JP3494758B2 - 埋没型トランジスタの製造方法 - Google Patents

埋没型トランジスタの製造方法

Info

Publication number
JP3494758B2
JP3494758B2 JP13959495A JP13959495A JP3494758B2 JP 3494758 B2 JP3494758 B2 JP 3494758B2 JP 13959495 A JP13959495 A JP 13959495A JP 13959495 A JP13959495 A JP 13959495A JP 3494758 B2 JP3494758 B2 JP 3494758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
region
transistor
source
channel region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13959495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0846184A (ja
Inventor
雲京 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH0846184A publication Critical patent/JPH0846184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3494758B2 publication Critical patent/JP3494758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/60Peripheral circuit regions
    • H10B20/65Peripheral circuit regions of memory structures of the ROM only type

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトランジスタの製造方法
に係り、特にソース/ドレインがチャネル領域上に形成
された絶縁膜に自己整合的に形成される埋没型トランジ
スタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲート電極を形成した後、これをマスク
としてソース/ドレインが形成された既存のトランジス
タとは異なり、ゲート電極を形成する前にソース/ドレ
インが形成されることを埋没トランジスタという。この
埋没トランジスタは、主にROM(Read Only Memory)
のセルアレイを構成するトランジスタに多用される。
【0003】図1A〜図1Gは、従来の一方法による埋
没型トランジスタの製造方法を説明するために示された
断面図であって、ROMにおいてPMOS領域、NMO
S領域およびセル領域に分離して示す。図1Aに示すよ
うに、通常のNMOSトランジスタツインウェル形成工
程により半導体基板10にNウェル12およびPウェル
14が形成される。次いで、基板の全面にパッド酸化膜
16およびシリコン窒化膜(Si3N4 )を順に塗布し、フ
ォトレジストマスクパターン20を利用してフィールド
酸化膜が形成される領域上に塗布されているパッド酸化
膜16および前記シリコン窒化膜を食刻することによ
り、素子分離のための領域の半導体基板を表面に露出す
る。
【0004】次に、図1Bに示すように、フォトレジス
トマスクパターン20を取り除いた後、結果物上にNM
OS領域をオープンするマスクパターン22を形成す
る。次いで、NMOS領域の素子分離を強化するため、
NMOS領域にボロンイオンを注入してチャネルストッ
パ層24を形成する。図1Cに示すように、マスクパタ
ーン22を取り除き、結果物を酸化雰囲気に露出させて
前記素子分離のための領域にフィールド酸化膜26を形
成する。次いで、周辺領域(NMOS領域およびPMO
S領域)に形成されるトランジスタのスレショルド電圧
を調節するために、結果物の全面に不純物イオンを注入
する。
【0005】続いて、図2Dに示すように、フォトレジ
ストマスクパターン28を利用した不純物注入工程によ
ってセル領域を構成するトランジスタのソース/ドレイ
ン30を形成する。図2Eに示すように、マスクパター
ン28を取り除き、結果物上にセル領域のみをオープン
させるマスクパターン32を形成した後、これをイオン
注入に対する防止マスクとして利用して前記セル領域の
全面にセル領域内に形成されるトランジスタのスレショ
ルド電圧を調節するための不純物イオン注入を行う。
【0006】図3Fに示すように、マスクパターン32
を取り除き、結果物の全面にゲート絶縁膜およびゲート
電極の形成のための物質層を形成した後、ゲート電極の
形成のためのマスクパターン38を利用した食刻工程を
行ってNMOS領域、PMOS領域およびセル領域内に
トランジスタのゲート絶縁膜34およびゲート電極36
を形成する。
【0007】そして、図3Gに示すように、マスクパタ
ーン38を取り除いた後、通常のLDD(Lightly Dope
d Drain)工程を行ってセル領域以外のNMOS領域およ
びPMOS領域内にトランジスタのソース/ドレイン4
2を形成する。この際、各ゲート電極36の側壁には側
壁スペーサ40が形成される。前述した従来の一方法に
よる埋没型トランジスタの製造方法によると、ゲート電
極36を形成する前にソース/ドレイン30を先に形成
するので、セル領域に形成されるトランジスタのチャネ
ルの長さはマスクパターン28により定められ、チャネ
ルの幅はゲート電極36の幅により定められる。
【0008】図4は、図3GのII部分を拡大して示した
断面図であり、図面符号1は有効チャネル領域を、2は
有効ソース/ドレイン領域を、3はゲート絶縁膜が形成
される前のソース/ドレインを、4はチャネル領域上の
ゲート絶縁膜を、5はソース/ドレイン領域上のゲート
絶縁膜を、6はゲート絶縁膜が形成された後拡張された
ソース/ドレインを、7はフィールド酸化膜を、8はチ
ャネルストッパ層、9はゲート電極を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の一方法により製
造された埋没型トランジスタにおいて一番大きい問題点
は、集積度が増加するほど一般的なMOSトランジスタ
に比してパンチスルー(punch-through)特性が劣化する
ということである。パンチスルー特性は、次の三つの理
由により劣化する。
【0010】ソース/ドレインを形成した後、ゲート
絶縁膜、ゲート電極、HTO、BPSGフロー工程など
を行うので、これらの工程に伴われる熱エネルギーによ
り、前記ソース/ドレインが熱的拡散をして結果的にト
ランジスタの有効チャネルの長さが縮められる。周知の
ように、トランジスタのパンチスルー電圧は、基板の不
純物濃度が低くなるほど、またチャネルの長さが短くな
るほどさらに下がる。
【0011】ソース/ドレインの結晶構造がイオン注
入により損なわれているので、前記ソース/ドレイン上
に形成されるゲート絶縁膜はチャネル領域上に形成され
るゲート絶縁膜より厚く形成される。NMOSのソース
/ドレインを構成する不純物である砒素または燐イオン
は、酸化物よりシリコンとその親和力が強い。したがっ
て、チャネル領域とソース/ドレイン領域の境界部分に
は、ゲート絶縁膜の形成時、セグリゲーションファクタ
ー(segragation factor) によりソース/ドレインの縁
部が横方向に拡散されるOED(Oxidation Enhanced D
iffusion) が生じるが、このためチャネルの有効長さが
急激に減少する。
【0012】0.5 μm 以下の写真食刻工程において、
ライン/スペース(または bar/space) パターンは解像
度の限界および安定した工程のために常に“1”より小
さいが、これは埋没型トランジスタのチャネル長さを左
右するマスクパターン28の幅(図2Dにおいて符号L
で示す)を実際の所望のチャネルの長さより短くし、解
像度の限界によりマスクパターン28の大きさの不均一
性を招来する。したがって、セル領域内に形成されるト
ランジスタのチャネル長さを均一にすることができな
い。
【0013】また、トランジスタの特性を向上させるた
め、通常一般的なトランジスタはソース/ドレインをL
DDまたはDDD(Double Doped Drain)構造で形成する
が、前記の従来の一方法による埋没型トランジスタの製
造方法ではこのような構造を形成することは困難であ
る。これは集積度が増加するほど素子の特性が劣化する
問題点を発生させる。
【0014】本発明の目的は、パンチスルー特性を向上
させる埋没型トランジスタの製造方法を提供することに
ある。本発明の他の目的は、トランジスタの電気的特性
を向上させる埋没型トランジスタの製造方法を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の前記の目的は、
トランジスタのチャネル領域上にその中間部の厚さがそ
の縁部より厚い絶縁膜を形成する第1工程と、前記第1
工程で得られた結果物の全面に不純物をドープしてトラ
ンジスタのソース/ドレインを形成する第2工程と、前
記絶縁膜を取り除く第3工程と、前記第3工程で得られ
た結果物上にゲート電極を形成する第4工程と、を含む
ことを特徴とする埋没型トランジスタの製造方法により
達成される。
【0016】望ましくは、前記絶縁膜はLOCOS方式
などのような酸化膜成長方式やCVD(化学気相蒸着)
法により形成され、前記ソース/ドレインはそれぞれ2
重構造で形成されうる。前記2重構造のソース/ドレイ
ンは拡散係数が相異なる二種類の不純物を注入して形成
するが、この際、前記不純物は燐イオンと砒素イオンで
ある。
【0017】また、前記2重構造のソース/ドレインは
一種類の不純物を相異なる濃度でそれぞれドープして形
成するが、この際、前記相異なる濃度の不純物は前記絶
縁膜の厚さおよび幅を調節しながらそれぞれドープされ
ることを特徴とする。望ましい実施例として、前記第2
工程と同時またはその後に、スレショルド電圧を調節す
るため、チャネル領域の導電型と同一な導電型の不純物
をドープする工程をさらに追加する。この際、前記絶縁
膜の厚さおよび幅を調節してチャネル領域の不純物の濃
度が前記チャネル領域の中心部で最大とする。
【0018】望ましい他の実施例として、前記第3工程
の後、スレショルド電圧を調節するためにチャネル領域
の導電型と同一な導電型の不純物をドープする工程をさ
らに追加する。本発明の前記の目的は、また、トランジ
スタのチャネル領域上に熱的成長絶縁膜を形成する第1
工程と、前記第1工程で得られた結果物の全面に不純物
をドープしてトランジスタのソース/ドレインを形成す
る第2工程と、前記熱的成長絶縁膜を取り除く第3工程
と、前記第3工程で得られた結果物上にゲート電極を形
成する第4工程と、を含むことを特徴とする埋没型トラ
ンジスタの製造方法により達成される。
【0019】
【作用】チャネル領域上に形成されたフィールド酸化膜
の厚さおよび幅を調節しながらソース/ドレインの形成
のための不純物イオンを注入することにより、チャネル
領域の長さを容易に縮めることができる。かつ、ソース
/ドレインを2重構造で形成することができるのでトラ
ンジスタの電気的特性を向上させうる。
【0020】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。前記図1A〜図3Gの参照符号と同一な図面
符号は同一な部分を示す。図5A〜図6Fは本発明の一
実施例による埋没型トランジスタの製造方法を説明する
ために示した断面図であって、PMOS領域、NMOS
領域およびセル領域を分離して示す。
【0021】まず、図5Aは素子分離領域およびセルチ
ャネル領域を露出させる工程であって、これは、半導体
基板10に例えば砒素または燐などの5価イオンをドー
プしてPMOS形成のためのNウェル12を形成し、例
えばボロンなどの3価イオンをドープしてNMOS形成
のためのPウェル14を形成する第1工程、前記第1工
程で得られた結果物の全面にパッド酸化膜16およびシ
リコン窒化膜(Si3N4)18を形成した後、素子分離領域
およびセルチャネル領域を露出させるマスクパターン4
4を形成する第2工程、このマスクパターンを食刻マス
クパターンとして利用して素子分離領域およびチャネル
領域上に形成されているパッド酸化膜16およびシリコ
ン窒化膜18を食刻することにより、前記素子分離領域
およびセルチャネル領域を露出させる第3工程で行われ
る。
【0022】図5Aにおいて、従来の方法と比べて異な
るのは、マスクパターン44はNMOS領域、PMOS
領域およびセル領域を限定するための素子分離領域だけ
でなく、セル領域内に存するチャネル領域も共に露出さ
せる点である。図5Bはチャネルストッパ層(図5Cの
24)を形成する工程を示すものであって、これはマス
クパターン44を取り除く第1工程、結果物上にNMO
S領域のみオープンするマスクパターン22を形成する
第2工程、および、例えばボロンなどの3価イオンをN
MOS領域内にある素子分離領域に注入して前記チャネ
ルストッパ層を形成する第3工程で行われる。
【0023】この際、前記チャネルストッパ層は、NM
OS素子分離特性を強化するために形成されるもので、
前記Pウェルを構成する不純物イオンと同一な導電型の
不純物を素子分離領域に再ドープすることにより形成さ
れる。図5Cはフィールド酸化膜の形成およびPMOS
およびNMOSのスレショルド電圧(Vth)を調節する
ための不純物イオン注入工程を示したものであって、こ
れはマスクパターン22を取り除く第1工程と、結果物
の全面を酸化雰囲気に露出させて素子分離領域およびセ
ルチャネル領域にフィールド酸化膜26を形成する第2
工程、および、結果物の全面にPMOSおよびNMOS
のスレショルド電圧を調節するための不純物イオンを注
入する第3工程で行われる。
【0024】この際、セルチャネル領域に形成されるフ
ィールド酸化膜26は、本実施例では素子分離領域に形
成されるフィールド酸化膜26と共に形成される。セル
チャネル領域に形成されるフィールド酸化膜26の形態
は、その中間部の厚さがその縁部より厚く形成されるこ
とにより本発明の目的が達成される。セルチャネル領域
に形成される前記フィールド酸化膜は、CVD法を用い
て形成してもよい。
【0025】図6Dはセル領域内にソース/ドレイン4
6を形成する工程を示すものであって、これはセル領域
のみオープンしたマスクパターン32を結果物上に形成
する第1工程、および、例えば砒素および/又は燐など
の5価イオンを結果物の全面に注入してセル領域に2重
構造のソース/ドレイン46を形成する第2工程で行わ
れる。
【0026】この際、前記第2工程は拡散係数が相異な
る二種類の不純物、例えば砒素と燐イオンを共に注入す
る方法、または一種類の不純物、例えば砒素または燐イ
オンを相異なる濃度で順に注入する方法で行われる。一
種類の不純物を相異なる濃度で順に注入する工程は、前
記第1工程の後不純物を第1の濃度で注入する工程と、
前記フィールド酸化膜の厚さと幅を湿式食刻で調節する
工程と、前記不純物を第2の濃度で注入する工程で行わ
れる。この際、前記第1の濃度は第2の濃度より高いこ
とが望ましい。
【0027】前記第2工程により形成されたソース/ド
レイン46は、フィールド酸化膜26に自己整合される
ように形成され、フィールド酸化膜26の厚さおよび幅
によりその大きさが定められる。したがって、トランジ
スタのチャネル領域の長さはこのフィールド酸化膜26
の厚さおよび幅の調節で容易に拡張しうる。なお、前記
第2工程の後、セルトランジスタのスレショルド電圧を
調節するため、セル領域のみをオープンさせたマスクパ
ターン32を注入防止マスクとして不純物イオン、例え
ばホウ素イオンをドープする工程をさらに追加してもよ
い。
【0028】図6Eはフィールド酸化膜を取り除く工程
を示したものであって、これはフィールド酸化膜26を
湿式食刻して、マスクパターン32によりオープンされ
ているセル領域のフィールド酸化膜26を取り除く工程
で行われる。これにより、チャネル領域が露出される。
なお、この際、フィールド酸化膜26を取り除いた後、
セルトランジスタのスレショルド電圧を調節するため、
セル領域のみをオープンするマスクパターン32を利用
して不純物イオンをドープする工程をさらに追加しても
よい。スレショルド電圧を調節するための前記不純物イ
オン注入工程は、図6Dに示すセルチャネル領域に形成
されたフィールド酸化膜26を取り除く前の段階、また
は図6Eに示すフィールド酸化膜26取り除いた後の段
階において選択的に施すことができる。
【0029】図6Fはゲート電極50を形成する工程を
示したものであって、これはマスクパターン32を取り
除く第1工程、結果物の全面にゲート絶縁膜およびゲー
ト電極を形成する物質層を形成する第2工程、図3Fの
マスクパターン38に相当するマスクパターンを利用し
た食刻工程を行ってゲート電極50を形成する第3工
程、ゲート電極を注入防止マスクとして低濃度の不純物
をイオン注入した後、このゲート電極の側壁にスペーサ
52を形成して高濃度の不純物をイオン注入することに
より、セル領域以外のNMOSおよびPMOS領域にL
DD構造のソース/ドレイン54を形成する第4工程で
行われる。
【0030】図7Aおよび図7Bは図6Dおよび6Fの
A部分およびB部分をそれぞれ拡大した断面図であっ
て、フィールド酸化膜26を取り除く前にスレショルド
電圧の調節のための不純物をドープした場合を示す。図
7Aおよび図7Bにおいて、図面符号46aは第1ソー
ス/ドレインを、46bは第2ソース/ドレインを、5
4は多数キャリアの濃度分布線を、1は有効チャネル領
域を、そして2はソース/ドレイン領域を示す。
【0031】図7Aから判るように、ソース/ドレイン
は、第1ソース/ドレイン46aと第2ソース/ドレイ
ン46bとからなる2重構造で形成される。図7Aにお
いて、点線は第1ソース/ドレイン46aを形成する時
のフィールド酸化膜26の構造を示し、実線は第2ソー
ス/ドレイン46bを形成する時のフィールド酸化膜2
6の構造を示す。多数キャリアの濃度分布線54は、フ
ィールド酸化膜26の厚さによりフィールド酸化膜26
の下部から表面方向へ更に近い形態で形成される。
【0032】図7Bから判るように、ソース/ドレイン
上のゲート絶縁膜の厚さはチャネル領域上のゲート絶縁
膜の厚さに比べて厚い。しかしながら、図2に示した従
来の一方法による埋没型トランジスタの製造方法とは異
なり、セグリゲーションファクターによるソース/ドレ
インの縁部の拡張は発生されないことが判る。そして、
多数キャリアの濃度分布線54がチャネル領域の中心部
から表面方向へ更に近く分布するが、これは結果的にソ
ース/ドレイン空乏領域の不純物濃度を高めてトランジ
スタのパンチスルー電圧を高める。
【0033】本発明の他の実施例による埋没型トランジ
スタの製造方法を図8に示す。これは、本発明の一実施
例の工程段階のうち一部を変形した例であり、図5A〜
図6Fを用いて説明したように、フィールド酸化膜を形
成した後でチャネルストッパ層24を形成した場合を示
したものである。
【0034】
【発明の効果】本発明による埋没型トランジスタの製造
方法によれば、チャネル領域に形成されたフィールド酸
化膜の厚さおよび幅を調節してソース/ドレインの大き
さを調節することができるので、結果的にトランジスタ
のチャネル領域の拡張を容易にしうる。そして、多数キ
ャリアの濃度分布線をチャネル領域の中心部から表面方
向にさらに近く形成しうるので、結果的にソース/ドレ
イン空乏領域の不純物濃度を選択的に高めてトランジス
タのパンチスルー電圧を高めることができる。
【0035】したがって、集積度の向上によりパンチス
ルー特性が劣化することを抑制してトランジスタの信頼
度を向上しながら高集積度を達成しうる。本発明は前記
の実施例に限定されず、本発明が属した技術的思想内で
当分野で通常の知識を持つ者により多くの変形が可能な
ことは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜Cは、従来の一方法による埋没型トランジ
スタの製造方法を示す断面図である。
【図2】DおよびEは、従来の一方法による埋没型トラ
ンジスタの製造方法を示す断面図である。
【図3】FおよびGは、従来の一方法による埋没型トラ
ンジスタの製造方法を示す断面図である。
【図4】図3GのII部分を示す拡大断面図である。
【図5】A〜Cは、本発明の一実施例による埋没型トラ
ンジスタの製造方法を示す断面図である。
【図6】D〜Fは、本発明の一実施例による埋没型トラ
ンジスタの製造方法を示す断面図である。
【図7】Aは図6DのA部分を示す拡大断面図であり、
Bは図6FのB部分を示す拡大断面図である。
【図8】本発明の他の実施例による埋没型トランジスタ
の製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 有効チャネル領域 2 ソース/ドレイン領域 10 半導体基板 12 Nウェル 14 Pウェル 16 パッド酸化膜 18 シリコン窒化膜 20 フォトレジストパターン 22、28、32、38、44 マスクパターン 24 チャネルストッパ層 26 フィールド酸化膜(絶縁膜、熱的成長絶縁
膜) 46 ソース/ドレイン 46a 第1ソース/ドレイン 46b 第2ソース/ドレイン 50 ゲート電極 52 スペーサ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタのチャネル領域上にその中
    間部の厚さがその縁部より厚い絶縁膜を形成する第1工
    程と、 前記第1工程で得られた結果物の全面に不純物をドープ
    してトランジスタのソース/ドレインをそれぞれ2重構
    造で形成する第2工程と、 前記絶縁膜を取り除く第3工程と、 前記第3工程で得られた結果物上にゲート電極を形成す
    る第4工程と、 を含み、 前記2重構造のソース/ドレインは、 前記絶縁膜の厚さ
    および幅を調節しながら一種類の不純物を相異なる濃度
    それぞれドープして形成されることを特徴とする埋
    型トランジスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜は、LOCOS方式により形
    成されることを特徴とする請求項1記載の埋没型トラン
    ジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程と同時に、または前記第2
    工程の後に、スレショルド電圧を調節するためにチャネ
    ル領域の導電型と同一な導電型の不純物をドープする工
    程をさらに追加することを特徴とする請求項1記載の埋
    没型トランジスタの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜の厚さおよび幅を調節してチ
    ャネル領域の不純物の濃度が前記チャネル領域の中心部
    で最大とすることを特徴とする請求項記載の埋没型ト
    ランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第3工程の後に、スレショルド電圧
    を調節するためにチャネル領域の導電型と同一な導電型
    の不純物をドープする工程をさらに追加することを特徴
    とする請求項1記載の埋没型トランジスタの製造方法。
JP13959495A 1994-06-08 1995-06-06 埋没型トランジスタの製造方法 Expired - Fee Related JP3494758B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1994P12852 1994-06-08
KR1019940012852A KR0126789B1 (ko) 1994-06-08 1994-06-08 매몰형 트랜지스터 제조방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0846184A JPH0846184A (ja) 1996-02-16
JP3494758B2 true JP3494758B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=19384877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13959495A Expired - Fee Related JP3494758B2 (ja) 1994-06-08 1995-06-06 埋没型トランジスタの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5920784A (ja)
JP (1) JP3494758B2 (ja)
KR (1) KR0126789B1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100275740B1 (ko) * 1998-08-14 2000-12-15 윤종용 마스크 롬 제조방법
KR100360398B1 (ko) * 2000-02-24 2002-11-13 삼성전자 주식회사 노어형 마스크 롬 소자의 셀 어레이 영역 및 그 제조방법
TW580729B (en) * 2001-02-23 2004-03-21 Macronix Int Co Ltd Method of avoiding electron secondary injection caused by pocket implantation process
US6617258B1 (en) * 2001-07-23 2003-09-09 Advanced Micro Devices, Inc. Method of forming a gate insulation layer for a semiconductor device by controlling the duration of an etch process, and system for accomplishing same

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4013489A (en) * 1976-02-10 1977-03-22 Intel Corporation Process for forming a low resistance interconnect in MOS N-channel silicon gate integrated circuit
JPS5696865A (en) * 1979-12-30 1981-08-05 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor device
US5234859A (en) * 1988-06-28 1993-08-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha LOCOS type field isolating film and semiconductor memory device formed therewith
US5091324A (en) * 1990-08-10 1992-02-25 Advanced Micro Devices, Inc. Process for producing optimum intrinsic, long channel, and short channel mos devices in vlsi structures
US5332682A (en) * 1990-08-31 1994-07-26 Micron Semiconductor, Inc. Local encroachment reduction
US5342796A (en) * 1991-05-28 1994-08-30 Sharp Kabushiki Kaisha Method for controlling gate size for semiconduction process
EP1032034A1 (en) * 1992-01-22 2000-08-30 Macronix International Co., Ltd. Method of making memory device
US5328859A (en) * 1993-01-04 1994-07-12 Xerox Corporation Method of making high voltage PNP bipolar transistor in CMOS
JP2581415B2 (ja) * 1993-10-08 1997-02-12 日本電気株式会社 半導体記憶装置の製造方法
US5453395A (en) * 1994-03-21 1995-09-26 United Microelectronics Corp. Isolation technology using liquid phase deposition
US5536670A (en) * 1994-08-09 1996-07-16 United Microelectronics Corporation Process for making a buried bit line memory cell
US5480823A (en) * 1995-01-19 1996-01-02 United Microelectronics Corporation Method of making high density ROM, without using a code implant

Also Published As

Publication number Publication date
US5920784A (en) 1999-07-06
JPH0846184A (ja) 1996-02-16
KR0126789B1 (ko) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100274555B1 (ko) 절연 게이트 전계 효과 트랜지스터 구조물 및 이의 제조 방법
US6759717B2 (en) CMOS integrated circuit device with LDD n-channel transistor and non-LDD p-channel transistor
US5254490A (en) Self-aligned method of fabricating an LDD MOSFET device
JPH02310931A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100344375B1 (ko) 반도체 장치의 제조 방법
US7888198B1 (en) Method of fabricating a MOS transistor with double sidewall spacers in a peripheral region and single sidewall spacers in a cell region
JP3494758B2 (ja) 埋没型トランジスタの製造方法
US5132757A (en) LDD field effect transistor having a large reproducible saturation current
JP2924947B2 (ja) 半導体装置の製造方法
EP0514602B1 (en) MOSFET channel structure and method of fabrication
JP3088547B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6563179B2 (en) MOS transistor and method for producing the transistor
JP3394562B2 (ja) Mosfet製造方法
KR940010543B1 (ko) 모스 트랜지스터의 제조방법
JP3344162B2 (ja) 電界効果型半導体装置の製造方法
JP2900686B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0541516A (ja) 半導体装置及び製造方法
JPH08186252A (ja) 半導体装置
JP3848782B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20010017654A (ko) 반도체소자의 게이트전극 구조
JP3656867B2 (ja) 微細mosトランジスタの製造方法
US20070152270A1 (en) Transistors and manufacturing methods thereof
JPH08293599A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH08167658A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR940005726B1 (ko) BiCMOS 소자의 NPN 트랜지스터 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees