JP3502520B2 - 電子部品用放熱器の製造方法および電子部品用放熱器製造用の型 - Google Patents

電子部品用放熱器の製造方法および電子部品用放熱器製造用の型

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JP3502520B2
JP3502520B2 JP35012296A JP35012296A JP3502520B2 JP 3502520 B2 JP3502520 B2 JP 3502520B2 JP 35012296 A JP35012296 A JP 35012296A JP 35012296 A JP35012296 A JP 35012296A JP 3502520 B2 JP3502520 B2 JP 3502520B2
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弘三 赤塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば集積回路
素子(以後、ICチップと言う)などの電子部品で発生
する熱を効率よく放出するためにその電子部品の表面に
接着して用いられる電子部品用放熱器の製造方法および
その製造時に用いる型に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品技術の進歩により、ICチップ
の集積度は年々向上しており、そのためICチップの消
費電力も増大している。近年提供されている高性能なマ
イクロプロセッサでは、消費電力が数ワット〜数十ワッ
トになるものもある。そのようなICチップを使用する
際には、ICチップから発生する熱を適切に逃がしてI
Cチップを冷却する必要がある。そのため、たとえばI
Cチップの上面にいわゆる放熱フィンを装着し、ファン
などにより強制的に冷却気流を生成する方法などが取ら
れている。これまでの放熱フィンは、複数の平板上のフ
ィンが基体に垂直で各々が平行になるように設けられて
いるものが多い。しかし、より効率よく放熱を行うため
に、表面積が大きくなるような形状や、冷却気流の通路
を考慮した形状など、種々の形状の放熱フィンが提案さ
れている。そのような表面積を大きくして効率良く放熱
が行えるようにした放熱器の1つとして、ピン状の放熱
素子が基体上に多数設けられた放熱器がある。
【0003】ところで、このような放熱器は、鋳造によ
り、すなわち、材料を溶解して鋳型に流し込み冷却して
から取り出す方法により製造される場合が多い。しか
し、その方法では熱源などの設備が必要となる上に、製
品に巣ができやすく均一な良品を製造し難いという問題
や、型抜きの関係からフィンやピンの間隔が密なものは
製造し難いという問題があった。そのため、たとえば前
述したピン状の放熱素子が多数設けられた放熱器などに
おいては、多数の孔を配したダイスを用いて冷間衝撃押
し出しにより製造する方法が提案されている。
【0004】特開昭49−12370号公報に記載され
ているそのような放熱器の製造方法について図9を参照
して説明する。図9は、その従来の冷間衝撃押し出しに
より放熱器を製造する場合の型の形状を示す図である。
その方法においては、図9に示すように、放熱器のピン
に対応した貫通孔912が形成されたダイス90と図示
せぬポンチとの間に材料を載置し、そのポンチおよびダ
イス90との作用による冷間衝撃押し出しにより、余剰
材料を貫通孔912に案内して、ピン状の放熱部を形成
する。このダイス90には、ダイスの貫通孔912と同
じ配置でピン状のノックアウト92が群立されたノック
アウト部93がポンチとは反対側より貫通孔912に挿
入されており、このノックアウト部93の端部の位置に
より成型されるピン状放熱部の高さが規定される。成型
された後は、このノックアウト92を成型された放熱器
方向に移動させることにより、成型物をダイス90から
離型させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなピン状の放熱部を有する放熱器を前述したような冷
間鍛造により製造する場合には種々の問題が発生し、高
品質なものを安価に製造することができないという問題
があった。そのため、放熱効果が高いにも関わらず、そ
のようなピン状放熱部を有する放熱器は広く使用されて
いなかった。具体的には、まず、金型が破損し易いとい
う問題がある。特に、放熱効果を高めるためにピン状放
熱部の径を小さくして本数を増やしていくにつれて型の
破損する割合は高くなる。そのため、実現できる放熱効
果がこの点から制限されることになっていた。なお、従
来の製造方法においては、径が1.6[mm]以下のピン状
放熱物は成型できないと言われている。
【0006】また、押し出しの際に、貫通孔912とノ
ックアウト92との間隙に材料が侵入してバリを発生
し、その成型物が使用できなくなるという問題もある。
また、ピン状放熱部の径が小さくなり本数が増えれば、
前述したような方法においても成型物を型から離すのが
難しくなるという問題も生じる。
【0007】 したがって、本発明の目的は、より小径
のピンをより多数、高密度に配置したような放熱効果の
高いより高性能な放熱器を、不良品の発生する率を非常
に少なくした上に個々の製品の品質を向上させ、またよ
り簡単に製造することができる製造方法を提供すること
にある。また、本発明の他の目的は、そのような電子部
品用放熱器製造用に用いても破損し難く、それによりよ
り小径のピンをより多数、高密度に配置したような放熱
効果の高いより高性能な放熱器を、不良品の発生する率
を非常に少なくした上に個々の製品の品質を向上させ、
またより簡単に製造することができるような、電子部品
用放熱器製造用の型を提供することにある
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、3つの独立した部分で構成される型を用いるように
し、実質的に強度を増すとともに、仮に破損しても迅速
に対応できるようにした。また、冷間鍛造時に、材料の
案内による型と材料の摩擦が少なくなるように、材料が
案内される孔の導入口の形状を変化させた。また、離型
が容易なような成分を含有する離型用油剤を用いるよう
にした。
【0009】 したがって、基体上に微小なピンが多数
配置された形状の電子部品用放熱器を製造する本発明の
電子部品用放熱器の製造方法においては、放熱器の形状
に対応して形成される型であって、そのピンの高さ方向
においては押し出される材料を制限しないようにその高
さより十分深い穴部が形成されている型を用いて材料を
冷間鍛造して成型し、その成型物のそのピンを所望の高
さに切断して、前記電子部品用放熱器を得る。ここで、
前記型は、そのピンを成型するための多数の貫通孔と成
型物を取り出す際に押し出し部材を案内する案内孔とを
有する第1の型と、第1の型を支持し、第1の型の貫通
孔からの排出物を逃がす溝と第1の型の案内孔と連結し
て押し出し部材を案内する案内孔とを有する第2の型
と、前記第1および第2の型の案内孔と連結して押し出
し部材を案内する案内孔を有し、その案内孔に対して押
し出し部材が挿入される第3の型とを有する。
【0010】 また好適には、第1の型の貫通孔は、前
記材料が導入される入口部のみが前記円柱状放熱部の径
と実質的に等しい径を有し、当該入口部以外の内部は前
記円柱状放熱部の径よりも大きい径を有するように形成
されている。換言すれば、その貫通孔の材料が導入され
る入口部の径は、その貫通孔の内部の径よりも小さくな
るように、その入口部の端部が径方向に突出した形状に
形成されている。特定的には、冷間鍛造は、カルシウム
スルネートを配合した油剤を潤滑剤として用いて行
【0011】 また、本発明の電子部品用放熱器製造用
の型は、電子部品上に放熱のために装着される基体上に
微小なピンが多数配置された電子部品用放熱器を、冷間
鍛造によって成型し製造する場合に用いる型であって、
そのピンを成型するための多数の貫通孔と成型物を取り
出す際に押し出し部材を案内する案内孔とを有する第1
の型と、第1の型を支持し、第1の型の貫通孔からの排
出物を逃がす溝と第1の型の案内孔と連結して押し出し
部材を案内する案内孔とを有する第2の型と、前記第1
および第2の型の案内孔と連結して押し出し部材を案内
する案内孔を有し、その案内孔に対して押し出し部材が
挿入される第3の型とを有し、その第1〜第3の型を重
ね合わせることにより、その放熱器の形状に対応しその
ピンの高さ方向においては押し出される材料を制限しな
い程度に十分深い穴部が形成されるような型である。好
適には、第1の型の貫通孔は、前記材料が導入される入
口部のみが前記円柱状放熱部の径と実質的に等しい径を
有し、当該入口部以外の内部は前記円柱状放熱部の径よ
りも大きい径を有するように形成されている。
【0012】 上記の方法により、電子部品上に放熱の
ために装着される基体上に微小な円柱状放熱部が多数配
置された電子部品用放熱器であって、前記放熱器の形状
に対応して形成される型であって、前記円柱状放熱部の
高さ方向においては当該方向に押し出される材料を制
しない程度に当該円柱状放熱部の高さより十分深い穴部
が形成されている型を用いて、材料を冷間鍛造して成型
し、前記成型された成型物の前記円柱状放熱部を所望の
高さに切断して製造された電子部品用放熱器を提供でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
6を参照して説明する。
【0014】まず、本発明の製造方法により製造する電
子部品用放熱器の一例を図1を参照して説明する。図1
は、その電子部品用放熱器を説明するための図であり、
(A)はその構造を示す図であり、(B)はその使用形
態を示す図である。放熱器14は、図1(A)に示すよ
うに、基体15上に多数のピン状放熱部16(以後、単
にピンと言う)が垂直に設けられた構造である。本実施
の形態の放熱器14においては、上下の面が一辺50[m
m]の正方形であるような基体15上に、高さ7[mm]、直
径1.5[mm]のピンが、基体15の縦横方向に各々3[m
m]ピッチで16本並ぶように設けられている。すなわ
ち、基体15上全体では、原則として16本×16本の
ピンが設けられることになる。なお、基体15の厚み
は、本実施の形態の放熱器14においては3.5[mm]で
ある。また、これら基体15およびピン16の材質はア
ルミニウムである。
【0015】この放熱器14は、図1(B)に示すよう
に、基体15のピン16が設けられていない方の面が、
半導体チップ81の背面に接着されて用いられる。すな
わち、半導体チップ81から発生される熱が放熱器14
に伝導され、基体15およびピン16より放熱されるこ
とにより、半導体チップの放熱が効率よく行われるよう
になる。また、より効率よく半導体チップを冷却するた
めに、放熱器14の上、あるいは半導体チップが実装さ
れている基板、あるいは半導体チップが収容されている
筐体などに冷却気流を発生するためのファンが通常設け
られている。このファンにより発生される気流が放熱器
14のピン16の間を通過することにより、放熱器14
を介してより一層効率よく半導体チップから発生される
熱の放熱が行われる。
【0016】また本実施の形態の放熱器14には、ファ
ンを放熱器14上に直接取り付けられるように、図1
(A)に示すようにファン取り付け用の台座17が4箇
所設けられている。この4個の台座17の位置は、基体
15の中心と4隅とを結ぶ仮想線上の各中間部付近であ
る。この4個の台座17の各々は、ピン16より1回り
大きい直径5[mm]の円柱であり、その上面には開口部の
直径が2[mm]、底面の直径が1[mm]の凹部が設けられて
いる。このような台座17を用いて、図1(B)に示す
ようにファン82が放熱器14上に搭載され、より効率
よく半導体チップ81の冷却が行えるようになってい
る。
【0017】次に、このような放熱器14の製造方法に
ついて図2〜図6を参照して説明する。まず、図2〜図
4を参照して、放熱器14の製造工程の概要を説明す
る。図2は放熱器14の製造工程を示す流れ図であり、
図3および図4はその工程を具体的に説明するための模
式図である。図2に示すように、前述したような放熱器
14は、主な工程として、切断(工程S1)、油剤付着
工程(工程S2)、フレクションプレス(工程S3)、
足切り加工(工程S4)、外形抜加工(工程S5)とい
う各工程を経て製造される。
【0018】具体的には、まず、図3(A)に示すよう
な、たとえば1200[mm]×400[mm]という平板形状
で供給されるアルミ板10を、製造する放熱器14の形
状・大きさに合わせて切断し、図3(B)に示すような
アルミ材料11を得る(工程S1)。次に、切断された
アルミ材料11を、図3(C)に示すように表型20と
裏型24との間に載置し、油剤(潤滑剤)を付着させる
(工程S2)。なお、この油剤の成分、目的などについ
ては後述する。次に、そのように表型20と裏型24と
の間に載置され油剤が塗布されたアルミ材料11を、フ
レクションプレス機械により150[t] 程度の圧力で加
圧し、図3(D)に示すような形状のプレス完成品に加
工する(工程S3)。
【0019】次に、そのプレス完成品12のピン部分
を、図4(E)に示すように足切り用のダイス31に挿
入し、刃32により貫通したピン部分を切断し、ピン1
6の高さを所望の高さに揃える(工程S4)。そして最
後に、プレス加工により、プレス完成品12より中央部
の有効部分14と周辺のチリ部13とに分離することに
より、製品としての放熱器14を得ることができる(工
程S5)。
【0020】次に、このような製造工程の中で、本発明
に係わるプレス工程S3について詳細に説明する。ま
ず、このプレス工程S3において用いる表型20につい
て、図5を参照して説明する。表型20は、ダイス型2
1、ダイス受型22、ノックアウト型23の3つの型よ
り構成される。
【0021】ダイス型21は、実際にアルミ材料11と
接触してプレスによりアルミ材料11を所望の形に変形
させるための型であり、内側に基体15の上半分に相当
する形状213と、ピン16に相当するピン穴212、
および、図示せぬ台座17に相当する形状が形成されて
いる。また、ピン穴212の外側に、プレス成型品を離
型させるためのノックアウト用の穴211が形成されて
いる。これらのピン穴212、台座17に対応する穴お
よびノックアウト用の穴211はダイス型21において
は貫通している。
【0022】このピン穴212の詳細な構成を図6に示
す。図6は、ピン穴212の入り口部の形状を示す図で
あり、(A)は本実施の形態のダイス型21のピン穴2
12を示す図、(B)は比較のために示す図9を参照し
て説明した従来の型のピン穴912を示す図である。図
6に示すように、従来はピン穴912は、その径はどの
場所でもピンの径lと等しいような、通常の筒型のピン
穴であった。
【0023】しかし、本実施の形態のダイス型21のピ
ン穴212は、その入り口付近に隆起部分216が設け
られており、この隆起部分216により形成される開口
部の径が、ピン16の径lと等しくなっている。換言す
れば、図6(A)に示すピン穴212においては、材料
が案内される入り口部分のみピン16の径と等しい径に
なっており、ピン穴212の内部に入ると、その径は入
り口部分よりも太くなっているのである。このような構
造にすることにより、ピン穴212の入り口部分を通過
した材料は、もはやピン穴212と接触しないようにす
ることができ、ピン穴212に材料が入る時の摩擦を小
さくすることができる。
【0024】ダイス受型22は、ダイス型21と接する
ように設けられる型であり、ダイス型21を貫通したピ
ン穴212と接する領域には、プレス時にピン穴212
から排出される空気、潤滑油、アルミ切粉などを逃がす
ための溝224が設けられている。また、ダイス型21
のノックアウト用の穴211と連結するように、同じく
ノックアウト用の穴221が設けられている。
【0025】そして、ノックアウト型23は、ダイス受
型22と接するように設けられる型であり、ダイス型2
1のノックアウト用の穴211およびダイス受型22の
ノックアウト用の穴221と連結するように、同じくノ
ックアウト用の穴231が設けられている。また、ノッ
クアウト型23には、プレス完成品12を上型20より
離型するために、そのノックアウト用の穴231にたと
えば図9に示したようなピン形状のノックアウトを挿入
する際に、そのノックアウト部を適切に挿入するための
案内部となる開口235も設けられている。
【0026】 次に、このような冷間鍛造の際に用いる
潤滑油について説明する。通常、アルミニウムをプレス
加工する際には、型にアルミの粉が付着し、プレス不能
に陥るという問題がある。また、冷間鍛造においては、
型の変形、摩擦防止や、製品の成型痕防止による品質確
保のため、潤滑効果を上げる必要があり、潤滑剤の使用
は必須である。そして特に、本実施の形態の放熱器14
の加工においては、微小なピンが多数設けられているの
で、離型を円滑に行うことができるか否かが製品の品質
確保のために、また、効率よく放熱器14を製造するた
めに必要である。そのために、本実施の形態において
は、合成脂肪酸エステルを主成分とする潤滑剤に、金属
型に近いカルシウムスルネートを配合して離型用剤と
して用いる。
【0027】具体的には、その表3に示すような配合の
離型用剤と、表4に示すような潤滑用剤とを重量比1対
1で混合して潤滑剤として用いる。表3において、塩素
系添加剤とは、たとえば塩化パラフィンや塩化脂肪油な
どである。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】このような、表型20および潤滑剤を用い
て、工程S3の冷間鍛造が行われる。すなわち、図3
(B)に示すような切断されたアルミ材料11が、前述
した潤滑剤を塗布されて裏型24の上に載置され、前述
した表型20と裏型24との間でプレス加工される。そ
の際、変形されてダイス型21のピン用の穴212に案
内されるアルミ材料11は、図6(A)に示すような絞
り込まれた入口部を経てピン用の穴212内に案内され
ていく。そのため、ピン形状に順次成型されるアルミ材
は、ピン用の穴212の内部ではピン用の穴212の周
囲の壁と接触せず、摩擦を生じない。
【0031】また各ピン用の穴212は、ダイス受型2
2に達するまで、その深さ方向にも何ら制限を受けてい
ない。そのため、各ピン用の穴212においてアルミ材
がダイス型21に対して圧力を加えることは無く、これ
によるダイス型21の破損などを生じることはない。な
お、この時点では、各ピン用の穴212においては案内
されるアルミ材に応じて各々異なる高さのピンが形成さ
れることになるが、製品としてのピン16は、後の足切
り加工工程S4でその高さが揃えられるため、問題とは
ならない。
【0032】また、このプレス加工の際に、各ピン用の
穴212からは空気、潤滑油、アルミ切粉などは、ピン
用の穴212のダイス受型22側の開口部より排出さ
れ、ダイス受型22の溝224を伝わって外部に排出さ
れる。そして、プレス加工が終了したら、表型20のノ
ックアウト用の穴211,221、231よりピン状ノ
ックアウトが挿入されて、プレス完成品12が表型20
より離型される。前述したような配合の潤滑材がプレス
完成品12とダイス型21との間に浸透しているため、
この離型は容易に行われる。このようなプレス加工の結
果、図1(A)に示すような小径のピンが群立したよう
な精巧な製品部を有する、図3(D)に示すようなプレ
ス完成品12が得られる。
【0033】このように、本実施の形態の放熱器14の
製造方法においては、ピンを成型する際に、型のピン穴
に対して深さ方向にも径方向にも成型されたピンと型が
接触しないようにしているため、プレス加工を行うこと
により型のピン用の穴212に対して加わる圧力を、深
さ方向にも径方向にも著しく少なくすることができる。
すなわち、これまでこのような小径のピンが多数設けら
れた放熱器を冷間鍛造により製造する際に最も問題であ
った型の破損を防ぐことができ、より多数のピンを高密
度に配置することができ、放熱効果の高い高性能な放熱
器14を製造することができる。
【0034】また、そのように個々のピンと型との摩擦
が少ない上に、離型が容易になるような新たな潤滑剤を
用いているので、プレス完成品と型との離型が容易に行
える。その結果、離型時に製品に痕をつけたり破損した
りするのを防ぐことができる上に、効率よく放熱器を製
造することができる。また、その型自体も、3つの部分
に分解可能な構成の型を用いており、ピン穴はダイス型
21にのみに設けられ、その他の型22,23には、ノ
ックアウト用の穴221,231が設けられているのみ
である。したがって、図9を参照して説明した従来の一
体型の金型に比べて、個々の型の強度も強くなってお
り、鍛造時の衝撃や摩擦により破損しにくくなってい
る。
【0035】また、このように型が3つの部分に別れて
いるため、各部分ごとに異なる高度、材質を用いて型を
製造することができる。すなわち、各型に加わる力の種
類などに応じて、適切な材料を選択して型を製造するこ
とができるので、全体としてより適切な型を作ることが
できる。また、1つの型をこのような3つの部分に分解
可能にすることで、1つずつの型の構造は簡単なものと
なり、型の製作が容易になり、製作日数を短縮でき、製
作コストも低くすることができる。また、仮にいずれか
の型が破損したとしても、その代替え品の製作も短期間
で行うことができ、放熱器を安定して製造することがで
きる。
【0036】また、本実施の形態の放熱器の製造方法に
おいては、鍛造時にはピンの高さを規定せずに、適度に
形成されたピンを有したプレス完成品12を離型した後
に、所望の高さにピンを切断して製品としての放熱器1
4を得るようにしている。したがって、従来のようにピ
ンの先端にバリが生じる不良を皆無にすることができ
る。また、ピンの高さを所望の高さに調整しようとする
と、従来はピン穴を塞ぐノックアウトピンの配置を変更
するなど、鍛造時に設定を変更する必要があった。しか
し、本実施の形態の放熱器の製造方法いおいては、切断
する位置を変更するのみで任意の高さのピン16を得る
ことができるものであり、ピンの高さの調整を容易に行
うことができる。
【0037】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本発
明に係わる放熱器14の型の構成も、本実施の形態に限
られるものではなく、種々の改変が可能である。たとえ
ば、本実施の形態の型20は、ダイス型21、ダイス受
型22およびノックアウト型23の3つの部分より構成
されるものであったが、ダイス型21とその他の部分と
の2つに部分で構成されるものでもよいし、さらに細分
して4つ以上の部分から構成されるものでもよい。
【0038】また、その型20における細部の構成も任
意でよい。たとえば、プレス完成品12をより簡単に、
強制的に離型したい場合などには、ノックアウト用の穴
をさらに設けてもよい。その場合、新たにノックアウト
用の穴を設けてもよいし、たとえば、図7に示すよう
に、ダイス型21のピン用の穴212のいくつかに対し
て、その穴と連結するようにダイス受型22およびノッ
クアウト型23にノックアウト用の穴222,232を
設け、これにピン形状のノックアウトを挿入して離型を
行うようにしてもよい。
【0039】また、本発明の製造方法、および、本発明
の型を用いて製造する放熱器は、図1を参照して説明し
たものに限られるものではない。たとえば、図1に示し
たファン取り付け用の台座17の上面に形成されている
凹部はファン取り付け用のネジが切ってあるような構造
でもよいし、またこのような凹部を有さずただ単に平坦
な上面としてもよい。また、台座自体の形状や構成も任
意好適に変更してよい。本実施の形態のように4個有す
るような構成でなくとも、1つのみでもよいし、各台座
の形状もより大きな円柱やより小さな円柱でもよいし、
あるいは円柱以外の形状の台座でもよい。台座において
は、設置されるファンの形状などに応じて任意好適な形
状・構成にしてよい。もちろん、放熱器14上にファン
を取り付けない場合には、台座を全く有さず、基体15
上の全面にピン16が設けられたような構成でもよい。
【0040】また、ピン16の形状等も任意に変形して
よい。たとえばピンの径やピッチなども任意に変更して
よい。本発明は、たとえば1.0[mm]〜1.5[mm]程度
の、通常の冷間鍛造では製造できないと言われている
1.6[mm]以下のピンを3[mm]程度の狭いピッチで配置
することを可能とするような製造方法および金型を提供
とすることを主たる目的とする。しかし、従来からある
ような1.6[mm]程度のピンが通常のピッチで配置され
たような放熱器においても、本発明による製造方法や金
型を適用することにより、より簡単で安価に、また高品
質なものが安定して製造することができることは明らか
である。したがって、本発明はそのような従来の放熱器
の製造に適用してもよい。すなわち本発明は、製造する
放熱器のピンの径やピッチなどに何ら制限されるもので
はない。
【0041】また、そのピンの高さも、1つの放熱器に
おいて全てのピンが同じ高さである必要はなく、高さの
異なるピンを有するような放熱器でもよい。そのような
例を図8に示す。図8は、高さの異なるピンを有する放
熱器を説明するための図であり、(A)はプレス完成品
に対してワンパンチにより高さの違うピンを形成するた
めの切断器を示す図であり、(B)は基体15上に比較
的高いピン16aと、それより低いピン16bとを有す
るそのような放熱器14bを示す図である。
【0042】切断器33は、ダイス34、ピン切刃型3
5、ヤゲン36を有する。ダイス34はピンの寸法を決
めるためのダイスであり、ピン切刃型35は実際にピン
をその高さに切断するための切断部である。また、ヤゲ
ン36は、ピンが切断されるようにピン切刃型35を矢
印方向に動かすための駆動部である。この切断器33に
おいては、所望のピンの高さに適合したダイス34を用
意しておき、プレス加工により得たプレス完成品12を
このダイス34にセットする。そして、ヤゲン36を矢
印方向(図上では下方向)に移動させると、それに応じ
てピン切刃型35も矢印方向(図上では右方向)に移動
し、その結果ダイス34の下面でプレス完成品12の各
ピンが切断される。その結果、図8(B)に示すような
所望の高さのピンを有する放熱器14bが製造される。
なお、ピン切刃型35はピンの径+2[mm]程度の微小な
動きで十分である。
【0043】機器の小型化が進んでいる今日では、筐体
内の限られた空間を有効に使うために、基板を密集して
実装したり、基板の上に局所的に基板を実装するなどの
方法がしばしば行われている。そのような場合には、マ
イクロプロセッサに搭載する放熱器14も、その空間的
な隙間に適応した形状が要求され、そのためピンの高さ
が部分的に異なる放熱器も要求される。図9で示したよ
うな従来の放熱器の製造方法において図8(B)に示す
ような放熱器14bを製造しようとすると、ピン穴を塞
ぐノックアウトピンの配置を変更するなど、鍛造時に設
定を変更する必要があるが、本実施の形態の放熱器の製
造方法いおいては、ある程度のピンの高さの違いであれ
ば、足切り工程S4において切断するピンの位置を変更
すればよいだけなので、このように容易にそのような放
熱器を製造することが可能となる。
【0044】また、放熱器自身の大きさも、適用する半
導体チップの大きさに合わせて任意に変更してよく、本
発明の製造方法および型は何らそのサイズに制限される
ものではない。本実施の形態に示した一辺が50[mm]の
放熱器は、マイクロプロセッサなどの比較的大きめの半
導体チップ用であるが、より小さいたとえば一辺が10
[mm]程度の半導体チップに適用するものや、より大きい
たとえば一辺が80[mm]程度の半導体チップに適用され
るものなど、その大きさは任意でよい。また、その放熱
器の形状も何ら制限されるものではない。特に、放熱器
の基体に相当する部分の形状などは、装着する電子部品
の形状に応じて任意好適に変更されてよい。しかし、本
実施の形態に示したような放熱効果の高い微小なピン形
状の放熱部をその構成の一部にでも有するような形状の
放熱器であれば、本発明の製造方法および型の効果がよ
り一層発揮できるものであり好適である。
【0045】また、本発明の製造方法および型により製
造される放熱器は、いわゆる半導体チップの放熱用の放
熱器に限られるものではない。パワートランジスタやサ
イリスタ、あるいはモータやトランスというような種々
の電子部品の冷却用放熱器を製造するために適用しても
よい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子部品
用放熱器の製造方法によれば、小径のピンをより多数、
高密度に配置したような放熱効果の高いより高性能な放
熱器を、不良品の発生する率を非常に少なくした上に個
々の製品の品質を向上させ、またより簡単に製造するこ
とができる。また、形状などの変形に対しても短期間に
簡単に対処できる。また、本発明の電子部品用放熱器製
造用の型を用いれば、小径のピンをより多数、高密度に
配置したような放熱効果の高いより高性能な放熱器を、
不良品の発生する率を非常に少なくした上に個々の製品
の品質を向上させ、またより簡単に製造することができ
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電子部品用放熱器を説明するた
めの図であり、(A)はその構造を示す図であり、
(B)はその使用形態を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態である放熱器の製造工程
を示す流れ図である。
【図3】図2に示した各工程を具体的に説明するための
図であり、(A)はアルミ板を示す図であり、(B)は
切断されたアルミ材料を示す図であり、(C)は図2に
示したフレクションプレス工程を説明するための図であ
り、(D)はプレス完成品を示す図である。
【図4】図2に示した各工程を具体的に説明するための
図であり、(E)は足切り工程を説明するための図であ
り、(F)は外形抜き加工工程を説明するための図であ
る。
【図5】図2に示したフレクションプレス工程で用いる
型であって、本発明に係わる電子部品用放熱器製造用の
型の構造を示す図である。
【図6】図5に示した型のピン用の穴の入口部の構造を
説明するための図であり、(A)はその構造を示す図で
あり、(B)は比較のための従来の型におけるピン用の
穴の入口部の構造を示す図である。
【図7】図5に示した型の変形例を示す図である。
【図8】図2に示した足切り工程の変形例を示す図であ
り、(A)はプレス完成品に対してワンパンチにより高
さの違うピンを形成するための切断器を示す図であり、
(B)は基体上に高さの異なるピンを有する放熱器を示
す図である。
【図9】従来の冷間鍛造で用いる型を示す図である。
【符号の説明】
10…アルミ板、11…アルミ材料、12…プレス完成
品、13…放熱器、15…基体、16…ピン、17…台
座、20…型、21…ダイス型、211…ノックアウト
用の穴、212…ピン用の穴、213…ダイス型、21
6…隆起部分、22…ダイス受型、221…ノックアウ
ト用の穴、224…溝、23…ノックアウト型、231
…ノックアウト用の穴、235…開口、24…裏型、3
1…ダイス、32…刃、33…切断器、34…ダイス、
35…ピン切刃型、36…ヤゲン、81…半導体チッ
プ、82…ファン、90…ダイス、912…貫通孔、9
2……ノックアウト、93…ノックアウト部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品上に放熱のために装着される基体
    上に微小な円柱状放熱部が多数配置された電子部品用放
    熱器の製造方法であって、 前記放熱器の形状に対応して形成される型であって、前
    記円柱状放熱部の高さ方向においては当該方向に押し出
    される材料を制限しない程度に当該円柱状放熱部の高さ
    より十分深い穴部が形成されている型を用いて、材料を
    冷間鍛造して前記材料を成型する工程と、 前記成型された成型物の前記円柱状放熱部を所望の高さ
    に切断する工程と、 を有し、 前記型は、前記放熱器の前記円柱状放熱部を成型するた
    めに該円柱状放熱部に対応して設けられた貫通孔と、前
    記成型物を取り出す際の成型物押し出し部材を案内する
    案内孔とを有する第1の型と、前記第1の型を支持し、
    前記第1の型の前記貫通孔からの排出物を逃がすための
    溝と、前記第1の型の前記案内孔と連結して前記成型物
    押し出し部材を案内する案内孔とを有する第2の型と、
    前記第1および第2の型の案内孔と連結して前記成型物
    押し出し部材を案内する案内孔を有し、該案内孔に対し
    て前記成型物押し出し部材が挿入される第3の型とを有
    し、 前記冷間鍛造は前記型を用いて行う 電子部品用放熱器の
    製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1の型の前記貫通孔は、前記材料が
    導入される入口部のみが前記円柱状放熱部の径と実質的
    に等しい径を有し、当該入口部以外の内部は前記円柱状
    放熱部の径よりも大きい径を有するように形成されてお
    り、 前記冷間鍛造は前記型を用いて行う 請求項記載の電子
    部品用放熱器の製造方法。
  3. 【請求項3】前記冷間鍛造は、前記型にカルシウムスル
    ホネートを配合した油剤を潤滑剤として用いて行うこと
    を特徴とする請求項記載の電子部品用放熱器の製造方
    法。
  4. 【請求項4】電子部品上に放熱のために装着される基体
    上に微小な円柱状放熱部が多数配置された電子部品用放
    熱器を、冷間鍛造によって成型し製造する場合に用いる
    型であって、 前記放熱器の前記円柱状放熱部を成型するために該円柱
    状放熱部に対応して設けられた貫通孔と、前記成型物を
    取り出す際の成型物押し出し部材を案内する案内孔とを
    有する第1の型と、 前記第1の型を支持し、前記第1の型の前記貫通孔から
    の排出物を逃がすための溝と、前記第1の型の前記案内
    孔と連結して前記成型物押し出し部材を案内する案内孔
    とを有する第2の型と、 前記第1および第2の型の案内孔と連結して前記成型物
    押し出し部材を案内する案内孔を有し、該案内孔に対し
    て前記成型物押し出し部材が挿入される第3の型とを有
    し、 当該第1〜第3の型を重ね合わせることにより、前記放
    熱器の形状に対応し、前記円柱状放熱部の高さ方向にお
    いては当該方向に押し出される材料を制限しない程度に
    当該円柱状放熱部の高さより十分深い穴部が形成される
    電子部品用放熱器製造用の型。
  5. 【請求項5】前記第1の型の前記貫通孔は、前記材料が
    導入される入口部のみが前記円柱状放熱部の径と実質的
    に等しい径を有し、当該入口部以外の内部は前記円柱状
    放熱部の径よりも大きい径を有するように形成されてい
    る請求項4記載の電子部品用放熱器製造用の型。
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