JP3492493B2 - タッチパネル及びタッチパネル上の押圧位置検出方法 - Google Patents

タッチパネル及びタッチパネル上の押圧位置検出方法

Info

Publication number
JP3492493B2
JP3492493B2 JP15692197A JP15692197A JP3492493B2 JP 3492493 B2 JP3492493 B2 JP 3492493B2 JP 15692197 A JP15692197 A JP 15692197A JP 15692197 A JP15692197 A JP 15692197A JP 3492493 B2 JP3492493 B2 JP 3492493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display area
touch panel
outside
voltage
pressed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15692197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH113168A (ja
Inventor
英人 山方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP15692197A priority Critical patent/JP3492493B2/ja
Priority to US09/096,623 priority patent/US6088024A/en
Publication of JPH113168A publication Critical patent/JPH113168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3492493B2 publication Critical patent/JP3492493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に於
けるタッチパネルに関するものであり、特に詳しくは、
押圧位置の座標を検出するタッチパネルの回路構造に関
し、更には、抵抗膜を用いたアナログ方式のタッチパネ
ル回路及びタッチパネル上の押圧位置検出方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタッチパネル回路はコン
ピュータ装置において、表示装置に被せる形で簡易入力
手段を提供する回路として用いられている。そして操作
性の向上や装置の簡素化の手段のひとつとして、表示装
置の表示領域より大きな面積のタッチパネルを用いるこ
とで生じる表示領域外の部分は、いくつかの小領域に分
割され、この小領域はキーボードや押しボタンスイッチ
に替わり、押圧することである特定の機能を実行する機
能キーとして利用されている。
【0003】アナログ方式のタッチパネルの構成として
は抵抗膜を用いたものや静電容量によるものなどが存在
するが、抵抗膜式タッチパネルは微小なスペーサにより
所定の間隔を空けた2枚の均一な抵抗膜が押圧により接
触した位置を、一方の抵抗膜にかけられた電圧勾配によ
り他方の抵抗膜で電圧として読み取る構造になってい
る。
【0004】図8は、従来のタッチパネル回路の一例を
示すブロック図である。タッチパネル回路1は基準電圧
入力端子11bを電源電圧(VCC)に接続したA/D
コンバ−タ(ADC)11と、ADC11の入力11a
をタッチパネル2の抵抗膜30の電極31、抵抗膜20
の電極21の2つの電極のいずれかと接続するスイッチ
(スイッチ手段)41、VCCと抵抗膜20の電極21
との接続をON/OFFするスイッチ手段43、VCC
と抵抗膜30の電極31との接続をON/OFFするス
イッチ手段44、抵抗膜30の電極32とGNDとの接
続をON/OFFするスイッチ手段45、抵抗膜20の
電極22とGNDとの接続をON/OFFするスイッチ
手段46と、上記したすべてのスイッチ手段とADC1
1を制御するCPU12と、ADC11から読み取った
電圧値や電圧値から導出される座標値を格納するメモリ
13から構成される。
【0005】タッチパネル2は微小なスペーサにより所
定の間隔を空けた2枚の透明で均一な抵抗膜20と抵抗
膜30が押圧により接触した位置を、一方の抵抗膜にか
けられた電圧勾配により他方の抵抗膜で電圧として読み
取る構造になっている。一方、タッチパネル2の表示領
域50の裏面には液晶ディスプレイ等の表示装置が配置
される。表示領域外の小領域51にはそれぞれ機能キー
が配置される領域である。
【0006】次に従来のタッチパネル回路の動作を説明
する。図9は図8で示される従来のタッチパネル回路の
動作の一例を示すフローチャートである。まず、押圧位
置の水平(X)方向の座標値を読み取るためにスイッチ
手段43とスイッチ手段46をONとし、スイッチ手段
41はa側に接続し、その他のスイッチ手段はOFFと
する(ステップSD1)。
【0007】ADC11にA/D変換の開始を指示し
(ステップSD2)、A/D変換が終了したら(ステッ
プSD3)電圧値を読み込み(ステップSD4)、電圧
値から座標値に変換して(ステップSD5)メモリ13
へ格納する(ステップSD6)。次に押圧位置の垂直
(Y)方向の座標値を読み取るためにスイッチ手段44
とスイッチ手段45をONしスイッチ手段41はb側に
接続し、その他のスイッチ手段はOFFとする(ステッ
プSD7)。
【0008】ADC11にA/D変換の開始を指示し
(ステップSD8)、A/D変換が終了したら(ステッ
プSD9)電圧値を読み込み(ステップSD10)、電
圧値から座標値に変換して(ステップSD11)メモリ
13へ格納する(ステップSD12)。押圧位置のXと
Yの両方向の座標値が得られたので、押圧位置が表示領
域内であるかを判断し(ステップSD13)、表示領域
外であれば、さらに小領域51のどの領域であるかを判
定して(ステップSD14)、各小領域に対応する機能
キーの処理を行う。
【0009】このように、一般に抵抗膜を用いたアナロ
グ方式タッチパネルでの押圧位置の判定は、デジタル値
として入力されるキーボードや押しボタンスイッチの判
定に比べ処理が複雑であるために、タッチパネル上の機
能キーの判定処理にはキーボードや押しボタンスイッチ
に比べ時間を要するという欠点があった。さらに、タッ
チパネル全面が一定の量子化精度で座標値に変換される
ため、実際に手書き文字認識等に使用される表示領域で
の単位長あたりの分解能は、表示領域外の部分が存在す
る分だけ低下するという欠点があった。
【0010】たとえば、特開平1−318110号公報
には、抵抗膜の電極への印加電圧の電圧値あるいは極性
の変更により単位長あたりの分解能、または座標検出領
域を変更する技術が記載されている。又、特開平7−1
82108号公報には、対向する二枚の電極シートから
なるタッチパネルに於いて、押圧された部位の電圧を容
量を介して測定する方法が示されているが、当該容量を
介して電圧を測定することから、装置、回路の構成が複
雑になり、又測定タイミングを計る必要もあるので、測
定に時間が係ると言う問題も有った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来のタッチパネ
ル回路では、押圧位置のXとYの両方向の座標値が確定
してからはじめて表示領域内あるいは表示領域外の判定
が可能になるため、数個の小領域が判別できればよい表
示領域外においても、表示領域内における手書き文字認
識等の分解能を要する処理と同様な処理を行わねばなら
ず、検出速度の低下は避けられない。
【0012】また、タッチパネル全面を一定の量子化精
度で座標値に変換しているため、手書き文字認識等に使
用される表示領域内での単位長あたりの分解能は、表示
領域外の部分が存在する分だけ低下する。従って、本発
明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、表示領
域外の機能キーの検出時間を短縮したタッチパネル回路
を提供することにある。
【0013】又、本発明における他の目的は、表示領域
外の機能キーを設けたことによる表示領域内の単位長あ
たりの分解能の低下を防ぐことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、本発明にかかるタッチパネル
は、膜面全体に均一な抵抗値を有する二枚の抵抗膜シー
トが微小な間隔を介して互いに対向して構成されている
抵抗膜式タッチパネルであって、選択された第1の当該
抵抗膜シートには所定の電圧勾配を発生させる為に所定
の電源手段が接続されていると共に、第2の抵抗膜シー
トは、当該タッチパネルに於ける押圧座標位置に対応す
る電圧を検出する様に構成されており、且つ、当該双方
の抵抗膜シートのそれぞれから検出された押圧座標位置
に対応する電圧情報を適宜のスイッチ回路を介して、任
意の演算制御回路部によって制御されるアナログ/デジ
タル変換手段に伝送し、当該アナログ/デジタル変換手
段で、当該電圧値に基づいて、当該押圧座標位置が決定
され、その結果が所定の記憶手段に格納される様に構成
されたタッチパネルに於いて、当該タッチパネルに表示
領域部と表示領域外部とを形成し、当該表示領域外部に
は所定の機能キーを配設すると同時に、当該表示領域外
部の領域に於ける一方の座標軸方向に関して当該表示領
域外部領域が、押圧された事を検知する表示領域外部押
圧検知手段と当該表示領域外部押圧検知手段の出力をア
ナログ/デジタル変換手段を介さずに直接当該演算制御
回路部に、当該表示領域外部領域が押圧された事実を通
報する通知手段と、当該表示領域外部の領域に於ける他
方の座標軸方向に関して検出された押圧座標位置に対応
する電圧情報を当該アナログ/デジタル変換手段を介し
て当該押圧座標位置を決定する手段とが設けられてお
り、且つ、当該アナログ/デジタル変換手段のフルスケ
ール基準電圧値を当該表示領域部に於ける最大電圧値に
一致させる様に構成されているタッチパネルである。
【0015】本発明に係るタッチパネルのより具体的な
構成を説明するならば、例えば、本発明のタッチパネル
回路では、表示領域における最大電圧値を持つ基準電圧
発生手段と、検出側の抵抗膜から得られる押圧位置の電
圧をこの基準電圧と比較する電圧比較手段と、この電圧
比較手段の比較結果により表示領域外が押圧されたこと
を割り込み信号としてCPUに通知するとともに、A/
Dコンバータのフルスケール基準電圧を表示領域におけ
る最大電圧に一致させることより上記目的を達成してい
る。
【0016】つまり、本発明に係るタッチパネルに於い
ては、抵抗膜式タッチパネルを使用するものであって、
当該抵抗膜の単位長あたりの抵抗値が抵抗膜の全面にお
いて均一であるとき、両端の電極を一定電圧で駆動され
た抵抗膜においては、ある位置の電圧は電極からの距離
による分圧比となるので、表示領域における最大電圧は
表示領域端の位置から容易に導くことができる。
【0017】この表示領域における最大電圧値を持つ基
準電圧源と、検出側の抵抗膜から得られる押圧位置の電
圧とを比較することにより、表示領域外が押圧されたこ
とは直接検出できる。また、A/Dコンバータのフルス
ケール基準電圧を上記基準電圧源から供給することによ
り表示領域内でA/Dコンバータがフルスケールで使用
できるため、表示領域外の機能キーを設けたことによる
表示領域内の単位長あたりの分解能の低下を防ぐことが
できる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明に係るタッチパネル及びタッ
チパネル上の押圧位置検出方法の具体例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。即ち、図1は、本発明に係るタ
ッチパネルの一具体例の構成を示すブロックダイアグラ
ムであり、図中、二枚の抵抗膜シート20、30が微小
な間隔を介して互いに対向して構成されている抵抗膜式
タッチパネル1であって、選択された第1の当該抵抗膜
シート20には所定の電圧勾配を発生させる為に所定の
電源手段10が接続されていると共に、第2の抵抗膜シ
ート30は、当該タッチパネル1に於ける押圧座標位置
に対応する電圧を検出する様に構成されており、且つ、
当該双方の抵抗膜シート20、30のそれぞれから検出
された押圧座標位置に対応する電圧情報を適宜のスイッ
チ回路41を介して、任意の演算制御回路部12によっ
て制御されるアナログ/デジタル変換手段11に伝送
し、当該アナログ/デジタル変換手段11で、当該電圧
値に基づいて、当該押圧座標位置が決定され、その結果
が所定の記憶手段13に格納される様に構成されたタッ
チパネル1に於いて、当該タッチパネル1に表示領域部
50と表示領域外部90とを形成し、当該表示領域外部
90には所定の機能キー51を配設すると同時に、当該
表示領域外部の領域90が、押圧された事を検知する表
示領域外部押圧検知手段70と当該表示領域外部押圧検
知手段70の出力をアナログ/デジタル変換手段11を
介さずに直接当該演算制御回路部12に通報する通知手
段80とが設けられているタッチパネル1が示されてい
る。
【0019】又、本発明に於ける当該タッチパネル1に
於いては、当該表示領域外部90が押圧された事を示す
当該表示領域外部押圧検知手段70からの出力信号は、
割り込み信号を用いて、当該演算制御回路部12に通知
される様に構成されている事が望ましい。更に、本発明
に於いては、当該表示領域外部90は、当該タッチパネ
ル部1の第1の座標軸(例えばX軸)に於ける端部に於
いて、当該第1の座標軸にそって形成される所定の幅x
1を有する辺部93と、当該タッチパネル部1の他方の
座標軸である第2の座標軸(例えばY軸)と平行に形成
される所定の幅y1を有する辺部92とで囲まれた領域
90で構成され、当該第1の座標軸方向に於ける当該表
示領域外部90が押圧されたことが検出された場合に
は、当該押圧された部位に於ける当該第1の座標軸方向
に付いての電圧値に関してはアナログ/デジタル変換処
理を行わず、当該押圧された部位に於ける当該第2の座
標軸方向に付いての電圧値に関してのみアナログ/デジ
タル変換処理を行う様に構成されているものである。
【0020】そして、係る操作は、次のタイミングに於
いて、第1の抵抗膜シートと第2の抵抗膜シートとを上
記した処理操作と逆の組合せで使用して同様の処理操作
を実行するものである。つまり、本発明に於けるタッチ
パネルの操作方法の一例をより具体的に説明すると、当
該第1の抵抗膜シート、例えば20は、或る時期に於い
ては、該第1の座標軸方向(例えばX軸)に所定の電圧
勾配を設定する様に構成されており、又当該第2の抵抗
膜シート、例えば30は、その時期に於ける該第1の座
標軸方向に於ける押圧部位に対応する電圧を検出する様
に構成されており、又他の時期に於いては、当該第2の
抵抗膜シート、例えば30は、該第2の座標軸方向(例
えばY軸)に所定の電圧勾配を設定する様に構成されて
おり、又当該第1の抵抗膜シート20は、その時期に於
ける該第2の座標軸方向に於ける押圧部位に対応する電
圧を検出する様に構成されている事が望ましい。
【0021】そして、本発明に於いては、当該第1と第
2の抵抗膜シート20、30の何れかを選択して所定の
電圧勾配を形成させる為の所定の電源10に接続された
第1のスイッチ手段43と46の組、及び44と45の
組、及び当該第1と第2の抵抗膜シート20、30の何
れかを選択して当該抵抗膜シートの押圧部位の電圧値を
検出して、アナログ/デジタル変換装置11に接続させ
るための第2のスイッチ手段41とが設けられており、
当該第1と第2のスイッチ手段は互いに同期して作動す
る様に構成されている事が望ましい。
【0022】次に、本発明に係るタッチパネル1の一具
体例について図1及び図2を参照してより詳細に説明す
る。即ち、図1に示す様に、タッチパネル1は、表示領
域部2と当該表示領域部2の制御を実行する制御部3と
から構成されており、当該タッチパネルを構成する一対
の抵抗膜シート20、30に一定電圧を供給する定電圧
源10と、基準電圧入力端子11bを基準電圧源14に
接続したA/Dコンバ−タ(ADC)11と、ADC1
1の入力11aをタッチパネル1の一方の抵抗膜30の
電極31、他方の抵抗膜20の電極21の2つの電極の
いずれかと接続する第2のスイッチ手段41、定電圧源
10と抵抗膜20の電極21との接続をON/OFFす
るスイッチ手段43、定電圧源10と抵抗膜30の電極
31との接続をON/OFFするスイッチ手段44、抵
抗膜30の電極32とGNDとの接続をON/OFFす
るスイッチ手段45、抵抗膜20の電極22とGNDと
の接続をON/OFFするスイッチ手段46で構成され
る第1のスイッチ手段と、押圧位置の電圧を基準電圧源
14と比較しCPU12の割り込み入力端子12aへ割
り込み信号を出力する電圧比較器(CMP)15と、す
べてのスイッチやADC11を制御する演算制御回路部
CPU12と、該CPU12がADC11から読み取っ
た電圧値や電圧値から導出される座標値を格納するメモ
リ13から構成される。
【0023】尚、上記した様に、図1に於ける当該電圧
比較器(CMP)15は、本発明に於ける表示領域外部
押圧検知手段70を構成するものであり、又当該電圧比
較器(CMP)15から当該演算制御回路部CPU12
に接続される通信線は、本発明に於ける通知手段を構成
する。更に、該表示領域外部押圧検知手段70を構成す
る該CMP15は入力端子15aの電位が入力端子15
bの電位より高い場合に出力を発生する。
【0024】タッチパネル1は微小なスペーサにより所
定の間隔を空けた2枚の透明で均一な抵抗膜20と抵抗
膜30が押圧により接触した位置を、一方の抵抗膜にか
けられた電圧勾配により他方の抵抗膜で電圧として読み
取る構造になっている。タッチパネル1の表示領域50
の裏面には液晶ディスプレイ等の表示装置が配置され
る。表示領域外の小領域90には、一つ若しくは複数個
の機能キー51が配置されている領域である。
【0025】タッチパネル1において、抵抗膜20の単
位長あたりの抵抗値が全面において均一であるとき、抵
抗膜20の電極21と電極22の距離をLa、電極22
から電極21に近い側の表示領域50の領域端までの距
離をLb、定電圧源10の電圧をVsとし、スイッチ手
段43をONして電極21を定電圧源10に接続し、ス
イッチ手段46をONして電極22をグランド(GN
D)に接続したとき、表示領域50の領域端の電圧、す
なわち表示領域50における最大電圧Vdmaxは、V
dmax=Vs×Lb/Laで表わされる。
【0026】さらに、スイッチ手段44とスイッチ手段
45をOFFし、スイッチ手段41をa側にすると、抵
抗膜20に生じる電圧勾配は押圧による位置に対応した
電圧として抵抗膜30を介して検出される(Vin)。
このとき、基準電圧源14の電圧Vrefを表示領域5
0における最大電圧Vdmaxに等しく設定しておく
と、表示領域外90が押圧された場合にはVin>Vr
efとなってCMP15が出力を発生しCPU12に割
り込み信号が入力される。
【0027】CPU12はこの割り込み信号により表示
領域外90が押圧されたことを判断できるため、CPU
12がADC11を操作して電圧値を読取り得られた座
標値によって表示領域内外50、90の判断をする処理
は不要となり、検出時間を短縮できる。図2は図1で示
される本発明の一実施例のフローチャートである。
【0028】まず、押圧位置が表示領域内の場合の動作
をを説明する。押圧位置の水平(X)方向の座標値を読
み取るためにスイッチ手段43とスイッチ手段46をO
N、スイッチ手段44とスイッチ手段45をOFFと
し、スイッチ手段41はa側に接続する(ステップSA
1)。押圧位置は表示領域内のため、Vin<Vref
となってCMP15が出力を発生せずCPU12に割り
込み信号が入力されない(ステップSA2)ので、この
まま、ADC11にA/D変換の開始を指示し(ステッ
プSA10)、A/D変換が終了したら(ステップSA
11)電圧値を読み込み(ステップSA12)、電圧値
から座標値に変換して(ステップSA13)メモリ13
へ格納する(ステップSA14)。
【0029】さらに押圧位置の垂直(Y)方向の座標値
を読み取るためにスイッチ手段44とスイッチ手段45
をONし、スイッチ手段43とスイッチ手段46をOF
Fとし、スイッチ手段41はb側に接続する(ステップ
SA15)。ADC11にA/D変換の開始を指示し
(ステップSA16)、A/D変換が終了したら(ステ
ップSA17)電圧値を読み込み(ステップSA1
8)、電圧値から座標値に変換して(ステップSA1
9)メモリ13へ格納する(ステップSA20)。
【0030】次に、押圧位置が表示領域外の場合の動作
をを説明する。押圧位置の水平(X)方向の座標値を読
み取るためにスイッチ手段43とスイッチ手段46をO
N、スイッチ手段44とスイッチ手段45をOFFと
し、スイッチ手段41はa側に接続する(ステップSA
1)。このとき押圧位置は表示領域外のため、Vin>
VrefとなってCMP15が出力を発生しCPU12
に割り込みがかかる(ステップSA2)ので、今度は垂
直(Y)方向の座標値を読み取るためにスイッチ手段4
4とスイッチ手段45をON、スイッチ手段43とスイ
ッチ手段46をOFFとし、スイッチ手段41はb側に
接続する(ステップSA3)。
【0031】次いで、ADC11にA/D変換の開始を
指示し(ステップSA4)、A/D変換が終了したら
(ステップSA5)電圧値を読み込み(ステップSA
6)、電圧値から座標値に変換して(ステップSA7)
メモリ13へ格納する(ステップSA8)。そして、小
領域90のどの部分であるかをY座標値のみから判定し
て(ステップSA9)、各部分に対応する機能キーの判
定と特定を行い、当該機能キーに対応する処理を行う。
【0032】このように、表示領域外90が押圧された
ことを電圧比較器、つまり表示領域外部押圧検知手段7
0の出力による割り込み信号により直接判断出来るよう
にすることにより、CPU12がADC11を操作して
電圧値を読取り得られた座標値によって表示領域内外の
判断をする処理は不要となり、検出時間を短縮できる。
【0033】この例では、表示領域外90の領域が表示
領域50の水平方向右側に存在する場合であるが、表示
領域外の領域90が表示領域の水平方向左側に存在する
場合は抵抗膜20の電極21と22の接続を入れ替えて
電圧勾配を逆にすることにより同様の動作とすることが
できる。また、表示領域外の領域90が表示領域50の
垂直方向上側に存在する場合や表示領域外の領域90が
表示領域50の垂直方向下側に存在する場合も水平方向
を垂直方向と読み替えることにより同様の動作となる。
【0034】本発明に於いては、当該表示領域外部90
は、当該タッチパネル部の表示領域部50に関して第1
の座標軸方向に於ける両端部に設けられていても良い。
係る場合には、当該表示領域外部押圧検知手段70は、
当該個別に形成された表示領域外部90にそれぞれ対応
する互いに異なるしきい値を有している事が必要であ
る。
【0035】当該表示領域外部90は、当該第1と第2
の抵抗膜シート20、30の何れか或いはその双方に設
けられるものである。又、上記した様に、当該アナログ
/デジタル変換手段11に於けるフルスケール基準電圧
値を当該表示領域部50に於ける最大電圧値に一致せし
めておく事によって、当該表示領域部50内の分解能を
従来の方法に比べて改善する事が可能となる。
【0036】本発明に係るタッチパネルの構成及び作動
を要約するならば、表示領域外90に機能キー51領域
を設けた抵抗膜式タッチパネル20、30の一方の抵抗
膜に電圧勾配を発生させる電源10と、電源を接続する
抵抗膜を選択するスイッチ43、44、45、46と、
抵抗膜の電極の電圧をディジタル値に変換するA/Dコ
ンバータ11と、A/Dコンバータ11の入力と接続す
る抵抗膜の電極を選択するスイッチ41と、押圧された
位置が表示領域外90の機能キー領域であることを判定
する表示領域外部押圧検知手段70とその結果をCPU
12に通知する通知手段80と、これらを制御するCP
U12とメモリ13とからなるコンピュータ装置に用い
られるタッチパネル回路1において、CPU12が、押
圧された位置を検出する際に前記通知手段80を介し
て、当該押圧された位置が表示領域外90であるという
情報を受けた場合に、当該演算制御回路部12は、当該
選択された機能キー51の処理を行い、前記通知手段8
0により通知された情報が、当該押圧された位置が表示
領域50内であれば、当該演算制御回路部12は、当該
押圧位置の座標検出処理を行う様にしたタッチパネルで
ある。
【0037】次に、本発明に係る別の具体例を図3及び
図4を参照しながら説明する。図3は、本発明に於ける
タッチパネル1に於いて、表示領域外の機能キー領域9
0、93が表示領域50の両側に存在する場合の具体例
を示すブロック図である。即ち、タッチパネル1は、タ
ッチパネルを構成する抵抗膜シートの一つ、例えば20
に一定電圧を供給する定電圧源10と、基準電圧入力端
子11bを基準電圧源14にもうひとつの基準電圧入力
端子11cを基準電圧源17に接続しこのふたつの基準
電圧間を量子化するA/Dコンバ−タ(ADC)11
と、ADC11の入力11aをタッチパネル1の抵抗膜
30の電極31、抵抗膜20の電極21の2つの電極の
いずれかと接続するスイッチ手段41、定電圧源10と
抵抗膜20の電極21との接続をON/OFFするスイ
ッチ手段43、定電圧源10と抵抗膜30の電極31と
の接続をON/OFFするスイッチ手段44、抵抗膜3
0の電極32とGNDとの接続をON/OFFするスイ
ッチ手段45、抵抗膜20の電極22とGNDとの接続
をON/OFFするスイッチ手段46と、押圧位置の電
圧を基準電圧源14と比較しCPU12の割り込み入力
端子12aへ割り込み信号を出力する表示領域外部押圧
検知手段70を構成する電圧比較器(CMP)15と、
押圧位置の電圧を基準電圧源17と比較しCPU12の
もうひとつの割り込み入力端子12bへ割り込み信号を
出力するCMP16と、すべてのスイッチやADC11
を制御するCPU12と、CPU12がADC11から
読み取った電圧値や電圧値から導出される座標値を格納
するメモリ13から構成される。
【0038】当該表示領域外部押圧検知手段70を構成
するCMP15、16は入力端子15aまたは入力端子
16aの電位が入力端子15bまたは入力端子16bの
電位より高い場合に出力を発生する。タッチパネル1は
微小なスペーサにより所定の間隔を空けた2枚の透明で
均一な抵抗膜20と抵抗膜30が押圧により接触した位
置を、一方の抵抗膜にかけられた電圧勾配により他方の
抵抗膜で電圧として読み取る構造になっている。
【0039】タッチパネル1の表示領域50の裏面には
液晶ディスプレイ等の表示装置が配置される。表示領域
外の小領域90、93はそれぞれ機能キー領域である。
タッチパネル1において、抵抗膜20の単位長あたりの
抵抗値が全面において均一であるとき、抵抗膜20の電
極21と電極22の距離をLa、電極22から電極21
に近い側の表示領域50の領域端までの距離をLb、電
極22から電極22に近い側の表示領域50の領域端ま
での距離をLc、定電圧源10の電圧をVsとし、スイ
ッチ手段43をONして電極21を定電圧源10に接続
し、スイッチ手段46をONして電極22をグランド
(GND)に接続したとき、表示領域50における最大
電圧Vdmaxは、Vdmax=Vs×Lb/Laで表
わされ、表示領域50における最小電圧Vdminは、
Vdmin=Vs×Lc/Laで表わされる。
【0040】さらに、スイッチ手段44とスイッチ手段
45をOFFし、スイッチ手段41をa側にすると、抵
抗膜20に生じる電圧勾配は押圧により位置に対応した
電圧として抵抗膜30を介して検出される(Vin)。
このとき、基準電圧源14の電圧VrefHを表示領域
50における最大電圧Vdmaxに、基準電圧源17の
電圧VrefLを表示領域50における最小電圧Vdm
inにそれぞれ等しく設定しておくと、表示領域外の小
領域90が押圧された場合にはVin>VrefHとな
ってCMP15が出力を発生しCPU12の割り込み信
号入力端子12aに割り込み信号が入力され、表示領域
外の小領域93が押圧された場合にはVin<Vref
LとなってCMP16が出力を発生しCPU12の割り
込み信号入力端子12bに割り込み信号が入力される。
【0041】CPU12はこの割り込み信号により表示
領域外90、93が押圧されたことを判断できるため、
前記具体例と同様にCPU12がADC11を操作して
電圧値を読取り得られた座標値によって表示領域内外の
判断をする処理は不要となり、検出時間を短縮できる。
この具体例では、表示領域外の領域90、93が表示領
域の左右に存在する場合であるが、表示領域外の領域が
表示領域50の上下に存在する場合もX方向とY方向を
入れ替えれば同様の動作となる。
【0042】図4は第2の具体例の動作を示すフローチ
ャートである。即ち、押圧位置の水平(X)方向の座標
値を読み取るためにスイッチ手段43とスイッチ手段4
6をON、スイッチ手段44とスイッチ手段45をOF
Fとし、スイッチ手段41はa側に接続する(ステップ
SB1)。このとき押圧位置が表示領域外の小領域90
であれば、Vin>VrefHとなってCMP15が出
力を発生しCPU12に割り込み入力端子12aから割
り込みがかかり、押圧位置が表示領域外の小領域93で
あれば、Vin<VrefLとなってCMP16が出力
を発生しCPU12に割り込み入力端子12bから割り
込みがかかる(ステップSB2)ので、割り込み要因を
メモリ13へ格納して(ステップSB3)、今度は垂直
(Y)方向の座標値を読み取るためにスイッチ手段44
とスイッチ手段45をON、スイッチ手段43とスイッ
チ手段46をOFFとし、スイッチ手段41はb側に接
続する(ステップSB4)。
【0043】ADC11にA/D変換の開始を指示し
(ステップSB5)、A/D変換が終了したら(ステッ
プSB6)電圧値を読み込み(ステップSB7)、電圧
値から座標値に変換して(ステップSB8)メモリ13
へ格納する(ステップSB9)。そして、小領域90、
93の領域どの部分であるかをステップSB3でメモリ
13へ格納した割り込み要因とY座標値から判定して
(ステップSB10)、各部分に対応する機能キーの処
理を行う。
【0044】このように、表示領域外90、93が押圧
されたことを電圧比較器の出力による割り込み信号によ
り直接判断出来るようにすることにより、CPU12が
ADC11を操作して電圧値を読取り得られた座標値に
よって表示領域内外の判断をする処理は不要となり、検
出時間を短縮できる。図5は表示領域外の機能キー領域
が表示領域50の水平方向と垂直方向にそれぞれ存在す
る場合の具体例を示したブロック図である。
【0045】即ち、タッチパネル1は、タッチパネル1
を構成する抵抗膜シートに一定電圧を供給する定電圧源
10と、A/Dコンバ−タ(ADC)11と、ADC1
1の入力11aをタッチパネル1の抵抗膜30の電極3
1、抵抗膜20の電極21の2つの電極のいずれかと接
続する第1のスイッチ手段41、スイッチ手段41と連
動しADC11の基準電圧入力端子11bを基準電圧源
14または基準電圧源17に接続するスイッチ手段42
と、定電圧源10と抵抗膜20の電極21との接続をO
N/OFFするスイッチ手段43、定電圧源10と抵抗
膜30の電極31との接続をON/OFFするスイッチ
手段44、抵抗膜30の電極32とGNDとの接続をO
N/OFFするスイッチ手段45、抵抗膜20の電極2
2とGNDとの接続をON/OFFするスイッチ手段4
6とで構成される第1のスイッチ手段と、押圧位置の電
圧を基準電圧源14と比較する表示領域外部押圧検知手
段70を構成する電圧比較器(CMP)15と、押圧位
置の電圧を基準電圧源17と比較するCMP16と、第
1のスイッチ手段41と連動しCPU12の割り込み入
力端子12aをCMP15またはCMP16に接続する
スイッチ手段47と、すべてのスイッチやADC11を
制御するCPU12と、CPU12がADC11から読
み取った電圧値や電圧値から導出される座標値を格納す
るメモリ13から構成される。
【0046】当該表示領域外部押圧検知手段70を構成
するCMP15、16は入力端子15aまたは入力端子
16aの電位が入力端子15bまたは入力端子16bの
電位より高い場合に出力を発生する。タッチパネル1は
微小なスペーサにより所定の間隔を空けた2枚の透明で
均一な抵抗膜20と抵抗膜30が押圧により接触した位
置を、一方の抵抗膜にかけられた電圧勾配により他方の
抵抗膜で電圧として読み取る構造になっている。
【0047】タッチパネル1の表示領域50の裏面には
液晶ディスプレイ等の表示装置が配置される。表示領域
外の小領域51、53はそれぞれ機能キー領域である。
タッチパネル1において、抵抗膜20の単位長あたりの
抵抗値が全面において均一であるとき、抵抗膜20の電
極21と電極22の距離をLa、電極22から電極21
に近い側の表示領域50の領域端までの距離をLb、定
電圧源10の電圧をVsとし、スイッチ手段43をON
して電極21を定電圧源10に接続し、スイッチ手段4
6をONして電極22をグランド(GND)に接続した
とき、表示領域50におけるX方向の最大電圧Vdxm
axは、Vdxmax=Vs×Lb/Laで表わされ
る。
【0048】さらに、スイッチ手段44とスイッチ手段
45をOFFし、スイッチ手段41、及び該通信手段8
0を構成するスイッチ手段42、47をa側にすると、
抵抗膜20に生じる電圧勾配は押圧により位置に対応し
た電圧として抵抗膜30を介して検出される(Vi
n)。このとき、基準電圧源14の電圧VrefXを表
示領域50における最大電圧Vdxmaxに等しく設定
しておくと、表示領域外の小領域90が押圧された場合
にはVin>VrefXとなってCMP15が出力を発
生しCPU12の割り込み信号入力端子12aに割り込
み信号が入力される。
【0049】さらに、タッチパネル1において、抵抗膜
30の単位長あたりの抵抗値が全面において均一である
とき、抵抗膜30の電極31と電極32の距離をLd、
電極32から電極31に近い側の表示領域50の領域端
までの距離をLe、定電圧源10の電圧をVsとし、ス
イッチ手段44をONして電極31を定電圧源10に接
続し、スイッチ手段45をONして電極32をグランド
(GND)に接続したとき、表示領域50におけるY方
向の最大電圧Vdymaxは、Vdymax=Vs×L
e/Ldで表わされる。
【0050】さらに、スイッチ手段43とスイッチ手段
46をOFFし、スイッチ手段41、42、47をb側
にすると、抵抗膜30に生じる電圧勾配は押圧により位
置に対応した電圧として抵抗膜20を介して検出される
(Vin)。このとき、基準電圧源17の電圧Vref
Yを表示領域50における最大電圧Vdymaxに等し
く設定しておくと、表示領域外の小領域94が押圧され
た場合にはVin>VrefYとなってCMP16が出
力を発生しCPU12の割り込み信号入力端子12aに
割り込み信号が入力される。
【0051】CPU12はこの割り込み信号により表示
領域外が押圧されたことを判断できるため、上記した具
体例と同様にCPU12がADC11を操作して電圧値
を読取り得られた座標値によって表示領域内外の判断を
する処理は不要となり、検出時間を短縮できる。又、図
6と図7は第3の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【0052】即ち、先ず、表示領域外部領域94の検出
を行うためにスイッチ手段44とスイッチ手段45をO
N、スイッチ手段43とスイッチ手段46をOFFし、
スイッチ手段41、42、47はb側に接続する(ステ
ップSC1)。このとき押圧位置が表示領域外の小領域
94であれば、Vin>VrefYとなってCMP16
が出力を発生しCPU12に割り込み入力端子12aか
ら割り込みがかかる(ステップSC2)。
【0053】さらに、押圧位置の水平(X)方向の座標
値を読み取るためにスイッチ手段43とスイッチ手段4
6をON、スイッチ手段44とスイッチ手段45をOF
Fとし、スイッチ手段41、42、47はa側に接続す
る(ステップSC16)。ADC11にA/D変換の開
始を指示し(ステップSC17)、A/D変換が終了し
たら(ステップSC18)電圧値を読み込み(ステップ
SC19)、電圧値から座標値に変換して(ステップS
C20)メモリ13へ格納する(ステップSC21)。
【0054】そして、小領域94の領域どの部分である
かをX座標値のみから判定して(ステップSC28)、
各部分に対応する機能キーの処理を行う。次に、押圧位
置が表示領域外の小領域90の場合は、スイッチ手段4
3とスイッチ手段46をON、スイッチ手段44とスイ
ッチ手段45をOFFとし、スイッチ手段41、42、
47はa側に接続する(ステップSC3)と、Vin>
VrefXとなってCMP15が出力を発生しCPU1
2に割り込み入力端子12aから割り込みがかかる(ス
テップSC4)。
【0055】さらに、垂直(Y)方向の座標値を読み取
るためにスイッチ手段44とスイッチ手段45をON、
スイッチ手段43とスイッチ手段46をOFFとし、ス
イッチ手段41、42、47はb側に接続する(ステッ
プSC22)。ADC11にA/D変換の開始を指示し
(ステップSC23)、A/D変換が終了したら(ステ
ップSC24)電圧値を読み込み(ステップSC2
5)、電圧値から座標値に変換して(ステップSC2
6)メモリ13へ格納する(ステップSC27)。
【0056】そして、小領域90の領域どの部分である
かをY座標値のみから判定して(ステップSC28)、
各部分に対応する機能キーの処理を行う。このように、
表示領域外が押圧されたことを電圧比較器の出力による
割り込み信号により直接判断出来るようにすることによ
り、CPU12がADC11を操作して電圧値を読取り
得られた座標値によって表示領域内外の判断をする処理
は不要となり、検出時間を短縮できる。
【0057】尚、上記フローチャートに於いて、ステッ
プSC4に於いて、当該何れの表示領域外部90、94
が押圧されておらず、表示領域部50の特定の部位が押
圧された事を示す信号が入力された場合には、ステップ
SC5以下ステップSC15間での各工程が実行される
が、係る各工程は、図2に示されたフローチャートに於
けるステップSA10からステップSA20と実質的に
同一であり、ステップSC10に於いて、第2のスイッ
チ手段41に加えて、新たにスイッチ42と47の切換
え操作が追加された点のみが異なる他は、同一である。
【0058】
【発明の効果】本発明に係るタッチパネル1は、上記し
た様な構成を採用しているので、第1の効果は、タッチ
パネルの表示領域外の機能キーの検出処理を簡素化でき
ることである。これにより、表示領域外の機能キーの検
出時間を短縮できるとともに、表示領域内での手書き文
字入力などの高速な連続座標検出が必要なアプリケーシ
ョンにおいて、表示領域外の機能キーの検出のためのオ
ーバーヘッドを減らすことができるようになる。
【0059】その理由は、A/Dコンバータで座標を読
み取る以前に押圧位置の検出電圧と表示領域における最
大電圧値とを比較して表示領域内外を判別しているから
である。又、本発明に於ける第2の効果は、タッチパネ
ルの表示領域外の機能キーを設けたことによる表示領域
での単位長当たりの分解能の低下を防ぐことができると
いうことであり、これにより、手書き文字認識等の処理
で必要な分解能を確保できるようになる。
【0060】その理由は、表示領域内外の判定を座標値
によって行わないため、表示領域における最大電圧値を
A/Dコンバータのフルスケール基準電圧としているか
らである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のタッチパネルの第1の具体例
の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示す本発明に係る第1の具体例
に於ける動作を示すフローチャートである。
【図3】図3は、本発明のタッチパネルの第2の具体例
の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、図3に示す本発明に係る第2の具体例
に於ける動作を示すフローチャートである。
【図5】図3は、本発明のタッチパネルの第3の具体例
の構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、図5に示す本発明に係る第3の具体例
に於ける動作を示すフローチャートである。
【図7】図7は、図5に示す本発明に係る第3の具体例
に於ける動作を示すフローチャートである。
【図8】図8は、従来に於けるタッチパネルの具体例の
構成を示すブロック図である。
【図9】図9は、従来のタッチパネルにおける動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…タッチパネル 2…表示領域部 3…制御回路部 10…定電圧源 11…A/Dコンバータ(ADC) 11a…A/Dコンバータの入力端子 11b,11c…A/Dコンバータの基準電圧入力端子 12…演算制御回路部、CPU 12a,12b…CPUの割り込み信号入力端子 13…メモリ手段 14,17…基準電圧源 15,16…電圧比較器(CMP) 15a,15b,16a,16b…電圧比較器の入力端
子 20,30…抵抗膜 21,22,31,32…抵抗膜の電極 41…第2のスイッチ手段 42,47…通知手段内スイッチ手段 43,44,45,46…第1のスイッチ手段 50…表示領域 70…表示領域外部押圧検知手段 80…通知手段 90,93,94…表示領域外部(機能キー領域) 91…表示領域外部の一方の辺 92…表示領域外部の他方の辺
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4314(JP,A) 特開 平1−102625(JP,A) 特開 昭63−246032(JP,A) 特開 昭63−20522(JP,A) 特開 平5−143221(JP,A) 特開 平1−318110(JP,A) 特開 平8−22358(JP,A) 実開 昭62−179650(JP,U) 実開 平2−38630(JP,U)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜面全体に均一な抵抗値を有する二枚の
    抵抗膜シートが微小な間隔を介して互いに対向して構成
    されている抵抗膜式タッチパネルであって、 選択された第1の当該抵抗膜シートには所定の電圧勾配
    を発生させる為に所定の電源手段が接続されていると共
    に、第2の抵抗膜シートは、当該タッチパネルに於ける
    押圧座標位置に対応する電圧を検出する様に構成されて
    おり、且つ、当該双方の抵抗膜シートのそれぞれから検
    出された押圧座標位置に対応する電圧情報を適宜のスイ
    ッチ回路を介して、任意の演算制御回路部によって制御
    されるアナログ/デジタル変換手段に伝送し、当該アナ
    ログ/デジタル変換手段で、当該電圧値に基づいて、当
    該押圧座標位置が決定され、その結果が所定の記憶手段
    に格納される様に構成されたタッチパネルに於いて、当
    該タッチパネルに表示領域部と表示領域外部とを形成
    し、当該表示領域外部には所定の機能キーを配設すると
    同時に、当該表示領域外部の領域に於ける一方の座標軸
    方向に関して当該表示領域外部領域が、押圧された事を
    検知する表示領域外部押圧検知手段と当該表示領域外部
    押圧検知手段の出力をアナログ/デジタル変換手段を介
    さずに直接当該演算制御回路部に、当該表示領域外部領
    域が押圧された事実を通報する通知手段と、当該表示領
    域外部の領域に於ける他方の座標軸方向に関して検出さ
    れた押圧座標位置に対応する電圧情報を当該アナログ/
    デジタル変換手段を介して当該押圧座標位置を決定する
    手段とが設けられており、且つ、当該アナログ/デジタ
    ル変換手段のフルスケール基準電圧値を当該表示領域部
    に於ける最大電圧値に一致させる様に構成されている
    を特徴とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】 当該表示領域外部が押圧された事を示す
    当該表示領域外部押圧検知手段からの出力信号は、割り
    込み信号を用いて、当該演算制御回路部に通知される様
    に構成されている事を特徴とする請求項1記載のタッチ
    パネル。
  3. 【請求項3】 当該表示領域外部は、当該タッチパネル
    部の第1の座標軸に於ける端部に於いて、当該第1の座
    標軸にそって形成される所定の幅を有する辺部と、当該
    タッチパネル部の他方の座標軸である第2の座標軸と平
    行に形成される所定の幅を有する辺部とで囲まれた領域
    で構成され、当該第1の座標軸方向に於ける当該表示領
    域外部が押圧されたことが検出された場合には、当該押
    圧された部位に於ける当該第1の座標軸方向に付いての
    電圧値に関してはアナログ/デジタル変換処理を行わ
    ず、当該押圧された部位に於ける当該第2の座標軸方向
    に付いての電圧値に関してのみアナログ/デジタル変換
    処理を行う様に構成されている事を特徴とする請求項1
    又は2に記載のタッチパネル。
  4. 【請求項4】 当該表示領域外部は、当該タッチパネル
    部の第1若しくは第2の座標軸に於ける両端部に設けら
    れている事を特徴とする請求項3記載のタッチパネル。
  5. 【請求項5】 当該表示領域外部押圧検知手段は、当該
    個別に形成された表示領域外部にそれぞれ対応する互い
    に異なるしきい値を有している事を特徴とする請求項4
    記載のタッチパネル。
  6. 【請求項6】 当該第1の抵抗膜シートは、或る時期に
    於いては、該第1の座標軸方向に所定の電圧勾配を設定
    する様に構成されており、又当該第2の抵抗膜シート
    は、その時期に於ける該第1の座標軸方向に於ける押圧
    部位に対応する電圧を検出する様に構成されており、又
    他の時期に於いては、当該第2の抵抗膜シートは、該第
    2の座標軸方向に所定の電圧勾配を設定する様に構成さ
    れており、又当該第1の抵抗膜シートは、その時期に於
    ける該第2の座標軸方向に於ける押圧部位に対応する電
    圧を検出する様に構成されている事を特徴とする請求項
    1乃至5の何れかに記載のタッチパネル。
  7. 【請求項7】 当該第1と第2の抵抗膜シートの何れか
    を選択して所定の電圧勾配を形成させる為の所定の電源
    に接続された第1のスイッチ手段、及び当該第1と第2
    の抵抗膜シートの何れかを選択して当該抵抗膜シートの
    押圧部位の電圧値を検出して、アナログ/デジタル変換
    装置に接続させるための第2のスイッチ手段とが設けら
    れており、当該第1と第2のスイッチ手段は互いに同期
    して作動する様に構成されている事を特徴とする請求項
    6記載のタッチパネル。
  8. 【請求項8】 当該タッチパネルに於ける該表示領域部
    には、適宜の画像表示手段が或いは情報入力手段が組み
    合わされており又当該表示領域外部には、所定の機能キ
    ーが配置されている事を特徴とする請求項1乃至7の何
    れかに記載のタッチパネル。
  9. 【請求項9】 当該表示領域外部は、当該第1と第2の
    抵抗膜シートの何れか或いはその双方に設けられている
    事を特徴とする請求項3乃至8の何れかに記載のタッチ
    パネル。
JP15692197A 1997-06-13 1997-06-13 タッチパネル及びタッチパネル上の押圧位置検出方法 Expired - Fee Related JP3492493B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15692197A JP3492493B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 タッチパネル及びタッチパネル上の押圧位置検出方法
US09/096,623 US6088024A (en) 1997-06-13 1998-06-12 Touch panel and method for detecting a pressed position on a touch panel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15692197A JP3492493B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 タッチパネル及びタッチパネル上の押圧位置検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH113168A JPH113168A (ja) 1999-01-06
JP3492493B2 true JP3492493B2 (ja) 2004-02-03

Family

ID=15638293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15692197A Expired - Fee Related JP3492493B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 タッチパネル及びタッチパネル上の押圧位置検出方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6088024A (ja)
JP (1) JP3492493B2 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3398078B2 (ja) * 1998-12-28 2003-04-21 シャープ株式会社 辞書機能を有する電子機器
KR100356989B1 (ko) * 1999-04-13 2002-10-18 주식회사 엘지씨아이 투명 도전성필름 일체형 편광판, 편광판 일체형 터치패널 및 터치패널 일체형 평판 디스플레이
JP4540770B2 (ja) * 1999-04-23 2010-09-08 富士通コンポーネント株式会社 座標入力装置及び記憶媒体
US7225445B1 (en) * 1999-09-02 2007-05-29 Fuji Xerox Co., Ltd. Execution control apparatus with key pad that enables selection of jobs to be run
JP2001290135A (ja) * 2000-01-31 2001-10-19 Nitto Denko Corp タッチ式液晶表示装置及び入力検出方法
US6784875B2 (en) * 2002-01-11 2004-08-31 Symbol Technologies, Inc. Ruggedized, water sealed, security-enhanced touchpad assembly
US20030197689A1 (en) * 2002-04-23 2003-10-23 May Gregory J. Input device that allows multiple touch key input
US6809280B2 (en) 2002-05-02 2004-10-26 3M Innovative Properties Company Pressure activated switch and touch panel
JP2005251105A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Fujitsu Component Ltd 入力装置
US7260999B2 (en) * 2004-12-23 2007-08-28 3M Innovative Properties Company Force sensing membrane
US7468199B2 (en) * 2004-12-23 2008-12-23 3M Innovative Properties Company Adhesive membrane for force switches and sensors
JP4652826B2 (ja) * 2005-01-14 2011-03-16 タッチパネル・システムズ株式会社 情報入力装置
US7509881B2 (en) * 2005-07-29 2009-03-31 3M Innovative Properties Company Interdigital force switches and sensors
DE102005052725B3 (de) * 2005-11-04 2007-06-06 Dr. Boy Gmbh & Co. Kg Bedienelement für eine Spritzgießmaschine
CN1963736B (zh) * 2005-11-12 2010-05-05 智点科技(深圳)有限公司 数模触控式平板显示器
JP4936936B2 (ja) * 2007-03-09 2012-05-23 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル
US7913100B2 (en) * 2007-09-29 2011-03-22 Intel Corporation Opportunistic initiation of data traffic
TWI375161B (en) * 2007-10-03 2012-10-21 Htc Corp Hand-held electronic device
WO2009100026A2 (en) * 2008-01-31 2009-08-13 David Davidovici Panel display with selective touch-active screen areas
KR101094528B1 (ko) * 2008-05-29 2011-12-19 니혼샤신 인사츠 가부시키가이샤 터치 입력 기능을 구비한 보호 패널
JP5106268B2 (ja) * 2008-06-24 2012-12-26 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル
TWI399685B (zh) * 2008-08-01 2013-06-21 Apex Material Technology Corp 電阻式觸控面板
JP5229887B2 (ja) * 2008-08-06 2013-07-03 株式会社ワコム 位置検出装置
JP4670970B2 (ja) * 2009-01-28 2011-04-13 ソニー株式会社 表示入力装置
JP5403363B2 (ja) * 2009-07-29 2014-01-29 セイコーエプソン株式会社 電気泳動粒子を含む分散液の封入方法
CN101989143B (zh) * 2009-07-31 2013-05-01 群康科技(深圳)有限公司 触控装置及其控制方法
US8552994B2 (en) * 2009-09-25 2013-10-08 Atmel Corporation Method and apparatus to measure self-capacitance using a single pin
JP5418440B2 (ja) * 2010-08-13 2014-02-19 カシオ計算機株式会社 入力装置及びプログラム
WO2012037689A1 (en) 2010-09-24 2012-03-29 Qnx Software Systems Limited Alert display on a portable electronic device
US9684444B2 (en) 2010-09-24 2017-06-20 Blackberry Limited Portable electronic device and method therefor
CN102870076A (zh) 2010-09-24 2013-01-09 捷讯研究有限公司 便携式电子设备及其控制方法
US9588680B2 (en) 2011-11-09 2017-03-07 Blackberry Limited Touch-sensitive display method and apparatus
TWI466010B (zh) * 2012-07-27 2014-12-21 Acer Inc 拍攝裝置和方法
WO2017049455A1 (zh) * 2015-09-22 2017-03-30 华为技术有限公司 触摸屏数据的处理方法和终端
US11947766B2 (en) * 2020-11-02 2024-04-02 Fujitsu Component Limited Touch panel device

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6066298A (ja) * 1983-09-21 1985-04-16 キヤノン株式会社 情報処理装置
JP2622989B2 (ja) * 1988-06-20 1997-06-25 三洋電機株式会社 タブレット装置
JP2638331B2 (ja) * 1991-05-15 1997-08-06 シャープ株式会社 座標入力装置
US5594471A (en) * 1992-01-09 1997-01-14 Casco Development, Inc. Industrial touchscreen workstation with programmable interface and method
JP2986047B2 (ja) * 1993-04-29 1999-12-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション ディジタル入力用表示装置並びに入力処理装置および方法
JPH07182108A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Toshiba Corp 座標検出機能付き表示装置
JPH07334288A (ja) * 1994-06-14 1995-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抵抗膜タブレット制御装置
JPH0822358A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抵抗膜タブレット制御装置
WO1996003698A1 (en) * 1994-07-28 1996-02-08 Hewlett-Packard Company Page turning facility
EP0742531A1 (en) * 1995-05-12 1996-11-13 Hitachi, Ltd. Position reader
JP2771478B2 (ja) * 1995-06-20 1998-07-02 静岡日本電気株式会社 表示機能付き無線選択呼出受信機

Also Published As

Publication number Publication date
US6088024A (en) 2000-07-11
JPH113168A (ja) 1999-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3492493B2 (ja) タッチパネル及びタッチパネル上の押圧位置検出方法
KR100269680B1 (ko) 좌표 입력 장치 및 방법
EP0166432B1 (en) Position and image data generating unit
EP0706112B1 (en) Data input/output control unit for touch panel interface device
JPH07181939A (ja) 表示装置
JPH10240424A (ja) 座標入力装置
JPH0511914A (ja) キーボード入力装置
JPH1021001A (ja) 座標入力装置
KR100528181B1 (ko) 컴퓨터영상 및 확대영상을 하나의 디스플레이에 동시출력및 선택출력을 위한 영상확대 시스템
JPH10275055A (ja) タッチパネル付き情報端末装置
KR19990003599A (ko) 컴퓨터용 마우스
JPH01318110A (ja) タブレット装置
KR920006055B1 (ko) 레이저 빔 프린터의 후진 푸쉬버튼 판독방법
KR930005337B1 (ko) 프리핸딩 편집기능을 갖는 칼라영상 프린트장치
JPH087772B2 (ja) 符号読取装置
JP2840251B2 (ja) マイクロフィルム・リーダプリンタ
KR930015171A (ko) 밧데리 상태 검출회로
JPS62256018A (ja) 押下キ−検出方式
KR20000046897A (ko) 개인 휴대용 단말기의 터치 패널 제어 장치 및 방법
JPH02219120A (ja) キーボード装置
KR20030033339A (ko) 다중 신호 인식 장치 및 그 방법
JPH0772964A (ja) キー入力制御方式
JPH04136731U (ja) キー入力装置
KR19990005843A (ko) 디지탈 피아노의 건반 감지량 제어 장치 및 방법
JP2000010730A (ja) 2次元座標入力装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees