JP3492122B2 - プレスブレーキのラム制御方法および制御装置 - Google Patents

プレスブレーキのラム制御方法および制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラムに支持されて
駆動される駆動金型と、この駆動金型に対向配置される
ように固定テーブルに支持される固定金型との協働によ
って板状のワークを折り曲げるプレスブレーキのラム制
御方法および制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレスブレーキに用いられる金型は、許
容値以上の加圧力で使用されると破損して非常に危険で
ある。このため、この種のプレスブレーキにおいては、
通常、駆動金型を駆動するラムの加圧力が許容値を越え
ないように過負荷安全装置が装着されている。
【0003】従来の過負荷安全装置としては、例えば特
開平6−154871号公報に開示されているように、
上下の各金型間に付加される加圧力を検出し、この検出
値により異常状態もしくは過負荷状態にあると判定され
たときにプレスブレーキを非常停止させるようにしたも
のが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示されている方法では、常に加圧力をチェックす
ることが可能ではあるが、この加圧力を検出するための
特別な装置が必要であるだけでなく、異常状態を検出す
るまでに上型(パンチ)と下型(ダイ)との間に金型が
破損するほどの加圧力がかかっているために、金型が損
傷し易いという問題点がある。また、駆動金型を支持す
るラムをサーボモータにより駆動する方式の場合、ラム
が高速移動されるために、このラムの移動に伴って発生
する加圧力の検出が間に合わず、過負荷が検出される以
前に金型が破損してしまう恐れがある。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するこ
とを目的として、圧力検出のための特別の付加装置を必
要とすることなく、曲げデータの入力ミス等に基づく金
型衝突による金型破損の危険性を回避することのできる
プレスブレーキのラム制御方法および制御装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述さ
れた目的を達成するために、本発明によるプレスブレー
キのラム制御方法は、ラムに支持されて駆動される駆動
金型と、この駆動金型に対向配置されるように固定テー
ブルに支持される固定金型との協働によって板状のワー
クを折り曲げるプレスブレーキのラム制御方法であっ
て、前記駆動金型と前記固定金型との干渉を監視するた
めに、前記ラムの加圧力の制限値を前記駆動金型と前記
固定金型とが干渉した場合に支障のない程度の値に設定
、かつその設定される加圧力の制限値に基づき前記ラ
ムの移動速度を設定して前記ラムの駆動を行う金型干渉
チェック工程を設けることを特徴とするものである。
【0007】本発明においては、例えば作業開始時のよ
うに駆動金型と固定金型とが衝突する可能性があるとき
には、金型干渉チェック工程において、駆動金型を支持
するラムの加圧力が、この駆動金型と固定金型とが干渉
した場合に支障のない程度の値に設定され、この設定さ
れた加圧力とその加圧力に基づき設定される移動速度と
でラムが駆動される。これにより、作業者の曲げデータ
の入力ミスまたは金型の取り付け間違い等に基づく金型
衝突の危険性を未然に防ぐことができ、またラムの移動
速度が抑制されているために作業者が危険を感じて作業
を中断するのを容易に行うことができる。こうして、金
型破損とそれにより機械本体に及ぼす悪影響を防ぐこと
ができるとともに、作業者への危険を確実に防ぐことが
できる。
【0008】 次に、前述のプレスブレーキのラム制御
方法を具体的に実現するための、本発明によるプレスブ
レーキのラム制御装置は、ラムに支持されて駆動される
駆動金型と、この駆動金型に対向配置されるように固定
テーブルに支持される固定金型との協働によって板状の
ワークを折り曲げるプレスブレーキのラム制御装置であ
って、 (a)前記駆動金型の加圧力の制限値を定する加圧力
制限値設定手段、 (b)記駆動金型の移動速度を設定する移動速度設定
手段および (c)この移動速度設定手段により設定される移動速度
で前記ラムを駆動するラム駆動手段を備え、通常の曲げ
加工モードとは別に、前記駆動金型と前記固定金型との
干渉を監視するための金型干渉チェックモードが設けら
れ、この金型干渉チェックモードが有効である場合、前
記加圧力制限値設定手段は、前記駆動金型の加圧力の制
限値を、この駆動金型と前記固定金型とが干渉した場合
に支障のない程度の値に設定し、かつ前記移動速度設定
手段は、前記加圧力制限値設定手段により設定される制
限値に基づき前記駆動金型の移動速度を設定することを
特徴とするものである。
【0009】この制御装置においては、例えば作業開始
時のように駆動金型と固定金型とが衝突する可能性があ
るときには、加圧力制限値設定手段により駆動金型を支
持するラムの加圧力の制限値が、この駆動金型と固定金
型とが干渉した場合に支障のない程度の値に設定され、
この設定された加圧力制限値に基づき移動速度設定手段
により前記駆動金型の移動速度が設定され、この設定さ
れる移動速度でラム駆動手段によりラムが駆動される。
こうして、作業者の曲げデータの入力ミスまたは金型の
取り付け間違い等に基づいて金型衝突の危険性がある場
合にも、ラムの移動速度が抑制されているためにその危
険を回避することができ、また作業者が危険を感じて作
業を中断するのを容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるプレスブレー
キのラム制御方法および制御装置の具体的な実施の形態
につき、図面を参照しつつ説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係るプレスブレ
ーキの正面図、図2は同プレスブレーキの側面図であ
る。
【0012】本実施例のプレスブレーキにおいては、固
定のテーブル1と、このテーブル1に対位して昇降駆動
されるラム2とが備えられ、テーブル1の上面にはダイ
保持装置3を介してV字状の型溝を有するダイ(下金
型)4が保持され、ラム2の下部にはダイ4に対向して
パンチ(上金型)5がパンチ保持装置6を介して取り付
けられている。
【0013】前記テーブル1の両端部には一対のサイド
フレーム7,8が一体に設けられ、各サイドフレーム
7,8の上端部を連結するように支持フレームが設けら
れている。そして、この支持フレームには複数個(本実
施例では2個)のラム駆動装置9が取り付けられてお
り、これらラム駆動装置9の下端部にラム2が連結され
ている。こうして、ラム駆動装置9の作動によってラム
2が昇降動されることにより、パンチ5とダイ4との間
に介挿されるワークWが折り曲げられるようになってい
る。
【0014】各ラム駆動装置9は、後方に設けられるA
Cサーボモータ10を駆動源としてその駆動力をタイミ
ングベルト11を介してラム2に連結されているボール
スクリュー12に伝え、このボールスクリュー12によ
ってサーボモータ10の回転駆動力を上下方向の移動力
に変換してワークWに対する加圧力を発生するように構
成されている。
【0015】前記ラム2の上下位置は、各ラム駆動装置
9の駆動軸位置に対応して設けられるリニアエンコーダ
13によって検出され、その検出データがNC装置14
(図3参照)に入力されることにより、各軸位置に応じ
てサーボアンプ15(図3参照)を介して各サーボモー
タ10がフィードバック制御されようになっている。こ
こで、前記リニアエンコーダ13は、各サイドフレーム
7,8に沿うように設けられる2枚のサイドプレート
と、左右のサイドプレートを連結するビームとにより構
成される補正ブラケット16に支持されている。このよ
うな構成により、これらリニアエンコーダ13は、サイ
ドフレーム7,8の負荷変化による変形の影響を受ける
ことがなく、ラム2の各軸毎の絶対位置を計測すること
が可能である。
【0016】曲げデータ等の入出力用の入出力装置,各
種データを基に演算を行うNC装置14および各種デー
タを表示する表示器等を含む操作盤17は支持フレーム
に旋回自在なアーム18を介して吊り下げられている。
また、本体フレームの側部にはサーボアンプなどの制御
機器を内蔵する制御盤19が取り付けられている。さら
に、本体フレームの側部下方には足踏み操作用のフート
スイッチ20が設けられている。
【0017】図3には、本実施例の制御システム構成が
示されている。NC装置14においては、操作盤17よ
り入力される曲げ加工データに基づき、ラム2の動作位
置(遅送り位置および下限位置)やラム2の移動速度お
よび加圧力(曲げに必要な圧力)が演算される。なお、
これらデータは作業者が操作盤17より入力することも
可能である。
【0018】作業者がフートスイッチ20によりラム2
に動作指令を与えると、NC装置14ではサーボアンプ
15に対して速度指令とラム動作に必要なトルクの最大
値(トルク制限値)を与える。前記サーボアンプ15で
は、与えられた速度指令とトルク制限値によりサーボモ
ータ10に駆動指令を発する。また、このサーボモータ
10に内蔵されたエンコーダ21の出力パルスはサーボ
アンプ15にフィードバックされる。サーボアンプ15
は、このエンコーダ21からの信号に基づいて速度を算
出し、NC装置14から入力される速度信号に近づくよ
うにサーボモータ10が制御する。
【0019】一方、リニアエンコーダ13からの位置フ
ィードバック信号はNC装置14に入力され、NC装置
14はこの位置フィードバック信号に基づきラム2を目
標位置に位置決めする。この目標位置への位置決めに際
しては加減速時間や位置ループゲインなどのNCパラメ
ータによって機械が制御される。ここで、NC装置14
の内部のデータ格納エリアには、図4に示されるような
各種パラメータが記憶されている。これらパラメータ
は、メーカ側で設定されてユーザの書換えを不可能とし
ているNCパラメータと、ユーザが入力したものを記憶
しておくユーザ設定データとに分けられる。前記NCパ
ラメータとしては、圧力データ(速下降トルク,最低ト
ルク,上昇トルク),速度データ(最低トルク移動速
度),加減速時間データ,位置ループゲイン等のパラメ
ータがあり、ユーザ設定データとしては、速度データ
(速下降速度,上昇速度),運転データ(上限位置,遅
送り位置,下限位置,曲げ加圧力,曲げ加工速度)等が
ある。
【0020】本実施例のプレスブレーキにおいては、例
えば作業者の曲げデータの入力ミス,金型の取り付け間
違い等に基づいて金型同士が衝突する危険性があること
に鑑み、この危険を防止するために、通常の曲げ加工モ
ードとは別に金型干渉チェックモードが設けられてい
る。この金型干渉チェックモードが有効であるか否かは
図5に示される判断ルーチンによって判定される。
【0021】この判断ルーチンにおいては、作業者が入
出力装置を操作して、運転モードに移行した場合(S
1)もしくは運転データを変更した場合(S2)、ある
いは作業者の直接操作によって金型干渉チェックモード
スイッチがオン作動された場合(S3)に、金型干渉チ
ェックモードに移行し(S4)、これら各条件のいずれ
も満たされない場合に、通常の曲げ加工モードに移行す
る(S5)。なお、これら金型干渉チェックモードもし
くは通常の曲げ加工モードのいずれのモードが有効にな
っているかは、内蔵されている表示器により表示され
る。
【0022】次に、図6に示されているフローチャート
を参照しつつ、ラム2の動作を1ストローク行う場合の
処理フローについて説明する。
【0023】T1〜T4:ラム動作開始のためにフート
スイッチ20が踏まれたときには、前述の図5に示され
る判断ルーチンによって金型干渉チェックモードである
か否かが判定され、金型干渉チェックモードでないと
き、すなわち通常の曲げ加工モードであるときには、図
7(b)に示されているように、ラム2のトルク制限値
(加圧力制限値)をNCパラメータの速下降トルクD’
に設定するとともに、ラム2の速下降速度をユーザ設定
データの速下降速度に設定する。
【0024】T5〜T7:サイクルタイム短縮のため
に、ラム2を上限位置から遅送り位置まで速下降速度で
下降させてワークWとパンチ5,ダイ4を接近させる
(図7(b)のD)。この後、遅送り位置に到達したと
きにその到達したことを表示する。
【0025】T8〜T12:遅送り位置に到達した後に
おいては、トルク制限値をユーザ設定データの曲げ加圧
力E’に設定した後、遅下降速度で曲げ加工動作を行っ
て下限位置に到達する(図7(b)のE)。この後、下
限位置に到達したときにその到達したことを表示する。
【0026】T13〜T16:下限位置に到達した後
は、トルク制限値をNCパラメータの上昇トルクF’に
設定するとともに、上昇速度をユーザ設定データの上昇
速度に設定して上昇位置に到達するまでラム2を上昇移
動させる((図7(b)のF)。
【0027】通常の曲げ加工においては、この図7
(b)に示される動作線図にしたがって動作が行われる
が、金型の干渉の危険性があるときには、ラム位置がD
とFにある際に大きなトルクが発生しており、またEの
曲げ加工動作中であっても作業者の設定する曲げ加圧力
の値によっては大きなトルクが発生する。この大トルク
発生時にパンチ5とダイ4とが衝突すると金型に大きな
力が加わり危険である。これを防止するために、本実施
例では、ステップT17〜T23に金型干渉チェックモ
ードが設けられている。次に、この金型干渉チェックモ
ードについて説明する。
【0028】T17〜T18:金型干渉チェックモード
であるときには、図7(a)に示されているように、ラ
ム2のトルク制限値(加圧力制限値)をNCパラメータ
の最低トルクA’に設定するとともに、ラム2の移動速
度をNCパラメータの最低トルク移動速度に設定する。
【0029】T19〜T21:ラム2を上限位置から遅
送り位置まで設定速度で下降させてワークWとパンチ
5,ダイ4を接近させる(図7(a)のA)。この後、
遅送り位置に到達したときにその到達したことを表示す
る。
【0030】T22〜T23:引き続き、遅送り位置か
ら下限位置までも同じ設定トルクA’と設定速度とでラ
ム2を移動させる(図7(a)のB)。そして、下限位
置に到達した後はステップT12へ進んで、通常の曲げ
加工モードと同様の上昇トルクC’と上昇速度とでラム
2は上昇する(図7(a)のC)。
【0031】以上のように、本実施例によれば、金型干
渉チェックモードが設けられており、例えば作業開始時
のようにパンチ5とダイ4とが衝突する可能性があると
きには、ラム2が、NC装置14内のメモリに設定され
ている最低トルクと最低トルク移動速度で、上限位置か
ら下限位置まで移動されるので、作業者の曲げデータの
入力ミスまたは金型の取り付け間違い等に基づく金型衝
突の危険性を未然に防ぐことができ、またラムの移動速
度が抑制されているために作業者が危険を感じて作業を
中断するのを容易に行うことができる。したがって、金
型破損とそれにより機械本体に及ぼす悪影響を確実に防
ぐことができるとともに、作業者への危険を確実に回避
することができる。
【0032】本実施例の金型干渉チェックモードにおい
ては、ラム2の動作態様を通常の曲げ加工モードにおけ
る動作態様と一致させるために、下降途中でラムを一時
停止させるものとしたが、このような一時停止を行わず
にラムを上限位置から下限位置まで同一速度で移動させ
るようにする実施例も可能である。
【0033】本実施例においては、ラム(可動部材)に
上金型を取り付け、テーブル(固定部材)に下金型を取
り付ける、いわゆるオーバードライブ式のプレスブレー
キについて説明したが、本発明は、ラム(可動部材)に
下金型を取り付け、テーブル(固定部材)に上金型を取
り付ける、いわゆるアンダードライブ式のプレスブレー
キに対しても適用できるのは言うまでもない。
【0034】本実施例においては、ラムの駆動源として
ACサーボモータとボールスクリューとを用いる高速の
動作速度を有するプレスブレーキに適用したものを説明
したが、本発明は、ラム駆動源として油圧ユニットとシ
リンダを用いるタイプのものに対しても適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るプレスブレー
キの正面図である。
【図2】図2は、本実施例のプレスブレーキの側面図で
ある。
【図3】図3は、本実施例のプレスブレーキの制御シス
テム構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、NC装置内部のデータ格納エリアを示
す図である。
【図5】図5は、金型干渉チェックモードの判断ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図6】図6は、ラム動作を1ストローク分行う際の処
理フローを示すフローチャートである。
【図7】図7(a)は、金型干渉チェックモードでのラ
ム動作線図、図7(b)は通常の曲げ加工モードでの動
作線図である。
【符号の説明】
1 テーブル 2 ラム 4 ダイ(下金型) 5 パンチ(上金型) 7,8 サイドフレーム 9 ラム駆動装置 10 ACサーボモータ 11 タイミングベルト 12 ボールスクリュー 13 リニアエンコーダ 14 NC装置 15 サーボアンプ 17 操作盤 19 制御盤 20 フートスイッチ 21 エンコーダ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/02 B30B 15/22 B30B 15/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムに支持されて駆動される駆動金型
    と、この駆動金型に対向配置されるように固定テーブル
    に支持される固定金型との協働によって板状のワークを
    折り曲げるプレスブレーキのラム制御方法であって、前記駆動金型と前記固定金型との干渉を監視するため
    に、 前記ラムの加圧力の制限値を前記駆動金型と前記固
    定金型とが干渉した場合に支障のない程度の値に設定
    、かつその設定される加圧力の制限値に基づき前記ラ
    ムの移動速度を設定して前記ラムの駆動を行う金型干渉
    チェック工程を設けることを特徴とするプレスブレーキ
    のラム制御方法。
  2. 【請求項2】 ラムに支持されて駆動される駆動金型
    と、この駆動金型に対向配置されるように固定テーブル
    に支持される固定金型との協働によって板状のワークを
    折り曲げるプレスブレーキのラム制御装置であって、 (a)前記駆動金型の加圧力の制限値を定する加圧力
    制限値設定手段、 (b)記駆動金型の移動速度を設定する移動速度設定
    手段および (c)この移動速度設定手段により設定される移動速度
    で前記ラムを駆動するラム駆動手段を備え、 通常の曲げ加工モードとは別に、前記駆動金型と前記固
    定金型との干渉を監視するための金型干渉チェックモー
    ドが設けられ、 この金型干渉チェックモードが有効である場合、前記加
    圧力制限値設定手段は、前記駆動金型の加圧力の制限値
    を、この駆動金型と前記固定金型とが干渉した場合に支
    障のない程度の値に設定し、かつ前記移動速度設定手段
    は、前記加圧力制限値設定手段により設定される制限値
    に基づき前記駆動金型の移動速度を設定する ことを特徴
    とするプレスブレーキのラム制御装置。
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