JP3502530B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3502530B2
JP3502530B2 JP20118097A JP20118097A JP3502530B2 JP 3502530 B2 JP3502530 B2 JP 3502530B2 JP 20118097 A JP20118097 A JP 20118097A JP 20118097 A JP20118097 A JP 20118097A JP 3502530 B2 JP3502530 B2 JP 3502530B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2217/00Details of electrographic processes using patterns other than charge patterns
    • G03G2217/0008Process where toner image is produced by controlling which part of the toner should move to the image- carrying member
    • G03G2217/0025Process where toner image is produced by controlling which part of the toner should move to the image- carrying member where the toner starts moving from behind the electrode array, e.g. a mask of holes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機,
ファクシミリ装置等の印字部や、デジタルプリンタ、プ
ロッタ等に適用され、顕像剤を飛翔させることにより、
記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号を紙等の記録媒体上に可
視像として出力する画像形成装置として、例えば、特開
平6−91918号公報のように、荷電粒子に電界を付
与して電気力によって飛翔させ、飛翔路に配置した複数
の通気孔を含む制御電極に印加する電位を変化させて記
録媒体に荷電粒子を付着させることにより、画像を記録
媒体上に直接形成する画像形成装置があった。
【0003】また、例えば、制御電極そのものを絶縁性
基板上にそれぞれのトナー担持体に対して、少しでも近
づくように、トナー担持体−制御電極間の距離の近い方
は、対向電極寄りの絶縁性基板面に、また、遠い方では
トナー担持体寄りの絶縁性基板面にそれぞれ制御電極を
配したものが考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画像形成装置では、荷電粒子のゲート通過を制御
する制御手段が使用されており、ゲートと担持体の間に
形成される電界制御によって顕像剤の飛翔可否を制御
し、対向電極によって形成された強電界によって記録媒
体である用紙表面に顕像剤を到達させて画像を形成して
いた。
【0005】このような画像形成装置は、上記ゲートと
担持体の間に形成される電界によって飛翔する荷電した
顕像剤量を制御している。したがって、電界の強度が異
なる場合は、飛翔する荷電した顕像剤量が異なるように
なる。
【0006】このような画像形成装置において、荷電し
たトナー担持体として円筒形のスリーブ及び二次元的ゲ
ート配列を具備する制御電極の場合は、円筒の曲率によ
ってスリーブと制御電極の間隔が一定ではなく、端部に
おいては中央部よりも該制御電極との距離が大きくなっ
てしまう。
【0007】したがって、端部では形成される電界が弱
くなり、ゲートを通過する顕像剤量や飛翔の軌跡が一定
でなくなるので、端部で形成されるドット濃度が薄くコ
ントラストを得にくく、中央部において濃くなるという
傾向が見られた。
【0008】このために、端部において顕像剤通過時に
制御電極に印加する電位を大きくする等の工夫が行われ
ている。しかし、この場合には、例えば、顕像剤飛翔制
御電位を調整するために必要な電源の数が増加するだけ
でなく、この電位の差が、電位の切り換えを行うための
切換手段に用いられるFET(電界効果型トランジス
タ)の耐圧を越える場合には、別途、より高耐圧のFE
Tを使用しなければならず、回路の高耐圧の絶縁対策や
FETのコストアップが不可避でり、部品点数の増加と
装置の大型化が避けられなくなる。
【0009】FETの耐圧をアップしないで、顕像剤飛
翔制御を行おうとすると、次のような問題を招く。
【0010】FETの耐圧をアップしないで、顕像剤飛
翔のための制御電極への印加電位を大きくすると、飛翔
に必要な電位(以後ON電位)、または、飛翔を与えな
い電位(以後OFF電位)のいずれか一方を小さくしな
ければならない。OFF電位としてより高い電位を印加
すると、ON電位を小さくしなければならず、充分な顕
像剤の飛翔が生ぜずコントラストのないぼやけた画像と
なってしまう。
【0011】逆に、ON電位を充分にするとOFF電位
を抑えなければならず、この場合には、顕像剤飛翔阻止
が不充分となるためかぶりが生じ、コントラストが得ら
れず画像形成が良好ではなくなってしまう。さらに、カ
ラー画像形成装置においては、ドットの形成のみならず
所望のトナー飛翔が得られないことに起因して色再現特
性が劣化し、その結果画像劣化を招いてしまう。
【0012】このために、上記のような画像形成装置で
は、制御電極への印加電位のタイミングを変化させる試
みがなされている。上記の画像形成装置では、制御電極
への電位を変える必要はなくなるため、上記の問題とは
異なり、制御電極毎に印加電位のタイミングを変えるた
めの機構が具備されている必要が生じ、部品点数の増加
に伴うコストアップや装置の大型化が避けられなくな
る。
【0013】上記の画像形成装置では、担持体と対向電
極との間に形成される電界を一定となるようにするため
に、絶縁性基板ごと担持体スリーブの曲率に沿うように
構成することで、担持体と対向電極との距離を一定に保
ち該電界を一定にする方法がある。
【0014】しかし、担持体と絶縁性基板とを精度良く
設置することは困難であり、精度の悪い設置をしてしま
った場合には、絶縁性基板とトナー担持体表面とが接触
し、担持されていた顕像剤層を破壊してしまう。この場
合には、上記のような問題を発生させるほかに、顕像剤
層の状態が変化するので、所望の顕像剤飛翔制御が得ら
れず。良好な画像形成が困難となる。この場合にも、カ
ラー画像形成装置の場合は、上記と同様にカラーの色再
現が不充分となって画像劣化を招き、実際の装置への設
置はより困難であるという問題となる。
【0015】また、上記の画像形成装置において、担持
体と対向電極との間に形成される電界を、端部と中央部
とで一定となるようにする方法として、担持体と制御電
極との位置関係を端部と中央部とで等しくなるようにす
るために、中央部では絶縁性基板の顕像剤通過ゲートの
担持体から遠い方に制御電極を配し、端部においては絶
縁性基板の顕像剤通過ゲートの担持体に近い方に制御電
極をそれぞれ配することにより、電界の不均一性をなく
し、トナー濃度差の問題を解決する試みがなされてい
る。
【0016】この場合においては、制御電極を制御する
ための制御系を中央部制御用と端部制御用とをそれぞれ
別個に絶縁性基板上に設けるか、或いは、絶縁性基板両
面に制御電極用の配線を施す必要があり、画像形成装置
全体として装置が複雑化し、部品点数も増えコストアッ
プが不可避になるばかりでなく、両面に配線を施す関係
により制御電極制御用ICを両面に取り付ける必要が生
じた場合などには、片面だけの取り付けで済む場合と比
較すると、画像形成機構の装置への取り付けが行いにく
いなどの問題が生じる。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、少なくとも1色の顕像剤を担持する円筒状の
持体を有する供給手段と、上記担持体に対向配置された
対向電極と、上記担持体と対向電極との間に電位差を発
生させる高電圧を供給する高圧電源手段と、上記担持体
と対向電極との間に配置された絶縁性基板、該絶縁性基
板に設けられた顕像剤の通過部となる複数個のゲート、
該複数のゲートの周囲に設けられた少なくとも1個以上
の電極郡とからなる制御電極、該制御電極の各電極に複
数の電位状態を与える制御回路、からなる制御手段と、
上記制御手段によって上記電極の対応する電極に所定
の電位を印加することにより顕像剤の上記ゲートの通過
を制御して、上記対向電極に搬送された記録媒体表面に
画像を形成する画像形成装置において、上記絶縁性基板
の上記円筒状の担持体と対向する所定位置に、上記ゲー
トを通過する顕像剤の量を制御する電界の強度を調整す
べく、上記絶縁性基板の各ゲート位置での電界の強度が
均一になるようにフロート電極を設けたことを特徴とす
る。
【0018】請求項2記載の画像形成装置は、上記担持
体と対向電極との間に形成される電界が、任意の上記ゲ
ートの開口部と上記担持体との距離に応じて上記フロー
ト電極の厚さを調整することによって制御されている。
【0019】請求項3記載の画像形成装置は、上記担持
体と対向電極との間に形成される電界が、上記フロート
電極と上記担持体との上記電極群に対する相対位置によ
って制御されている。
【0020】請求項4記載の画像形成装置は、上記担持
体と対向電極との間に形成される電界が、制御電極を有
する絶縁性板の厚さによって制御されている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置を搭載した
プリンタの実施形態1を図1及び図2の断面図を用いて
説明する。
【0022】尚、以下の説明においては、負帯電のトナ
ーに対応する構成を備えた画像形成装置について詳述す
るが、正帯電のトナーを使用する場合には、それに応じ
て適宜各印加電圧の極性を設定すればよい。
【0023】図2のように、トナー供給部2と印刷部3
とを有する画像形成部1を備えている。この画像形成部
1は、画像信号に応じた画像を顕像剤としてのトナーを
使用して記録媒体である用紙上に顕像化するものであ
る。つまり、本画像形成装置は、トナーを飛翔させて用
紙に付着させるとともに、トナーの飛翔を画像信号に基
づいて制御することにより用紙上に画像を直接形成する
ものである。
【0024】上記画像形成部1への用紙の入紙側には、
給紙装置10が設けられている。給紙装置10は、記録
媒体としての用紙5を収容する用紙カセット4、この用
紙カセット4から用紙5を送り出すピックアップローラ
6、供給された用紙5をガイドする給紙ガイド7からな
る。また、給紙装置10は、用紙5が供給されたことを
検出する給紙センサ(図示せず)を備えている。上記ピ
ックアップローラ6は、図示しない駆動装置によって回
転駆動される。
【0025】また、画像形成部1からの用紙5の出紙側
には、画像形成部1にて用紙5上に形成されたトナー像
を加熱および加圧することにより用紙5に定着させる定
着部11が設けられている。
【0026】定着部11は、加熱ローラ12、ヒータ1
3、加圧ローラ14、温度センサ15、および、温度制
御回路80からなる。加熱ローラ12は、例えば厚さ2
mmのアルミニウム管からなる。ヒータ13は、例えば
ハロゲンランプからなり、加熱ローラ12に内蔵されて
いる。加圧ローラ14は、例えばシリコーン樹脂からな
る。そして、互いに対向して設けられた上記加熱ローラ
12および加圧ローラ14には、用紙5を挟んで加圧す
ることができるように、それぞれの軸の両端に図示しな
いスプリング等によって、例えば2kgの荷重が加えら
れている。
【0027】温度センサ15は、加熱ローラ12表面の
温度を測定する。温度制御回路80は、主制御部によっ
て制御されており、温度センサ15の測定結果に基づい
てヒータ13のON/OFF等を制御し、加熱ローラ1
2表面の温度を例えば150℃に保持する。また、定着
部11は、用紙5が排出されたことを検出する排紙セン
サ(図示せず)を備えている。
【0028】尚、定着部11は、用紙5を加熱定着もし
くは加圧することにより、トナー像を定着させる構成と
なっていてもよい。
【0029】また、図示しないが、定着部11からの用
紙5の出紙側には、定着部11で処理された用紙5を排
紙トレイ上に排出する排紙ローラ、および排出された用
紙5を受ける排紙トレイが設けられている。上記加熱ロ
ーラ12、加圧ローラ14、および排紙ローラは、図示
しない駆動装置によって回転駆動される。
【0030】画像形成部1のトナー供給部2は、トナー
21が収容されているトナー収容槽20、トナー21を
磁気力により担持する円筒状の担持体(スリーブ)とし
てのトナー担持体22が内部に設けられ、トナー21を
帯電させるとともに、トナー担持体22の外周面に担持
されるトナー層の厚さを規制するドクターブレード23
からなる。
【0031】ドクターブレード23は、トナー担持体2
2の回転方向における上流側に、トナー担持体22の外
周面からの距離が例えば60μmとなるように設けられ
ている。トナー21は、例えば平均粒径6μmの磁性ト
ナーであり、ドクターブレード23により、例えば帯電
量が−4μC/g〜−5μC/gとなるように電荷が付
与されている。
【0032】トナー担持体22は、図示しない駆動装置
によって、図中、矢印A方向に駆動され回転する。ま
た、トナー担持体22は接地されるとともに、トナー担
持体22内部におけるドクターブレード23と対向する
位置、および、制御電極26と対向する位置に、図示し
ない磁石が配置されている。これにより、トナー担持体
22は、その外周面にトナー21を担持することができ
るようになっている。また、トナー担持体22の外周面
に担持されたトナー21は、この外周面における位置に
対応する位置で穂立ちを形成する。
【0033】尚、トナー担持体22は、磁気力によりト
ナー21を担持する変わりに、電気力、または、電気力
および磁気力により担持する構成となっていてもよい。
【0034】画像形成部1の印刷部3は、例えば厚さ1
mmのアルミニウム板からなり、トナー担持体22の外
周面と対向する対向電極25と、該対向電極25に高圧
を供給する高圧電源30と、上記トナー担持体22との
間に設けられた制御電極26と、除電ブラシ28と除電
ブラシ28に除電電位を与える除電電源17、用紙5を
帯電させる帯電ブラシ8と、帯電ブラシ8に帯電電位を
与える帯電電源18と、誘電体ベルト24と、該誘電体
ベルト24を支持する支持部材16a,16bとクリー
ナーブレード19を備えている。
【0035】上記対向電極25は、トナー担持体22の
外周面からの距離が例えば1.1mmとなるように設け
られている。誘電体ベルト24はPVDF(ポリフッ化
ビニリデン)を基材とし、体積抵抗率で1010Ω・c
m、厚さが75μmである。誘電体ベルト24は図示し
ない駆動装置によって駆動され、図中矢印方向に例えば
その表面での速度が30mm/secで回転する。ま
た、対向電極25には、高圧電源部(制御手段)30に
より、例えば2.3kVの高圧が印加されている。つま
り、対向電極25とトナー担持体22との間には、高圧
電源部30から印加される高圧により、トナー担持体2
2に担持されたトナー21を対向電極25方向に飛翔さ
せるのに必要な電界が付与されている。
【0036】上記除電ブラシ28は誘電体ベルト24の
回転方向における制御電極26の下流側に誘電体ベルト
24に圧接するようにして設けられている。除電ブラシ
28は除電電源17によって除電電位2.5kVが印加
され、誘電体ベルト24表面に存在する不要電荷を除電
する。
【0037】上記クリーニングブレード19は、例え
ば、紙詰まり(ペーパージャム)等の不測の事態が生じ
て誘電体ベルト24表面にトナー21が付着した場合
に、このトナー21を除去して用紙裏面がこのトナー2
1によって汚染されることを防止する。
【0038】また、図示しないが、本画像形成装置は、
制御回路として、画像形成装置全体を制御する主制御部
と、得られた画像データを印刷すべき画像データの形式
に変換する画像処理部と、変換された画像データを記憶
する画像メモリと、画像処理部から得られた画像データ
を制御電極26に与えるべき画像データに変換する画像
形成制御ユニットとを設けている。
【0039】上記制御電極26は、対向電極25と平行
をなし且つ対向電極25と対向して二次元的に広がって
おり、トナー担持体22から対向電極25方向へのトナ
ー21が通過可能な構造となっている。そして、制御電
極26に供給される電位により、トナー担持体22表面
に付与された電界が変化し、トナー担持体22から対向
電極25へのトナー21の飛翔が制御される。
【0040】上記制御電極26は、トナー担持体22の
外周面からの距離が例えば100μmとなるように設け
られており、図示しない支持部材により固定されてい
る。図3に示すように、制御電極26は、絶縁性の基板
26a、高圧ドライバ(図示せず)、および、各々独立
したリング状の導電体、すなわち、リング状電極27か
らなっている。基板26aは、例えばポリイミド樹脂か
らなり、厚さ25μmに形成されている。また、基板2
6aには、後述するゲート29となるべき孔が形成され
ている。
【0041】リング状電極27は、例えば厚さ18μm
の銅同箔からなり、上記孔の周りに設けられており、所
定の配列に従って配置されている。また、各孔の開口部
は、例えば直径160μmに形成されており、トナー担
持体22から対向電極25へ飛翔するトナー21の通過
部となっている。以下、この通過部をゲート29と称す
ることとする。また、各リング状電極27には開口部径
が200μmの開口部が設けられている。
【0042】上記ゲート29、すなわちリング状電極2
7に形成された孔は、例えば2560個形成されてお
り、各リング状電極27は、給電線41および高圧ドラ
イバ(図示せず)を介して制御電源部31に電気的に接
続されている。
【0043】そして、リング状電極27表面及び給電線
41表面は、厚さ30μmの絶縁体層26cで覆われて
おり、これにより、リング状電極27同士の絶縁性、給
電線41同士の絶縁性、および、互いに接続されていな
いリング状電極27と給電線41との間の絶縁性及び上
記トナー担持体22や対向電極25との絶縁が確保され
ている。
【0044】制御電極26のリング状電極27には、制
御電源部(制御手段)31により画像信号に応じたパル
ス、すなわち、電圧が印加される。つまり、制御電源部
31は、リング状電極27に対し、トナー担持体22に
担持されたトナー21を対向電極25方向に通過させる
場合(以後ON電位)には例えば150Vを印加し、通
過させない場合(以後OFF電位)には例えば−200
Vを印加するようになっている。
【0045】このように、制御電極26への付与電位を
画像信号に応じて制御し、対向電極25におけるトナー
担持体22との対向面側に用紙5を配すると、用紙5の
表面に画像信号に応じたトナー像が形成される。尚、制
御電源部31は、図示しない画像形成制御ユニットから
送られてくる制御電極制御信号によって制御されてい
る。
【0046】上記画像形成装置はコンピュータやワード
プロセッサの出力用プリンタとして使用可能なほかにデ
ジタルコピーの印字部分にも使用可能であって、以下は
デジタルコピーの印字部分として使用した場合の画像形
成動作を図4を使用して行う。
【0047】先ず、例えば、画像読み取り部に複写すべ
き原稿が載置され、コピースタートボタン(図示せず)
が操作されると、この入力を受けた主制御部は画像形成
動作を開始させる。すなわち、画像読み取り部によって
原稿画像が読み取られ、その画像データが後述の画像処
理部で処理され、画像メモリに記憶された画像データ
が、画像形成制御ユニットに転送され、画像形成制御ユ
ニットでは、入力された画像データを制御電極26に与
える制御電極制御信号に変換し始める。
【0048】また、画像形成制御ユニットは、所定量の
制御電極制御信号を得ると、図示しない駆動装置が作動
し、この駆動装置に回転駆動される図2に示すピックア
ップローラ6により用紙カセット4内の用紙5が画像形
成部1方向へ送り出されるとともに、正常な給紙状態で
あることが給紙センサにて検出される。ピックアップロ
ーラ6によって送り出された用紙5は帯電ブラシ8と支
持部材16の間に搬送される。
【0049】支持部材16aには高圧電源部30によっ
て対向電極25と同電位が印加される。帯電ブラシ8に
は帯電電源18によって帯電電位として1.2kVが印
加される。用紙5は帯電ブラシ8には支持部材16aの
電位差による電荷が供給され静電気的に吸着されたまま
画像形成部1の印刷部3における誘電体ベルト24の制
御電極26との対向面側に搬送される。尚、制御電極制
御信号の所定量は画像形成装置の構成等によって異な
る。
【0050】その後、画像形成制御ユニットは、上記の
制御電極制御信号を制御電源部31に供給する。この制
御電極制御信号の供給は、上記の帯電ブラシ8による印
刷部3への用紙5の供給に同期したタイミングで行われ
る。制御電源部31は、上記制御電極制御信号に基づい
て、制御電極26の各リング状電極27に印加する高圧
を制御する。つまり、制御電源部31から適宜所定のリ
ング状電極27に150vもしくは−200Vの電位が
印加され、制御電極26付近の電界が制御される。
【0051】すなわち、制御電極26のゲート29にお
いて、画像データに応じてトナー担持体22から対向電
極25へのトナー21の飛翔の阻止とその解除とが適宜
行われる。これにより、対向電極25表面の誘電体ベル
ト24の移動によって出紙側に向かって30mm/se
cの速度で移動している用紙5上に、画像信号に応じた
トナー像が形成される。
【0052】トナー像が形成された用紙5は支持部材1
6bのもつ曲率で誘電体ベルト24から剥離されて定着
部11に搬送されたのちに、この定着部11でトナー像
が用紙5に定着される。トナー像が定着された用紙5
は、排紙ローラにて用紙トレイ上に排出されるととも
に、正常に排出されたことを排紙センサにて検出され
る。この検出動作に基づいて主制御部が印刷動作の正常
な終了を判断する。
【0053】以上の画像形成動作により、用紙5上に良
好な画像が形成される。本画像形成装置は、用紙5上に
画像を直接形成するので、従来の画像形成装置で用いら
れている感光体や誘電体ドラム等の顕像体が不要となっ
ている。
【0054】したがって、顕像体から用紙5に画像を転
写する転写動作が省略されるので、画像の劣化を生じな
い。このため、装置の信頼性が向上する。また、装置の
構成が簡略化されるとともに、部品点数が削減されるの
で、小型化および低廉化が可能となっている。
【0055】上記の実施形態1である画像形成装置をコ
ンピューターの出力端末機の印字部分として使用する場
合も、デジタルコピーの印字部分として使用する場合
も、処理する画像信号およびそのやり取りに相違がある
ものの画像形成動作方法そのものは何ら相違点を有しな
い。
【0056】前記したようにトナー担持体22は接地さ
れており、一方、対向電極25と支持部材16aは2.
3kV、帯電ブラシ8には1.2kVの高圧が印加され
ている。したがって、帯電ブラシ8と支持部材16aの
間の電位差によって帯電ブラシ8と誘電体ベルト24の
間に搬送された用紙5の表面にはマイナスの電荷が供給
される。
【0057】マイナスの電荷が供給されると、該電荷の
静電気力によって用紙5は誘電体ベルト24に吸着され
たまま、誘電体ベルト24の移動によってゲート29の
直下に移動する。誘電体ベルト24表面の電荷はゲート
29の直下に到達するまでに時間減衰して対向電極25
の電位との兼ね合いから表面電位はおおむね2kVとな
る。
【0058】この状態で、トナー担持体22に担持され
たトナー21を対向電極25方向に通過させるべく、制
御電源部31により、制御電極26のリング状電極27
に対して150Vの電圧を印加し、トナー21がゲート
29を通過させない場合は−200Vの電位を印加す
る。
【0059】このように用紙5を誘電体ベルト24に吸
着した状態で用紙5表面に画像を直接形成する。
【0060】尚、上記の説明においては、トナー21を
通過させるべく制御電極26のリング状電極27に付与
する電位が、150Vの場合を一例に挙げたが、該電位
はトナー21の所望した飛翔制御を行えるなら特に限定
されるものではない。同様に対向電極25の印加電位と
帯電ブラシ8に印加する電位およびゲート29直下での
用紙5の表面電位もトナー21の所望した飛翔制御を行
えるなら特に限定されるものではない。
【0061】本実施形態1におけるフロート電極32に
ついて説明を加える。フロート電極32を設けた場合の
画像形成部1の断面図を図6に示す。
【0062】フロート電極32の断面は図6のように制
御電極26とのトナー担持体22との間の距離に依存し
て異なっている。上記の各電極開口部は円形であるが、
これに限らず例えば楕円形状によるものであってもよ
い。例えば、リング状電極27の形状が円形であってフ
ロート電極32の開口部が楕円形状や方形形状でもよく
この逆でもよい。
【0063】上記フロート電極32は例えばエッチング
された銅箔からなる。フロート電極32の製法や材質等
は特に限定されるものではない。尚、制御電極26とト
ナー担持体22の間の電界を均一にするフロート電極3
2のリング状電極の形状は本発明を逸脱しない限りにお
いて特に限定されるものではない。
【0064】(動作原理)画像形成部1のゲート29部
の拡大部分をフロート電極32のあるなしの部位の夫々
を図7に示す。フロート電極32がある場合とない場合
とを比較すると、フロート電極32の分だけ担持体と絶
縁性基板との距離が短くなる。この状態を等価回路とし
て置き換えたものが図8である。該等価回路を利用して
動作原理を以下に説明する。
【0065】 まず、原理を示す図7の対応する部位に
ついての、誘電率、コンデンサ容量、電位差を図に示す
ように仮定する。フロート電極32のあるなしの各条件
に同じ電圧Vが制御電極に印加された状態を図に示す。
その際の各コンデンサには以下の数1,数2に示すよう
な電位差を各々持つことになる。なお、図においてε 1
は制御電極26の絶縁基板の誘電率、ε 2 は空気の誘電
率、d fe はフロート電極32の厚さ(距離)である。
【0066】
【数1】
【0067】
【数2】
【0068】以上の電位差からフロート電極32のある
場合はフロート電極32とトナー担持体22との、ま
た、フロート電極32のない場合は絶縁性基板とトナー
担持体22との夫々の電界強度EfおよびEnfが、
下の式である数3,数4のように表される。
【0069】
【数3】
【0070】
【数式4】
【0071】以上のことから、フロート電極32を設け
ることで、設けていない場合よりも顕像剤の飛翔量が多
くなることが説明できる。
【0072】図9に実施形態2のフロート電極32の形
態を示す。図9ではフロート電極32の形状を制御電極
形状を多角形にした場合を示している。形状を変化させ
ることでフロート電極32面とトナー担持体22との電
界強度を変化させることができ、例えば、電界強度を強
めたい部位については電極面を配し、電界強度を強めた
くない部位については電極面を配しないような電極形状
とすることで、これを制御できる。
【0073】尚、図9においては、電極面の形状を変化
させる方法を示したが、電極構造を二次元的に変化させ
ることに限定されるのではなく、例えば、三次元的な構
造を変化させることで形状を変化させる構成であっても
よく、この構造の変化の方法は特に限定されるものでは
ない。
【0074】図10にフロート電極32の厚さを変えた
場合の実施形態3を示す。上記の動作原理で説明した通
りフロート電極32面とトナー担持体22との距離に比
例して電界強度が変化するので、フロート電極32面と
トナー担持体22との間の電界強度を強めたい場合は、
フロート電極32の厚さを厚くすることで、それが可能
となる。トナー担持体22が図10に示すように曲率を
有する場合においては、端部と中央部ではフロート電極
32面とトナー担持体22との距離が異なるので、これ
の間の距離をフロート電極32の高価で補正することが
できる。例えば、端部と中央部とのゲート中心間距離が
2mm、トナー担持体22の直径が30mmの場合に厚
さ150μmのフロート電極32を設けることで、中央
部と端部との顕像化された画像の濃度がほぼ同じとな
り、良好な結果を得た。尚、フロート電極の厚さはこの
値に限定するわけではない。
【0075】図11にフロート電極32の実施形態4を
示す。例えば、先のフロート電極32の厚さを変化させ
る方法では、電極の製法によってはその厚さを制御しに
くいことが生じることがある。そのような際に絶縁性基
板をいく層かに分割して構成して、その絶縁性基板の厚
み毎に同じ厚さのフロート電極32を配することで上記
と同様な効果を得ることができる。
【0076】図12にフロート電極32の実施形態5を
示す。上記実施形態4は、絶縁性基板の厚みをトナー担
持体22の曲率に沿って変化させつつ、且つ、その絶縁
性基板に同じ厚さのフロート電極32を配することで、
上記フロート電極32による効果を得るための方法であ
る。本実施形態5によれば、上記実施形態4を組み合わ
せることで、本発明の効果をより大きくすることがで
き、また細かな制御が可能となる。
【0077】上記実施形態ではゲート29の一つ一つを
それぞれ一つのリング状電極27で制御するシングルド
ライブによる制御装置を例に挙げて説明しているが、制
御電極26としてこれに限定されず、例えばマトリック
スドライブによる制御電極26が使用可能であり、本発
明を良好に適用できる。マトリックスドライブによる制
御電極26の実施形態6を図13に示すが、マトリック
スドライブによる制御電極の形態はこれに限定されな
い。図13ではリング状電極27のかわりに帯状電極2
7a,27bを配置している。制御電極26のトナー担
持体22側に帯状電極27bを配置し、対向電極25側
に帯状電極27aを配置する構成となっている。
【0078】 上記の不具合は白黒の画像形成装置の場
合を例に挙げて説明したが、カラー画像形成装置の場合
により顕著に現れる。カラー画像形成装置は、例えば複
数のトナー供給部(2a,2b,2c,2d)と印字部
(3a,3b,3c,3d)を備えた画像形成部(1
a,1b,1c,1d)を配して、それぞれのトナー供
給部2にカラートナー、例えばイエロー、マゼンダ、シ
アン、ブラックを使用したカラー画像形成装置を形成し
てもよい。
【0079】 上記のように、イエロー、マゼンダ、シ
アン、ブラックのトナーに対応し、本発明を施した画像
形成部(1a,1b,1c,1d)を配置し、それぞれ
のカラーの画像データに基づいてカラー画像形成が行わ
れる。その他の構成要素は図2と同じ構成としてもよ
い。このようなカラーの画像形成装置において本発明を
適用すると上記の不具合が一切発生しないので所望の色
再現と良好なカラー画像形成が得られる。
【0080】さらに、上述したカラー画像形成装置にお
いて本発明による制御を個々の画像形成部1に対して行
ってもよく、この場合は各カラートナーの特性に応じて
より詳細な制御が可能で良好なカラー画像形成装置が実
現できる。
【0081】尚、本実施形態において、顕像剤がトナー
21である場合を例に挙げて説明したが、顕像剤はイン
ク等であってもよい。さらに、トナー供給部2の構成
を、イオンフロー法を適用した構成とすることも可能で
ある。つまり、画像形成部1はコロナ帯電器等のイオン
源を備えた構成となってもよい。この場合においても、
上記と同様の作用・効果を奏することができる。本実施
形態に係る画像形成装置は、例えば、デジタル複写機お
よびファクシミリ装置の印字部や、デジタルプリンタ、
プロッタ等に好適に適用することができる。
【0082】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、フロート電極
を利用することで特別な回路を使用することなく、制御
電極とトナー担持体との間の電界の不均一性を回避で
き、簡単な構成により電界の均一性を図ることができる
ので、部品点数の削減と装置の小型化/コストダウンが
可能となる。
【0083】請求項2の構成によれば、絶縁性基板自身
の構造を変えることなく、本発明を適用すること、すな
わち、フロート電極を付与し、そのフロート電極の厚さ
を調整することで、制御電極とトナー担持体との距離が
異なる状況下においても、その間の電界強度を一定にす
ることができ、電界の不均一性を回避することができ
る。
【0084】請求項3の構成によれば、フロート電極の
位置を調節することで、制御電極とトナー担持体との相
対的な位置関係を変化させて、制御電極とトナー担持体
との間の電界を制御することができ、電界の不均一性を
良好に回避することができる。
【0085】請求項4の構成によれば、フロート電極の
厚さを変えることなく、絶縁性基板側の厚みを制御する
ことで、制御電極とトナー担持体との間の電界を制御す
ることができ、電界の不均一性を良好に回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による印字部を有する画像形
成装置であるプリンタを示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施形態1におけるプリンタを示す要
部概略断面図である。
【図3】図2の制御電極を示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態1におけるプリンタの動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態1におけるプリンタのフロー
ト電極を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態1におけるプリンタのフロー
ト電極を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態1におけるプリンタのフロー
ト電極を示す断面拡大図である。
【図8】本発明の実施形態1におけるプリンタのフロー
ト電極の動作原理を説明するための等価回路である。
【図9】本発明の実施形態2におけるフロート電極を示
す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態3におけるフロート電極の
厚さを変えた例を示す断面図である。
【図11】本発明の実施形態4におけるフロート電極を
示す断面図である。
【図12】本発明の実施形態5におけるフロート電極を
示す断面図である。
【図13】本発明の実施形態6においてマトリックス構
成の制御電極でのフロート電極を示す平面図である。
【符号の説明】
1 画像形成部 2 トナー供給部 3 印刷部 5 用紙 11 定着部 20 トナー収容槽 21 トナー 22 トナー担持体 24 誘電体ベルト 25 対向電極 26 制御電極 27 リング状電極 29 ゲート 30 高圧電源 31 制御電源部 32 フロート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若原 史郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−91918(JP,A) 特開 平8−276614(JP,A) 特開 平9−118036(JP,A) 米国特許6012801(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/385 G03G 15/05

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1色の顕像剤を担持する円筒
    状の担持体を有する供給手段と、 上記担持体に対向配置された対向電極と、上記 担持体と対向電極との間に電位差を発生させる高電
    圧を供給する高圧電源手段と、 上記担持体と対向電極との間に配置された絶縁性基板、
    該絶縁性基板に設けられた顕像剤の通過部となる複数個
    のゲート、該複数のゲートの周囲に設けられた少なくと
    も1個以上の電極郡とからなる制御電極、該制御電極の
    各電極に複数の電位状態を与える制御回路、からなる制
    御手段と、 上記制御手段によって上記電極の対応する電極に所定
    の電位を印加することにより顕像剤の上記ゲートの通過
    を制御して、上記対向電極に搬送された記録媒体表面に
    画像を形成する画像形成装置において、上記絶縁性基板の上記円筒状の担持体と対向する所定位
    置に、上記ゲートを通過する顕像剤の量を制御する電界
    の強度を調整すべく、上記絶縁性基板の各ゲート位置で
    の電界の強度が均一になるようにフロート電極を設け
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記担持体と対向電極との間に形成され
    る電界が、任意の上記ゲートの開口部と上記担持体との
    距離に応じて上記フロート電極の厚さを調整することに
    よって制御されていることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記担持体と対向電極との間に形成され
    る電界が、上記フロート電極と上記担持体との上記電極
    群に対する相対位置によって制御されていることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記担持体と対向電極との間に形成され
    る電界が、制御電極を有する絶縁性板の厚さによって制
    御されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
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