JP3501966B2 - プログラマブルコントローラのモニタ装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラのモニタ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制御装置の制御状態
をモニタする際に、制御装置に接続されたプログラマブ
ルコントローラ(以下、PCという。)の動作プログラ
ムの内容、及び、PC内の入出力端子の状態を表すラダ
ー図を表示するPCのモニタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等に設置された制御装置の制御状態
をモニタする際には、一般に、PCが用いられている。
このPCは、モニタ装置に接続されるとともに、制御装
置に設けられているスイッチやセンサ等の検出デバイス
のそれぞれを個別の入力端子に接続し、制御装置に設け
られているモータやソレノイド等の動作デバイスのそれ
ぞれを個別の出力端子に接続している。PCは、予めモ
ニタ装置から供給されたシーケンスプログラム等の動作
プログラムにしたがって、入力端子の状態に応じた信号
を出力端子から出力する。この出力端子における信号の
状態をモニタ装置において確認することにより、制御装
置における制御状態の適否を判断することができる。
【0003】モニタ装置からPCに供給される動作プロ
グラムであるシーケンスプログラムは、一般的にラダー
図によって記述できる。このラダー図は、シーケンスプ
ログラムによって規定されるPC内の入力端子の状態と
出力端子における出力信号の状態との関係に基づいて、
各入出力端子のラベルを左右の母線内に配置して表した
ものである。モニタ装置の表示画面には、例えば、特開
平7−28510公報に開示されているように、PCに
供給されているシーケンスプログラムの内容が、各入力
端子に対応するPCの内部リレー、及び、出力端子のラ
ベルを回路毎に左右に直線上に接続したラダー図として
表示され、このラダー図中に内部リレー及び出力端子の
オン/オフ状態が表示される。ラダー図中の内部リレー
及び出力端子のオン/オフ状態を確認することにより、
制御装置の各回路における制御状態をモニタできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モニタ
装置に表示されるラダー図は制御装置の各回路に含まれ
る検出デバイス及び動作デバイスに接続されているPC
の入出力端子のそれぞれのラベルを順に直線上に接続し
たものであり、各回路を構成するデバイス数が増加する
にしたがってラダー図の左右方向の長さが長くなり、ま
た、制御装置に構成される複数の回路のそれぞれのラダ
ー図を上下方向に並べて表示する場合には制御装置内の
回路数が増加するにしたがってモニタ装置に要求される
上下方向の表示範囲が拡大するが、モニタ装置に設けら
れたディスプレイの表示範囲は有限であり、制御装置内
において回路を構成するデバイス数が増加した場合や制
御装置内の回路数が増加した場合には、図5に示すよう
に、ラダー図の一部において表示画面51内に表示され
ない範囲52,53を生じる問題がある。
【0005】特に、制御装置の各回路における制御状態
をモニタするためには、動作デバイスに接続された出力
端子のオン/オフ状態を確認することが重要であるが、
図5に示すラダー図b、cのように出力端子のラベルを
含む範囲が表示画面51に表示されない状態では各回路
における制御状態の適否を判断することができず、各回
路における制御状態の適否を判断する際に出力端子のラ
ベルが表示画面51内に表示されるまで画面をスクロー
ルさせると入力端子に対応した内部リレーの一部が表示
画面51に表示されなくなり、出力端子のオン/オフ状
態との関係を確認すべき検出デバイスの状態を認識でき
なくなる。このため、制御装置の各回路における制御状
態を容易にモニタできなくなる問題がある。
【0006】この発明の目的は、制御装置の各回路を構
成するデバイス数が増加した場合にも、少なくとも出力
端子のラベルが表示画面内に常に表示されるようにし、
特定の検出デバイスの状態と動作デバイスに対する出力
命令との関係を容易に認識することができ、制御装置の
制御状態を容易かつ正確にモニタすることができるPC
のモニタ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、動作プログラムに基づくプログラマブルコントロー
ラ内の入力端子の状態と出力端子の状態との関係を表
数のラダー図を表示画面に表示するプログラマブルコ
ントローラのモニタ装置において、前記複数のラダー図
のそれぞれに前記表示画面とのサイズの比較結果に基づ
く個別の縮小率を設定し、設定した縮小率で各ラダー図
を縮小して前記表示画面に表示する縮小表示態様の表示
処理を実行することを特徴とする。
【0008】 請求項1に記載した発明においては、各
ラダー図のそれぞれが表示画面とのサイズの比較結果に
基づく個別の縮小率で縮小されて表示画面に表示され
る。したがって、表示画面に表示すべき複数のラダー図
のそれぞれについて、各ラダー図に含まれる入出力端子
の全てが常に表示画面に表示され、PCが実行する動作
プログラムの内容に拘らず、制御装置の制御状態の適否
が常に正確に認識される。
【0009】請求項2に記載した発明は、動作プログラ
ムに基づくプログラマブルコントローラ内の入力端子の
状態と出力端子の状態との関係を表す単一又は複数のラ
ダー図を表示画面に表示するプログラマブルコントロー
ラのモニタ装置において、 前記表示画面を各ラダー図に
含まれる出力端子の状態を表示する出力端子表示範囲と
各ラダー図に含まれる入力端子の一部又は全部の状態を
出力端子表示範囲に表示した出力端子に対応させて表示
する入力端子表示範囲とに分割し、入力端子表示範囲に
状態を表示すべき入力端子が含まれる各ラダー図の領域
を操作手段の操作に基づいて移動させて表示する分割表
示態様の表示処理を実行することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載した発明においては、各ラ
ダー図に含まれる出力端子の状態が表示画面内の出力端
子表示範囲に表示されるとともに、入力端子の一部又は
全部の状態が出力端子との対応関係を明確にした状態で
表示画面内の入力端子表示範囲に表示され、入力端子表
示範囲に入力端子の一部が表示される場合には表示され
る入力端子を含むラダー図の領域が操作手段の操作に基
づいて移動される。したがって、各ラダー図に含まれる
出力端子の状態は出力端子表示範囲に常時表示される一
方、この出力端子の状態に影響を与える入力端子の全
部、又は、一部が入力端子表示範囲に表示され、入力端
子表示範囲にラダー図に含まれる入力端子の一部が表示
される場合には操作手段の操作によって表示される入力
端子を含むラダー図の領域を移動させることによりラダ
ー図に含まれる全ての入力端子の状態と出力端子の状態
との関係が表示される。
【0011】請求項3に記載した発明は、動作プログラ
ムに基づくプログラマブルコントローラ内の入力端子の
状態と出力端子の状態との関係を表す単一又は複数のラ
ダー図を表示画面に表示するプログラマブルコントロー
ラのモニタ装置において、 表示画面に表示すべき単一又
は複数のラダー図の表示サイズが表示画面のサイズより
大きいか否かを判別し、その判別結果において表示画面
に表示すべきラダー図のサイズが表示画面のサイズより
大きい場合に、請求項1に記載の縮小表示態様の表示処
理又は請求項2に記載の分割表示態様の表示処理のいず
れかの選択入力を受け付けることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載した発明においては、表示
画面に表示すべきラダー図のサイズが表示画面のサイズ
より大きい場合に、選択入力に応じて縮小表示態様の表
示処理又は分割表示態様の表示処理のいずれかが実行さ
れる。したがって、表示画面に表示すべきラダー図のサ
イズが表示画面のサイズより大きい場合には、作業者の
選択に応じて、各ラダー図をそれぞれのサイズに応じた
縮小率で縮小した縮小表示態様、又は、表示画面を出力
端子表示範囲と入力端子表示範囲とに分割した表示態様
のいずれかによってラダー図が表示される。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係るPC
のモニタ装置を適用したモニタ作業時の制御装置、PC
及びモニタ装置の接続状態を示す図である。制御装置4
の制御状態のモニタ作業時には、シーケンス制御の対象
である制御装置4に制御装置4のシーケンス制御を実行
するPC3を接続し、このPC3にモニタ装置1を接続
する。
【0018】PC3は、モニタ装置1が接続されるイン
タフェース30の他に、データレジスタ31、内部リレ
ー32、入力端子Xi及び出力端子Yi(i=1,2,
・・・)を備えている。PC3の入力端子Xiのそれぞ
れは、制御装置4に設けられているセンサ41やリミッ
トスイッチ42等の検出デバイスに接続されている。ま
た、PC3の出力端子Yiのそれぞれは、制御装置4に
設けられているモータ43やソレノイド44等の動作デ
バイスに接続されている。データレジスタ31は、モニ
タ装置1から供給されたシーケンスプログラムの内容を
記憶する。内部リレー32は、入出力端子のオン/オフ
状態を記憶する。このレジスタ31及び内部リレー32
は、メモリ内の所定のメモリエリアに割り当てられてい
る。なお、PC3は、インタフェース30を介してモニ
タ装置1に接続されている。
【0019】図2は、上記モニタ装置の構成を示すブロ
ック図である。モニタ装置1は、例えば、汎用のパーソ
ナルコンピュータによって構成されており、CPU1
1、ディスプレイ12、キーボード13、メモリ14、
及びインタフェース15を備えている。CPU11に
は、内部にプログラム編集部11a、PC状態記憶処理
部11b及び表示データ作成部11cが構成されてい
る。プログラム編集部11aは、キーボード13の操作
内容に基づいてPC3に供給すべき動作プログラムであ
るシーケンスプログラムの作成処理を実行する。PC状
態記憶処理部11bは、PC3の入力端子Xi及び出力
端子Yiのオン/オフ状態を読み出してメモリ14に格
納する処理を実行する。表示データ作成部11cは、プ
ログラム編集部11aにおいて作成されたシーケンスプ
ログラムの内容とキーボード13の操作内容とに応じた
表示態様でディスプレイ12に供給すべき表示データを
作成する。
【0020】ディスプレイ12は、制御装置4の制御状
態のモニタ作業時に、制御装置4の各デバイスの状態を
PC3が実行するシーケンスプログラム中に表示する。
キーボード13は、シーケンスプログラムの作成、及
び、ディスプレイ12に対する表示形態の選択等に係る
作業者の入力操作を受け付ける。メモリ14は、プログ
ラム記憶部14a、表示態様記憶部14b及びPC状態
記憶部14cを含む。プログラム記憶部14aは、プロ
グラム編集部11aにおいて作成されたシーケンスプロ
グラムを記憶する。表示態様記憶部14bは、ディスプ
レイ12におけるシーケンスプログラムの表示態様とし
て、通常表示態様、分割表示態様及び縮小表示態様の3
種類の態様を記憶する。インタフェース15は、CPU
11とPC3との間のデータの入出力を行う。
【0021】以上の構成により、制御装置4の制御動作
のモニタ作業時において、PC3はモニタ装置1から供
給されたシーケンスプログラムにしたがって制御装置4
の検出デバイスの状態に応じて制御装置4の動作デバイ
スに対して信号を出力し、制御装置4の各デバイスに接
続されているPC3の入出力端子のオン/オフ状態がデ
ィスプレイ12においてシーケンスプログラム中に表示
される。作業者は、ディスプレイ12の表示内容を視認
することにより、制御装置4の制御状態を認識する。
【0022】図3は、上記モニタ装置のCPUの処理手
順の一部を示すフローチャートである。モニタ装置1の
CPU11は、図示しないシーケンスプログラムの作成
処理時に、プログラム編集部11aにおいて作成した後
にPC3に供給したシーケンスプログラムをメモリ14
のプログラム記憶部14aに記憶している。CPU11
は、制御装置4の制御状態のモニタ作業が開始される
と、先ず、メモリ14のプログラム記憶部14aに記憶
しているシーケンスプログラムを読み出し(s1)、読
み出したシーケンスプログラムのサイズとディスプレイ
12の表示画面のサイズとを比較する(s2)。この比
較においてシーケンスプログラムのサイズがディスプレ
イ12の表示画面のサイズ以下である場合には、CPU
11は、メモリ14の表示態様記憶部14bに記憶して
いる通常表示態様に基づいて、シーケンスプログラムの
内容を表すラダー図の表示データを予め設定されている
様式に基づいて作成する(s3→s4)。
【0023】即ち、モニタ装置1は、PC3が実行する
シーケンスプログラムの内容を、PC3において各入出
力端子に対応して設けられた内部リレーのそれぞれを表
すラベルを左右の母線上に連続して配置したラダー図と
して、ディスプレイ12の表示画面内に表示するが、通
常表示態様を選択した場合には、CPU11は、各ラベ
ル、接続線及び付属する文字等の表示データを、予め設
定されているサイズや書式にしたがって作成する。
【0024】シーケンスプログラムのサイズがディスプ
レイ12の表示画面のサイズより大きい場合には、CP
U11は、シーケンスプログラムの表示態様として分割
表示態様又は縮小表示態様のいずれかの選択を促すメッ
セージをディスプレイ12に表示し(s3→s5)、作
業者による表示態様の選択操作を受け付ける。シーケン
スプログラムの表示態様として分割表示態様が選択され
た場合には、CPU11は、シーケンスプログラムの内
容を表すラダー図の表示データを分割表示態様に基づい
て作成する(s6→s7)。
【0025】この分割表示態様に基づく表示データの作
成において、CPU11は、図4(A)に示すように、
ディスプレイ12の表示範囲を入力端子表示範囲12a
と出力端子表示範囲12bとに分割し、シーケンスプロ
グラムの内容を表すラダー図に含まれるPC3の出力端
子に対応した内部リレーのラベルを出力端子表示範囲1
2bに固定的に表示するとともに、そのシーケンスプロ
グラムの内容を表すラダー図に含まれるPC3の入力端
子に対応した内部リレーのラベルのうち所定数のラベル
のみを入力端子表示範囲12aに表示する。
【0026】図4(A)に示す例では、入力端子表示範
囲12aには、4個の内部リレーのラベルを表示する。
また、入力端子表示範囲12aの下端部及び右端部に
は、スクロールバー12c,12dが表示される。作業
者は、キーボード13又は図外のマウス等を介してスク
ロールバー12c,12dを操作することにより、入力
端子表示範囲12a内に表示されるラダー図の領域をス
クロールさせることができ、ラダー図に含まれる内部リ
レーのラベルのうち、入力端子表示範囲12aに表示さ
れるラベルを変更することができる。
【0027】作業者がシーケンスプログラムの表示態様
として縮小表示態様を選択した場合には、CPU11
は、シーケンスプログラムの内容を表すラダー図の表示
データを縮小表示態様に基づいて作成する(s6→s
8)。この縮小表示態様に基づく表示データの作成にお
いて、CPU11は、図4(B)に示すように、シーケ
ンスプログラムの内容を表すラダー図の表示サイズを、
ディスプレイ12の表示画面のサイズ以下になる縮小率
によって縮小して表示データを作成する。
【0028】図4(B)は、一例として、PC3が実行
するシーケンスプログラムPa〜Pcのうち、シーケン
スプログラムPb,Pcのサイズがディスプレイ12の
表示画面のサイズより大きい場合を示しており、シーケ
ンスプログラムPaについては通常表示態様でラダー図
の表示データが作成され、シーケンスプログラムPb,
Pcについて縮小表示態様でラダー図の表示データが作
成される。
【0029】CPU11は、s4、s7又はs8の処理
において作成した表示データをディスプレイ12に供給
し、シーケンスプログラムの内容を表すラダー図をディ
スプレイ12の表示画面内に表示する(s9)。この
後、CPU11は、PC3の内部リレーの状態を読み取
り(s10)、読み取った内容をメモリ14のPC状態
記憶部14cに一旦格納し(s11)、PC状態記憶部
14cに格納している内容に基づいてラダー図中のラベ
ルの表示状態を変更する(s12)。CPU11は、s
10〜s12の処理をモニタ作業が終了されるまで継続
して実行する(s13)。
【0030】以上の処理により、この実施形態に係るモ
ニタ装置1においては、ディスプレイ12に表示すべき
シーケンスプログラムのサイズがディスプレイ12の表
示画面のサイズを越える場合に、作業者の選択に応じて
分割表示態様又は縮小表示態様のいずれかによって、シ
ーケンスプログラムの内容を表すラダー図の表示データ
を作成する。分割表示態様で作成された表示データによ
れば、各ラダー図に含まれる出力端子のラベルが出力端
子表示範囲12bに固定的に常時表示されるとともに、
そのラダー図においてスクロールバー12c,12dに
よって選択された領域に含まれる所定数の入力端子のラ
ベルが入力端子表示範囲12aに表示され、作業者はス
クロールバー12c,12dを操作することにより、各
ラダー図における出力端子の状態とそのラダー図の所望
の領域に含まれる入力端子の状態との関係を通常表示態
様と同一のサイズで容易かつ確実に認識することができ
る。また、縮小表示態様で作成された表示データによれ
ば、各ラダー図の全体が常にディスプレイ12内に表示
され、作業者は各ラダー図における出力端子の状態と入
力端子の状態との関係を容易かつ確実に認識することが
できる。
【0031】したがって、ディスプレイ12に表示すべ
きシーケンスプログラムのサイズがディスプレイ12の
表示画面のサイズを越える場合にも、制御装置4の検出
デバイスのうち、少なくとも作業者が制御状態のモニタ
を所望する検出デバイスの状態と動作デバイスの状態と
をディスプレイ12の表示画面内に同時に表示すること
ができ、作業者は制御装置4の制御状態を容易かつ正確
にモニタすることができる。
【0032】なお、上記s10〜s13の処理中におい
ても、作業者の選択に応じて分割表示態様と縮小表示態
様とを切り換えることができるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、ラダ
ー図のそれぞれを表示画面とのサイズの比較結果に基づ
く個別の縮小率で縮小して表示画面に表示することによ
り、表示画面に表示すべき複数のラダー図のそれぞれに
ついて、各ラダー図に含まれる入出力端子の全てを常に
表示画面に表示することができ、PCが実行する動作プ
ログラムの内容に拘らず、制御装置の制御状態の適否を
常に正確に認識することができる。
【0034】請求項2に記載した発明によれば、各ラダ
ー図に含まれる出力端子の状態を表示画面内の出力端子
表示範囲に固定的に表示するとともに、入力端子の一部
又は全部の状態を出力端子との対応関係を明確にした状
態で表示画面内の入力端子表示範囲に表示し、入力端子
表示範囲に入力端子の一部が表示する場合には表示する
入力端子を含むラダー図の領域を操作手段の操作に基づ
いて移動することにより、各ラダー図に含まれる出力端
子の状態を出力端子表示範囲に常時表示する一方、この
出力端子の状態に影響を与える入力端子の全部、又は、
一部を入力端子表示範囲に表示し、入力端子表示範囲に
ラダー図に含まれる入力端子の一部を表示する場合には
操作手段の操作によって表示すべき入力端子を含むラダ
ー図の領域を移動させることにより、少なくとも所望す
る入力端子の状態と出力端子の状態との関係を同時に表
示することができ、制御装置における所望の回路の制御
状態の適否を常に正確に認識できる。
【0035】請求項3に記載した発明によれば、表示画
面に表示すべきラダー図のサイズが表示画面のサイズよ
り大きい場合に、選択入力に応じて縮小表示態様の表示
処理又は分割表示態様の表示処理のいずれかを実行する
ことにより、表示画面に表示すべきラダー図のサイズが
表示画面のサイズより大きい場合には、作業者の選択に
応じて、各ラダー図をそれぞれのサイズに応じた縮小率
で縮小した縮小表示態様、又は、表示画面を出力端子表
示範囲と入力端子表示範囲とに分割した表示態様のいず
れかによってラダー図を表示することができ、作業者の
認識し易い状態で制御装置における所望の回路の制御状
態の適否を常に正確に認識できる。
【0036】
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るPCのモニタ装置を
適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記モニタ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】上記モニタ装置のCPUの処理手順の一部を示
すフローチャートである。
【図4】上記モニタ装置のディスプレイにおける分割表
示態様及び縮小表示態様によるラダー図の表示状態の一
例を示す図である。
【図5】従来のモニタ装置におけるラダー図の表示状態
を示す図である。
【符号の説明】
1−モニタ装置 3−PC 4−制御装置 11−CPU 11a−プログラム編集部 11b−PC状態記憶処理部 11c−表示データ作成部 12−ディスプレイ 14−メモリ 14a−プログラム記憶部 14b−表示態様記憶部 14c−PC状態記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−301785(JP,A) 特開 平10−11116(JP,A) 特許2653346(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/02 - 19/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作プログラムに基づくプログラマブルコ
    ントローラ内の入力端子の状態と出力端子の状態との関
    係を表す複数のラダー図を表示画面に表示するプログラ
    マブルコントローラのモニタ装置において、 前記複数のラダー図のそれぞれに前記表示画面とのサイ
    ズの比較結果に基づく個別の縮小率を設定し、設定した
    縮小率で各ラダー図を縮小して前記表示画面に表示する
    縮小表示態様の表示処理を実行することを特徴とするプ
    ログラマブルコントローラのモニタ装置。
  2. 【請求項2】動作プログラムに基づくプログラマブルコ
    ントローラ内の入力端子の状態と出力端子の状態との関
    係を表す単一又は複数のラダー図を表示画面に表示する
    プログラマブルコントローラのモニタ装置において、 前記表示画面を各ラダー図に含まれる出力端子の状態を
    表示する出力端子表示範囲と各ラダー図に含まれる入力
    端子の一部又は全部の状態を出力端子表示範囲に表示し
    た出力端子に対応させて表示する入力端子表示範囲とに
    分割し、入力端子表示範囲に状態を表示すべき入力端子
    が含まれる各ラダー図の領域を操作手段の操作に基づい
    て移動させて表示する分割表示態様の表示処理を実行す
    ることを特徴とするプログラマブルコントローラのモニ
    タ装置。
  3. 【請求項3】動作プログラムに基づくプログラマブルコ
    ントローラ内の入力端子の状態と出力端子の状態との関
    係を表す単一又は複数のラダー図を表示画面に表示する
    プログラマブルコントローラのモニタ装置において、 表示画面に表示すべき単一又は複数のラダー図の表示サ
    イズが表示画面のサイズより大きいか否かを判別し、そ
    の判別結果において表示画面に表示すべきラダー図のサ
    イズが表示画面のサイズより大きい場合に、請求項1に
    記載の縮小表示態様の表示処理又は請求項2に記載の分
    割表示態様の表示処理のいずれかの選択入力を受け付け
    ることを特徴とするプログラマブルコントローラのモニ
    タ装置。
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JP2653346B2 (ja) 1993-12-13 1997-09-17 オムロン株式会社 プログラマブル・コントローラ

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JP2653346B2 (ja) 1993-12-13 1997-09-17 オムロン株式会社 プログラマブル・コントローラ

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