JP3497272B2 - ルーバーパネル - Google Patents

ルーバーパネル

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JP3497272B2
JP3497272B2 JP09341895A JP9341895A JP3497272B2 JP 3497272 B2 JP3497272 B2 JP 3497272B2 JP 09341895 A JP09341895 A JP 09341895A JP 9341895 A JP9341895 A JP 9341895A JP 3497272 B2 JP3497272 B2 JP 3497272B2
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肇 能勢
堅 木村
剛 塚田
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オーエム機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、室内備付クロゼットの
ドア等に使用する波状化粧板を設けたルーバーパネルに
関する。 【0002】 【従来の技術】室内備付クロゼットのドア等に使用する
ルーバーパネルには、前面に波状化粧板を設けたタイプ
のものがある(図1参照)。例えば、図6(図1中A−A
端面図相当)に見られる従来例1は、裏板30、竪框材31,
31と波状化粧板27とで形成する空間32内にウレタン等の
コア材28を注入したルーバーパネル29である。このルー
バーパネル29は、波状化粧板27の内面両側に山形シール
材33を密接させた状態で両竪框材31,31へ嵌込んでシー
ル性を確保し(図7参照)、空間32内全体にコア材28を充
填して金属音の発生を抑え、パネル強度をも向上させて
いる。 【0003】また、図8(図1中A−A端面図相当)に見
られる従来例2は、表板20と裏板21とで形成される空間
22内にコア材19を注入したパネルに、竪框材23をリベッ
ト止めし、左右の竪框材23,23へ波状化粧板37を嵌込ん
だルーバーパネル26である。このルーバーパネル26は、
表板20と裏板21との接合部のみをシールするだけでよい
利点がある(図9参照)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来例1(図6参照)
は、波状化粧板の凹凸形状にシール材を密着させるのが
困難で、ルーバーパネルの寸法や波状化粧板の形状に合
わせたシール材を何種類も揃えておく必要があった。ま
た、コア材を過度に注入すれば、大きな平板であるため
内圧に弱い裏板がコア材に押圧されて膨れてしまうし、
コア材が不足すればパネル強度及び防音性の低下を招く
ため、コア材を過不足なく充填する必要があり、コア材
の注入管理が厳しくなっていた。 【0005】従来例2(図8参照)は部品点数が多くな
り、必然的に組立工数が増加する問題があった。そし
て、従来例1とは異なり、竪框材や波状化粧板の裏面側
にコア材が充填されていないため、金属音や波状化粧板
と表板との接触音が発生したり、ルーバーパネルとして
のパネル強度を低くする問題があった。また、従来例1
と同様に、コア材の注入管理を厳しくする必要があっ
た。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく開
発したものが、前面の波状化粧板と裏板及び両側の竪框
材からなるルーバーパネルにおいて、裏板両側に配した
竪框材の各挿入部間に波状化粧板の側縁を嵌込み、波状
化粧板の裏面に接するように配したシート状シール材の
両側をそれぞれ左右の竪框材に貼着し、裏板及び左右の
竪框材とシート状シール材とで囲んだ空間にコア材を注
入充填したルーバーパネルである。 【0007】 【作用】本発明のルーバーパネルは、シート状シール材
を左右の竪框材に渡して貼着することにより、波状化粧
板と竪框材との間における高いシール性を実現する。前
記シール材の貼着は、波状化粧板の形状に関係がなく、
両面テープ又は紙テープ等により簡単に行える。コア材
は、ルーバーパネル内のほぼ全域にわたって注入充填で
きるので、ルーバーパネルとしての防音性を高め、必要
な強度を確保することができる。また、シート状シール
材は、波状化粧板の谷部の内面に圧接して波状化粧板の
防音性を高め、同時に、過度に注入された際、波状化粧
板の山部の内面に向けて膨張して圧力を逃すため、裏板
が膨らむことがなくなり、注入管理が緩やかになる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例について、図を参照し
ながら説明する。図1は本発明のルーバーパネル1を用
いたクロゼットドアの正面図、図2は図1中A−A拡大
端面図であり、図3は裏板2、竪框材3、シート状シー
ル材4及び波状化粧板5の組付関係を表した斜視図であ
る。この実施例は、図1に見られるように、表面に木目
調の化粧6を施した両開き構造の鋼製のルーバーパネル
1であり、中段より下付近に把手7を設けている。 【0009】本実施例のルーバーパネル1は、図2又は
図3に見られるように、竪框材3の挿入部8に波状化粧
板5の側縁を嵌込み、左右の竪框材3,3に渡してシー
ト状シール材4を貼着している。シート状シール材4
は、紙、不織布、ビニール又はこれらのラミネート構造
のシート等が利用でき、本実施例ではビニールを使用し
ている。このシート状シール材4は、両面テープ9や紙
テープ10を用いて、簡易かつ安価に貼着することができ
る。 【0010】上記左右の竪框材3,3に設けた固着縁部1
2,12に、裏板2の折返縁部13,13を当接させ、裏板2及
び竪框材3,3と竪框材3,3間に掛け渡したシート状シ
ール材4とで空間14を形成し、ウレタン等のコア材15を
注入する。コア材15をパネル内ほぼ全域に充填すること
ができるために、金属音が発生せず、パネル強度も向上
するのである。また、コア材15を波状化粧板5の谷部35
の内面にシート状シール材4が押しつけられるまで充填
することにより、波状化粧板5についても金属音の発生
を抑えることができる。 【0011】図4は上記空間14を満たすようにコア材15
を注入充填した状態を表した図1中B−B拡大端面図で
あり、図5は同空間14へ過度にコア材15を注入充填した
状態を表した図1中B−B拡大端面図である。図5に見
られるように、コア材15の圧力は、コア材15が波状化粧
板5の山部34へ向けてシート状シール材4を押圧するこ
とで逃され、過度にコア材15が充填されることがあって
も、裏板2を膨らませることはない。また、図4及び図
5を比較してわかるとおり、コア材15は、波状化粧板5
の山部相当分の範囲で加減でき、注入管理は極めて緩や
かにできることがわかる。 【0012】このように、本発明のルーバーパネル1
は、部品点数が少なく、製作も容易である。加えて、上
述したように、コア材15の注入管理が緩やかになる結
果、総じて組立に掛かる労力を削減することができるの
である。 【0013】 【発明の効果】本発明のルーバーパネルは、部品点数が
少なく、組立が簡単である。特に、波状化粧板と竪框材
との間におけるシール作業は極めて簡単であり、かつ確
実なシール性を実現できる。しかも、シート状シ−ル材
はパネルの寸法や波状化粧板の形状変更に容易に対応で
きる利点がある。また、注入充填するコア材は、ルーバ
ーパネル内ほぼ全域に充填できるから、防音効果及び強
度を向上させることができ、コア材の注入充填の際の注
入管理は緩やかでよいので、製作工程に要する労力を軽
減できるのである。
【図面の簡単な説明】 【図1】ルーバーパネルの正面図である。 【図2】本発明のルーバーパネルの各部材を表した図1
中A−A端面図である。 【図3】裏板、竪框材、シール材及び波状化粧板の組付
を表す斜視図である。 【図4】本発明のルーバーパネルの一部拡大縦端面図で
ある。 【図5】本発明のルーバーパネルの一部拡大縦端面図で
ある。 【図6】従来例1のルーバーパネルの各部材を表した図
1中A−A断面相当図である。 【図7】従来例1のルーバーパネルの各部材の組付を表
す図3相当図である。 【図8】従来例2のルーバーパネルの各部材を表した図
1中A−A断面相当図である。 【図9】従来例2のルーバーパネルの各部材の組付を表
す図3相当図である。 【符号の説明】 1 ルーバーパネル 2 裏板 3 竪框材 4 シート状シール材 5 波状化粧板 12 固着縁部 13 折返縁部 15 コア材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−144936(JP,A) 特開 平1−214432(JP,A) 実開 昭60−40697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 3/68 - 3/88 A47B 96/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 前面の波状化粧板と裏板及び両側の竪框
    材からなり、波状化粧板の裏面にシート状シール材を配
    し、裏板及び左右の竪框材とシート状シール材とで囲ん
    だ空間にコア材を注入充填したルーバーパネルにおい
    て、波状化粧板は竪框材の各挿入部間に側縁を嵌め込
    み、シート状シール材は左右の竪框材に渡して貼着し、
    コア材は波状化粧板の山部へ向けてシート状シール材を
    押圧することで圧力を逃がしながら、波状化粧板の谷部
    の内面にシート状シール材が押しつけられるまで充填し
    たことを特徴とするルーバーパネル。
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JP4696604B2 (ja) * 2005-03-10 2011-06-08 パナソニック電工株式会社 化粧部材
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