JP3494434B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

駐車支援装置

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JP3494434B2 JP2000319959A JP2000319959A JP3494434B2 JP 3494434 B2 JP3494434 B2 JP 3494434B2 JP 2000319959 A JP2000319959 A JP 2000319959A JP 2000319959 A JP2000319959 A JP 2000319959A JP 3494434 B2 JP3494434 B2 JP 3494434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両周辺を画像で
認識することにより車両の駐車を支援する装置であり、
より特定的には、車両から撮像された画像により立体物
までの距離を算出し、車両周辺の情報を運転者に伝達す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両においては、その
車両周囲の障害物を検知し、上記障害物に衝突する危険
度を判定して運転者に警報を発したり、上記障害物との
距離を運転者に示したり、その距離に応じて自動的にブ
レーキを作動させて上記車両を停止させる等の技術が考
えられている。上記障害物の検知手段の1つとして、車
両に搭載されたカメラで撮像された画像による画像認識
技術を用いた距離検出装置がある。この距離検出装置の
一例として、特開平5−114099号公報で開示され
た技術がある。以下、当該距離検出装置について説明を
する。
【0003】図11および図12は、特開平5−114
099号公報で開示された距離検出装置を示す図であ
る。なお、図11は、カメラと被写体との関係を示す図
であり、図12は、当該距離検出装置のブロック図であ
る。以下、図11および図12を用いて、当該距離検出
装置の説明を行う。
【0004】当該距離検出装置では、自動車等の車両に
車外の設定範囲内の対象を撮像する撮像系としてステレ
オ光学系が取り付けられる。このステレオ光学系は、例
えば電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いた
複数のカメラにより構成され、それぞれ上記車両の車室
内天井前方に取り付けられる。ここでは、上記カメラを
2つで構成し、上記車両前方に向かって右側のカメラを
右カメラ、左側を左カメラとして説明する。
【0005】図11において、右カメラと左カメラとの
取り付け間隔をsとして、右カメラと左カメラとの位置
から垂線距離Dにある点Pが撮影される。また、2台の
カメラの焦点距離を共に焦点距離fとすると、点Pの像
はそれぞれのカメラについて焦点位置から焦点距離f離
れた投影面に撮像される。この時、右カメラの像の位置
から左カメラの像の位置までの距離は、s+tとなり、
このtをずれ量とすると、距離Dは以下の式で求めるこ
とができる。 D=s・f/t すなわち、ずれ量tにより、距離Dを求めることができ
る。
【0006】次に、上記ずれ量tを算出する処理につい
て説明する。図12において、ステレオ光学系100で
撮像された左右のアナログ画像データは、それぞれ画像
変換部201に入力される。画像変換部201では、上
記アナログ画像データをそれぞれデジタル画像データに
変換し、ハミング距離計算部202に出力する。このハ
ミング距離計算部202では、画像変換部201からの
左右の画像データに対し、左右の画像のずれ量を決定す
るハミング距離Hを画素を1つずつずらしながら次々と
計算する。次に、最小・最大値検出部203では、ハミ
ング距離計算部202で計算されたハミング距離Hの中
から、ハミング距離Hの最小値Hminおよび最大値H
maxを検出し、最小値Hminとなるずれ量を、求め
るずれ量tとする。
【0007】このように、当該距離検出装置では、車両
に搭載したステレオカメラで撮像した2枚の画像を処理
して上記ずれ量tを求めることにより、障害物等の三次
元位置を計測し、上記障害物との衝突・接触の可能性を
判断して警報を発する等の運転支援を行うことができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車載のステレオ光学系で撮像した画像による画像認
識技術を用いた距離検出装置では、上記ステレオ光学系
を構成する複数のカメラの、車両に取り付ける角度、方
向等を互いに合わせなければならなかった。したがっ
て、上記車両に取り付ける角度、方向、間隔等は、厳し
い精度が要求され、また、その取り付け位置データを予
めステレオ画像処理装置に入力しなければならないた
め、ステレオ光学系を形成することが困難であった。ま
た、上述したように、ハミング距離Hの計算では、同一
像を検出するために右画像に対して左画像が探索され、
これを右画像全部について処理される必要がある。ま
た、ハミング距離Hの計算では、上記探索を画素を1つ
ずつずらしながらこの処理を繰り返さなければならない
ため、計算量が非常に多くハードウェアの構成も複雑と
なる。また、障害物との距離を運転者に伝える手段は、
距離数値や実際の障害物とはかけ離れた画像等が使われ
ることが多いため、距離感を運転者にイメージさせにく
かった。
【0009】それ故に、本発明の目的は、車両への撮像
装置の取り付けが容易であり、画像処理に要する計算量
も少なく、運転者に障害物との距離感覚を確実に伝達で
きる駐車支援装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するために、本発明は、以下に述べるような特
徴を有している。第1の発明は、駐車時に車両周辺を撮
像し、その撮像された画像から車両周辺の立体物の情報
を運転者に伝達する駐車支援装置であって、車両の移動
中に、単一のカメラによって、異なる第1および第2の
地点での周辺画像を、時系列的に視差付けされた第1お
よび第2の画像として撮像する撮像装置と、第1および
第2の画像から、それぞれの画像に撮像された立体物を
検出し特定する立体物特定部と、第1の地点から第2の
地点までの車両の移動データを算出する車両位置算出部
と、立体物の第1および第2の画像上での位置と、車両
の移動データとを用いて、車両から立体物までの距離を
算出する立体物距離算出部と、撮像装置によって撮像さ
れた画像および立体物距離算出部で算出されたデータに
基づいて、運転者に伝達するための第3の画像を生成す
る画像生成部とを備え 立体物特定部は、第1の画像を
第2の地点に射影変換した第4の画像を生成し、第4の
画像と第2の画像との差分により、立体物を検出し特定
る。
【0011】第2の発明は、駐車時に車両周辺を撮像
し、その撮像された画像から車両周辺の立体物の情報を
運転者に伝達する駐車支援装置であって、 車両の移動中
に、単一のカメラによって、異なる第1および第2の地
点での周辺画像を、時系列的に視差付けされた第1およ
び第2の画像として撮像する撮像装置と、 第1および第
2の画像から、それぞれの画像に撮像された立体物を検
出し特定する立体物特定部と、 第1の地点から第2の地
点までの車両の移動データを算出する車両位置算出部
と、 立体物の第1および第2の画像上での位置と、車両
の移動データとを用いて、車両から立体物までの距離を
算出する立体物距離算出部と、 撮像装置によって撮像さ
れた画像および立体物距離算出部で算出されたデータに
基づいて、運転者に伝達するための第3の画像を生成す
る画像生成部とを備え、 立体物特定部は、第2の画像を
第1の地点に射影変換した第4の画像を生成し、第4の
画像と第1の画像との差分により、立体物を検出し特定
する。
【0012】第1または第2の発明によれば、単一の撮
像装置によって、車両周辺を異なった2地点から時系列
的に視差付けされた2つの画像を撮像し、上記2地点間
の車両の移動データを算出することにより、2つの画像
に撮像された立体物に対して三角測量の原理で正確に上
記立体物までの距離を算出することができる。これによ
り、撮像装置は1つで構成することができ、従来の距離
検出装置を構成する2つの撮像装置で必要であった、互
いの取り付け角度、方向、間隔等を合わせなくてよく、
容易に撮像装置を車両に取り付けることができる。ま
た、立体物距離算出部で算出されるデータは、車両から
の距離が正確に算出されているため、第3の画像内では
歪むことなく正確な距離で表示することができる。さら
に、上記距離データを付加した画像を運転者に伝達する
ことにより、運転者に上記車両から上記立体物までの距
離感覚を掴みやすくさせることができる。また、実際に
撮像した画像と、他の地点で撮像した画像を射影変換し
た画像とを差分することにより、立体物に対する歪み部
分が残るため、容易に画像内の立体物を検出し特定する
ことができる。
【0013】第の発明は、第1または第2の発明に従
属する発明であって、立体物距離算出部は、第1および
第2の画像から、それぞれの画像に撮像された立体物の
エッジを検出し、第1および第2の画像に撮像された同
一のエッジの座標データと、車両の移動データとを用い
て、車両から立体物のエッジまでの距離を算出する。
【0014】第の発明によれば、車両の複雑な動きに
対しても、2つの画像における同一のエッジの座標デー
タと、車両の移動データとから容易に立体物までの距離
を算出することができる。
【0015】第の発明は、第の発明に従属する発明
であって、立体物距離算出部は、車両の移動データを用
いて、第1および第2の画像に撮像された同一のエッジ
の位置を予想し、予想されるエッジの位置を画像分析す
ることにより同一のエッジを検出する。
【0016】第の発明によれば、車両の移動データが
予め算出されているため、2つの画像同士の撮像位置関
係は明確になっている。これにより、それぞれの画像内
のどの部分に同一のエッジが撮像されているか予想する
ことが可能であるため、2つの画像の中で、同一のエッ
ジを探索する計算については、予想される部分を画像分
析することにより、従来より計算量を少なくすることが
でき、ハードウェアの構成も簡単にすることができる。
【0017】第の発明は、第1または第2の発明に従
属する発明であって、画像生成部は、撮像装置で撮像さ
れた画像をアフィン変換を用いて車両上方からの鳥瞰図
画像に変換し、鳥瞰図画像に、立体物距離算出部で算出
されたデータを付加して第3の画像を生成する。
【0018】第の発明によれば、上記車両の上方から
見た鳥瞰図画像に、上記立体物までの距離データを付加
し運転者に伝達することにより、運転者に上記車両から
上記立体物までの距離感覚を掴みやすくさせることがで
きる。
【0019】第の発明は、第の発明に従属する発明
であって、画像生成部は、立体物距離算出部で算出され
たデータの中から、車両に近い部位を視覚的に強調する
ことを特徴とする。
【0020】第の発明によれば、立体物距離算出部で
算出されたデータの中から、車両に近い部位に、色や線
幅等を他の画像と容易に判別できるように強調表示する
ことにより、さらに、運転者に接近している立体物に対
する注意を促すことができる。
【0021】第の発明は、第の発明に従属する発明
であって、画像生成部は、立体物の種別毎に対応するモ
デル画像を記憶した立体物モデル集から立体物距離算出
部で算出されたデータに基づいて判別される立体物の種
に対応するモデル画像を選出し、鳥瞰図画像にその選
出されたモデル画像を貼り付けた第3の画像を生成す
る。
【0022】第の発明によれば、実際の画像に近いモ
デルを立体物として鳥瞰図画像に貼り付け表示すること
により、さらに、運転者に立体物に対する注意を促すこ
とができ、上記立体物との距離感覚をさらに掴みやすく
させることができる。
【0023】第の発明は、第の発明に従属する発明
であって、画像生成部は、第3の画像に車両の位置およ
び寸法を表す車両のモデル画像固定して貼り付けて表
することを特徴とする。
【0024】第の発明によれば、運転者の車両に撮像
装置を搭載している場合、上記撮像装置では運転者の車
両の全容を撮像することができず、運転者は第3の画像
のみでは上記車両と立体物との距離感覚が掴みにくい。
したがって、上記車両の車両モデルを上記第3の画像に
固定して表示することにより、運転者に上記車両と上記
立体物との距離感覚を掴みやすくさせることができる。
【0025】第の発明は、第1または第2の発明に従
属する発明であって、車両の移動データは、車両の直線
移動距離と車両の回転角度とを含み、車両位置算出部
は、車両に取り付けられた舵角センサとパルスカウンタ
を介した車輪速センサとからのデータに基づいて、移動
距離と回転方向とを算出する。
【0026】第の発明によれば、舵角センサによる車
両回転角度と車輪速センサによる車輪回転数とから、車
両移動データとして、車両の直線移動距離と回転角度と
を算出することができる。
【0027】第10の発明は、第1または第2の発明に
従属する発明であって、撮像装置は、車両の後方に向け
て取り付けられる。
【0028】第10の発明によれば、運転者の死角とな
りやすく、駐車時に視野の使用頻度が高い車両後部に撮
像装置を取り付けることにより、運転者の死角が減少
し、また駐車時に有効に利用することができる。また、
後方の視野が狭く死角が多い大型車両の後部に上記撮像
装置を取り付けることにより、さらに効果が期待でき
る。
【0029】第11の発明は、第1または第2の発明に
従属する発明であって、第3の画像を、運転者に伝達す
るディスプレイをさらに備える。
【0030】第11の発明によれば、運転者に第3の画
像をディスプレイで伝達することにより、その画像は現
実の画像に近似しているため、距離感覚を運転者に掴み
やすくさせることができる。
【0031】第12の発明は、第1または第2の発明に
従属する発明であって、立体物距離算出部で算出される
車両から立体物までの距離が、予め設定された距離より
短いときに、音を発生するスピーカ装置をさらに備え
る。
【0032】第13の発明は、第1または第2の発明に
従属する発明であって、立体物距離算出部で算出される
車両から立体物までの距離が、予め設定された距離より
短いときに、光を発生する発光装置をさらに備える。
【0033】第12および第13の発明によれば、上記
第3の画像に加えて、予め車両との接触の危険性に応じ
て設定されたしきい値以下の距離に上記車両が立体物に
接近した場合に、音あるいは光により運転者にさらに伝
達することにより、運転者に対して上記立体物への接触
に関する警告を与えることができる。
【0034】第14の発明は、第1または第2の発明に
従属する発明であって、撮像装置は、車両の運転者の手
動操作に応答して撮像を開始する。
【0035】第14の発明によれば、運転者の手動操作
により撮像装置の撮像が開始されるので、運転者は駐車
支援が必要な時のみ駐車支援装置を作動させることがで
きる。
【0036】第15の発明は、第1または第2の発明に
従属する発明であって、撮像装置は、予め設定された走
行速度に車両が減速したときに撮像を開始する。
【0037】第16の発明は、第1または第2の発明に
従属する発明であって、撮像装置は、車両が後退すると
きに撮像を開始する。
【0038】第15および第16の発明によれば、車両
の走行速度や後退を検知することにより、車両の状態が
駐車モードか否か判定できるため、上記車両が駐車モー
ドの場合のみ自動的に駐車支援装置を作動させることが
できる。
【0039】
【発明の実施の形態】図1〜図10は、本発明の実施形
態に係る駐車支援装置を説明する図である。なお、図1
は当該駐車支援装置の全体構成図、図2は当該駐車支援
装置の回路ブロック図、図3は当該駐車支援装置の全体
の動作を示すフローチャート、図4は立体物の特定の動
作を示すフローチャート、図5は立体物の特定のための
画像処理方法を示す説明図、図6は立体物までの距離算
出の動作を示すフローチャート、図7は立体物からエッ
ジ検出する説明図、図8は車両直進時の立体物との距離
算出方法を示す説明図、図9は回転を含んだ車両移動時
の立体物との距離算出方法を示す説明図、図10は運転
者に立体物との距離を伝達するための画像作成方法を示
す説明図である。以下、図1〜図10を参照して、本発
明の実施形態について説明する。
【0040】図1において、本発明の実施形態に係る駐
車支援装置は、自動車などの車両1に搭載されており、
撮像装置10と画像処理装置20とディスプレイ30と
舵角センサ40と車輪速センサ50とパルスカウンタ6
0とを備えている。また、当該駐車支援装置は、その作
動を制御する作動制御装置(図示しない)を備えてい
る。撮像装置10は、例えば電荷結合素子(CCD)等
の固体撮像素子を用いた1台のカメラにより構成され、
上記カメラが車両1の後方に向けて取り付けられる。上
記カメラで撮像された画像は、画像処理装置20に入力
される。また、舵角センサ40は、車両1の舵輪角度デ
ータを検出するために取り付けられており、舵角センサ
40で検出された舵角データが画像処理装置20に入力
される。また、車輪速センサ50は、車両1の走行距離
を検出するために取り付けられており、車輪速センサ5
0で検出された車輪回転数データがパルスカウンタ60
を介して画像処理装置20に入力される。
【0041】画像処理装置20は、入力されたデータを
用いて、車両1後方の立体物が特定されたデータと車両
1から上記立体物までの距離とを算出する。次に、画像
処理装置20は、上記画像を運転者が上記立体物との距
離感覚が掴みやすい上方からの鳥瞰図画像に変換した
後、上記鳥瞰図画像に上記立体物の特定および距離デー
タを付加し、ディスプレイ30に上記鳥瞰図画像を表示
する。なお、ディスプレイ30については、車両1が予
め設定したしきい値以下の距離まで上記立体物に接近し
た時に、運転者に警告を与えるためのスピーカ装置や発
光装置等を併設してもかまわない。
【0042】次に、画像処理装置20の内部構成につい
て説明する。図2において、画像処理装置20は、アナ
ログデジタルコンバータ(以下ADCと称す)21、フ
レームメモリ22および23および27、CPU24、
RAM25、ROM26、コントローラ28を備えてい
る。ADC21は、撮像装置10で撮像されたアナログ
画像をデジタル画像に変換し、そのデジタル画像データ
をフレームメモリ22および23に送る。フレームメモ
リ22および23は、上記デジタル画像データを記憶し
CPU24に送る。なお、フレームメモリ22および2
3には、それぞれ異なった地点で撮像された画像データ
が記憶される。ROM26は、画像変換や車両1の移動
位置を算出するプログラム等を記憶しており、そのプロ
グラムをRAM25に展開する。また、RAM25は、
上記移動位置の算出等のワークエリアとして使われる。
CPU24は、前述したデジタル画像データと舵角デー
タと車輪回転数データとを用いて、RAM25上のプロ
グラムにしたがって画像処理する。この画像処理では、
車両1後方の上記立体物が特定されたデータと車両1か
ら上記立体物までの距離とを算出し、上記デジタル画像
をそれらのデータが付加された上方からの鳥瞰図画像に
変換する。その後、上記鳥瞰図画像は、フレームメモリ
27に記憶され、コントローラ28で制御される表示タ
イミングにしたがってディスプレイ30に出力され、デ
ィスプレイ30に表示される。
【0043】次に、画像処理装置20の全体の動作につ
いて、フローチャートを用いて説明する。なお、各ステ
ップの詳細については後述で説明する。図3において、
CPU24は、運転者が当該駐車支援装置の作動制御装
置である作動SWをONしたか否かを判断する(ステッ
プS110)。上記作動SWがONされている場合、C
PU24は作動を開始し、ステップS120に進む。上
記作動SWがOFFの場合、当該駐車支援装置は動作せ
ず終了する。次に、CPU24は、車両後方が撮像され
た画像内で立体物を特定し(ステップS120)、特定
された上記立体物に対して、上記車両から上記立体物ま
での距離を算出する(ステップS130)。その後、C
PU24は、上記車両後方が撮像された画像を、上記車
両上方からの鳥瞰図画像に変換する(ステップS14
0)。そして、CPU24は、上記鳥瞰図画像に上記立
体物が特定されたデータと上記車両から上記立体物まで
の距離のデータを加え、上記立体物を上記鳥瞰図画像内
で強調表示し、運転者に伝達する(ステップS15
0)。最後に、CPU24は、運転者が上記作動SWを
OFFしたか判断する(ステップS160)。上記作動
SWがOFFされている場合は、当該駐車支援装置の動
作は終了し、上記作動SWが継続してONされている場
合は、CPU24はステップS120からの動作を繰り
返す。
【0044】なお、上記作動制御装置については、上記
車両の変速機のリバース信号や予め設定されたしきい値
以下に上記車両速度が減速したことを検出することによ
り、自動的に当該駐車支援装置が作動を開始するように
してもよい。また、ステップS160の当該駐車支援装
置の作動終了についても、上記車両のキーSWのOFF
と連動させてもいいし、CPU24が予め設定されたし
きい値以上に上記車両速度が到達したことを検出するこ
とにより、自動的に当該駐車支援装置が作動を終了する
ようにしてもよい。
【0045】次に、上述した各ステップの詳細について
説明する。まず、図3におけるステップS120の立体
物の特定方法について、図2および図4および図5を用
いて説明する。
【0046】前述したように、図4は、図3のステップ
S120の立体物の特定方法を示すサブルーチンを表す
フローチャートである。図2および図4において、ま
ず、撮像装置10は、車両がa地点にある時に撮像した
アナログ画像Aを、ADC21に送り、ADC21は上
記アナログ画像Aをデジタル画像Aに変換した後、上記
デジタル画像Aをフレームメモリ22に記憶する(ステ
ップS121)。次に、CPU24は、上記車両に取り
付けられている舵角センサ40からの舵角データと車輪
速センサ50からの車輪回転数データとを用いて、上記
車両がa地点からb地点まで移動したときの、上記車両
の直線移動距離ΔDと上記車両の回転角度Rとを算出す
る(ステップS122)。その後、CPU24は、上記
車両の直線移動距離ΔDが予め設定したしきい値以上か
否か判断する(ステップS123)。CPU24は、a
地点からb地点までの上記車両の直線移動距離ΔDが予
め設定されたしきい値未満の場合は、ステップS122
を繰り返し、直線移動距離ΔDが上記しきい値以上の場
合は、ステップS124に進む。次に、撮像装置10
は、車両がb地点にある時に撮像したアナログ画像B
を、ADC21に送り、ADC21は上記アナログ画像
Bをデジタル画像Bに変換した後、上記デジタル画像B
をフレームメモリ23に記憶する(ステップS12
4)。
【0047】ステップS125以降については、図5を
用いて説明する。図5(a)は前述した画像Aを、図5
(b)は画像Bを示しており、それぞれの画像Aおよび
Bは、立体物2と地面に描かれている白線3aおよび3
bとを含んでいる。CPU24は、ステップS122で
求められた直線移動距離ΔDと回転角度Rとを用いて、
上記車両がa地点にある時に撮像された画像Aを、b地
点に射影変換し画像Cを生成する(ステップS12
5)。すなわち、CPU24は、上記車両がa地点にあ
る時に撮像された画像Aを、上記車両の移動データを用
いてb地点から撮像されたように画像変換し、画像Cを
算出することになる。図5(c)は、このようにして作
成された画像Cを示している。図5(b)と図5(c)
とを比較すると、図5(c)で示される画像Cは、地面
に描かれた白線3aおよび3bは画像Bと一致するよう
に変換されるが、立体物2は歪んだ形状に変換される。
これは、画像Aを用いた上記射影変換は、立体物2が白
線3aおよび3bと同一平面にあるように見なし、変換
するためである。
【0048】次に、CPU24は、画像Bと画像Cとの
差分を算出する(ステップS126)。図5(d)は、
画像Bと画像Cとの差分が算出された結果である。前述
したように、画像Cは立体物2に歪みが生ずるため、画
像Bの立体物2との差が領域4aおよび4bとして残
る。また、白線3aおよび3bは、差分の結果では残ら
ない。すなわち、画像Bと画像Cとが差分されることに
より、CPU24は立体物2のみ特定することができ
る。その後、CPU24は、上述のように特定された立
体物データを出力する(ステップS127)。
【0049】次に、図3におけるステップS130の車
両から立体物までの距離算出方法について、図2および
図6〜図9を用いて説明する。なお、前述したように、
図6は、図3のステップS130の車両から立体物まで
の距離算出方法を示すサブルーチンを表すフローチャー
トである。
【0050】図2および図6において、CPU24は、
フレームメモリ22に記憶された画像Aのデータと、フ
レームメモリ23に記憶された画像Bのデータと、前述
のように算出された立体物が特定されたデータとを用い
て、それぞれの画像AおよびB内で特定された上記立体
物に対してエッジ検出を行う(ステップS131)。図
7は、車両1を特定された上記立体物とし、車両1がエ
ッジ検出された画像の一例である。車両1の画像は、画
像内の輝度分布パターン(色を用いてもかまわない)が
分析され、隣接画素間の輝度差が予め設定されたしきい
値以上で判定されることにより、図7(a)のように複
数のエッジ6a〜6fが検出される。図7(b)は、抽
出されたエッジ6a〜6fのみを分かりやすく表示した
図である。このように、CPU24は、画像AとBとを
特定された上記立体物に対してエッジ検出し、次のステ
ップS132に進む。
【0051】図6において、CPU24は、前述のステ
ップS131で画像AおよびB内で検出された上記エッ
ジの中から、同一エッジを検出する(ステップS13
2)。この同一エッジの検出は、従来のハミング距離の
算出等の方法を用いて、画像内の輝度あるいは色のパタ
ーンが画像AとBとの間で比較されることにより行われ
る。ただし、CPU24は、それぞれの画像AおよびB
が撮像された地点と角度とが、既に上記車両の直線移動
距離ΔDと上記車両の回転角度Rとして算出しているた
めに、画像Aのエッジが画像Bのどの部分にあるか予測
が可能であるので、予測される部分を画像分析すること
により、上記同一エッジの検出に要する計算量は従来よ
り少なくなる。
【0052】次に、CPU24は、上記ステップS13
2で検出された上記同一エッジに対して、それぞれの画
像内での距離を算出する(ステップS133)。この距
離は、それぞれの画像の中心位置を基準として、各エッ
ジまでの距離あるいは座標等として算出される。
【0053】ステップS134については、図8および
図9を用いて説明する。図8は、前述したように、上記
車両直進時(または後進時)における上記車両から立体
物までの距離算出方法である。すなわち、上記車両が回
転移動を含まずにZ方向に移動する場合の距離算出方法
である。以下、図8を用いて、当該距離算出方法につい
て説明する。
【0054】図8において、当該距離算出方法を、撮像
装置10が搭載された上記車両から立体物7のエッジ上
の点Pまでの距離Dを算出する方法として説明する。こ
こで、立体物7aおよびそのエッジ上の点Paは、a地
点にある上記車両に対する立体物7および点Pの位置を
示している。また、立体物7bおよびそのエッジ上の点
Pbは、b地点にある上記車両に対する立体物7および
点Pの位置を示している。すなわち、図8は、撮像装置
10の位置を基準にした場合、上記車両がa地点からb
地点まで直線移動距離ΔDだけ移動したために、上記立
体物7aおよび点Paが直線移動距離ΔDだけ移動し、
立体物7bおよび点Pbの位置に変わったことを示して
いる。本来、図8には、立体物7を固定し、撮像装置1
0が搭載された上記車両がZ方向に直線移動距離ΔDだ
け移動した図が記載されるべきであるが、説明を簡単に
するために、撮像装置10の位置を固定して、立体物7
および点Pが直線移動距離ΔDだけ移動したように記載
し説明する。
【0055】また、撮像装置10の焦点距離をfとする
と、立体物7および点Pの像は、撮像装置10の焦点位
置から焦点距離f離れた投影面に写る。すなわち、立体
物7aおよび点Paの像は、それぞれ立体物7’aおよ
び点P’aとして上記画像Aに写る。また立体物7bお
よび点Pbの像は、それぞれ立体物7’bおよび点P’
bとして上記画像Bに写る。なお、図8には、説明を簡
単にするために、画像AおよびBを合成した画像を記載
しているが、当該駐車支援装置の動作では上記画像の合
成はしなくてもかまわない。
【0056】次に、上記車両から立体物7のエッジ上の
点Pまでの距離Dの算出方法を説明する。撮像装置10
により撮像された画像AおよびBのそれぞれの中心をO
とし、それぞれの画像内の中心Oから点P’aまでの距
離をu、点P’aから点P’bまでの距離をvとする
と、距離Dは、 D=ΔD・u/v となる。ここで、上記車両の直線移動距離ΔDは、前述
のステップS122で求められているので、CPU24
はそれぞれの画像内で点Pの距離を算出すれば、撮像装
置10から点Pまでの距離を算出することができる。な
お、上記エッジは点の集まりと考えられるため、CPU
24は前述のように点Pまでの距離算出をエッジ全体に
行うことにより、上記車両から上記エッジまでの上記エ
ッジ全体の距離分布を算出することができる。
【0057】図9は、前述したように、上記車両が回転
を含んだ移動をした時の、上記車両から上記立体物まで
の距離算出方法を示す説明図である。以下、図9を用い
て、当該距離算出方法について説明する。
【0058】図9において、車両1は、a地点からb地
点に直線移動距離ΔDと回転角度R(図示せず)との移
動をしたことを示しており、それぞれa地点の車両1を
車両1a、b地点の車両1を車両1bとして記載されて
いる。また、車両1は、撮像装置10が搭載されてお
り、a地点における撮像装置10aの光軸座標をXa、
Ya、Zaとし、b地点における撮像装置10bの光軸
座標をXb、Yb、Zbとする。ここで、Z方向は撮像
装置10の光軸方向であり、X方向は水平方向、Y方向
は垂直方向を示している。また、距離算出対象物は、立
体物7のエッジ上の点Pであり、以下、車両1bから点
Pまでの距離Dbを算出する方法について説明する。
【0059】前述したように、CPU24は、ステップ
S122で上記車両の回転角度Rと直線移動距離ΔDと
を算出しており、回転角度Rを3×3の正規直交行列で
表し、直線移動距離ΔDをオフセットベクトルで表す
と、次のようになる。
【数1】
【数2】 ここで、a地点における撮像装置10aにより撮像され
た画像A内の点Pの座標を(x’a,y’a)とし、b
地点における撮像装置10bにより撮像された画像B内
の点Pの座標を(x’b,y’b)とする。また、撮像
装置10の焦点距離をfとし、a地点の撮像装置10a
から点Pまでの距離をDa、b地点の撮像装置10bか
ら点Pまでの距離をDbとすると、
【数3】
【数4】
【数5】 の関係式が導かれる。この方程式を使って、距離Dbを
求めると、
【数6】 となる。
【0060】このように、上記車両が回転を含んだ移動
をした場合でも、CPU24は2地点におけるそれぞれ
の画像内の点Pの座標を算出し、2地点間の直線移動距
離ΔDと回転角度Rとのデータから、上記車両から点P
までの距離を算出することができる。なお、前述とした
ように、上記エッジは点の集まりと考えられるため、C
PU24は点Pまでの距離算出をエッジ全体に行うこと
により、上記車両から上記エッジまでの上記エッジ全体
の距離分布を算出することができる。
【0061】このように、CPU24は、上記車両の回
転角度Rと直線移動距離ΔDとを用いて、上記車両から
上記エッジまでの距離を算出する(ステップS13
4)。
【0062】次に、CPU24は、ステップS131で
検出された上記エッジについて、全て上記車両からの距
離算出が終了したか確認する(ステップS135)。全
ての上記エッジに対して、距離算出が終了している場合
は、ステップS138に進む。一方、距離算出が終了し
ていない上記エッジがある場合は、ステップS136に
進む。
【0063】そして、CPU24は、距離算出が終了し
ていない上記エッジが、ステップS132で同一エッジ
として検出されたエッジか確認し(ステップS13
6)、同一エッジとして検出されたエッジの場合、ステ
ップS133からのフローを繰り返す。また、CPU2
4は、距離算出されていないエッジが、一方の画像で検
出されたエッジのみになった場合は、ステップS137
に進み、上記エッジを画像から消去し、ステップS13
8に進む。
【0064】最後に、CPU24は、前述のように算出
された上記車両から各エッジまでの距離データとその形
状データとを出力し(ステップS138)フローを終了
する。
【0065】次に、図3におけるステップS140の上
記車両の上から見た画像αの作成方法について説明す
る。図2において、CPU24は、フレームメモリ23
に記憶された画像Bのデータを用いて、この画像Bにア
フィン変換等の画像変換処理を加えることにより、上記
車両の上から見た鳥瞰図画像αに変換する(ステップS
140)。この時、前述したように、画像B内の立体物
は、画像αに歪んだ形状で変換されるが、CPU24は
既に特定された立体物として他と区別して検出している
ので、そのデータを利用して上記立体物を画像αから削
除する。
【0066】次に、図3におけるステップS150の車
両の上から見た画像αに立体物を強調表示する方法につ
いて説明する。図10は、前述したように、当該強調表
示により作成された画像を説明する図である。以下、図
10を用いて当該強調表示方法について説明する。
【0067】図10(a)は、前述したb地点から撮像
装置10により撮像された画像Bを示している。なお、
画像Bには、立体物2aおよび2bと地面に描かれた白
線3とが撮像されている。前述したステップS140で
は、CPU24は、この画像Bを上記車両の上から見た
鳥瞰図画像αに変換しているが、立体物2aおよび2b
は歪んだ形状に変換され正確に表すことができないた
め、上記立体物を画像αから削除している。そこで、C
PU24は、画像αに上記立体物を現実の距離感覚に合
った形状に強調表示して追加する(ステップS15
0)。ここでは、CPU24は、前述したステップS1
38で出力される上記立体物のエッジまでの距離データ
とその形状データとを用いて、上記立体物を画像αに追
加する。以下、画像αに追加される立体物データについ
て説明する。
【0068】ここで、上記立体物のまでの距離算出ステ
ップS130で、CPU24は、上記立体物のエッジを
検出し、全てのエッジに対して上記車両からの距離を算
出している。ステップS150では、CPU24は、こ
のエッジ形状データと上記車両から各エッジまでの距離
データとを、画像αに追加する。図10(b)は、立体
物2aおよび2bのエッジデータ80aおよび80b
を、画像αに追加した画像βである。エッジデータ80
aおよび80bは、上記車両からの距離が正確に算出さ
れているため、画像β内においても歪むことなく正確に
表示される。また、CPU24は、画像βに表示するエ
ッジデータ80aおよび80bの中で、上記車両に近い
エッジやエッジ先端部を、色あるいは線幅等を他の画像
と容易に判別できるように強調表示することにより、運
転者に注意を促すようにしてもよい。
【0069】なお、車両モデル90は、上記車両の位置
および寸法を表示している。ここで、上記車両は、上記
撮像装置が搭載されているため、上記撮像装置では上記
車両の全容を撮像することができない。したがって、画
像βには上記車両の画像が撮像されないため、運転者
は、エッジデータ80aおよび80bと上記車両との距
離感覚が掴みにくい。そこで、運転者に上記距離感覚を
掴みやすくさせるために、CPU24は、画像βに車両
モデル90を固定して表示する。この車両モデル90
は、予め上記撮像装置と上記車両との取り付け位置デー
タ、および上記車両の寸法データを設定することにより
作成される。また、CPU24は、上述した舵角センサ
40のデータを用いて、上記車両に対する誘導経路と走
行予想軌跡91とを、画像βに表示してもかまわない。
なお、このようにして作成された画像βは、図2におけ
るCPU24から出力され、フレームメモリ27に記憶
される。
【0070】図10(c)は、画像βをさらに運転者の
距離感覚を掴みやすくした画像γである。この画像γ
は、画像βのエッジデータ80aおよび80bに代え
て、立体物モデル81aおよび81bが貼り付け表示さ
れている。この立体物モデル81aおよび81bは、C
PU24がエッジデータ80aおよび80bの形状等に
より立体物の種類を判別し、予め駐車時に想定される車
両、壁、柱、人等の立体物モデルを記憶した立体物モデ
ル集から選出する。なお、立体物の種類判別が困難な部
位については、立体物領域として表示してもいいし、エ
ッジデータのままでもかまわない。このように、画像β
に、実際の画像に近い立体物モデルが立体物として貼り
付け表示されることにより、運転者は上記立体物と上記
車両との距離感覚がさらに掴みやすくなる。また、CP
U24は、上述した舵角センサ40のデータを用いて、
上記車両に対する誘導経路と走行予想軌跡91とを、画
像γに表示してもかまわない。なお、このように作成さ
れた画像γも、図2におけるCPU24から出力され、
フレームメモリ27に記憶される。
【0071】前述した画像βおよび画像γのどちらがC
PU24から出力されるかの判断は、運転者の意志によ
り切り替えるようにしてもいいし、上記エッジデータと
上記立体物モデルとの一致状況により、CPU24が自
動判断し出力するようにしてもいい。
【0072】このように、本発明の実施形態に係る駐車
支援装置では、単眼の撮像装置を車両に固定し、2地点
から時系列的に異なった画像を撮像することにより、立
体物に対して三角測量を行う。したがって、当該駐車支
援装置は、従来の距離検出装置を構成する2つの撮像装
置で必要であった、車両への取り付け角度、方向、間隔
等の厳しい取り付け精度が必要なく、撮像装置も1つで
構成することができる。また、2つの画像内で同一の像
を探索する計算についても、当該駐車支援装置では、車
両の移動距離、方向等が予め算出されているため、画像
内で上記像が表示されている場所が推定することが可能
であり、この推定により従来より計算量を少なくするこ
とができ、ハードウェアの構成も簡単にすることができ
る。さらに、運転者に立体物データを伝える装置は、車
両周辺を鳥瞰図画像で表現し、立体物も正確な距離で、
かつ、歪みのない画像で表現できるため、上記車両と上
記立体物との距離感覚を運転者に掴みやすくさせること
ができる。また、撮像装置を死角の多い大型車両の後部
に取り付けることにより、さらに、当該駐車支援装置を
有効に活用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の全体構
成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の回路ブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の全体の
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の立体物
の特定の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の立体物
の特定のための画像処理方法を示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の立体物
の距離算出の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の立体物
からエッジ検出する説明図である。
【図8】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の車両直
進時の立体物との距離算出方法を示す説明図である。
【図9】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の回転を
含んだ車両移動時の立体物との距離算出方法を示す説明
図である。
【図10】本発明の実施形態に係る駐車支援装置の運転
者に立体物との距離を伝達するための画像作成方法を示
す説明図である。
【図11】従来の特開平5−114099号公報で開示
された距離検出装置のカメラと被写体との関係を示す図
である。
【図12】従来の特開平5−114099号公報で開示
された距離検出装置のブロック図である。
【符号の説明】
1、5…車両 2、7…立体物 3…白線 4…領域 6、80…エッジ 10…撮像装置 20…画像処理装置 21…ADC 22、23、27…フレームメモリ 24…CPU 25…RAM 26…ROM 28…コントローラ 30…ディスプレイ 40…舵角センサ 50…車輪速センサ 60…パルスカウンタ 81、90…モデル 91…走行予想軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60R 21/00 B60R 21/00 626D 626G G06T 7/00 G06T 7/00 C 7/60 180 7/60 180B H04N 7/18 H04N 7/18 J // G08G 1/16 G08G 1/16 C (56)参考文献 特開 平11−105686(JP,A) 特開 平10−119672(JP,A) 特開 平5−61410(JP,A) 特開2001−10428(JP,A) 特開2001−10427(JP,A) 特開2000−182027(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/00 G06T 7/00 G06T 7/60 H04N 7/18 G08G 1/16

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車時に車両周辺を撮像し、その撮像さ
    れた画像から前記車両周辺の立体物の情報を運転者に伝
    達する駐車支援装置であって、 前記車両の移動中に、単一のカメラによって、異なる第
    1および第2の地点での周辺画像を、時系列的に視差付
    けされた第1および第2の画像として撮像する撮像装置
    と、 前記第1および第2の画像から、それぞれの画像に撮像
    された前記立体物を検出し特定する立体物特定部と、 前記第1の地点から前記第2の地点までの前記車両の移
    動データを算出する車両位置算出部と、 前記立体物の前記第1および第2の画像上での位置と、
    前記車両の移動データとを用いて、前記車両から前記立
    体物までの距離を算出する立体物距離算出部と、 前記撮像装置によって撮像された画像および前記立体物
    距離算出部で算出されたデータに基づいて、前記運転者
    に伝達するための第3の画像を生成する画像生成部とを
    備え 前記立体物特定部は、 前記第1の画像を前記第2の地点に射影変換した第4の
    画像を生成し、 前記第4の画像と前記第2の画像との差分により、前記
    立体物を検出し特定する 、駐車支援装置。
  2. 【請求項2】 駐車時に車両周辺を撮像し、その撮像さ
    れた画像から前記車両周辺の立体物の情報を運転者に伝
    達する駐車支援装置であって、 前記車両の移動中に、単一のカメラによって、異なる第
    1および第2の地点での周辺画像を、時系列的に視差付
    けされた第1および第2の画像として撮像する撮像装置
    と、 前記第1および第2の画像から、それぞれの画像に撮像
    された前記立体物を検出し特定する立体物特定部と、 前記第1の地点から前記第2の地点までの前記車両の移
    動データを算出する車両位置算出部と、 前記立体物の前記第1および第2の画像上での位置と、
    前記車両の移動データとを用いて、前記車両から前記立
    体物までの距離を算出する立体物距離算出部と、 前記撮像装置によって撮像された画像および前記立体物
    距離算出部で算出されたデータに基づいて、前記運転者
    に伝達するための第3の画像を生成する画像生成部とを
    備え、 前記立体物特定部は、 前記第2の画像を前記第1の地点に射影変換した第4の
    画像を生成し、 前記第4の画像と前記第1の画像との差分により、前記
    立体物を検出し特定する、駐車支援装置。
  3. 【請求項3】 前記立体物距離算出部は、 前記第1および第2の画像から、それぞれの画像に撮像
    された前記立体物のエッジを検出し、 前記第1および第2の画像に撮像された同一の前記エッ
    ジの座標データと、前記車両の移動データとを用いて、
    前記車両から前記立体物のエッジまでの距離を算出す
    る、請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  4. 【請求項4】 前記立体物距離算出部は、 前記車両の移動データを用いて、前記第1および第2の
    画像に撮像された同一の前記エッジの位置を予想し、 予想される前記エッジの位置を画像分析することにより
    同一の前記エッジを検出する、請求項に記載の駐車支
    援装置。
  5. 【請求項5】 前記画像生成部は、 前記撮像装置で撮像された画像をアフィン変換を用いて
    前記車両上方からの鳥瞰図画像に変換し、 前記鳥瞰図画像に、前記立体物距離算出部で算出された
    データを付加して前記第3の画像を生成する、請求項1
    または2に記載の駐車支援装置。
  6. 【請求項6】 前記画像生成部は、前記立体物距離算出
    部で算出されたデータの中から、前記車両に近い部位を
    視覚的に強調することを特徴とする、請求項に記載の
    駐車支援装置。
  7. 【請求項7】 前記画像生成部は、立体物の種別毎に対
    応するモデル画像を記憶した立体物モデル集から前記立
    体物距離算出部で算出されたデータに基づいて判別され
    る前記立体物の種類に対応する前記モデル画像を選出
    し、前記鳥瞰図画像に当該選出されたモデル画像を貼り
    付けた前記第3の画像を生成する、請求項に記載の駐
    車支援装置。
  8. 【請求項8】 前記画像生成部は、前記第3の画像に前
    車両の位置および寸法を表す車両のモデル画像固定
    して貼り付けて表示することを特徴とする、請求項
    記載の駐車支援装置。
  9. 【請求項9】 前記車両の移動データは、前記車両の直
    線移動距離と前記車両の回転角度とを含み、 前記車両位置算出部は、前記車両に取り付けられた舵角
    センサとパルスカウンタを介した車輪速センサとのデー
    タに基づいて、前記移動距離と前記回転方向とを算出す
    る、請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像装置は、前記車両の後方に向
    けて取り付けられる、請求項1または2に記載の駐車支
    援装置。
  11. 【請求項11】 前記第3の画像を、前記運転者に伝達
    するディスプレイをさらに備える、請求項1または2
    記載の駐車支援装置。
  12. 【請求項12】 前記立体物距離算出部で算出される前
    記車両から前記立体物までの距離が、予め設定された距
    離より短いときに、音を発生するスピーカ装置をさらに
    備える、請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  13. 【請求項13】 前記立体物距離算出部で算出される前
    記車両から前記立体物までの距離が、予め設定された距
    離より短いときに、光を発生する発光装置をさらに備え
    る、請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  14. 【請求項14】 前記撮像装置は、前記車両の運転者の
    手動操作に応答して撮像を開始する、請求項1または2
    に記載の駐車支援装置。
  15. 【請求項15】 前記撮像装置は、予め設定された走行
    速度に前記車両が減速したときに撮像を開始する、請求
    項1に記載の駐車支援装置。
  16. 【請求項16】 前記撮像装置は、前記車両が後退する
    ときに撮像を開始する、請求項1または2に記載の駐車
    支援装置。
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