JP2017153849A - トレイバックシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】残滓分離槽内の残滓を回収する際に、残滓受容器に溜まった残滓の取り出し時期及び残滓受容器の交換時期を確実にかつ容易に把握でき、作業を軽減することができるトレイバックシステムを提供する。【解決手段】トレイバックシステムは、トレイと分離した食器を受け取り、受け取った食器から残滓を粗落としする残滓分離槽と、残滓分離槽内の残滓を水と共に汲み上げるポンプと、残滓分離槽の上方に設置され、ポンプにより汲み上げられた残滓を一時的に収容する残滓受容器と、残滓受容器を着脱可能に支持すると共に回動軸を中心として回動可能に構成された支持枠と、この支持枠に取付けられ、支持枠の回動軸に対向する対向辺を上方へ付勢する付勢部材と、残滓受容器内の残滓の自重によって支持枠の対向辺が付勢部材の付勢に抗して下方へ移動したことを検出する検出手段と、検出手段により支持枠の対向辺の下方への移動が検出された場合、その旨を報知する報知手段とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、トレイとこのトレイ上に載置されている食器とを分離してそれぞれ洗浄すると共に、食器下洗い浸漬装置内の残滓を回収するトレイバックシステムに関する。
大量の給食又は食事の提供を行うセルフサービスの食堂等においては、食事後の食器類がトレイに載せたまま返却される。トレイバックシステムは、このように返却されたトレイ及び食器をトレイと食器とに分離しそれぞれ別個に洗浄する。同時に、食器下洗い浸漬装置内の残滓を回収する。
特許文献1には、このようなトレイバックシステムにおいて、トレイを横に傾けることによってその上に載置されている食器を浸漬液槽内に自動的に放出するようにしたトレイ傾倒食器類放出装置が開示されている。このトレイ傾倒食器類放出装置においては、トレイ上に載せた皿やお椀などの食事済みの各種食器類をトレイを横に傾けることによって側方に放出するための傾倒放出装置と、これから放出された食器を浸漬処理するための食器下洗い浸漬装置が互いに隣接して一体に設置されている。食器下洗い浸漬装置には、傾倒放出装置において横倒ししたトレイから放出された食器類を落とし込むための水槽が設けられ、その水槽内には食器掬い上げコンベアがその下端部を槽内部のお湯中に漬けた状態で、食器浸漬装置の後方に向かって上り勾配をなして設置されている。また、食器掬い上げコンベアの上方には、残滓濾過処理機が設けられ、これに水槽内のお湯を汲上ポンプにより汲み上げて、送水管から供給樋を介して投入し、ここで分離除去した残滓を残滓受容器に排出する。
特許文献1に記載されているトレイ傾倒食器類放出装置によると、残滓を残滓受容器内に排出し、残滓受容器内残滓等が充満した場合、残滓受容器から残滓のよごれものを取り出すか、又は残滓受容器自体を交換する必要があった。
しかしながら、特許文献1に記載のトレイ傾倒食器類放出装置や、その他の従来のこの種装置においては、残滓受容器に溜まった残滓の取り出し時期及び残滓受容器の交換時期が不明であり、残滓受容器内に溜まった残滓の量を頻繁に確認する必要があった。
そこで、本発明は、残滓分離槽内の残滓を回収する際に、残滓受容器に溜まった残滓の取り出し時期及び残滓受容器の交換時期を確実にかつ容易に把握でき、作業を軽減することができるトレイバックシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、トレイバックシステムは、トレイと分離した食器を受け取り、受け取った食器から残滓を粗落としする残滓分離槽と、残滓分離槽内の残滓を水と共に汲み上げるポンプと、残滓分離槽の上方に設置され、ポンプにより汲み上げられた残滓を一時的に収容する残滓受容器と、残滓受容器を着脱可能に支持すると共に回動軸を中心として回動可能に構成された支持枠と、この支持枠に取付けられ、支持枠の回動軸に対向する対向辺を上方へ付勢する付勢部材と、残滓受容器内の残滓の自重によって支持枠の対向辺が付勢部材の付勢に抗して下方へ移動したことを検出する検出手段と、検出手段により支持枠の対向辺の下方への移動が検出された場合、その旨を報知する報知手段とを備えている。
支持枠は、残滓受容器を着脱可能に支持しており、その手前側の辺の位置に回動軸が設けられ、この回動軸を中心として回動可能となっている。支持枠のこの回動軸に対向する対向辺(奥側の辺)を上方へ付勢する付勢部材が設けられている。残滓受容器内の残滓の自重によって支持枠の対向辺が付勢部材の付勢に抗して下方へ移動したことを検出手段が検出すると、これが報知手段によって報知される。これにより、残滓分離槽が残滓で満杯となったことが検知でき、残滓分離槽内の残滓の回収時期又は残滓受容器の交換時期を確実にかつ容易に把握でき、作業が軽減される。なお、本明細書において、「残滓」とは、食べ滓、食べ残し(残飯、残汁)等の食器類に付着又は残留した、洗浄除去すべきごみ及びよごれを表している。
支持枠は、一辺が開口するコ字形状を有しており、回動軸がこの開口の両側に設けられていることが好ましい。これにより、残滓受容器の取り外しが容易にできる。
残滓受容器は、網目を有する収容籠であり、ポンプにより水と共に汲み上げられた残滓を含む水をろ過し、残滓のみを分離して収容するように構成されていることが好ましい。これにより、残滓などのよごれものを簡単に分離することができる。
検出手段は、支持枠の対向辺が所定位置まで下方へ移動したことを検出するセンサであることも好ましい。
本発明によれば、残滓分離槽が残滓で満杯となったことが検知でき、残滓分離槽内の残滓の回収時期又は残滓受容器の交換時期を確実にかつ容易に把握でき、作業が軽減される。また、残滓受容器の取り外しが容易にできる。
以下、図面を参照して、本発明に係るトレイバックシステムの実施形態を説明する。
トレイバックシステムは、大量の給食又は食事の提供を行うセルフサービスの食堂等において、トレイ上に食器を載せた状態で返却されたトレイ及び食器の分離及び洗浄を行うものであり、特に食器下洗い装置は分離された食器から残滓の多くを分離して下洗いを行うと共に、食器下洗い浸漬装置内の残滓を回収するものである。
図1及び図2は本発明の一実施形態におけるトレイバックシステム100の全体の構成を示しており、図1は食器コンベアユニット20が食器搬送している状態を示しており、図2は扉91を外した状態を示している。図3はトレイバックシステム100における残滓受容器50の構成を示しており、同図(a)は残滓受容器50が空の時の状態を示しており、同図(b)は残滓受容器50に残滓の溜まった時の状態を示している。図4は支持枠60の構成を示している。図5(a)は残滓受容器50が空の時の状態を示しており、図5(b)は残滓受容器50に残滓の溜まった時の状態を示している。
トレイバックシステム100は、送りコンベアCにより搬送されてきたトレイT上に載せられている食器WをトレイTと分離し、さらに食器Wから残滓の大部分を分離させ、その後、トレイT及び食器Wを本格的に洗浄するものである。図1及び図2には、このトレイバックシステム100のうち、トレイTの洗浄装置及び食器Wの浸漬洗浄装置を除く部分が示されている。これらの図に示すように、トレイバックシステム100は、残滓の付いた食器Wを受け取る残滓分離槽10と、食器コンベアユニット20と、フレーム受け30と、支持部材40と、残滓受容器50と、支持枠60と、付勢部材70と、検出手段80と、筐体90と、報知手段Lとを備えている。
残滓分離槽10は、トレイTと分離した食器Wを受け取り、この受け取った食器Wから残滓を粗落としするための水槽であり、内部に水が満たされている。残滓分離槽10内の水の一部がポンプPによって付勢されて噴出口Yからこの残滓分離槽10に戻され、噴流となって循環することにより、食器Wの残滓が効率的に粗落としされる。この残滓分離槽10は、例えば上面が長方形形状の開口を有しており、底面の一部が傾斜底面11を構成している。残滓分離槽10内には、その長手方向に伸長する食器コンベアユニット20が設けられており、この食器コンベアユニット20によって残滓分離槽10内に収容されている食器Wが掬い上げられ、外部へ連続的に搬送される。なお、残滓分離槽10には、食器Wを食器コンベアユニット20側へ案内するための柔軟性を有する案内板12が設けられている。
食器コンベアユニット20は、残滓分離槽10内の食器Wを掬い上げ、外部へ連続的に搬送するコンベアである。この食器コンベアユニット20は、食器コンベア21と、駆動軸22と、従動軸23と、フレーム24とを備えている。食器コンベアユニット20は、残滓分離槽10内の食器Wを掬い上げる側の端を自由端20aとし、食器Wが排出される食器排出側の端を固定端20bとすると、固定端20bの近傍に食器コンベア21を駆動する駆動軸22が設けられ、かつ駆動軸22を軸として自由端20aが回動できるように構成されている。食器コンベア21には、食器Wをこのコンベア上に掬い上げるための複数の爪21aが所定間隔で設けられている。駆動軸22は、コンベア用の一対の駆動軸受けと食器コンベアユニット20を回動するための一対のリフト軸受けとによって支持されるように構成され、モータM(図1参照)によって駆動される。フレーム24には、位置固定されているフレーム受け30に着脱自在に嵌合可能な凹部25が設けられており、また、自由端20aには、引き上げ用ハンドル26が設けられている。さらに、駆動軸22の固定端20b側には、この自由端20aの引き上げ動作が容易となるように、固定端20bを押し下げ方向に付勢するためのガススプリングSが設けられている。
フレーム受け30は、食器コンベアユニット20の自由端20aが残滓分離槽10内に位置する状態で食器コンベアユニット20のフレーム24を着脱可能に支持するものである。このフレーム受け30は、両端が残滓分離槽10の両側面の底面に近い位置に装着された棒状部材から構成されており、本実施形態においては、残滓分離槽10の傾斜底面11に近い位置に装着されている。
支持部材40は、食器コンベアユニット20の自由端20aが残滓分離槽10の底面から上方に持ち上げられた状態に位置するようにフレーム24を支持するための部材であり、その一端が軸41を介してフレーム24に回動可能に軸支されており、その他端にはフレーム受け30に嵌合可能な凹部42が形成されている。本実施形態において、支持部材40は、食器コンベアユニット20の食器コンベア21を挟んだ両側にそれぞれ設けられ、その軸41の回りを回動可能に構成されている。食器コンベアユニット20の自由端20aが引き上げされた場合は、支持部材40が自重により回動し、凹部42を有する他端が自動的に垂下するように構成されている。また、凹部42を構成する2つのアームのうち、垂下時の回動方向の前方となるアームの長さが後方のアームより短く構成されている。これにより、垂下時に後方のアームがフレーム受け30に当たって、凹部42がフレーム受け30と自動的に嵌合する。
残滓受容器50は、残滓分離槽10の上方に設置された網目を有する収容籠であり、ポンプPにより水と共に汲み上げられた残滓分離槽10内の残滓を含む水をろ過し、残滓のみを分離して収容するものである。この残滓受容器50は、定期的に交換、又は残滓を取り出すことができるように着脱可能に支持枠60に装着されている。この残滓受容器50は、比較的細かい網目を有する外側収容籠と、比較的粗い網目を有する内側収容籠との二重籠構造とすることが望ましい。このような二重籠構造とすれば、内側収容籠に溜まった大きな残滓をその都度廃棄することにより、外側収納籠の目詰まりをある程度防止することができる。
支持枠60は、その手前側の辺の位置に回動軸61が設けられ、この回動軸61を中心として回動可能となっている。回動軸61は、筐体90の上部に設置されたブラケット92に取付けられている。この支持枠60は、開口辺と以下称する一辺(手前側の辺)が開口するコ字形状に形成されており、回動軸61はこの開口の両側に形成されている。回動軸61はブラケット92の軸受け孔に挿通して装着されている。開口辺から残滓受容器50が着脱可能に装着できるように構成されている。また、開口辺に対向する対向辺(奥側の辺)62にはこの対向辺62を上方へ付勢する付勢部材70が設けられている。
付勢部材70は、例えば、引張コイルばねから構成されている。この付勢部材70の一端は支持枠60の開口辺に対向する対向辺62に連結され、他端はブラケット92の上部に連結されている。残滓受容器50が空の時は、図5(a)に示すように、残滓受容器50の対向辺62が上方へ引っ張られ、残滓受容器50が傾斜した状態になり、一方、残滓受容器50に残滓の溜まった時は、図5(b)に示すように、残滓受容器50の対向辺62が下がり、残滓受容器50はほぼ水平状態となる。なお、付勢部材70の他端とブラケット92との連結位置は、上下方向に調整可能に構成することが好ましい。これにより、残滓受容器50内の残滓の重さに応じて付勢力の調整が可能となる。
検出手段80は、残滓受容器50内の残滓の自重によって対向辺62が下がるのを検出するためのものであり、例えば、近接センサ等のセンサから構成されている。検出手段80は、対向辺62下方のブラケット92に設置されている。対向辺62が所定位置に下がったことが検出された場合、報知手段Lへ信号を出力するように構成されている。
筐体90は、残滓分離槽10及び食器コンベアユニット20を内部に収容する外装体である。筐体90内の長さ方向(食器搬送方向)の片側(図1及び図2において奥側)には食器Wを載せたトレイTを搬送するコンベアC及びトレイTと食器Wとの分離装置が設置されており、他方の片側(図1及び図2において手前)には上述した残滓分離槽10及び食器コンベアユニット20等が設けられている。筐体90の手前側の面には水平方向にスライド可能な扉91が設けられている。本実施形態において、扉91は、残滓分離槽10より上方の位置に設けられた4枚の引き違い上吊り式の引戸であり、上部枠に設けられたレール及び下部ガイド溝に沿ってスライドでき、かつ取り外すことができるように構成されている。この扉91を設けることで、残滓分離槽10及び/又は食器コンベア21を清掃、メンテナスを行う際に、扉91を開くことで、食器コンベアユニット20を回動させる作業ができるようになる。また、残滓受容器50の取り替え、又は残滓の取り出し作業も容易にできる。なお、引き違い上吊り式の引戸にすることで、従来の如く掛け外し式扉の場合に、外した扉を置いておく場所がない、掛け外し式扉の支柱があるため十分な開口が得られないという問題を解消することができる。
報知手段Lは、ブザー又は/及び光を発する警報ランプである。この報知手段Lは、検出手段80からの信号により動作するように構成されている。
このように本実施形態において、トレイバックシステム100は、トレイTと分離した食器Wを受け取り、受け取った食器Wから残滓を粗落としする残滓分離槽10と、食器コンベアユニット20と、フレーム受け30と、支持部材40と、残滓受容器50と、支持枠60と、付勢部材70と、検出手段80と、筐体90と、報知手段Lとを備えている。支持枠60は開口辺の位置に設けられた回動軸61を中心として回動可能であり、その対向辺62には上方へ付勢する付勢部材70が設けられている。この支持枠60には残滓受容器50が着脱可能に装着され、検出手段80により残滓受容器50内の残滓の自重によって対向辺62が下がるのが検出される。検出手段80により対向辺62が所定位置に下がったことが検出された場合、報知手段Lでその旨を報知する。
これにより、残滓受容器50が残滓で満杯となったことが検知でき、残滓受容器50内の残滓の回収時期又は残滓受容器50の交換時期を確実にかつ容易に把握でき、作業を軽減することができる。
また、支持枠60は、手前側の辺が開口するコ字形状に形成されており、この開口の両側に回動軸61が形成されているように構成されていることで、残滓受容器50の取り外しが容易となる。
また、残滓受容器50は、網目を有する収容籠であり、前述した噴流発生用のポンプPにより水と共に汲み上げられた残滓を含む水をろ過し、残滓のみを分離して収容するように構成されていることが好ましい。これにより、残滓を簡単に分離することができる。なお、本実施形態では、1台のポンプPによって、残滓分離槽10内に噴流を発生させる動作と共に残滓受容器50に水及び残滓を汲み上げる動作を行うように構成しているが、これらを別個のポンプで行うように構成しても良い。
なお、上述した実施形態において、支持枠60は、手前側の辺が開口するコ字形状に形成されている例を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、開口辺のない四角形状に形成しても良い。
また、上述した実施形態において、付勢部材70として引張コイルばねを用いた例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、他の種類の引張ばねや圧縮ばねを用いても良い。また、付勢部材70をゴム材等から構成しても良い。
また、上述した実施形態において、検出手段80として、近接センサを用いた例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、マイクロスイッチや赤外線又は可視光の発光器及び受光器を有する通過検出センサ等を用いても良い。
また、上述した実施形態においては、筐体90に設けられた扉91が上吊り式の引戸である例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明は、上記の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含まれるものである。
この発明は、社員食堂、学生食堂、病院など大量の調理を行う厨房で使用されるトレイバックシステムに利用できる。
10 残滓分離槽
11 傾斜底面
12 案内板
20 食器コンベアユニット
20a 自由端
20b 固定端
21 食器コンベア
22 駆動軸
23 従動軸
24 フレーム
25、42 凹部
26 引き上げ用ハンドル
30 フレーム受け
40 支持部材
41 軸
50 残滓受容器
60 支持枠
61 回動軸
62 対向辺
70 付勢部材
80 検出手段
90 筐体
91 扉
92 ブラケット
100 トレイバックシステム
C 送りコンベア
L 報知手段
M モータ
P ポンプ
S ガススプリング
T トレイ
W 食器
Y 噴出口
11 傾斜底面
12 案内板
20 食器コンベアユニット
20a 自由端
20b 固定端
21 食器コンベア
22 駆動軸
23 従動軸
24 フレーム
25、42 凹部
26 引き上げ用ハンドル
30 フレーム受け
40 支持部材
41 軸
50 残滓受容器
60 支持枠
61 回動軸
62 対向辺
70 付勢部材
80 検出手段
90 筐体
91 扉
92 ブラケット
100 トレイバックシステム
C 送りコンベア
L 報知手段
M モータ
P ポンプ
S ガススプリング
T トレイ
W 食器
Y 噴出口
Claims (4)
- トレイと分離した食器を受け取り、該受け取った食器から残滓を粗落としする残滓分離槽と、
前記残滓分離槽内の残滓を水と共に汲み上げるポンプと、
前記残滓分離槽の上方に設置され、前記ポンプにより汲み上げられた残滓を一時的に収容する残滓受容器と、
前記残滓受容器を着脱可能に支持すると共に回動軸を中心として回動可能に構成された支持枠と、
前記支持枠に取付けられ、該支持枠の前記回動軸に対向する対向辺を上方へ付勢する付勢部材と、
前記残滓受容器内の残滓の自重によって前記支持枠の前記対向辺が前記付勢部材の付勢に抗して下方へ移動したことを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記支持枠の前記対向辺の下方への移動が検出された場合、その旨を報知する報知手段とを備えていることを特徴とするトレイバックシステム。 - 前記支持枠は、一辺が開口するコ字形状を有しており、前記回動軸が該開口の両側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトレイバックシステム。
- 前記残滓受容器は、網目を有する収容籠であり、前記ポンプにより水と共に汲み上げられた残滓を含む水をろ過し、残滓のみを分離して収容するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトレイバックシステム。
- 前記検出手段は、前記支持枠の前記対向辺が所定位置まで下方へ移動したことを検出するセンサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のトレイバックシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016041885A JP2017153849A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | トレイバックシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016041885A JP2017153849A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | トレイバックシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017153849A true JP2017153849A (ja) | 2017-09-07 |
Family
ID=59807518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016041885A Pending JP2017153849A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | トレイバックシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017153849A (ja) |
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-
2016
- 2016-03-04 JP JP2016041885A patent/JP2017153849A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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