JP3500935B2 - 車載内燃機関のトルク制御装置 - Google Patents

車載内燃機関のトルク制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
駆動系に生じるねじり振動を抑制するトルク制御装置の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両を急速に加速あ
るいは減速した場合には、エンジンの出力トルクが急激
に変化して、エンジン出力を駆動輪へ伝達するための駆
動系にねじり振動が発生する。そしてその結果、車両の
加速度が波状に変動する、いわゆるしゃくりが生じ、乗
員に不快感を与えることがある。
【0003】そこで従来より、上記ねじり振動を抑制す
るための手法が講じられており、例えば特開平7−32
4644号公報等に記載されたものが知られている。こ
の公報記載の装置では、上記ねじり振動を抑制するため
の制御条件として、(イ)当該車両がマニュアルトラン
スミッション車であること、(ロ)始動時以外であるこ
と、(ハ)エンジン回転数が所定の範囲内にあること、
(ニ)冷却水温が所定値以上であること、(ホ)現在走
行中であること、(ヘ)アイドル状態が解除されてから
の経過時間が所定時間以内であること、(ト)アイドル
状態でないこと、(チ)車速に対するエンジン回転数の
比から推定されたシフト位置が所定範囲内にあること、
(リ)レーシング時以外であること、等の種々の条件の
うち、複数又は単数の任意の条件が選択されている。そ
して、これら選択された条件が満たされた場合におい
て、所定期間におけるエンジン回転数の変化量である回
転変動量が検出され、その回転変動量をもって駆動系の
ねじり振動量とされる。そして、同装置では、その振動
量(回転変動量)に応じて図7に示すマップに基づき、
燃料噴射量の増減補正を実行する。この燃料噴射量の増
減補正によるトルク制御によりねじり振動を抑制する。
すなわち、上記回転変動量がプラス側に大きい場合に
は、トルクを低減すべく燃料噴射量を低減する。一方、
回転変動量がマイナス側に大きい場合には、トルクを増
大すべく燃料噴射量を増量する。このようなトルク制御
により、ねじり振動によるトルク変動が低減され、もっ
て上記車両の振動の抑制が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置においては、ねじり振動を抑制するための上記制御
条件(ハ)としてのエンジン回転数の範囲を例えば10
00rpm以上、4000rpm以下に設定している。
ここで、エンジンの低回転域(1000rpm未満)に
おける上記ねじり振動を抑制する制御を禁止しているの
は、同低回転域における駆動系の振動をねじり振動とし
て誤検出することを回避するためである。しかし、この
ような駆動系の振動の影響を受けるエンジンの低回転域
の範囲(上限)は、上記トランスミッションのシフト位
置によって異なることが発明者によって確認されてお
り、同装置のように、車両のシフト位置に関わらず一律
に駆動系の振動をねじり振動として誤検出することを回
避するためには、上記制御禁止域として定めるエンジン
の低回転域の範囲(上限)も自ずと広く設定する必要が
ある。このため、車両のシフト位置によっては、駆動系
の振動がねじり振動として誤検出されることのないエン
ジンの回転域においても上記ねじり振動を抑制する制御
が禁止され、同ねじり振動に起因するしゃくりが発生す
ることがある。
【0005】また、上記従来の装置においては、車両の
加速時であれ減速時であれ、単に図7に示すマップに基
づいて燃料噴射量の増減補正を実行する。しかし、車両
の加速時と減速時とでは、この燃料噴射量の増減補正の
要求値が異なることも発明者によって確認されており、
こうした態様で燃料噴射量の増減補正を行った場合に
は、ねじり振動を抑制する制御も自ずと不適切なものと
なる。
【0006】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、車両のいかなる運転状態にあ
ってもねじり振動の発生を好適に抑制することのできる
車載内燃機関のトルク制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、請求項1に記載の発明は、車載された内燃機関の
回転数を検出する回転数検出手段と、同じく車載された
変速機のシフト位置を検出するシフト位置検出手段と、
前記回転数検出手段により検出される機関回転数の所定
期間における変化量に基づき当該車両の振動量が低減さ
れる方向に前記機関のトルクを制御するトルク制御手段
と、前記回転数検出手段により検出される機関回転数が
所定のしきい値に満たないとき前記トルク制御手段によ
るトルク制御を禁止するトルク制御禁止手段と、前記シ
フト位置検出手段により検出されるシフト位置に応じて
前記しきい値を可変設定するしきい値設定手段とを備え
ることをその要旨とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
車載内燃機関のトルク制御装置において、前記しきい値
設定手段は、前記検出されるシフト位置が低シフト位置
であるほど前記しきい値として小さな値を設定すること
をその要旨とするものである。
【0009】請求項1又は2に記載の発明の構成によれ
ば、上記回転数検出手段により検出される機関回転数が
所定のしきい値に満たないとき、車両の振動量を低減す
る方向へのトルク制御は禁止される。上記しきい値は、
前記シフト位置検出手段により検出されるシフト位置に
応じ、上記しきい値設定手段により可変設定される。し
たがって、シフト位置がいかなる状態にあっても好適
に、ねじり振動の発生を抑制することができる。すなわ
ち機関回転数が所定のしきい値に満たないときに上記ト
ルク制御を禁止しているのは、機関の低回転域における
駆動系の振動をねじり振動として誤検出することを回避
するためであるが、このような駆動系の振動の影響を受
ける機関の低回転域の範囲(上限)は、前記変速機のシ
フト位置によって異なる。そこで上記構成においては、
変速機のシフト位置に応じて、トルク制御が禁止される
機関回転数の範囲(上限)を設定することで、こうした
実情に柔軟に対応するようにしている。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の車載内燃機関のトルク制御装置において、当該車
両が加速状態か減速状態かを検出する加減速状態検出手
段を更に備え、前記トルク制御手段は、該加減速状態検
出手段により加速状態が検出されるときと減速状態が検
出されるときとで各別のトルク補正値を用いて前記機関
のトルクを制御することをその要旨とするものである。
【0011】同構成によれば、加減速状態検出手段によ
り当該車両が加速状態か減速状態かを検出し、加速状態
か減速状態かに応じて各別のトルク補正値を用いてトル
ク制御を実行する。したがって、ねじり振動の発生を抑
制するための制御要求が異なる車両の加速状態と減速状
態とをそれぞれ好適に制御して、ねじり振動の発生を抑
制することができる。
【0012】 請求項4に記載の発明は、請求項1又は
2記載の車載内燃機関のトルク制御装置において、車載
された内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、
当該車両が加速状態か減速状態か検出する加減速状態検
出手段と、前記加減速状態検出手段により車両の加速状
態が検出されるとき、前記回転数検出手段により検出さ
れる機関回転数の所定期間における変化量に基づき第1
のトルク補正マップを用いて当該車両の振動量が低減さ
れる方向に前記機関のトルクを制御する第1のトルク制
御手段と、前記加減速状態検出手段により車両の減速状
態が検出されるとき、前記回転数検出手段により検出さ
れる機関回転数の所定期間における変化量に基づき前記
第1のトルク補正マップとは異なる第2のトルク補正マ
ップを用いて当該車両の振動量が低減される方向に同機
関のトルクを制御する第2のトルク制御手段とを更に
えることをその要旨とするものである。
【0013】同構成によれば、加減速状態検出手段によ
り当該車両が加速状態か減速状態かを検出する。そし
て、車両が加速状態であることが検出されるときには、
前記回転数検出手段により検出される機関回転数の所定
期間における変化量に基づき第1のトルク補正マップを
用いて当該車両の振動量が低減される方向に前記機関の
トルク制御を実行する。一方、車両が減速状態であるこ
とが検出されるときには、前記回転数検出手段により検
出される機関回転数の所定期間における変化量に基づき
第2のトルク補正マップを用いて当該車両の振動量が低
減される方向に前記機関のトルク制御を実行する。これ
により、ねじり振動の発生を抑制するための制御要求が
異なる車両の加速状態と減速状態とをそれぞれ好適に制
御して、ねじり振動の発生を抑制することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をディーゼルエンジ
ンのトルク制御装置に具体化した一実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、車両に搭載されたディーゼルエン
ジンのトルク制御装置を示す概略構成図であり、図2は
図1の分配型燃料噴射ポンプ1を拡大して示す断面図で
ある。
【0016】図1に示すように、このディーゼルエンジ
ン2は、同エンジン2に燃料を供給するための燃料噴射
ポンプ1を備える。その燃料噴射ポンプ1は、エンジン
2のクランクシャフト40にベルト等を介して駆動連結
されたドライブプーリ3及びドライブシャフト5を有す
る。燃料噴射ポンプ1は、そのドライブプーリ3の回転
によって駆動され、ディーゼルエンジン2の各気筒に設
けられた燃料噴射ノズル4から燃料を噴射する。
【0017】本実施の形態において、ディーゼルエンジ
ン2には、マニュアルトランスミッション(変速機)3
6が設けられている。このマニュアルトランスミッショ
ン36は運転者の手動操作に応じて例えば1速乃至5速
の変速を実行する。図1においては便宜上、このマニュ
アルトランスミッション36をエンジン2と分離して図
示しているが、実際はクランクシャフト40に駆動連結
されている。そして、クランクシャフト40の回転数は
上記トランスミッション36により所要の回転数に変換
され、駆動輪に伝達される。
【0018】このディーゼルエンジン2では、シリンダ
ボア41、ピストン42及びシリンダヘッド43によっ
て各気筒に対応する主燃焼室44が形成されている。ま
た、各主燃焼室44に連通する副燃焼室45が各気筒に
対応して設けられている。そして、各副燃焼室45に
は、燃料噴射ノズル4から噴射される燃料が供給される
ようになる。
【0019】ディーゼルエンジン2には、吸気通路47
及び排気通路48がそれぞれ設けられている。また、そ
の吸気通路47には過給機を構成するターボチャージャ
49のコンプレッサ50が設けられ、排気通路48には
ターボチャージャ49のタービン51が設けられてい
る。また、排気通路48には、過給圧を調節するウェイ
ストゲートバルブ52が設けられている。周知のよう
に、このターボチャージャー49は、排気ガスのエネル
ギーを利用してタービン51を回転させ、その同軸上に
あるコンプレッサ50を回転させて吸入空気を昇圧させ
る。この作用により、密度の高い混合気を主燃焼室44
へ送り込んで燃料を多量に燃焼させ、ディーゼルエンジ
ン2の出力を増大させる。
【0020】また、ディーゼルエンジン2には、排気ガ
ス再循環装置(EGR)が設けられている。その装置
は、排気通路48内の排気の一部を吸気通路47の吸入
ポート53へ還流させるEGR通路54と、そのEGR
通路54の途中に設けられたダイヤフラム式のEGRバ
ルブ55とからなる。さらに、そのEGRバルブ55を
負圧の導入調節によって開度調節させるために、デュー
ティ制御された電気信号により開度調節されるエレクト
リックバキュームレギュレーティングバルブ(EVR
V)56が設けられている。そして、このEVRV56
の作動により、EGRバルブ55の開度が調節され、こ
の調節により、EGR通路54を通じて排気通路48か
ら吸気通路47へ導かれるEGR量が調節される。
【0021】さらに、吸気通路47の途中には、アクセ
ルペダル57の踏込量に連動して開閉されるスロットル
バルブ58が設けられている。また、そのスロットルバ
ルブ58に平行してバイパス通路59が設けられ、同バ
イパス通路59にはバイパス絞り弁60が設けられてい
る。このバイパス絞り弁60は、2つのVSV(バキュ
ームスイッチングバルブ)61,62の制御によって駆
動される二段式のダイヤフラム室を有するアクチュエー
タ63によって開閉制御される。このバイパス絞り弁6
0は各種運転状態に応じて開閉制御される。例えば、ア
イドル運転時には騒音振動等の低減のために半開状態に
制御され、通常運転時には全開状態に制御され、更に運
転停止時には円滑な停止のために全閉状態に制御され
る。
【0022】また、ディーゼルエンジン2には、スター
タ38が設けられている。このスタータ38は、電動モ
ータに駆動ギヤを組み合わせて、バッテリからの電気に
よって回し、同エンジン2を始動するものである。
【0023】一方、図2に示すように、燃料噴射ポンプ
1に設けられたドライブシャフト5は、その先端にドラ
イブプーリ3を有し、その基端に円板状のパルサ7を有
する。このパルサ7の外周面には、ディーゼルエンジン
2(図1)の気筒数と同数の切歯が等角度間隔で形成さ
れ、更に各切歯の間には複数の突起が等角度間隔で形成
されている。ドライブシャフト5の中程には、べーン式
ポンプよりなる燃料フィードポンプ(この図では90度
展開して図示)6が設けられている。ドライブシャフト
5の基端には、ローラリング9が同シャフト5に対して
相対回転可能に設けられ、同ローラリング9はその円周
に沿ってカムローラ10を有する。
【0024】また、燃料噴射ポンプ1は、ドライブシャ
フト5と同軸上に設けられたプランジャ12を備える。
そのプランジャ12の基端には、カムプレート8が取り
付けられている。そのカムプレート8はエンジン2の気
筒数と同数のカムフェイス8aを有する。ここで、ロー
ラリング9内にはカップリング(図示しない)が収容さ
れ、そのカップリングはドライブシャフト5とカムプレ
ート8とを一体回転可能に連結するとともに、カムプレ
ート8及びプランジャ12の軸方向移動を許容する。ま
た、カムプレート8はスプリング11によって常にカム
ローラ10に向かって付勢係合されている。
【0025】ここで、ドライブシャフト5が回転される
ことにより、カムプレート8はカップリングを介して同
シャフト5と一体的に回転されるとともに、カムローラ
10との係合により気筒数と同数だけ軸方向へ往復移動
される。このカムプレート8の往復移動に伴い、プラン
ジャ12は回転しながら軸方向へ往復移動される。つま
り、カムプレート8のカムフェイス8aがローラリング
9のカムローラ10に乗り上げる過程でプランジャ12
が往動(リフト)され、その逆にカムフェイス8aがカ
ムローラ10を乗り下げる過程でプランジャ12が復動
される。
【0026】プランジャ12はポンプハウジング13に
形成されたシリンダ14に嵌挿されており、プランジャ
12の先端面とシリンダ14の底面との間が高圧室15
となっている。また、プランジャ12の先端側外周に
は、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の吸入溝16
と分配ポート17が形成されている。また、ポンプハウ
ジング13には、それら吸入溝16及び分配ポート17
に対応する分配通路18及び吸入ポート19が形成され
ている。
【0027】こうした燃料噴射ポンプ1にあっては、ド
ライブシャフト5が回転されて燃料フィードポンプ6が
駆動されることにより、燃料タンク(図示せず)から燃
料供給ポート20を介して燃料室21内へ燃料が供給さ
れる。また、プランジャ12が復動されて高圧室15が
減圧される吸入行程中に、吸入溝16の一つが吸入ポー
ト19に連通することにより、燃料室21から高圧室1
5へと燃料が導入される。一方、プランジャ12が往動
されて高圧室15が加圧される圧縮行程中に、分配通路
18から各気筒の燃料噴射ノズル4(図1)へ燃料が圧
送されて噴射される。
【0028】さらに、上記高圧室15には、燃料室21
と連通する燃料溢流(スピル)用の油通路22が形成さ
れており、その途中にはスピル時期を調整する電磁スピ
ル弁23が設けられている。この電磁スピル弁23はソ
レノイド24を有する常開型の弁であり、同ソレノイド
24への無通電時、同弁23が開かれた状態にあって
は、高圧室15と燃料室21とが連通して該高圧室15
内は減圧された状態に維持される。一方、ソレノイド2
4が通電されることで、電磁スピル弁23は閉じられ、
スピル用の油通路22が閉鎖される。すなわち、各燃料
噴射ノズル4に対応して、プランジャ12の往動が開始
される以前に電磁スピル弁23を閉じ、プランジャ12
の往動中に電磁スピル弁23を開弁させることで、高圧
室15内の燃料が減圧され、燃料噴射ノズル4からの燃
料噴射が即座に停止される。したがって、プランジャ1
2に往動中における電磁スピル弁23の開弁時期を制御
することで、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射終了時期
が変更され、燃料噴射量が調整される。
【0029】また一方、ポンプハウジング13の下側に
は、燃料噴射時期を制御するためのタイマ装置(この図
では90度展開して図示)26が設けられている。この
タイマ装置26は、ドライブシャフト5の回転方向に対
するローラリング9の位置を変更することにより、カム
フェイス8aがカムローラ10に係合する時期、すなわ
ちカムプレート8及びプランジャ12の往復移動時期を
変更するためのものである。
【0030】タイマ装置26は制御油圧により駆動され
るものであり、タイマハウジング27と、同ハウジング
27内に嵌装されたタイマピストン28と、同じくタイ
マハウジング27内一側の低圧室29にてタイマピスト
ン28を他側の加圧室30へ付勢するタイマスプリング
31等とから構成されている。タイマピストン28はス
ライドピン32を介してローラリング9に接続されてい
る。
【0031】タイマハウジング27の加圧室30には、
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置(以下、「タイマピストン位置」と
いう)が決定される。また、そのタイマピストン位置が
決定されることにより、ローラリング9の位置が決定さ
れ、カムプレート8を介してプランジャ12の往復移動
タイミングが決定される。
【0032】タイマ装置26の制御油圧として作用する
燃料圧力を調整するために、タイマ装置26にはタイマ
制御弁(TCV)33が設けられている。すなわち、タ
イマハウジング27の加圧室30と低圧室29とが連通
路34によって連通されており、同連通路34の途中に
TCV33が設けられている。このTCV33は、デュ
ーティ制御された通電信号によって開閉制御される電磁
弁であり、同TCV33の開閉制御によって加圧室30
内の燃料圧力が調整される。そして、その燃料圧力の調
整によって、プランジャ12のリフトタイミングが制御
され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期が制御さ
れる。
【0033】他方、ローラリング9の上部には、電磁ピ
ックアップコイルよりなる回転数センサ35が、パルサ
7の外周面に対向して取付けられている。この回転数セ
ンサ35はパルサ7の突起が横切る際に、それらの通過
を検出してエンジン回転数NEに相当するタイミング信
号、すなわち一定のクランク角度ごとのエンジン回転パ
ルスを出力する。また、この回転数センサ35は、その
エンジン回転パルス毎の瞬時回転数を検出する。さら
に、この回転数センサ35は、ローラリング9と一体で
あるため、タイマ装置26の制御動作に関わりなく、プ
ランジャリフトに対して一定のタイミングで基準となる
タイミング信号を出力する。
【0034】また、ディーゼルエンジン2にはこうした
回転数センサ35に加えて、同エンジン2の運転状態を
検出するための各種センサが設けられている。図1に示
すように、吸気通路47の入口に設けられたエアクリー
ナ64の近傍には、吸気温THAを検出する吸気温セン
サ72が設けられている。また、スロットルバルブ58
の近傍には、同スロットルバルブ58の開閉位置から、
ディーゼルエンジン2の負荷に相当するアクセル開度A
CCPを検出するアクセルセンサ73が設けられてい
る。吸入ポート53の近傍には、ターボチャージャ49
によって過給された後の吸入空気圧力、すなわち吸気圧
PMを検出する吸気圧センサ74が設けられている。さ
らに、エンジン2のウォータージャケットには、エンジ
ン2の冷却水温THWを検出する水温センサ75が設け
られている。また、エンジン2にはクランクシャフト4
0のエンジン回転再基準位置を検出するクランク角セン
サ76が設けられている。加えて、前記マニュアルトラ
ンスミッション36には、そのギアの回転によって回さ
れるマグネット77aによりリードスイッチ77bをオ
ン・オフさせて車両速度(車速)SPDを検出する車速
センサ77が設けられている。
【0035】また、前記スタータ38内部には、エンジ
ン2が始動時であることを判定する条件の一部を検出す
るスタータスイッチ(図示せず)が設けられている。上
記のように燃料噴射ポンプ1及びディーゼルエンジン2
に設けられた電磁スピル弁23、TCV33、EVRV
56、各VSV61,62、並びに各種センサ35,7
2〜77及びスタータ38(スタータスイッチ)は電子
制御装置(以下「ECU」という)71に接続されてい
る。そして、ECU71は各センサ35,72〜77及
びスタータ38(スタータスイッチ)から出力される検
出信号に基づき、電磁スピル弁23、TCV33、EV
RV56及びVSV61,62等を好適に制御する。
【0036】次に、図3に基づきECU71の構成につ
いて説明する。同図に示すように、ECU71は中央処
理装置(CPU)81、所定の制御プログラム及び関数
データ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(ROM)
82、CPU81の演算結果やエンジン回転数NE等の
データを一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)83、バッテリバックアップされた不揮発性のRA
MであるバックアップRAM84等を備えている。そし
て、ECU71は、これら各部と入力ポート85及び出
力ポート86等とをバス87によって接続した論理演算
回路として構成されている。
【0037】入力ポート85には、前述した吸気温セン
サ72、アクセルセンサ73、吸気圧センサ74及び水
温センサ75が、各バッファ88,89,90,91、
マルチプレクサ93及びA/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器94を介して接続されている。同じく、入力
ポート85には、前述した回転数センサ35、スタータ
38(スタータスイッチ)、クランク角センサ76及び
車速センサ77が、波形整形回路95を介して接続され
ている。そして、CPU81は入力ポート85を介して
入力される各センサ35,72〜77及びスタータ38
(スタータスイッチ)等の検出信号を入力値として読み
込む。また、出力ポート86には各駆動回路96,9
7,99,100,101を介して電磁スピル弁23、
TCV33、EVRV56及びVSV61,62等が接
続されている。
【0038】次に、こうしたECU71により実行され
るトルク制御(実際には燃料噴射量制御)にかかる処理
動作について図4乃至図6に従って説明する。図4は、
ねじり振動を抑制するトルク制御のために、増減補正さ
れる燃料噴射量の補正量QACC2を算出し決定するた
めの「補正量算出ルーチン」であり、この処理は所定の
クランク角毎の角度割り込みで実行される最終噴射量の
算出時に併せて実行される。
【0039】なお、ここで算出される補正量QACC2
を通常の燃料噴射量に加算することにより、補正噴射量
が算出される。そしてこの算出された補正噴射量が、最
大噴射量QFULLよりも小さいときには、同補正噴射
量が最終噴射量として設定される。ちなみに、上記最大
噴射量QFULLは各燃焼室21に供給されるべき燃料
量の上限値であり、燃焼室21から排出されるスモーク
の急増や過剰なトルクを抑制するための限界値となって
いる。
【0040】処理がこのルーチンへ移行すると、ステッ
プ101においてECU71は、現在のエンジン回転数
NE、アクセル開度ACCP、エンジン回転数の変化量
(回転変動量)DLNE及びトランスミッション36の
シフト位置SFPの値をRAM83から読み込む。
【0041】ここで、回転変動量DLNEは、前記回転
数センサ35により出力されるタイミング信号が、所定
のタイミングで出力されるときのエンジン回転数NEの
値から前回検出されたエンジン回転数の値を減算して求
められるものである。また、シフト位置SFPは、車速
SPDに対するエンジン回転数NEの比から、所定のマ
ップに基づき求められるシフト位置情報である。
【0042】こうして各値の読み込みを終えたECU7
1は、次に、ステップ102において、上記シフト位置
SFPの値に応じた下限のしきい値回転数NQCC2L
を図5に例示するマップに基づき設定し、同設定したし
きい値回転数NQCC2LをRAM83に記憶する。そ
してその後、ステップ103に移行する。
【0043】ステップ103においてECU71は、ト
ルク制御実行フラグFを読み込む。このトルク制御実行
フラグFは、前述した車両の振動(しゃくり)を抑制す
るためのトルク制御を行う必要があるか否かを示すフラ
グである。トルク制御実行フラグFは、トルク制御を行
う必要があると判定されたときには「1」に設定され、
そうでないときには「0」に設定される。本実施の形態
においては、(1)当該車両がマニュアルトランスミッ
ション車であり、且つ、上記シフト位置SFPが所定の
範囲(例えば1、2、3、4及び5)であること、
(2)始動時以外であること、(3)エンジン回転数N
Eが所定の範囲(4000rpm未満)内にあること、
(4)冷却水温THWが所定値(例えば、−20℃)以
上であること、(5)上記回転変動量DLNEが所定値
(例えば、350rpm)未満であること、(6)現在
走行中(車速SPD≠0)であること、という6つの条
件が全て満たされたときにトルク制御実行フラグFが
「1」に設定される。
【0044】ここで、上記(2)の条件は、前記スター
タ38のスタータスイッチがオンであり、且つ、エンジ
ン回転数NEが所定値以下である場合に、ECU71に
より始動時と判定されるものである。
【0045】また、上記(5)の条件は、ねじり振動に
起因すると考えにくい現象を予め排除するためのもので
ある。すなわち、350rpm以上の回転変動量DLN
Eが検出された場合には、例えばシフト位置を移行する
際のシフトチェンジミス、あるいは急激なシフトチェン
ジなどに起因するものとしてトルク制御の実行を禁止す
る。
【0046】ステップ103において、トルク制御実行
フラグFを読み込んだECU71は、ステップ104に
移行する。そしてステップ104において、ECU71
は上記トルク制御実行フラグFが「1」であるか否かを
判断する。ここで同トルク制御実行フラグFが「1」で
はない(すなわち、「0」である)と判断された場合に
は、トルク制御を実行するべきではないと判定され、ね
じり振動を抑制するトルク制御のための燃料噴射量の補
正をすることなく、その後の処理を一旦終了する。した
がって、以降の処理において車両のねじり振動量を低減
するためのトルク制御は禁止され、増減補正されない通
常の燃料噴射量が設定される。
【0047】ステップ104において、上記トルク制御
実行フラグFが「1」であると判断された場合、トルク
制御を実行すべきであると判定され、ステップ105に
移行する。
【0048】ステップ105においてECU71は、エ
ンジン回転数NEが上記シフト位置SFTに応じて設定
された下限のしきい値回転数NQCC2L以上であるか
否かを判断する。ここでエンジン回転数NEが上記下限
のしきい値回転数NQCC2L未満と判断された場合に
は、トルク制御を実行するべきではないと判定され、ね
じり振動を抑制するトルク制御のための燃料噴射量の補
正をすることなく、その後の処理を一旦終了する。した
がって、上記同様に、増減補正されない通常の燃料噴射
量が設定される。なお、前述のように、エンジン回転数
NEが下限のしきい値回転数NQCC2L未満(低回転
域)にあるときにねじり振動を抑制するトルク制御を実
行しないのは、駆動系の振動(回転変動)をねじり振動
に起因する回転変動と誤検出することを回避するためで
ある。
【0049】ステップ105において、エンジン回転数
NEが上記しきい値回転数NQCC2L以上と判断され
た場合には、ECU71はステップ106に移行する。
ステップ106においてECU71は、前記アクセル開
度ACCPが「0(%)」より大きいか否かを判断す
る。これは、車両が現在、加速中であるか、減速中であ
るかを判定するものである。すなわち、同アクセル開度
ACCPが「0(%)」より大きければ車両が加速中で
あると判定し、「0(%)」であれば車両が減速中であ
ると判定する。
【0050】ここで上記アクセル開度ACCPが「0
(%)」と判断された場合には、車両は現在、減速中で
あると判定され、ECU71はステップ108に移行す
る。そして、前記回転変動量DLNEに応じて減速時の
燃料噴射の補正量QACC2を求める図6に破線で示す
マップQACC2Dを選択してステップ109に移行す
る。
【0051】ステップ109においてECU71は、ス
テップ101において読み込んだ回転変動量DLNEに
基づき、同マップQACC2Dから減速時の燃料噴射の
補正量QACC2を算出して、その後の処理を一旦終了
する。
【0052】一方、ステップ106において、上記アク
セル開度ACCPが「0(%)」より大きいと判断され
た場合には、車両は現在、加速中であると判定され、E
CU71はステップ107に移行する。そして、上記回
転変動量DLNEに応じて加速時の燃料噴射の補正量Q
ACC2を求める図6に実線で示すマップQACC2A
を選択してステップ109に移行する。
【0053】ステップ109においてECU71は、ス
テップ101において読み込んだ回転変動量DLNEに
基づき、同マップQACC2Aから加速時の燃料噴射の
補正量QACC2を算出して、その後の処理を一旦終了
する。
【0054】こうして補正値QACC2に応じて最終噴
射量が増減補正されることで、車両の振動量を低減する
ようにエンジン2のトルクが調整されるようになる。こ
のように、本実施の形態のトルク制御装置においては、
ねじり振動を抑制するための制御条件であるエンジン回
転数NEの範囲のうち、その低回転域における同制御の
禁止域をシフト位置SFTに応じて図5に例示する態様
で変更しているため、同シフト位置SFPが低位置にあ
る場合においても好適に、ねじり振動は抑制され、トル
ク変動が低減されるようになる。すなわちエンジンの低
回転域において上記ねじり振動を抑制する制御を禁止し
ているのは、同低回転域における駆動系の振動をねじり
振動として誤検出することを回避するためであるが、こ
のような駆動系の振動の影響を受けるエンジンの低回転
域の上限は、上記シフト位置SFPが高いほど大きくな
ることが発明者によって確認されている。そこで同装置
においては、シフト位置SFPに応じて、図5に示され
るように変更される下限のしきい値回転数NQCC2L
を採用することで、こうした実情に柔軟に対応するよう
にしている。
【0055】ちなみに従来は、この制御禁止域をシフト
位置によらない一定値として設定するものであったこと
から、全シフト位置をカバーするためには同制御禁止域
をかなり広くとる必要があった。例えば、シフト位置
「2nd」では700rpm程度で補正が実施されるべ
きところ、シフト位置「5th」では1000rpm未
満が制御(補正)禁止域となるため、従来の装置の場
合、シフト位置「2nd」でもこの1000rpm未満
を制御(補正)禁止域とせざるを得なかった。そしてそ
の場合、シフト位置「2nd」の700〜1000rp
m間では制御(補正)ができないためにしゃくりが生
じ、乗員に不快感を与えることとなっていた。
【0056】また、本実施の形態にあっては、車両の加
速時と減速時とを区別し、図6に示す異なるマップに基
づき、燃料噴射量の増減補正を実行している。したがっ
て、ねじり振動の抑制のための燃料噴射量の増減補正の
要求値の異なる、車両の加速時及び減速時の燃料噴射量
をそれぞれ好適に増減補正し、トルク変動を低減するこ
とができる。
【0057】以上説明したように、この実施の形態にか
かるトルク制御装置によれば、以下に示す多くの優れた
効果が奏せられることとなる。 ・シフト位置SFPが低位置にある場合においても好適
に、ねじり振動を抑制し、トルク変動を低減することが
できる。
【0058】・車両の加速時及び減速時の燃料噴射量を
それぞれ好適に増減補正し、トルク変動を低減すること
ができる。 ・トルク制御をエンジン2の燃料噴射量調整により行っ
ているため、同トルク制御を正確かつ確実に実行するこ
とができる。
【0059】・ディーゼルエンジン2の回転変動量DL
NEに基づいてねじり振動量を認定するようにしている
ため、ねじり振動量が的確に把握され、結果として制御
性の向上を図ることができる。
【0060】なお、本実施の形態は上記に限定されるも
のではなく、次のように変更してもよい。 ・本実施の形態においては、シフト位置SFPに応じた
下限のしきい値回転数NQCC2Lの値を図5に示すよ
うに設定した。これは、シフト位置SFPが大きくなる
に従い、基本的には同しきい値回転数NQCC2Lが大
きな値に設定されるのであれば、その他の値を採用して
もよい。
【0061】・本実施の形態における回転変動量DLN
Eに対する加速時及び減速時の補正量QACC2の算出
は、それぞれ図6に示すマップにより求めた。同マップ
は、エンジン2の搭載される車両との相互特性からねじ
り振動を抑制するものとして決められたものである。同
エンジン2がその他の車両に搭載される場合には、同様
にねじり振動を抑制するその車両に応じたマップを決
め、同マップにより回転変動量DLNEに対する加速時
及び減速時の補正量QACC2を算出してもよい。
【0062】・本実施の形態においては、シフト位置S
FPを、車速SPDに対するエンジン回転数NEの比か
ら、所定のマップに基づき求めた。これに対して、現在
のシフト位置に応じて信号を発生するシフト位置センサ
を設け、同センサの信号に基づきシフト位置を求めても
よい。
【0063】・本実施の形態においては、車両の加速時
と減速時との区別をアクセルセンサ73によるアクセル
開度ACCPの検出により実行した。これに対して、ア
クセルが操作されているか否かを検出する全閉スイッチ
を設け、同全閉スイッチの検出値に基づき車両の加速時
と減速時との識別を行ってもよい。
【0064】
【0065】・本実施の形態において、トルク制御の実
行条件として採用した数値による設定範囲は、適宜に変
更してもよい。 ・本実施の形態においては、トランスミッション36と
して5段変速機を想定したが、その変速段数は任意であ
る。
【0066】・本実施の形態では、ディーゼルエンジン
2の燃料噴射量を制御することにより、トルク制御を行
うようにしたが、それ以外にも燃料噴射時期を制御する
ことによりトルク制御を行うようにしてもよい。また、
ディーゼルエンジン2の代わりにガソリンエンジンに適
用することもできる。そして、車載内燃機関としてガソ
リンエンジンを採用した場合には、点火時期、空燃比、
吸入空気量等を制御することにより、トルク制御を行う
こともできる。
【0067】次に、以上の実施の形態から把握すること
ができる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに
以下に記載する。 ・請求項1乃至4記載の車載内燃機関のトルク制御装置
において、前記トルク制御は前記機関に供給する燃料の
噴射量調整によることを特徴とする車載内燃機関のトル
ク制御装置。同構成によれば、トルク制御を正確かつ確
実に実行することができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1又は2に
記載の発明によれば、シフト位置がいかなる状態にあっ
ても好適に、ねじり振動の発生を抑制することができ
る。
【0069】請求項3に記載の発明によれば、ねじり振
動の発生を抑制するための制御要求が異なる車両の加速
状態と減速状態とをそれぞれ好適に制御して、ねじり振
動の発生を抑制することができる。
【0070】請求項4に記載の発明によれば、ねじり振
動の発生を抑制するための制御要求が異なる車両の加速
状態と減速状態とをそれぞれ好適に制御して、ねじり振
動の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるディーゼルエンジ
ンのトルク制御装置を示す概略構成図。
【図2】同ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプの構成
を示す断面図。
【図3】ECUの回路構成を示すブロック図。
【図4】同実施の形態のトルク制御手順を示すフローチ
ャート。
【図5】シフト位置と下限のしきい値回転数との関係を
示すマップ。
【図6】回転変動量と燃料噴射補正量との関係を示すマ
ップ。
【図7】従来の回転変動量と燃料噴射補正量との関係を
示すマップ。
【符号の説明】
1…燃料噴射ポンプ、2…ディーゼルエンジン、23…
電磁スピル弁、35…回転数センサ、36…マニュアル
トランスミッション、40…クランクシャフト、71…
ECU、73…アクセルセンサ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−324644(JP,A) 特開 平6−257480(JP,A) 特開 平10−18870(JP,A) 特開 平3−115758(JP,A) 特開 平2−291459(JP,A) 特開 昭62−276268(JP,A) 特開 平9−32602(JP,A) 特開 平9−144577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 45/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載された内燃機関の回転数を検出する
    回転数検出手段と、 同じく車載された変速機のシフト位置を検出するシフト
    位置検出手段と、 前記回転数検出手段により検出される機関回転数の所定
    期間における変化量に基づき当該車両の振動量が低減さ
    れる方向に前記機関のトルクを制御するトルク制御手段
    と、 前記回転数検出手段により検出される機関回転数が所定
    のしきい値に満たないとき前記トルク制御手段によるト
    ルク制御を禁止するトルク制御禁止手段と、 前記シフト位置検出手段により検出されるシフト位置に
    応じて前記しきい値を可変設定するしきい値設定手段
    と、 を備えることを特徴とする車載内燃機関のトルク制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値設定手段は、前記検出され
    るシフト位置が低シフト位置であるほど前記しきい値と
    して小さな値を設定する請求項1記載の車載内燃機関の
    トルク制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車載内燃機関のト
    ルク制御装置において、 当該車両が加速状態か減速状態かを検出する加減速状態
    検出手段を更に備え、 前記トルク制御手段は、該加減速状態検出手段により加
    速状態が検出されるときと減速状態が検出されるときと
    で各別のトルク補正値を用いて前記機関のトルクを制御
    することを特徴とする車載内燃機関のトルク制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の車載内燃機関のト
    ルク制御装置において、 車載された内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段
    と、 当該車両が加速状態か減速状態か検出する加減速
    状態検出手段と、 前記加減速状態検出手段により車両の加速状態が検出さ
    れるとき、前記回転数検出手段により検出される機関回
    転数の所定期間における変化量に基づき第1のトルク補
    正マップを用いて当該車両の振動量が低減される方向に
    前記機関のトルクを制御する第1のトルク制御手段と、 前記加減速状態検出手段により車両の減速状態が検出さ
    れるとき、前記回転数検出手段により検出される機関回
    転数の所定期間における変化量に基づき前記第1のトル
    ク補正マップとは異なる第2のトルク補正マップを用い
    て当該車両の振動量が低減される方向に同機関のトルク
    を制御する第2のトルク制御手段と、 を更に備えることを特徴とする車載内燃機関のトルク制
    御装置。
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