JPH1021001A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH1021001A
JPH1021001A JP8171162A JP17116296A JPH1021001A JP H1021001 A JPH1021001 A JP H1021001A JP 8171162 A JP8171162 A JP 8171162A JP 17116296 A JP17116296 A JP 17116296A JP H1021001 A JPH1021001 A JP H1021001A
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JP
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load
time
stick
load data
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JP8171162A
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Masaru Komatsu
勝 小松
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    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スティック型操作部1のスイッチ操作の検出
を、スイッチ操作の検出に特有のセンサーや回路部を設
けずに行える座標入力装置を提供する。 【解決手段】 スティック型操作部1と、操作部1を操
作した時、直交方向の操作荷重を検出し、荷重データと
して出力する圧力センサー部2H、2Vと、荷重データ
から操作荷重の大きさ対応する直交方向のカーソル移動
量を算出する座標演算部7と、荷重データを所定時間毎
にサンプリングした時の荷重データを記憶する記憶部8
と、記憶部8の記憶荷重データのピーク値を算出するピ
ーク値検出部9と、記憶荷重データが連続してしきい値
を超える時間を測定する時間測定部10と、記憶荷重デ
ータから単位時間当たりの荷重変化傾度値を算出する傾
度演算部11と、ピーク値、しきい値超過時間、荷重変
化傾度の値から操作部1の通常押圧操作及びスイッチ操
作の別を判定する操作判定部12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力装置に係
わり、特に、キーボード装置等に設けられたスティック
型操作部を操作した場合に、その操作が通常のスティッ
ク操作であるかまたはスイッチ操作であるかを判別する
手段を設けた座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キーボード装置としては、操作部
に、所定順序に配列された各種の操作キーのみを有する
タイプのもの、及び、これら操作キーとそれらの間の所
定の個所に1つのスティック型操作部(スティックポイ
ンター)とを有するタイプのもの(以下、このタイプの
ものをスティック型操作部付きキーボード装置という)
が知られている。
【0003】ところで、既知のスティック型操作部付き
キーボード装置においては、スティック型操作部の付け
根部分の互いに直交する2つの方向、即ち、X方向の両
側及びY方向の両側にそれぞれ1つ、全部で4つの歪ゲ
ージが貼り付けられているもので、これらの歪ゲージ
は、X及びY方向別にそれぞれ2つのものが直流電源間
に直列接続され、直列接続された2つの歪ゲージの接続
点からそれぞれX方向及びY方向における操作圧力(荷
重力)に対応した出力が導出される構成になっている。
そして、キーオペレーターによって、スティック型操作
部の先端を指先で所望方向に押圧操作した際に、スティ
ック型操作部に加わる荷重力がX及びY方向別にそれぞ
れの歪ゲージに印加され、これらの歪ゲージの抵抗値が
それぞれ変化する。このとき、これら抵抗値の変化がX
及びY方向別に電圧変化として検出され、その検出出力
を読み取ることにより、スティック型操作部の先端の荷
重力を表す荷重データが得られる。そして、得られた荷
重データは、スティック型操作部付きキーボード装置内
において、デジタル変換及びその他のデータ処理が行わ
れて座標データに変換され、次いで、座標データは、ス
ティック型操作部付きキーボード装置内の通信制御部か
らケーブルを介してパソコン等の本体機器に伝送され
る。
【0004】また、本体機器側においては、スティック
型操作部付きキーボード装置から供給された座標データ
を適宜処理した後、表示部に供給し、表示部に表示され
るカーソル位置を移動させる。この場合、カーソル位置
の移動方向は、スティック型操作部に加えられた押圧操
作の方向に対応して決められ、カーソル位置の移動速度
は、スティック型操作部に加えられた押圧操作時の荷重
力の大きさに対応して決められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記スティック型操作
部付きキーボード装置は、キーオペレーターがスティッ
ク型操作部の先端を所望方向に押圧操作したとき、その
押圧操作による荷重力がX及びY方向別にそれぞれの歪
ゲージに加わってこれらの歪ゲージの抵抗値をそれぞれ
変化させ、これらの抵抗値の変化がX及びY方向別に電
圧変化として検出され、X方向荷重データ及びY方向荷
重データとなる。
【0006】また、前記スティック型操作部付きキーボ
ード装置の中には、スティック型操作部における操作機
能として、前述のスティック型操作部の先端を所望方向
に押圧操作する操作機能の他に、スティック型操作部の
先端を叩いたときに得られる衝撃荷重力をスイッチ操作
とする操作機能を有しているものがある。この場合、前
記スイッチ操作機能を有するスティック型操作部付きキ
ーボード装置は、スティック型操作部の基底部に、その
長さ方向(Z方向)の衝撃荷重力を検出する圧力センサ
ー、例えば補助歪ゲージを別途配置し、この補助歪ゲー
ジにおいてスティック型操作部の衝撃荷重力を示すZ方
向荷重データを検出し、検出したZ方向荷重データをX
方向荷重データ及びY方向荷重データとともに処理して
いる。そして、処理されたX方向荷重データ及びY方向
荷重データは座標データとして、また、処理されたZ方
向荷重データはスイッチデータとしてそれぞれ通信制御
部から本体装置に供給伝送され、本体装置の表示部に供
給された座標データ及びスイッチデータに対応するカー
ソル位置の表示が行われる。
【0007】ところで、既知のスイッチ操作機能を有す
るスティック型操作部付きキーボード装置は、スティッ
ク型操作部の押圧操作の検出と、スティック型操作部の
スイッチ操作の検出が可能であるけれども、スイッチ操
作を検出する際、及び、その検出出力をスイッチデータ
に変換処理する際に、別途、補助歪ゲージ(圧力センサ
ー)の設置や、その変換処理を行うための特有の回路部
の設置が必要になり、その分、キーボード装置の構成が
複雑になり、かつ、その製造コストが高価になるという
問題がある。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決するもの
で、その目的は、スティック型操作部のスイッチ操作の
検出を、スイッチ操作の検出に特有のセンサーや回路部
を設けることなく行うことが可能な座標入力装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の座標入力装置は、スティック型操作部を操
作した際に得られる操作荷重に対して、そのピーク荷重
値が所定荷重値よりも大きいか、荷重値がしきい値を超
えている時間が設定時間よりも小さいか、変化状態の傾
きの最大値が設定された値よりも大きいかを見ることに
より、スティック型操作部が押圧操作されたものかまた
はスイッチ動作されたものであるかを判別するようにし
た手段を備える。
【0010】かかる手段を採用すれば、スティック型操
作部のスイッチ操作を検出する場合に、スイッチ操作を
検出するための特有のセンサーや回路部を設ける必要が
なくなり、座標入力装置の構成が複雑になることはな
く、かつ、製造コストを安価にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、座
標入力装置は、スティック型操作部と、スティック型操
作部の基部側面に配置され、スティック型操作部を操作
した際に互いに直交するX方向及びY方向の荷重力を検
出し、荷重データとして出力する圧力センサー部と、検
出した荷重力に対応したX方向及びY方向のカーソル移
動量を算出する座標演算部と、圧力センサー部から出力
される荷重データを所定時間毎にサンプリングし、サン
プリング時の荷重データを記憶する記憶部と、記憶部に
記憶された記憶荷重データのピーク値を算出するピーク
値検出部と、記憶荷重データが連続してしきい値を超え
るしきい値超過時間を測定する時間測定部と、記憶荷重
データに基づいて単位時間当たりの荷重変化傾度の値を
算出する傾度演算部と、ピーク値検出部で算出したピー
ク値、時間測定部で測定したしきい値超過時間、傾度演
算部で算出した荷重変化傾度の値に基づきスティック型
操作部の通常押圧操作及びスイッチ操作の別を判定する
操作判定部とを具備している。
【0012】本発明の実施の形態によれば、スティック
型操作部が操作された際に得られた操作荷重に対して、
ピーク値検出部において算出したピーク荷重値、時間測
定部において測定した荷重値がしきい値を超過している
時間、傾度演算部において算出した荷重変化の傾きの値
のそれぞれを操作判定部に供給し、供給されたそれらの
値や時間に基づき、操作判定部においてスティック型操
作部の操作が通常の押圧操作であるかまたはスイッチ操
作であるかの判定を行っているもので、ピーク値検出
部、時間測定部、傾度演算部、操作判定部は、いずれ
も、汎用的な回路部分によって構成され、かつ、それら
を汎用的な動作させるだけで済むので、スティック型操
作部のスイッチ操作を検出する場合に、スイッチ操作を
検出するための特有のセンサーや回路部をわざわざ設け
る必要がなく、この点から座標入力装置の構成が複雑に
ならず、しかも、製造コストを安価に抑えられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1は、本発明による座標入力装置の一実
施例の構成を示すブロック構成図であって、座標入力装
置として、スティック型操作部を有するキーボード装置
の例を示すものである。
【0015】図1に示されるように、スティック型操作
部1は、その付け根部分の横方向(X軸方向)両側に2
つの横方向側歪ゲージ(圧力センサー部)2H−1、2
H−2が貼り付けられ、同じ付け根部分の縦方向(Y軸
方向)両側に2つの縦方向側歪ゲージ(圧力センサー
部)2V−1、2V−2が貼り付けられる。2つの横方
向側歪ゲージ2H−1、2H−2は電源端子Vccと接
地間に直列接続され、2つの縦方向側歪ゲージ2V−
1、2V−2も電源端子Vccと接地間に直列接続され
る。ここで、スティック型操作部1の先端がキーオペレ
ータの指先で押圧されると、押圧力の横方向成分の大き
さ及び極性に応じて横方向側歪ゲージ2H−1、2H−
2の抵抗値が相対的に変動し、同様にして、押圧力の縦
方向成分の大きさ及び極性に応じて縦方向側歪ゲージ2
V−1、2V−2の抵抗値も相対的に変化する。横方向
側差動増幅器(DAMP)3Hは、一方の入力が2つの
横方向側歪ゲージ2H−1、2H−2の接続点に結合さ
れ、他方の入力が横方向側デジタル−アナログ変換器
(D/A)5Hの出力に結合される。縦方向側差動増幅
器(DAMP)3Vも、一方の入力が2つの縦方向側歪
ゲージ2V−1、2V−2の接続点に結合され、他方の
入力が縦方向側デジタル−アナログ変換器(D/A)5
Vの出力に結合される。横方向側アナログ−デジタル変
換器(A/D)4Hは、入力が横方向側差動増幅器3H
の出力に結合され、縦方向側アナログ−デジタル変換器
(A/D)4Vも、入力が縦方向側差動増幅器3Vの出
力に結合される。横方向側アナログ−デジタル変換器4
Hは、出力が中央制御装置(CPU)6に結合され、縦
方向側アナログ−デジタル変換器4Vも、出力が中央制
御装置6に結合される。横方向側デジタル−アナログ変
換器5Hは、入力が中央制御装置6に結合され、出力が
横方向側差動増幅器3Hの他方の入力に接続される。縦
方向側デジタル−アナログ変換器5Vも、入力が中央制
御装置9に結合され、出力が縦方向側差動増幅器3Vの
他方の入力に接続される。
【0016】また、中央制御装置6には、座標演算部
7、記憶部8、ピーク値検出部9、時間測定部10、傾
度演算部11、操作判定部12がそれぞれ結合される。
さらに、通信制御部13は、入力が中央制御装置6に結
合され、出力が伝送ケーブル14を介してパーソナルコ
ンピュータ(パソコン)等の本体機器15の入力に結合
されるとともに、本体機器15にディスプレイ等の表示
部15Aが結合される。
【0017】続く、図2は、スティック型操作部の操作
時における操作荷重の変化の一例を動作特性図である。
【0018】ここで、本実施例のキーボード装置の動作
を、図2を併用して説明する。ただし、本実施例におい
て、横方向側の各構成要素2H−1、2H−2、3H乃
至5Hで実行される動作と、縦方向側の各構成要素2V
−1、2V−2、3V乃至5Vで実行される動作は、実
質的に同じであるので、以下の動作説明においては、横
方向側の各構成要素2H−1、2H−2、3H乃至5H
で実行される動作についてだけ説明し、縦方向側の各構
成要素2V−1、2V−2、3V乃至5Vで実行される
動作の説明は省略する。
【0019】いま、キーオペレーターがスティック型操
作部1を操作すると、その操作の方向及び操作時に加わ
る荷重力の大きさに応じて、横方向側歪ゲージ2H−
1、2H−2の抵抗値がそれぞれ相対的に変化し、これ
ら抵抗値の変化に対応して横方向側歪ゲージ2H−1、
2H−2の接続点にスティック型操作部1の操作時の荷
重力を表わす直流電圧(荷重データ)が発生し、この直
流電圧が横方向側差動増幅器3Hに供給される。横方向
側差動増幅器3Hは、この直流電圧と横方向側デジタル
−アナログ変換器5Hから供給される補正値とを差動増
幅し、それらの差の出力電圧を発生する。横方向側アナ
ログ−デジタル変換器4Hは、横方向側差動増幅器3H
の出力電圧をデジタル変換し、荷重力を表わすデジタル
荷重データとして中央制御装置6に供給する。
【0020】中央制御装置6は、横方向側アナログ−デ
ジタル変換器4Hからデジタル荷重データが供給される
と、そのデジタル荷重データを座標演算部7及び記憶部
8に供給する。
【0021】まず、座標演算部7は、供給されたデジタ
ル荷重データの大きさから、カーソル(本体機器15の
表示部15Aに表示されるカーソル)のX方向の移動量
を算出する。そして、得られたX方向の移動量を示す座
標データは、中央制御装置6から通信制御部13に供給
され、通信制御部13は、供給された座標データを伝送
ケーブル14を介してキーボード装置から外部接続のパ
ソコン等の本体機器15に通信伝送させ、本体機器15
は、供給された座標データを適宜変換処理して表示部1
5Aに供給し、表示部15Aに表示されているカーソル
を座標データの情報内容に応じて適宜横方向に移動させ
る。記憶部8は、図2に示されるように、供給されたデ
ジタル荷重データを一定時間間隔(サンプリング周期)
tでサンプリングし、それぞれのサンプリング時に得ら
れるデジタル荷重データ値S1、S2、S3、… …
…、Snをそれぞれ記憶する。ピーク値検出部9は、記
憶部8に記憶されたデジタル荷重データ値S1、S2、
S3、… … …、Snのピーク値、図2に図示の例で
は、デジタル荷重データ値S7を算出する。時間測定部
10は、記憶部8に記憶されたデジタル荷重データ値S
1、S2、S3、…… …、Snの連続してしきい値
(正方向しきい値)を超えている時間、図2の図示の例
では、デジタル荷重データ値S4が得られた後、デジタ
ル荷重データ値S10が得られるまでの時間を測定す
る。なお、図2では、操作荷重が正方向に変化している
場合を示すもので、操作荷重が負方向に変化した場合は
負方向しきい値が適用される。傾度演算部11は、記憶
部8に記憶されたデジタル荷重データ値S1、S2、S
3、… … …、Snから単位時間当たりの荷重変化傾
度、即ち、隣合うデジタル荷重データ値S1−S2、S
2−S3、S3−S4、…… …、S(n−1)−Sn
の差をサンプリング周期tで除した値の最大値、図2に
図示の例では、デジタル荷重データ値S8−S9の差を
サンプリング周期tで除した値を算出する。
【0022】次いで、操作判定部12は、ピーク値検出
部9で算出したデジタル荷重データ値のピーク値(デジ
タル荷重データ値S7)が予め内部設定されているデジ
タル設定値より大きいか(Y)かそれとも大きくない
(N)か、時間測定部10で算出したしきい値を超えて
いる時間(デジタル荷重データ値S4が得られた後、デ
ジタル荷重データ値S10が得られるまでの時間)が予
め内部設定されている設定時間よりも小さいか(Y)そ
れとも小さくない(N)か、傾度演算部11で算出した
荷重変化傾度の最大値(デジタル荷重データ値S8−S
9の差をサンプリング周期tで除した値)が予め内部設
定されている設定荷重変化傾度よりも大きいか(Y)か
それとも大きくない(N)かをそれぞれ判定する。これ
らの判定において、荷重データ値のピーク値、しきい値
を超えている時間、荷重変化傾度の最大値のそれぞれに
おいて(Y)の判定が得られたとき、操作判定部12
は、スティック型操作部1の操作においてスイッチ操作
が行われたものと判断し、スイッチ操作データを出力
し、荷重データ値のピーク値、しきい値を超えている時
間、荷重変化傾度の最大値のいずれかにおいて少なくと
も1つまたはそれ以上の(N)の判定が得られたとき、
操作判定部12は、スティック型操作部1の操作におい
て通常の押圧操作が行われたものと判断し、スイッチ操
作データを出力しない。そして、得られたスイッチ操作
データは、中央制御装置6から通信制御部10に供給さ
れ、通信制御部13は、供給されたスイッチ操作データ
をキーボード装置から外部接続のパソコン等の本体機器
15に通信伝送させ、本体機器15は、供給されたスイ
ッチ操作データを適宜変換処理して表示部15Aに供給
し、表示部15Aに表示されているカーソルにスイッチ
操作データの情報内容に応じた処理を行わせる。
【0023】このように、本実施例によれば、スティッ
ク型操作部1の操作時に得られた荷重データに対し、ピ
ーク値検出部9において算出したピーク荷重値、時間測
定部10において測定した荷重値がしきい値を超過して
いる時間、傾度演算部11において算出した荷重変化の
傾きの値のそれぞれを操作判定部12に供給し、操作判
定部12がそれらの値や時間に基づき、スティック型操
作部1の操作が通常の押圧操作であるかまたはスイッチ
操作であるかの判定が行われるもので、ピーク値検出部
9、時間測定部10、傾度演算部11、操作判定部12
は、いずれも、汎用的な回路部分により構成され、か
つ、それらが汎用的な動作を行っているだけであるの
で、スティック型操作部1のスイッチ操作を検出する場
合、そのスイッチ操作を検出するための特有のセンサー
や回路部をわざわざ設ける必要がなくなり、この点から
キーボード装置の構成が複雑にならず、しかも、その製
造コストを安価に抑えられる。
【0024】なお、本実施例においては、座標入力装置
がキーボード装置である場合を例に挙げて説明したが、
本発明の座標入力装置はキーボード装置である場合に限
れられるものでなく、これに類した他の座標入力装置で
あっても同様に適用できることは明らかである。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スティ
ック型操作部の操作時におけるスイッチ操作を検出する
場合、スイッチ操作を検出するための特有のセンサーや
回路部を設ける必要がないことから、座標入力装置の構
成を複雑にすることがなく、座標入力装置の製造コスト
を安価にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座標入力装置の一実施例の構成を
示すブロック構成図である。
【図2】スティック型操作部の操作時における操作荷重
の変化の一例を動作特性図である。
【符号の説明】
1 スティック型操作部 2H−1、2H−2 横方向側歪ゲージ(圧力センサー
部) 2V−1、2V−2 縦方向側歪ゲージ(圧力センサー
部) 3H 横方向側差動増幅器(DAMP) 3V 縦方向側差動増幅器(DAMP) 4H 横方向側アナログ−デジタル変換器(A/D) 4V 縦方向側アナログ−デジタル変換器(A/D) 5H 横方向側デジタル−アナログ変換器(D/A) 5V 縦方向側デジタル−アナログ変換器(D/A) 6 中央制御装置(CPU) 7 座標演算部 8 記憶部 9 ピーク値検出部 10 時間測定部 11 傾度演算部 12 操作判定部 13 通信制御部 14 伝送ケーブル 15 本体機器(パソコン) 15A 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スティック型操作部と、前記スティック
    型操作部の基部側面に配置され、前記スティック型操作
    部を操作した際に互いに直交するX方向及びY方向の操
    作荷重を検出し、荷重データとして出力する圧力センサ
    ー部と、前記荷重データから操作荷重の大きさ対応する
    X方向及びY方向のカーソル移動量を算出する座標演算
    部と、前記圧力センサー部から出力される前記荷重デー
    タを所定時間毎にサンプリングし、サンプリング時の荷
    重データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された
    荷重データのピーク値を算出するピーク値検出部と、前
    記記憶された荷重データが連続してしきい値を超えるし
    きい値超過時間を測定する時間測定部と、前記記憶され
    た荷重データに基づいて単位時間当たりの荷重変化傾度
    の値を算出する傾度演算部と、前記ピーク値検出部で算
    出したピーク値、前記時間測定部で測定したしきい値超
    過時間、前記傾度演算部で算出した荷重変化傾度の値に
    基づき前記スティック型操作部の通常押圧操作及びスイ
    ッチ操作の別を判定する操作判定部とを備えることを特
    徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記操作判定部は、前記X方向の荷重力
    に基づくX方向荷重データ及び前記Y方向の荷重力に基
    づくY方向荷重データにおける少なくとも一方の荷重デ
    ータの前記ピーク値が予設定荷重値よりも大きく、か
    つ、荷重変化傾度の最大値が予設定傾度値よりも大き
    く、その上、前記X方向荷重データ及び前記Y方向荷重
    データにおける前記しきい値超過時間が予設定時間より
    も大きいときにスイッチ操作が行われたものと判断して
    いることを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
JP8171162A 1996-07-01 1996-07-01 座標入力装置 Pending JPH1021001A (ja)

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US08/885,709 US6137474A (en) 1996-07-01 1997-06-30 Coordinate and switching input apparatus without additional elements for detecting a switching operation

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