JP3497807B2 - 秘匿警告灯 - Google Patents

秘匿警告灯

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JP3497807B2
JP3497807B2 JP2000293246A JP2000293246A JP3497807B2 JP 3497807 B2 JP3497807 B2 JP 3497807B2 JP 2000293246 A JP2000293246 A JP 2000293246A JP 2000293246 A JP2000293246 A JP 2000293246A JP 3497807 B2 JP3497807 B2 JP 3497807B2
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通郷 矢澤
一男 柿木
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通郷 矢澤
ライン企画工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、覆面パトカー等に
使用する秘匿警告灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】覆面パトカー用や警衛車、警護車用の警
告灯は、通常時は外しておき、緊急時にのみ装着できる
もので、底部に吸着盤やマグネットを設け、使用時に車
両の屋根に取付けることができるものが多く用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、走行中に窓を
開けての装着動作は危険が伴うし、また、警告灯自体が
車両の屋根から落下する危険もある。
【0004】これに対して図20、図21に示すように
回転機構1を有し、点灯使用時にライト2の部分が昇降
して出てくるタイプのものもあるが、収納部分3が室内
側に大きく突出してこれが邪魔になる。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、常設するものとして、使用時に自動的に出現させる
ことができ、また、非使用時にはコンパクトに畳むこと
ができて収納場所も大きく取らずにすむ秘匿警告灯を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、ヒンジ結合して折り畳み可能とした
ベース板上に発光体を設け、その上を覆うように蛇腹に
よるドーム状カバーを前記ベース板とともに折り畳める
ように両ベース板に跨がって設けたこと、第2に、ベー
ス板は周囲に側板を立ち上げ、偏平箱体として構成する
こと、第3に、蛇腹によるドーム状カバーは、その折り
溝の長さ方向を車両の進行方向に向けること、第4に、
蛇腹によるドーム状カバーは正楕円形で、短径方向に折
り畳み、長径方向を車両の進行方向に向けることを要旨
とするものである。
【0007】請求項1記載の本発明によれば、ドーム状
カバーは蛇腹によるもので非使用時にはベース板ととも
に折り畳めるので、折り畳み状態では偏平になり、コン
パクトで場所を取らないですむ。また、使用時は折り畳
んだベース板を水平に開くようにすれば、畳んであるド
ーム状カバーも蛇腹が伸ばされてドーム状の覆いとして
出現し、内部の発光体とともに警告灯を構成する。
【0008】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、ベース板は周囲に側板を立ち上げて偏平箱体
として構成することで、畳んだ状態では発光体やドーム
状カバーもこの偏平箱体内も収めることができる。
【0009】請求項3記載の本発明によれば、車両の走
行時の空気抵抗を考慮したものであり、蛇腹によるドー
ム状カバーは、その折り溝の長さ方向を車両の進行方向
に向けることで、空気はこの折り溝に沿って流れ、蛇腹
の折り山が空気抵抗を受けることも少ない。
【0010】請求項4記載の本発明によれば、前記請求
項3と同様に車両の走行時の空気抵抗を考慮したもので
あり、長径方向を車両の進行方向に向けることで空気抵
抗の少ないものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面については発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の秘匿警告灯の
1実施形態を示す平面図、図2は同上正面図、図3は同
上側面図で、図中4a,4bは蝶番5によりヒンジ結合
して折り畳み可能としたベース板で、これらベース板4
a,4bは周囲に側板6を立ち上げて矩形な盆体とする
ことで、図4〜図6に示すように折り畳んで時に偏平箱
体7として構成するようにした。
【0012】また、ベース板4a,4bのいずれか一方
の上(図示ではベース板4a上)にキセノン放電管によ
る発光体8とモータ9を設け、もう一方の上(図示では
ベース板4b上)に係止台座10を設け、モータ9の回
動軸に取り付けた回転アーム11の先端をこの係止台座
10に固定した。このようにしてモータ9を駆動すれ
ば、回転アーム11が回転し、ベース板4bもそれに伴
い回転する回転機構とした。
【0013】これらのベース板4a,4b上の発光体
8、モータ9、係止台座10、回転アーム11を中に取
り込んでその上を覆うように蛇腹によるドーム状カバー
12を前記ベース板4a,4bとともに折り畳めるよう
に両ベース板4a,4bに跨がって設けた。
【0014】蛇腹によるドーム状カバー12は全体を正
楕円形とし、長径方向に弧を描く折り溝13を伸ばし
て、短径方向に折り畳み可能としたもので、アクリルま
たはポリカーボネイトを材質とし、赤色・半透明とす
る。なお、警告の内容によっては他の色を採用すること
も可能である。
【0015】かかるドーム状カバー12をベース板4
a,4bに取付けるには、弧状の台座14をこれらベー
ス板4a,4bに設け、その上にドーム状カバー12の
下端面を接合して密着性・防水性を高めるようにする。
本実施形態では押さえ爪15で着脱自在にドーム状カバ
ー12の下端を押さえ込むものとしたが、これに限定さ
れるものでなく他のビス止め等や完全に固定して接合す
ることもある。
【0016】モータ9はギーヤドモータやパルスモータ
等のトルク調整可能なモータで、モータ9や発光体8に
対する通電制御用のコード16はベース板4a,4bの
いずれの側にも引き出せるようにした。図示は省略する
がコード16の先に制御機構があり、この制御機構には
電源スイッチや点灯スイッチ等の操作スイッチ類が設け
られ、また、シガーライター挿入用のソケットを備えた
電源コードが備えられる。
【0017】次に使用法および動作について説明する。
本発明の秘匿警告灯は図10,図11または図12,図
13に示すようにパトカー等の車両17の屋根外面に組
み込むもので、図10,図11は凹所18を設けるがベ
ース板4a,4bが一部露出するように設けた場合、図
12,図13は凹所18の中に全て収めるようにした場
合である。いずれの場合でも凹所18は偏平なものです
み、室内側への出っ張りはない。
【0018】さらに図14、図15は車内に突出せず
に、全く外部に取りけた場合である。車両17の屋根外
面にフード状の偏平な凸部19を設け、この中に本発明
の秘匿警告灯を収めるようにした。このようにして本発
明の秘匿警告灯を取り付けたパトカーを図16〜図19
に示す。
【0019】本発明の秘匿警告灯を車両17に設ける場
合、蛇腹によるドーム状カバー12は、その折り溝13
の長さ方向を車両17の進行方向に向けるようにする。
【0020】図8、図9はベース板4a,4bの動きを
示す説明図で、電源スイッチを入れれば、使用可能状態
となり、この段階では図4〜図6に示すようにベース板
4a,4bは閉じられていて、ドーム状カバー12は畳
まれた状態でこの中に収められている。
【0021】使用に際し、点灯スイッチを入れれば、発
光体8が閃光を発し、また、モータ9が駆動して回転ア
ーム11が回転し、ベース板4bもそれに伴い回転し
て、ベース板4a,4bが開かれていく。(図9参照)
【0022】それにともない蛇腹によるドーム状カバー
12も開かれていき、図2に示すようにベース板4a,
4bが90°開かれた段階では、ドーム状カバー12も
半球体として開き、警告灯をなす。
【0023】警告の必要が無くなった場合は、点灯スイ
ッチを元にもどせば、発光体8が消灯し、モータ9が逆
転してベース板4a,4bが閉じていき、ドーム状カバ
ー12も畳まれる。
【0024】なお、モータ9はベース板4a,4bが完
全に閉じた段階や開いた段階で駆動を停止することが望
ましく、そのための制御としてはタイマー制御や位置検
知のリミットスイッチによる位置検知制御を活用でき
る。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明の秘匿警告灯
は、常設するものとして従来のような走行中に窓を開け
ての装着動作を行う必要がなく、使用時に自動的に出現
させることができるので安全であり、また、非使用時に
はコンパクトに畳むことができて収納場所も大きく取ら
ずにすみ、邪魔になることもないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の秘匿警告灯の1実施形態を示す平面図
である。
【図2】本発明の秘匿警告灯の1実施形態を示す正面図
である。
【図3】本発明の秘匿警告灯の1実施形態を示す側面図
である。
【図4】本発明の秘匿警告灯の1実施形態を示す閉じた
状態の平面図である。
【図5】本発明の秘匿警告灯の1実施形態を示す閉じた
状態の正面図である。
【図6】本発明の秘匿警告灯の1実施形態を示す閉じた
状態の側面図である。
【図7】本発明の秘匿警告灯の1実施形態を示す蛇腹に
よるドーム状カバーを外した状態の平面図である。
【図8】本発明の秘匿警告灯の開いた状態の説明図であ
る。
【図9】本発明の秘匿警告灯の開閉動作を示す説明図で
ある。
【図10】本発明の秘匿警告灯の第1の使用例を示す閉
じた状態の正面図である。
【図11】本発明の秘匿警告灯の第1の使用例を示す開
いた状態の正面図である。
【図12】本発明の秘匿警告灯の第2の使用例を示す閉
じた状態の正面図である。
【図13】本発明の秘匿警告灯の第2の使用例を示す開
いた状態の正面図である。
【図14】本発明の秘匿警告灯の第3の使用例を示す閉
じた状態の正面図である。
【図15】本発明の秘匿警告灯の第3の使用例を示す開
いた状態の正面図である。
【図16】本発明の秘匿警告灯を設けた自動車の側面図
である。
【図17】本発明の秘匿警告灯を設けた自動車の平面図
である。
【図18】本発明の秘匿警告灯を設けた自動車の正面図
である。
【図19】本発明の秘匿警告灯を設けた自動車の背面図
である。
【図20】従来例を示す側面図である。
【図21】従来例を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1…回転機構 2…ライト 3…収納部分 4a,4b…ベ
ース板 5…蝶番 6…側板 7…偏平箱体 8…発光体 9…モータ 10…係止台座 11…回転アーム 12…ドーム状
カバー 13…折り溝 14…台座 15…押さえ爪 16…コード 17…車両 18…凹所 19…凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−93640(JP,A) 実開 昭53−43890(JP,U) 実開 昭57−70943(JP,U) 実開 昭55−121402(JP,U) 実開 昭56−2505(JP,U) 実公 昭44−481(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 B60Q 1/00 - 1/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ結合して折り畳み可能としたベー
    ス板上に発光体を設け、その上を覆うように蛇腹による
    ドーム状カバーを前記ベース板とともに折り畳めるよう
    に両ベース板に跨がって設けたことを特徴とする秘匿警
    告灯。
  2. 【請求項2】 ベース板は周囲に側板を立ち上げ、偏平
    箱体として構成する請求項1記載の秘匿警告灯。
  3. 【請求項3】 蛇腹によるドーム状カバーは、その折り
    溝の長さ方向を車両の進行方向に向ける請求項1または
    請求項2記載の秘匿警告灯。
  4. 【請求項4】 蛇腹によるドーム状カバーは正楕円形
    で、短径方向に折り畳み、長径方向を車両の進行方向に
    向ける請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の秘匿
    警告灯。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021039525A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 廣美 畑中 Ai活用のガイロボによる案内や不審者への応対及び対応方法。

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