JP3499045B2 - 帯状部材貼着工具 - Google Patents

帯状部材貼着工具

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JP3499045B2
JP3499045B2 JP14220395A JP14220395A JP3499045B2 JP 3499045 B2 JP3499045 B2 JP 3499045B2 JP 14220395 A JP14220395 A JP 14220395A JP 14220395 A JP14220395 A JP 14220395A JP 3499045 B2 JP3499045 B2 JP 3499045B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溝に帯状部材を正確に
かつ迅速に貼着するための工具であるが、特にはシール
ドトンネル工法のセグメントの溝に帯状部材を正確にか
つ迅速に貼着するための工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シール材や緩衝材のような帯状部
材を貼りつける際は、溝の中に手でシール材や緩衝材を
貼り付けた後、平ローラー等で圧着して固定していた。
そのため、図5に示すように溝の中心部に正確に貼着で
きなく蛇行してしまいセグメント組立時十分な接触面積
が得られなく、従って十分な止水性能が得られないこと
があった。また、セグメント組立時、ジャッキで押した
場合、均一な反力が発生しないため片押しとなりセグメ
ントの破損を招く場合があった。
【0003】さらに、位置決めして貼り付ける作業と圧
着固定作業を別々に行っているため時間のかかる作業と
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する上記のような問題点を解決することを課題として
検討した結果なされたものであり、本発明の目的は、シ
ール材や緩衝材のような帯状部材をシールドトンネルの
セグメントの溝に正確に位置決めし、同時に圧着して迅
速に貼着する工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の構成採用したものである。即ち、セ
グメントの溝に帯状部材を貼着するための工具であっ
て、帯状部材の位置決めと供給を行う供給ローラーと、
前記供給ローラーと協働して帯状部材が供給ローラーか
らの脱落を防止するガイドローラーと、前記溝に帯状部
材を圧着しつつ貼着する圧着ローラーとからなってい
る。また、供給ローラーと圧着ローラーは、溝を正確に
トレースするため平行かつ同一平面内に配置されてい
る。
【0006】 さらに、供給ローラー、ガイドローラー
及び圧着ローラーはそれぞれの軸方向に遊動でき、溝が
カーブしていてもそれに追随できる構造となっている。
ここで、各ローラーの材質は金属でもよいが軽量で丈夫
なシール材と密着しにくい例えばポリアミド樹脂等が適
している。
【0007】
【作用】帯状部材6であるシール材または緩衝材は本発
明の帯状部材貼着工具Kの図2に示すように(ガイドロ
ーラー及びローラー軸は省略)供給ローラー1とガイド
ローラー2の間を通され、図3に示すように圧着ローラ
ー3の下側へ導かれている。これは、図1で帯状部材6
が省略されているが、帯状部材貼着工具Kの右側から左
側へ帯状部材が配置されていることになる。さて、上記
のように配置された後、帯状部材貼着工具Kの供給ロー
ラーをセグメント7の溝8または溝10をトレースさせ
つつ図1の矢印方向(右側方向)に進ませる、一方把手
4を押えつけて帯状部材を圧着ローラー3で溝に圧着さ
せれば正確にしかも迅速に貼着作業ができるわけであ
る。この際、図4のようにセグメントの溝がカーブして
いても、供給ローラー1と圧着ローラー3がそれぞれの
軸方向にカーブに応じて遊動することができるため、こ
のような場合でも帯状部材を容易に正確に貼着すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の帯状部材貼着工具Kの実施例を
示す斜視図であり、図に示すようにポリアミド樹脂より
なる供給ローラー1、ガイドローラー2、圧着ローラー
3と、それらをフレーム5に取付けるためのスチールの
ローラー軸9a,9b,9c及び把手4からなる。
【0009】本発明は、図4(a)に示すセグメント単
体7を図4(b)のように組み立ててトンネルを構築し
て行く際、その接合部にシールと緩衝の作用をする帯状
部材が必要になるわけであるが、その作業は従来手で貼
り付けて平ローラーで押さえつけていたのを同時にしか
も迅速に実行しようというものである。まず、必要長さ
の帯状部材を用意して、供給ローラー1とガイドローラ
ー2の間を通し、図3に示すように圧着ローラー3の下
側へ導く。そして、供給ローラー1と圧着ローラー3を
セグメント7の溝8または溝10に合わせてトレースさ
せて図1の矢印方向(右側方向)に進ませながら把手4
を押えつけて帯状部材を圧着ローラー3で溝に圧着させ
れば貼着作業は完了する。溝の幅とローラーの幅は、ロ
ーラーの幅を0.3mm程度小さくしておけばガタもな
くまた軽く、確実に溝をトレースすることができる。
【0010】 また、図4のようにセグメントの溝がカ
ーブしていても、供給ローラー1と圧着ローラー3がそ
れぞれの軸方向にカーブに応じて遊動するようにしてい
るが、この遊動の量は5〜6mm程度とってあれば十分
である。また、供給ローラー1及び圧着ローラー3の両
端部11の幅は片側で3〜5mm程度とってある。
【0011】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、本発明の帯状部材貼着工具によれば、シ−ルドトン
ネルのセグメントの溝にシール材や緩衝材の帯状部材を
正確にしかも迅速に貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用例を示す斜視図である。
【図2】本発明の供給ローラーが溝をトレースしつつ帯
状部材を正確に送り出しているのを示す図である。
【図3】本発明の圧着ローラーが溝をトレースしつつ帯
状部材を溝に圧着しているのを示す図である。
【図4】セグメント単体(a)とセグメント組み立て状
態(b)を示す図である。
【図5】セグメントの溝に帯状部材が不正確に貼着され
ているのを示す図である。
【符号の説明】
K 帯状部材貼着工具 1 供給ローラー 2 ガイドローラー 3 圧着ローラー 4 把手 5 フレーム 6 帯状部材(シール材または緩衝材) 7 セグメント 8 溝(シール溝) 9 ローラー軸 10 溝(緩衝溝) 11 両端部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメントの溝に帯状部材を貼着するた
    めの工具であって、前記帯状部材の位置決めと供給を行
    う供給ローラーと、前記供給ローラーと協働して前記帯
    状部材が供給ローラーからの脱落を防止するガイドロー
    ラーと、前記溝に前記帯状部材を圧着しつつ貼着する圧
    着ローラーとからなり、また前記供給ローラーと圧着ロ
    ーラーは、前記溝を正確にトレースするため平行かつ同
    一平面内に配置されていることを特徴とした帯状部材貼
    着工具。
  2. 【請求項2】 前記供給ローラー、ガイドローラー及び
    圧着ローラーはそれぞれの軸方向に遊動できることを特
    徴とする請求項1記載の帯状部材貼着工具。
JP14220395A 1995-06-08 1995-06-08 帯状部材貼着工具 Expired - Fee Related JP3499045B2 (ja)

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