JP3502201B2 - 部分めっき装置 - Google Patents

部分めっき装置

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JP3502201B2
JP3502201B2 JP24046895A JP24046895A JP3502201B2 JP 3502201 B2 JP3502201 B2 JP 3502201B2 JP 24046895 A JP24046895 A JP 24046895A JP 24046895 A JP24046895 A JP 24046895A JP 3502201 B2 JP3502201 B2 JP 3502201B2
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plated
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート状ないしフープ状
の被めっき物の部分めっき装置に関し、特に、外形加工
された半導体装置用のリードフレームが複数面付された
枚葉シートないしフープ状のシートにおける各リードフ
レームの少なくともインナーリード部に浸漬法により貴
金属めっきを施すための部分めっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂封止型の半導体装置の組
立部材として用いられる(単層)リードフレームは、プ
レス法もしくはエッチング法により形成され、一般には
図9(a)に示すように、半導体素子を搭載するための
ダイパッド912と、ダイパッド912の周囲に設けら
れた半導体素子と結線するためのインナーリード913
と、該インナーリード913に連続して外部回路との結
線を行うためのアウターリード914、樹脂封止する際
のダムとなるダムバー915、リードフレーム910全
体を支持するフレーム(枠)部916等を備えている。
そして、リードフレーム(単層リードフレーム)910
は、通常、コバール、42合金(42%ニッケル−鉄合
金)、銅系合金のような導電性に優れた金属から成り、
図9(b)に示すように、ダイパッド912に半導体素
子920を搭載し、半導体素子920の端子(パッド)
921とインナーリード913の先端部とを金などのワ
イヤ930で結線を行った後に、樹脂940にて封止し
て、半導体装置900を作製していた。このように、半
導体素子920の端子(パッド)921とインナーリー
ド913の先端部とを金などのワイヤ930で結線を行
うために、導電性に優れ、ワイヤとの強い結合力をもつ
銀めっきを、少なくともインナーリード先端部に施す、
部分銀めっき処理が一般には採られていた。
【0003】銀めっき処理は、当初、アルカリ性の高い
アルカリシアン浴にリードフレームを浸漬して、リード
フレームの全面に銀めっきを施す方法が採られたが、こ
の方法は、電流密度が数A/dm2 しかとれず、生産性
が低く、毒性のあるシアンを高濃度で使用する必要があ
るため安全性の面で問題があり、且つ、本来必要でない
部分にも銀めっきを施すためコスト面でも問題があっ
た。このような浸漬によるめっき方法において、電流密
度を数A/dm2 しかとれない理由を以下簡単に説明す
る。通常めっきを行う場合、めっきが施される、カソー
ド側では金属のイオン及び自由電子と溶液側の電解質イ
オンにより電気二重層(ヘルムホルツ層と拡散二重層)
が形成され、析出する金属イオンはこの界面を通して電
流が流れることによって進行する。このカソード側の反
応には、反応に関与する物質の金属/溶液界面への補
給、及び金属/溶液界面からの除去といった物質の移動
の過程が含まれている。この物質の移動には(a)濃度
勾配による拡散、(b)電位勾配による泳動、(c)溶
液の対流による物質の移動が考えられている。このカソ
ード側の反応の反応速度は電流に等価であり、電気めっ
きは定電流で行われるためこの反応は一定速度で進行す
ると考えられる。しかしながら、金属イオンが析出する
カソード側は、電気二重層の内側にあり、拡散層を通し
ての電位降下が生じるため、拡散層を薄くすることが電
位降下を防ぐこととなり、結果として、金属の析出速度
を速めることにつながる。
【0004】これに対し、リードフレームの所定の部分
にめっき液をノズル等から吹きつけてめっきを行う部分
めっき方式(高速ジエットめっき方式とも言う)は、ノ
ズルからカソード側にめっき液を適当な流速で噴出させ
ることで、拡散層を薄くして析出速度を速めるという利
点があり、この方式のリードフレームの部分銀めっき処
理が行われるようになった。この方式の部分銀めっき処
理としては、従来は、図7に示すようなめっき装置70
0を用い、リードフレーム710の被めっき領域以外を
マスキング治具720で覆いながら押さえ、被めっき領
域へノズル740から噴出されためっき液780をあて
ながらめっきを行うスパージャー式の治具めっき方法が
主に行われていた。尚、めっき浴としては,通常中性に
近い中性シアン浴あるいは弱アルカリ浴を用いるのが一
般的である。この部分めっき方法では、リードフレーム
の品種毎に治具を必要とし、且つ、治具の製作には長期
間を要し、使用するにつれ摩耗や疲労を生じるため交換
が必要であり、生産性の面やコスト面でも問題となって
いた。また、めっきの品質を考慮した場合、位置決めピ
ンによって位置合わせを行い上下の治具により1連リー
ドフレームを挾み押さえた後めっきを行うため、めっき
位置精度、めっき厚均一性などのめっき品質が作製され
た治具の精度や取り付けの精度に影響を受け易い。そし
て、本来めっきが不要であるリードフレームの側面や裏
面にめっきが析出し易く、調整には高度な経験的技術を
要する等問題があった。更に、半導体プロセスの進歩に
よる半導体素子の入出力端子数の増大化、パッケージサ
イズのシュリング化によるインナーリード部の狭小化に
より、めっき部の寸法精度が一層厳しくなってきてお
り、寸法精度的にも対応が難しくなってきた。
【0005】この為、治具を必要とせず、半導体素子の
多端子化やインナーリード部の狭小化にも対応できるも
のとして、近年、上記治具によるマスキングによる部分
銀めっきに換え、図8に示すような、めっき液への耐性
を備えた感光性の電着レジストを用い、リードフレーム
の所定の領域のみをめっき液に露出した状態にマスキン
グしてめっき浴に浸漬しながらめっきを施すリードフレ
ームの銀めっき方法が採られるようになってきた。この
部分銀めっき方法を、図8を用いて簡単に説明する。
尚、図8は電着レジストを用いた部分銀めっき方法を説
明するために、リードフレームの一部(特徴部)の断面
を示したものである。先ず、リードフレーム810全体
を電解脱脂し、酸洗し、化学研磨した後(図8
(a))、リードフレーム810表面全体に下地めっき
としての銅ストライクめっき820を施した(図8
(b))後、全面に電着レジスト830を形成する。
(図8(c)) 次いで、所定のフオトマスク840を用いて所定の部分
を紫外線(露光光)850で露光して、露光部のみを硬
化させ(図8(d))、次いで、現像処理を行い、未露
光部の電着レジスト830を除去し、めっき部を露出さ
せる。(図8(e)) 次に、露出されためっき部860へ酸洗浄を行った後、
銀めっき液中にリードフレーム全体を浸漬して、所定の
電流密度と時間でめっきを行い、めっき部860へ所望
の膜厚の銀めっき(皮膜)890を得る。(図8
(f)) この後、電着レジスト830を剥離液で剥離し、所定の
領域のみに銀めっき(皮膜)860を有するリードフレ
ーム810Aを得る。(図8(g)) 尚、めっき処理の前処理としては、酸洗浄の他には、ア
ルカリ洗浄等が、必要に応じて、電着レジストが損傷さ
れない程度に施される。また、銅ストライクめっきは、
リードフレーム素材が銅系合金である場合には、Sn、
Ni等の不純物が含まれるため、銀めっきの下地金属と
して薄く銅めっきするものであるが、必ずしも必要とは
しない。リードフレーム素材の上に、直接、銀めっきを
施す場合もある。この場合は銀めっきの下地金属はリー
ドフレーム素材となる。
【0006】最近は、銀めっきに代えて、貴金属として
パラジウム、もしくはパラジウム系合金をリードフレー
ムにめっき法で形成するようになってきたが、この場合
にも、リードフレーム全面にめっきを施すことが割高と
なることから、部分的に必要な領域のみにめっきを施す
ようになり、銀めっきの場合と同じように、治具を用い
たマスキング方法の他に、めっき液への耐性を備えた感
光性の電着レジストを用いたマスキング方法が採られよ
うになってきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、めっき液への耐性を備えた感光性の電着レジス
トを用いたマスキング方法においては、電着レジストで
リードフレーム全体を被覆し、所定のパターン形状が形
成されている露光用マスクを介して露光を行い、所定の
現像液にて不要な部分を溶かし、乾燥を行い、所定の形
状の電着レジストによるマスクを形成した後に、めっき
液に浸漬してめっきを行い、銀、パラジウム、パラジウ
ム系合金等の貴金属の皮膜を形成するが、この方法の場
合も基本的には、浸漬めっき方法であるため、電流密度
が数A/dm2 しかとれず、生産性が低く、毒性のある
シアンを高濃度で使用する必要があるため安全性の面で
問題が残っていた。また、前記めっき液への耐性を備え
た感光性の電着レジストをマスクとして用いてマスキン
グして浸漬してめっきする方法においては、例えば、被
めっき物がエッチング加工等により外形加工された半導
体装置用リードフレームを複数個面付けした枚葉シート
ないしフープ状のシートで、その一部をめっき槽のめっ
き液中に浸漬させながら、連続的に搬送し、少なくとも
インナーリード部にワイヤボンディング用の貴金属めっ
きを施す場合には、被めっき物(シート)の移動によ
り、めっきのムラ(バラツキ)が多くなるという問題も
あり、エッチング加工に引続き連続してめっきを施すよ
うな量産性に適したシステム(工程)をつくろうとした
場合には大きな問題となっていた。本発明は、このよう
な状況のもと、めっき液への耐性を備えた感光性のレジ
スト等を用い、めっき付着の必要のない部分のみをマス
キングした状態でめっき液に浸漬して部分めっきを行う
部分めっき装置において、電流密度を上げ、めっき効率
を上げることができるめっき装置を提供しようとするも
のであり、同時に、被めっき物を連続移動させながらめ
っきを行っても、めっきムラ(膜厚バラツキ)が少なく
できるめっき装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の部分めっき装置
は、所定の領域がめっき液への耐性を備えたマスクによ
りマスキングされた枚葉シートないしフープ状のシート
からなる被めっき物に対し、少なくともその一部をめっ
き槽のめっき液中に浸漬させながら、連続的に搬送し、
該被めっき物の所望の部分にめっきを施す部分めっき装
置であって、めっき液に20〜200Hzの低周波数振
動による攪拌を与える低周波振動攪拌部を設けており、
アノードとしてワイヤを、被めっき物の進行方向に対し
て所定の角度で、且つ複数本所定のピッチで設けている
ことを特徴とするものである。そして、上記において、
枚葉シートないしフープ状のシートからなる被めっき物
が、エッチング加工等により外形加工された半導体装置
用リードフレームを複数個面付けしたものであり、少な
くともインナーリード部に貴金属めっきを施すものであ
ることを特徴とするものである。そしてまた、上記にお
いて、アノードとしてワイヤを、被めっき物の進行方向
に対して平行および直交に、10〜100mm間隔の網
目状として設けたことを特徴とするものである。また、
上記において、アノード(陽極)としてワイヤを、白金
ワイヤまたは白金被膜チタンワイヤとしたことを特徴と
するものである。上記において、ワイヤ(アノード)
は、被めっき物の搬送速度やめっき条件に合わせて、被
めっき物の進行方向に対しての角度と、本数、ピッチ
を、めっきムラ(膜厚バラツキ)が少なくなるように決
めるものである。
【0009】尚、枚葉シートないしフープ状のートから
なる被めっき物が、エッチング加工等により外形加工さ
れた半導体装置用リードフレームを複数個面付けされた
もので、連続的に搬送されながら浸漬法により部分めっ
きを行う場合、リードフレーム材としては、42合金
(42%ニッケル−鉄合金)、コバール、各種同合金が
使用され、少なくともインナーリードのワイヤボンディ
ング領域に銀めっき、パラジウムめっき、パラジウム系
合金めっきもしくはパラジウム系複合めっき等の貴金属
めっきが施される。リードフレームのめっき不要部を皮
膜するめっきマスクとしては、めっき液への耐性がある
ポジ型ないしネガ型の感光性レジストが用いられるが、
電着レジストが好ましい。
【0010】
【作用】本発明の部分めっき装置は、このような構成に
することにより、枚葉シートないしフープ状のシートか
らなる被めっき物、例えば半導体装置を作製するための
リードフレームを複数個面付けして外形加工された状態
のシートに対し、めっき液への耐性を備えたマスクを用
いて被めっき物の所定の領域をマスキングし、めっき所
望領域をめっき液に露出した状態でめっき液中に浸漬さ
せながら、所望の領域にめっきを施す部分めっき装置に
おいて、めっき電流密度を上げ、めっき効率を上げるこ
とを可能し、めっきムラ(膜厚バラツキ)を少なくしめ
っき被膜の厚さを均一にすることを可能としている。詳
しくは、めっき液に20HZ以上の適当な周波数の低周
波数振動による攪拌をめっき液に与えながらめっきを行
うことにより、浸漬のみによるめっきに比べてめっき電
流密度を上げ、めっき効率を上げており、アノード(陽
極)としてワイヤを、(被めっき物の搬送速度とめっき
条件に合わせ、めっきムラが少なくなるように、)被め
っき物の進行方向に対して所定の角度で、且つ複数本所
定のピッチで設けたことにより、または、アノード(陽
極)としてワイヤを、被めっき物の進行方向に対して平
行および直交に、10〜100mm間隔の網目状として
設けたことにより、めっきムラ(バラツキ)を少なくし
ている。この結果、従来の治具を用いてマスキングしな
がらめっき液をノズル等から吹きつけながらめっきを施
すスパージャー式の部分めっき方法でない、めっき液に
浸漬しながらめっきを行う浸漬部分めっきにおいても、
めっき効率を上げることを可能とし、且つ、めっき被膜
の膜厚の均一性を向上させており、量産に対応できるも
のとしている。そして、スパージャー式の治具を用いる
部分めっき方法の場合の、生産性の面、コスト面、位置
精度の面や側面や裏面の不要なめっきの析出の問題をな
くしている。この結果、枚葉シートないしフープ状のシ
ートからなる被めっき物が、外形加工された半導体装置
用のリードフレームを複数個面付けして外形加工された
シートであり、ワイヤボンディングのための貴金属めっ
きをインナーリードに施す場合には、めっき液耐性のあ
るマスクとして電着レジストを用いることにより、半導
体装置の小パッケージ化や多端子化、端子の狭いピッチ
化に伴うインナーリード部の狭ピッチ化や微細化にも対
応できるものとしている。
【0011】
【実施例】本発明の部分めっき装置を実施例に基づいて
説明する。先ず、実施例1の部分めっき装置を挙げて図
にもとづいて説明する。図1(a)は実施例1の部分め
っき装置の正面図を示した図で、図1(b)はその上面
図で、図2は低周波振動攪拌部の詳細を示した図で、図
1(b)のA1の方向からみた断面図で、図3はワイヤ
(アノード)の状態と、ワイヤ(アノード)と被めっき
物(フープ状のシート)との位置関係を示した図であ
る。図1〜2中、100はめっき装置、110は外形加
工されたリードフレームを複数個面付けしたフープ状の
シート(カソード)、120はワイヤ(アノード)、1
30はめっき槽、140はめっき液、150は架台、1
60は低周波振動攪拌部、161は振動モータ、162
はインバータ、163はバネ、164は攪拌翼、165
は軸棒、166はカバーであり、170はニップロール
である。本実施例の部分めっき装置は、図1に示すよう
に、フープ状のシート(カソード)110がめっき液1
40中に浸漬するように、フープ状のシート(カソー
ド)をニップロール170間に挾みながら連続的に搬送
させ、低周波振動攪拌部160により低周波振動により
めっき液を攪拌しながら、フープ状のシート(カソー
ド)110の所望の領域にめっきを施すための装置であ
り、フープ状のシート(カソード)110の面がめっき
液140の面と略平行となるように略水平にして搬送す
るものである。この搬送方式を横型搬送方式と言う。
【0012】搬送は、フープ状のシート(カソード)1
10がめっき槽130内で液流の影響によりばたつかな
いように、シート(カソード)110のめっき槽130
への入口、出口にニップローラ170を設けているが、
更に、図1には示していないが入口と出口の途中にガイ
ドロールを設けてシート(カソード)110を安定化し
ている。これにより、シート(カソード)110はめっ
き槽130の入口から出口まで連続的にめっき槽130
内をワイヤ(アノード)120と等距離を保ちながら、
一定速度で搬送される。
【0013】低周波振動攪拌部160は図2に示すよう
に、振動モータ161、バネ163、攪拌翼、164、
軸棒165、カバー166と、これらを支持する架台1
50と、振動モータ161を駆動するためのインバータ
162からなっている。インバータ162により駆動さ
れた振動モータ160によって、低周波数振動軸棒16
4を介して攪拌翼163に伝達され、攪拌翼163によ
りめっき液は低周波振動で攪拌される。振動モータ16
0は20〜200HZの低周波数の振動を起こすもので
あり、インバータ161により駆動され、バネ162を
介して、架台150へ固定されている。振動モータ16
0を20〜200HZの範囲にて駆動可能とする理由
は、概ね以下の通りである。前述の通り、通常めっきを
行う場合、めっきが施される、カソード側(陰極側)で
は金属のイオン及び自由電子と溶液側の電解質イオンに
より電気二重層(ヘルムホルツ層と拡散二重層)が形成
され、析出する金属イオンはこの界面を通して電流が流
れることによって進行し、この金属イオンが析出するカ
ソード側は、電気二重層の内側にあり、拡散層を通して
の電位降下が生じるため、拡散層を薄くすることが電位
降下を防ぐこととなり、結果として、金属の析出速度を
速めることにつながるが、20HZ以下の周波数振動で
はめっき液の攪拌が不十分であり、カソード側(リード
フレーム側〜陽極)の拡散層が薄くならないために電流
密度が高くとれない。また、200HZより高い周波数
振動ではフープ状のシート110のマスクとして用いる
電着レジスト(シプレイ社製 品番2100)に部分的
な剥がれが生じてしまう。これが第1の理由である。と
ころで、フープ状シート110のマスクとして電着レジ
スト(シプレイ社製品番2100)を用いた場合、条件
にもよるが、図5に示すような限界電流密度と振動数の
関係が得られたことより、電着レジスト(シプレイ社製
品番2100)を用いた場合には、本実験に用いため
っき槽では70HZ程度で数A/dm2 となってしまい
20〜60HZで10A/dm2 であるため20〜60
HZが好ましい振動数である。このように、フープ状シ
ート110のマスクとして電着レジストを用いて、低周
波数振動をめっき液に与え攪拌した場合の攪拌の効果
は、めっき槽の構造、容量によって異なるが、本実施例
のめっき装置100においては、浸漬のみで低周波振動
による攪拌を行わない場合の限界電流密度に比べ、図5
に示すように、5倍以上の電流密度が得られた。但し、
めっき液としては、銀濃度50g/l、KCN濃度1.
0g/l、液温40°C、PH8.0のもので、光沢剤
を微量添加しめっき液を用いた。一般に浸漬法によるめ
っきでは、2〜3A/dm2 の電流密度しか流すことが
できないが、本実施例の装置においては、電着レジスト
をマスクとしてマスキングし、20〜60HZの低周波
振動による攪拌しながら浸漬めっきを行うことにより、
10〜25A/dm2 が可能であり、めっき時間が1/
3〜1/12程度に短縮されることとなる。
【0014】しかしながら、上記電着レジスト(シプレ
イ社製 品番2100)以外のレジスト等を用いたり、
条件を変えた場合には、限界電流密度と振動数の関係
は、図5のような関係に成らないため、ある程度の許容
をもたせ、20〜200HZの範囲で駆動可能としてお
く方が無難である。これが第2の理由である。
【0015】ワイヤー(アノード)120としては、白
金ワイヤを用いたが、これに限定されることはなく、例
えば白金被膜チタンワイヤでも良い。本実施例の部分め
っき装置においては、図2(a)に示すように、ワイヤ
(アノード)120は間隔が25mmピッチで20本設
け、各ワイヤ(アノード)120はシート110の進行
方向に対しての角度が45°となるように張り、且つ、
複数個のワイヤ(アノード)120にて形成されるワイ
ヤー面がフープ状のシート(アノード)110と略平行
になるように設定してある。尚、図1では分かり易くす
る為ワイヤ数を少なくしている。ワイヤ(アノード)1
20を複数個(20本)設け、且つ、ワイヤ(アノー
ド)120のシート110の進行方向に対しての角度を
45°とした理由は搬送速度を1.0m/分とした場合
に、めっきムラ(膜厚バラツキ)を少なくするためのも
のであるが、シート110の搬送速度等により、適当な
ワイヤの本数、ワイヤ間隔、ワイヤ(アノード)120
のシート110の進行方向に対しての最適な角度は異な
るため、上記角度を30〜90°の範囲位で変えること
ができるようにしておくと良い。また、図2(c)に示
すように、ワイヤ(アノード)120としては、シート
110の進行方向に対して平行および直交に、10〜1
00mm程度間隔での網目に設けても、めっきムラ(膜
厚バラツキ)を少なくできる。
【0016】以下、ワイヤ(アノード)120の構造と
めっきムラ(膜厚バラツキ)について図6にもとづき簡
単に説明しておく。尚、フープ状のシート110の搬送
速度はめっき速度(電流密度)から、めっき厚を略平均
で5μmとできる条件であり、シート110には外形加
工されたリードフレームが複数面付けされており、イン
ナーリード部のめっき膜厚の平均値からのバラツキ(レ
ンジ)σで評価した。図6より、基準例の場合は、め
っきムラ(膜厚バラツキ)σが±3.0μmと大きく、
ボンデイング処理等には対応できないが、〜は、め
っきムラ(膜厚バラツキ)σが±1.5μm以下と小さ
く、十分ボンデイング処理に対応できる。特に、は本
実施例のもので、めっきムラ(膜厚バラツキ)σが±
1.0μmと小さくかった。は、図2(b)に示す場
合のもので、従来はこのようにワイヤを張っていたが、
めっきムラ(膜厚バラツキ)σは±3.0μmと大きか
った。〜より、所定のワイヤ間隔25mmの場合、
角度θが45°の場合()が、角度30°()、角
度60°()の場合よりめっきムラ(膜厚バラツキ)
σが小さいことが分かり、これより、角度θが45°の
場合が、速度との対応がとれていると判断される。
は、所定のワイヤ間隔15mmの場合で角度θが45°
の場合で、に比べてワイヤ間隔(ピッチ)が狭い場合
で、めっきムラ(膜厚バラツキ)σは、±3.0μmと
なり、より大きかった。この理由は陰極に対して陽極
の面積が大きすぎるため、電気力線が集中しやすいリー
ドに集中するため、結果としてめっきムラがし起こり易
いためである。は 所定のワイヤ間隔35mmの場合
で角度θが45°の場合で、に比べてワイヤ間隔(ピ
ッチ)が広い場合で、めっきムラ(膜厚バラツキ)σ
は、4.0μmとなり、より大きかった。この理由は
陰極に対して陽極の面積か小さすぎるため、陽極に近い
部分は銀が析出し、陽極に遠い部分はほとんど銀が析出
しないためである。
【0017】別に、図2(c)に示す網目のタイプでの
めっきムラ(膜厚パラツキ)σを調べたが、ワイヤピッ
チ(間隔)が10〜100mmの範囲で、めっきムラ
(膜厚バラツキ)σは、と同程度であったが、ワイヤ
ピッチ(間隔)が10mm以下、100mm以上の場合
にはめっきムラは大きくなった。このタイプの場合、網
目のピッチが10mm以下の場合は電気力線が部分的に
集中しやすいという理由でめっきムラ(膜厚バラツキ)
σが大きくなると考えられ、網目ピッチが100mmよ
り大の場合は銀析出に必要な電気が、リードフレームに
均等に流れず、析出しやすい部分と析出しにくい部分が
生じるという理由でめっきムラ(膜厚バラツキ)σが大
きくなると考えられる。尚、図6に示す〜、及び上
記網目のめっきムラの調査においては、白金ワイヤ(太
さ0.5mmφ)のものを用い、ワイヤ(アノード)と
被めっき物であるシートとの距離を25cmと離してそ
れぞれ電流を流し、めっき液140としては、スパージ
ャー式の治具を用いる部分めっき方法の場合とほぼ同じ
組成のもので、銀濃度50g/l、KCN濃度1.0g
/l、液温45°C、pH8.3のめっき液に光沢材を
微量添加したものを用いた。
【0018】次に、実施例2の部分めっき装置を挙げ、
図4を用いて説明する。本実施例の部分めっき装置は、
図4に示すように、フープ状のシート110の面をめっ
き液140の面と略直交するようにして、搬送しながら
浸漬めっきするもので、実施例1の横型搬送方式に対
し、縦型搬送方式と言われている。本実施例は、実施例
1の部分めっき装置において、シート(カソード)11
0の搬送を横型搬送から縦型搬送に変えたものであり、
これにあわせてニップロールやガイドロール、アノード
の位置等を変えたもので、他の点についてはほぼ実施例
1の部分めっき装置と同じである。本実施例の場合も、
ワイヤ(アノード)120は、フープ状のシート110
の面に等距離で、シート110の進行方向に対しての角
度が45°となるようにしてあり、低周波振動攪拌部1
60を設けている。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成にすること
により、所定の領域がめっき液への耐性を備えたマスク
によりマスキングされた枚葉シートないしフープ状のシ
ートからなる被めっき物を、その一部をめっき槽のめっ
き液中に浸漬させながら、連続的に搬送し、該被めっき
物の所望の部分にめっきを施す部分めっき装置におい
て、めっき液に低周波数振動によ流密度を上げてめっき
効率を上げることができ、同時にめっきムラ(膜厚バラ
ツキ)の少なくできるめっき装置の提供を可能としてい
る。詳しくは、めっき液に低周波振動による攪拌を与え
ながらめっきを行うことにより、10〜25A/dm2
の電流密度でのめっきを可能とし、ワイヤ(アノード)
を被めっき物の進行方向に対して所定の角度で、且つ複
数本所定のピッチで設けたことにより、または、ワイヤ
(アノード)を被めっき物の進行方向に対して平行およ
び直交に、10〜100mm間隔の網目状として設けた
ことにより、めっきムラ(膜厚バラツキ)を少なくで
き、結果として、量産に対応できるめっき装置の提供を
可能としている。特に、枚葉シートないしフープ状のシ
ートからなる被めっき物が、外形加工された半導体装置
用のリードフレームを複数個面付けしたシートで、各リ
ードフレームの少なくともインナーリード部に部分的に
めっきを施すのに、本発明の部分めっき装置を用い、該
被めっき物(リードフレームシート)の所定の領域のみ
を電着レジストを用いたマスキングして部分めっきを行
う場合には、めっき効率と、めっきムラ(膜厚バラツ
キ)の点でも、量産化に対応できるものとしている。そ
してまた、スパージャー方式の治具を用いる部分めっき
(高速ジエットめっき)の場合と異なり、治具を用いる
ことの位置合わせの問題や、治具作製期間の問題、治具
の寿命の問題がなく、リードフレームの側面や裏面への
不要のめっきの析出を無くせ、リードフレーム自体のフ
ァイン化にも対応できるものとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の部分めっき装置の平面図及び上面図
【図2】実施例1の部分めっき装置の低周波振動攪拌部
の断面図
【図3】ワイヤ(アノード)とフープ状シートとの位置
関係を示した図
【図4】実施例2の部分めっき装置の概略図
【図5】低周波振動攪拌と限界電流密度との関係を説明
するための図
【図6】ワイヤ(アノード)の状態とめっきムラσとの
関係を示した図
【図7】治具によるマスキング方式の部分めっき装置の
概略図
【図8】従来の浸漬めっき方法の工程概略図
【図9】リードフレーム(単層リードフレーム)の平面
【符号の説明】
100 めっき装置 110 リードフレーム
(陽極) 120 陽極 130 めっき槽 140 めっき液 150 架台 160 低周波振動攪拌部 161 振動モータ 162 インバータ 163 バネ 164 攪拌翼 165 軸棒 170 ニップロール 700 めっき装置 710 リードフレーム 720 マスキング治具 730 プレス用治具 730A プレス材 730B 弾性材 740 ノズル 750 定電流源 760 陽極電極 770 陰極電極 810 リードフレーム 810A 銀めっきが施され
たエードフレーム 811 ダイパッド 812 インナーリード 820 銅ストライクめっ
き 830 電着レジスト 840 フオトマスク(パ
ターン版) 850 紫外線(露光光) 860 めっき領域 890 銀めっき被膜 900 半導体装置 910 リードフレーム 912 ダイパッド 913 インナーリード 914 アウターリード 915 ダムバー 916 フレーム(枠)部 920 半導体素子 921 端子(パッド) 930 ワイヤ 940 樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−198496(JP,A) 特開 平1−261852(JP,A) 特開 平3−177059(JP,A) 特開 平3−275130(JP,A) 特開 平4−219963(JP,A) 特開 平6−220697(JP,A) 特開 昭50−3039(JP,A) 特開 昭51−149833(JP,A) 特開 昭57−67192(JP,A) 特開 昭57−79194(JP,A) 特開 昭58−49434(JP,A) 特開 昭62−154798(JP,A) 特開 昭62−285455(JP,A) 実開 昭62−18273(JP,U) 特公 昭48−17694(JP,B1) 登録実用新案3006846(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 5/02 C25D 7/00 H01L 23/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域がめっき液への耐性を備えた
    マスクによりマスキングされた枚葉シートないしフープ
    状のシートからなる被めっき物に対し、少なくともその
    一部をめっき槽のめっき液中に浸漬させながら、連続的
    に搬送し、該被めっき物の所望の部分にめっきを施す部
    分めっき装置であって、めっき液に20〜200Hzの
    低周波数振動による攪拌を与える低周波振動攪拌部を設
    けており、アノードとしてワイヤを、被めっき物の進行
    方向に対して所定の角度で、且つ複数本所定のピッチで
    設けていることを特徴とする部分めっき装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、枚葉シートないしフ
    ープ状のシートからなる被めっき物が、エッチング加工
    等により外形加工された半導体装置用リードフレームを
    複数個面付けしたものであり、少なくともインナーリー
    ド部に貴金属めっきを施すものであることを特徴とする
    部分めっき装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2において、アノードと
    してワイヤを、被めっき物の進行方向に対して平行およ
    び直交に、10〜100mm間隔の網目状として設けた
    ことを特徴とする部分めっき装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3において、アノード
    (陽極)としてワイヤを、白金ワイヤまたは白金被膜チ
    タンワイヤとしたことを特徴とする部分めっき装置。
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