JP3494585B2 - 密封包装物の検査方法 - Google Patents

密封包装物の検査方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品や医療用消
耗品等の完全密封包装物のピンホールを検査するための
方法に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】密封
包装は、内容物の滅菌状態を保つため、当今、食品や生
理食塩水等の医療用消耗品のほか多くの商品に用いられ
ており、食品の場合ピンホールがあると、包装の中身が
大気に接触して変質・腐敗の原因となり、また、医療用
消耗品、例えば、輸液瓶の場合は、汚染、変質の原因と
なるため、これら密封包装物のピンホール検査は極めて
重要である。従来、このピンホール検査方法としては、
密封包装物では電極を中に入れられないことから食品の
場合、完成した包装物に金属ピンを突き刺しこれを一方
の電極として、包装物に当接せしめた外部電極の対向電
極として、両電極間に高電圧をかけてピンホールを検査
し、検査後ピン孔を別工程で封じることも行われていた
が、検査工程が煩雑でピン孔封鎖の後工程を必要とする
欠点があった。この欠点を解消して、完成した密封包装
物を傷付けずにピンホール検査を行うために、例えば、
一対の電極間に食品を挟み、各電極と食品間に形成され
る静電容量に大差をつけて両電極間に電圧をかけ、一方
の電極と食品との間の閃落によって生じる電流を検出す
ることによりピンホールを検査するようにしたものがあ
る。(例えば、特公昭50−6998号公報)。
【0003】前記のごとく閃落によって生じる電流を検
出することによりピンホールの有無を検出するに当っ
て、実際には、検出電流の変化(大小)によってピンホ
ールの有無を検出する。この場合にあっては、検査時の
雰囲気を形成する被検物外周の湿度や温度、さらに、浮
遊している微細な塵などの影響により検出部における電
流に誤差を生じ、ピンホールがないのにあるように判別
するなど、誤動作の発生は避けられなかった。さらに、
密封包装物を挟む両電極に高電圧をかけた場合、密封包
装物の電気絶縁性被膜の弱い部分に電位差が集中してピ
ンホールを作って終いピンホールを増やす傾向があり、
被検包装物に悪影響を及ぼすという問題もあった。
【0004】本出願人は先に、検査時の雰囲気による前
記誤動作の発生を防止するために、導電性を有する流動
物ないし粉体又は食品等の内容物を電気絶縁性被膜で被
包した密封包装物を、接地した支持電極上に載置する一
方、該密封包装物の被検端部に密接ないし近接対面せし
めた電極と前記支持電極との間に直流高電圧を印加し、
被検端部にピンホールがあるとき該ピンホールを介して
内容物に充電せしめ、しかる後、前記被検端部に接触せ
しめた前記電極を接地せしめ、被検端部からの放電電流
を検知して密封包装物のピンホールの有無を検出するこ
とを特徴とする発明を出願した。(平成8年特許願第5
3816号、平成10年特許願第158569号)。こ
の検査方法を用いれば、湿度や温度その他検査時におけ
る雰囲気に影響を受けることなく、該動作の発生を完全
に防止することができるが、なお一連の検査手順を必要
としていた。
【0005】本願発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであって、さらに簡単な手順で検査時の雰囲気に
よる誤動作の発生を完全に防止するとともに、電気絶縁
性被膜に弱い部分があっても密封包装物にピンホールを
つくるようなことのない効率的な密封包装物の検査方法
を提供することを目的とする。この場合、検査の対象と
すべき密封包装物は、食品としては、主たるものに、ソ
ーセージを一本毎に密封包装した円柱状の包装物の他、
プラスチックフィルム製の平たい袋入りのレトルト食品
が挙げられるが、医療用消耗品としては、ピンホールに
よる外気との接触に基づく内容物の汚染・変質防止のた
めに検査対象として、プラスチックの輸液瓶入りの生理
食塩水やリンゲル液等の輸液剤のほかプラスチックの袋
入りの輸血用血液や血漿等の血液製剤が挙げられるが、
蒸留水のような高抵抗の帯電する流動物でも可能であ
る。さらに、炊いたごはんや固形物である鉄粉等、粒体
や粉体導電物をプラスチック製の袋に封入した密封包装
物も検査対象となり得る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、導電性を有する流動物ないし粉
体又は食品等の内容物1を電気絶縁性被膜2で被包した
密封包装物3を、その側面部31に直流高圧電源6の一方
電圧出力端子からの単一の電極である導電子4のみ
接触ないし近接せしめて該密封包装物3内の内容物1に
帯電せしめ、しかる後、接地したアース線8に接続した
電極5を被検部3aに近接ないし接触せしめ、被検部3aに
ピンホールがあるときの放電による光又は/ 及びノイズ
の発生の有無をセンサ7 で検知して密封包装物3のピン
ホールを検出することとした。
【007】これにより、密封包装物3の側面部31に直流
高圧電源6の電圧出力端子からの導電子4を接触乃至近
接せしめるとき該密封包装物3内の導電性を有する内容
物1は、導電子4にかかる直流高電圧(0.6kv〜30kv) の
マイナス又はプラスの電位により帯電してマイナス
(−) イオン又はプラス (+)イオンが発生する。
【0008】次に、接地したアース線8 に接続した電極
5 を被検部3aに近接ないし接触せしめると、被検部3aに
ピンホールがあるとき、内容物1 内にマイナス (−) イ
オンが発生した場合は該マイナス (−) イオンはピンホ
ールに集まり、内容物1内にプラス (+)イオンが発生
した場合は該プラス (+)イオンはピンホールに集ま
り、ピンホールを通して被検部3aと接地したアース線8
に接続した電極5との間で放電する。この放電の際光又
は/及びノイズを発生し、それをセンサ7で検知するこ
とができる。この検知により、被検部3aにピンホールが
あることを検出することができる。被検部3aにピンホー
ルがない場合には、放電は起らず、光又は/及びノイズ
も発生しない。従って、センサ7は作動せず、それによ
り被検部3aにピンホールがないことを検出することがで
きる。この場合、放電の際発生する光を検知したい場合
には光センサを、また、放電の際発生するノイズを検知
したい場合にはノイズセンサを用い、光とノイズの両方
を検知したい場合には、光センサとノイズセンサとを同
時に使えば良い。
【0009】前記電極5には、被検部3aにに適合した種
々の形状のものが考えられるが、導電性プラスチックの
繊維からなる導電性ブラシを用いることも効果的であ
る。この電極としての導電性ブラシ5は、アクリル系繊
維に酸化銅を含浸せしめたものを用いることができる
が、プラスチック繊維を基材とするため腰がソフトで被
検物を傷つけることはなく、プラシ形状を被検物に合せ
て形成すれば、極めて有利に電極として使用することが
できる。
【0010】また、被検部3aにピンホールがあるときの
放電による光の発生の有無をセンサ7により検知する場
合、該放電による発光を光ファイバー71を介して光電子
増倍管72に入力せしめ該光電子増倍管72で電気に変換し
て検知器73により検知するようにすると有利である。こ
れにより、放電による発光が弱い場合げも容易に検知す
ることができる。
【0011】その場合、放電による発光を紫外透過・可
視吸収フィルタ74を介して光ファイバー71に入力するよ
うにすることが得策である。これにより、明るい処で光
の検知が難しい場合でも、放電現象により発生した紫外
線のみを検知して容易に該発光を検知することができ
る。なお、光ファイバー71も紫外線を通しやすいものを
使用するようにする。
【0012】さらに状況により、放電による発光を紫外
透過・可視吸収フィルタ74及び紫外線変換蛍光ガラス75
を介して光ファイバー71に入力するようにしても良い。
これにより被検部3aが環状の場合など、紫外透過・可視
吸収フィルタ74及び紫外線変換蛍光ガラス75を該環状等
をカバーする広いものを使用することにより、環状等の
何処で放電が発生しても容易に該放電をとらえ、その紫
外線分のみを蛍光に変換して容易に該発光を検知するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付の図面に基づいて説明する。本発明において、検査す
べき密封包装物3の導電性を有する内容物1を被包すべ
き電気絶縁性被膜2には、内容物に対応してプラスチッ
ク乃至プラスチックフィルム又はガラスが用いられる。
すなわち、内容物1が例えば魚肉ソーセージの場合、塩
化ビニリデンフィルム製の袋が用いられ、魚肉ソーセー
ジのすり身を充填した後、アルミワイヤーで両端部をク
リップし、レトルト殺菌が行われる。また、レトルト食
品で複合フィルム(ラミネートフィルム)の袋を用いた
ものでも検査すべき密封包装物の対象となり得る。この
場合はナイロンとポリプロピレン又はポリエステルとポ
リプロピレン、ポリエステルと塩化ビニリデンとポリプ
ロピレンの複合フイルムの袋が用いられれる。一方、生
理食塩水やリンゲル液等輸液の場合は、夫々所定のプラ
スチックの輸液瓶が用いられ、ガラス容器も用いること
ができる。さらに、内容物1には導電性を有する流動物
として、固形物の流動物、例えば鉄粉等の導電性粉体も
含まれる。
【0014】密封包装物3の側面部31に導電子4を接触
乃至近接せしめ内容物1に帯電せしめるに当って密封包
装物を支持する場合、平板状支持部材(使用状況により
プラスチック製でも金属製でも良い。)又は小径ローラ
を多数相互に隣接せしめて上面の接触面を平面上に配置
した支持部材、さらに断面が円形のソーセージ類に対応
するごとく内面が円弧状の支持部材等、任意形状のもの
を使用することができる。そして、接地したアース線8
に接続した電極5には被検部3aに対応した任意形状の金
属製のものを用いることができる。
【0015】
【実施例】
【実施例1】図1には、密封包装物3が生理食塩水等の
輸液を密封した点滴用輸液瓶である場合において、該密
封包装物3内の内容物1に帯電せしめて該密封包装物3
の被検部3aのピンホールを検出する一例を示す。この輸
液瓶3は、プラスチックの稍厚い被膜2で形成された本
体部の横断面が65mm×90mmの角にRのついた矩形断面の
高さが 240mmの内容量1000mlのもので、ピンホールので
きやすい被検部3aは、外径28mm・厚さ8mmの段差端部の
開口部に、点滴針差込み用の図示しないゴム栓が気密に
設けられ、その反対側に吊環部3cを設けたものである。
この被検部3aにおいて、ピンホール乃至それに該当する
隙間のでき易い箇所は、ゴム栓を保持しているリング状
の段差部周縁、及びゴム栓を保持した段差部の開口部と
ゴム栓との境界部分である。
【0016】この輸液瓶3の被検部3aのピンホール検査
をするべく、該輸液瓶3を任意の例えばプラスチック製
の支持台(図示せず)に載置した状態で、先ずプラス
(+)側を接地した直流高圧電源6のマイナス(−)側
に接続した導電子4の先端を、該輸液瓶3の側面図31
接触乃至近接せしめ、導電子4にかかる直流高電圧(0.6
kv〜30kv) のマイナス(−)の電位により輸液瓶3内の
内容物1に帯電せしめるようにする〔図(A)参照〕。
また、被検部3aにピンホールがある場合に、被検部3aに
近接ないし接触時該被検部3aとの間に、放電による光又
は/及びノイズを発生せしめるための電極5として、被
検部3aの嵌入可能な凹部を有する小カップ状の金属部材
が接地したアース線8の端末に、該被検部3aに近接ない
し被冠可能に接続されている。
【0017】これにより、この小カップ状の金属部材の
電極5を被検部3aに近接せしめるとき、被検部3aにピン
ホールがある場合には、被検部3aと電極5前面との間の
間隙に放電が発生したり、さらに電極5を被検部3aに被
冠せしめて行くとき、電極5と被検部3aの段差部との間
に放電が発生したりして放電電流Iがアース線8に流れ
内容物1のマイナス(−)の電荷が失われるが、その際
光又は/及びノイズが発生し、それをセンサ7で検知す
るようにしている。このセンサ7により光又は/及びノ
イズを検知することによって被検部3aにピンホールがあ
ることを検出することができる〔図1(B)参照〕。
【0018】被検部3aにピンホールがない場合には、放
電は発生しないから光又は/及びノイズも発生しない。
従って、センサ7は作動せず、それによって被検部3aに
ピンホールがないことを検出することができる。なお、
図では輸液瓶3の側面部31に対し下方から導電子4の先
端を接触させているように見られるが、水平方向に側方
から接触させても、また、垂直方向に上方から接触させ
てもよいのは勿論である。また、前記小カップ状の金属
部材である電極5には、電極5の凹部に被検部3aが嵌入
していくとき、電極5の凹部内面と被検部3aとの間に放
電が発生する場合、その際の光又は/及びノイズの発生
を容易にセンサー7で検知できるように電極5の側面に
複数本のスリットを設けるようにしても良い。
【0019】
【実施例2】図2には実施例1と同様にして生理食塩水
等の輸液瓶の内容物1に帯電せしめた後、接地した電極
5を被検部に近接ないし接触せしめるとき被検部3aにピ
ンホールがある場合に発生する放電による発光の有無を
効率的に検知してピンホール検査を行う一例を示す。こ
の場合、実施例1と同じく接地したアース線8に接続し
た電極5を被検部3aに近接ないし電極5に被検部3aを嵌
入せしめて行くが、被検部にピンホールがあるときの放
電発生位置に対面して、紫外透過・可視吸収フィルタ74
を介して光ファイバー71の端面が配置されており、該光
ファイバー71の他端は光電子増倍管72に接続され、さら
に該光電子増倍管72の出力は検知器73に入力するように
なっている。なお、この光ファイバー71には紫外線を通
しやすいものを使用する。
【0020】これにより、被検部3aにピンホールがある
ときの放電による発光は、紫外線透過・可視吸収フイル
タ74により紫外線のみが光ファイバー71を介して光電子
増倍管72に入力して該光電子増倍管72で高能率に電気に
変換され、検知器73よより該放電による発光を高感度で
検知することができ、放電による発光が弱くても、また
明るい処で光の検知が難しい場合でも、紫外線を用いて
被検部3aにピンホールがあることを容易に検知すること
ができる。被検部3aにピンホールがない場合には、放電
は発生せず、紫外透過・可視吸収フィルタ74より検知器
73に至るセンサ7は働かないためそれによって被検部3a
にピンホールがないことを検出することができる。
【0021】
【実施例3】図3は密封包装物3の被検部3aが、内容物
1を電気絶縁性被膜2で密封した袋の緊縛部である場合
において、被検物3の側面部31に直流高圧電源6のマイ
ナス側の出力端子からの伝導子4を接触せしめて直流高
電圧電源6の高電圧(0.6kv〜30kv) により内容物1に帯
電させる場合を示す。この場合、電気絶縁性被膜2に生
じるピンホールは、両端の被検部3a近傍に集中する。内
容物1は、例えば魚肉ソーセージ類で、電気絶縁性被膜
2は塩化ビニリデンの単体フイルムが透明で収縮性とバ
リア性にすぐれて使用され、内容物を充填した端部はア
ルミワイヤで緊縛されている。
【0022】両端の被検部3a、3aのピンホール検出に当
っては、実施例1と同じく接地したアース線8に接続し
た電極5(図示しないが実施例1と同じく被検部3aの嵌
入可能な凹部を有する実施例1より小さな小カップ状の
金属部材の電極)を、実施例1と同様に被検部3aに近接
ないし被冠せしめて行くとき、被検部3aにピンホールが
ある場合に発生する放電を実施例1又は実施例2に示す
方法で、放電に伴い発生する光又は/及びノイズを検知
することにより被検部3aにピンホールがあることを検出
することができる。被検部3aにピンホールがない場合に
は、放電は発生せず、センサ7は作動しないからそれに
よって被検部3aにピンホールがないことを検出すること
ができる。
【0023】
【実施例4】図4は、被検部3aがプラスチックフィルム
製袋の熱シール部であるレトルト食品(カレーや炊いた
ご飯等)の密封包装物3のピンホールの有無を検知する
場合を示す。これ等の密封包装物では電気絶縁性被膜に
生じるピンホールは熱シール部である被検部3a近傍に集
中する。導電性を有する内容物1は袋入りの完全調理済
みの食品で、電気絶縁性被膜2は前記複合プラスチック
フィルム(ラミネートフィルム)が用いられる。被検包
装物3両側の熱シール部である被検部3a、3aのピンホー
ル検出に当っては、前記実施例1,2,3と同様にし
て、被検包装物3の側面部31に直流高圧電源6のマイナ
ス側の出力端子からの導電子4を接触せしめて直流高圧
電源6の高電圧(0.6kv〜30kv) により内容物1に帯電さ
せる。
【0024】この後、前記実施例と同じく接地したアー
ス線8に接続した電極5(この場合レトルト食品の密封
包装物3両側の被検部3aの各広巾に対応して導電性プラ
スチックの繊維からなる前記広巾に対応した広巾の導電
性ブラシを電極として使用)を被検部3aに近接ないし接
触せてめる。これにより、被検部3aにピンホールがある
場合は、該ブラシ先端と被検部3aとの間に放電が発生
し、被検部3aにピンホールがない場合は放電は発生しな
い。このとき発生する放電を、実施例1又は実施例2に
示す方法で、放電に伴い発生する光又は/及びノイズを
センサ7で検知することにより被検部3aにピンホールが
あることを検出することができる。被検部3aにピンホー
ルがない場合には、放電は発生せずセンサ7は作動しな
いからそれによって被検部3aにピンホールがないことを
検出することができるのは前記実施例と同じである。
【0025】
【実施例5】図5は、被検部3aが、密封プラスチックカ
ップ容器の環状熱シール部であるプリンやゼリー等の密
封包装物3のピンホールの有無及びシール不良を検出す
る場合を示す。導電性を有するプリンやゼリー等の内容
物1を収容したプラスチックの稍厚い被膜2で形成され
たカップの開口外周縁部には、所定厚のカップ開口部閉
鎖用プラスチックフィルムが超音波等で熱溶着密封され
て環状熱シール部を形成しており、これ等の密封包装物
3ではピンホールは環状熱シール部である被検部3a近傍
に集中する。
【0026】被検包装物3の環状熱シール部である環状
の被検部3aのピンホール検出に当っては、先ず前記実施
例と同様にして、被検包装物3の側面部31に直流高圧電
源6のマイナス側の出力端子からの導電子4を接触せし
めて直流高圧電源6の高電圧(0.6kv〜30kv) により内容
物1に帯電させる。
【0027】この後、前記実施例と同じくく接地したア
ース線8に接続した電極5を被検部3aに近接ないし接触
せしめて被検部3aのピンホールを検査するのであるが、
該電極5は、被検包装物3の環状熱シール部である環状
の被検部3aに対応して、導電性プラスチックの繊維をそ
の内方先端が被検部である前記カップの開口外周縁部と
外径が該開口外周縁部より稍大きいカップ開口閉鎖用プ
ラスチックフィルムとの接合部に臨むように所定の内径
になるように環状に、且つ金属又は導電性プラスチック
製のブラシ支持部材5aに固定支持せしめて環状の導電性
ブラシ電極5を形成している。そして該電極5を接地し
たアース線8の端末に接続して、底部を上にしたカップ
状の被検包装物3の上方の所定位置に設置して、被検包
装物3のピンホール検査時には該導電性ブラシ電極5は
下降してブラシ先端が被検部3aに対峙するように構成さ
れている。また、該導電性ブラシ電極5の上方には所定
間隔をおいて紫外透過・可視吸収フィルタ74が、さらに
該フイルタ74に近接して上方に紫外線変換蛍光ガラス75
が配置され、環状の熱シール部である被検部3aと導電性
ブラシ電極5aとの間で、被検部3aにピンホールが有る場
合に発生する放電による発光を紫外透過・可視吸収フィ
ルタ74を介して紫外線分のみを紫外線変換蛍光ガラス75
に入光せしめ、該紫外線変換蛍光ガラス75で前記フイル
タ74を透過した紫外線で該蛍光ガラス75に蛍光を発光せ
しめ、該発光は光プァイバー71を経由して光電子増倍管
72で高能率に電気に変換してその出力を検知器73で検知
するようになっている。
【0028】これにより、環状の被検部3aで発生した放
電による発光は、発光場処が何処であっても確実に前記
紫外透過・可視吸収フィルタ74を介して紫外線変換蛍光
ガラス75を発光せしめ、放電による発光が弱くても、ま
た、周辺が明るくても、確実に高能率に該放電を検知し
て被検部のピンホールを容易に検出することができる。
被検部3aにピンホールがない場合には、放電は発生せず
検知器73は発光を検知しないから、それによって被検部
3aにピンホールがないことを検出することができる。
【0029】前記何れの実施例の場合も、被検密封包装
物の内容物に帯電して、その放電による光又は/及びノ
イズの発生の有無をセンサで検知するため、被検部にピ
ンホールがないと放電が発生しないことから検査時の雰
囲気に関係なくピンホールを誤差なく検出することがで
きる。なお、前記実施例では、被検密封包装物の内容物
を導電子を用いて帯電せしめるに当り、プラス(+)側
を接地した直流高圧電源のマイナス(−)側に該導電子
を接続したが、マイナス(−)側を接地した直流高圧電
源のプラス(+)側に導電子を接続して内容物に帯電せ
しめることも無論可能である。また、被検密封包装物の
内容物が帯電しにくいものや、帯電させるべき内容物の
量が少ない場合には、帯電させながら、接地したアース
線に接続した電極を被検部に近接又は接触せしめて前記
検査を行うことも可能である。さらに前記電極には金属
製の電極以外に導電性ゴム又は導電性プラスチックから
なる電極を用いることもでき、導電性ブラシ以外に導電
性の鎖からなる導電性すだれ電極を使用することも可能
である。
【0030】また、前記実施例以外に本発明による密封
包装物の検査方法は、注射液や飲み薬のアンプル類にも
同様にして用いることができる。例えば、アンプル類の
本体部を円弧状の内面を有する支持部材に載置し、直流
高圧電源からの導電子をアンプル側面に接触乃至近接せ
しめてアンプル内の内容液に帯電せしめた後、被検部で
あるピンホールの発生しやすいネック部を含むアンプル
先端部に、導電性ブラシの先端を近接ないし接触せしめ
て、ピンホールがあるときに発生するブラシ先端と被検
部との間に発生する放電による光又は/及びノイズの発
生の有無をセンサで検知することによりピンホールを検
査することができるなど応用範囲が広い。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の密封包装物の検
査方法によれば、導電性を有する流動物乃至粉体又は食
品等の内容物を電気絶縁性被膜で被包した密封包装物の
ピンホールを検査するに当り、きわめて簡単な手段で被
検密封包装物の内容物に帯電せしめるとともにピンホー
ルのある場合にのみ接地したアース線に接続した電極と
該電極に近接ないし接触せしめた被検部との間に発生す
る放電による光又は/及びノイズの発生の有無をセンサ
で検知して密封包装物のピンホールを検出するようにし
たことにより、従来のごとく被検物に高電圧を印加して
流れる電流の大きさの大小によりピンホールの検出を行
うときのように湿度や浮遊している微細な塵その他検査
時における雰囲気に影響を受けることなく、きわめて簡
単な手段で誤動作の発生を完全に防止して、最もピンホ
ールの発生する部位の被検部の検査と相俟って、効率的
に密封包装物のピンホールの有無を検査することができ
る。
【0032】請求項2記載の発明によれば、被検部との
間に放電を発生せしめる電極として導電性プラスチック
の繊維からなる導電性ブラシを使用したことにより、被
検部に対応した電極を容易に形成することができるとと
もに、検査時腰がソフトで被検物を傷つけることはな
い。
【0033】請求項3記載の発明によれば、被検部にピ
ンホールがあるときの放電による光の発生の有無をセン
サで検知する場合、該放電による発光を光ファイバーを
介して光電子増倍管に入力せしめ該光電子増倍管で電気
に変換して検知器により検知するようにしたことによ
り、放電による発光が弱い場合でも容易に該発光を検知
することができる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、放電する発
光を紫外透過・可視吸収フィルタを介して光フアイバー
に入力するようにしたことにより、明るい処で光の検知
が難しい場合でも、放電現象により発生した紫外線のみ
を検知して容易に該発光を検知せしめることができる。
【0035】請求項5記載の発明によれば、放電による
発光を紫外透過・可視吸収フィルタ及び紫外線変換蛍光
ガラスを介して光ファイバーに入力するようにしたこと
により、被検部が環状等で範囲が広い場合、紫外透過・
可視吸収フィルタ及び紫外線変換蛍光ガラスを該環状等
をカバーする広いものを使用することにより、放電が環
状等の何処で発生しても容易に該放電をとらえ、その紫
外線分のみを蛍光に変換して容易に放電による発光を検
知せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生理食塩水等の輸液瓶のピンホール検査に本発
明の検査方法を適用した場合の一例を示す構成図で、
(A)は内容物に帯電する状況を、(B)はピンホール
検査を行う状況をそれぞれ示す。
【図2】生理食塩水等の輸液瓶の内容物に帯電後の放電
による光を検知してピンホール検査を行う他の例を示す
構成図である。
【図3】端部を緊縛したソーセージ類のピンホール検査
を行う場合の内容物に帯電させるときの構成図である。
【図4】レトルト食品等の熱シールした袋入り食品のピ
ンホール検査を行う場合の内容物に帯電させるときの構
成図である。
【図5】プリン、ゼリー等の密封カップ容器の内容物に
帯電せしめた後のピンホール検査を行う場合の構成図
で、(A)はブラシ電極と紫外透過・可視吸収フィルタ
と紫外線変換蛍光ガラスとの位置関係を示す平面図で、
(B)は検査時の状況を示す構成図である。
【符号の説明】
1…内容物、2…電気絶縁性皮膜、3…密封包装物、31
…密封包装物の側面部、3a…被検部、5…電極、6…直
流高圧電源、7…センサ、71…光ファイバー、72 …光電
子増倍管、73…検知器、74…紫外透過・可視吸収フィル
タ、75…紫外線変換蛍光ガラス、8…アース線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−267784(JP,A) 特開 平8−240569(JP,A) 特開 平6−74941(JP,A) 特開 平7−229948(JP,A) 特開 昭61−239122(JP,A) 特開 昭50−71385(JP,A) 特開 昭53−10485(JP,A) 池本義夫,三訂増補 物理実験事典, 日本,株式会社講談社,1973年12月10 日,第385頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/00 - 27/24 G01N 27/92 G01M 3/40 PATOLIS

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性を有する流動物ないし粉体又は食品
    等の内容物1を電気絶縁性被膜2で被包した密封包装物
    3を、その側面部31に直流高圧電源6の一方の電圧出力
    端子からの単一の電極である導電子4のみを接触ないし
    近接せしめて該密封包装物3内の内容物1に帯電せし
    め、しかる後、接地したアース線8に接続した電極5を
    被検部3aに近接ないし接触せしめ、被検部3aにピンホー
    ルがあるときの放電による光又は/ 及びノイズの発生の
    有無をセンサ7で検知して密封包装物3のピンホールを
    検出することを特徴とする密封包装物の検査方法。
  2. 【請求項2】電極5は、導電性プラスチックの繊維から
    なる導電性ブラシであることを特徴とする請求項1記載
    の密封包装物の検査方法。
  3. 【請求項3】被検部3aにピンホールがあるときの放電に
    よる光の発生の有無のセンサ7による検知は、該放電に
    よる発光を光ファイバー71を介して光電子増倍管72に入
    力せしめ該光電子増倍管72で電気に変換して検知器73
    より検知するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の密封包装物の検査方法。
  4. 【請求項4】放電による発光を紫外透過・可視吸収フイ
    ルタ74を介して光ファイバー71に入力するようにしたこ
    とを特徴とする請求項3記載の密封包装物の検査方法。
  5. 【請求項5】放電による発光を紫外透過・可視吸収フイ
    ルタ74及び紫外線変換蛍光ガラス75を介して光ファイバ
    ー71に入力するようにしたことを特徴とする請求項3記
    載の密封包装物の検査方法。
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