JP3498962B2 - シャフト装置 - Google Patents
シャフト装置Info
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- JP3498962B2 JP3498962B2 JP50767696A JP50767696A JP3498962B2 JP 3498962 B2 JP3498962 B2 JP 3498962B2 JP 50767696 A JP50767696 A JP 50767696A JP 50767696 A JP50767696 A JP 50767696A JP 3498962 B2 JP3498962 B2 JP 3498962B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heddle
- slide bar
- drive
- shaft device
- ridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C9/00—Healds; Heald frames
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C9/00—Healds; Heald frames
- D03C9/06—Heald frames
- D03C9/0608—Construction of frame parts
- D03C9/0616—Horizontal upper or lower rods
- D03C9/0633—Heald bars or their connection to other frame parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は第1項の上位概念に記載のシャフト装置に関
する。
する。
従来の技術
冒頭に記載の形式の種々のシャフト装置が、例えば、
添付の第1図〜第4図において詳細に示されているスイ
ス特許第523987号公報からで公知である。これら公知の
シャフト装置は、駆動ヘドルスライドバーとヘドルの端
部アイレットとの間に比較的大きい遊びを必要とし、こ
の大きい遊びにより、ヘドルを操作するのに充分な広げ
角を確保できるようにしている。この大きい遊びは一方
では摩耗を発生させ、他方では強い騒音を発生させる。
これにより、このようなシャフト装置又はこれを備える
織機では最大でも毎分2500回転の速度しか許容されな
い。
添付の第1図〜第4図において詳細に示されているスイ
ス特許第523987号公報からで公知である。これら公知の
シャフト装置は、駆動ヘドルスライドバーとヘドルの端
部アイレットとの間に比較的大きい遊びを必要とし、こ
の大きい遊びにより、ヘドルを操作するのに充分な広げ
角を確保できるようにしている。この大きい遊びは一方
では摩耗を発生させ、他方では強い騒音を発生させる。
これにより、このようなシャフト装置又はこれを備える
織機では最大でも毎分2500回転の速度しか許容されな
い。
ドイツ特許出願公開第1535847号公報から、冒頭記載
の形式のシャフト装置の1つが公知であるが、これでは
各端部アイレットは、ヘドルスライドバーに取付けるた
めの側方開口を有する。このヘドルスライドバーは、こ
のヘドルスライドバーの面から側方へ突出しているリッ
ジを有し、これは、従属の端部アイレットの嵌め溝の中
に嵌合している。しかしヘドルスライドバーの嵌め溝の
中のリッジの遊びは非常に大きく、従ってそれ自身では
もはや嵌め溝の役割を果たすことはできず、リッジが載
っているエッジにすぎず、その際嵌め溝の他方の側は何
等の役割も果たすことができず、端部アイレットは、例
えば適切なバイアス緊張手段等の別の手段によりこのエ
ッジに保持されなければならない。このシャフト装置
も、織機の大きい駆動回転数を許容しない。
の形式のシャフト装置の1つが公知であるが、これでは
各端部アイレットは、ヘドルスライドバーに取付けるた
めの側方開口を有する。このヘドルスライドバーは、こ
のヘドルスライドバーの面から側方へ突出しているリッ
ジを有し、これは、従属の端部アイレットの嵌め溝の中
に嵌合している。しかしヘドルスライドバーの嵌め溝の
中のリッジの遊びは非常に大きく、従ってそれ自身では
もはや嵌め溝の役割を果たすことはできず、リッジが載
っているエッジにすぎず、その際嵌め溝の他方の側は何
等の役割も果たすことができず、端部アイレットは、例
えば適切なバイアス緊張手段等の別の手段によりこのエ
ッジに保持されなければならない。このシャフト装置
も、織機の大きい駆動回転数を許容しない。
本発明の説明
本発明の課題は、冒頭記載のシャフト装置を改善し
て、前述の欠点を除去することにある。
て、前述の欠点を除去することにある。
上記課題は本発明により請求の範囲第1項の特徴部に
記載の特徴事項により解決される。
記載の特徴事項により解決される。
ヘドルの駆動が、駆動ヘドルスライドバーに配置され
ている少なくとも1つの薄肉リッジにより行われ、この
リッジは、ヘドルスライドバーにより構成される面に対
して横方向に突出し、そして0.01〜0.1mmの遊びで、ヘ
ドルの従属する端部アイレットの嵌め溝の中に嵌合する
ことによって、このシャフト装置は、例えば毎分4000〜
6000回転になることもできる最大回転数においても非常
に僅かな騒音しか発生せず、そして最小の摩耗しかもた
らさない。従って本発明のシャフト装置又はこれを備え
た織機は、比較的僅かな、ノイズレベル及び摩耗におい
て高い効率を可能にする。
ている少なくとも1つの薄肉リッジにより行われ、この
リッジは、ヘドルスライドバーにより構成される面に対
して横方向に突出し、そして0.01〜0.1mmの遊びで、ヘ
ドルの従属する端部アイレットの嵌め溝の中に嵌合する
ことによって、このシャフト装置は、例えば毎分4000〜
6000回転になることもできる最大回転数においても非常
に僅かな騒音しか発生せず、そして最小の摩耗しかもた
らさない。従って本発明のシャフト装置又はこれを備え
た織機は、比較的僅かな、ノイズレベル及び摩耗におい
て高い効率を可能にする。
本発明のシャフト装置の有利な実施の形態は請求の範
囲第2項〜第10項に記載されている。
囲第2項〜第10項に記載されている。
シャフト装置の寿命は、請求の範囲第2項の構成によ
り改善され、何故ならば駆動力が2つのリッジに配分さ
れるからである。これにより摩耗が低減され、摩耗の増
大をともなう高いノイズレベルが低下する。
り改善され、何故ならば駆動力が2つのリッジに配分さ
れるからである。これにより摩耗が低減され、摩耗の増
大をともなう高いノイズレベルが低下する。
基本的には、駆動ヘドルスライドバーのリッジを駆動
ヘドルスライドバーの任意の高さに配置することは可能
であるが、しかし請求の範囲第3項の実施形態が有利で
ある。
ヘドルスライドバーの任意の高さに配置することは可能
であるが、しかし請求の範囲第3項の実施形態が有利で
ある。
リッジの配置及び向きについても種々の可能性がある
が、請求の範囲第4項の実施形態が最も好ましい力の配
分を可能にする。
が、請求の範囲第4項の実施形態が最も好ましい力の配
分を可能にする。
ヘドルスライドバー、とりわけ駆動ヘドルスライドバ
ー請求の範囲第5項に記載の実施形態が特に有利であ
り、何故ならばこの断面形状は、一方ではリッジの形成
を可能にし、そして他方ではヘドルスライドバーが中実
断面を有する場合に比して小さい質量で良好な曲げ慣性
モーメントを保証するからである。ヘドルスライドバー
の質量の小さいことは、より高い作動速度を助長し、そ
して騒音及び摩耗の低減に貢献する。
ー請求の範囲第5項に記載の実施形態が特に有利であ
り、何故ならばこの断面形状は、一方ではリッジの形成
を可能にし、そして他方ではヘドルスライドバーが中実
断面を有する場合に比して小さい質量で良好な曲げ慣性
モーメントを保証するからである。ヘドルスライドバー
の質量の小さいことは、より高い作動速度を助長し、そ
して騒音及び摩耗の低減に貢献する。
請求の範囲第6項は嵌め溝の有利な幅を包含してい
る。請求の範囲第7項は、端部アイレットと非被動ヘド
ルスライドバーとの間の好ましくは垂直の遊びの値をあ
げて、ヘドルの操作に必要な広げ角を確実にできるよう
にする。
る。請求の範囲第7項は、端部アイレットと非被動ヘド
ルスライドバーとの間の好ましくは垂直の遊びの値をあ
げて、ヘドルの操作に必要な広げ角を確実にできるよう
にする。
基本的にはヘドルは任意に形成されていることができ
るが、しかしその際請求の範囲第8項の実施形態が特に
有利であり、何故ならばこれが僅かな所要側方スペース
で良好な強度特性と摩耗特性とを可能にするからであ
る。
るが、しかしその際請求の範囲第8項の実施形態が特に
有利であり、何故ならばこれが僅かな所要側方スペース
で良好な強度特性と摩耗特性とを可能にするからであ
る。
請求の範囲第9項の実施形態が特に有利であり、その
際通常は2つの取付け孔が設けられている。これは、請
求の範囲第10項の有利な実施形態を可能にする。その取
付け装置は、前もってヘドルにたて糸を通すことを容易
にする。この取付け装置によりヘドルはヘドルスライド
バーの上にスライドさせて載置し、又は取外すことがで
き、これにより例えば製造する製品を取り替える際の組
立て及び組変えの時間を本質的に短縮できる。
際通常は2つの取付け孔が設けられている。これは、請
求の範囲第10項の有利な実施形態を可能にする。その取
付け装置は、前もってヘドルにたて糸を通すことを容易
にする。この取付け装置によりヘドルはヘドルスライド
バーの上にスライドさせて載置し、又は取外すことがで
き、これにより例えば製造する製品を取り替える際の組
立て及び組変えの時間を本質的に短縮できる。
図面の簡単な説明
次に本発明を実施の形態に基づいて図を用いて詳細に
説明する。
説明する。
第1図はたて糸の長手方向から見た公知のシャフト装
置の立面図、 第2図はよこ糸の長手方向から見た第1図のシャフト
装置の側面図、 第3図は第2図の駆動ヘドルスライドバーに取付けら
れているヘドルの端部アイレットを拡大して見た略図、 第4図は第1図の図による第3図の駆動ヘドルスライ
ドバーに取付けられているヘドルの端部アイレットを遊
びを用いて傾斜させることを部分的に断面図で示す略
図、 第5図は本発明のシャフト装置の一部をよこ糸の長手
方向から見た側面図、 第6図は第5図のシャフト装置のVI−VI線に沿う断面
図、 第7図は駆動ヘドルスライドバーと所属の端部アイレ
ットのもう1つの実施形態を示す垂直断面図、 第8図は駆動ヘドルスライドバーとヘドルの端部アイ
レットとの別の実施形態の垂直断面図、 第9図はシャフト装置を取付け装置と共にシャフト面
に垂直に見て示す平面図、 第10図は第9図の装置のX−X線に沿う断面図であ
る。
置の立面図、 第2図はよこ糸の長手方向から見た第1図のシャフト
装置の側面図、 第3図は第2図の駆動ヘドルスライドバーに取付けら
れているヘドルの端部アイレットを拡大して見た略図、 第4図は第1図の図による第3図の駆動ヘドルスライ
ドバーに取付けられているヘドルの端部アイレットを遊
びを用いて傾斜させることを部分的に断面図で示す略
図、 第5図は本発明のシャフト装置の一部をよこ糸の長手
方向から見た側面図、 第6図は第5図のシャフト装置のVI−VI線に沿う断面
図、 第7図は駆動ヘドルスライドバーと所属の端部アイレ
ットのもう1つの実施形態を示す垂直断面図、 第8図は駆動ヘドルスライドバーとヘドルの端部アイ
レットとの別の実施形態の垂直断面図、 第9図はシャフト装置を取付け装置と共にシャフト面
に垂直に見て示す平面図、 第10図は第9図の装置のX−X線に沿う断面図であ
る。
本発明の実施の形態
第1図〜第4図は、例えばスイス特許第523987号公報
に開示されているようなシャフト装置を示す。このシャ
フト装置は垂直の形材棒1を有し、これに上方の駆動ヘ
ドルスライドバー2と下方の案内ヘドルスライドバー3
とがそれぞれクランプジョー4により固定されている。
駆動ヘドルスライドバー2及び案内ヘドルスライドバー
3の上にいくつかのヘドル5が端部アイレット6,7によ
り配列されている。各ヘドル5は糸穴8を備え、これを
通してそれぞれ1本のたて糸9が導かれている。下方の
端において形材棒1は、ボルト11を備いたフラップ10を
有し、このボルトには2アーム形駆動レバー12が係合す
る。駆動レバー12は軸棒13に回動可能に支承され、形材
棒1と反対の端にローラ14を有し、これは被動偏心器15
と共働してカムとして作用する。バイアス緊張ばね16
が、ヘドルスライドバー2,3により形成されているシャ
フトフレームを下方へバイアス緊張し、そしてそれによ
り同時にローラ14を偏心器15に押圧する。第3図から分
かるように、ヘドル5の端部アイレット6は、例えば0.
5〜1mmの大きい遊びを含んで駆動ヘドルスライドバー2
により貫通され、駆動ヘドルスライドバー2は、上下方
向に延びた偏平形材から形成されている。この遊びは、
ヘドル5を垂線17の両側に分け広げて、例えば、糸修復
を行うことができるために必要である。広げ角αは垂線
17に対して好ましくは15゜である。この遊びによりヘド
ルスライドバー2と端部アイレット6の間にガタツキが
生じる。本発明は、このガタツキをなくすために、例え
ば図5の形状のヘドルスライドバー2aと端部アイレット
6aを提案する。
に開示されているようなシャフト装置を示す。このシャ
フト装置は垂直の形材棒1を有し、これに上方の駆動ヘ
ドルスライドバー2と下方の案内ヘドルスライドバー3
とがそれぞれクランプジョー4により固定されている。
駆動ヘドルスライドバー2及び案内ヘドルスライドバー
3の上にいくつかのヘドル5が端部アイレット6,7によ
り配列されている。各ヘドル5は糸穴8を備え、これを
通してそれぞれ1本のたて糸9が導かれている。下方の
端において形材棒1は、ボルト11を備いたフラップ10を
有し、このボルトには2アーム形駆動レバー12が係合す
る。駆動レバー12は軸棒13に回動可能に支承され、形材
棒1と反対の端にローラ14を有し、これは被動偏心器15
と共働してカムとして作用する。バイアス緊張ばね16
が、ヘドルスライドバー2,3により形成されているシャ
フトフレームを下方へバイアス緊張し、そしてそれによ
り同時にローラ14を偏心器15に押圧する。第3図から分
かるように、ヘドル5の端部アイレット6は、例えば0.
5〜1mmの大きい遊びを含んで駆動ヘドルスライドバー2
により貫通され、駆動ヘドルスライドバー2は、上下方
向に延びた偏平形材から形成されている。この遊びは、
ヘドル5を垂線17の両側に分け広げて、例えば、糸修復
を行うことができるために必要である。広げ角αは垂線
17に対して好ましくは15゜である。この遊びによりヘド
ルスライドバー2と端部アイレット6の間にガタツキが
生じる。本発明は、このガタツキをなくすために、例え
ば図5の形状のヘドルスライドバー2aと端部アイレット
6aを提案する。
第5図及び第6図はシャフト装置の本発明の1つの有
利な実施形態を示し、その際公知のシャフト装置と同一
の部分は同一の参照番号を付してある。第5図には2つ
のヘドル5aが示されているが、これらは2つのシャフト
に割当てられ、そしてそれらがたて糸9を上下に分け開
いてひ口18を形成する。この中によこ糸19が投入され、
そしておさ20により織物縁(Warenkante)21に打ち寄せ
ることができる。上方の駆動ヘドルスライドバー2aはC
字形の形を有し、その際C字の下方のリッジ22はたて糸
面23に平行に置かれ、そして、ヘドル5aの端部アイレッ
ト6aの内面に形成されている嵌め溝24の中に嵌合する。
リッジ22は非常に薄肉に形成され、例えば0.8mmの厚さ
を有する。嵌め溝24の幅は対応して狭く、そして最大1.
0mmである。リッジ22の厚さと嵌め溝24の幅とは、リッ
ジ22と嵌め溝24との間の遊びが0.01〜0.1mm、好ましく
は0.05mmであるように互いに調整されている。この小さ
い遊びにもかかわらず、好ましくは薄板状に形成されて
いるヘドル5aは図6からわかるように垂線に対して角度
α=15゜だけ広げることができる。下方の案内ヘドルス
ライドバー3aは、上方の駆動ヘドルスライドバー2aと同
様に形成されていることができ、その際0.5〜10mmの垂
直遊びが可能である。案内ヘドルスライドバー3aは、ヘ
ドル5aを駆動するのに用いられるのではなくて、シャフ
トの中でヘドル5aを案内し、動かされたたて糸に起因す
る横方向の力を受止めるために用いられる。ヘドル5aは
更に、ヘドル5aをヘドルスライドバー2aに取付けるのを
容易にする取付け孔25をも有し、これは以下において第
9図及び第10図に基づいて詳細に説明する。
利な実施形態を示し、その際公知のシャフト装置と同一
の部分は同一の参照番号を付してある。第5図には2つ
のヘドル5aが示されているが、これらは2つのシャフト
に割当てられ、そしてそれらがたて糸9を上下に分け開
いてひ口18を形成する。この中によこ糸19が投入され、
そしておさ20により織物縁(Warenkante)21に打ち寄せ
ることができる。上方の駆動ヘドルスライドバー2aはC
字形の形を有し、その際C字の下方のリッジ22はたて糸
面23に平行に置かれ、そして、ヘドル5aの端部アイレッ
ト6aの内面に形成されている嵌め溝24の中に嵌合する。
リッジ22は非常に薄肉に形成され、例えば0.8mmの厚さ
を有する。嵌め溝24の幅は対応して狭く、そして最大1.
0mmである。リッジ22の厚さと嵌め溝24の幅とは、リッ
ジ22と嵌め溝24との間の遊びが0.01〜0.1mm、好ましく
は0.05mmであるように互いに調整されている。この小さ
い遊びにもかかわらず、好ましくは薄板状に形成されて
いるヘドル5aは図6からわかるように垂線に対して角度
α=15゜だけ広げることができる。下方の案内ヘドルス
ライドバー3aは、上方の駆動ヘドルスライドバー2aと同
様に形成されていることができ、その際0.5〜10mmの垂
直遊びが可能である。案内ヘドルスライドバー3aは、ヘ
ドル5aを駆動するのに用いられるのではなくて、シャフ
トの中でヘドル5aを案内し、動かされたたて糸に起因す
る横方向の力を受止めるために用いられる。ヘドル5aは
更に、ヘドル5aをヘドルスライドバー2aに取付けるのを
容易にする取付け孔25をも有し、これは以下において第
9図及び第10図に基づいて詳細に説明する。
第7図は、断面においてL字形に形成されている駆動
ヘドルスライドバー2bを示し、これは、相応して形成さ
れている端部アイレット6bを有するヘドル5bと共働す
る。リッジ22aはこの場合に、上記のL字形によって予
め与えられている端部アイレット6bの対応する嵌め溝24
aの中に嵌合する。
ヘドルスライドバー2bを示し、これは、相応して形成さ
れている端部アイレット6bを有するヘドル5bと共働す
る。リッジ22aはこの場合に、上記のL字形によって予
め与えられている端部アイレット6bの対応する嵌め溝24
aの中に嵌合する。
第8図はもう1つの駆動ヘドルスライドバー2cを示
し、これは、互いに反対の方向を向いている2つのリッ
ジ22b及び22cを有し、これらは中実の形材の中への切込
み26により形成されている。端部アイレット6cの開口も
同様に形成されており、ここでも嵌め溝24b,24cを有
し、これらの中にリッジ22b及び22cが嵌合する。
し、これは、互いに反対の方向を向いている2つのリッ
ジ22b及び22cを有し、これらは中実の形材の中への切込
み26により形成されている。端部アイレット6cの開口も
同様に形成されており、ここでも嵌め溝24b,24cを有
し、これらの中にリッジ22b及び22cが嵌合する。
第9図及び第10図はシャフト装置の取付け装置27を示
す。このものは少なくとも1つの端部棒28又は29より成
り、これは開き口30,31を介して駆動ヘドルスライドバ
ー2a及び案内ヘドルスライドバー3aの上にスライド載置
することができる。本例では設けられている2つの端部
棒28,29は2つの取付け棒32,33により互いに結合され、
その際これらの取付け棒32,33は、詳細には説明しない
ねじ切りを有し、これらは、端部棒29との取外し可能な
結合を可能にする。この取付け装置27は、駆動ヘドルス
ライドバー2a及び案内ヘドルスライドバー3aへの取付け
とは無関係にヘドル5aを収容するのに用いられる。これ
を実現するために端部棒29を取付け棒32,33から取外
し、それによりヘドル5aを取付け孔25により取付け棒3
2,33の上にスライド載置することができるようになる。
取付けが終了した後、取付け装置27は再び取外すことが
でき、その際、端部棒29を取付け棒32,33から取外し、
そして各取付け棒32,33をヘドルから引抜く。端部棒29
は、側方に開いている開き口30,31に基づいて駆動ヘド
ルスライドバー2a及び案内ヘドルスライドバー3aから外
すことができる。
す。このものは少なくとも1つの端部棒28又は29より成
り、これは開き口30,31を介して駆動ヘドルスライドバ
ー2a及び案内ヘドルスライドバー3aの上にスライド載置
することができる。本例では設けられている2つの端部
棒28,29は2つの取付け棒32,33により互いに結合され、
その際これらの取付け棒32,33は、詳細には説明しない
ねじ切りを有し、これらは、端部棒29との取外し可能な
結合を可能にする。この取付け装置27は、駆動ヘドルス
ライドバー2a及び案内ヘドルスライドバー3aへの取付け
とは無関係にヘドル5aを収容するのに用いられる。これ
を実現するために端部棒29を取付け棒32,33から取外
し、それによりヘドル5aを取付け孔25により取付け棒3
2,33の上にスライド載置することができるようになる。
取付けが終了した後、取付け装置27は再び取外すことが
でき、その際、端部棒29を取付け棒32,33から取外し、
そして各取付け棒32,33をヘドルから引抜く。端部棒29
は、側方に開いている開き口30,31に基づいて駆動ヘド
ルスライドバー2a及び案内ヘドルスライドバー3aから外
すことができる。
参照番号リスト
α 広げ角
1 形材棒
2 駆動ヘドルスライドバー
2a 駆動ヘドルスライドバー
2b 駆動ヘドルスライドバー
2c 駆動ヘドルスライドバー
3 案内ヘドルスライドバー
3a 案内ヘドルスライドバー
4 クランプジョー
5 ヘドル
5a ヘドル
5b ヘドル
5c ヘドル
6 端部アイレット
6a 端部アイレット
6b 端部アイレット
6c 端部アイレット
7 端部アイレット
8 糸穴
9 たて糸が作る面
10 フラップ
11 ボルト
12 駆動レバー
13 軸棒
14 ローラ
15 偏心器
16 バイアス緊張ばね
17 垂線
18 たて糸
19 よこ糸
20 おさ
21 織物縁
22 リッジ
22a リッジ
22b リッジ
22c リッジ
23 たて糸面
24a 嵌め溝
24b 嵌め溝
24c 嵌め溝
25 取付け孔
26 切込み
27 取付け装置
28 端部棒
29 端部棒
30 開き口
31 開き口
32 取付け棒
33 取付け棒
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
D03C 13/00
Claims (10)
- 【請求項1】両側に配置されている端部アイレット(6,
6a,6b,6c,7)と共にそれぞれ糸穴(8)を有し、そして
それら端部アイレットにより複数のヘドルスライドバー
(2,2a,2b,2c,3,3a)に配列されているいくつかのへド
ル(5,5a,5b,5c)を具備し、複数のヘドルスライドバー
(2,2,2b,2c,3,3a)のうち少なくとも1つが、駆動ヘド
ルスライドバー(2,2a,2b,2c)として上下方向に直立し
た偏平な形を有し、その際少なくとも前記駆動ヘドルス
ライドバー(2a,2b,2c)が少なくとも1つのリッジ(2
2,22a,22b,22c)を有し、このリッジ(22,22a,22b,22
c)が、前記ヘドルスライドバー(2a,2b,2c,3,3a)によ
り構成されている面に対して横方向に突出し、そしてリ
ッジ(22,22a,22b,22c)が、へドル(5a,5b,5c)の各端
部アイレット(6a,6b,6c)に設けた駆動用嵌め溝(24,2
4a,24b,24c)の中に嵌合しているシャフト装置におい
て、 少なくとも前記駆動ヘドルスライドバー(2a,2b,2c)と
共働する前記端部アイレット(6a,6b,6c)が、前記駆動
ヘドルスライドバー(2a,2b,2c)を完全に取囲み、そし
て前記駆動ヘドルスライドバー(2a,2b,2c)の前記リッ
ジ(22,22a,22b,22c)と前記端部アイレット(6a,6b,6
c)の前記嵌め溝(24,24a,24b,24c)との間の遊びが0.0
1〜0.1mmであることを特徴とするシャフト装置。 - 【請求項2】少なくとも駆動ヘドルスライドバー(2c)
が第2のリッジ(22c)を有し、これが第1のリッジ(2
2b)の高さにあり、そして反対の方向を向いており、そ
してヘドル(5c)の従属する端部アイレット(6c)の中
の第2の嵌め溝(24c)の中に嵌合することを特徴とす
る請求の範囲第1項に記載のシャフト装置。 - 【請求項3】リッジ(22,22a,22b,22c)が、駆動ヘドル
スライドバー(2a,2b,2c)の糸穴(8)に向かう側に配
置されていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第
2項に記載のシャフト装置。 - 【請求項4】リッジ(22,22a,22b,22c)がたて糸面(2
3)に平行な方向に向いていることを特徴とする請求の
範囲第1項から第3項のうちのいずれか1つの項に記載
のシャフト装置。 - 【請求項5】少なくとも駆動ヘドルスライドバー(2a,2
b,2c)がL字形、C字形又はT字形の断面を有すること
を特徴とする請求の範囲第1項から第4項のうちのいず
れか1つの項に記載のシャフト装置。 - 【請求項6】嵌め溝(24,24a,24b,24c)の幅が最大で1.
0mmであることを特徴とする請求の範囲第1項から第5
項のうちのいずれか1つの項に記載のシャフト装置。 - 【請求項7】端部アイレット(6a,6b,6c)と非被動ヘド
ルスライドバー(2a,2b,2c)との間の垂直遊びが0.5〜1
0mmであることを特徴とする請求の範囲第1項から第6
項のうちのいずれか1つの項に記載のシャフト装置。 - 【請求項8】へドル(5a,5b,5c)が薄板状に形成されて
いることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項のう
ちのいずれか1つの項に記載のシャフト装置。 - 【請求項9】へドル(5a,5b,5dc)が、取付け装置(2
7)を受けるための少なくとも1つの取付け孔(25)を
有することを特徴とする請求の範囲第1項から第8項の
うちのいずれか1つの項に記載のシャフト装置。 - 【請求項10】ヘドルスライドバー(2a,2b,2c,3a)が
片側において固定されていて、取付け装置(27)を支持
し、これが少なくとも1つの端部棒(28又は29)から形
成されており、これが開き口(30,31)を介してヘドル
スライドバー(2a,2b,2c,3a)に取外し可能に配置され
ていて、へドル(5a,5b,5c)の取付け孔(25)を貫通す
る少なくとも1つの取付け棒(32)により結合すること
ができてヘドル成層体を受けることを特徴とする請求の
範囲第9項に記載のシャフト装置。
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