が、コンベヤブラケット216の長孔218aの
範囲で、支柱部材32に対する取り付け角度、つまり、
第2のコンベヤ部38の高さ方向の位置を調整すること
ができ、さらに、第2のコンベヤ部38がコンベヤブラ
ケット216,連結ブラケット462,支持ブラケット
454,作動ブラケット456,456およびポール4
50を介して、ラベラー支持フレーム402に連動され
ている。
【0098】したがって、このラベル取り付け機10で
は、第2のコンベヤ部38と連動して、ラベル貼付装置
400の高さ方向の位置、つまり、支柱部材34に対す
る取り付け角度を調整することができる。なお、このラ
ベル取り付け機10のメインフレーム30の4隅には、
ガイドポスト470が設けられ、ガイドポスト470に
は、メインフレーム30の高さ方向の位置を変位させる
ためのジャッキボルト474がそれぞれ装着される。
【0099】次に、この発明の実施の形態例のラベル取
り付け機10において、ワーク供給手段で供給された
「おにぎり」Wが搬送装置14で搬送され、ラベル貼付
ステーション12で「おにぎり」Wの所定の位置にラベ
ルを貼付するまでの主たる部材の動作、作用および効果
について説明する。この発明の実施の形態例では、前工
程において、「おにぎり」Wが成型機(図示せず)によ
り平面略3角形状に成型される。所定の形状に成型され
た「おにぎり」Wは、包装機300によりプラスチック
フィルムが包装され、その一方主面にラベルが貼付され
る。
【0100】 そして、先ず、包装機300のターンテ
ーブル302の孔部304に、横倒しの状態で保持され
た「おにぎり」Wが、ワーク送り出し装置314の押圧
シャフト328で押圧され、搬送装置14の上流側、す
なわち、第1のコンベヤ部36の搬送路R1に向けて落
下される。落下途中の「おにぎり」Wは、その頂点部近
傍が回転力付与ガイド122の規制バー124に当たっ
て、回転し底面部が下方に向きながら落下していく。さ
らに、この「おにぎり」Wは、姿勢案内装置130の第
1および第2の案内シュート132および134によっ
て、「おにぎり」Wが起立した状態で搬送路R1上に供
給される。
【0101】 この場合、規制バー124は、「おにぎ
り」Wを保持するターンテーブル304が固定テーブル
306上を回転するときの最大円周上付近に配置されて
いる。これにより、ターンテーブル304が回転してい
るときの「おにぎり」Wの途中落下が防止される。な
お、「おにぎり」Wが規制バー124に当たってスムー
ズに回転させるために、規制バー124の搬送路R1
を斜行する角度および搬送路R1面に対する傾斜角度
が、適宜、調整される。
【0102】起立した姿勢で搬送装置14の上流側に供
給された「おにぎり」は、コンベヤ作動部40を作動さ
せることにより、第1のコンベヤ部36によって搬送路
1上を下流側に向かって搬送され、さらに、第2のコ
ンベヤ部38によって搬送路R2 上をさらに下流側に向
かって搬送される。
【0103】なお、この発明の実施の形態例では、ガイ
ド部材108aおよび108bのガイドバー110aお
よび110bが断面円形で棒状に形成されているため、
搬送路R1 およびR2 上を搬送される「おにぎり」Wと
の接触部分を最小限にすることができる。そのため、こ
の発明の実施の形態例では、「おにぎり」Wに成型不良
および包装不良のものがあっても、搬送路R1 およびR
2 上で「おにぎり」Wを転倒させることなく、「おにぎ
り」Wを案内することができる。
【0104】また、第1のコンベヤ部36の搬送速度よ
りも、第2のコンベヤ部38の搬送速度の方が少し速く
なるように設定されているので、「おにぎり」Wが第1
のコンベヤ部36から第2のコンベヤ部38に移るとき
に、「おにぎり」Wの頂端部の包装フィルムが駆動プー
リー52aおよび52b間に挟まれて詰まる恐れがな
い。
【0105】第2のコンベヤ部38の搬送路R2 上を搬
送されてくる「おにぎり」Wは、幅寄せ案内装置160
のベアリングガイドローラー162aおよび162bに
よって、たとえば図14に示すように、搬送路R2 の幅
方向の一端側のガイドバー110b側を搬送されるよう
に幅寄せされ、搬送路R2 上での「おにぎり」Wの位置
が規制される。
【0106】さらに、幅寄せ案内装置160で搬送位置
を規制された「おにぎり」Wは、図14および図15に
示すように、搬送路R2 の下流側に配置された傾き案内
装置170のベアリングガイドローラー172aによっ
て、搬送路R2 面に対する「おにぎり」Wの傾きが規制
される。すなわち、傾き案内装置170は、ベアリング
ガイドローラー172aで「おにぎり」Wを押圧するこ
とによって、「おにぎり」Wが搬送路R2 面に対してほ
ぼ垂直に起立するように、「おにぎり」Wの傾き姿勢を
補正して、「おにぎり」Wをラベル貼付装置400のラ
ベル貼付部分の所定の位置に供給する。
【0107】したがって、傾き案内装置170により傾
きが規制された「おにぎり」Wは、ベアリングガイドロ
ーラー172aとラベル貼付装置400のラベル貼付押
さえローラー428との間において、「おにぎり」の他
方主面の所定の位置に正確にラベルが貼付される。この
発明の実施の形態例では、幅寄せ案内装置160よりも
下流側で、且つ、傾き案内装置170よりも上流側にお
いて、搬送路R2 上を通過する「おにぎり」Wが、光セ
ンサー194により検知された場合、ラベル貼付装置4
00が作動し、ラベルが剥離プレート424の先端部
で、ラベルが「おにぎり」Wの所定の位置に貼付され
る。
【0108】ラベルが貼付された「おにぎり」Wは、第
2のコンベヤ部38の下流端で、排出ガイド200によ
り案内されると共に、排出シュート202により排出さ
れる。そして、排出シュート202から排出された「お
にぎり」Wは、適宜、次の工程へと搬送される。
【0109】上述したように、この発明の実施の形態例
のラベル取り付け機10では、比較的簡単な構造で、ラ
ベル貼付ステーションのラベル貼付位置へ「おにぎり」
Wを起立した姿勢で供給して、「おにぎり」Wの所定の
位置にラベルを正確に貼付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示す平面図解図
である。
【図2】この発明の実施の形態の一例を示す正面図解図
である。
【図3】この発明の実施の形態の一例を示す側面図解図
である。
【図4】この発明の実施の形態の一例を示す概略斜視図
解図である。
【図5】この発明の実施の形態の一例の要部を示す分解
斜視図解図である。
【図6】この発明の実施の形態の一例の他の要部を示す
分解斜視図解図である。
【図7】この発明の実施の形態の一例のさらに他の要部
を示す分解斜視図解図である。
【図8】この発明の実施の形態の一例の別の要部を示す
分解斜視図解図である。
【図9】この発明の実施の形態の一例の一要部であるワ
ーク供給手段の作動機構を示す正面図解図である。
【図10】この発明の実施の形態の一例の一要部である
ワーク供給手段から落下して供給されたワークの姿勢が
規制される状態を示す図であり、(A)はその平面図解
図であり、(B)はその側面図解図であり、(C)は回
転力付与手段によってワークが回転する状態を示す図解
図である。
【図11】この発明の実施の形態の一例の一要部である
ワーク供給手段からワークが落下して第1のコンベヤ部
に供給され、第2のコンベヤ部へと搬送される状況を示
す正面図解図である。
【図12】この発明の実施の形態の一例の一要部である
第2のコンベヤ部のベルトの取り付け構造を示す正面図
解図である。
【図13】この発明の実施の形態の一例の一要部である
第2のコンベヤ部のベルトの取り付け構造を示す平面図
解図である。
【図14】この発明の実施の形態の一例の一要部である
搬送位置規制手段および傾き規制手段の周辺およびそれ
らの作動状態を示す平面図解図である。
【図15】この発明の実施の形態の一例の一要部である
傾き規制手段の作動状態を示す側面図解図である。
【図16】この発明の実施の形態の一例の一要部である
ラベル貼付ステーションを示す平面図解図である。
【図17】この発明の背景となる従来のおにぎり用ラベ
ル取り付け機の一例を示し、(A)は供給装置からワー
クを落下させて反転装置のキャッチプレートで受けた状
態を示す要部正面図解図であり、(B)はその受けたワ
ークを反転装置で反転させる途中の状態を示す要部正面
図解図であり、(C)はそのワークを反転させて搬送装
置に供給する状態を示す要部正面図解図である。
【符号の説明】
10 ラベル取り付け機 12 ラベル貼付ステーション 14 搬送装置 16 ワーク供給ステーション 18 ワーク規制手段 20 保持手段 22 送り出し手段 24 ワーク姿勢規制手段 26 搬送位置規制手段 28 傾き規制手段 30 メインフレーム 32,34 支柱部材 36 第1のコンベヤ部 R1 第1のコンベヤ部の搬送路 38 第2のコンベヤ部 R2 第2のコンベヤ部の搬送路 40 コンベヤ作動部 108a,108b ガイド部材 120 ワーク姿勢規制装置 122 回転力付与ガイド 130 姿勢案内装置 160 幅寄せ案内装置 170 傾き案内装置 300 包装機 302 ターンテーブル 306 固定テーブル 314 ワーク送り出し装置 400 ラベル貼付装置 500 ラベル連続体 W おにぎり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65C 5/00 B65C 9/06 B65C 9/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装材で包装された平面略3角形状のお
    にぎりを上流側から下流側へ搬送する搬送装置、前記搬
    送装置の上流側において前記搬送装置の搬送路に向けて
    前記おにぎりを横倒しの状態で落下させて供給するワー
    ク供給ステーション、および 前記搬送装置の下流側に配設され、前記搬送装置で搬送
    される前記おにぎりの所定の位置にラベルを貼付するラ
    ベル貼付ステーションを包含し、 前記ワーク供給ステーションから横倒しの状態で落下す
    る前記おにぎりの頂点部側を、前記搬送装置の上流側に
    おいて前記搬送路の上に前記搬送路の長手方向に対して
    斜行するように配置された回転力付与ガイドに当て、前
    記おにぎりの底面部側が下方に向くように落下させなが
    ら前記おにぎりの姿勢を変え、落下する前記おにぎりを
    前記回転力付与ガイドの下側で且つ前記搬送路の幅方向
    の両側に配置された案内シュートで受けて、前記おにぎ
    りが底面部側を下方に向けた起立した状態で前記搬送路
    に供給される、ラベル取り付け機。
  2. 【請求項2】 前記ワーク供給ステーションは、回転す
    るターンテーブルを包含し、 前記ターンテーブルは、前記おにぎりを横倒しの状態で
    一旦保持する孔部を有し、且つ、前記孔部が前記搬送装
    置の上流側における前記搬送路の上方で停止するように
    間欠的に回転 する、請求項1に記載のラベル取り付け
    機。
  3. 【請求項3】 前記回転力付与ガイドは、棒状部を有
    し、前記おにぎりの頂点部側が前記棒状部に当たるよう
    に、前記棒状部の前記搬送路の長手方向に対して斜行す
    る角度および前記棒状部の前記搬送路面に対する傾斜角
    度が適宜調整される、請求項1または請求項2のいずれ
    に記載のラベル取り付け機。
  4. 【請求項4】 前記案内シュートの一方側は、その上端
    側が曲面に形成され、その下端側が平面に形成される、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載のラベル取り付け
    機。
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