JPH07334288A - 抵抗膜タブレット制御装置 - Google Patents

抵抗膜タブレット制御装置

Info

Publication number
JPH07334288A
JPH07334288A JP13187794A JP13187794A JPH07334288A JP H07334288 A JPH07334288 A JP H07334288A JP 13187794 A JP13187794 A JP 13187794A JP 13187794 A JP13187794 A JP 13187794A JP H07334288 A JPH07334288 A JP H07334288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
mode
film tablet
input
resistive film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13187794A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunari Doi
克成 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13187794A priority Critical patent/JPH07334288A/ja
Publication of JPH07334288A publication Critical patent/JPH07334288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定領域の分解能を上げることができる抵抗
膜タブレット制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 高精度モードを設定するためのボタン15
と、位置検出用出力を増幅する為の増幅部11,13又
は、標準モード電源より高い電源と、A/Dコンバータ
3の保護用のリミッタ12,14及び、特定領域以外が
入力された場合に、警告音を出すためのブザー16より
構成され、高精度モード設定時には、位置検出用出力側
を増幅部11,13又は標準電源接続側を高い電源側に
接続することにより、特定領域にかかる電圧を標準モー
ドより上げることにより、特定領域の分解能が上がるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報端末装置などに用
いられる抵抗膜タブレット制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の抵抗膜タブレット制御装置につい
て説明する。図5は従来の抵抗膜タブレット制御装置の
構成図、図6は同抵抗膜タブレット制御装置のスイッチ
(以下、SWという)の状態表である。図5において、
1は抵抗膜タブレット(以下、タブレットと略す)で、
上部電極側の一方からのXH端子は、SW5を介して電
源2の+側に接続されている。また他方からのXL端子
は、SW7を介して電源2のGND側、および切換SW
9の接点A側を介してA/Dコンバータ3に接続されて
いる。またタブレット1の下部電極側の一方からのYH
端子は、SW6を介して電源2の+側に、他方からのY
L端子は、SW8を介して電源2のGND側、および切
換SW9の接点B側を介してA/Dコンバータ3に接続
されている。
【0003】A/Dコンバータ3は、電源2の+側の電
圧を基準電圧として、タブレット1からのアナログ電圧
(分割電圧)値をデジタル値に変換するものである。制
御部4は、上記SW5〜9群とA/Dコンバータ3の制
御及びA/Dコンバータ3の出力より、位置検出等を行
うものである。また制御部4は、X側及びY側を測定す
る場合には、図6に示す状態表に従って制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の場合、タブレ
ット1の上部電極間及び下部電極間にかけられる電圧
は、電源2間の電圧に等しくその値は、A/Dコンバー
タ3の最大A/D入力幅から決まる。タブレット1の位
置検出方法は、電極間の分割電圧より求められ、タブレ
ット1の分解能は、A/Dコンバータ3のビット数によ
り決定される。したがって、上記従来例の場合、タブレ
ット1の面積が大きくなると、最小検出(1LSB)電
圧は変わらないが、最小検出(1LSB)距離が長くな
り、分解能が悪くなるという問題点を有していた。よっ
てこの問題点を改善するため、A/Dコンバータ3のビ
ット数を上げる等していたが、このような手段では大幅
なコストアップになり、またビット数を上げるにも最小
検出電圧の大幅な減少によるS/Nの劣化によりタブレ
ットの大きさに限界があった。
【0005】ところで近年、文字認識やソフトウェアキ
ーボード等、高分解能・高精度が要求される情報端末装
置が増えてきているが、それらの大部分はタブレットの
全領域にわたって高精度が要求されているわけでなく、
特定の文字枠で文字認識等されている。それらの特定領
域に高分解能・高精度が要求されるため、大型な情報端
末装置には、高価な電磁誘導タブレット等が使われてお
り、低コストの抵抗膜タブレットは、小型なものに限ら
れていた。
【0006】そこで本発明は、特定領域において、分解
能を上げることができる抵抗膜タブレット制御装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、タ
ブレットの上下電極を電源間に接続するSW群と、A/
Dコンバータの入力側をタブレットのX側又はY側の位
置検出用出力と切り換える切換SWと、タブレットのX
側又はY側の位置検出用出力を規定量増幅する増幅部
と、増幅後の出力をA/Dコンバータの最大入力電圧で
クリップさせるリミッタと、高精度モード設定用の操作
子と、警報素子と制御部とを構成し、標準モードにはタ
ブレットのX側又はY側の位置検出用出力を直接A/D
コンバータ入力に接続し、標準用位置補正式に従って位
置検出を行い、操作子により高精度モードが設定される
と、増幅部とリミッタを通してA/Dコンバータに接続
し、高精度が要求される特定領域にかかる電圧幅を大き
くすることにより、特定領域の分解能を上げるととも
に、高精度モード用位置補正式に従って位置検出をし、
誤って特定領域以外の入力が入った場合には、その入力
を無視し、警報素子によりその旨警報するようにしたも
のである。
【0008】
【作用】上記構成により、標準モードと同じA/Dコン
バータで文字認識等高精度が要求される特定領域に限っ
て、分解能を上げることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の抵抗膜タブレット制御装置の
実施例について説明する。図1は本発明の第一実施例の
抵抗膜タブレット制御装置の構成図、図2は同抵抗膜タ
ブレット制御装置のSWの状態表を示す。なお図5の従
来例と同じものには同一符号を付すことにより説明を省
略する。タブレット1のXL端子は、標準モードのY側
測定時には、2連の切換SW10−1の接点A側と切換
SW9の接点A側を通りA/Dコンバータ3に接続され
る。更にタブレット1のXL端子は、高精度モードのY
側測定時には、増幅部11で規定量増幅後、リミッタ1
2を通り、2連の切換SW10−1の接点B側と切換S
W9の接点A側を通りA/Dコンバータ3に接続され
る。
【0010】タブレット1のYL端子も同様に、標準モ
ードのX側測定時には、2連の切換SW10−2の接点
A側と切換SW9の接点B側を通りA/Dコンバータ3
に接続される。更にタブレット1のYL端子は、高精度
モードのX側測定時には、増幅部13で規定量増幅後、
リミッタ14を通り、2連の切換SW10−2の接点B
側と切換SW9の接点B側を通りA/Dコンバータ3に
接続される。
【0011】ボタン15は、高精度モードを設定するた
めのものであり、ブザー16は、高精度モード設定時
に、特定領域外入力が入った場合に、警告音を出すもの
である。記憶部17は、標準モード時及び高精度モード
時の位置補正式を保持する。
【0012】図3は本発明の第一実施例の抵抗膜タブレ
ット制御装置のタブレットの出力電圧の説明図であっ
て、20は特定領域とする。タブレット1の左側がXL
端子側、右側がXH端子側とする。ここでは、X側の測
定状態時についてのみ説明する。ここで、タブレット1
の横(XL端子−XH端子)の長さをL、電源電圧を
V、A/Dコンバータ3をnビットとして説明を行う。
特定領域20が(1/5)Lから(2/5)Lの幅とす
ると、標準モードのA/D入力は、(1/5)Vから
(2/5)Vとなる。よってこの時、特定領域幅の(1
/5)Lの距離を(2^n)×(1/5)で分割可能と
なっている。
【0013】次に高精度モードが設定され、増幅部で2
倍に増幅された場合は、増幅部での電圧は、(2/5)
Vから(4/5)Vとなる。この時、特定領域外も同様
に増幅され、XH端子部分は、2Vとなる。次のクリッ
プ部では、V以上となった部分をクリップさせ、A/D
コンバータ入力とする。これは、誤って高精度モード以
外が入力された場合に、A/Dコンバータが、破壊する
のを防ぐためである。以上より、高精度モード時は標準
モードと同じ(1/5)Lの距離を(2^n)×(2/
5)で分割可能となり、標準モードの2倍の分解能が得
られることとなる。ここで、増幅部の増幅率は、特定領
域の高電圧側がA/Dコンバータの最大入力電圧以下と
なるように、選ぶ必要がある。また高精度モード時に
は、高精度モード用位置補正式をもとに、位置検出する
必要がある。これは、特定領域が拡大され表示されるの
を防ぐ為である。特定領域以外は、誤入力としてデータ
は無視し、ブザー16で警告音を鳴らす等して警告す
る。
【0014】図4は本発明の第二実施例の抵抗膜タブレ
ット制御装置の構成図である。図4において、図1との
違いは、増幅部11及び増幅部13が削除されており、
また電源2の−側に直接された電源18の追加と切換S
W10が3連になり、高精度モード時にタブレット1の
XH端子がSW5を介して電源18の+側に、更にYH
端子がSW6を介して電源18の+側に接続された点で
ある。高精度モード時に電源18側に接続したことによ
り、図1の増幅部で増幅したのと同じ作用効果が得られ
ることは明らかである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
ビットの高価なA/Dコンバータを使用せずに、特定領
域のみ高精度にできる抵抗膜タブレットを実現できる。
また従来大型の情報端末には使用できなかった低価格の
抵抗膜タブレットを、上記特性を活用することによって
適用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の抵抗膜タブレット制御装
置の構成図
【図2】本発明の第一実施例の抵抗膜タブレット制御装
置のSWの状態図
【図3】本発明の第一実施例の抵抗膜タブレット制御装
置のタブレットの出力電圧の説明図
【図4】本発明の第二実施例の抵抗膜タブレット制御装
置の構成図
【図5】従来の抵抗膜タブレット制御装置の構成図
【図6】従来の抵抗膜タブレット制御装置のSWの状態
【符号の説明】
1 タブレット 3 A/Dコンバータ 4 制御部 5,6,7,8 SW 9,10 切換SW 11,13 増幅部 12,14 リミッタ 15 ボタン(操作子) 16 ブザー(警報素子) 17 記憶部 20 特定領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抵抗膜タブレットの上下電極を電源間に接
    続するスイッチ群と、A/Dコンバータの入力側を前記
    抵抗膜タブレットのX側又はY側の位置検出用出力と切
    り換える切換スイッチと、前記抵抗膜タブレットのX側
    又はY側の位置検出用出力を規定量増幅する増幅部と、
    増幅後の出力をA/Dコンバータの最大入力電圧でクリ
    ップさせるリミッタと、高精度モード設定用の操作子
    と、警報素子と、制御部とを備え、標準モードには前記
    抵抗膜タブレットのX側又はY側の位置検出用出力を直
    接前記A/Dコンバータ入力に接続し、標準用位置補正
    式に従って位置検出を行い、前記操作子により高精度モ
    ードが設定されると、前記増幅部と前記リミッタを通し
    て前記A/Dコンバータに接続し、高精度が要求される
    特定領域にかかる電圧幅を大きくすることにより、特定
    領域の分解能を上げるとともに、高精度モード用位置補
    正式に従って位置検出をし、誤って特定領域以外の入力
    が入った場合には、その入力を無視し、前記警報素子に
    よりその旨警報することを特徴とする抵抗膜タブレット
    制御装置。
  2. 【請求項2】前記増幅部に代えて、高精度モード設定時
    に抵抗膜タブレットを標準モードの電源より高い電源間
    に接続することによって、高精度が要求される特定領域
    にかかる電圧幅を大きくし、特定領域の分解能を上げる
    ことを特徴とする請求項1記載の抵抗膜タブレット制御
    装置。
JP13187794A 1994-06-14 1994-06-14 抵抗膜タブレット制御装置 Pending JPH07334288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13187794A JPH07334288A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 抵抗膜タブレット制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13187794A JPH07334288A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 抵抗膜タブレット制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07334288A true JPH07334288A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15068236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13187794A Pending JPH07334288A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 抵抗膜タブレット制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07334288A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088024A (en) * 1997-06-13 2000-07-11 Nec Corporation Touch panel and method for detecting a pressed position on a touch panel
JP2002049465A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Sharp Corp タブレット装置
JP2009187296A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Kyocera Mita Corp タッチパネル入力装置及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088024A (en) * 1997-06-13 2000-07-11 Nec Corporation Touch panel and method for detecting a pressed position on a touch panel
JP2002049465A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Sharp Corp タブレット装置
JP2009187296A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Kyocera Mita Corp タッチパネル入力装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5568379B2 (ja) 検出装置
JP3309380B2 (ja) ディジタル測定器
JPH07334288A (ja) 抵抗膜タブレット制御装置
JPH0822358A (ja) 抵抗膜タブレット制御装置
JPH0526741A (ja) Adコンバータを用いたサーミスタ温度検出装置
JPS6197543A (ja) 半導体圧力センサの補償回路
JP3482045B2 (ja) 電気測定器
JP2523888B2 (ja) 座標入力装置
JPH07198305A (ja) 位置検出装置
JPH07182093A (ja) タッチパネル制御装置
JP2946660B2 (ja) 座標位置入力方法
JPH06229862A (ja) 圧力センサ
JPS62137621A (ja) 手書き入力位置座標信号補正方法
JPH04294229A (ja) 温度検出装置
JPH0546090Y2 (ja)
JPH0113124B2 (ja)
JPH06118895A (ja) 表示装置の映像信号処理回路及びそれを用いた液晶表示装置
JPH0433015A (ja) 座標入力手段
JPH0713679A (ja) タブレット入力装置
JPH0631390Y2 (ja) デイジタル温度計
JPH09159445A (ja) 気圧高度計
JPH0535392A (ja) タブレツト装置
JPS60220874A (ja) ベクトル磁界の検知装置
JPH0628089A (ja) タブレット装置
JPH07152472A (ja) 位置情報入力装置及び位置情報入力方法