JP3503778B2 - エアゾール缶付き整髪具 - Google Patents

エアゾール缶付き整髪具

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JP3503778B2
JP3503778B2 JP18849595A JP18849595A JP3503778B2 JP 3503778 B2 JP3503778 B2 JP 3503778B2 JP 18849595 A JP18849595 A JP 18849595A JP 18849595 A JP18849595 A JP 18849595A JP 3503778 B2 JP3503778 B2 JP 3503778B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアゾール缶付きの整髪
具に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は特願平6-195884号において、
頂壁中央部からステムを上方付勢させて起立するエアゾ
ール缶と、該エアゾール缶上部へ周壁下部を嵌合させて
該周壁上端から流出筒を起立し、該流出筒前面に複数櫛
歯を付設し、これ等櫛歯間に複数小透孔を穿設した整髪
部材と、上記ステムと流出筒内とを連通する連通筒とか
らなり、上記周壁に窓を穿設して該窓から上記連通筒に
付設した押釦を露出させ、該押釦押下げにより連通筒と
ステムとが押下げられてエアゾール缶内の整髪料が連通
筒および流出筒内を通って櫛歯間へ吐出され、押下げを
離すとステムが上昇してその吐出が終るようにしたエア
ゾール缶付きの整髪具を出願した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例整髪具は、
エアゾール缶の上部ないし整髪部材の周壁を持って使用
するが、クリーム状物吐出操作用の押釦は、該押釦を下
方へ押下げることで連通筒およびステムを押下げるよう
形成されており、その押下げを行い難いことがあった。
【0004】本発明は上記押釦を、ステムと整髪部材の
流出筒とを連通する連通筒の方向へ押込むだけで、連通
筒およびステムが倍力機構により押下げられて整髪料の
吐出操作が容易となるよう設けたものである。
【0005】又上記押釦押込みにより下降した連通筒の
復帰が容易かつ迅速に行われるよう、その連通筒に上方
付勢手段を付設して、断続的に整髪料吐出操作を行う際
に便利であるよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段として下降に
より開弁し、かつ上昇により閉弁する吐出弁を下端部に
有するステム2を、上方付勢させてかつ頂壁を貫通させ
て起立するエアゾール缶1と、該エアゾール缶上端部へ
周壁11下部を嵌着させて、該周壁上部から連通して起立
する上端面閉塞の流出筒12の前面にブラシないし櫛等の
整髪部13を付設し、かつ該整髪部を付設した流出筒前壁
部に透孔14を穿設し、又周壁上部に窓15を穿設した整髪
部材10と、上記ステム2の上端面へ、下部内面に付設し
た係合突部22を係合させて、ステム2の上部外面へ筒部
21下部を水密に嵌合させると共に、筒部21上部を上記流
出筒12の筒孔12b 下部内へ摺動可能にかつ水密に嵌合さ
せ、かつ筒部21下部から弾性屈折部23を介して上外方へ
突設したアーム24上端に押釦25を付設して、該押釦を窓
15内から外方へ露出させ、かつ該押釦上壁の内端部上面
に横設した溝26内へ窓の上縁15a を係合させると共に、
溝26の外方側上壁面を上外方への傾斜面27に形成した連
通筒20とを有し、押釦25内方押込みにより傾斜面27上部
へ窓上端15a を移動させることでの連通筒筒部21の下降
で、ステム2を押下げて吐出弁を開弁可能とした。
【0007】第2の手段として下降により開弁し、かつ
上昇により開弁する吐出弁を下端部に有するステム2
を、上方付勢させてかつ頂壁を貫通させて起立するエア
ゾール缶1と、該エアゾール缶上端部へ周壁11下部を嵌
着させて該周壁上部から連通して起立する上端面閉塞の
流出筒12の前面にブラシないし櫛等の整髪部13を付設
し、かつ該整髪部を付設した流出筒12前壁部に透孔14を
穿設し、又周壁11中間部に窓15を穿設した整髪部材10
と、上記ステム2の上部へ、内面に付設した係合突部22
をステム上端面へ係合させて、筒部21下部を水密に嵌合
させると共に、筒部21上部を上記流出筒筒孔12b の下部
内へ摺動可能に、かつ水密に嵌合させた連通筒20とを有
し、該連通筒の筒部21下方外面の両側から第1弾性屈折
部23a ,23a を介して斜上外方へ第1アーム24a ,24a
を突設してこれ等第1アーム先端を第2弾性屈折部23b
,23b を介して、上記窓15内へ遊嵌させた押釦25の下
部両側内縁部へ連結すると共に、押釦25の上部両側内縁
部から第3弾性屈折部23c ,23c を介して斜上内方へ穿
設した第2アーム24b ,24b 先端を、上記周壁11上部内
へ垂下する流出筒下方延長部12a 窓側上部の半筒部分外
面へ嵌合固定させた平面視U字状部30両端へ第4弾性屈
折部23d ,23d を介して連結し、又上記押釦25内面と連
通筒筒部21との間には、押釦25の内方押込みにより第2
アーム24b 上端から第1アーム24a 下端までの距離を伸
長させることでの連通筒筒部21の下降で、吐出弁開弁位
置までステムを押下げ可能とする、押釦押し込み代を設
けた。
【0008】第3の手段として、上記第1又は第2の手
段を有すると共に、整髪部材10の周壁11を、エアゾール
缶上部へ嵌着させた周壁下部材11b と、該下部材の上部
外面へ下部を嵌合させた流出筒付きの上方周壁部11c と
で形成し、かつ周壁下部材11b 上部と上方周壁部11c の
下部とで外縁部を挟持させた一部切欠きフランジ35の内
縁部から縦断面U字状ないし逆U字状の弾性一部切欠き
環状部36を突設して該弾性一部切欠き環状部先端を、上
記連通筒筒部21の窓側を除く筒部分外面へ連結した。
【0009】
【作用】図1が示す第1実施例において、押釦25を矢示
のように窓内方へ押し込むと、弾性屈折部23を中心とし
てアーム24が揺動し、すると窓上縁15a に下部上面を接
する傾斜面27を有する押釦25は、窓上縁により押下げら
れ乍ら窓内方へ押込まれることとなり、よって押釦と共
に連通筒20が、又連通筒と共にステム2が押下げられ、
するとステム下端の吐出弁が開いてエアゾール缶内の整
髪料をステムおよび整髪部材10の流出筒12内を通り、又
透孔14を通って整髪部13に供給する。押釦25を離すと、
ステム2は上方付勢されているから連通筒20を共に押上
げることとなり、すると押釦25は、傾斜面27上部へ窓上
縁15a が係合しているため上外方へ押上げられることと
なって図示の位置まで復帰することとなる。
【0010】図4が示す第2実施例では、押釦25の内方
押込みにより、第4弾性屈折部23dを基点として、第1
弾性屈折部23a までの距離が大となるよう第1、第2ア
ーム24a ,24b が揺動することで連通筒20およびステム
2が押下げられ、すると第1実施例の場合と同様、吐出
弁が開いてエアゾール缶内の整髪料が整髪部13に供給さ
れ、又押釦25解放によりステム2および連通筒20が押上
げられ、押釦25は第1、第2アーム24a ,24b の揺動で
元の位置へ復帰する。
【0011】図7および図10が示す第3、第4実施例
は、上記第1、第2実施例の連通筒を弾性一部切欠き環
状部36で上方付勢し、押下げられた連通筒の筒部21の復
帰を迅速かつ確実としている。
【0012】
【実施例】まず図1から図3が示す第1実施例について
説明すると、1は公知のエアゾール缶で、その頂壁を貫
通させて、かつ上方付勢させてステム2が押下げ可能に
起立させてある。該ステム下端部には、ステム押下げに
より開弁し、かつ上昇により開弁する吐出弁が設けてあ
り、開弁により、エアゾール缶内で液面加圧されている
整髪料がステム2を通って吐出されるものである。胴部
3上端は小径化してその上端部とその胴部上端面を閉塞
する頂壁外周部とを共に巻締めして突条4を周設してい
る。
【0013】10は整髪部材で、上記突条4に周壁11下端
部を嵌着させ、周壁上部から連通起立させた流出筒12前
面にブラシないし櫛等の整髪部13を付設し、かつ該整髪
部を付設した流出筒前壁部に複数の透孔14を穿設し、又
周壁11上部に窓15を穿設している。周壁11はテーパ状に
小径化し、そのまま上方へ流出筒を起立しており、流出
筒12は周壁頂部を貫通し周壁上部内へ下方延長部12a を
垂下している。該下方延長部筒孔は流出筒筒孔12b に対
して上部をやや大内径の中径筒孔12c に、その下方を更
に大内径の大径筒孔12d としている。周壁11は図示のよ
うに、別部材で形成した下方周壁部材11a を螺合等して
形成してもよい。
【0014】20は連通筒で、既述ステム2と流出筒12と
を連通する筒部21を有し、かつ該筒部を押下げ操作する
後述の押釦を有する。筒部21は下部内面に係合突条22を
有し、下方筒部をステム上部外面へ嵌合させることでそ
の係合突部22をステム上端面へ係合させる。上方筒部は
小外径部とし、下方延長部12a 上部の中径筒孔12c 内へ
水密にかつ上下動自在に嵌合させている。筒部上端は上
外方へやや弾性弯曲させるとよい。下方筒部からは弾性
屈折部23を介して上外方へアーム24を突出し、該アーム
上端に押釦25を付設し、該押釦を窓15の上部内を通って
一部外方へ露出させ、該押釦上壁の内端部上面に凹設し
た溝26内へ、窓の上縁15a を係合させて該押釦が窓外方
へ抜出すことを防止し、又該押釦を窓15内方へ押込むこ
とで、押釦およびアーム24を介して筒部21が下降してス
テム2を押下げ、該ステム下降でステム下方の吐出弁が
開弁可能に、溝26の外方側上壁面を上外方への傾斜面27
としている。
【0015】図4から図6は第2実施例を示すもので、
エアゾール缶1と整髪部材10とは既述第1実施例と同様
に形成すればよい。
【0016】連通筒20は、第1実施例と同様に設けた筒
部21下部外面の両側から第1弾性屈折部23a ,23a を介
して斜上外方へ第1アーム24a ,24a を突出して、これ
等第1アーム先端を第2弾性屈折部23b ,23b を介し
て、窓15内へ遊嵌させた押釦25の下部両側内縁部へ連結
し、又押釦25の上部両側内縁部から第3弾性屈折部23
c,23c を介して斜上内方へ第2アーム24b ,24b を突
出し、これ等第2アーム先端を、周壁上部内へ垂下する
流出筒部分としての下方延長部12a の上部窓側の半筒部
分外面へ嵌合固定させた、平面視U字状部30の両端へ、
第4弾性屈折部23d,23d を介して連結する。このよう
に構成することで該第2実施例連通筒を合成樹脂材で一
体成形できる。押釦25内面と連通筒の筒部21との間には
押釦押込み代を設けて、押釦内方押込みにより第1、第
2アーム24a ,24b がほぼ垂直に近ずき、第4弾性屈折
部23d から第1弾性屈折部23a までの直線距離が大とな
ることで筒部21およびステム2が押下げられて吐出弁が
開き、又押釦の押圧解放によりステム2が筒部21を押戻
し、従って第1、第2アームおよび押釦も図示の位置ま
で復帰可能に形成する。
【0017】図7から図9が示す第3実施例、又図10
から図12が示す第4実施例は、既述第1、第2実施例
の連通筒20,20に、ばね状部を付設して、押釦操作によ
る筒部21下降後、自動的に弾性復帰可能に形成したもの
であり、このようにすることで筒部21の上下動が迅速に
行われるよう設けた。
【0018】即ち整髪部材10の周壁11を、エアゾール缶
1上部へ嵌着させた周壁下部材11bと、該下部材の上部
外面へ下部を嵌合させた、流出筒12付きの上方周壁部11
c とで形成し、かつ周壁下部材11b の上部と上方周壁11
c の下部とで外周部を挟持させた一部切欠きのフランジ
35の内縁部から縦断面逆U字状の弾性一部切欠き環状部
36を突設して、該弾性一部切欠き環状部先端を窓側を除
く、連通筒筒部21の外面へ連結し、このようにすること
で、弾性一部切欠き環状部36および一部切欠きフランジ
35がアーム24および第1アーム24a ,24a 揺動の邪魔に
ならないようにした。図示例ではフランジ外縁から、挟
持用半筒35a を起立し、該半筒を上方周壁部内面へ嵌合
させている。このようにすることで上記フランジのガタ
付きを防止して上記環状部のばね機能を高めることが出
来る。
【0019】尚既述各実施例において整髪部材および連
通筒は合成樹脂で成形した。又弾性一部切欠き環状部36
は図示例と逆に、つまり断面U字状とすることも出来
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、請
求項1の場合は、エアゾール缶のステム2上部に連通筒
20の筒部21下部を、又エアゾール缶上端部に周壁11下部
を嵌合させて起立する整髪部材10の流出筒12の下方筒孔
内へ連通筒筒部21の上部を、それぞれ嵌合させ、その筒
部21下部から弾性屈折部23を介して上外方へ突設したア
ーム24上端の押釦25を、整髪部材の周壁11に穿設した窓
15内から外方へ露出させ、押釦上壁の内端部に凹設した
溝26内へ窓15の上縁15a を係合させると共に、該溝の外
方側上壁面を上外方への傾斜面27として、押釦25内方押
込みにより傾斜面27上部へ窓上縁15a を移動させること
での連通筒筒部21の下降で、ステム2を押下げして吐出
弁を開弁可能としたから、該ステム押下げは楔による倍
力の原理を利用して行うこととなり、よって押釦25の内
方押込みも容易で、又押釦内方押込みだけで整髪部13へ
整髪料を供給することが出来てその操作が容易である。
【0021】請求項2の場合は、請求項1の場合とほぼ
同様に設けた連通筒20筒部の下方外面の両側から第1弾
性屈折部23a ,23a を介して斜上外方へ第1アーム24a
,24a を突出してこれ等第1アーム先端を第2弾性屈
折部23b ,23b を介して整髪部材10の周壁11に穿設した
窓15内へ遊嵌させた押釦25の下部両側の内縁部へ連結す
ると共に、押釦25の上部両側内縁部から第3弾性屈折部
23c ,23c を介して斜上内方へ突設した第2アーム24b
,24b 先端を、周壁11上部内へ垂下する流出筒部分の
窓側上部の半筒部分外面へ嵌合固定させた平面視U字状
部30両端へ第4弾性屈折部23d ,23d を介して連結し、
上記押釦25と連通筒の筒部21との間には、押釦25の内方
押込みにより第2アーム24b 上端から第1アーム24a 下
端までの距離を伸長させることでの連通筒筒部21の下降
で、吐出弁開弁位置までステムを押下げ可能とする、押
釦押込み代を設けたから、ステム2の押下げはトッグル
・ジョイント機構により倍力で行われることとなり、従
って押釦25の押込みも極めて容易である。
【0022】請求項3の場合は、請求項1および2の場
合における各連通筒に、一部切欠きフランジ35内縁部か
ら突設した縦断面U字状ないし逆U字状の弾性一部切欠
き環状部36の先端を、連通筒筒部の窓側を除く筒部分外
面へ連結したから、これ等がアームないし第1、第2ア
ームの邪魔となることなく、又上記一部切欠きフランジ
35外縁部を、整髪部材周壁11を形成する周壁下部材11b
上部と、流出筒付きの上方周壁部11c の下部とで挟持さ
せたから、連通筒筒部の復帰を迅速かつ確実に行うこと
が出来、よって断続的に整髪料吐出操作を行うような場
合に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例で示す、本発明整髪具の断面図で
ある。
【図2】 図1の整髪具の整髪部材と連通筒との各斜視
図である。
【図3】 図1整髪具の連通筒を、その押釦を側方へ倒
した状態で示す斜視図である。
【図4】 第2実施例で示す、整髪具の断面図である。
【図5】 図4整髪具の整髪部材と連通筒との各斜視図
である。
【図6】 図4整髪具の連通筒を、その押釦を側方へ倒
した状態で示す斜視図である。
【図7】 第3実施例で示す、整髪具の断面図である。
【図8】 図7整髪具の整髪部材と連通筒との各斜視図
である。
【図9】 図7整髪具の連通筒を、その押釦を側方へ倒
した状態で示す斜視図である。
【図10】第4実施例で示す、整髪具の断面図である。
【図11】図10整髪具の整髪部材と連通筒との各斜視
図である。
【図12】図10整髪具の連通筒を、その押釦を側方へ
倒した状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
10 整髪部材 12 流出筒 15 窓 20 連通筒 24 アーム 27 傾斜面 24a 第1アーム 24b 第2アーム 30 U字状部 35 一部切欠きフランジ 36 一部切欠き環状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 24/22 - 24/28 A46B 11/00 - 11/08 B65D 83/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下降により開弁し、かつ上昇により閉弁
    する吐出弁を下端部に有するステム2を、上方付勢させ
    てかつ頂壁を貫通させて起立するエアゾール缶1と、該
    エアゾール缶上端部へ周壁11下部を嵌着させて、該周壁
    上部から連通して起立する上端面閉塞の流出筒12の前面
    にブラシないし櫛等の整髪部13を付設し、かつ該整髪部
    を付設した流出筒前壁部に透孔14を穿設し、又周壁上部
    に窓15を穿設した整髪部材10と、上記ステム2の上端面
    へ、下部内面に付設した係合突部22を係合させて、ステ
    ム2の上部外面へ筒部21下部を水密に嵌合させると共
    に、筒部21上部を上記流出筒12の筒孔12b 下部内へ摺動
    可能にかつ水密に嵌合させ、かつ筒部21下部から弾性屈
    折部23を介して上外方へ突設したアーム24上端に押釦25
    を付設して、該押釦を窓15内から外方へ露出させ、かつ
    該押釦上壁の内端部上面に横設した溝26内へ窓の上縁15
    a を係合させると共に、溝26の外方側上壁面を上外方へ
    の傾斜面27に形成した連通筒20とを有し、押釦25内方押
    込みにより傾斜面27上部へ窓上端15a を移動させること
    での連通筒筒部21の下降で、ステム2を押下げて吐出弁
    を開弁可能としたことを特徴とするエアゾール缶付き整
    髪具。
  2. 【請求項2】 下降により開弁し、かつ上昇により開弁
    する吐出弁を下端部に有するステム2を、上方付勢させ
    てかつ頂壁を貫通させて起立するエアゾール缶1と、該
    エアゾール缶上端部へ周壁11下部を嵌着させて該周壁上
    部から連通して起立する上端面閉塞の流出筒12の前面に
    ブラシないし櫛等の整髪部13を付設し、かつ該整髪部を
    付設した流出筒12前壁部に透孔14を穿設し、又周壁11中
    間部に窓15を穿設した整髪部材10と、上記ステム2の上
    部へ、内面に付設した係合突部22をステム上端面へ係合
    させて、筒部21下部を水密に嵌合させると共に、筒部21
    上部を上記流出筒筒孔12b の下部内へ摺動可能に、かつ
    水密に嵌合させた連通筒20とを有し、該連通筒の筒部21
    下方外面の両側から第1弾性屈折部23a ,23a を介して
    斜上外方へ第1アーム24a ,24a を突設してこれ等第1
    アーム先端を第2弾性屈折部23b ,23b を介して、上記
    窓15内へ遊嵌させた押釦25の下部両側内縁部へ連結する
    と共に、押釦25の上部両側内縁部から第3弾性屈折部23
    c ,23c を介して斜上内方へ穿設した第2アーム24b ,
    24b 先端を、上記周壁11上部内へ垂下する流出筒下方延
    長部12a 窓側上部の半筒部分外面へ嵌合固定させた平面
    視U字状部30両端へ第4弾性屈折部23d ,23d を介して
    連結し、又上記押釦25内面と連通筒筒部21との間には、
    押釦25の内方押込みにより第2アーム24b 上端から第1
    アーム24a 下端までの距離を伸長させることでの連通筒
    筒部21の下降で、吐出弁開弁位置までステムを押下げ可
    能とする、押釦押し込み代を設けたことを特徴とするエ
    アゾール缶付き整髪具。
  3. 【請求項3】 整髪部材10の周壁11を、エアゾール缶上
    部へ嵌着させた周壁下部材11b と、該下部材の上部外面
    へ下部を嵌合させた流出筒付きの上方周壁部11c とで形
    成し、かつ周壁下部材11b 上部と上方周壁部11c の下部
    とで外縁部を挟持させた一部切欠きフランジ35の内縁部
    から縦断面U字状ないし逆U字状の弾性一部切欠き環状
    部36を突設して該弾性一部切欠き環状部先端を、上記連
    通筒筒部21の窓側を除く筒部分外面へ連結したことを特
    徴とする、請求項1又は請求項2記載のエアゾール缶付
    き整髪具。
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