JP3494173B2 - 平板瓦の葺き構造 - Google Patents

平板瓦の葺き構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、平板瓦と
防水連結材を組み合わせて葺き重ねる、平板瓦の葺き構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば図9(a)(b)に
例示したように、平板瓦(ア)を屋根上に葺く場合にお
いては、防水効果を確保するために、各平板瓦(ア)の
暴露率をたとえば50%以下にする必要があった。これ
により、左右に隣接する平板瓦(ア)の側端部同士が突
き合わされた目地部分に雨水が侵入した場合、その雨水
を一段下の平板瓦(ア)により受けて軒側へ流すことが
できる。
【0003】しかしながら、このような暴露率では必然
的に平板瓦(ア)の枚数が増え、屋根重量が重くなって
しまうといった問題があった。
【0004】そこで、この問題を解決すべく、たとえば
図10に例示したように、左右に隣接する平板瓦(ア)
の側端部同士の突合せ目地部分の下方に防水連結材
(イ)を設けて、平板瓦(ア)を葺き重ねていく構造が
既に提案されている。平板瓦(ア)と防水連結材(イ)
を組み合わせて葺き重ねるこの葺き構造によって、目地
部分に侵入した雨水は防水連結材(イ)により屋根下地
材へ漏れることなく下段の平板瓦(ア)へ導かれるよう
になり、良好な防水効果が実現されるとともに、平板瓦
(ア)の高い暴露率を確保することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
とおりの従来の平板瓦の葺き構造には、実用上以下のよ
うな改良すべき点がある。
【0006】すなわち、防水連結材(イ)は平板瓦
(ア)とは別体のものであり、それを各平板瓦(ア)の
施工毎に必ず取り付ける必要があるが、時には防水連結
材(イ)の付け忘れが生じるのではといったことが懸念
されるのである。また、防水連結材(イ)の取付精度に
よっては防水効果にバラツキがでる恐れもある。
【0007】防水連結材(イ)による防水性および暴露
率の向上という効果は平板瓦(ア)を用いた屋根葺きに
おいては非常に有用であり、防水連結材(イ)の施工に
関わる上記のような懸念事項は極力解消しておく必要が
ある。
【0008】この出願の発明は、以上のとおりの事情に
鑑みてなされたものであり、従来技術を改善し、防水連
結材の付け忘れを防ぎ、また防水連結材の取付精度のバ
ラツキを無くすことのできる、防水連結材を用いたこと
による本来の防水効果および高い暴露率を確実に実現し
た、新しい平板瓦の葺き構造を提供することを課題とし
ている。
【0009】
【課題を解決する手段】この出願の発明は、上記の課題
を解決するものとして、左右に隣接する平板瓦の側端部
同士の突合せ目地部分の下方に防水連結材を設けて平板
瓦を葺き重ねるようにした平板瓦の葺き構造であって、
平板瓦の棟側端部に防水連結材の軒側端部が載置され、
その載置された防水連結材の軒側端部とともに平板瓦の
棟側端部が屋根下地材へ釘固定されて、平板瓦と防水連
結材とが同時に屋根下地材へ固定されるようになってい
ることを特徴とする平板瓦の葺き構造を提供する。
【0010】また、この出願の発明は、上記の葺き構造
において、平板瓦の棟側端部に防水連結材の軒側端部が
載置される取付凹部が設けられていることや、平板瓦の
棟側端部に位置決め溝が設けられており、防水連結材の
軒側端部にはその載置時に位置決め溝に引掛け可能な下
方突出部が設けられていることや、平板瓦の棟側端部に
設けられた防水用溝が位置決め溝を兼ねていることや、
防水連結材が少なくとも左右一対の凸条部とその間に形
成された水切り部とを有するものであり、この防水連結
材において釘固定用の釘穴が凸条部よりも外方に設けら
れていることや、平板瓦の棟側端部に、防水連結材の軒
側端部とともに屋根下地材へ釘固定される際の釘穴の他
に、屋根下地材への釘固定用のさらに別の複数の釘穴が
互いに横方向に並んで、且つ互いに軒棟方向に位置ずれ
して配設されていることや、防水連結材における釘固定
用の釘穴は、釘穴周囲を立ち上げた形状を有するもので
あることや、立上り高さは、最高でも、釘穴に打ち込ま
れた際の釘頭が防水連結材における凸状部と略同高さと
なる高さであることをも提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、添付した図面に沿って実
施例を示し、この出願の発明の実施の形態について詳し
く説明する。
【0012】
【実施例】[実施例1]図1は、この出願の発明の平板
瓦の葺き構造の一実施例を示したものである。
【0013】たとえばこの図1に例示したように、この
出願の発明は、左右に隣接する平板瓦(1)の側端部同
士の突合せ目地部分の下方に防水連結材(2)を設けて
平板瓦(1)を葺き重ねるようにした平板瓦の葺き構造
として、平板瓦(1)の棟側端部(11)に防水連結材
(2)(フラッシング材あるいはジョイント材などとも
呼ばれる)の軒側端部(21)が載置され、その載置さ
れた防水連結材(2)の軒側端部(21)とともに平板
瓦(1)の棟側端部(11)が屋根下地材(図示してい
ない)へ釘固定されて、平板瓦(1)と防水連結材
(2)とが同時に屋根下地材へ固定されることを特徴と
しており、これによって、防水連結材(2)の付け忘れ
を効果的に防止できるようになる。
【0014】図1の実施例では、図2にも拡大例示した
ように、平板瓦(1)の棟側端部(11)に、防水連結
材(2)の軒側端部(21)が載置される取付凹部(1
2)が設けられている。この場合、その取付凹部(1
2)に防水連結材(2)の軒側端部(21)が載置さ
れ、釘(3a)が防水連結材(2)の軒側端部(21)
から取付凹部(12)を貫通して屋根下地材へ打ち込ま
れる。
【0015】これにより、平板瓦(1)を屋根下地材へ
釘固定する際には必ず平板瓦(1)の棟側端部(11)
に設けられた取付凹部(12)が目に付き、且つ防水連
結材(2)の取付けには必ずその軒側端部(21)を取
付凹部(12)に載置して平板瓦(1)と同時に屋根下
地材へ固定する必要があるため、防水連結材(2)の付
け忘れ防止をより一層効果的に実現できる。また、防水
連結材(2)の軒側端部(21)を取付凹部(12)に
嵌めて釘固定するため、各防水連結材(2)の取付位置
や取付具合が均一となり、取付精度にバラツキが生じる
こともなくなる。
【0016】そして、このように下段の平板瓦(1)と
ともに屋根下地材へ固定された防水連結材(2)の上
に、上段の左右に隣接する平板瓦(1)の側端部同士を
突き合わせるようにして平板瓦(1)を葺き重ねていけ
ば、防水連結材(2)による防水効果および平板瓦
(1)の高い暴露率を確保した屋根葺きが実現されるの
である。
【0017】また、この出願の発明においては、たとえ
ば図2に拡大例示したように、防水連結材(2)とし
て、左右一対の凸条部(22)とその間に形成された水
切り部(23)とを有するものを用いることができ、こ
の防水連結材(2)における上記釘固定用の釘穴(2
4)は凸条部(22)よりも外方に設けられていること
が好ましい。
【0018】防水連結材(2)上にて左右に隣接する平
板瓦(1)の側端部同士の突合せ目地部分から侵入した
雨水は、防水連結材(2)の凸条部(22)間の水切り
部(23)によって下段の平板瓦(1)上へ流されるよ
うになる。したがって、水切り部(23)に釘穴(2
4)を設けたのでは、水切り部(23)を流れる雨水が
釘穴(24)から漏れてしまう恐れがあるため、水切り
部(23)による水切りの邪魔とならない凸条部(2
2)よりも外方位置に釘穴(24)を設けることが望ま
しい態様となる。
【0019】もちろん、この釘穴(24)の位置に対応
して、平板瓦(1)の棟側端部(11)の取付凹部(1
2)内に設けられる釘穴(13a)も中心から偏位され
る。釘(3a)はこれら釘穴(24)および釘穴(13
a)を貫通して屋根下地材へ打ち込まれることになる
(図1参照)。なお、この出願の発明における屋根下地
材とは、平板瓦(1)が釘固定される部材のことをい
う。
【0020】ところで、図1に例示したように、当然に
平板瓦(1)は上述した防水連結材(2)との釘固定の
みで固定されることはなく、他の複数の釘(3b)によ
る釘固定も必要である。このため、たとえば図3にも例
示したように、平板瓦(1)の棟側端部(11)には、
取付凹部(12)に設けられた上述の釘穴(13a)の
他にも、さらに別の複数の釘穴(13b)が横方向、つ
まり平板瓦(1)の巾方向に並んで配設されている。そ
してこの場合において、これらの釘穴(13b)は互い
に軒棟方向に位置ずれされていることが好ましい態様と
なる。
【0021】一般に平板瓦(1)の強風による飛散現象
は、釘位置での瓦材の割れおよび釘抜けが一個所より発
生し、そこを起点に近くの釘穴へ連鎖拡大することで、
発生する。この飛散現象を防止するには、平板瓦(1)
の棟側端縁(14)から釘穴(13b)までの距離を長
くとって耐風性を確保すればよい。しかしながら、上述
したように防水連結材(2)を用いることで暴露率を高
めた平板瓦(1)の葺き構造では、暴露面積が広くなる
代わりに釘固定に用いられる棟側端部(11)の面積が
小さくなるので、棟側端縁(14)と釘穴(13b)と
の距離を十分に長くとることができない。
【0022】そこで、棟側端部(11)において隣り合
う釘穴(13b)の位置を互いに軒棟方向、つまり平板
瓦(1)の流れ方向にずらしておくことで、図4に例示
したように支点となる棟側端縁(14)からの距離が釘
穴(13b)によってL1およびL2と異なるため、高
い耐風性を実現できるようになるのである。ずれ量は平
板瓦(1)の寸法などによって異なるが、たとえば一例
として10〜20mmとすることができる。
【0023】[実施例2]図5(a)(b)は、この出
願の発明の別の一実施例を示したものである。この図5
(a)(b)の例では、平板瓦(1)の棟側端部(1
1)の表面に、左右方向に延びる防水用溝(15)が設
けられており、防水連結材(2)の軒側端部(21)に
は、防水用溝(15)に引掛け可能な下方突出部(2
5)が、端部の折曲げなどにより形成されて設けられて
いる。
【0024】この場合、防水連結材(2)の軒側端部
(21)を平板瓦(1)の棟側端部(11)に載置する
際に下方突出部(25)を防水用溝(15)に引っ掛け
るようにする。これにより、平板瓦(1)と防水連結材
(2)との位置確認を確実に行うことができ、防水連結
材(2)の付け忘れを効果的に防止するとともに、取付
精度のバラツキ発生も防ぎ、施工性の向上および防水性
の確保が実現される。
【0025】また、この位置確認の実現には、たとえば
図6に例示したように、平板瓦(1)の棟側端部(1
1)の表面に防水用溝(15)とは別の位置決め溝(1
6)を設けるようにしてもよく、この場合では防水連結
材(2)の下方突出部(25)は位置決め溝(16)に
引っ掛けられる。
【0026】したがって、図6は防水用溝(15)と位
置決め溝(16)とを別溝とした形態、上記図5は防水
用溝(15)が位置決め溝を兼ねた形態を示しており、
いずれにおいても平板瓦(1)と防水連結材(2)との
確実な施工が実現されることになる。
【0027】なお図6では二本の位置決め溝(16)が
並行して配設されているが、これは、防水連結材(2)
の長さや取付位置その他の施工状況等に対応させて任意
に選べるようにしたものである。このことは図5におい
ても同じであり、図5の例では並行する3本の防水用溝
(15)のうちの一番軒側に位置するものに防水連結材
(2)の下方突出部(25)を引っ掛けているが、他の
防水用溝(15)を位置決め溝として用いてもよい。
【0028】防水連結材(2)の引掛け載置後は、実施
例1と同様にその軒側端部(21)と平板瓦(1)の棟
側端部(11)とを同時に屋根下地材へ釘打ち固定す
る。そして、図2と同様に、防水連結材(2)における
釘固定用の釘穴(24)は凸条部(22)よりも外方に
設けられていることが好ましい。図5(a)や図7に例
示した防水連結材(2)は複数の凸条部(22)および
水切り部(23)を有しているが、釘穴(24)は、各
水切り部(23)による水切りの邪魔とならないように
最端の凸状部(22)よりも外方に設けられている。
【0029】また、図6に例示したように、平板瓦
(1)の棟側端部(11)に上記釘穴(24)に対応す
る釘穴(13a)とともに、さらに別の複数の釘穴(1
3b)が横方向に並んで、且つ互いに軒棟方向に位置ず
れして配設されていることが好ましい形態であること
は、図3の場合と同じである。
【0030】[実施例3]ところで、防水連結材(2)
の釘穴(24)(図1、図2、図5(a)、図7参照)
については、水切り部(23)による水切り効果を妨げ
ないように凸状部(22)よりも外方に設けることが好
ましいことは前述したとおりであるが、そのような位置
にあったとてしも、防水連結材(2)の平面部分に単な
る穴開けにより設けただけでは、釘穴(24)自体から
雨水が漏れてしまう恐れがある。
【0031】そこで、この漏水を防ぐには、たとえば図
8(a)(b)に例示したように、釘穴(24)自体の
形状を防水連結材(2)の平面部分からある程度立ち上
げたものとすることが効果的である。
【0032】より具体的には、釘穴(24)の周囲を防
水連結材(2)の平面部分から立ち上げることで、その
立上り部(241)にて雨水が堰き止められて、釘穴
(24)からの漏水を効果的に防ぐことができるように
なる。図8の例では、穴径が付け根よりも上方に至るに
従って小さくなるように立ち上げられている。
【0033】このとき、立上り部(241)の立上げ高
さは、最高でも、釘穴(24)に打ち込まれた釘(3
a)の頭が凸状部(22)の高さと略同一(ちょうど同
一を含む)となる高さにすることが好ましい。これは、
釘頭が凸状部(22)よりも高くなると、防水連結材
(2)上に施工される平板瓦(1)が傾いたりして隙間
が生じてしまい、防水効果や取付精度に支障を来たす恐
れがあるためである。同程度の高さとすれば、凸状部
(22)および釘頭の上に平板瓦(1)が水平に載るの
で、このような問題は生じない。もちろん、雨水の塞き
止めを効果的に実現できる限り、釘頭が凸状部(22)
よりも低くなる立上げ高さとしてもよい。
【0034】また、このように周囲が立ち上がった釘穴
(24)に釘(3a)を打ち込むと、釘頭が立上り部
(241)の上端を押え付けるので、防水連結材(2)
をより確実、強固に固定することができるようにもな
る。また、釘(3a)を強く打ちすぎたとしても、防水
連結材(2)がはね上がり難くもなる。
【0035】この発明は以上の例に限定されるものでは
なく、細部については様々な態様が可能であることは言
うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、防水連結材の付け忘れを防ぎ、また防水連
結材の取付精度のバラツキを無くすことのできる、防水
連結材を用いたことによる本来の防水効果および高い暴
露率を確実に実現した、新しい平板瓦の葺き構造が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の平板瓦の葺き構造の一実施例
を示した平面図である。
【図2】防水連結材と平板瓦との連結部分を拡大例示し
た斜視図である。
【図3】平板瓦における釘穴の配設例を示した平面図で
ある。
【図4】平板瓦の耐風性を説明するための図である。
【図5】(a)(b)は、各々、この出願の発明の平板
瓦の葺き構造の別の一実施例を示した斜視図および施工
後の側面図である。
【図6】この出願の発明の平板瓦の葺き構造のさらに別
の一実施例を示した平面図である。
【図7】防水連結材の一例を示した平面図である。
【図8】(a)(b)は、各々、防水連結材における釘
穴の一例を示した断面図および斜視図である。
【図9】(a)(b)は、各々、従来の平板瓦の葺き構
造を例示した平面図および側面図である。
【図10】防水連結材を組合せた場合の従来の平板瓦の
葺き構造を例示した斜視図である。
【符号の説明】
1 平板瓦 11 棟側端部 12 取付凹部 13a,13b 釘穴 14 棟側端縁 15 防水用溝 16 位置決め溝 2 防水連結材 21 軒側端部 22 凸条部 23 水切り部 24 釘穴 241 立上り部 25 下方突出部 3a,3b 釘
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 1/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に隣接する平板瓦の側端部同士の突
    合せ目地部分の下方に防水連結材を設けて平板瓦を葺き
    重ねるようにした平板瓦の葺き構造であって、平板瓦の
    棟側端部に防水連結材の軒側端部が載置され、その載置
    された防水連結材の軒側端部とともに平板瓦の棟側端部
    が屋根下地材へ釘固定されて、平板瓦と防水連結材とが
    同時に屋根下地材へ固定されるようになっていることを
    特徴とする平板瓦の葺き構造。
  2. 【請求項2】 平板瓦の棟側端部に防水連結材の軒側端
    部が載置される取付凹部が設けられている請求項1の平
    板瓦の葺き構造。
  3. 【請求項3】 平板瓦の棟側端部に位置決め溝が設けら
    れており、防水連結材の軒側端部にはその載置時に位置
    決め溝に引掛け可能な下方突出部が設けられている請求
    項1の平板瓦の葺き構造。
  4. 【請求項4】 平板瓦の棟側端部に設けられた防水用溝
    が位置決め溝を兼ねている請求項3の平板瓦の葺き構
    造。
  5. 【請求項5】 防水連結材が少なくとも左右一対の凸条
    部とその間に形成された水切り部とを有するものであ
    り、この防水連結材において釘固定用の釘穴が凸条部よ
    りも外方に設けられている請求項1ないし4のいずれか
    の平板瓦の葺き構造。
  6. 【請求項6】 平板瓦の棟側端部には、防水連結材の軒
    側端部とともに屋根下地材へ釘固定される際の釘穴の他
    に、屋根下地材への釘固定用のさらに別の複数の釘穴が
    互いに横方向に並んで、且つ互いに軒棟方向に位置ずれ
    して配設されている請求項1ないし5のいずれかの平板
    瓦の葺き構造。
  7. 【請求項7】 防水連結材における釘固定用の釘穴は、
    釘穴周囲を立ち上げた形状を有するものである請求項1
    ないし6のいずれかの平板瓦の葺き構造。
  8. 【請求項8】 立上り高さは、最高でも、釘穴に打ち込
    まれた際の釘頭が防水連結材における凸状部と略同高さ
    となる高さである請求項7の平板瓦の葺き構造。
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