JP3492971B2 - 光走査装置・走査光学系・走査結像光学素子・光走査方法・ゴースト像防止方法・画像形成装置 - Google Patents
光走査装置・走査光学系・走査結像光学素子・光走査方法・ゴースト像防止方法・画像形成装置Info
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Description
査光学系・走査結像光学素子・光走査方法・ゴースト像
防止方法・画像形成装置に関する。
させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向け
て集光させ、被走査面上に光スポットを形成し、被走査
面を光走査する光走査装置は、デジタル複写装置や光プ
リンタ、ファクシミリ装置等に関連して広く知られてい
る。このような光走査装置において、被走査面は正規の
走査光のみにより光走査されるのが理想であるが、光走
査装置において光源から被走査面に至る光路上に配置さ
れる種々の光学素子は多かれ少なかれ光を反射させるも
のであり、これらの光学素子で反射された光のうちで被
走査面に到達するものは、正規の走査光に対して迷光と
して作用する。これら迷光のうち、正規の走査光による
画像の像質低下の原因となる「ゴースト像」を生ぜしめる
有害なものは「ゴースト光」と呼ばれる。ゴースト光によ
るゴースト像は、正規の画像に重なる「黒筋」の形態を取
るのが一般的である。ゴースト光の発生源は様々で、光
源から被走査面に至る光路上に配置される各光学素子は
何れもゴースト光の発生源となりうる。光源から被走査
面に至る光路を、光源から光偏向器に至る光路と、光偏
向器から被走査面に至る光路とに分けて考えると、前者
である「光源から光偏向器に至る光路」では光束の光路
が空間的に一定しているので、この光路部分では、光学
素子の配置を適性に調整することによりゴースト光の発
生を防止することは比較的容易である。
束が偏向されて光路がダイナミックに変動するので、思
わぬところからゴースト光が発生しやすい。光偏向器と
しては、偏向反射面により光源側からの光束を反射さ
せ、偏向反射面を高速で回転させたり揺動させたりする
方式のものが一般的である。このような光偏向器は、駆
動部や偏向反射面への微塵の付着を防ぐため、あるいは
また高速回転や高速揺動に伴なう機械音や風切り音が外
部へもれないように、ハウジング内に収納し、ハウジン
グに穿設された窓を塞ぐ透明な平行平板を介して光源側
からの光束の入射と偏向光束の射出を行う場合が多い。
このような場合、ハウジングの窓を塞ぐ透明な平行平板
の表面での反射光がゴースト光となる場合がある。この
場合のゴースト光を防止するために、平行平板を傾ける
ことにより、平行平板表面での反射光束を副走査方向に
逸らせることが行われている。しかし、このように副走
査方向に逸らされた反射光束が走査結像光学系の一部で
反射して2次的なゴースト光となる場合もある。
置において、主として、光偏向器と被走査面との間にあ
る、レンズ等の走査結像光学素子の、非有効面部分での
反射に起因するゴースト像の発生を有効に軽減もしくは
防止することを課題とする。
素子は「光源側からの光束を光偏向器により偏向させ、
偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向けて集光
させ、被走査面上に光スポットを形成し、被走査面を光
走査する光走査装置において、走査結像光学系の少なく
とも一部を構成する光学素子」であり、以下の如き特徴
を有する(請求項1)。 即ち、走査結像光学系の少な
くとも一部を構成する光学素子であって、光学素子表面
部分のうち、有効光学面以外の少なくとも一部を粗し面
とし、該粗し面の粗さ:Rmaxを、 Rmax>0.5μm とすることにより、粗し面で反射された迷光が被走査面
に到達してもゴースト光として実質的に作用しないよう
にした。 「走査結像光学素子」はレンズであることも
できるし、結像機能を持つ結像ミラーであることも、結
像機能を持たないミラーであることもできる。 「有効
光学面」は、走査結像光学系がレンズであるときは、レ
ンズ面もしくは「レンズ面中の光スポット形成に関与す
る部分」である。また、走査結像光学素子がミラーであ
るときは、そのミラー面もしくは「ミラー面のうちの、
光スポット形成に関与する部分」を言う。 上記の如
く、走査結像光学素子は「走査結像光学系の少なくとも
一部を構成する光学系」であるから、走査結像光学系を
「走査結像光学素子のみ」で構成することもできる。例
えば、走査結像光学系が「単玉のfθレンズのみ」で構
成されるような場合、このfθレンズが走査結像光学素
子であり、その有効光学面以外の少なくとも一部を粗し
面とする。あるいは、走査結像光学系が2枚以上のレン
ズで構成されるような場合「各レンズを走査結像光学素
子」として、有効光学面外に粗し面を形成しても良い
し、複数レンズのうちの「一部のレンズのみ」を走査結
像光学素子とし、残りのレンズには粗し面を形成しない
ようにすることも出きる。 走査結像光学系は、走査結
像光学素子として「結像機能を持たないミラー(光路屈
曲用の平面鏡)」を含むこともでき、この場合、結像機
能を持たないミラーの鏡面の有効光学面以外に部分の少
なくとも一部に粗し面を形成しても良い。
素子の「粗し面」に入射すると、この部分で反射された迷
光は「粗し面により拡散される」ので、被走査面に到達
したとしても光強度の集中度が弱められ、仮令「潜像を
形成」したとしても、その濃度は低く、これを可視化し
ても正規画像の像質を損なう「黒筋」とはならない。請
求項1記載の走査結像光学素子は、プラスチック材料の
成形加工により加工することができ、粗し面を成形面と
して形成することができる(請求項2)。上記請求項1
または2記載の走査結像光学素子は、これをレンズとし
て形成し、レンズ形状を「主走査方向を長手方向とする
短冊状」にでき(請求項3)、この場合、短冊状レンズ
の「副走査方向の2つのレンズ側端面の、一方もしくは
双方」を粗し面として形成することができる(請求項
4)。上記請求項3記載の走査結像光学素子は、プラス
チック材料の成形加工により加工することができるが、
このとき、有効レンズ面の外側に「補強保持枠」を、プ
ラスチック材料により「レンズ部分と一体的」に形成す
ることができる(請求項5)。この場合、補強保持枠の
「少なくともレンズ長さ方向に沿う部分」を粗し面とす
ることができる(請求項6)。上述したように、粗し面
の粗さ:Rmaxは0.5μmより大きいことが必要で
ある。粗さ:Rmaxが0.5μm以下では、粗し面で
反射された迷光に対する拡散性が不充分であり、この反
射光が被走査面に到達するとゴースト光として「若干幅
広の灰色の筋」としてゴースト像を形成してしまう。粗
し面での反射光から「ゴースト光としての作用」を完全
に奪うためには、粗し面の粗さ:Rmaxは「1μmよ
り大きい」ことが好ましい(請求項7)。粗し面の粗
さ:Rmaxは、ゴースト像防止の観点からは上述の如
く「大きいほど良い」が、走査結像光学素子を「プラス
チック材料の成形加工によりレンズとして加工」する場
合、粗し面の粗さ:Rmaxをあまり大きくすると、成
形品としてのレンズを型抜きする際のスライドが困難に
なるので、このような場合の粗さ:Rmaxは「Rma
x<10μm」であるのが良い(請求項8)。走査結像
光学素子をガラスで構成する場合には、上記型抜きの問
題はないので、粗さ:Rmaxとしては100μm程度
まで許容される。
の光束を光偏向器により偏向させ、偏向光束を走査結像
光学系により被走査面に向けて集光させ、被走査面上に
光スポットを形成し、被走査面を光走査する光走査装置
において、光源からの光束を被走査面上に導光して光ス
ポットを形成し、光スポットにより被走査面を走査する
ための走査光学系」であって、走査結像光学系として上
記「請求項1〜8の任意の1に記載の走査結像光学素
子」を1以上含むものを用いたことを特徴とする。この
請求項9記載の走査光学系において、光偏向器を「偏向
反射面を回転もしくは揺動させ、偏向反射面による反射
光束を偏向させる方式のもの(例えば、回転単面鏡、回
転2面鏡、回転多面鏡、ガルバノミラー等)」とするこ
とができる(請求項10)。請求項9または10記載の
走査光学系において、被走査面上に導光すべき光束を
「光源としての半導体レーザから放射される光束」とす
ることができるが、この場合において、光源(半導体レ
ーザ)からの発散性の光束を以後の光学系にカップリン
グするカップリング光学系を有することができ(請求項
11)、この場合、光偏向器として前記「偏向反射面を
回転もしくは揺動させ、偏向反射面による反射光束を偏
向させる方式のもの」を用い、カップリング光学系によ
りカップリングされた光束を、線像結像光学系により、
光偏向器の偏向反射面近傍に「主走査方向に長い線像」
として結像させるようにし、走査結像光学系を「副走査
方向に関して偏向反射面位置と被走査面位置とを幾何光
学的な共役関係とするアナモフィックな光学系」とする
ことができる(請求項12)。この請求項12記載の走
査光学系において、カップリング光学系を「カップリン
グレンズ」とし、線像結像光学系を「凸のシリンドリカ
ルレンズ」とすることができる(請求項13)。
は13記載の走査光学系において、光偏向器をハウジン
グ内に収納し、「光源側からの光束を偏向反射面に向け
て入射させるとともに、偏向反射面により反射された偏
向光束をハウジングから射出させるためにハウジングに
設けられた窓」を透明な平行平板で塞ぐようにし、この
透明な平行平板を「偏向走査面に直交する方向に対して
傾け」ることができる(請求項14)。上記「偏向走査
面」は、光偏向器により理想的に偏向された偏向光束の
主光線が掃引する平面をいう。請求項15記載の光走査
装置は「光源側からの光束を光偏向器により偏向させ、
偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向けて集光
させ、被走査面上に光スポットを形成し、被走査面を光
走査する光走査装置」であって、光源からの光束を被走
査面上に導光して光スポットを形成し、光スポットによ
り被走査面を走査するための走査光学系として、請求項
9または10記載の走査光学系を用いたことを特徴とす
る。請求項16記載の光走査装置は「光源側からの光束
を光偏向器により偏向させ、偏向光束を走査結像光学系
により被走査面に向けて集光させ、被走査面上に光スポ
ットを形成し、被走査面を光走査する光走査装置」であ
って、光源が半導体レーザであり、光源からの光束を被
走査面上に導光して光スポットを形成し、光スポットに
より被走査面を走査するための走査光学系として、請求
項11または12または13記載の走査光学系を用いた
ことを特徴とする。これら請求項15または16記載の
光走査装置は、光偏向器を「偏向反射面を回転もしくは
揺動させ、偏向反射面による反射光束を偏向させる方式
のもの」とし、光偏向器をハウジング内に収納し、「光
源側からの光束を偏向反射面に向けて入射させるととも
に、偏向反射面により反射された偏向光束をハウジング
から射出させるべくハウジングに設けられた窓」を透明
な平行平板で塞ぎ、この透明な平行平板を、偏向走査面
に直交する方向に対して傾けることができる(請求項1
7)。
り「正規の走査光束に対し、副走査方向に逸れた反射光
束」が迷光として発生する。しかし、このような迷光が
走査結像光学素子に入射しても、その入射部分に「粗し
面」があるようにすれば、粗し面による反射光束は拡散
によりゴースト光としての作用を失うので、ゴースト像
の発生を有効に軽減しもしくは防止することができる。
以上に説明した発明では、走査結像光学系に含まれる走
査結像光学素子の有効光学面外の部分での反射光束が、
ゴースト光として作用するのを防止する。以下に説明す
るゴースト像防止方法は、上記透明な平行平板による反
射光束が「走査結像光学系に含まれる走査結像光学素子
の有効光学面外に入射して反射されることがないように
する」ことにより、ゴースト像の発生を防止する。請求
項18記載のゴースト像防止方法は「回転もしくは揺動
する偏向反射面を有する光偏向器により、光源側からの
光束を偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走
査面に向けて集光し、被走査面上に光スポットを形成
し、被走査面の光走査を行い、光偏向器を収納するハウ
ジングに、光源側からの光束を偏向反射面に向けて入射
させるとともに、偏向反射面により反射された偏向光束
をハウジングから射出させるべく設けられた窓を塞ぐ透
明な平行平板が、偏向走査面に直交する方向に対して傾
いており、走査結像光学系が、主走査方向に長い短冊状
のレンズの1枚以上で構成されている光走査装置におい
て、平行平板による反射光束が光走査にゴースト光とし
て作用しないようにする方法」であって、平行平板によ
る反射光束が「短冊状レンズの副走査方向のレンズ側端
面に入射しないように、各レンズと平行平板の相対的な
位置関係を設定」したことを特徴とする。
において、走査結像光学系が1枚以上の短冊状レンズで
構成されるとき、偏向光束の、偏向反射面による反射位
置:Aと平行平板との距離:l、平行平板の偏向走査面
に直交する方向に対する傾き角:θ、走査結像光学系を
構成する短冊状のレンズのうち最も光偏向器側のレンズ
面と反射位置:Aとの距離:m1とし、上記最も光偏向
器側のレンズ面の曲率半径:R1および同レンズ面の副
走査方向の幅:H1により、Δ1を Δ1=−H1 2/8R1 と定義するとき、l、m1、H1、θ、Δ1が、条件: (1) H1<4(l+m1−Δ1)θ を満足するように光学配置を設定することができる(請
求項19)。上記「曲率半径」の符号は、光偏向器側か
ら見てレンズ面が凸面のときを「正」とする。以下の説
明でも同様である。光学配置を上記のように設定する
と、平行平板による反射光束は、副走査方向に逸らされ
るが走査結像光学系を構成する光学素子には入射しない
ので、上記光学素子による反射も生じない。上記請求項
18記載のゴースト像防止方法において、走査結像光学
系がN(>1)枚の短冊状のレンズで構成され、偏向光
束の偏向反射面による反射位置:Aと平行平板との距
離:l、平行平板の偏向走査面に直交する方向に対する
傾き角:θ、走査結像光学系を構成する短冊状のレンズ
のうち光偏向器側から第I(1≦I<N)番目のレンズ
の被走査面側のレンズ面2Iと反射位置:Aとの距離を
mi、第I+1番目のレンズの光偏向器側のレンズ面2
I+1と上記反射位置:Aとの距離をmi+1とし、レン
ズ面2Iの曲率半径:Riおよび同レンズ面の副走査方
向の幅:Hiにより、Δiを Δi=−Hi 2/8Ri と定義し、レンズ面2I+1の曲率半径:Ri+1および
同レンズ面の副走査方向の幅:Hi+1により、Δi+1を Δi+1=−Hi+1 2/8Ri+1 と定義するとき、l、mi、mi+1、Hi、Hi+1、θ、Δ
i、Δi+1が、条件: (2) Hi+1<4(l+mi+1−Δi+1)θ (3) Hi>4(l+mi−Δi)θ をI=1〜N−1の何れかにつき満足するように光学配
置を設定することができる(請求項20)。なお、走査
結像光学系中に張り合わせレンズが含まれる場合は、張
り合わせレンズを1枚のレンズと数える。
射された迷光は、走査結像光学系を構成する複数レンズ
の「副走査方向の何れのレンズ側端面」にも入射するこ
とがないので、レンズ側端面により反射されてゴースト
光となる虞がない。請求項21記載の走査光学系は「回
転もしくは揺動する偏向反射面を有する光偏向器により
光源側からの光束を偏向させ、偏向光束を走査結像光学
系により被走査面に向けて集光し、被走査面上に光スポ
ットを形成し、被走査面の光走査を行い、光偏向器を収
納するハウジングに、光源側からの光束を偏向反射面に
向けて入射させるとともに、偏向反射面により反射され
た偏向光束をハウジングから射出させるべく設けられた
窓を塞ぐ透明な平行平板が、偏向走査面に直交する方向
に対して傾いており、走査結像光学系が、主走査方向に
長い短冊状のレンズの1枚以上で構成されている光走査
装置において、光源からの光束を被走査面上に導光して
光スポットを形成し、光スポットにより被走査面を走査
するための走査光学系」であって、平行平板による反射
光束が光走査にゴースト光として作用しないようにする
ため、前記請求項18または19または20任意の1に
記載のゴースト像防止方法を実施したことを特徴とす
る。この請求項21記載の走査光学系は、被走査面上に
導光すべき光束を「光源としての半導体レーザから放射
される光束」とすることができ、光源からの発散性の光
束を以後の光学系にカップリングするカップリング光学
系を有することができ(請求項22)、カップリング光
学系によりカップリングされた光束を、光偏向器の偏向
反射面近傍に「主走査方向に長い線像」として結像させ
る線像結像光学系を用い、走査結像光学系を「副走査方
向に関して偏向反射面位置と被走査面位置とを幾何光学
的な共役関係とするアナモフィックな光学系」とするこ
とができ(請求項23)、この場合、カップリング光学
系をカップリングレンズとし、線像結像光学系を「凸の
シリンドリカルレンズ」とすることができる(請求項2
4)。請求項21または22または23記載の走査光学
系は、走査結像光学系中に「請求項1〜8の任意の1に
記載の走査結像光学素子を含みうる」ものである。
くは揺動する偏向反射面を有する光偏向器により光源側
からの光束を偏向させ、偏向光束を走査結像光学系によ
り被走査面に向けて集光し、被走査面上に光スポットを
形成し、被走査面の光走査を行い、光偏向器を収納する
ハウジングに、光源側からの光束を偏向反射面に向けて
入射させるとともに、偏向反射面により反射された偏向
光束をハウジングから射出させるべく設けられた窓を塞
ぐ透明な平行平板が、偏向走査面に直交する方向に対し
て傾いており、走査結像光学系が、主走査方向に長い短
冊状のレンズの1枚以上で構成されている光走査装置」
であって、光源からの光束を被走査面に導光する走査光
学系として、請求項21〜24の任意の1に記載の走査
光学系を用いたことを特徴とする。請求項26記載の光
走査方法は「光源側からの光束を光偏向器により偏向さ
せ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向けて
集光させ、被走査面上に光スポットを形成し、被走査面
を光走査する方法」であって、上記請求項15または1
6または17記載の光走査装置を用いて行うことを特徴
とする。また、請求項27記載の光走査方法は「光源側
からの光束を光偏向器により偏向させ、偏向光束を走査
結像光学系により被走査面に向けて集光させ、被走査面
上に光スポットを形成し、被走査面を光走査する方法」
であって、前記請求項25記載の光走査装置を用いて行
うことを特徴とする。請求項28記載の画像形成装置は
「感光媒体の感光面に光走査装置による光走査を行って
潜像を形成し、潜像を可視化して画像を得る画像形成装
置」であって、感光媒体の感光面の光走査を行う光走査
装置として、前記請求項15または16または17記載
のものを用いたことを特徴とする。請求項29記載の画
像形成装置は「感光媒体の感光面に光走査装置による光
走査を行って潜像を形成し、潜像を可視化して画像を得
る画像形成装置」であって、感光媒体の感光面の光走査
を行う光走査装置として、前記請求項25記載のものを
用いたことを特徴とする。これら請求項28または29
記載の画像形成装置において、感光媒体を光導電性の感
光体とし、感光面の均一帯電と光走査装置の光走査とに
より形成される静電潜像をトナー画像として可視化する
ように構成することができる(請求項30)。トナー画
像は、シート状の記録媒体(転写紙や「OHPシート
(オーバヘッドプロジェクタ用のプラスチックシート」
等)に定着される。請求項28または29記載の画像形
成装置で、感光媒体として例えば「銀塩写真フィルム」
を用いることもできる。この場合、光走査装置による光
走査により形成された潜像は通常の銀塩写真プロセスの
現像手法で可視化できる。このような画像形成装置は例
えば「光製版装置」あるいは「光描画装置」として実施
できる。請求項30記載の画像形成装置は、具体的には
レーザプリンタやレーザプロッタ、デジタル複写装置、
ファクシミリ装置等として実施できる。
る。図1(a)において、符号1は「光源」としての半
導体レーザ、符号2は「カップリング光学系」としての
カップリングレンズ、符号3は「線像結像光学系」とし
ての凸のシリンドリカルレンズ、符号4は「透明な平行
平板」を示す。また、符号5は「光偏向器」としての回
転多面鏡、符号6は「走査結像光学系」、符号7は「被
走査面」、符号8は「ハウジング」を示す。これらは、
図示されない「光走査ケーシング」に、相互の位置関係
を定められて固定的に組みつけられている。被走査面8
は実体的には「光導電性の感光体等の感光媒体」の感光
面である。ハウジング8は防塵と防音を兼ねて回転多面
鏡5を収納する。ハウジング8には、光源1側からの光
束を回転多面鏡5の偏向反射面5aに向けて入射させる
とともに、偏向反射面5aにより反射された偏向光束を
ハウジング8から射出させるための「窓」が設けられて
おり、透明な平行平板4は上記窓を塞ぐように設けられ
ている。なお、透明な平行平板4は、この実施の形態に
おいて「ガラス板」である。走査結像光学系6は、この
実施の形態において「2枚のレンズ6a、6b」で構成
されている。これらレンズ6a、6bは主走査方向に長
い「短冊状レンズ」である。半導体レーザ1から放射さ
れた発散性の光束は、カップリングレンズ2により以後
の光学系にカップリングされる。即ち、カップリングレ
ンズのカップリング作用により「以後の光学系に適した
光束形態」に変換される。カップリングされた光束の光
束形態は「平行光束」であることもできるし、「発散性
の光束」であることも「収束性の光束」であることもで
き、カップリングレンズ2より被走査面側に配置される
光学系の光学特性に応じて上記光束形態が決定される。
凸のシリンドリカルレンズ3に入射する。シリンドリカ
ルレンズ3は、副走査方向(図1(a)で、図面に直交
する方向)に正のパワーを有し、光源側からの光束を副
走査方向に集光させる。シリンドリカルレンズ3による
集束光束は、平行平板4を介してハウジング8内に入射
し、回転多面鏡5の偏向反射面5aの近傍に「主走査方
向に長い線像」として結像し、偏向反射面5aにより反
射されると副走査方向に発散しつつ、平行平板4を透過
して走査結像光学系6に入射する。走査結像光学系6を
構成する2枚のレンズは、副走査方向に関して偏向反射
面5a位置と被走査面7位置とを(実質的に)幾何光学
的な共役関係とするアナモフィックな光学系である。走
査結像光学系6に入射した光束は、2枚のレンズ6a、
6bを順次に透過し、これらレンズ6a、6bの作用に
より被走査面7に向かって集光され、被走査面7上に光
スポットを形成する。回転多面鏡5が図の矢印方向に等
速回転すると、反射光束は等角速度的に偏向し、光スポ
ットは被走査面7を図の矢印方向へ光走査する。この光
走査が主走査であり、主走査と同時に被走査面を構成す
る感光面を副走査方向へ変位させることにより副走査が
行われ、主・副走査により画像の書き込みが行われて
「画像に対応する潜像」が形成される。なお、レンズ6
a、6bにより構成される走査結像光学系6は、fθ特
性等の「等速化機能」を有し、光スポットの走査速度を
等速化する。図1(b)を参照すると、この図におい
て、符号Lは偏向反射面5aにより理想的に偏向された
偏向光束(正規の走査光束)の主光線を示している。こ
の主光線が偏向に伴なって掃引する平面が前述の「偏向
走査面」である。透明な平行平板4は、偏向走査面に直
交する方向に対して、図示のように角:θだけ傾けられ
ている。これは、角:θ=0とすると、光源側から平行
平板4に入射して平行平板4の(ハウジングの内側から
見て)外側の面15で反射された光束が、走査結像光学
系6を介して被走査面7に到達してゴースト像を形成し
たり、あるいは、偏向反射面5aで反射された光束の一
部が平行平板4の内側の面14で反射されて偏向反射面
で再度反射され、走査結像光学系6を介して被走査面7
に到達してゴースト像を形成するからである。
り、平行平板4による反射光束が「1次的なゴースト
光」として作用することを避けられるが、このようにし
たからといってゴースト像の発生が完全に防止できると
いうわけではない。例えば、図1(b)に示すように、
平行平板4の外側の面15で反射された光束(破線で示
す)が、走査結像光学系6のレンズ6aにおける副走査
方向の上方のレンズ側端面6aUに入射するような場合
が考えられ、このような場合、レンズ側端面6aUが
「滑らか」であると、レンズ側端面6aUで反射された
光束がゴースト光G’としてゴースト像を発生させるこ
とが考えられる。図1(c)は、偏向反射面5aにより
反射された光束の一部が、破線で示すように平行平板4
の内側の面14(の位置11)で反射され、偏向反射面
5a(の位置12)で再度反射されたのち、レンズ6a
の副走査方向下側のレンズ」側端面6aLで反射してゴ
ースト光Gとなる様子を示している。上記ゴースト光
G’のゴースト光としての作用を防止するには、図1
(b)に示すように、レンズ側端面6aUを粗し面17
とし、その粗さ:Rmaxを0.5μmより大きく、よ
り好ましくは1μmより大きくするのが良く、ゴースト
光Gのゴースト光としての作用を防止するには、図1
(b)に示すように、レンズ側端面6aLを粗し面13
とし、その粗さ:Rmaxを0.5μmより大きく、よ
り好ましくは1μmより大きくするのが良い。従って、
図1(b)、(c)に示すゴースト光G,G’の作用を
減殺するには、走査結像光学系6の少なくとも一部を構
成する光学素子6aの表面部分のうち、有効光学面以外
の少なくとも一部6aUおよび/または6aLを粗し面
とし、粗し面の粗さ:RmaxをRmax>0.5μ
m、好ましくは1μmよりも大きくするのが良いことに
なる。図1においては、ゴースト光の発生が「レンズ6
aの副走査方向のレンズ側端面における反射で発生」す
る場合を説明したが、ゴースト光の発生は、レンズ6b
の副走査方向のレンズ側端面での反射で発生する場合も
あり、偏向光束が「副走査方向に発散光束」であること
を考えれば、レンズ5a、6bの上記各レンズ側端面で
の反射により発生する場合も考えられる。従って、図1
の実施の形態のような場合、レンズ6a、6bの各レン
ズ側端面を粗し面とするのが良い。上に説明したレンズ
側端面が「有効光学面以外」の部分面であることは明ら
かであろう。
媒体(光導電性の感光体であるとする)の感光面、縦軸
は光強度を示している。閾値とあるのは感光の閾値であ
る。曲線2−1は、例えば前記ゴースト光Gが「感光面
上に形成する光強度分布」である。この場合、ゴースト
光の光量が狭い範囲に集中しているため、形成される潜
像の電位も大きく、幅:Xの「はっきりとした黒筋」が
形成されるため、形成された画像の品質を著しく損なう
ことになる。曲線2−2、2−3は、ゴースト光Gの発
生する面(レンズ側端面6aL)を粗し面とし、この面
での反射光束を拡散させた場合に、光束が感光面上に形
成する光強度分布を示している。粗し面の粗さが1μm
程度より大きく、拡散が十分であると、光強度分布は曲
線2−3の如くなり、この光束は感光媒体を感光させる
ことがないので、ゴースト像を発生させない。粗し面の
粗さが0.5μm程度であると、光強度分布は曲線2−
2の如くになる。この場合、光束は感光媒体を感光させ
るけれども、形成される潜像の電位は小さく、潜像の
幅:Yも大きいので、この場合に発生するゴースト像
は、幅:Yを持った「薄い灰色の帯」状となり、殆ど目
立たないので画像の品質を大きく損なうことはない。な
お、平行平板4の表面14、15に反射防止膜を形成す
ることは、ゴースト光の光強度を減少させる上で有効で
あるが、反射を100%防止することは困難であり、多
層膜による反射防止膜を形成したとしても4%程度の反
射は発生してしまうので、反射防止膜は「ゴースト像対
策」として万全ではない。しかし、この発明の実施に上
記反射防止膜を併用することは有効である。図3には、
走査結像光学系を構成する走査結像光学素子としてのレ
ンズの例を2例示す。図3(a)に示すレンズ60では
レンズ面における「有効光学面」である有効レンズ面部
分61を除く部分を粗し面とした例である。粗し面の面
粗さは勿論:Rmax>0.5μmである。図1に示す
レンズ6bのように、被走査面側に配置されるレンズ
は、配置位置が被走査面に近くなるほど長尺化し、主走
査方向の長さが200mmを超えるようなものもある。
このような長尺のレンズは、一般に、プラスチック材料
の成形加工により加工され、有効レンズ面の外側に「補
強保持枠」がプラスチック材料により、レンズ部分と一
体的に形成される。
な長尺レンズの一例である。符号64で示す部分がレン
ズ面部分であり、符号65で示す部分が補強保持枠部分
である。このような補強保持枠を有するレンズの場合に
は、正規の走査光束以外の光束を反射してゴースト光を
発生する虞のある部分、即ち、図3(c)に示すよう
に、補強保持枠の符号651〜656に示す部分を粗し
面とし、その粗さ:Rmaxを0.5μmより大きく、
好ましくは1μmより大きく設定するのが良い。
光学系を構成するレンズ6a、6bのうち、レンズ6a
のレンズ側端面6aLでゴースト光が発生するように
し、上記レンズ側端面の面の粗さ:Rmaxを変えて、
発生するゴースト像を評価したところ以下の如くになっ
た。 面の粗さ 評価 0.40μm D:はっきり目視できる黒筋が発生した 0.48μm C:低濃度だが画像とともに視認される幅広黒筋が発生した 0.52μm B:うすくて殆ど目立たない帯状のゴースト像が発生した 0.75μm A:ゴースト像は実質上発生しなかった。
xを0.5μmより大きく設定すれば、ゴースト像の発
生を実質的に防止すること、即ち、仮令ゴースト像が発
生したとしても見た目で「気にならない程度」にするこ
とができる。 上記レンズはプラスチックの成形加工に
より加工し、粗し面も成形面として形成した。粗し面は
「スライド面」である。 面粗さ:Rmaxを測定する
「表面粗さ測定装置」としては、ランク・テーラーホブ
ソン社製の「フォームタリサーフ」「タリステップ」等
の商品名で知られる触針式のものや、ZYGO社製の
「ZYGO MAXIM」の商品名で知られる干渉計方
式のもの、キーエンス社製の商品名「表面形状測定顕微
鏡 VF」で知られる光学式のものを始めとして、種々
のものが知られている。 実施例における面粗さ:Rm
axは、上記「表面形状測定顕微鏡 VF」で測定した
ものである。 上に説明したレンズ6aは、光源1側か
らの光束を光偏向器5により偏向させ、偏向光束を走査
結像光学系6により被走査面7に向けて集光させ、被走
査面7上に光スポットを形成し、被走査面7を光走査す
る光走査装置において、走査結像光学系6の少なくとも
一部を構成する光学素子6aであって、光学素子表面部
分のうち、有効光学面以外の少なくとも一部6aU、6
aLを粗し面13,17とし、該粗し面の粗さ:Rma
xを、Rmax>0.5μmとすることにより、粗し面
で反射された迷光が被走査面に到達してもゴースト光と
して実質的に作用しないようにしたもの(請求項1)で
あり、プラスチック材料の成形加工により加工され、粗
し面が成形面として形成されており(請求項2)、走査
結像光学素子としては「レンズ」として形成され、レン
ズ形状が主走査方向を長手方向とする短冊状であり(請
求項3)、副走査方向の2つのレンズ側端面6aU,6
aLの一方もしくは双方が粗し面13,17として形成
されている(請求項4)。 また、図3(a)に示すレ
ンズ60は、走査結像光学系6の少なくとも一部を構成
する光学素子6aであって、光学素子表面部分のうち、
有効光学面61以外の部分を粗し面とし、その粗さを
0.5μmとしている(請求項1)。 図3の(b)、
(c)に示すレンズ63は、プラスチック材料の成形加
工により加工され、有効レンズ面の外側に、補強保持枠
65がプラスチック材料によりレンズ部分64と一体的
に形成され(請求項5)、補強保持枠65の、少なくと
もレンズ長さ方向に沿う部分が粗し面とされている(請
求項6)。 粗し面の粗さ:Rmaxは、上に説明した
ように1.0μmより大きいことが好ましいが(請求項
7)、プラスチック材料の成形加工によりレンズとして
加工する場合には、片抜きの際のスライドの良好さに鑑
みて、粗さ:Rmaxが「Rmax<10μm」である
ことが好ましい(請求項8)。
としては、光源1側からの光束を光偏向器5により偏向
させ、偏向光束を走査結像光学系6により被走査面7に
向けて集光させ、被走査面7上に光スポットを形成し、
被走査面7を光走査する光走査装置において、光源1か
らの光束を被走査面7上に導光して光スポットを形成
し、光スポットにより被走査面7を走査するための走査
光学系であって、走査結像光学系6として請求項1〜8
の任意の1に記載の走査結像光学素子6aを含むものを
用いたものであり(請求項9)、光偏向器5が、偏向反
射面5aを回転させ偏向反射面5aによる反射光束を偏
向させる方式のものであり(請求項10)、被走査面7
上に導光すべき光束が、光源としての半導体レーザ1か
ら放射される光束であり、光源からの発散性の光束を以
後の光学系にカップリングするカップリング光学系2を
有し(請求項11)、カップリング光学系2によりカッ
プリングされた光束を、光偏向器5の偏向反射面5a近
傍に、主走査方向に長い線像として結像させる線像結像
光学系3を有し、走査結像光学系6が、副走査方向に関
して偏向反射面位置と被走査面位置とを(実質的に)幾
何光学的な共役関係とするアナモフィックな光学系であ
る(請求項12)。また、カップリング光学系2が「カ
ップリングレンズ」であり、線像結像光学系3が「凸の
シリンドリカルレンズ」である(請求項13)。光偏向
器5はハウジング8内に収納され、光源1側からの光束
を偏向反射面5aに向けて入射させるとともに、偏向反
射面5aにより反射された偏向光束をハウジング8から
射出させるべくハウジング8に窓が設けられ、この窓を
塞ぐ透明な平行平板4を有し、この平行平板4は、偏向
走査面に直交する方向に対して傾いている(請求項1
4)。
しては、光源1側からの光束を光偏向器5により偏向さ
せ、偏向光束を走査結像光学系6により被走査面7に向
けて集光させ、被走査面7上に光スポットを形成し、被
走査面7を光走査する光走査装置において、光源1から
の光束を被走査面7上に導光して光スポットを形成し、
光スポットにより被走査面7を走査するための走査光学
系として前記請求項9または10記載の走査光学系を用
いたものであり(請求項15)、光源1が「半導体レー
ザ」で、光源1からの光束を被走査面7上に導光して光
スポットを形成し、光スポットにより被走査面を走査す
るための走査光学系として請求項11または12または
13記載のものを用いたものである(請求項16)。そ
して、光偏向器5が偏向反射面を回転させ、偏向反射面
5aによる反射光束を偏向させる方式のものであり、光
偏向器5がハウジング8内に収納され、「光源1側から
の光束を偏向反射面5aに向けて入射させるとともに、
偏向反射面5aにより反射された偏向光束をハウジング
から射出させるべく」ハウジング8に窓が設けられ、こ
の窓を塞ぐ透明な平行平板4を有し、この平行平板4
が、偏向走査面に直交する方向に対して傾いている(請
求項17)。従って、上に実施形態を説明した光走査装
置を用いることにより、光源1側からの光束を光偏向器
5により偏向させ、偏向光束を走査結像光学系6により
被走査面7に向けて集光させ、被走査面7上に光スポッ
トを形成し、被走査面7を光走査する方法であって、請
求項15または16または17記載の光走査装置を用い
て行う光走査方法(請求項26)が実施される。
「ゴースト像防止方法」の実施の形態を説明する。ゴー
スト像防止方法を実施する光走査装置の光学構成は図1
(a)に示す如きものとする。ここで説明するゴースト
像防止方法は、図1(c)に示した反射光束、即ち、平
行平板4の内側の面14(の位置11)で偏向光束の一
部が反射されて回転多面鏡5の偏向反射面5aに戻り、
(位置12で)再度反射されてゴースト光となるのを防
止する方法である。図4において、符号5aは偏向反射
面、符号4は平行平板を示し、平行平板4の(ハウジン
グの)内側を向いた面を内側面14、(ハウジングの)
外側を向いた面を外側面15とする。符号6Jは、図1
(a)に示す走査結像光学系6を構成する2枚のレンズ
6a、6bの任意の一方を示すものである。レンズ6J
の入射側の面を「i+1面」とし、その曲率半径をR
i+1とする。レンズ6Jがレンズ6aであればi=0、
レンズ6Jがレンズ6bであればi=2である。図4に
おいて、光源側から偏向反射面5aに入射して反射され
る光束(正規の走査光束)の偏向反射面5aによる反射
位置を「A」とする。反射位置:Aと平行平板4の内側
面14(の位置11)との距離(走査結像光学系6の光
軸方向に平行な方向の距離)を「l」とする。平行平板
4の「偏向走査面に直交する方向」に対する傾き角を
「θ」、レンズ6Jのi面の副走査方向のレンズ幅を
「Hi+ 1」とする。また、偏向反射面5aと第i面との
距離を図の如く「mi+1」とし、レンズ6Jの光軸とレ
ンズ端部との距離を図の如く「Si+1(=Hi+1/2)」
とする。正規の走査光束の一部で、平行平板4の内側面
14の位置11で反射された光束は、偏向反射面5aの
位置12で反射されるが。このときの反射角は2θとな
る。この反射角:2θで反射された光束が、図の如くレ
ンズ6Jの「i+1面の端部」に到達する条件は、(l
+mi+1−Δi+1)・2θ=Si+1(=Hi+1/2)であ
る。 この式の中の「Δi+1」は、曲率半径:Ri+1を用
いて、 (−Si+1 2)/2Ri+1=−Hi+1 2/8Ri+1 と表される。従って、レンズ6Jの副走査方向の幅:H
i+1が、条件: (A) Hi+1<4(l+mi+1−Δi+1)・θ を満足すれば、上記反射光束はレンズ6Jの「i+1
面」に入射することなく、「i+1面」の外側へ逸れて
しまうので、レンズ6Jのレンズ側端面で反射してゴー
スト光となることがない。次ぎに、レンズ6Jの射出側
のレンズ面(i+2面)を考え、偏向反射面5aと「i
+2面」との距離をmi+2、「i+2面」の曲率半径を
Ri+2とすると、図におけるΔi+2は「−Hi+2 2/8
Ri+2」で、レンズ6Jの副走査方向の幅:Hi+2(今の
場合はHi+1に等しい)が、条件: (B) Hi+2>4(l+mi+2−Δi+2)・θ を満足すれば、偏向反射面5aによる再反射光束は、レ
ンズ6Jのレンズ側端面に入射してゴースト光となるこ
となく、レンズ6Jを透過してしまう。上の説明をレン
ズ6a、6bに当てはめて見ると、図5のようになる。
即ち、図4に示すレンズ6Jが、図5に示すレンズ6a
である場合には、上記の条件(A)を満足する反射光束
は光束5−1であり、条件(B)を満足する反射光束は
光束5−2である。また、レンズ6Jがレンズ6bであ
る場合には、条件(A)を満足する反射光束は光束5−
2であり、条件(B)を満足する反射光束は光束5−3
である。上の説明を、走査結像光学系がN(>1)枚の
短冊状レンズで構成される場合に一般化すると以下の如
くになる。
射位置:Aと平行平板との距離:l、平行平板4の偏向
走査面に直交する方向に対する傾き角:θ、走査結像光
学系を構成する短冊状のレンズのうち光偏向器側から第
I(1≦I<N)番目のレンズの被走査面側のレンズ面
2Iと反射位置:Aとの距離をmiとし、第I+1番目
のレンズの光偏向器側のレンズ面2I+1と反射位置:
Aとの距離をmi+1、レンズ面2Iの曲率半径:Riおよ
び同レンズ面の副走査方向の幅:HiによりΔ iを「Δi
=−Hi 2/8Ri」と定義し、レンズ面2I+1の曲率半
径:Ri+1及び同レンズ面の副走査方向の幅:Hi+1によ
りΔi+1を「Δi+1=−Hi+1 2/8Ri+1」と定義すると
き、l、mi、mi+1、Hi、Hi+1、θ、Δi、Δi+1が、
条件: (2) Hi+1>4(l+mi+1−Δi+1)θ (3) Hi<4(l+mi−Δi)θ を、I=1〜N−1の何れかにつき満足するように光学
配置を設定すれば(請求項20)、上記反射光束は、走
査結像光学系を構成するレンズの、レンズ側端面で反射
されてゴースト光となることがない。なお、図5の場合
において光束5−3は「レンズ側端面により反射されて
ゴースト光となる」ことはないが、直接的に被走査面に
到達してゴースト像を形成する虞がある。このような場
合は、何らかの手段で、この光束5−3が被走査面上に
到達するのを防止すればよい。
するレンズのうちの「最も光偏向器側の面」に適用した
場合は図5の光束5―1の場合であり、走査結像光学系
に入射することがない。この場合を次ぎのように言うこ
とができる。偏向光束の偏向反射面による反射位置:A
と平行平板との距離:l、平行平板の偏向走査面に直交
する方向に対する傾き角:θ、走査結像光学系を構成す
る短冊状レンズのうち「最も光偏向器側のレンズ面」と
反射位置:Aとの距離:m1とし、最も光偏向器側のレ
ンズ面の曲率半径:R1および同レンズ面の副走査方向
の幅:H1により、Δ1を「Δ1=−H1 2/8R1」と定義
するとき、l、m1、H 1、θ、Δ1が、条件: (1) H1<4(l+m1−Δ1)θ を満足するように光学配置を設定する(請求項19)の
である。要するに、上に説明したゴースト像防止方法
は、回転もしくは揺動する偏向反射面5aを有する光偏
向器5により、光源1側からの光束を偏向させ、偏向光
束を走査結像光学系6により被走査面7に向けて集光
し、被走査面上に光スポットを形成し、被走査面の光走
査を行い、光偏向器5を収納するハウジングに、「光源
側からの光束を偏向反射面に向けて入射させるととも
に、偏向反射面により反射された偏向光束をハウジング
から射出させるべく設けられた窓」を塞ぐ透明な平行平
板4が、偏向走査面に直交する方向に対して傾いてお
り、走査結像光学系6が、主走査方向に長い短冊状のレ
ンズの1枚以上で構成されている光走査装置において、
平行平板4による反射光束が光走査にゴースト光として
作用しないようにする方法であって「平行平板4による
反射光束が短冊状のレンズの副走査方向のレンズ側端面
に入射しないように、各レンズと平行平板の、相対的な
位置関係を設定」する(請求項18)方法である。「光
学配置を設定する」ことは一般には、平行平板4の傾き
角:θを調整することにより実現できる。
走査装置において、上に説明したゴースト像防止方法を
実施する走査光学系は、回転もしくは揺動する偏向反射
面5aを有する光偏向器5により光源1側からの光束を
偏向させ、偏向光束を走査結像光学系6により被走査面
7に向けて集光し、被走査面上に光スポットを形成し、
被走査面の光走査を行い、光偏向器5を収納するハウジ
ング8に、光源側からの光束を偏向反射面に向けて入射
させるとともに、偏向反射面により反射された偏向光束
をハウジングから射出させるべく設けられた窓を塞ぐ透
明な平行平板4が偏向走査面に直交する方向に対して傾
いており、走査結像光学系6が主走査方向に長い短冊状
のレンズの1枚以上で構成されている光走査装置におい
て、光源からの光束を被走査面上に導光して光スポット
を形成し、光スポットにより被走査面を走査するための
走査光学系であって、平行平板4による反射光束が光走
査にゴースト光として作用しないようにするため請求項
18または19または20任意の1に記載のゴースト像
防止方法を実施したものであり(請求項21)、被走査
面7上に導光すべき光束が、光源としての半導体レーザ
1から放射される光束であり、光源からの発散性の光束
を以後の光学系にカップリングするカップリング光学系
2を有し(請求項22)、カップリング光学系2により
カップリングされた光束を、光偏向器5の偏向反射面近
傍に、主走査方向に長い線像として結像させる線像結像
光学系3を有し、走査結像光学系6が、副走査方向に関
して偏向反射面位置と被走査面位置とを幾何光学的な共
役関係とするアナモフィックな光学系であり(請求項2
3)、且つ、カップリング光学系2がカップリングレン
ズで、線像結像光学系3が凸のシリンドリカルレンズで
ある(請求項24)。
査装置で、上に説明したゴースト像防止方法を実施する
ものは、回転もしくは揺動する偏向反射面を有する光偏
向器5により光源側からの光束を偏向させ、偏向光束を
走査結像光学系6により被走査面7に向けて集光し、被
走査面上に光スポットを形成し、被走査面の光走査を行
い、光偏向器5を収納するハウジング8に、光源側から
の光束を偏向反射面に向けて入射させるとともに、偏向
反射面により反射された偏向光束をハウジングから射出
させるべく設けられた窓を塞ぐ透明な平行平板4が、偏
向走査面に直交する方向に対して傾いており、走査結像
光学系6が主走査方向に長い短冊状のレンズの1枚以上
で構成されている光走査装置であって、光源からの光束
を被走査面に導光する走査光学系として請求項21〜2
4の任意の1に記載の走査光学系を用いた光走査装置
(請求項25)である。そして、この光走査装置を用い
ることにより、光源1側からの光束を光偏向器5により
偏向させ、偏向光束を走査結像光学系6により被走査面
7に向けて集光させ、被走査面上に光スポットを形成
し、被走査面を光走査する方法であって、請求項25記
載の光走査装置を用いて行う光走査方法(請求項27)
が実施される。なお、上記条件(1)で「Hi」を「ミ
ラー面の副走査方向の鏡面幅」と置き換えれば「偏向光
束を結像ミラーで反射させて被走査面上に結像」する場
合に、結像ミラーの反射によりゴースト光が発生しない
条件となる。また、条件(2)、(3)においてl=0
とし、mi,mi+1を平行平板4の外側面出の反射位置か
ら「2I面」もしくは「2I+1面」までの距離と読み
替えれば、平行平板4の外側面15での反射光束がレン
ズ側端面で反射してゴースト光となるのを防止するため
の条件となる。図5における光束5−1,5−2,5−
3等は、レンズ側端面に入射することなく、光学系を組
みつけられた「光走査ケーシング」の面に入射する。こ
のケーシングの面は一般に「粗い面」で、入射する光束
を良好に拡散するのでゴースト光を発生することはな
い。
施の1形態を説明する。この画像形成装置は「レーザプ
リンタ」である。レーザプリンタ100は、感光媒体1
11として「円筒状に形成された光導電性の感光体」を
有している。感光媒体111の周囲には、帯電手段とし
ての帯電ローラ112、現像装置113、転写ローラ1
14、クリーニング装置115が配備されている。帯電
手段としては周知の「コロナチャージャ」を用いること
もできる。また、レーザ光束LBによる光走査装置11
7が設けられ、帯電ローラ112と現像装置113との
間で「光書き込による露光」を行うようになっている。
図6において、符号116は定着装置、符号118はカ
セット、符号119はレジストローラ対、符号120は
給紙コロ、符号121は搬送路、符号122は排紙ロー
ラ対、符号123はトレイ、符号Pは記録媒体としての
転写紙を示している。画像形成を行うときは、光導電性
の感光体である感光媒体111が時計回りに等速回転さ
れ、その表面が帯電ローラ112により均一帯電され、
光走査装置117のレーザ光束LBの光書き込による露
光を受けて静電潜像が形成される。形成された静電潜像
は所謂「ネガ潜像」であって画像部が露光されている。
この静電潜像は、現像装置113により反転現像され、
像担持体111上にトナー画像が形成される。転写紙P
を収納したカセット118は、画像形成装置100本体
に着脱可能であり、図のごとく装着された状態におい
て、収納された転写紙Pの最上位の1枚が給紙コロ12
0により給紙される。給紙された転写紙Pは先端部をレ
ジストローラ対119に銜えられる。レジストローラ対
119は、像担持体111上のトナー画像が転写位置へ
移動するのにタイミングをあわせて、転写紙Pを転写部
へ送りこむ。送りこまれた転写紙Pは、転写部において
トナー画像と重ね合わせられ、転写ローラ114の作用
によりトナー画像を静電転写される。トナー画像を転写
された転写紙Pは定着装置116へ送られ、定着装置1
16においてトナー画像を定着され、搬送路121を通
り、排紙ローラ対122によりトレイ123上に排出さ
れる。トナー画像が転写された後の像担持体111の表
面は、クリーニング装置115によりクリーニングさ
れ、残留トナーや紙粉等が除去される。なお、転写紙に
代えて前述のOHPシート等を用いることもでき、トナ
ー画像の転写は、中間転写ベルト等の「中間転写媒体」
を介して行うようにすることもできる。光走査装置11
7として、実施例の走査結像光学系を用いる図1の如き
光走査装置を用いることにより良好な画像形成を実行す
ることができる。
11の感光面に光走査装置117による光走査を行って
潜像を形成し、潜像を可視化して画像を得る画像形成装
置であって、感光媒体の感光面の光走査を行う光走査装
置117としては、前述の請求項15または16または
17記載のものを用いることもできるし(請求項2
8)、請求項26記載のものを用いることもできる(請
求項29)。そして、この画像形成装置は、感光媒体1
11が光導電性の感光体であり、感光面の均一帯電と光
走査装置の光走査とにより形成される静電潜像が、トナ
ー画像として可視化される(請求項30)。
ば、新規な光走査装置・走査光学系・走査結像光学素子
・光走査方法・ゴースト像防止方法・画像形成装置を実
現できる。この発明の走査結像光学素子は、有効光学面
外に「粗し面」を有し、正規の走査光束以外の光束が有
効光学面外に入射しても、これを拡散するので有効光学
面外での反射光束がゴースト光となることがない。ま
た、この発明のゴースト像防止方法では、「正規の走査
光束以外の光束」が走査結像光学系を構成する短冊状レ
ンズの副走査方向のレンズ側端面に入射しないので、上
記レンズ側端面での反射によるゴースト光の発生が有効
に防止される。従って、この走査結像光学系を用いた走
査光学系や光走査装置、ゴースト像防止方法を実施する
走査光学系や光走査装置ではゴースト像の発生を有効に
軽減もしくは防止することができ、このような光走査装
置を用いる画像形成装置では良好な画像形成を行うこと
ができる。
るための図である。
明するための図である。
成する場合の2例を説明するための図である。
の図である。
の図である。
図である。
Claims (30)
- 【請求項1】光源側からの光束を光偏向器により偏向さ
せ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向けて
集光させ、上記被走査面上に光スポットを形成し、上記
被走査面を光走査する光走査装置において、 走査結像光学系の少なくとも一部を構成する光学素子で
あって、 光学素子表面部分のうち、有効光学面以外の少なくとも
一部を粗し面とし、該粗し面の粗さ:Rmaxを、 Rmax>0.5μm とすることにより、上記粗し面で反射された迷光が上記
被走査面に到達してもゴースト光として実質的に作用し
ないようにしたことを特徴とする走査結像光学素子。 - 【請求項2】請求項1記載の走査結像光学素子におい
て、 プラスチック材料の成形加工により加工され、粗し面が
成形面として形成されていることを特徴とする走査結像
光学素子。 - 【請求項3】請求項1または2記載の走査結像光学素子
において、 レンズとして形成され、 レンズ形状が、主走査方向を長手方向とする短冊状であ
ることを特徴とする走査結像光学素子。 - 【請求項4】請求項3記載の走査結像光学素子におい
て、 副走査方向の2つのレンズ側端面の一方もしくは双方が
粗し面として形成されたことを特徴とする走査結像光学
素子。 - 【請求項5】請求項3記載の走査結像光学素子におい
て、 プラスチック材料の成形加工により加工され、 有効レンズ面の外側に、補強保持枠が上記プラスチック
材料により、レンズ部分と一体的に形成されていること
を特徴とする走査結像光学素子。 - 【請求項6】請求項5記載の走査結像光学素子におい
て、 補強保持枠の、少なくともレンズ長さ方向に沿う部分
が、粗し面とされていることを特徴とする走査結像レン
ズ。 - 【請求項7】請求項1〜6の任意の1に記載の走査結像
光学素子において、 粗し面の粗さ:Rmaxを、 Rmax>1.0μm としたことを特徴とする走査結像光学素子。 - 【請求項8】請求項7記載の走査結像光学素子におい
て、 プラスチック材料の成形加工によりレンズとして加工さ
れ、 粗し面の粗さ:Rmaxを、 Rmax<10μm としたことを特徴とする走査結像光学素子。 - 【請求項9】光源側からの光束を光偏向器により偏向さ
せ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向けて
集光させ、上記被走査面上に光スポットを形成し、上記
被走査面を光走査する光走査装置において、 光源からの光束を被走査面上に導光して光スポットを形
成し、上記光スポットにより被走査面を走査するための
走査光学系であって、 走査結像光学系として、請求項1〜8の任意の1に記載
の走査結像光学素子を1以上含むものを用いたことを特
徴とする走査光学系。 - 【請求項10】請求項9記載の走査光学系において、 光偏向器が、偏向反射面を回転もしくは揺動させ、上記
偏向反射面による反射光束を偏向させる方式のものであ
ることを特徴とする走査光学系。 - 【請求項11】請求項9または10記載の走査光学系に
おいて、 被走査面上に導光すべき光束が、光源としての半導体レ
ーザから放射される光束であり、 上記光源からの発散性の光束を以後の光学系にカップリ
ングするカップリング光学系を有することを特徴とする
走査光学系。 - 【請求項12】請求項11記載の走査光学系において、 光偏向器が、偏向反射面を回転もしくは揺動させ、上記
偏向反射面による反射光束を偏向させる方式のものであ
り、 カップリング光学系によりカップリングされた光束を、
光偏向器の偏向反射面近傍に、主走査方向に長い線像と
して結像させる線像結像光学系を有し、 走査結像光学系が、副走査方向に関して偏向反射面位置
と被走査面位置とを幾何光学的な共役関係とするアナモ
フィックな光学系であることを特徴とする走査光学系。 - 【請求項13】請求項12記載の走査光学系において、 カップリング光学系がカップリングレンズであり、 線像結像光学系が凸のシリンドリカルレンズであること
を特徴とする走査光学系。 - 【請求項14】請求項10または11または12または
13記載の走査光学系において、 光偏向器がハウジング内に収納され、 光源側からの光束を上記偏向反射面に向けて入射させる
とともに、偏向反射面により反射された偏向光束を上記
ハウジングから射出させるべく、上記ハウジングに窓が
設けられ、 上記窓を塞ぐ透明な平行平板を有し、 上記透明な平行平板が、偏向走査面に直交する方向に対
して傾いていることを特徴とする走査光学系。 - 【請求項15】光源側からの光束を光偏向器により偏向
させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向け
て集光させ、上記被走査面上に光スポットを形成し、上
記被走査面を光走査する光走査装置において、 光源からの光束を被走査面上に導光して光スポットを形
成し、上記光スポットにより被走査面を走査するための
走査光学系として、請求項9または10記載の走査光学
系を用いたことを特徴とする光走査装置。 - 【請求項16】光源側からの光束を光偏向器により偏向
させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向け
て集光させ、上記被走査面上に光スポットを形成し、上
記被走査面を光走査する光走査装置において、 光源が半導体レーザであり、 光源からの光束を被走査面上に導光して光スポットを形
成し、上記光スポットにより被走査面を走査するための
走査光学系として、請求項11または12または13記
載の走査光学系を用いたことを特徴とする光走査装置。 - 【請求項17】請求項15または16記載の光走査装置
において、 光偏向器が偏向反射面を回転もしくは揺動させ、上記偏
向反射面による反射光束を偏向させる方式のものであ
り、 光偏向器がハウジング内に収納され、光源側からの光束
を上記偏向反射面に向けて入射させるとともに、偏向反
射面により反射された偏向光束を上記ハウジングから射
出させるべく、上記ハウジングに窓が設けられ、 上記窓を塞ぐ透明な平行平板を有し、 上記透明な平行平板が、偏向走査面に直交する方向に対
して傾いていることを特徴とする光走査装置。 - 【請求項18】回転もしくは揺動する偏向反射面を有す
る光偏向器により、光源側からの光束を偏向させ、偏向
光束を走査結像光学系により被走査面に向けて集光し、
上記被走査面上に光スポットを形成し、上記被走査面の
光走査を行い、 上記光偏向器を収納するハウジングに、光源側からの光
束を上記偏向反射面に向けて入射させるとともに、偏向
反射面により反射された偏向光束を上記ハウジングから
射出させるべく設けられた窓を塞ぐ透明な平行平板が、
偏向走査面に直交する方向に対して傾いており、 上記走査結像光学系が、主走査方向に長い短冊状のレン
ズの1枚以上で構成されている光走査装置において、上
記平行平板による反射光束が光走査にゴースト光として
作用しないようにする方法であって、 上記平行平板による反射光束が上記短冊状のレンズの副
走査方向のレンズ側端面に入射しないように、各レンズ
と上記平行平板の、相対的な位置関係を設定することを
特徴とするゴースト像防止方法。 - 【請求項19】請求項18記載のゴースト像防止方法に
おいて、 偏向光束の、偏向反射面による反射位置:Aと平行平板
との距離:l、平行平板の偏向走査面に直交する方向に
対する傾き角:θ、走査結像光学系を構成する短冊状の
レンズのうち最も光偏向器側のレンズ面と反射位置:A
との距離:m1とし、上記最も光偏向器側のレンズ面の
曲率半径:R1および同レンズ面の副走査方向の幅:H
1により、Δ1を Δ1=−H1 2/8R1 と定義するとき、上記l、m1、H1、θ、Δ1が、条
件: (1) H1<4(l+m1―Δ1)θ を満足するように光学配置を設定することを特徴とする
ゴースト像防止方法。 - 【請求項20】請求項18記載のゴースト像防止方法に
おいて、 走査結像光学系がN(>1)枚の短冊状のレンズで構成
され、 偏向光束の、偏向反射面による反射位置:Aと平行平板
との距離:l、平行平板の偏向走査面に直交する方向に
対する傾き角:θ、走査結像光学系を構成する短冊状の
レンズのうち、光偏向器側から第I(1≦I<N)番目
のレンズの被走査面側のレンズ面2Iと上記反射位置:
Aとの距離をmi、第I+1番目のレンズの光偏向器側
のレンズ面2I+1と上記反射位置:Aとの距離をm
i+1とし、上記レンズ面2Iの曲率半径:Riおよび
同レンズ面の副走査方向の幅:Hiにより、Δiを Δi=−Hi 2/8Ri と定義し、上記レンズ面2I+1の曲率半径:Ri+1
および同レンズ面の副走査方向の幅:Hi+1により、
Δi+1を Δi+1=−Hi+1 2/8Ri+1 と定義するとき、上記l、mi、mi+1、Hi、H
i+1、θ、Δi、Δi+1が、条件: (2) Hi+1<4(l+mi+1−Δi+1)θ (3) Hi>4(l+mi−Δi)θ を、I=1〜N−1の何れかにつき満足するように光学
配置を設定することを特徴とするゴースト像防止方法。 - 【請求項21】回転もしくは揺動する偏向反射面を有す
る光偏向器により、光源側からの光束を偏向させ、偏向
光束を走査結像光学系により被走査面に向けて集光し、
上記被走査面上に光スポットを形成し、上記被走査面の
光走査を行い、 上記光偏向器を収納するハウジングに、光源側からの光
束を上記偏向反射面に向けて入射させるとともに、偏向
反射面により反射された偏向光束を上記ハウジングから
射出させるべく設けられた窓を塞ぐ透明な平行平板が、
偏向走査面に直交する方向に対して傾いており、 上記走査結像光学系が、主走査方向に長い短冊状のレン
ズの1枚以上で構成されている光走査装置において、 光源からの光束を被走査面上に導光して光スポットを形
成し、上記光スポットにより被走査面を走査するための
走査光学系であって、 上記平行平板による反射光束が光走査にゴースト光とし
て作用しないようにするために、請求項18または19
または20の任意の1に記載のゴースト像防止方法を実
施したことを特徴とする走査光学系。 - 【請求項22】請求項21記載の走査光学系において、 被走査面上に導光すべき光束が、光源としての半導体レ
ーザから放射される光束であり、 上記光源からの発散性の光束を以後の光学系にカップリ
ングするカップリング光学系を有することを特徴とする
走査光学系。 - 【請求項23】請求項22記載の走査光学系において、 カップリング光学系によりカップリングされた光束を、
光偏向器の偏向反射面近傍に、主走査方向に長い線像と
して結像させる線像結像光学系を有し、 走査結像光学系が、副走査方向に関して偏向反射面位置
と被走査面位置とを幾何光学的な共役関係とするアナモ
フィックな光学系であることを特徴とする走査光学系。 - 【請求項24】請求項23記載の走査光学系において、 カップリング光学系がカップリングレンズであり、 線像結像光学系が凸のシリンドリカルレンズであること
を特徴とする走査光学系。 - 【請求項25】回転もしくは揺動する偏向反射面を有す
る光偏向器により、光源側からの光束を偏向させ、偏向
光束を走査結像光学系により被走査面に向けて集光し、
上記被走査面上に光スポットを形成し、上記被走査面の
光走査を行い、 上記光偏向器を収納するハウジングに、光源側からの光
束を上記偏向反射面に向けて入射させるとともに、偏向
反射面により反射された偏向光束を上記ハウジングから
射出させるべく設けられた窓を塞ぐ透明な平行平板が、
偏向走査面に直交する方向に対して傾いており、 上記走査結像光学系が、主走査方向に長い短冊状のレン
ズの1枚以上で構成されている光走査装置であって、 光源からの光束を被走査面に導光する走査光学系とし
て、請求項21〜24の任意の1に記載の走査光学系を
用いたことを特徴とする光走査装置。 - 【請求項26】光源側からの光束を光偏向器により偏向
させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向け
て集光させ、上記被走査面上に光スポットを形成し、上
記被走査面を光走査する方法であって、 請求項15または16または17記載の光走査装置を用
いて行うことを特徴とする光走査方法。 - 【請求項27】光源側からの光束を光偏向器により偏向
させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面に向け
て集光させ、上記被走査面上に光スポットを形成し、上
記被走査面を光走査する方法であって、 請求項25記載の光走査装置を用いて行うことを特徴と
する光走査方法。 - 【請求項28】感光媒体の感光面に光走査装置による光
走査を行って潜像を形成し、上記潜像を可視化して画像
を得る画像形成装置であって、 感光媒体の感光面の光走査を行う光走査装置として、請
求項15または16または17記載のものを用いたこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項29】感光媒体の感光面に光走査装置による光
走査を行って潜像を形成し、上記潜像を可視化して画像
を得る画像形成装置であって、 感光媒体の感光面の光走査を行う光走査装置として、請
求項25記載のものを用いたことを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項30】請求項28または29記載の画像形成装
置において、 感光媒体が光導電性の感光体であり、感光面の均一帯電
と光走査装置の光走査とにより形成される静電潜像が、
トナー画像として可視化されることを特徴とする画像形
成装置。
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