JPH09230917A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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JPH09230917A
JPH09230917A JP4145296A JP4145296A JPH09230917A JP H09230917 A JPH09230917 A JP H09230917A JP 4145296 A JP4145296 A JP 4145296A JP 4145296 A JP4145296 A JP 4145296A JP H09230917 A JPH09230917 A JP H09230917A
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JP
Japan
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program
robot
display
switch
display panel
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JP4145296A
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Inventor
Katsuhiko Suzuki
克彦 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の動作プログラムの動作軌跡の一括表示、
あるいは個々の動作プログラムの瞬時選択が行え、複数
の動作プログラムの状況を容易かつ的確に把握可能なロ
ボット制御装置の提供。 【解決手段】ロボット制御装置は、複数のロボット動作
プログラムを実行することによりロボット本体を制御す
る本体制御器1と、この本体制御器1に接続され、複数
の領域に区画された表示画面(10)を有し、前記ロボ
ット動作プログラムを表示するプログラム表示パネル2
と、このプログラム表示パネル2の表示画面(10)
に、前記ロボット動作プログラムの動作軌跡の線画、ロ
ボット動作プログラムのプログラムリスト、ロボット動
作プログラムによるロボットのプログラム動作を表示す
る手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば多軸駆動の
産業用ロボットを制御するロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているこの種のロボット
制御装置として、例えば特開平2−309405号公報
に記載のNC装置がある。図9は上記公報に記載のNC
装置51を示すブロック図である。NC装置51は中央
処理装置(CPU)52を有しており、このCPU52
には、バスライン70を介して、NCシステムのための
ROM53、RAM54、加工プログラムを記憶してい
る加工プログラム情報ファイル55、実行プログラム情
報ファイル56、サブプログラム呼び出し情報ファイル
57、クロック信号を発生するクロック58、工具経路
情報ファイル59、工具オフセット情報ファイル60等
が接続されている。
【0003】また、CPU52のバスライン70には、
表示切り換え制御部あるいは色選択制御部等を有する表
示画面制御回路61が接続され、この表示画面制御回路
61の出力端には画面表示部(CRT)が接続されてい
る。また、同バスライン70には、I/O装置(63
a、64a、65a)を介してキーボード63、手動パ
ルス発生器64、主軸および各制御軸の負荷状態を検出
する負荷検出機器65、がそれぞれ接続されている。ま
た、同バスライン70には、位置制御回路66および位
置情報ファイル69が接続されている。位置制御回路6
6には、サーボアンプ67を介してNC工作機械の各軸
を駆動するためのサーボモータ68が接続されている。
位置制御回路66は、位置情報ファイル69にも接続さ
れている。
【0004】実行プログラム情報ファイル56、サブプ
ログラム呼び出し情報ファイル57、クロック58、工
具経路情報ファイル60、の各情報は、バスライン70
を経由して表示画面制御回路61に伝送され、CRT6
2に表示する。
【0005】図10は、CRT62の表示画面の一例を
示す図である。例えば、実行プログラム情報ファイル5
6に記憶され、選択された被加工物の加工プログラムを
表す加工プログラム情報は、加工プログラム表示エリア
71aに表示される。この加工プログラム表示エリア7
1aでは、例えば17ブロックからなる加工プログラム
を表示可能である。なお、現在実行中のブロックについ
ては反転表示が行われる。加工プログラムは、画面上部
のものから実行される。表示ブロックの途中まで実行さ
れると、加工プログラム表示画面がスクロールされる。
これにより現在実行中の加工プログラムが常に画面の最
上位になるように表示制御が行われる。
【0006】加工プログラムのメインプログラム内にお
いてサブプログラム呼び出しあるいはマクロプログラム
呼び出しを行った場合には、表示画面サブプログラム呼
び出し表示エリア71bに、サブプログラム呼び出しの
経過状況またはサブプログラム呼び出し残回数といった
サブプログラム呼び出し情報が表示される。これによ
り、現在、どの加工プログラムにおけるどのブロックが
実行中であるのかを、一目で判断できる。そして、サブ
プログラム呼び出しが完了すると表示は消去される。
【0007】表示画面描画エリア72aは、工具の軌跡
をベクトル状に描画するエリアであり、加工プログラム
の実行中にあっては移動指令と同時に描画を行ってい
る。なお、その移動指令が早送りか切削送りかは、描画
の色または線の種類を変えることにより判別可能となっ
ている。描画は三次元表示と、X−Y平面又はY−Z平
面又はZ−X平面における二次元表示とを切り換えて行
うことができるようになっている。
【0008】シングルブロックのモードが選択された場
合には加工プログラムを先読みし、次ブロックが移動指
令できるときには、そのブロックの工具の軌跡を起動前
に描画することにより、移動距離、移動方向、早送り、
切削送りの判別を視覚的に行えるようにし、加工プログ
ラムのチェックを短時間に、かつ容易に行えるようにし
ている。
【0009】座標位置情報は、表示画面座標位置情報表
示エリア72bに表示され、ここではワーク座標系で設
定したワーク座標系における位置表示、機械原点位置を
基準とした機械座標系における位置表示、オペレータが
リセットした位置を“0”とする相対座標系における位
置表示、移動指令の残移動量(1ブロック内)を示す残
移動量表示が行われる。
【0010】工具オフセット情報は、表示画面工具オフ
セット情報表示エリア73に表示され、現在、主軸に装
着している工具種別、自動工具交換装置の待機位置にあ
る工具の工具長補正量、工具径補正量、工具寿命時間と
して表示される。工具オフセット情報はTコード指令お
よび工具交換指令(MO6)が実行されると、その表示
内容が変更される。また、工具寿命時間では工具ごとの
寿命時間設定値と、切削送り中の積算時間とが表示さ
れ、切削送り中の積算時間が設定値に達すると、その工
具は寿命が尽きたと判断可能となっている。
【0011】コマンドブロック情報は、表示画面コマン
ド・ブロック情報表示エリア74に表示され、現在実行
中または以前に指令されたGコード、Sコード、Fコー
ド、ドウエル時間が表示される。Sコード、Fコードに
ついては、加工プログラム内の指令値(S,F)と、オ
ーバーライド機能により変更された後の実行値(S%,
F%)を表示している。
【0012】ロードモニタ情報は、表示画面ロードモニ
タ情報表示エリア75に表示され、加工プログラム実行
中の各軸の駆動モータ(含む主軸モータ)の負荷状態
(表示例では負荷電流値)を示している。また、ロード
モニタは、0〜50%負荷が白色、50〜100%負荷
が黄色、100〜120%負荷が赤色のバーコード状で
表示され、各軸の負荷状態が視覚的に瞬時に判定でき、
加工条件の適否などに利用される。また、現在加工中の
工具の最大値はバーコードの右側に数値で表示される。
【0013】加工時間情報は、表示画面加工時間情報表
示エリア76に表示される。表示内容は、被加工物の加
工終了予定時間(終了予定)と、被加工物の全加工時間
を積算した時間(加工時間)と、被加工物の切削送り時
間を積算した時間(切削時間)と、工具交換から次の工
具交換までの積算時間(タップT)と、現在時刻とであ
る。ラップTは、工具交換から次の工具交換までの時間
を常に積算することとしているが、M00、M01によ
りNC装置が待機状態となる場合には積算を停止する。
また、積算時間は、工具交換と同時にゼロリセットさ
れ、新規に積算を開始するが、直前の工具の積算時間結
果は、工具交換も一定時間表示されているので、その工
具の加工工程に要した時間を調べることができる。各工
具ごとで要した時間を表示させることも可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記NC装置は、単一
の動作プログラムに基づいて制御可能なNC工作機械に
接続されることが想定されている。したがって、例えば
多軸駆動の産業用ロボットを制御するための複数の動作
プログラムを取り扱うものではなく、個々の動作プログ
ラムの状況を操作者が把握するのに多大な手間を要する
という問題点がある。
【0015】本発明の目的は、複数の動作プログラムの
動作軌跡の一括表示、あるいは個々の動作プログラムの
瞬時選択が行え、複数の動作プログラムの状況を容易か
つ的確に把握可能なロボット制御装置を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。 (1)本発明のロボット制御装置は、複数のロボット動
作プログラムを実行することによりロボット本体を制御
する本体制御器と、この本体制御器に接続され、複数の
領域に区画された表示画面を有し、これらの表示画面に
前記ロボット動作プログラムを表示するプログラム表示
パネルと、このプログラム表示パネルの表示画面に、前
記ロボット動作プログラムの動作軌跡の線画、上記ロボ
ット動作プログラムのプログラムリスト、上記ロボット
動作プログラムによるロボットのプログラム動作を表示
する手段とを具備している。 (2)本発明のロボット制御装置は、上記(1)に記載
したロボット制御装置であって、かつ前記複数の領域に
区画された表示画面に表示される各ロボット動作プログ
ラムの動作軌跡の線画部分に、上記各ロボット動作プロ
グラム毎に対応する接点を有する透明スイッチを前記表
示画面に密着して配設し、この透明スイッチの信号入力
回路からの検出信号により、前記プログラムリスト、前
記プログラム動作、プログラム再生の選択表示を行うも
のとなっている。 (3)本発明のロボット制御装置は、上記(1)又は
(2)に記載したロボット制御装置であって、かつ分離
して配置された本体制御器とプログラム表示パネルと
が、シリアル通信制御回路を介して接続されるものとな
っている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るロボッ
ト制御装置は、図示しない産業用ロボットに接続されて
おり、種々のワークに対応して動作が異なる複数のロボ
ット動作プログラム(以下、動作プログラムと称する)
を有し、これら動作プログラムを実行することにより当
該ロボットの動作を制御するものとなっている。
【0018】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係るロボット制御装置の構成を示すブロック図で
ある。図1に示すように、本体制御器1は、中央処理装
置(CPU)3、種々の処理データを記憶するランダム
アクセスメモリ(RAM)4、本装置自身の動作を制御
するための制御プログラムを記憶するリードオンリーメ
モリ(ROM)5、表示器制御回路7を有しており、こ
れらはバスライン15上に接続されている。また、これ
らの機器間でやり取りされる透明スイッチ信号、選択ス
イッチ信号、動作プログラムをそれぞれ入力するための
透明スイッチ信号入力回路8、選択スイッチ信号入力回
路9、ロボット動作プログラムファイル6を有してお
り、これらの機器もバスライン15上に接続されてい
る。
【0019】プログラム表示パネル2は、表示器10、
透明スイッチ11、選択スイッチ12を有している。表
示器10はバスライン16を介して前記表示器制御回路
7に接続され、透明スイッチ11はバスライン17を介
して前記透明スイッチ信号入力回路8に接続され、選択
スイッチ12はバスライン18を介して前記選択スイッ
チ信号入力回路9に接続されている。
【0020】図2はロボット制御装置のプログラム表示
パネルを示す外観図である。図2に示すように、プログ
ラム表示パネル2の前面に配設された表示器10は、複
数の表示エリアに区画されている。また、選択スイッチ
12は、プログラム表示パネル2の前面に配設された複
数のスイッチ、すなわち、プログラム一括表示スイッチ
12a、プログラムリスト表示スイッチ12b、プログ
ラム動作表示スイッチ12c、プログラム再生スイッチ
12dから構成される。
【0021】図3はプログラム表示パネルの透明スイッ
チの構成を示す平面図および断面図である。図3の
(a)(b)に示すように、表示器10の各々の表示エ
リアにはバスライン17aおよび17bにそれぞれ接続
された透明スイッチ11aおよび11bからなる透明ス
イッチ11が配設されている。
【0022】以上のように構成された本実施形態の動作
を図4〜図7を参照しながら説明する。まず、産業用ロ
ボットの種々のワークに対応する複数の動作プログラム
は、そのコードデータからなるプログラムファイルとし
て図1に示した本体制御器1のロボット動作プログラム
ファイル6に格納されている。そして本実施形態のロボ
ット制御装置は、操作者による電源投入の後、図1に示
した本体制御器1のROM5が記憶している制御プログ
ラムをCPU3が読み出して実行することにより動作を
開始する。
【0023】本実施形態では、図4の動作フローチャー
トに示すように、選択スイッチ12の選択に続いて、個
々の表示エリアの透明スイッチ11を操作することによ
り順次処理が実行される。ここで、具体的な処理内容に
ついて説明する。まず、図5および図6(各図の丸で囲
んだ数字1〜4どうしが接続される)の本体制御器の動
作フローチャートに示すように、操作者が選択スイッチ
12の一括表示スイッチ12aを押すことにより、CP
U3が作動し複数の動作プログラムがロボット動作プロ
グラムファイル6から読み出され、RAM4に書き込ま
れる。次に、RAM4に書き込まれた動作プログラムに
基づき、その動作プログラムが有する複数の三次元教示
点データが二次元投影データに変換される。このとき、
各教示点間を結ぶ直線データが生成される。
【0024】変換により得られた二次元投影データは、
プログラム表示パネル2に設けられた表示器10の表示
領域(エリア)に応じて、縮小あるいは原点移動といっ
た処理が施されたのち、画面表示データとしてRAM4
に書き込まれる。RAM4に書き込まれた画面表示デー
タは、表示画面制御回路7を介し、図2に示したプログ
ラム表示パネル2の表示器10の表示エリアに一括(こ
こではプログラム1〜プログラム9)して表示される。
図2には、複数の教示点「K」とこれら教示点を結ぶ直
線データ「L」とからなる動作プログラム「P」を表示
する例が示されている。
【0025】ここで、表示器10にて一括表示された動
作プログラムのうち、所定の動作プログラム、例えばプ
ログラム3のプログラムリストを表示させることができ
る。すなわち、操作者がプログラム3の表示エリアにあ
る透明スイッチ11を押すと、このスイッチの位置検出
信号が、バスライン17を介して透明スイッチ信号入力
回路8に送られ、さらにバスライン15を介してCPU
3に入力される。
【0026】続いて操作者がプログラム選択スイッチ1
2のリスト表示スイッチ12bを押すことにより、バス
ライン18を介してリスト表示指示信号が選択スイッチ
信号入力回路9に送られ、さらにバスライン15を介し
てCPU3に入力される。
【0027】リスト表示指示信号を入力すると、CPU
3は指示された動作プログラムのリストをロボット動作
プログラムファイル6から読み出してRAM4に書き込
む。RAM4に書き込まれた動作プログラムリストは、
バスライン15を介して表示画面制御回路7に送られ、
続いてバスライン16を介してプログラム表示パネル2
の表示器10に送られる。表示器10に送られた動作プ
ログラムリストは、図7(a)のパネル表示例に示すよ
うに、先に選択したプログラム3の表示エリアに動作プ
ログラムリスト「S」として表示される。
【0028】また、表示器10にて一括表示された動作
プログラムのうち、所定の動作プログラム、例えばプロ
グラム3のプログラムの動作表示を行うことができる。
すなわち、操作者がプログラム3の表示エリアにある透
明スイッチ11を押すと、このスイッチの位置検出信号
が、バスライン17を介して透明スイッチ信号入力回路
8に送られ、さらにバスライン15を介してCPU3に
入力される。
【0029】続いて操作者がプログラム選択スイッチ1
2のプログラム動作表示スイッチ12cを押すことによ
り、バスライン18を介してプログラム動作表示指示信
号が選択スイッチ信号入力回路9に送られ、さらにバス
ライン15を介してCPU3に入力される。
【0030】プログラム動作表示指示信号を入力する
と、CPU3によりロボット動作軌跡上の動作点(三次
元)が算出される。算出された動作点の三次元データ
は、二次元投影データに変換され、表示器10の画面サ
イズ、表示位置等に応じて縮小あるいは原点移動といっ
た処理が施され、画面表示データとしてRAM4に書き
込まれる。RAM4に書き込まれたデータは、バスライ
ン15を介して表示画面制御回路7に送られ、続いてバ
スライン16を介して表示器10に送られる。表示器1
0では、図7(b)のパネル表示例に示すように、先に
選択したプログラム3の表示エリアに、動作プログラム
「P」と共に、ロボット動作に基づく移動表示としてポ
イント「R」が表示される。
【0031】また、表示器10にて一括表示された動作
プログラムのうち、所定の動作プログラム、例えばプロ
グラム3のプログラムを選択して産業用ロボットを稼働
制御させることもできる。すなわち、操作者がプログラ
ム3の表示エリアにある透明スイッチ11を押すと、こ
のスイッチの位置検出信号が、バスライン17を介して
透明スイッチ信号入力回路8に送られ、さらにバスライ
ン15を介してCPU3に入力される。続いて操作者が
プログラム選択スイッチ12のプログラム再生スイッチ
12dを押すことにより、バスライン18を介してプロ
グラム再生指示信号が選択スイッチ信号入力回路9に送
られ、さらにバスライン15を介してCPU3に入力さ
れる。プログラム再生指示信号を入力するとCPU3
は、ロボット動作制御プログラムをロボット動作プログ
ラムファイルから読み出し、RAM4に書き込むと共に
ロボットを稼働制御する。
【0032】以上説明したように本実施形態によれば、
複数の表示エリアに区画された表示器10における、
(1)一括表示スイッチ12aによる複数の動作プログ
ラムの一括表示、(2)プログラムリスト表示スイッチ
12bによる任意の動作プログラムのリスト表示、
(3)プログラム動作表示スイッチ12cによる任意の
プログラム動作表示、(4)プログラム再生スイッチ1
2dによる任意のプログラム稼働制御、等を行うことが
できる。このため、操作者は、複数の動作プログラムの
状況を容易かつ的確に把握することができる。
【0033】(第2実施形態)図8は、本発明の第2実
施形態に係るロボット制御装置の構成を示すブロック図
である。図8において第1実施形態と同一の部分には同
一の参照符号を付し、その説明を省略する。本実施形態
のロボット制御装置の本体制御器21とプログラム表示
パネル22とは比較的離れた場所に設けられ、各々がシ
リアル通信制御回路23を有している。そしてこのシリ
アル通信制御回路23同士がバスライン25を介して接
続される。本体制御器21およびプログラム表示パネル
22がそれぞれ処理するデータは、シルアル通信により
双方で受け渡しされるように構成されている。
【0034】本体制御器21は、中央処理装置(CP
U)3、種々の処理データを記憶するランダムアクセス
メモリ(RAM)4、本装置自身の動作を制御するため
の制御プログラムを記憶するリードオンリーメモリ(R
OM)5、ロボット動作プログラムファイル6、シリア
ル通信制御回路23を有しており、これらはバスライン
24によって互いに接続されている。
【0035】プログラム表示パネル22は、中央処理装
置(CPU)3、種々の処理データを記憶するランダム
アクセスメモリ(RAM)4、本装置自身の動作を制御
するための制御プログラムを記憶するリードオンリーメ
モリ(ROM)5、シリアル通信制御回路23、表示器
制御回路7を有し、これらはバスライン26上に接続さ
れている。また、透明スイッチ信号、選択スイッチ信号
をそれぞれ入力するための透明スイッチ信号入力回路
8、選択スイッチ信号入力回路9を有し、これらの機器
もバスライン26上に接続されている。
【0036】また、プログラム表示パネル22は、表示
器10、透明スイッチ11、選択スイッチ12を有して
おり、表示器10はバスライン16を介して表示器制御
回路7に接続され、透明スイッチ11はバスライン17
を介して透明スイッチ信号入力回路8に接続され、選択
スイッチ12はバスライン18を介して選択スイッチ信
号入力回路9に接続されている。プログラム表示パネル
22の表示器10は、第1実施形態と同様に複数の表示
エリアに区画されている。また、選択スイッチ12につ
いても第1実施形態と同様に、プログラム一括表示スイ
ッチ12a、プログラムリスト表示スイッチ12b、プ
ログラム動作表示スイッチ12c、プログラム再生スイ
ッチ12dから構成される。また、表示器10の各々の
表示エリアには、透明スイッチ11が配設されている。
【0037】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、第1実施形態と同様にプログラム表示パネル22の
表示器10において(1)一括表示スイッチ12aによ
る複数の動作プログラムの一括表示、(2)プログラム
リスト表示スイッチ12bによる任意の動作プログラム
のリスト表示、(3)プログラム動作表示スイッチ12
cによる任意のプログラム動作表示、(4)プログラム
再生スイッチ12dによる任意のプログラム稼働制御、
等を行うことができる。このため、操作者は、複数の動
作プログラムの状況を容易かつ的確に把握することがで
きる。さらに、本実施形態では、本体制御器21とプロ
グラム表示パネル22とがシリアル通信制御回路23お
よびバスライン25を介してシリアル通信接続するよう
に構成されているため、本体装置21とプログラム表示
パネル22とを離れた場所に離間して設置することがで
きる。
【0038】(実施形態のまとめ)上述した実施形態に
示されたロボット制御装置の構成および作用効果をまと
めると次の通りである。 [1]実施形態に示されたロボット制御装置は、複数の
ロボット動作プログラムを実行することによりロボット
本体を制御する本体制御器1と、この本体制御器1に接
続され、複数の領域に区画された表示画面(10)を有
し、前記ロボット動作プログラムを表示するプログラム
表示パネル2と、このプログラム表示パネル2の表示画
面(10)に、前記ロボット動作プログラムの動作軌跡
の線画、ロボット動作プログラムのプログラムリスト、
ロボット動作プログラムによるロボットのプログラム動
作を表示する手段とを備えている。
【0039】上記ロボット制御装置においては、複数の
領域に区画されたプログラム表示パネル2の表示画面に
複数の動作プログラムを一括して表示でき、あるいは個
々の動作プログラムを瞬時に選択することができる。こ
のため、複数の動作プログラムの状況を容易かつ的確に
把握可能であるという利点がある。 [2]実施形態に示されたロボット制御装置は、上記
[1]に記載の装置であって、かつ複数の領域に区画さ
れた表示画面に表示される各ロボット動作プログラムの
動作軌跡の線画部分に、各ロボット動作プログラム毎に
対応する接点を有する透明スイッチ11を表示画面(1
0)に密着して配設し、この透明スイッチ11の信号入
力回路8からの検出信号により、前記プログラムリス
ト、プログラム動作、プログラム再生の選択表示を行う
ようになっている。
【0040】上記ロボット制御装置においては、各動作
プログラム毎のプログラムリスト表示あるいはプログラ
ム動作軌跡の表示は、上記区画された表示画面(10)
の領域毎に設けられた透明スイッチ11を押した後に、
プログラムリスト表示スイッチあるいはプログラム動作
表示スイッチを押すだけの簡単な操作によって行うこと
ができる。このため、プログラムリストの内容またはプ
ログラム動作状況を容易かつ的確に確認可能という利点
がある。 [3]実施形態に示されたロボット制御装置は、上記
[1]又は[2]に記載の装置であって、かつ本体制御
器21とプログラム表示パネル22との間はシリアル通
信を行う手段(23、25)により接続されたものとな
っている。
【0041】上記ロボット制御装置においては、前記
[1]又は[2]と同様の作用効果を奏する上、本体制
御器21とプログラム表示パネル22との間をシリアル
通信制御回路を介して接続するように構成されているた
め、本体装置21とプログラム表示パネル22とを離れ
た場所に離間して設置することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、本体制御器に併設また
は分離して設けられたプログラム表示パネルの表示画面
上に、複数の動作プログラムの一括表示が可能であり、
表示された動作プログラム毎の「プログラムリスト表
示」「プログラム動作(軌跡)表示」について選択表
示、瞬時切り換え表示することが可能であるので、対応
するワークの動作プログラムの内容および動作軌跡の確
認が容易となり、作業条件・効率の向上をはかれるとい
う優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るロボット制御装置
の構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に係るロボット制御装置のプログ
ラム表示パネルを示す外観図。
【図3】上記実施形態に係るプログラム表示パネルの透
明スイッチの構成を示す平面図および断面図。
【図4】上記実施形態に係るプログラム表示パネルの動
作を示すフロー図。
【図5】上記実施形態に係る本体制御器の動作の一部を
示すフロー図。
【図6】上記実施形態に係る本体制御器の動作の他の一
部を示すフロー図。
【図7】上記実施形態に係るプログラム表示パネルのパ
ネル表示例を示す図。
【図8】本発明の第2実施形態に係るロボット制御装置
の構成を示すブロック図。
【図9】従来例に係るNC装置の構成を示すブロック
図。
【図10】従来例に係るCRTの表示画面の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…本体制御器 2…プログラム表示パネル 3…CPU 4…RAM 5…ROM 6…ロボット動作プログラムファイル 7…表示器制御回路 8…透明スイッチ信号入力回路 9…選択スイッチ信号入力回路 10…表示器 11…透明スイッチ 12…選択スイッチ 15、17、18…バスライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のロボット動作プログラムを実行す
    ることによりロボット本体を制御する本体制御器と、 この本体制御器に接続され、複数の領域に区画された表
    示画面を有し、これらの表示画面に前記ロボット動作プ
    ログラムを表示するプログラム表示パネルと、 このプログラム表示パネルの表示画面に、前記ロボット
    動作プログラムの動作軌跡の線画、上記ロボット動作プ
    ログラムのプログラムリスト、上記ロボット動作プログ
    ラムによるロボットのプログラム動作を表示する手段
    と、 を具備することを特徴とするロボット制御装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の領域に区画された表示画面に
    表示される各ロボット動作プログラムの動作軌跡の線画
    部分に、上記各ロボット動作プログラム毎に対応する接
    点を有する透明スイッチを前記表示画面に密着して配設
    し、この透明スイッチの信号入力回路からの検出信号に
    より、前記プログラムリスト、前記プログラム動作、プ
    ログラム再生の選択表示を行うことを特徴とする請求項
    1に記載のロボット制御装置。
  3. 【請求項3】 分離して配置された本体制御器とプログ
    ラム表示パネルとが、シリアル通信制御回路を介して接
    続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のロボット制御装置。
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