JP3504162B2 - トレイ傾倒食器類放出装置およびトレイ傾倒食器類放出下洗い浸漬装置 - Google Patents

トレイ傾倒食器類放出装置およびトレイ傾倒食器類放出下洗い浸漬装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、給食後にトレイ
に載せられて返却された食器類をトレイを傾倒すること
によって自動的に分離放出するためのトレイ傾倒食器類
放出装置およびトレイ傾倒食器類放出下洗い浸漬装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、大量の給食を扱うセルフサービ
スの食堂などにおいては、給食後の食器類をトレイに載
せたまま返却されるが、これらの食器類はトレイと分離
して浸漬槽で浸漬処理した上で食器洗浄機により洗浄
し、トレイは食器類とは別の洗浄工程で洗浄する必要が
ある。
【0003】従来、給食後の食器類を載せたトレイを戻
しコンベアにより食器浸漬槽まで搬送し、ここで一側面
側に傾斜したロープコンベアなどにトレイを移行させて
食器を自動的に浸漬槽内に放出するようにしたトレイ傾
倒食器類放出装置が知られている。
【0004】また従来、浸漬槽に浸漬した食器を水流で
押し流して掬い上げコンベアに掬い上げるようにした食
器浸漬装置も知られている。
【0005】さらに一般に、食器浸漬装置においては浸
漬槽内のお湯が汚れるため、新湯の補給と共に、浸漬槽
内の汚れたお湯を汲み上げて、網目ベルトなどを用いた
残菜処理コンベア上に排出して残菜を取り除き、比較的
浄化したお湯を再度浸漬槽に戻して使用することが行わ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】トレイ上に載せる食器
類には、形態や大きさが異なる種々の食器があり、単に
ロープコンベアの一部を水平から斜めに連続して徐々に
急勾配になるように傾けただけでは、トレイの傾きが増
すにつれてその上の食器も徐々にその傾きに追随してゆ
っくりと傾倒することになるため、載置安定性のある大
型の皿など、食器によっては傾いたトレイにそのまま残
り、全ての食器類を確実に分離放出できないことがあっ
た。
【0007】また従来の食器分離放出装置では、別個に
製造した食器下洗い機や食器浸漬装置に組み合わせて使
用しているため、これら食器下洗い機や食器浸漬装置と
して食器分離放出装置に適合する形態寸法のものを製造
して組み合わせる必要があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】給食済み食器類を載せた
トレイを導入コンベアからこれに直線的に連続して傾倒
コンベアに送り出すことによって、トレイの中央より片
側の食器の非放出側のみを支持して、このトレイをその
支持部分よりも重い非支持部分の重みによって傾かせる
と同時に食器放出側に向かって一挙に勢いよく横倒しさ
れ、その上に載せられた各種食器類をその種類を問わず
にトレイから確実かつ円滑に分離放出することができ
る。
【0009】この傾倒支持コンベアに並行してその食器
放出側の下方に、傾倒したトレイの下端部を支受して他
側を支持している前記傾倒支持コンベアと共に前方に搬
送するための支受搬送コンベアを設けることにより、食
器類を放出した空のトレイを前方に送り出すことができ
る。
【0010】この支受搬送コンベアの中間部の上方に、
食器類の非放出側に傾倒して送られてくるトレイを食器
類の放出側に傾けるためのロープコンベアからなる前倒
しコンベアを支受搬送コンベア上を斜めに横切るように
設置し、また支受搬送コンベアの食器放出側の側方上に
はそのコンベアの走行方向にほぼ沿ってトレイの走行ガ
イドを設けることにより、非放出側に傾倒しているトレ
イを放出側に前倒しして、例えば大皿など放出されずに
トレイに残っていた食器類を確実に放出させることがで
きる。
【0011】走行ガイドの先端部は支受搬送コンベアの
先端部付近において食器の非放出側に向かって徐々に横
向きに曲げることにより、この走行ガイドの屈曲先端部
において前倒しされて送られてくるトレイをその反対側
に倒してロープコンベアなどの排出コンベヤ上に水平に
載せ、機外に排出することができる。
【0012】食器下洗い浸漬装置を一体に備えたトレイ
傾倒放出装置に隣接して下洗い浸漬装置を一体に設ける
ことにより、下洗い装置や一次浸漬装置を別個に製造し
て組み込むコストや労力を削減することができる。
【0013】この下洗い浸漬装置に傾倒放出装置におい
て横倒ししたトレイから放出された食器類を落とし込む
ための水槽を設け、その水槽内には上り勾配の食器掬い
上げコンベアを設置し、この食器掬い上げコンベアの前
方に、水槽内のお湯を吸い込んで噴出させるポンプから
の噴出湯を湯中の食器掬い上げコンベアの下端部に向か
って噴射する噴射口を設けることにより、水槽中に投入
された食器は、温湯中で残菜などを洗い流して下洗いさ
れると共に、浸漬処理されて付着している残菜も膨軟化
して落ちやすい状態になった後に、掬い上げコンベアに
より掬い上げられてその上端からさらに浸漬槽などに排
出することができる。
【0014】食器掬い上げコンベアの上方に、残菜濾過
処理機を設け、これに水槽内のお湯を汲上ポンプにより
汲み上げて、送水管から供給樋を介して投入し、ここで
分離除去した残菜を残菜受容器に排出し、濾過したお湯
はその下方に設けた散水樋に排出し、これから下方に流
下させ、食器掬い上げコンベアによって掬い上げられて
運搬される食器類に散水することにより、汚れた水槽内
の温湯を常に清浄化しながら経済的に再利用し、汚水の
排出を防止すると共に、掬い上げコンベア上の食器の湿
潤を保つことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すように、トレイTに載
せた皿、お椀などの給食済みの各種食器類SをトレイT
を横に傾けることによって側方に放出するための傾倒放
出装置Aと、これから放出された食器類Sを浸漬処理す
るための食器下洗い浸漬装置Bが互いに隣接して一体に
設置されている。
【0016】傾倒放出装置Aは、搬出コンベアに載せら
れて送られてくる給食済みの食器類Sを載せたトレイT
を受けて装置内に水平に送り出すための複数本のロープ
コンベア等からなる導入コンベア1が入り口側に設けら
れ、これに直線的に連続して、水平に送り出されたトレ
イTの中央より食器下洗い浸漬装置Bと反対側である食
器の非放出側の一部分のみを支持可能な巾狭に形成さ
れ、このトレイTをその支持部分よりも重い非支持部分
の重みによって傾かせると同時に食器下洗い浸漬装置B
側である食器放出側に向かって一挙に勢いよく横倒し、
その上に載せられた各種食器類Sを確実かつ円滑に分離
放出するようにした1本又は複数本のロープコンベア等
からなる傾倒支持コンベア2が設けられている。
【0017】傾倒支持コンベア2に並行してその食器放
出側の下方には、傾倒したトレイTの下端部を支受して
他側を支持している傾倒支持コンベア2と共に前方に搬
送するためのネット状ベルト等からなる支受搬送コンベ
ア3が設けられている。
【0018】支受搬送コンベア3の中間部の上方には、
食器類の非放出側に傾倒して送られてくるトレイTを食
器の放出側に傾けるためのロープコンベアからなる前倒
しコンベア4が支受搬送コンベア3上を斜めに横切るよ
うに設置されている。
【0019】前倒しコンベア4は、支受搬送コンベア3
の食器類の非放出側の上方に設置されたシーブ4aと、
その斜め前方で支受搬送コンベア3のほぼ上方に設置さ
れたシーブ4bと、さらにその前方に設置された駆動シ
ーブ4cとにゴムのロープ4dを一連に巻き掛けたもの
で、支受搬送コンベア3上を横切ってその走行方向側に
走行するロープ4dに支受搬送コンベア3に搬送されて
くるトレイTの前端が当たり、このロープ4dの走行と
支受搬送コンベア3の走行によって前方に進みながら徐
々に食器類の放出側に倒されて、それまでに万一放出さ
れなかった大皿などの食器類を確実に放出するように構
成されている。
【0020】トレイTが前倒しされる部分の下方には、
支受コンベア3上に載って食器放出側に倒れるトレイT
の下縁を係止して、支受コンベア3からの脱落を防止す
る下ガイド5が設けられている。
【0021】なお、この前倒しの他の手段として、支受
搬送コンベア3に搬送されてくるトレイTに向かって食
器類の非放出側から食器類の放出側に水を噴射する噴水
ノズルを設置し、その水の噴射力で前倒しするようにし
てもよい。
【0022】支受搬送コンベア3の食器類の放出側の側
方上にはそのコンベアの走行方向にほぼ沿ってトレイT
の走行ガイド6が設けられ、その先端部は支受搬送コン
ベア3の先端部付近において食器類の非放出側に向かっ
て徐々に横向きに曲げられており、この走行ガイド6の
屈曲先端部において前倒しされて送られてくるトレイT
をその反対側に倒してロープコンベアなどの排出コンベ
ヤ7上に水平に載せ、機外に排出するようになってい
る。
【0023】支受搬送コンベア3の下方の床面8は食器
類の放出側に幾分下り勾配に形成されており、支受搬送
コンベア3の先端部付近の床面8上には、トレイTから
放出された茶碗などが間違って床面8上に落ちたときに
これを食器下洗い浸漬装置Bに水流で押し流すための噴
水ノズル9が設置されている。
【0024】排出コンベア7の下方には、六角形の舟底
型のトレイTの左右の向きを検出する複数の通過検出セ
ンサー10が設けられ、排出コンベヤ7上を搬送するト
レイTの台形状の先端形の通過を数点で検出して、その
左右の向きが正規の向きと反対である場合にトレイ傾倒
放出装置Aの全てのコンベアの駆動を停止し、これを排
出コンベア7から取り除くようになっている。
【0025】これは、排出した舟底型のトレイTを自動
積み重ね装置により積み重ねるときに、トレイの向きが
一定でない場合に、正常に積み重ねられないためであ
る。
【0026】食器下洗い浸漬装置Bは、傾倒放出装置A
において横倒ししたトレイTから放出された食器類Sを
落とし込むための水槽11が設けられ、その水槽11内
には食器掬い上げコンベア12がその下端部を槽内部の
お湯中に漬けた状態で、食器浸漬装置Bの後方に向かっ
て上り勾配をなして設置されている。
【0027】また、水槽11内には食器掬い上げコンベ
ア12の前方に、水槽11内のお湯を吸い込んで噴出さ
せるポンプ13からの噴出湯を湯中の食器掬い上げコン
ベア12の下端部に向かって噴射する噴射口14が設け
られ、水槽11内に落とし込まれた食器類Sを食器掬い
上げコンベア12に向けて押し流し、順次円滑に食器類
Sが食器掬い上げコンベア12に受けとめられて確実に
掬い上げられるようになっている。
【0028】食器掬い上げコンベア12の上方には、残
菜濾過処理機15が設けられ、これに水槽11内のお湯
を汲上ポンプ16により汲み上げて、送水管17から供
給樋18を介して投入し、ここで分離除去した残菜は残
菜受容器19に排出し、濾過したお湯はその下方に設け
た散水樋20に排出し、これに設けた散水孔21から下
方に流下させ、食器掬い上げコンベア12によって掬い
上げられて運搬される食器類Sに散水するように構成さ
れている。
【0029】図4は残菜濾過機15の一例を示したもの
で、前後に平行に支承した複数の回転軸22a,22
b,22c,22dにそれぞれ多数の円板23をほぼそ
の板厚の間隔で平行に取付け、各回転軸22a,22
b,22c,22dの円板23の一部(重なり部分)を
相隣る回転軸22a,22b,22c,22dの円板2
3,23間にスライド自在にほぼ隙間なく嵌挿したもの
で、各回転軸22a,22b,22c,22dは、その
配列方向の前方に向かって順次回転速度が速く(図3に
示す矢印方向)なるように、モーター24からの回転駆
動力を回転速度が順次異なるスプロケットチェーンなど
の変速機構付き動力伝達機構を介して回転するように構
成されている。
【0030】そして、残菜を含んだ排水を回転駆動する
円板23群上に投下すると、水分が各円板23,23間
の間隙から排出されると共に、残菜が各円板23上に残
って濾過される。
【0031】濾過された残菜は、順次送り方向に回転速
度が速くなる円板23の上に確実に載せられて送り出さ
れ、終端部からその下方にスライドして取り外し自在に
設置した残菜受容器19に確実に排出され、このとき各
円板23は互いにすり合わせしながら回転するために、
残菜などの汚物が円板23には残らない(自浄効果)こ
とから従来の網目濾過コンベアのように目詰まりするこ
とはない。
【0032】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、給食済み
食器を載せたトレイを送り込むことによって、トレイの
中央より片側の食器類の非放出側のみを支持可能な巾狭
に形成され、このトレイをその支持部分よりも重い非支
持部分の重みによって食器類の放出側に向かって傾かせ
ると同時に一挙に勢いよく横倒し、その上に載せられた
各種食器類をその種類を問わず確実かつ円滑に分離放出
することができる。
【0033】また、食器類の放出後トレイを前方に送り
出しながら前倒しコンベアにより、非放出側に傾倒して
いるトレイを食器類の放出側に前倒しして、例えば大皿
など放出されずにトレイに残っていた食器類を確実に放
出させることができる。
【0034】また走行ガイドの屈曲先端部において前倒
しされて送られてくるトレイをその反対側に倒してロー
プコンベアなどの排出コンベヤ上に水平に載せ、機外に
排出することができる。
【0035】さらに、食器下洗い浸漬装置を一体に備え
たトレイ傾倒放出装置に隣接して下洗い浸漬装置を一体
に設けることにより、下洗い装置や一次浸漬装置を別個
に製造して組み込むコストや労力を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のトレイ傾倒放出装置を示す縦断側面
図である。
【図2】この発明のトレイ傾倒食器類放出下洗い浸漬装
置を示す側面図である。
【図3】この発明のトレイ傾倒食器類放出下洗い浸漬装
置を示す横断平面図である。
【図4】この発明のトレイ傾倒食器類放出下洗い浸漬装
置を示す縦断正面図である。
【図5】この発明に係る残菜濾過処理機の一例を示す縦
断側面図である。
【図6】この発明に係る残菜濾過処理機の一例を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 導入コンベア 2 傾倒支持コンベア 3 支受搬送コンベア 4 前倒しコンベア 4a シーブ 4b シーブ 4c 駆動シーブ 4d ロープ 5 下ガイド 6 走行ガイド 7 排出コンベヤ 8 床面 9 噴水ノズル 10 通過検出センサー 11 水槽 12 食器掬い上げコンベア 13 ポンプ 14 噴射口 15 残菜濾過処理機 16 汲上ポンプ 17 送水管 18 供給樋 19 残菜受容器 20 散水樋 21 散水孔 22a 回転軸 22b 回転軸 22c 回転軸 22d 回転軸 23 円板 24 モーター A トレイ傾倒放出装置 B 食器下洗い浸漬装置 S 食器類 T トレイ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬出コンベアに載せられて送られてくる給
    食済み食器を載せたトレイを受けて装置内に水平に送り
    出すための導入コンベアが入り口側に設けられ、これに
    直線的に連続して水平に送り出されたトレイの中央より
    片側の食器類の非放出側のみを支持可能な巾狭に形成さ
    れ、このトレイをその支持部分よりも重い非支持部分の
    重みによって傾かせると同時に食器類の放出側に向かっ
    て一挙に横倒し、その上に載せられた食器類を分離放出
    するようにした傾倒支持コンベアが設けられ、この傾倒
    支持コンベアに並行してその食器類の放出側の下方に、
    傾倒したトレイの下端部を支受して他側を支持している
    前記傾倒支持コンベアと共に前方に搬送するための支受
    搬送コンベアが設けられ、この支受搬送コンベアの中間
    部の上方に、食器類の非放出側に傾倒して送られてくる
    トレイを食器類の放出側に傾けるためのロープコンベア
    からなる前倒しコンベアが支受搬送コンベア上を斜めに
    横切るように設置されており、支受搬送コンベアの食器
    類の放出側の側方上にはそのコンベアの走行方向にほぼ
    沿ってトレイの走行ガイドが設けられ、その先端部は支
    受搬送コンベアの先端部付近において食器類の非放出側
    に向かって徐々に横向きに曲げられており、この走行ガ
    イドの屈曲先端部において前倒しされて送られてくるト
    レイをその反対側に倒してロープコンベアなどの排出コ
    ンベヤ上に水平に載せ、機外に排出するように構成して
    なるトレイ傾倒食器類放出装置。
  2. 【請求項2】搬出コンベアに載せられて送られてくる給
    食済み食器類を載せたトレイを受けて装置内に水平に送
    り出すための導入コンベアが入り口側に設けられ、これ
    に直線的に連続して水平に送り出されたトレイの中央よ
    り片側の食器の非放出側のみを支持可能な巾狭に形成さ
    れ、このトレイをその支持部分よりも重い非支持部分の
    重みによって傾かせると同時に食器類の放出側に向かっ
    て一挙に横倒し、その上に載せられた食器類を分離放出
    するようにした傾倒支持コンベアが設けられ、この傾倒
    支持コンベアに並行してその食器類の放出側の下方に、
    傾倒したトレイの下端部を支受して他側を支持している
    前記傾倒支持コンベアと共に前方に搬送するための支受
    搬送コンベアが設けられ、この支受搬送コンベアの中間
    部の上方に、食器類の非放出側に傾倒して送られてくる
    トレイを食器類の放出側に傾けるためのロープコンベア
    からなる前倒しコンベアが支受搬送コンベア上を斜めに
    横切るように設置されており、支受搬送コンベアの食器
    類の放出側の側方上にはそのコンベアの走行方向にほぼ
    沿ってトレイの走行ガイドが設けられ、その先端部は支
    受搬送コンベアの先端部付近において食器類の非放出側
    に向かって徐々に横向きに曲げられており、この走行ガ
    イドの屈曲先端部において前倒しされて送られてくるト
    レイをその反対側に倒してロープコンベアなどの排出コ
    ンベヤ上に水平に載せ、機外に排出するように構成した
    トレイ傾倒食器類放出装置と、前記傾倒放出装置におい
    て横倒ししたトレイから放出された食器類を落とし込む
    ための水槽が設けられ、その水槽内には上り勾配の食器
    掬い上げコンベアがその下端部を水槽内に没入して設置
    され、この食器掬い上げコンベアの前方に、水槽内のお
    湯を吸い込んで噴出させるポンプからの噴出湯を湯中の
    食器掬い上げコンベアの下端部に向かって噴射する噴射
    口が設けられ、食器掬い上げコンベアの上方には、残菜
    濾過処理機が設けられ、これに水槽内のお湯を汲上ポン
    プにより汲み上げて、送水管から供給樋を介して投入
    し、ここで分離除去した残菜を残菜受容器に排出し、濾
    過したお湯はその下方に設けた散水樋に排出し、これか
    ら下方に流下させ、食器掬い上げコンベアによって掬い
    上げられて運搬される食器類に散水するように構成され
    た食器下洗い浸漬装置を一体に備えたトレイ傾倒食器類
    放出下洗い浸漬装置。
JP30478098A 1998-10-12 1998-10-12 トレイ傾倒食器類放出装置およびトレイ傾倒食器類放出下洗い浸漬装置 Expired - Lifetime JP3504162B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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