JP2009180536A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009180536A
JP2009180536A JP2008017662A JP2008017662A JP2009180536A JP 2009180536 A JP2009180536 A JP 2009180536A JP 2008017662 A JP2008017662 A JP 2008017662A JP 2008017662 A JP2008017662 A JP 2008017662A JP 2009180536 A JP2009180536 A JP 2009180536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
vehicle
movement
captured
certain amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008017662A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Koitabashi
宏礼 小板橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2008017662A priority Critical patent/JP2009180536A/ja
Priority to CNA2009100059470A priority patent/CN101497329A/zh
Priority to US12/360,474 priority patent/US20090189783A1/en
Priority to EP09151485A priority patent/EP2085791A1/en
Publication of JP2009180536A publication Critical patent/JP2009180536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S11/00Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation
    • G01S11/12Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation using electromagnetic waves other than radio waves
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/50Depth or shape recovery
    • G06T7/55Depth or shape recovery from multiple images
    • G06T7/579Depth or shape recovery from multiple images from motion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30248Vehicle exterior or interior
    • G06T2207/30252Vehicle exterior; Vicinity of vehicle
    • G06T2207/30261Obstacle

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】移動ステレオ方式により物体までの距離を計測する場合において、計測誤差を一定とすることができるようにする。
【解決手段】障害物検出システム1は、移動する車両に装着され、撮像部11により撮像された画像を用いて車両の後方にある障害物を検出する。移動検出部12は、撮像部11が第1の画像を撮像した位置から、車両が一定量の移動を行ったことを検出する。画像取得部13は、第1の画像と、移動検出部12において車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得し、障害物検出部14に供給する。障害物検出部14は、第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ方式により物体までの距離を計測する。本発明は、例えば、車両に取り付けられる障害物検出システムに適用できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関し、特に、移動ステレオ方式により物体までの距離を計測する場合において、計測誤差を一定とすることができるようにする画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
自動車などの車両の前方または後方に取り付けられたカメラで撮像された画像を用いて、自動車の前方または後方にある障害物を検出し、警報等するシステムが開発されている。
このようなシステムでは、例えば、車両の離れた位置に2つのカメラを設置し、2つのカメラで撮像された2枚の画像を用いて、三角測量の原理により画像中の物体の三次元位置を検出し、障害物か否かを検出するステレオカメラ方式によるもの(例えば、特許文献1参照)や、車両に1つのカメラのみ設置し、その1つのカメラで、異なる時間に異なる位置で撮像された2枚の画像を用いて、三角測量の原理により画像中の物体の三次元位置を検出し、障害物か否かを検出する移動ステレオ方式によるもの(例えば、特許文献2参照)がある。
図1は、移動ステレオ方式による三次元計測の概念を示す図である。
移動ステレオ方式を用いた三次元計測では、所定の時刻tで撮像された画像Ptと、時刻tよりも所定の時間間隔Δtだけ経過後の時刻t+Δtに同一のカメラで撮像された画像Pt+Δtの、2枚の画像が用いられる。
時間間隔Δtの経過によりカメラが設置されている車両は移動する。これにより、移動前の画像Ptと移動後の画像Pt+Δtは、光学中心(optical center)間の距離がB(以下、ベース長Bとも称する)だけ離れていることとなり、画像Pt上の物体Qの位置(xl,yl)と、画像Pt+Δt上の物体Qの位置(xu,yu)とから、ステレオカメラ方式と同様の三角測量の原理で、物体Qの三次元位置(X,Y,Z)を検出することができ、ここで得られたZ座標値が物体Qまでの距離となる。
従来、上述したように移動ステレオ方式により画像中の物体までの距離を計測する場合、時間間隔Δtを一定とし、一定の時間間隔Δtごとに取得される画像を用いて、画像中の物体の三次元位置を検出していた。
特開2006−53754号公報 特開2000−74645号公報
上述した移動ステレオ方式により物体までの距離を計測した場合の距離誤差(物体までの距離の計測誤差)ΔZは、次式(1)で表される。
Figure 2009180536
式(1)において、Bはベース長、Δdは視差誤差、Zは求めるべき距離、fは焦点距離である。
即ち、式(1)によれば、ベース長Bによって距離誤差ΔZは変化し、ベース長Bが大きいほど距離誤差ΔZは小さくなり、逆に、ベース長Bが小さくなるほど距離誤差ΔZは大きくなる。
ここで、従来の問題の分かりやすい例として、図2に示されるように、車両(乗用車)の後方にカメラが設置され、障害物の手前までバックで進み、停車する状況を考える。この状況は、例えば、車庫や駐車場の所定の位置に駐車する場合の状況などで起こり得る。
図2に示されるように、障害物の手前までバックで進み、停車する場合、運転者であるユーザは、停車目標位置に近づくほど、障害物に近づくことになるので、車両の速度を落とす(ゆっくりにする)のが一般的である。
従って、速度を落とす前の、速度が速いときに時間間隔Δtをあけて撮像された2枚の画像間のベース長B1と、速度を落とした後の、速度が遅いときに時間間隔Δtをあけて撮像された2枚の画像間のベース長B2とを比較すると、ベース長B2の方がベース長B1よりも短いので、ベース長B2の2枚の画像で計測した物体までの距離の計測誤差は、ベース長B1の2枚の画像で計測した物体までの距離の計測誤差よりも、大きくなる。
即ち、障害物に近づくほど、物体までの距離の計測は、より高い精度が求められるべきであるのに対して、一定の時間間隔Δtごとに取得される画像を用いて物体までの距離を計測した場合には、計測精度が時間間隔Δt経過による移動距離に応じてばらつくだけでなく、一般的には、計測精度が悪くなる方へ変化してしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、移動ステレオ方式により物体までの距離を計測する場合において、計測誤差を一定とすることができるようにするものである。
本発明の一側面の画像処理装置は、移動する車両に取り付けられた撮像装置で撮像された画像を用いて所定の物体までの距離を計測する処理を行う画像処理装置であって、前記撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出する移動検出手段と、前記第1の画像と、前記移動検出手段により前記車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得された前記第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ方式により前記物体までの距離を計測する計測手段とを備える。
本発明の一側面の画像処理装置においては、移動する車両に取り付けられた撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、車両が一定量の移動を行ったことが検出され、第1の画像と、移動検出手段により車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像が取得され、取得された第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ方式により物体までの距離が計測される。
従って、第1の画像と第2の画像の撮像位置間の距離が一定となるので、速度変化の影響を受けずに障害物計測の計測精度を一定とすることができる。
前記移動検出手段、前記画像取得手段、および前記計測手段は、例えば、CPUにより構成される。
前記移動検出手段には、前記車両に取り付けられたセンサからの信号に基づき、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出させることができ、車両に取り付けられたセンサからの信号として、例えば、車速パルスの信号、車速を表す信号、並びに、車両のエンジン回転数を表す信号および選択されているギヤを表すギヤ選択信号を採用することができる。これにより、撮像位置間の距離が一定な第1の画像と第2の画像を用いて物体までの距離が計測できるので、障害物計測の計測精度を一定とすることができる。
前記移動検出手段には、前記撮像装置により撮像された画像を処理することにより、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出させることができる。前記移動検出手段には、過去に撮像された画像の画像間隔と移動量との関係に基づいて、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出させることができる。また、前記移動検出手段には、撮像された画像から順次算出される移動量を積算することにより、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出させることができる。
これにより、撮像位置間の距離が一定な第1の画像と第2の画像を用いて物体までの距離が計測できるので、障害物計測の計測精度を一定とすることができる。また、車両に取り付けられたセンサからの信号を必要としないので、外部の信号がなくても一定量の移動を検出することができる。
前記画像取得手段には、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出されたときに撮像された前記第2の画像を取得させることができる。これにより、撮像位置間の距離が一定な第1の画像と第2の画像を取得することができるので、障害物計測の計測精度を一定とすることができる。
前記撮像装置により撮像された画像を記憶する画像記憶手段をさらに備え、前記画像取得手段には、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出されたときに前記画像記憶手段に記憶されている画像のなかの最新の画像を、前記第2の画像として取得させることができる。これにより、撮像位置間の距離が一定な第1の画像と第2の画像を取得することができるので、障害物計測の計測精度を一定とすることができる。この画像記憶手段は、例えば、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。
前記画像取得手段には、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出された直後に撮像された画像を、前記第2の画像として取得させることができる。これにより、撮像位置間の距離が一定な第1の画像と第2の画像を取得することができるので、障害物計測の計測精度を一定とすることができる。
前記撮像装置により撮像された画像を記憶する画像記憶手段をさらに備え、前記画像取得手段には、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出された検出時刻に前記画像記憶手段に記憶されている画像のなかの最新の画像か、または、前記検出時刻の直後に撮像された画像のうちの、前記検出時刻に近い時刻に撮像された画像を、前記第2の画像として取得させることができる。これにより、撮像位置間の距離が一定な第1の画像と第2の画像を取得することができるので、障害物計測の計測精度を一定とすることができる。この画像記憶手段は、例えば、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。
本発明の一側面の画像処理方法は、移動する車両に取り付けられた撮像装置で撮像された画像を用いて所定の物体までの距離を計測する処理を行う画像処理方法であって、前記撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出し、前記第1の画像と、前記車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得し、取得された前記第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により前記物体までの距離を計測するステップを含む。
本発明の一側面の画像処理方法においては、撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、車両が一定量の移動を行ったことが検出され、第1の画像と、車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像が取得され、第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により物体までの距離が計測される。
従って、第1の画像と第2の画像の撮像位置間の距離が一定となるので、速度変化の影響を受けずに障害物計測の計測精度を一定とすることができる。
このステップは、例えば、CPUにより実行される、撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、車両が一定量の移動を行ったことを検出し、第1の画像と、車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得し、取得された第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により物体までの距離を計測するステップにより構成される。
本発明の一側面のプログラムは、移動する車両に取り付けられた撮像装置で撮像された画像を用いて所定の物体までの距離を計測する処理を行う処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出し、前記第1の画像と、前記車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得し、取得された前記第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により前記物体までの距離を計測するステップを含む画像処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面のプログラムにおいては、撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、車両が一定量の移動を行ったことが検出され、第1の画像と、車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像が取得され、第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により物体までの距離が計測される。
従って、第1の画像と第2の画像の撮像位置間の距離が一定となるので、速度変化の影響を受けずに障害物計測の計測精度を一定とすることができる。
このステップは、例えば、CPUにより実行される、撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、車両が一定量の移動を行ったことを検出し、第1の画像と、車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得し、取得された第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により物体までの距離を計測するステップにより構成される。
本発明の一側面によれば、移動ステレオ方式により物体までの距離を計測する場合において、計測誤差を一定とすることができる。
図3は、本発明を適用した障害物検出システムの一実施の形態の構成例を示している。
図3の障害物検出システム1は、撮像部11、移動検出部12、画像取得部13、障害物検出部14、および検出結果出力部15により構成され、自車(障害物検出システム1を備える車両)に接近する障害物を検出するシステムである。
撮像部11は、例えば、カメラ(撮像装置)により構成され、画像取得部13からの制御に従い、所定の範囲を撮像し、その結果得られる画像を画像取得部13に供給する。換言すれば、撮像部11は、画像取得部13からの撮像指令により撮像を行い、その結果得られる画像を画像取得部13に供給する。
本明細書で説明する実施の形態においては、図4に示されるように、自車の後方にカメラが設置されているものとし、かつ、自車の並進運動の方向とカメラの光軸が平行(ほぼ平行)となるようにカメラが取り付けられているものとする。
ここで、カメラを基準とする座標系(カメラ座標系)は、撮像して得られる画像の横方向をX軸、縦方向をY軸、画像面に垂直な方向をZ軸とする。また、路面を基準とする座標系(路面座標系)は、自車の並進運動の方向をZg軸、Zg軸に垂直であって、路面に垂直な方向をYg軸、Zg軸およびYg軸に垂直な方向をXg軸とする。
移動検出部12、画像取得部13、および障害物検出部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)およびRAM(Random Access Memory)などを備える画像処理装置により構成される。
移動検出部12は、自車が移動されたときに車両の駆動部(不図示)から送出されてくる車速パルス信号に基づいて、自車が一定量の移動を行ったか否かを検出する。移動検出部12は、自車が一定量の移動を行ったことを検出した場合、画像取得部13に検出信号を供給する。
図5は、移動検出部12の処理を説明する図である。
図5Aに示されるように、車輪には、車輪1回転につき10個のパルスが出力されるように、10個のパルスセンサが等間隔に配置されている。なお、車輪に配置されるパルスセンサの個数は、10個に限定されず、その他の個数であってもよい。移動検出部12は、パルスセンサからパルス(Highレベルの車速パルス信号)が供給される度に、画像取得部13に検出信号を供給する。図5Bに示されるパルスの例では、時刻t1,t2,t3,t4,t5のそれぞれにおいて、検出信号が移動検出部12から画像取得部13に供給される。
パルスは、移動量に依存して出力されるので、検出信号どうしの時間間隔である、時刻t1から時刻t2までの時間間隔、時刻t2から時刻t3までの時間間隔、時刻t3から時刻t4までの時間間隔、および時刻t4から時刻t5までの時間間隔は、それぞれ異なっている(同一とは限らない)。
しかしながら、時刻t1から時刻t2までの時間、時刻t2から時刻t3までの時間、時刻t3から時刻t4までの時間、および時刻t4から時刻t5までの時間のいずれにおいても、自車が移動した移動量は同一である。
図3に戻り、画像取得部13は、自車が一定量の移動を行うごとに撮像部11で撮像されて得られた画像を取得する。即ち、画像取得部13は、移動検出部12から検出信号が供給されたとき、撮像指令を撮像部11に供給する。そして、画像取得部13は、撮像指令に応じて撮像部11で撮像された画像を取得する。画像取得部13は、移動検出部12から検出信号が供給される度に上述した処理を繰り返すことにより、第1のタイミングで撮像された第1の画像と、第1の画像が撮像されたときの自車の位置から、予め決められた量(一定量)の移動を行ったタイミングである第2のタイミングで撮像された第2の画像を順次障害物検出部14に供給する。なお、第2の画像は、画像取得部13内で所定時間保持され、次に障害物検出部14に供給するときの第1の画像ともなる。
障害物検出部14は、画像取得部13から順次供給される第1および第2の画像を用いて、移動ステレオ方式により画像内の所定の物体を検出する。そして、障害物検出部14は、検出された物体について障害物であるか否かを判定し、障害物であると判定された場合、その障害物についての情報を検出結果出力部15に供給する。
検出結果出力部15は、例えば、モニタなどの表示装置により構成され、障害物検出部14から供給される障害物についての情報を出力する。例えば、検出結果出力部15は、障害物までの距離を表示装置に表示したり、撮像部11で撮像された画像に、障害物検出部14から供給された障害物についての情報に基づいて特定した障害物の位置をマークした画像を表示する。
次に、図6のフローチャートを参照して、図3の障害物検出システム1により実行される障害物検出処理について説明する。この処理は、例えば、自車のエンジンが始動されたときに開始される。
初めに、ステップS1において、移動検出部12は、自車の駆動部からパルス(Highレベルの車速パルス信号)が供給されたかを判定し、パルスが供給されたと判定されるまで待機する。
そして、ステップS1で、パルスが供給されたと判定された場合、ステップS2において、移動検出部12は、検出信号を画像取得部13に供給し、画像取得部13は、撮像指令を撮像部11に供給する。さらに、画像取得部13は、撮像指令に応じて撮像された画像を撮像部11から取得する。ここで取得された画像を移動ステレオ方式により比較する2枚の画像のうちの第1の画像とする。即ち、画像取得部13は、検出信号に対応して撮像された第1の画像を取得する。
ステップS3において、移動検出部12は、自車の駆動部からパルスが供給されたかを判定し、パルスが供給されたと判定されるまで待機する。
そして、ステップS3で、パルスが供給されたと判定された場合、ステップS4において、移動検出部12は、検出信号を画像取得部13に供給し、画像取得部13は、撮像指令を撮像部11に供給する。さらに、画像取得部13は、撮像指令に応じて撮像された画像を撮像部11から取得する。ここで取得された画像を移動ステレオ方式により比較する2枚の画像のうちの第2の画像とする。即ち、画像取得部13は、検出信号に対応して撮像された第2の画像を取得する。
ステップS5において、画像取得部13は、取得された第1の画像と第2の画像を障害物検出部14に供給する。
ステップS6において、障害物検出部14は、供給された第1の画像から物体の特徴点を抽出する。例えば、障害物検出部14は、物体のエッジやコーナなどの点(箇所)を特徴点として抽出する。特徴点の抽出方法は特に限定されず、任意の抽出方法を採用することができる。
ステップS7において、障害物検出部14は、供給された第2の画像に対し、第1の画像で抽出された特徴点に対応する点である対応点を検索する。対応点の検索方法は特に限定されず、パターンマッチングなどの任意の方法を採用することができる。
ステップS8において、障害物検出部14は、ステップS6およびS7で抽出された物体の特徴点と、その対応点から求められる物体の動きベクトルを用いて、カメラ間パラメータを算出する。
カメラ間パラメータとは、自車に設置されたカメラのカメラ座標系におけるx軸回りの回転角(ピッチ角)θ、y軸回りの回転角(ヨー角)ψ、およびz軸回りの回転角(ロール角)φを表し、例えば、カメラ間パラメータは、次のようにして求めることができる。
画像から検出された物体の動きベクトルとカメラ間パラメータは次式のような関係として定義することができる。
f×Xp×θ+f×Yp×ψ−(Xp2+Yp2)×φ−vx×Xp+vy×Yp=0 ・・・(2)
式(2)において、fはカメラの焦点距離を表し、カメラに固有の値となるので実質的に定数である。また、vxは検出された物体の動きベクトルの画像座標系におけるx軸方向の成分を表し、vyは動きベクトルの画像座標系におけるy軸方向の成分を表し、Xpは動きベクトルに対応する特徴点の画像座標系におけるx軸方向の座標を表し、Ypは動きベクトルに対応する特徴点の画像座標系におけるy軸方向の座標を表している。
式(2)は、焦点距離f、動きベクトルのx軸方向の成分vxおよびy軸方向の成分vy、並びに、特徴点のx軸方向の座標Xpおよびy軸方向の座標Ypが既知である場合、変数がピッチ角θ、ヨー角ψ、ロール角φの一次の線形式となる。従って、線形最適化問題として式(2)を解くことで、ピッチ角θ、ヨー角ψ、ロール角φを求めることができる。
カメラ間パラメータの算出後、ステップS9において、障害物検出部14は、検出された物体の三次元情報を算出する。
例えば、検出された物体が静止物体である場合、静止物体の動きベクトル(オプティカルフロー)は、次式(3)で表すことができる。
Figure 2009180536
式(3)において、tx,ty,tzはカメラのx軸、y軸、z軸方向の並進を表し、X,Y,Zはカメラ座標系における物体のX座標値、Y座標値、Z座標値である。
式(3)をX,Y,Zそれぞれが左辺となるように変形すると、式(4)乃至(6)が得られる。
Figure 2009180536
そして、物体のカメラ座標系の位置(X,Y,Z)は、式(7)により、路面座標系の位置(Xg,Yg,Zg)に変換することができる。
Figure 2009180536
式(7)において、α、β、γは、カメラの設置ロール角、設置ピッチ角、設置ヨー角を表し、Hは、カメラの路面からの高さを表す。
以上のようにして、検出された静止物体の三次元情報、即ち、路面座標系の位置(Xg,Yg,Zg)を算出することができ、検出された物体が動いている場合にも、その物体の路面座標系の位置(Xg,Yg,Zg)を算出することができる。従って、ステップS9において、障害物検出部14は、画像から検出された全ての物体について三次元情報を求める。
次に、ステップS10において、障害物検出部14は、検出された物体のなかから障害物を検出する。例えば、障害物検出部14は、図7に示すように、路面座標系において2m×2m(Xg方向×Zg方向)を検知範囲とし、その検知範囲を50cm×50cmのウィンドウを25cm刻みで移動させながら走査する。そして、障害物検出部14は、ウィンドウ内に高さ30cm以上の点が5点以上ある場合に、その物体を障害物として検出する。障害物として検出された物体についての情報は検出結果出力部15に供給される。
ステップS11において、検出結果出力部15は、検出結果を表示して、処理を終了する。例えば、検出結果出力部15は、撮像部11で撮像された画像を取得して、障害物検出部14から供給された障害物についての情報に基づいて特定した障害物の位置をマークした画像を表示して、処理を終了する。
図6においては、説明を簡単にするため、移動ステレオ方式による距離の計測に必要な最低限の1組の画像(第1の画像と第2の画像)のみについての処理を説明したが、実際には、パルスの供給に伴い撮像部11で画像が順次生成されるので、ステップS1乃至S11の処理は、一部並行しながら繰り返し実行される。
図6の障害物検出処理によれば、障害物検出部14において順次処理される第1の画像と第2の画像には、撮像されたときの位置間の距離が、図8に示されるように、常に一定量の距離となるように撮像されるという関係がある。従って、式(1)におけるベース長Bが変化しないので、距離誤差ΔZ(物体までの距離の計測誤差)は一定である。即ち、速度変化の影響を受けずに常に一定の計測精度を得ることができる。
従って、図2を参照して説明した、障害物の手前までバックで進み、停車する状況において、ユーザが、停車目標位置に近づくほど車両の速度を落として運転した場合であっても、障害物を計測する計測精度を一定とすることができ、設計上設定した計測精度を維持した障害物の検出ができる。
次に、車速パルス信号以外の信号を用いて、第1および第2の画像間の距離が常に一定になるようにした、障害物検出システムのその他の実施の形態について説明する。
図9は、本発明を適応した障害物検出システムの第2の実施の形態としての障害物検出システム21の構成例を示すブロック図である。
なお、図9および後述するその他の図において、図3の障害物検出システム1と対応する部分については同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図9の障害物検出システム21は、移動検出部12に代えて、移動検出部22が設けられている点を除いて、障害物検出システム1と同様に構成されている。
移動検出部22には、自車の現在の車速を表す信号である車速信号が供給される。移動検出部22は、計時するタイマを内蔵しており、自車の車速に時間を乗算する(車速×時間)ことにより、所定の時刻の位置から、一定量の移動を行ったタイミングとなったとき、検出信号を画像取得部13に供給する。移動検出部22は、先に(直前に)検出信号を供給した位置を基準に、一定量の移動を行ったタイミングで検出信号を供給することを繰り返す。
従って、障害物検出システム21においても、速度変化の影響を受けずに障害物計測の計測精度を一定とすることができ、設計上設定した計測精度を維持した障害物の検出ができる。また、障害物検出システム21では、車速パルス信号を必要としないので、車速パルスが取得できない場合であっても、計測精度一定の障害物検出が可能である。
図10は、本発明を適応した障害物検出システムの第3の実施の形態としての障害物検出システム31の構成例を示すブロック図である。
図10の障害物検出システム31は、移動検出部12に代えて、移動検出部32が設けられている点を除いて、障害物検出システム1と同様に構成されている。
移動検出部32には、車両のエンジンの回転数を表す信号である回転数信号と、現在選択されているギヤを表す信号であるギヤ選択信号が供給される。移動検出部32は、選択可能な複数のギヤのギヤ比と、車輪(タイヤ)の外径とを内部メモリに記憶しており、現在のエンジンの回転数に現在選択されているギヤのギヤ比を乗算する(エンジン回転数×ギヤ比)ことにより、所定の時刻の位置から、一定量の移動を行ったタイミングとなったとき、検出信号を画像取得部13に供給する。移動検出部22は、先に(直前に)検出信号を供給した位置を基準に、一定量の移動を行ったタイミングで検出信号を供給することを繰り返す。
従って、障害物検出システム31においても、速度変化の影響を受けずに障害物計測の計測精度を一定とすることができ、設計上設定した計測精度を維持した障害物の検出ができる。また、障害物検出システム31では、車速パルス信号を必要としないので、車速パルスが取得できない場合であっても、計測精度一定の障害物検出が可能である。
さて、上述した実施の形態では、移動検出部12(22または32)から検出信号が供給されたときに撮像指令を撮像部11に供給して撮像を行わせるようにしたが、撮像部11には所定のフレームレートで撮像を常時行わせ、その結果得られた画像のうち、検出信号が供給されたタイミングに対応する画像のみを使用することも可能である。
図11は、本発明を適応した障害物検出システムのその他の実施の形態(第4の実施の形態)であって、撮像部11が所定のフレームレートで常時撮像を行うようにした場合の障害物検出システムの構成例を示している。
図11の障害物検出システム41は、撮像部11と画像取得部13の間に、画像記憶部42が新たに設けられている点を除いて、障害物検出システム1と同様に構成されている。
撮像部11は所定のフレームレートで常時撮像を行い、その結果得られた画像を画像記憶部42に供給する。画像記憶部42は、供給された画像を所定の時間記憶する。
画像取得部13は、移動検出部12から検出信号が供給されたタイミングで撮像された画像、即ち、車両が一定量の移動を行ったと移動検出部12によって検出されたときに撮像された画像を第2の画像として取得する。そして、画像取得部13は、第2の画像を、その直前の検出信号に対応して画像記憶部42から取得した第1の画像とともに障害物検出部14に供給する。
なお、撮像部11が撮像を行っているフレームレートによっては、検出信号が供給されたタイミングに一致して撮像が行われておらず、一定量の移動を行ったと検出されたときの画像を取得することができない場合には、画像取得部13は、検出信号が供給されたタイミングにおいて、画像記憶部42に記憶されている画像のなかの最新の画像を、第2の画像として取得するようにしてもよい。また、画像取得部13は、検出信号が供給されたタイミングの直後に撮像部11で撮像された画像を、第2の画像として取得するようにしてもよい。あるいは、検出信号が供給されたタイミングにおいて、画像記憶部42に記憶されている画像のなかの最新の画像と、検出信号が供給されたタイミングの直後に撮像部11で撮像された画像のうち、検出信号が供給されたタイミング(検出時刻)により近い時刻に撮像された画像を第2の画像として取得することも可能である。
上述した実施の形態では、説明を簡単にするため、図12Aに示されるように、1パルスごとに検出信号が出力されるものとして説明したが、式(1)からも明らかなように、ベース長Bが大きいほど距離誤差ΔZは小さくなるので、ベース長Bを大きく取った方がよい。
しかしながら、図12Bに示すように、所定数のパルスごとに画像を取得したのでは、ベース長Bは大きくすることができるが検出信号が出力される頻度(検出分解能)が粗くなってしまう。
そこで、所定のフレームレートで撮像された画像が、所定の時間、画像記憶部42に記憶されている障害物検出システム41においては、図12Cに示すように、最新に取得された第2の画像と、それから十分に大きいベース長Bだけ離れた過去の第1の画像とを組み合わせて、第1の画像と第2の画像の画像間隔(ベース長B)を維持したまま、パルスの供給に同期させてずらして画像記憶部42から取得することにより、細かい検出分解能で、かつ、計測誤差を少なくした障害物の計測(検出)を行うことができる。
なお、移動量が少なく、図12Cに示すような十分に大きいベース長Bを確保できない場合もあるので、図12A乃至図12Cに示されるベース長の取り方は適宜組み合わせて(切り替えて)使用するのがよい。
また、障害物検出システム41としては、車速パルス信号に基づいて一定量の移動を行ったことを検出する例について説明したが、車速パルス信号の代わりに、第2および第3の実施の形態で採用した車速信号、または、回転数信号およびギヤ選択信号に基づいて一定量の移動を行ったことを検出してもよい。
次に、本発明を適応した障害物検出システムのさらにその他の実施の形態について説明する。
図13は、本発明を適応した障害物検出システムの第5の実施の形態としての障害物検出システム51の構成例を示すブロック図である。
障害物検出システム51は、図11の障害物検出システム41の構成と比較して、移動検出部12の代わりに移動検出部52が設けられており、その移動検出部52には、車速パルス信号の代わりに画像記憶部42から画像が供給されるようになされている。障害物検出システム51のその他の構成は、図11の障害物検出システム41と同様である。
上述した障害物検出システムの第1乃至第4の実施の形態では、車速パルス信号、車速信号など、車両に取り付けられたセンサからの信号に基づいて自車の一定量の移動を検出したが、障害物検出システム51では、障害物検出システム内部で得られる情報、より具体的には、画像記憶部42に記憶されている画像から、自車の一定量の移動が検出される。従って、障害物検出システム51では、車速パルス信号、車速信号などの外部の信号がなくても一定量の移動を検出することができるという利点がある。
最初に、2枚の画像から移動量を求める求め方について簡単に説明する。
例えば、検出された物体が静止物体である場合、静止物体の動きベクトル(オプティカルフロー)は、上述したように式(3)で表すことができるので、三次元情報が既知の静止物体(例えば、路面など)から3つ以上の動きベクトルが得られれば、次式(8)を用いて、カメラのx軸、y軸、z軸方向の並進tx,ty,tzを求めることができる。
Figure 2009180536
ここで、A,X,Bは、
Figure 2009180536
を表す。なお、式(8)は、n個の動きベクトルが得られたときの式である。
そして、式(8)により求められた、カメラのx軸、y軸、z軸方向の並進tx,ty,tzを用いて、式(9)により自車の移動量を求めることができる。
Figure 2009180536
移動検出部52は、画像記憶部42に記憶されている所定の2枚の画像を処理することにより、自車が予め決められた量(一定量)の移動を行ったことを検出する。
例えば、移動検出部52は、異なる時刻に撮像された2枚の画像を処理することにより、その2枚の画像が撮像された時間間隔に自車が移動した移動量を算出する。そして、移動検出部52は、算出された移動量から、移動量が予め決められた量に達するには、画像処理した2枚の画像間隔と同様の時間間隔を何回繰り返せばよいかを算出し、算出された回数の時間間隔が経過した時点で検出信号を画像取得部13に供給する。具体例で言えば、2枚の画像間隔から算出された移動量が5cmであって、予め決められた量が30cmである場合、同様の画像間隔を6回(あと5回)繰り返すことにより、移動量が30cmになると求めることができる。
なお、同様の画像間隔を所定回数繰り返すのではなく、次に画像を取得するときが予め決められた一定量の移動を行ったタイミングとなる画像間隔を計算してもよい。この場合、次回の画像間隔は、予め決められた移動量を、今回の移動量を今回の画像間隔で除算した商で除算する(次回の画像取得間隔=予め決められた移動量÷(今回の移動量÷今回の画像間隔))ことで求められる。
このように、移動検出部52は、過去に得られた画像の画像間隔と移動量との関係に基づいて、一定量の移動を行ったことを検出することができる。
また例えば、撮像された画像から順次算出される移動量を積算することにより、一定量の移動を行ったことを検出してもよい。即ち、移動検出部52は、異なる時刻に撮像された2枚の画像を処理することにより、その2枚の画像が撮像された時間間隔に、自車が移動した移動量を算出する。そして、移動検出部52は、基準とした位置(第1の画像に対応する位置)から順次算出した移動量を積算し、移動量が予め決められた量に達したときに検出信号を画像取得部13に供給するようにしてもよい。具体例で言えば、予め決められた量が30cmであって、2枚の画像間隔から算出された移動量が、時系列に、7cm,5cm,5cm,4cm,・・・・であった場合、基準とした位置からの移動量は、7cm,12cm,17cm,21cm,・・・と算出されるので、30cmとなるまで同様の処理が繰り返される。移動量を計算する2枚の画像間隔は一定でもよいし、目標の移動量に近づくに従い画像間隔を小さくするなど変化させてもよい。
以上のようにして、障害物検出システム51においても、撮像部11で撮像された画像を処理することにより、速度変化の影響を受けずに障害物計測の計測精度を一定とすることができ、設計上設定した計測精度を維持した障害物の検出ができる。
画像処理装置に対応する、移動検出部52(12、22、32)、画像取得部13、障害物検出部14、および画像記憶部42が行う処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。この処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図12は、画像処理装置としての移動検出部52(12、22、32)、画像取得部13、障害物検出部14、および画像記憶部42が行う処理を、プログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
上述した例では、自車の後方の障害物を検出する例について説明したが、自車の前方その他の自車の周辺の障害物を検出する場合にも上述した障害物検出処理を同様に行うことができることは言うまでもない。
本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
移動ステレオ方式を説明する図である。 従来の課題について説明する図である。 本発明を適用した障害物検出システムの第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 カメラ座標系と路面座標系を説明する図である。 移動検出部の処理を説明する図である。 障害物検出処理について説明するフローチャートである。 障害物の検出について説明する図である。 本発明を適用した障害物検出システムの効果について説明する図である。 本発明を適用した障害物検出システムの第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した障害物検出システムの第3の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した障害物検出システムの第4の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 本発明の障害物検出システムにおける第1の画像と第2の画像の選択について説明する図である。 本発明を適用した障害物検出システムの第5の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 障害物検出システム
12 移動検出部
13 画像取得部
14 障害物検出部
21 障害物検出システム
22 移動検出部
31 障害物検出システム
32 移動検出部
41 障害物検出システム
42 画像記憶部
51 障害物検出システム
52 移動検出部

Claims (14)

  1. 移動する車両に取り付けられた撮像装置で撮像された画像を用いて所定の物体までの距離を計測する処理を行う画像処理装置であって、
    前記撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出する移動検出手段と、
    前記第1の画像と、前記移動検出手段により前記車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得された前記第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ方式により前記物体までの距離を計測する計測手段と
    を備える画像処理装置。
  2. 前記移動検出手段は、前記車両に取り付けられたセンサからの信号に基づき、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記車両に取り付けられたセンサからの信号は、車速パルスの信号である
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記車両に取り付けられたセンサからの信号は、車速を表す信号である
    請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記車両に取り付けられたセンサからの信号は、前記車両のエンジン回転数を表す信号と、選択されているギヤを表すギヤ選択信号である
    請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記移動検出手段は、前記撮像装置により撮像された画像を処理することにより、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記移動検出手段は、過去に撮像された画像の画像間隔と移動量との関係に基づいて、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出する
    請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記移動検出手段は、撮像された画像から順次算出される移動量を積算することにより、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出する
    請求項6に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像取得手段は、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出されたときに撮像された前記第2の画像を取得する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記撮像装置により撮像された画像を記憶する画像記憶手段をさらに備え、
    前記画像取得手段は、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出されたときに前記画像記憶手段に記憶されている画像のなかの最新の画像を、前記第2の画像として取得する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 前記画像取得手段は、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出された直後に撮像された画像を、前記第2の画像として取得する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 前記撮像装置により撮像された画像を記憶する画像記憶手段をさらに備え、
    前記画像取得手段は、前記第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったと前記移動検出手段によって検出された検出時刻に前記画像記憶手段に記憶されている画像のなかの最新の画像か、または、前記検出時刻の直後に撮像された画像のうちの、前記検出時刻に近い時刻に撮像された画像を、前記第2の画像として取得する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  13. 移動する車両に取り付けられた撮像装置で撮像された画像を用いて所定の物体までの距離を計測する処理を行う画像処理方法であって、
    前記撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出し、
    前記第1の画像と、前記車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得し、
    取得された前記第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により前記物体までの距離を計測する
    ステップを含む画像処理方法。
  14. 移動する車両に取り付けられた撮像装置で撮像された画像を用いて所定の物体までの距離を計測する処理を行う処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記撮像装置が第1の画像を撮像した位置から、前記車両が一定量の移動を行ったことを検出し、
    前記第1の画像と、前記車両が一定量の移動を行ったと検出されたときの画像としての第2の画像を取得し、
    取得された前記第1の画像と第2の画像を用いて、移動ステレオ処理により前記物体までの距離を計測する
    ステップを含む画像処理をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2008017662A 2008-01-29 2008-01-29 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Pending JP2009180536A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008017662A JP2009180536A (ja) 2008-01-29 2008-01-29 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
CNA2009100059470A CN101497329A (zh) 2008-01-29 2009-01-22 图像处理装置、图像处理方法、以及程序
US12/360,474 US20090189783A1 (en) 2008-01-29 2009-01-27 Image processing device, image processing method, and program
EP09151485A EP2085791A1 (en) 2008-01-29 2009-01-28 Image processing device, image processing method, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008017662A JP2009180536A (ja) 2008-01-29 2008-01-29 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009180536A true JP2009180536A (ja) 2009-08-13

Family

ID=40580888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008017662A Pending JP2009180536A (ja) 2008-01-29 2008-01-29 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20090189783A1 (ja)
EP (1) EP2085791A1 (ja)
JP (1) JP2009180536A (ja)
CN (1) CN101497329A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012052884A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Honda Motor Co Ltd 車載カメラを用いた測距装置
WO2013174354A3 (zh) * 2012-11-30 2014-01-16 中兴通讯股份有限公司 一种单摄像头测距的方法和系统
JP2014240753A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 富士通株式会社 距離測定装置、距離測定方法、およびプログラム
JP2018512593A (ja) * 2015-04-10 2018-05-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両の移動データを使用した車載カメラによる物体位置測定
CN110135377A (zh) * 2019-05-21 2019-08-16 北京百度网讯科技有限公司 物体运动状态检测方法、装置、服务器和计算机可读介质
JPWO2021075377A1 (ja) * 2019-10-14 2021-04-22
US11270133B2 (en) 2017-05-17 2022-03-08 Denso Corporation Object detection device, object detection method, and computer-readable recording medium

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009029439A1 (de) * 2009-09-14 2011-03-24 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Darstellung von Hindernissen in einem Einparkhilfesystem von Kraftfahrzeugen
RU2470376C2 (ru) * 2011-03-04 2012-12-20 Общество С Ограниченной Ответственностью "Технологии Распознавания" Способ определения расстояния от видеокамеры измерителя скорости до транспортного средства (варианты)
CN102685516A (zh) * 2011-03-07 2012-09-19 李慧盈 立体视觉主动安全辅助驾驶方法
WO2012145819A1 (en) * 2011-04-25 2012-11-01 Magna International Inc. Image processing method for detecting objects using relative motion
US9208601B2 (en) * 2012-06-10 2015-12-08 Apple Inc. Computing plausible road surfaces in 3D from 2D geometry
US9207094B2 (en) 2012-06-10 2015-12-08 Apple Inc. Road height generation for a road network
US9798936B2 (en) 2012-07-31 2017-10-24 Harman International Industries, Incorporated System and method for detecting obstacles using a single camera
CN104584097B (zh) * 2012-08-09 2017-04-05 丰田自动车株式会社 物体检测装置和驾驶辅助装置
CN103630110B (zh) * 2012-08-28 2017-02-08 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 车辆测距系统及车辆测距方法
FR3001072B1 (fr) * 2013-01-17 2016-05-13 Morpho Procede et systeme de modelisation 3d absolue en tout ou en partie d'un vehicule passant devant une camera.
JP6194610B2 (ja) * 2013-03-28 2017-09-13 富士通株式会社 移動距離推定装置、移動距離推定方法、及びプログラム
CN103413308B (zh) * 2013-08-01 2016-07-06 东软集团股份有限公司 一种障碍物检测方法和装置
KR101592740B1 (ko) * 2014-07-24 2016-02-15 현대자동차주식회사 차량용 광각카메라의 영상 왜곡 보정 장치 및 방법
JP2016197795A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 撮像装置
CN104881645B (zh) * 2015-05-26 2018-09-14 南京通用电器有限公司 基于特征点互信息量和光流法的车辆前方目标的检测方法
JP6662604B2 (ja) * 2015-10-28 2020-03-11 住友建機株式会社 ショベル
CN106909141A (zh) * 2015-12-23 2017-06-30 北京机电工程研究所 障碍物探测定位装置及避障系统
JP6243944B2 (ja) * 2016-03-18 2017-12-06 本田技研工業株式会社 無人走行作業車
JP6235640B2 (ja) * 2016-03-18 2017-11-22 本田技研工業株式会社 無人走行作業車
ES2927183T3 (es) * 2018-02-23 2022-11-03 Ericsson Telefon Ab L M Coordinación de la alineación de sistemas de coordenadas utilizados para un dispositivo de realidad generada por ordenador y un dispositivo háptico
JP2019159380A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社デンソー 物体検知装置、物体検知方法およびプログラム
US10706563B2 (en) * 2018-05-15 2020-07-07 Qualcomm Incorporated State and position prediction of observed vehicles using optical tracking of wheel rotation

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11241926A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Honda Motor Co Ltd 車両用走行距離補正装置
JP2000161915A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用単カメラ立体視システム
JP2001187553A (ja) * 1999-10-21 2001-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 駐車支援装置
JP2004221871A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車輌周辺監視装置
JP2005318546A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd 画像認識システム、画像認識方法、及び画像認識プログラム
JP2006329765A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Furuno Electric Co Ltd 測位装置
JP2007322404A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Topcon Corp 画像処理装置及びその処理方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3463858B2 (ja) * 1998-08-27 2003-11-05 矢崎総業株式会社 周辺監視装置及び方法
US6882287B2 (en) * 2001-07-31 2005-04-19 Donnelly Corporation Automotive lane change aid
JP2006053754A (ja) 2004-08-11 2006-02-23 Honda Motor Co Ltd 平面検出装置及び検出方法
JP4466299B2 (ja) * 2004-09-28 2010-05-26 日本電気株式会社 車両用警報装置、車両用警報方法及び車両用警報発生プログラム
US7436290B2 (en) * 2005-08-16 2008-10-14 Infineon Technologies Ag Sensor discrimination apparatus, system, and method
JP4813126B2 (ja) * 2005-08-23 2011-11-09 カルソニックカンセイ株式会社 車両用データ記録装置
JP4889351B2 (ja) * 2006-04-06 2012-03-07 株式会社トプコン 画像処理装置及びその処理方法
US20090115633A1 (en) * 2007-11-02 2009-05-07 Lawry Brian D Methods and systems for automated warning device

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11241926A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Honda Motor Co Ltd 車両用走行距離補正装置
JP2000161915A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用単カメラ立体視システム
JP2001187553A (ja) * 1999-10-21 2001-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 駐車支援装置
JP2004221871A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車輌周辺監視装置
JP2005318546A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd 画像認識システム、画像認識方法、及び画像認識プログラム
JP2006329765A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Furuno Electric Co Ltd 測位装置
JP2007322404A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Topcon Corp 画像処理装置及びその処理方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012052884A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Honda Motor Co Ltd 車載カメラを用いた測距装置
WO2013174354A3 (zh) * 2012-11-30 2014-01-16 中兴通讯股份有限公司 一种单摄像头测距的方法和系统
JP2014240753A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 富士通株式会社 距離測定装置、距離測定方法、およびプログラム
US9736460B2 (en) 2013-06-11 2017-08-15 Fujitsu Limited Distance measuring apparatus and distance measuring method
JP2018512593A (ja) * 2015-04-10 2018-05-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両の移動データを使用した車載カメラによる物体位置測定
US10423164B2 (en) 2015-04-10 2019-09-24 Robert Bosch Gmbh Object position measurement with automotive camera using vehicle motion data
US11270133B2 (en) 2017-05-17 2022-03-08 Denso Corporation Object detection device, object detection method, and computer-readable recording medium
CN110135377A (zh) * 2019-05-21 2019-08-16 北京百度网讯科技有限公司 物体运动状态检测方法、装置、服务器和计算机可读介质
CN110135377B (zh) * 2019-05-21 2022-10-14 北京百度网讯科技有限公司 车路协同中物体运动状态检测方法、装置和服务器
JPWO2021075377A1 (ja) * 2019-10-14 2021-04-22
JP7236556B2 (ja) 2019-10-14 2023-03-09 株式会社デンソー 物体検知装置および物体検知プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2085791A1 (en) 2009-08-05
US20090189783A1 (en) 2009-07-30
CN101497329A (zh) 2009-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009180536A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US10501059B2 (en) Stereo camera device
EP2924655B1 (en) Disparity value deriving device, equipment control system, movable apparatus, robot, disparity value deriving method, and computer-readable storage medium
JP6194610B2 (ja) 移動距離推定装置、移動距離推定方法、及びプログラム
JP6171593B2 (ja) 視差図からの対象追跡方法及びシステム
JP2009181492A (ja) 解析装置
JP2008298533A (ja) 障害物計測方法、障害物計測装置及び障害物計測システム
JP6552448B2 (ja) 車両位置検出装置、車両位置検出方法及び車両位置検出用コンピュータプログラム
JP2011134207A (ja) 運転記録装置および地図作成システム
JP2007322357A (ja) 距離測定プログラム、距離測定装置、距離測定方法
JP2015186085A (ja) 移動量導出装置、及び、移動量導出方法
JP2009110185A (ja) 通行人行動解析装置及び通行人行動解析方法並びにそのプログラム
KR101030317B1 (ko) 스테레오 비전을 이용하여 장애물을 추적하는 장치 및 방법
JP2008309637A (ja) 障害物計測方法、障害物計測装置及び障害物計測システム
JP2011064639A (ja) 距離計測装置及び距離計測方法
JP6407596B2 (ja) 画像処理装置、及び、運転支援システム
JP5858003B2 (ja) 自動車車体剛性試験方法および自動車車体剛性試験装置
WO2017158951A1 (ja) 物体検知システム、異常判定方法、及びプログラム
JP2005170290A (ja) 障害物検出装置
JP2011070580A (ja) 運転支援装置
KR102002228B1 (ko) 동적 객체 검출 장치 및 방법
JP5580062B2 (ja) 障害物検知警報装置
JP6207435B2 (ja) 移動体搭載撮影システム
JP5256508B2 (ja) 3次元情報算出装置および3次元情報算出方法
CN115147475B (zh) 目标位置定位方法、装置、设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130411