JP3497988B2 - 図形処理装置及び図形処理方法 - Google Patents

図形処理装置及び図形処理方法

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JP3497988B2
JP3497988B2 JP10434298A JP10434298A JP3497988B2 JP 3497988 B2 JP3497988 B2 JP 3497988B2 JP 10434298 A JP10434298 A JP 10434298A JP 10434298 A JP10434298 A JP 10434298A JP 3497988 B2 JP3497988 B2 JP 3497988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字や図形データ
を発生,表示する図形処理装置に関するもので、特に表
示用画素データを記憶するためのフレームバッファを主
記憶装置内に一体化する、統合化メモリ方式で構成され
る図形処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による統合化メモリ方式で構
成される図形処理装置の一例として、例えば特開平4−1
084192 号公報に記載された技術がある。この方式は、
表示回路が他の回路に優先してメモリアクセスを行いた
い場合に、そのことをメモリ管理ユニットに通知する優
先制御信号を設け、メモリ管理ユニットは優先制御信号
が入力されると表示回路のメモリアクセスの優先度を上
げる制御を行うことで、メモリ統合化によりメモリアク
セスの競合が増えてもCRTなどへの画面表示を途切れ
させることなく制御する方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記発明は、ある規定
時間内に必ず処理を終了する必要のある回路が、優先的
にメモリアクセスを行うための手段として優先制御信号
を設けたものである。
【0004】しかしながら上記発明では、ある規定時間
内に必ず処理を終了する必要ある回路が複数存在する構
成については考慮されていない。例えば、ある規定時間
内に必ず処理を終了する必要のある回路として表示回路
とビデオ入力回路を備える構成を考えると、表示回路は
CRTへの表示が途切れないようにメモリから表示デー
タを読み出す必要があり、一方ビデオ入力回路について
も、常に入力され続けるビデオデータを取りこぼさない
用にビデオ入力データをメモリに書き込む必要がある。
すなわち、表示回路は1画面を表示する時間内に1画面
分全ての表示データをメモリから読み出す必要があり、
ビデオ入力回路も同様にビデオ入力データが1画面分入
力される時間内に1画面分全てのビデオ入力データをメ
モリに書き込む必要がある。このように表示回路とビデ
オ入力回路を備えた図形処理装置において上記発明を適
用した場合、表示回路,ビデオ入力回路の両方に優先制
御信号を設けることになるが、表示回路とビデオ入力回
路が同時に優先制御信号をメモリ管理ユニットに出力す
ると、メモリ管理ユニットは結局いずれか一方の優先度
の高い回路にメモリアクセスを行わせることになるの
で、もう一方の回路は優先制御信号を使っても、規定時
間内に処理を終了するための十分なメモリアクセスを行
えないことになり問題がある。
【0005】本発明の目的は、統合化メモリ方式を採用
し、かつある規定時間内に必ず処理を終了する必要のあ
る回路を複数備えた図形処理装置において、これらのあ
る規定時間内に必ず処理を終了する必要のある複数の回
路が、それぞれの規定時間内にそれぞれの処理を終了す
るのに必要な分だけメモリアクセスを行えるようにする
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、演算処理を
実行するCPUと、CPUの演算結果と表示データとを
記憶するメモリと、メモリにアクセスし、メモリに記憶
された表示データの表示を制御する表示制御回路と、表
示データを生成するためにメモリにアクセスして規定時
間内に処理を行うための処理回路と、表示制御回路及び
処理回路からメモリへのアクセスの調停を行うバス制御
回路とを有する図形処理装置であって、表示制御回路,
処理回路はそれぞれ内部の状態を内部状態信号として出
力する手段を有し、バス制御回路は表示制御回路と処理
回路から出力される内部状態信号に基づいてメモリをア
クセスする際の優先度を判定することによって達成する
ことができる。
【0007】また上記目的は、演算処理を実行するCP
Uと、CPUの演算結果を記憶する第1のメモリと、C
PUの演算結果及び表示データとを記憶する第2のメモ
リと、第2のメモリにアクセスし、第2のメモリに記憶
された表示データの表示を制御する表示制御回路と、表
示データを生成するために第2のメモリにアクセスして
規定時間内に処理を行うための処理回路と、表示制御回
路及び処理回路から第2のメモリへのアクセスの調停を
行うバス制御回路とを有する図形処理装置であって、表
示制御回路,処理回路はそれぞれ内部の状態を内部状態
信号として出力する手段を有し、バス制御回路は表示制
御回路と処理回路から出力される内部状態信号に基づい
て第2のメモリをアクセスする際の優先度を判定するこ
とによって達成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0009】図1に本発明の第1の実施例の全体構成図
を示す。図1において、100はグラフィックスプロセ
ッサ、110は内部バス、200はバス制御回路、31
0はCPU I/F回路、320は描画回路、330は
ビデオ入力回路、340は表示回路、311,321,
331,341は内部状態信号、312,322,33
2,342は優先度判定結果、313,323,33
3,343はリクエスト、314,324,334,3
44はアクノリッジ、500はCPU、510はI/O
コントローラ、520はCDROM、530はキーボー
ド、540はマウス、550はCPUバス、600はN
TSCデコーダ、610はアンテナ、620はDAC、
630はCRT、700はメモリ、710は主記憶、7
20は描画用データ、730はビデオ入力データ、74
0はフレームバッファである。図1において、主記憶7
10はCPU500が動作するために必要なプログラム,デー
タ,作業領域などを保持する領域であり、描画用データ
720は描画回路320が動作するために必要なコマン
ド,データ,作業領域などを保持する領域であり、ビデ
オ入力データ730はビデオ入力回路330によって作
成されたビデオ入力データを保持する領域であり、フレ
ームバッファ740は表示回路340が読み出してCRT6
30に表示するための表示データを保持する領域である。
グラフィックスプロセッサ100内の各回路について、
以下説明を行う。CPU I/F回路310はCPU500か
らメモリ700へのアクセス要求を受けると、バス制御
回路200に内部バス110のバス権を取得するためリ
クエスト313を出力する。CPU I/F回路310
はバス制御回路200からアクノリッジ314が出力さ
れるのを受けて、内部バス110を通してメモリ700
にアクセスを行い、CPU500からのアクセス内容が読み出
しアクセスであればメモリ700から読み出したデータ
をCPUバス550を通してCPU500に転送し、また書き
込みアクセスであれば、メモリ700にそのデータの書
き込みを行う。さらにCPU I/F回路310は、CP
U500からメモリ700へのアクセス要求を受けてから現
在までの経過時間を、内部状態信号311としてバス制
御回路200に出力する。またCPU I/F回路31
0は、バス制御回路200から出力される優先度判定結
果312の内容が、CPU I/F回路310の優先度
が一番高いことを示している場合、直ちにリクエスト3
13を出力する。描画回路320は、描画用データ72
0から描画コマンドを読み出してグラフィック描画デー
タを作成し、フレームバッファ740に書き込む。メモ
リ700にアクセスするために、リクエスト323とア
クノリッジ324を使って内部バス110のバス権取得
を行うのは、CPU I/F回路310と同様である。
さらに描画回路320は、内部のバッファが空になって
からの経過時間(読み出し用バッファの場合)、または
一杯になってからの経過時間(書き込み用バッファの場
合)を調べ、それらの中の最大値を内部状態信号321
としてバス制御回路200に出力する。また描画回路3
20は、バス制御回路200から出力される優先度判定
結果322の内容が、描画回路320の優先度が一番高
いことを示している場合、直ちにリクエスト323を出
力する。ビデオ入力回路330は、アンテナ610で受
信後NTSCデコーダ600でディジタルデータに変換
されたビデオデータを読み込む。ビデオ入力回路330
は、ビデオデータのフォーマットとして、RGB形式ま
たは、輝度信号+色差信号形式(以下YC形式と呼ぶ)
を選択することが可能である。また、入力されたビデオ
データを間引いてデータサイズを小さくすることが可能
である。これはピクチャー・イン・ピクチャーを行って
ビデオ画面を子画面として元の画面サイズよりも小さい
サイズで表示する場合に、ビデオデータの入力時の取り
込み画面サイズを表示サイズに合わせることによってメ
モリ700を有効利用するために使用する。ビデオ入力
回路330は、CRT630に表示する際の表示画面上でのビ
デオ画面の位置を示すレジスタを参照しながら、入力さ
れたビデオデータをメモリ700に書き込む。ビデオ入
力回路330は、入力されたビデオデータをメモリ70
0に書き込むため、リクエスト333とアクノリッジ3
34を使ってメモリ700へのアクセスを行う。さらに
ビデオ入力回路330は、内部のバッファがあとどれく
らいで入力されるビデオデータで一杯になるかの予測時
間を調べ、内部状態信号331としてバス制御回路20
0に出力する。またビデオ入力回路330は、バス制御
回路200から出力される優先度判定結果332の内容
が、ビデオ入力回路330の優先度が一番高いことを示
している場合、直ちにリクエスト333を出力する。表
示回路340は、メモリ700から表示データとビデオ
入力データを読み出し、DAC620を通してCRT630に出力す
る。表示回路340は表示データを読み出す際に、CRT6
30での表示画面上でのビデオ画面の位置を示すレジスタ
を参照しながら、読み出した表示データまたはビデオ入
力データをDAC620に出力する。表示回路340は、表示
データとビデオ入力データをメモリ700から読み出す
ため、リクエスト343とアクノリッジ344を使って
メモリ700へのアクセスを行う。さらに表示回路34
0は、内部の各バッファがあとどれくらいで空になるか
の予測時間を調べ、その最小値を内部状態信号341と
してバス制御回路200に出力する。また表示回路34
0は、バス制御回路200から出力される優先度判定結
果342の内容が、表示回路340の優先度が一番高い
ことを示している場合、直ちにリクエスト343を出力
する。バス制御回路200は内部状態信号311,32
1,331,341によって、CPU I/F回路31
0,描画回路320,ビデオ入力回路330,表示回路
340のメモリ700へのアクセスの緊急度を比較し、
最も緊急度の高い回路が最も内部バス110のバス調停
時の優先度が高くなるように優先度を決定し、優先度判
定結果312,322,332,342として出力す
る。またバス制御回路200はこの優先度判定結果を使
って、CPU I/F回路310,描画回路320,ビ
デオ入力回路330,表示回路340から出力されるリ
クエスト313,323,333,343の中から最も
優先度の高い回路に対してアクノリッジを出力する。
【0010】上記のように、CPU I/F回路31
0,描画回路320,ビデオ入力回路330,表示回路
340から出力される内部状態信号311,321,3
31,341を使って、バス制御回路200で各回路の
メモリ700へのアクセスの緊急度を比較しながら内部
バス110の優先度を動的に決定し、その優先度を用い
て内部バス110のバス調停を行うことによって、規定
時間内に必ず処理を終了しなければならない回路が複数
ある場合でも、それぞれの規定時間内にそれぞれの処理
を終了するのに必要な分だけのメモリアクセスを行える
ようにすることができる。
【0011】図2に図1におけるCPU I/F回路3
10の構成例を示す。図2において、2100はバッフ
ァ、2200はアクセス制御回路である。
【0012】図2において、CPU500からのアクセス要求
があると、読み出しアクセス要求の場合はアドレスが、
書き込みアクセス要求の場合はアドレスとデータがバッ
ファ2100に書き込まれる。またCPU500からのアクセ
ス要求はアクセス制御回路2200に入力され、アクセ
ス制御回路2200ではアクセス要求が入力されてから
の経過時間をカウントし、内部状態信号311として出
力する。さらにアクセス制御回路2200は内部バス1
10を使用するための、リクエスト313の出力も行
い、リクエスト313の出力中にアクノリッジ314が
入力されると開始信号をバッファ2100に出力し、バ
ッファ2100に保持されているアドレス(書き込みア
クセスの場合にはデータも)を内部バス110に出力さ
せる。アクセス制御回路2200はまた、優先度判定結
果312を調べCPU I/F回路310の優先度が一
番高いことが分かると直ちにリクエスト313を出力
し、アクノリッジ314が入力されると開始信号をバッ
ファ2100に出力し、バッファ2100に保持されて
いるアドレス(書き込みアクセスの場合にはデータも)を
内部バス110に出力させる。
【0013】図3に図1における描画回路320の構成
例を示す。図3において、3100は描画コア、320
0はコマンドバッファ、3300はテクスチャバッフ
ァ、3400はライトバッファ、3500はアクセス制
御回路である。
【0014】図3において、描画コア3100はコマン
ドバッファ3200から描画コマンドを読み出し、その
描画コマンドを解析した結果テクスチャデータが必要で
あればテクスチャバッファ3300からテクスチャデー
タを読み出してグラフィックスデータを作成し、書き込
みアドレスとともにライトバッファ3400に書き込
む。コマンドバッファ3200とテクスチャバッファ3
300は、保持しているコマンドまたはデータがなくな
ってからの経過時間を内部状態信号としてアクセス制御
回路3500に出力する。ライトバッファ3400は、
描画コア3100からグラフィックスデータを書き込ま
れてからの経過時間を内部状態信号としてアクセス制御
回路3500に出力する。アクセス制御回路3500で
は、これら3つのバッファから出力される内部状態信号
から最も大きなものを選択して内部状態信号321とし
て出力する。さらにアクセス制御回路3500は内部バ
ス110を使用するためのリクエスト323の出力も行
い、リクエスト323の出力中にアクノリッジ324が
出力されると開始信号を描画コア3100に出力する。
アクセス制御回路3500はまた、優先度判定結果32
2を調べ描画回路320の優先度が一番高いことが分か
ると直ちにリクエスト323を出力し、アクノリッジ3
24が入力されると開始信号を描画コア3100に出力
し、内部バス110へのアクセスを実行させる。描画コ
ア3100は、コマンドバッファ3200またはテクス
チャバッファ3300のための読み出しアクセスならば
アドレスを内部バス110に出力し、内部バス110を
通して読み出したデータをコマンドバッファ320また
はテクスチャバッファ3300のいずれかに書き込む。
また描画コア3100は、ライトバッファ3400のた
めの書き込みアクセスならば、ライトバッファ3400
に保持してあるアドレスとデータを内部バス110に出
力させる。
【0015】図4に図1におけるビデオ入力回路330
の第1の構成例を示す。図4において、4100はフォ
ーマット設定レジスタ、4200はフォーマット変換回
路、4300はハードウエアウインドウレジスタ、44
00は間引き回路、4500はブロックアドレス生成回
路、4600はライトバッファ、4700はアクセス制
御回路である。NTSCデコーダ600の出力フォーマ
ットは、RGB形式である場合と、YC形式である場合
と両方考えられるが、以下では少ないビット数でより多
くの色数を表現できるYC形式で出力されるとして説明
する。
【0016】図4において、フォーマット設定レジスタ
4100は、ビデオ入力データをメモリ700に書き込
む際のデータフォーマットを設定するレジスタである。
フォーマット設定レジスタ4100には、RGB形式ま
たはYC形式のいずれかを保持する。フォーマット変換
回路4200は、NTSCデコーダ600から入力され
るビデオデータを、16ビットのYC形式から16ビッ
トのRGB形式に変換する回路である。NTSCデコー
ダ600からビデオデータが入力されると、フォーマッ
ト設定レジスタ4100の内容がYC形式であれば、入
力されたビデオデータは16ビットYC形式のまま間引
き回路4400に入力される。フォーマット設定レジス
タ4100の内容がRGB形式であれば、入力されたビ
デオデータはフォーマット変換回路4200で16ビッ
トのRGB形式に変換後、間引き回路4400に入力さ
れる。間引き回路4400では、入力されたビデオデー
タの横方向のデータの間引き処理と補間処理と、縦方向
のデータの間引き処理と補間処理とを行って、ライトバ
ッファ4600にビデオデータを出力する。ハードウイ
ンドウレジスタ4300は、CRT630での表示画面上での
ビデオ画面の位置を保持するレジスタである。ブロック
アドレス生成回路4500は、間引き回路4400から
出力されるビデオデータに合わせて、ハードウエアウイ
ンドウレジスタ4300の内容を参照しながらメモリ7
00にビデオデータを書き込むためのブロックアドレス
を生成し、ライトバッファ4600に出力する。ここで
ブロックアドレスとは、描画回路320のメモリアクセ
スをなるべく高速にするため、例えば連続する512バ
イトのメモリ空間を、CRT630の画面上で横32画素×縦
16画素×8ビットのブロック状領域になるようにアド
レスを割り当てることである。このようなブロック状に
アドレスを割り当てると、例えば縦の直線を描画した場
合でも、1回のRASアドレス出力によってアクセスで
きるメモリライン内へ複数画素を書き込むことができる
ため高速化を図れる(連続するメモリ空間にCRT630の画
面上の左上から右下へラスタスキャンする順番に画素を
割り当てるリニアマッピングでは、縦の直線を描画され
ると、1回のRASアドレス出力によってアクセスでき
るメモリライン内へは1画素しか書き込むことができな
い)。ライトバッファ4600は、間引き回路4400
とブロックアドレス生成回路4500から出力されるビ
デオデータとアドレスを保持する。またライトバッファ
4600は、入力されるビデオデータが保持できるデー
タサイズと等しくなる予測時間を内部状態信号としてア
クセス制御回路4700に出力する。さらにライトバッ
ファ4600はアクセス制御回路4700から開始信号
が入力されると、内部バス110に保持しているビデオ
データとアドレスを出力する。アクセス制御回路470
0では、ライトバッファから出力される内部状態信号
を、内部状態信号331として出力する。さらにアクセ
ス制御回路4700は、内部バス110を使用するため
のリクエスト333の出力も行い、リクエスト323の
出力中にアクノリッジ334が入力されると開始信号を
ライトバッファ4600に出力する。アクセス制御回路
4700はまた、優先度判定結果332を調べビデオ入
力回路330の優先度が高いことが分かると直ちにリク
エスト333を出力し、アクノリッジ334が入力され
ると開始信号をライトバッファ4600に出力し、内部
バス110へのアクセスを実行させる。
【0017】上記のように、ブロックアドレス生成回路
4500を設け、ブロックアドレスを使って入力された
ビデオデータをメモリ700に書き込むことによって、
表示回路340でのアドレス生成のためのハードウエア
増加を抑えながらビデオ入力を行うことができる。
【0018】図5に図1における表示回路340の第1
の構成例を示す。図5において、5100はクロマキー
カラーレジスタ、5200はハードウエアウインドウレ
ジスタ、5300はフォーマット設定レジスタ、540
0,5410はパレット変換回路、5420はフォーマ
ット変換回路、5500はアクセス制御回路、5600はメ
ニューバッファ、5610は背景バッファ、5620は
ビデオバッファ、5700は表示制御回路、5800,
5810は比較器、5820,5830はセレクタであ
る。図5の表示回路340は、複数画面の重ね合わせ表
示を行うことができるもので、メニューバッファ560
は一番前に表示されるグラフィックスデータ(8ビッ
ト,インデックスカラー)を、背景バッファ5610
一番後ろに表示されるグラフィックスデータ(8ビッ
ト,インデックスカラー)を、ビデオバッファ5620
はメニューバッファ5600に保持されるグラフィック
ス面と背景バッファ5610に保持されるグラフィック
ス面との間に表示されるビデオ入力データ(16ビッ
ト,YC形式またはRGB形式)を、それぞれ保持する
バッファである。
【0019】図5において、クロマキーカラーレジスタ
5100は、メニューバッファ5600に保持されているグ
ラフィックスデータの中で、透明色として扱うパレット
番号を保持するレジスタである。ハードウエアウインド
ウレジスタ5200は、CRT630での表示画面上で
のビデオ画面の位置を保持するレジスタである。メニュ
ーバッファ5600に保持されているグラフィックスデ
ータは、パレット変換回路5400で8ビットのインデ
ックスカラーから16ビットのダイレクトカラーに変換
される。同様に、背景バッファ5610に保持されてい
るグラフィックスデータは、パレット変換回路5410
で8ビットのインデックスカラーから16ビットのダイ
レクトカラーに変換される。ビデオバッファ5620に
保持されているビデオ入力データは、フォーマット設定
レジスタ5300の内容がYC形式であれば、フォーマ
ット変換回路5420で16ビットのYC形式から16
ビットのRGB形式に変換される。フォーマット変換レ
ジスタ5300の内容がRGB形式であれば、そのまま
出力される。比較器5810は、表示制御回路5700
から出力される表示画素座標とハードウエアウインドウ
レジスタ5200の内容とを比較し、表示画素座標がビデオ
画面内であればビデオ入力データを、そうでなければパ
レット変換回路5410から出力されたグラフィックス
データを、セレクタ5830から出力させる。メニュー
バッファ5600に保持されているグラフィックスデー
タはまた比較器5800にも出力される。比較器5800
は、メニューバッファ5600から出力されるグラフィ
ックスデータとクロマキーカラーレジスタ5100の内
容を比較し、メニューバッファ5600から出力された
グラフィックスデータが透明色であれば、セレクタ58
30から出力されるデータを、そうでなければパレット
変換回路5400から出力されるデータを、セレクタ5
820からDAC620へ出力させる。メニューバッフ
ァ5600,背景バッファ5610,ビデオバッファ5
620はまた、保持しているデータが空になる予測時間
を内部状態信号としてアクセス制御回路5500に出力
する。アクセス制御回路5500では、これら3つのバ
ッファから出力される内部状態信号からもっとも小さな
ものを選択して内部状態信号341として出力する。さ
らにアクセス制御回路5500は内部バス110を使用
するためのリクエスト343の出力も行い、リクエスト
343の出力中にアクノリッジ344が入力されると開
始信号を表示制御回路5700に出力する。アクセス制
御回路5500はまた、優先度判定結果342を調べ表
示回路340の優先度が一番高いことが分かると直ちに
リクエスト343を出力し、アクノリッジ344が入力
されると開始信号を表示制御回路5700に出力し、内
部バス110へのアクセスを実行させる。表示制御回路
5700は、CRT630でのラスタスキャンに同期し
て、CRT630での画面上での表示画素の座標を表示
画素座標として出力する。また表示制御回路5700
は、アクセス制御回路5500から開始信号を受けると
アドレスを内部バス110に出力し、内部バス110を
通して読み出したデータをメニューバッファ5600ま
たは背景バッファ5610またはビデオバッファ562
0に書き込む。
【0020】上記のように、クロマキーカラーレジスタ
5100とハードウエアウインドウレジスタ5200を
設け、クロマキーカラーレジスタ5100の内容とメニ
ューバッファ5600の保持しているデータとを比較
し、またハードウエアウインドウレジスタ5200の内
容と表示画素座標を比較し、これらの比較結果に応じて
メニューバッファ5600または背景バッファ5610
またはビデオバッファ5620のいずれかからデータを
読み出してCRT630に画面を表示することによって、8ビ
ットのデータに16ビットのデータを重ねて表示し、さ
らにその上に任意の形状の8ビットデータを重ねて表示
することができる。
【0021】図6に図1におけるバス制御回路200の
第1の構成例を示す。図6(a)において、6100は
優先度判定回路A、6200は優先度判定回路B、63
00は優先度判定回路C、6400は調停回路である。
【0022】図6(a)において、優先度判定回路A6
100には、内部状態信号331,341が入力され
る。優先度判定回路A6100は、これらの内部状態信
号を比較し、ビデオ入力回路330と表示回路340と
のいずれかの内部状態信号の示す値が小さい方を第1優
先回路6101として出力し、残った方を第2優先回路
6102として出力する。優先度判定回路B6200に
は、内部状態信号311,321が入力される。優先度
判定回路B6200は、これらの内部状態信号を比較
し、CPU I/F回路310と描画回路320とのい
ずれかの内部状態信号の示す値が大きい方を、第1優先
回路6201として出力し、残った方を第2優先回路6
202として出力する。優先度判定回路C6300は、
第1優先回路6101が示す回路の優先度を1番,第2
優先度回路6102が示す回路の優先度を2番,第1優
先回路6201が示す回路の優先度を3番,第2優先度
回路6202が示す回路の優先度を4番として優先度判
定結果312,322,332,342として出力する。
優先度判定結果はまた、調停回路6400にも出力され
る。調停回路6400は、優先度判定結果に基づきリク
エスト313,323,333,343の優先度を判定
し、内部バス110のバス権を与える回路にアクノリッ
ジを出力する。
【0023】上記のように、優先度判定回路C6300
において、優先度判定回路A6100で優先度を判定する回
路を常に優先度判定回路B6200で優先度を判定する
回路よりも優先度を高くすることによって、処理実行時
に特に規定時間のない回路のメモリアクセス要求が原因
で、ある規定時間内に必ず処理を終了する必要のある回
路のメモリアクセスが待たされることを防ぐことができ
る。
【0024】図7に図1におけるバス制御回路200の
第2の構成例を示す。図7(a)において、7100は
優先度判定回路A、7110はしきい値設定レジスタ、
7300は優先度判定回路C、7500は比較器である。
【0025】図7(a)において、優先度判定回路A7
100は、内部状態信号331,341を比較し、ビデ
オ入力回路330と表示回路340とのいずれかの内部
状態信号の示す値が小さい方を第1優先回路7101と
して出力し、残った方を第2優先回路7102として出
力する。また優先度判定回路A7100は、内部状態信
号331,341の示す値のうち、小さい方を緊急度と
して出力する。しきい値設定レジスタ7110は、優先
度判定回路A7100で優先度を判定する回路と、優先
度判定回路B6200で優先度を判定する回路との優先
度を切り替えるためのしきい値を保持するレジスタであ
る。比較器7500は、緊急度としきい値設定レジスタ
7110の値を比較し、緊急度の方が小さければ緊急信
号として“1”を、そうでなければ“0”を出力する。
優先度判定回路C7300は、図7(b)に示すように
緊急信号が“1”であれば、第1優先回路7101が示
す回路の優先度を1番,第2優先回路7102が示す回
路の優先度を2番,第1優先回路6201が示す回路の
優先度を3番,第2優先回路6202が示す回路の優先
度を4番として、緊急信号が“0”であれば、第1優先
回路6201が示す回路の優先度を1番,第2優先回路
6202が示す回路の優先度を2番,第1優先回路71
01が示す回路の優先度を3番,第2優先回路7102
が示す回路の優先度を4番として、優先度判定結果31
2,322,332,342を出力する。
【0026】上記のように、しきい値設定レジスタ71
10を設け、しきい値設定レジスタ7110の保持内容
と優先度判定回路A7100から出力される緊急度と比
較し、その結果優先度判定回路A7100で優先度を判
定する回路がすぐにメモリアクセスできなくとも問題な
いと判断できる場合には、優先度判定回路B6200で
優先度を判定する回路の優先度を優先度判定回路A71
00で優先度を判定する回路の優先度よりも高くするこ
とによって、ある規定時間内に必ず処理を終了する必要
のある回路の方に時間的な余裕がある場合に、処理時間
に特に規定時間のない回路のメモリアクセスを優先して
行わせることができるため、ある規定時間内に必ず処理
を終了する必要のある回路のメモリアクセスを十分行い
ながら、図形処理装置全体の性能を向上できる。
【0027】図8に図1におけるビデオ入力回路330
の第2の構成例を示す。図8において、8500はリニ
アアドレス生成回路である。
【0028】図8において、リニアアドレス生成回路8
500は、間引き回路4400から出力されるビデオデ
ータに合わせて、ハードウエアウインドウレジスタ43
00の内容を参照しながらメモリ700にビデオデータ
を書き込むためのリニアアドレスを生成し、ライトバッ
ファ4600に出力する。ライトバッファ4600は、
アクセス制御回路4700から出力される開始信号を受
けて、内部バス110にアドレスとデータを出力する。
【0029】上記のように、リニアアドレス生成回路8
500を設け、リニアアドレスを使って入力されたビデ
オデータをメモリ700に書き込むことによって、メモ
リ700を有効に使用することができる。これは例えば
連続する512バイトのメモリ空間を、CTR630の画面上
で横16画素×縦16画素×16ビットのブロック状領
域になるようにアドレスを割り当てた場合を考えると、
入力されるビデオデータのサイズが横16画素×縦16
画素のブロックの整数倍である横320画素×縦240
画素の場合にはブロックアドレスでも無駄なくメモリ上
にマッピングできるが、横100画素×80画素の場合
には横16画素×縦16画素のブロックの整数倍になら
ないため、ブロックアドレスではメモリ上にマッピング
する際に無駄ができてしまう。一方、リニアマッピング
では、入力されるビデオデータのサイズがどのような値
であっても無駄なくメモリ上にデータをマッピングでき
る。したがって、ブロックマッピングに比べてリニアマ
ッピングの方がメモリを有効に使うことができる。
【0030】図9に図1における表示回路340の第2
の構成例を示す。図9において、9700は表示制御回
路である。
【0031】図9において、表示制御回路9700は、
CRT630でのラスタスキャンに同期して、CRT630での画面
上での表示画素の座標を表示画素座標として出力する。
また表示制御回路5700は、アクセス制御回路550
0から開始信号を受けるとメニューバッファ5600ま
たは背景バッファ5610用のメモリアクセスを行う場
合にはブロックアドレスを、ビデオバッファ5620用
のメモリアクセスを行う場合にはリニアアドレスを内部
バス110に出力し、内部バス110を通して読み出し
たデータをメニューバッファ5600または背景バッフ
ァ5610またはビデオバッファ5620に書き込む。
【0032】上記のように、表示制御回路9700でア
ドレス生成する際に、アクセスするデータの種類によっ
てブロックアドレスかリニアアドレスかを選択して生成
することによって、メモリ700を有効に使用すること
ができる。
【0033】図10に本発明の第2の実施例の全体構成
図を示す。図10において、10100はグラフィックスプ
ロセッサ、10200はバス制御回路、10500はC
PU、10510はシステムタイマー、10520はユ
ーザタイマー、10530はDMAC、10540は割
り込み制御回路、10550はCPUコア、10560はメ
モリI/F回路、10600はI/Oコントローラであ
る。
【0034】図10において、割り込み制御回路105
40は、システムタイマー10510,ユーザタイマー10
520,DMAC10530 からそれぞれ出力される内部割り込
み要求と、I/Oコントローラ10600から出力され
る外部割り込み要求とを受け付け、割り込み通知として
出力する。バス制御回路10200は、内部状態信号3
11,321,331,341と、割り込み通知を使っ
て、そのタイミングでの内部バス110を使用するため
の優先度を決定し、優先度判定結果10312,103
22,10332,10342として出力する。
【0035】上記のように、内部状態信号311,32
1,331,341と割り込み通知を使ってバス制御回
路10200が内部バス110の優先度を決定すること
によって、CPU10500の内部または外部の周辺回路からの
割り込み要求によってCPU10500のメモリ700へのアク
セスの優先度を上げることができる。これは例えば、シ
ステムタイマー10510がCPUコア10550の暴
走を検出して割り込み要求を出力した場合に、バス制御
回路10200が割り込み通知を受けてCPU I/F
回路310の優先度を一番高くすることができ、速やか
に暴走したCPU10500の復帰処理を行うことができる。な
お図10の構成例では、CPU10500からのグラフィックス
プロセッサ10100への割り込み通知の出力を専用の
ピンを使用する構成になっているが、これをCPU10500か
らCPUバス550を介してグラフィックスプロセッサ
10100をアクセスする際のアクセスプロトコルとす
ることも可能である。
【0036】図11に図10におけるバス制御回路10
200の構成例を示す。図11(a)において、1120
0は優先度判定回路B、11210は優先割り込みレジ
スタ、11220は比較器、11300は優先度判定回
路Cである。
【0037】図11(a)において、優先割り込みレジ
スタ11210は、CPU10500から出力される割り込み通
知のなかで、CPU I/F回路310の内部バス11
0の優先度を一番高く設定したい割り込み処理を保持す
るレジスタである。比較器11220は、優先割り込み
レジスタ11210の内容と割り込み通知を比較し、等
しければCPU優先信号として“1”を、そうでなけれ
ば“0”を出力する。優先度判定回路B11200に
は、内部状態信号311,321が入力される。優先度
判定回路B11200は、これらの内部状態信号を比較
し、CPU優先信号が“0”の場合にはCPU I/F
回路310と描画回路320とのいずれかの内部状態信
号の示す値が大きい方を第1優先回路11201として
出力し、残った方を第2優先回路11202として出力
する。一方、CPU優先信号が“1”の場合には、CP
U I/F回路310を第1優先回路11201として
出力し、描画回路320を第2優先回路11202とし
て出力する。優先度判定回路C11300は、緊急信号
とCPU優先信号によって図11(b)のように各回路
の優先度を判定し、優先度判定結果10312,103
22,10332,10342として出力する。優先度
判定結果はまた、調停回路6400にも出力される。
【0038】図12に本発明の第3の実施例の全体構成
図を示す。図12において、12100はグラフィック
スプロセッサ、12200はバス制御回路、12350
はサウンド回路、12360は通信回路、12500は
CPU、12640はDAC、12650はスピーカ
ー、12660はモデム、12670は通信回線、12
700はメモリ、12800はバッテリである。
【0039】図12において、バス制御回路12200
は、内部状態信号311,321,331,341,1
2351,12361とバッテリ12800から入力さ
れるバッテリ残量を使って、そのタイミングでの内部バ
ス110の優先度を決定し、優先度判定結果1231
2,12322,12332,12342,1235
2,12362として、CPU12500を含めた各回路に出力
される。優先度判定結果12312,12322,12
332,12342,12352,12362はまた、
メモリアクセス方法に関する情報も含んでおり、各回路
は、優先度判定結果12312,12322,1233
2,12342,12352,12362に含まれるメ
モリアクセス方法に関する情報に基づいてメモリアクセ
ス方法をバッテリ残量に応じて変更する。
【0040】上記のように、バス制御回路12200に
おいて内部状態信号311,321,331,341,
12351,12361とバッテリ12800から入力
されるバッテリ残量を使って内部バス110の優先度を
決定し、その結果にメモリアクセス方法に関する情報を
含めて優先度判定結果12312,12322,123
32,12342,12352,12362としてCPU1
2500も含めて出力することで、バッテリ12800の残
量に応じて内部バス110の優先度を制御し、バッテリ
残量が少なくなると低消費電力化するように内部バス1
10のアクセスを制御することができる。なお図12の
構成例では、CPU12500からのグラフィックスプロセッサ
12100への割り込み通知の出力を専用のピンを使用
する構成になっているが、これをCPU12500からCPUバ
ス550を介してグラフィックスプロセッサ12100
をアクセスする際のアクセスプロトコルとすることも可
能である。
【0041】図13に図12におけるバス制御回路12
200の第1の構成例を示す。図13において、131
00は優先度判定回路A、13110はしきい設定値レ
ジスタ、13300は優先度判定回路C、13400は
調停回路、13500はバースト長テーブル、1360
0はシフト回路である。
【0042】図13において、優先度判定回路A13100
は、内部状態信号331,341,12351,123
61を受け、その値が小さい順に、優先度を高い方から
割り当てて行き、第1優先回路13101から第4優先
回路13104までを出力する。優先度判定回路A13100
はまた、内部状態信号331,341,12351,1
2361が示す値の中から、一番小さい値を緊急度とし
て出力する。優先度判定回路C13300は、緊急信号が
“1”であれば第1優先回路13101が示す回路の優
先度を一番とし、以下第2優先回路13102,第3優
先回路13103,第4優先回路13104,第1優先
回路6201,第2優先回路6202の順で優先度を割
り当て、緊急信号が“0”であれば第1優先回路620
1が示す回路の優先度を一番とし、以下第2優先回路6
202,第1優先回路13101,第2優先回路131
02,第3優先回路13103,第4優先回路1310
4の順で優先度を割り当て、優先度判定結果として出力
する。優先度判定結果はまた、調停回路13400にも
出力される。バースト長テーブル13500は、バッテ
リ残量に応じた各回路のメモリアクセス時のバースト長
を保持するものであり、バッテリ残量が少なくなるとメ
モリアクセスを低消費電力化するようにバースト長を長
くするための情報が保持されている。バッテリ1280
0からバッテリ残量が入力されると、その値に応じて各
回路のバースト長と最長アクセスサイクル数を選択して
出力する。ここで出力されるバースト長は、優先度判定
回路C13300が出力する優先度判定結果とあわせ、優先度
判定結果12312,12322,12332,123
42,12352,12362として出力される。また
バースト長テーブル13500から出力される最長アク
セスサイクル数は、シフト回路13600で2倍された
後でしきい値設定レジスタ13110に入力され、しき
い値設定レジスタ13110の保持している値を更新す
る。
【0043】上記のように、バースト長テーブル135
00を設け、バッテリ残量によって各回路のバースト長
を選択して優先度判定結果12312,12322,12
332,12342,12352,12362に含めて出力
することによって、バッテリ残量が少なくなるとより低
消費電力化してメモリアクセスを行わせることができ
る。またこのような制御を行っても、バッテリ残量に応
じてしきい値設定レジスタ13110の内容を更新する
ことで、規定時間内に必ず処理を終了しなければならな
い回路が複数ある場合でも、それぞれの規定時間内にそ
れぞれの処理を終了するのに必要な分だけのメモリアク
セスを行えるようにすることができる。
【0044】図14にバースト長=8,16のときの読
み出しアクセス用コマンド内訳を示す。図14は、デー
タを16個読み出す例を示してある。
【0045】図14において、(a)バースト長=8の
ときには、1回のバーストアクセスでデータを8個読み
出すため、データを16個読み出すためには2回バース
トアクセスを行う必要がある。1回のバーストアクセス
あたり、バンクアクティブ:1回,カラムアドレス8
回,プリチャージ:1回必要なので、合計バンクアクテ
ィブ:2回,カラムアドレス16回,プリチャージ:2
回必要である。一方、(b)バースト長=16のときに
は、1回のバーストアクセスでデータを16個読むこと
ができるため、バーストアクセス1回で良いことにな
る。この場合、バンクアクティブ:1回,カラムアドレ
ス16回,プリチャージ:1回で良い。したがって、バ
ーストアクセス=16にすることで、バンクアクティ
ブ:1回,プリチャージ:1回のコマンドを実行しなく
ても良いため、その分バスをドライブする回数が減り低
消費電力化できる。またバンクアクティブやプリチャー
ジのコマンドをメモリ側で実行する必要がなくなるた
め、メモリ自身としても低消費電力化できる。
【0046】図15に図12におけるバス制御回路12
200の第2の構成例を示す。図15において、155
00は動作モードテーブルである。
【0047】図15において、動作モードテーブル15
500は、バッテリ残量に応じた各回路の動作モードを
保持するものである。各回路の動作モードとして、CP
UI/F回路310用はCPU12500の動作クロック(例え
ばバッテリのフル充電時のCPU12500が50MHzであれ
ば、バッテリ残量が減るのにしたがって37.5MH
z,25MHz,25MHzというように下がる)、描
画回路320用は動作クロック,ビデオ入力回路330
用は入力されるビデオ画面のフレームレート、表示回路
340用はCRT630に表示する表示画面のフレームレー
ト,サウンド回路12350用は再生するサウンドのサ
ンプリング周波数,通信回路12360用はモデム12
660の通信速度が保持されている。動作モードテーブ
ル15500は、バッテリ12800から入力されるバッテ
リ残量によって、各回路の動作モードを選択し、優先度
判定回路C13300から出力される優先度判定結果とあわせ
て優先度判定結果信号12312,12322,1233
2,12342,12352,12362として出力され
る。
【0048】上記のように、動作モードテーブル155
00を設け、バッテリ残量によって各回路の動作モード
を選択し、優先度判定結果信号12312,1232
2,12332,12342,12352,12362
に含めて出力することによって、バッテリ残量が減るに
つれてバッテリ消費が少なくなるように各回路の消費電
力を徐々に下げるように制御することができる。このよ
うな制御を行うことで、バッテリ残量がある値以下にな
ったときに、特定の回路の機能が突然使えなくなるので
はなく、徐々に機能を限定していくようにすることがで
きるようになり、利用者の利便性を改善できる。
【0049】図16に本発明の第4の実施例の全体構成
図を示す。図16において、16700,16800はメモリ
である。
【0050】図16において、メモリ16800は主記
憶16810を保持するメモリで、メモリ16700は
描画用データ16720,ビデオ入力データ1673
0,フレームバッファ16740を保持するメモリであ
る。このような構成においても、バス制御回路200が
各回路の内部状態信号に基づいて内部バス110の優先
度を判定してバス調停を行うことで、、規定時間内に必
ず処理を終了しなければならない回路が複数ある場合で
も、それぞれの規定時間内にそれぞれの処理を終了する
のに必要な分だけのメモリアクセスを行えるようにする
ことができる。
【0051】図17に本発明の第5の実施例の全体構成
図を示す。図17において、17100はグラフィックスプ
ロセッサ、17500はCPU、17510はI/Oコ
ントローラ、17700はメモリである。
【0052】図17において、グラフィックスプロセッ
サ17100は、CPU17500,I/Oコントローラ175
10,メモリ17700も含んで1チップ化した構成に
なっている。このように全て1チップ化すると、メモリ
バス17110の動作周波数の高速化,バス幅のワイド
化などが可能になり、メモリ17700のスループット
は大幅に改善される。しかしある短いタイミングで考え
ると、やはりビデオ入力回路330と表示回路340が
同時にメモリバス17110のアクセス要求を出力し、
その際どちらか一方がメモリアクセスできなくなる状況
が発生し得る。しかしバス制御回路200が内部状態信
号を使ってメモリバス17110の優先度を判定してバ
ス調停を行うことで、規定時間内に必ず処理を終了しな
ければならない回路が複数ある場合でも、それぞれの規
定時間内にそれぞれの処理を終了するのに必要な分だけ
のメモリアクセスを行えるようにすることができる。
【0053】図18に本発明の第6の実施例の全体構成
図を示す。図18において、18100はグラフィックスプ
ロセッサ、18200はバス制御回路である。
【0054】図18において、バス制御回路18200
は、各回路から入力される内部状態信号とバッテリ12
800から入力されるバッテリ残量に基づき内部バス1
10の優先度を判定し、その結果にメモリアクセス方法
に関する情報を含めて優先度判定結果として出力する。
このような構成にすることで、バッテリ12800の残
量に応じて内部バス110の優先度の制御し、バッテリ
残量が少なくなると低消費電力化するように内部バス1
10のアクセスを制御することができる。なお図18の
構成例では、CPU12500からのグラフィックスプロセッサ
18100への割り込み通知の出力を専用のピンを使用
する構成になっているが、これをCPU12500からCPUバ
ス550を介してグラフィックスプロセッサ18100
をアクセスする際のアクセスプロトコルとすることも可
能である。
【0055】図19に本発明の第7の実施例の全体構成
図を示す。図19において、19100はグラフィックスプ
ロセッサ、19500はCPUである。
【0056】図19において、グラフィックスプロセッ
サ19100は、CPU19500,I/Oコントローラ175
10,メモリ17700も含んで1チップ化した構成に
なっている。このように全て1チップ化すると、CP
U,メモリ,グラフィックスプロセッサを別チップで構
成したときに比べ、チップ間を結ぶ配線をドライブする
必要がなくなるため、低消費電力化できる。しかしなが
ら、バス制御回路18200が、各回路から入力される内部
状態信号とバッテリ12800から入力されるバッテリ
残量に基づき内部バス110の優先度を判定し、その結
果にメモリアクセス方法に関する情報を含めて優先度判
定結果として出力することによって、バッテリ1280
0の残量に応じて内部バス110の優先度を制御し、バ
ッテリ残量が少なくなると低消費電力化するように内部
バス110のアクセスを制御することができるため、単
に1チップした場合に比べてより一層低消費電力化を図
ることができる。なお図19の構成例では、CPU19500か
らのバス制御回路18200への割り込み通知の出力を
専用の配線を使用する構成になっているが、これをCPU1
9500からCPUバス17550を介してCPU I/F
回路310をアクセスする際のアクセスプロトコルとす
ることも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上本発明によれば、ビデオ入力回路3
30,表示回路340を備えたグラフィックスプロセッ
サ100のように、規定時間内に必ず処理を終了しなけ
ればならない回路が複数ある場合でも、それぞれの規定
時間内にそれぞれの処理を終了するのに必要な分だけの
メモリアクセスを行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体構成図である。
【図2】CPU I/F回路310の構成例である。
【図3】描画回路320の構成例である。
【図4】ビデオ入力回路330の第1の構成例である。
【図5】表示回路340の第1の構成例である。
【図6】バス制御回路200の第1の構成例である。
【図7】バス制御回路200の第2の構成例である。
【図8】ビデオ入力回路330の第2の構成例である。
【図9】表示回路340の第2の構成例である。
【図10】本発明の第2の実施例の全体構成図である。
【図11】第2の実施例におけるバス制御回路1020
0の構成例である。
【図12】本発明の第3の実施例の全体構成図である。
【図13】第3の実施例におけるバス制御回路1220
0の第1の構成例である。
【図14】バースト長=8,16のときの読み出しアク
セス用コマンド内訳である。
【図15】第3の実施例におけるバス制御回路1220
0の第2の構成例である。
【図16】本発明の第4の実施例の全体構成図である。
【図17】本発明の第5の実施例の全体構成図である。
【図18】本発明の第6の実施例の全体構成図である。
【図19】本発明の第7の実施例の全体構成図である。
【符号の説明】
100,10100,12100,17100,181
00,19100…グラフィックスプロセッサ、110
…内部バス、200,10200,12200,182
00…バス制御回路、310…CPU I/F回路、3
20…描画回路、330…ビデオ入力回路、340…表
示回路、311,321,331,341…内部状態信
号、312,322,332,342…優先度判定結
果、313,323,333,343…リクエスト、3
14,324,334,344…アクノリッジ、50
0,10500,12500,17500,19500
…CPU、510,10600,17510…I/Oコ
ントローラ、520…CDROM、530…キーボー
ド、540…マウス、550…CPUバス、600…NT
SCデコーダ、610…アンテナ、620,12640…
DAC、630…CRT、700,12700,167
00,16800,17700…メモリ、710…主記
憶、720…描画用データ、730…ビデオ入力デー
タ、740…フレームバッファ、2100…バッファ、
2200,3500,4700,5500…アクセス制
御回路、3100…描画コア、3200…コマンドバッ
ファ、3300…テクスチャバッファ、3400,46
00…ライトバッファ、4100,5300…フォーマット
設定レジスタ、4200,5420…フォーマット変換
回路、4300,5200…ハードウエアウインドウレ
ジスタ、4400…間引き回路、4500…ブロックア
ドレス生成回路、5100…クロマキーカラーレジス
タ、5400,5410…パレット変換回路、5600
…メニューバッファ、5610…背景バッファ、5620…
ビデオバッファ、5700,9700…表示制御回路、
5800,5810,7500,11220…比較器、
5820,5830…セレクタ、6100,7100,
13100…優先度判定回路A、6200,11200
…優先度判定回路B、6300,7300,1130
0,13300…優先度判定回路C、6400,134
00…調停回路、7110,13110…しきい値設定
レジスタ、8500…リニアアドレス生成回路、105
10…システムタイマー、10520…ユーザタイマ
ー、10530…DMAC、10540…割り込み制御回
路、10550…CPUコア、10560…メモリI/
F回路、11210…優先割り込みレジスタ、1235
0…サウンド回路、12360…通信回路、12650
…スピーカー、12660…モデム、12670…通信
回線、12800…バッテリ、13500…バースト長
テーブル、13600…シフト回路、15500…動作
モードテーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂 晃洋 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 中塚 康弘 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株式会社 日立製作所 半導体事業部内 (72)発明者 山岸 一繁 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株式会社 日立製作所 半導体事業部内 (56)参考文献 特開 平4−84192(JP,A) 特開 平10−6577(JP,A) 特開 平9−259031(JP,A) 特開 平11−345165(JP,A) 特開 平2−165194(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/42 G06F 12/00,13/18 G06T 1/60

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演算処理を実行するCPUと、 前記CPUの演算結果と表示データとを記憶するメモリ
    と、 前記メモリにアクセスし、前記メモリに記憶された表示
    データの表示を制御する表示制御回路と、 表示データを生成するために前記メモリにアクセスして
    規定時間内に処理を行うための処理回路と、 前記表示制御回路及び前記処理回路から前記メモリへの
    アクセスの調停を行うバス制御回路とを有する図形処理
    装置であって、 前記表示制御回路,前記処理回路はそれぞれ内部の状態
    を内部状態信号として出力する手段を有し、前記バス制
    御回路は前記表示制御回路と前記処理回路から出力され
    る前記内部状態信号に基づいて前記メモリをアクセスす
    る際の優先度を判定することを特徴とする図形処理装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1の図形処理装置において、 前記CPUは、前記CPUに内蔵または外付けの周辺装
    置からの割込要求を前記バス制御回路に出力し、前記バ
    ス制御回路は前記割込要求を使って前記メモリをアクセ
    スする際の優先度を判定することを特徴とする図形処理
    装置。
  3. 【請求項3】請求項2の図形処理装置において、 前記CPUは前記割込要求を専用ピンを使って出力する
    ことを特徴とする図形処理装置。
  4. 【請求項4】請求項2の図形処理装置において、 前記CPUは前記割込要求をバスアクセスのプロトコル
    として出力することを特徴とする図形処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3又は4の図形処理装置に
    おいて、 前記表示データは1画素16ビットで構成された第1の
    表示データと、1画素8ビットで構成された第2の表示
    データであって、前記表示制御回路は前記第1の表示デ
    ータの上に前記第2の表示データを任意の形状で重ね合
    わせて表示することを特徴とする図形処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4又は5の図形処理装
    置において、 前記表示制御回路は前記表示データの一部をリニアアド
    レスで管理することを特徴とする図形処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5又は6の図形処
    理装置において、 前記表示制御回路は、前記表示データの一部を輝度信号
    及び色差信号によるデータフォーマットで管理すること
    を特徴とする図形処理装置。
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4,5,6又は7の図
    形処理装置において、 前記処理回路は外部からビデオデータを入力し、入力し
    た前記ビデオデータを輝度信号及び色差信号によるデー
    タフォーマットまたはRGB形式のデータフォーマット
    の形式に変換して前記メモリに書き込むビデオ入力回路
    であることを特徴とする図形処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8の図形処理装置において、 前記ビデオ入力回路は、前記ビデオデータを前記メモリ
    に書き込む際に前記ビデオデータの間引き処理及び補完
    処理を行うことを特徴とする図形処理装置。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4,5,6,7,8
    又は9の図形処理装置において、 前記CPU,前記メモリ,前記表示制御回路,前記処理
    回路は同一の半導体基板上に形成されていることを特徴
    とする図形処理装置。
  11. 【請求項11】演算処理を実行するCPUと、 前記CPUの演算結果を記憶する第1のメモリと、 前記CPUの演算結果及び表示データとを記憶する第2
    のメモリと、 前記第2のメモリにアクセスし、前記第2のメモリに記
    憶された表示データの表示を制御する表示制御回路と、 表示データを生成するために前記第2のメモリにアクセ
    スして規定時間内に処理を行うための処理回路と、 前記表示制御回路及び前記処理回路から前記第2のメモ
    リへのアクセスの調停を行うバス制御回路とを有する図
    形処理装置であって、 前記表示制御回路,前記処理回路はそれぞれ内部の状態
    を内部状態信号として出力する手段を有し、前記バス制
    御回路は前記表示制御回路と前記処理回路から出力され
    る前記内部状態信号に基づいて前記第2のメモリをアク
    セスする際の優先度を判定することを特徴とする図形処
    理装置。
  12. 【請求項12】請求項11の図形処理装置において、 前記CPUは、前記CPUに内蔵または外付けの周辺装
    置からの割込要求を前記バス制御回路に出力し、前記バ
    ス制御回路は前記割込要求を使って前記第2のメモリを
    アクセスする際の優先度を判定することを特徴とする図
    形処理装置。
  13. 【請求項13】請求項12の図形処理装置において、 前記CPUは前記割込要求を専用ピンを使って出力する
    ことを特徴とする図形処理装置。
  14. 【請求項14】請求項12の図形処理装置において、 前記CPUは前記割込要求をバスアクセスのプロトコル
    として出力することを特徴とする図形処理装置。
  15. 【請求項15】請求項11,12,13又は14の図形
    処理装置において、 前記表示データは1画素16ビットで構成された第1の
    表示データと、1画素8ビットで構成された第2の表示
    データであって、前記表示制御回路は前記第1の表示デ
    ータの上に前記第2の表示データを任意の形状で重ね合
    わせて表示することを特徴とする図形処理装置。
  16. 【請求項16】請求項11,12,13,14又は15
    の図形処理装置において、 前記表示制御回路は前記表示データの一部をリニアアド
    レスで管理することを特徴とする図形処理装置。
  17. 【請求項17】請求項11,12,13,14,15又
    は16の図形処理装置において、 前記表示制御回路は、前記表示データの一部を輝度信号
    及び色差信号によるデータフォーマットで管理すること
    を特徴とする図形処理装置。
  18. 【請求項18】請求項11,12,13,14,15,
    16又は7の図形処理装置において、 前記処理回路は外部からビデオデータを入力し、入力し
    た前記ビデオデータを輝度信号及び色差信号によるデー
    タフォーマットまたはRGB形式のデータフォーマット
    の形式に変換して前記メモリに書き込むビデオ入力回路
    であることを特徴とする図形処理装置。
  19. 【請求項19】請求項18の図形処理装置において、 前記ビデオ入力回路は、前記ビデオデータを前記メモリ
    に書き込む際に前記ビデオデータの間引き処理及び補完
    処理を行うことを特徴とする図形処理装置。
  20. 【請求項20】請求項11,12,13,14,15,
    16,17,18又は19の図形処理装置において、 前記CPU,前記第2のメモリ,前記表示制御回路,前
    記処理回路は同一の半導体基板上に形成されていること
    を特徴とする図形処理装置。
  21. 【請求項21】請求項1又は11の図形処理装置におい
    て、 前記バス制御回路は、少なくとも前記CPUを動作させ
    るためのバッテリと接続された信号線と接続され前記
    表示制御回路と前記処理回路から出力された前記内部状
    態信号と前記バッテリからの前記バッテリの残量に基づ
    いて前記メモリ をアクセスする際の優先度を判定する
    とを特徴とする図形処理装置。
  22. 【請求項22】演算処理を実行するCPU,前記CPU
    の演算結果と表示データとを記憶するメモリと接続され
    たグラフィックプロセッサが前記CPUの演算結果又は
    生成した表示データの前記メモリへの書き込み及び読み
    出しを行う図形処理方法において、 前記グラフィックプロセッサは、内部に蓄えられている
    前記メモリへ書き込むべき前記CPUの演算結果及び前
    記生成した表示データの量及び前記読み出した表示デー
    タの量に基づいて前記メモリへのアクセスの優先度を決
    定することを特徴とする図形処理方法。
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