JPH115121A - プレスブレーキのラム制御方法 - Google Patents

プレスブレーキのラム制御方法

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JPH115121A
JPH115121A JP9159399A JP15939997A JPH115121A JP H115121 A JPH115121 A JP H115121A JP 9159399 A JP9159399 A JP 9159399A JP 15939997 A JP15939997 A JP 15939997A JP H115121 A JPH115121 A JP H115121A
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bending
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axis
driving
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Teruhiro Takazawa
彰宏 高澤
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の駆動軸を有するプレスブレーキにおい
て、曲げ加工時における板材の撓み補正を容易かつ正確
に行い、この撓み補正を板材を加圧しながらでも行える
ようにする。 【解決手段】 予め入力される曲げ加工データにより曲
げ加工時の各駆動軸の遅送り開始位置,同期制御終了位
置および各軸下限位置をそれぞれ演算し、曲げ加工に際
して、遅送り開始位置までは高速度で全軸を同期して下
降させ、遅送り開始位置から同期制御終了位置までは低
速度で全軸を同期して下降させ、同期制御終了位置から
下限位置までは低速度で各軸を独立して下降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の駆動軸を有
するラムに支持される駆動金型と、この駆動金型に対向
配置されるようにテーブルに支持される固定金型との協
働によって板状のワークを折り曲げるプレスブレーキの
ラム制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プレスブレーキにおいては、ラ
ムと固定テーブルとが対向配置されるとともに、ラムの
下端部に上金型(パンチ)が、固定テーブルの上面に下
金型(ダイ)がそれぞれ配置され、これら上金型と下金
型との間に板状のワークを挿入してラムを油圧シリンダ
もしくはACサーボモータ等によって作動させることに
より、これら上金型と下金型との間でワークを挟圧して
所要の曲げ角度に折り曲げるようにされている。
【0003】ところで、この種のプレスブレーキにおい
ては、ラムおよび固定テーブルの撓みを補正するため
に、例えば特開平1−166822号公報に開示されて
いるように、通常、くさび装置などを設けて予めその補
正クラウニングを設定するようにされている。また、例
えば特開平2−224821号公報に開示されているよ
うに、駆動源を3軸以上設けるとともに、負荷による撓
みを検出して駆動テーブルを凸状に湾曲させて撓みを補
正するなど本体に補正装置を付加したものも知られてい
る。
【0004】また、曲げ荷重から駆動テーブル(ラ
ム),固定テーブルおよびサイドフレームの撓みを演算
し、この撓みに応じた補正値により駆動テーブルの停止
位置を補正するようにした技術が特開平8−30004
7号公報において提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、くさび
装置などを用いる方法では、装置自体が複雑になるとと
もに、撓みの補正の調整が難しくなり、また板材を加工
しながら補正することができないという問題点がある。
また、駆動テーブルを湾曲させる方法では、駆動装置に
余分な推力が必要であって駆動源が大型になるという問
題点がある。
【0006】なお、特開平8−300047号公報に記
載のものでは、多軸の駆動軸を有する駆動テーブル(ラ
ム)の停止位置補正のための基本的手法を提案するもの
であって、板材の撓み補正をより効率的にかつ精度良く
行うための手段については開示されていない。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、複数の駆動軸を有するプレスブレーキにお
いて、曲げ加工時における板材の撓み補正を容易かつ正
確に行うことができるとともに、この撓み補正を板材を
加圧しながらでも行うことのできるプレスブレーキのラ
ム制御方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述の
目的を達成するために、第1発明によるプレスブレーキ
のラム制御方法は、複数の駆動軸を有するラムに支持さ
れる駆動金型と、この駆動金型に対向配置されるように
テーブルに支持される固定金型との協働によって板状の
ワークを折り曲げるプレスブレーキのラム制御方法であ
って、予め入力される曲げ加工データにより曲げ加工時
の各駆動軸の遅送り開始位置,同期制御終了位置および
各軸下限位置をそれぞれ演算し、曲げ加工に際して、遅
送り開始位置までは高速度で全軸を同期して下降させ、
遅送り開始位置から同期制御終了位置までは低速度で全
軸を同期して下降させ、同期制御終了位置から下限位置
までは低速度で各軸を独立して下降させることを特徴と
するものである。
【0009】この第1発明においては、まず曲げ製品情
報,加工情報,金型情報等の曲げ加工データにより曲げ
加工時の各駆動軸の遅送り開始位置,同期制御終了位置
および各軸下限位置が演算される。そして、曲げ加工時
に、例えば上限位置から遅送り開始位置までは高速度で
全軸が同期して下降され、この遅送り開始位置に達した
後、同期制御終了位置までは低速度で全軸が同期して下
降され、この同期制御終了位置に達した後、下限位置ま
では低速度で各軸が独立して下降される。このように、
各軸の同期運転,独立運転を組み合わせることにより、
くさび装置など特別な装置を用いることなく、板材の撓
みを容易かつ正確に補正することが可能となり、また板
材を加圧しながらでも撓み補正を行うことが可能とな
る。本発明は、撓み補正処理が各軸の下限位置で行われ
るよう構成されているので、特に撓み補正を高速で行う
場合に適用して好適な方法である。
【0010】また、第2発明によるプレスブレーキのラ
ム制御方法は、複数の駆動軸を有するラムに支持される
駆動金型と、この駆動金型に対向配置されるようにテー
ブルに支持される固定金型との協働によって板状のワー
クを折り曲げるプレスブレーキのラム制御方法であっ
て、予め入力される曲げ加工データにより曲げ加工時の
各駆動軸の遅送り開始位置,補正開始位置および各軸下
限位置をそれぞれ演算し、曲げ加工に際して、遅送り開
始位置までは高速度で全軸を同期して下降させ、遅送り
開始位置から補正開始位置までは低速度で各軸を独立し
て下降させ、補正開始位置から下限位置までは低速度で
全軸を同期して下降させることを特徴とするものであ
る。
【0011】この第2発明においては、まず曲げ製品情
報,加工情報,金型情報等の曲げ加工データにより曲げ
加工時の各駆動軸の遅送り開始位置,補正開始位置およ
び各軸下限位置が演算される。そして、曲げ加工時に、
例えば上限位置から遅送り開始位置までは高速度で全軸
が同期して下降され、この遅送り開始位置に達した後、
補正開始位置までは低速度で各軸が独立して下降され、
この補正開始位置に達した後、下限位置までは低速度で
全軸が同期して下降される。こうして、第1発明と同
様、くさび装置など特別な装置を用いることなく、板材
の撓みを容易かつ正確に補正することが可能となり、ま
た板材を加圧しながらでも撓み補正を行うことが可能と
なる。本発明は、撓み補正処理が各軸の下限位置の手前
で行われるよう構成されているので、特に撓み補正を高
精度で行う場合に適用して好適な方法である。
【0012】前記各発明において、上昇時の同期制御開
始位置も併せて演算し、曲げ加工の終了後においては、
同期制御開始位置までは低速度で各軸を独立して上昇さ
せ、同期制御開始位置からは高速度で全軸を同期して上
昇させるようにするのが好ましい。こうすることで、曲
げ加工の終了後にラムをスムーズに上限位置まで上昇さ
せることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるプレスブレー
キのラム制御方法の具体的な実施の形態につき、図面を
参照しつつ説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例に係るプレスブレ
ーキの正面図、図2は同プレスブレーキの側面図、図3
は同プレスブレーキの制御システム構成図である。
【0015】本実施例のプレスブレーキにおいては、固
定のテーブル1と、このテーブル1に対位して昇降駆動
されるラム2とが備えられ、テーブル1の上面にはダイ
保持装置3を介してV字状の型溝を有するダイ(下金
型)4が保持され、ラム2の下部にはダイ4に対向して
パンチ(上金型)5がパンチ保持装置6を介して取り付
けられている。
【0016】前記テーブル1の両端部には一対のサイド
フレーム7,8が一体に設けられ、各サイドフレーム
7,8の上端部を連結するように支持フレーム9が設け
られている。そして、この支持フレーム9には複数個
(本実施例では4個)のラム駆動装置10a〜10dが
取り付けられており、これらラム駆動装置10a〜10
dの下端部にラム2が連結されている。こうして、ラム
駆動装置10a〜10dの作動によってラム2が昇降動
されることにより、パンチ5とダイ4との間に介挿され
るワークWが折り曲げられるようになっている。
【0017】各ラム駆動装置10a〜10dは、後方に
設けられるACサーボモータ11a〜11dを駆動源と
してその駆動力をタイミングベルト12を介してラム2
に連結されているボールスクリュー13に伝え、このボ
ールスクリュー13によってサーボモータ11a〜11
dの回転駆動力を上下方向の移動力に変換してワークW
に対する加圧力を発生するように構成されている。
【0018】前記ラム2の上下位置は、各ラム駆動装置
10a〜10dの駆動軸位置に対応して設けられるリニ
アエンコーダ14a〜14dによって検出され、その検
出データがNC装置(多軸NC装置)15に入力される
ことにより、各軸位置に応じてサーボアンプ16a〜1
6dを介して各サーボモータ11a〜11dがフィード
バック制御されようになっている。ここで、前記リニア
エンコーダ14a〜14dは、各サイドフレーム7,8
に沿うように設けられる2枚のサイドプレートと、左右
のサイドプレートを連結するビームとにより構成される
補正ブラケット17に支持されている。このような構成
により、これらリニアエンコーダ14a〜14dは、サ
イドフレーム7,8の負荷変化による変形の影響を受け
ることがなく、ラム2の各軸毎の絶対位置を計測するこ
とが可能である。
【0019】曲げデータ等の入出力用の入出力装置およ
び各種データを表示する表示器等を含む操作盤(ペンダ
ント操作盤)24は支持フレームに旋回自在なアーム2
5を介して吊り下げられている。また、本体フレームの
側部には各種データを基に演算を行うNC装置15,サ
ーボアンプなどの制御機器を内蔵する制御盤20が取り
付けられている。さらに、本体フレームの側部下方には
足踏み操作用のフートスイッチ26が設けられている。
【0020】NC装置15においては、操作盤24より
入力される曲げ加工データに基づき、ラム2の動作位置
(遅送り位置および下限位置)やラム2の移動速度およ
び加圧力(曲げに必要な圧力)が演算される。なお、こ
れらデータは作業者が操作盤24より入力することも可
能である。
【0021】作業者がフートスイッチ26によりラム2
に動作指令が与えられると、NC装置15ではサーボア
ンプ16a〜16dに対して速度指令とラム動作に必要
なトルクの最大値(トルク制限値)とが与えられる。前
記サーボアンプ16a〜16dでは、与えられた速度指
令とトルク制限値によりサーボモータ11a〜11dに
駆動指令が発せられる。また、このサーボモータ11a
〜11dに内蔵されるエンコーダ18a〜18dの出力
パルスはサーボアンプ16a〜16dにフィードバック
される。サーボアンプ16a〜16dは、このエンコー
ダ18a〜18dからの信号に基づいて速度を算出し、
NC装置15から入力される速度信号に近づくようにサ
ーボモータ11a〜11dを制御する。
【0022】一方、リニアエンコーダ14a〜14dか
らの位置フィードバック信号はNC装置15に入力さ
れ、NC装置15はこの位置フィードバック信号に基づ
きラム2を目標位置に位置決めする。
【0023】本実施例のプレスブレーキにおいては、ラ
ム2の下降によるワークWの曲げ加工に際して、NC装
置15内において撓み補正処置が実行される。次に、こ
の撓み補正処置の処理フローを、図4に示される動作説
明図を参照しつつ図5に示されるフローチャートによっ
て説明する。
【0024】S1:操作盤から、曲げ製品情報,加工情
報,金型情報等の曲げ加工データを入力する。 S2:入力データに基づき、ラム2の遅送り開始位置
(遅速位置)を計算する。なお、この遅速位置は、ラム
2に取り付けられているパンチ5がワークWに急激に衝
突すると、ワークWに傷が付いたり、位置ずれが生じた
りすることを考慮して設定されている。 S3:撓み補正を加味した各ラム駆動装置10a〜10
dの駆動軸の下限位置を計算する。
【0025】S4:曲げ加工時にワークWに加わる加圧
力の最大値を設定するために、入力データに応じて必要
加圧力を計算する。 S5:ステップS3で計算された各軸の下限位置の中で
一番高い位置よりやや手前の位置をラム下降時の同期制
御終了位置,ラム上昇時の同期制御開始位置として計算
する。 S6:ラム2の下降を開始する。
【0026】S7:同期制御終了位置まで、全軸を同期
して水平に下降を行う。この場合、図4に示されている
ように、上限位置から遅速位置までは高速度で下降し、
遅速位置から同期制御終了位置までは低速度で下降す
る。また、この低速域に入ると、必要加圧力以上の力が
発生しないようにする。 S8:同期制御終了位置に到達した後は、全軸の同期運
転を解除し各軸の下限位置まで独立して下降する。
【0027】S9:加工が終了すると、上昇時の同期制
御開始位置まで各軸が独立して上昇する。なお、加工終
了時に各軸の偏差(両端にある軸の位置を基準にしてそ
の2軸の位置を結ぶ線と各軸の現在位置との差)が基準
値以上になった場合には、トルク制限を行いながら上昇
する。 S10〜S11:同期制御開始位置まで各軸が上昇した
後は、全軸同期して高速で上限位置まで上昇し、上限位
置で停止する。
【0028】以上のように、本実施例によれば、従来用
いられているくさび装置など特別な装置を用いることな
く、板材の撓みを容易かつ正確に補正することができ
る。また板材を加圧しながらでも撓み補正を行うことが
できる。本実施例の場合、撓み補正処理を各軸の下限位
置で行うようされているので、特に撓み補正を高速度で
行う場合に適用して好適である。
【0029】前記実施例では、撓み補正処理を各軸の下
限位置で行うものについて説明したが、この撓み補正処
理は各軸の下限位置の手前で行う実施例も可能である。
図6および図7に示されるのは、このように下限位置の
手前で行う場合の例であって、図6はその動作説明図、
図7は処理フローを示すフローチャートである。以下、
このフローチャートにしたがって説明する。
【0030】T1:操作盤から、曲げ製品情報,加工情
報,金型情報等の曲げ加工データを入力する。 T2:入力データに基づき、ラム2の遅送り開始位置
(遅速位置)を計算する。なお、この遅速位置は、ラム
2に取り付けられているパンチ5がワークWに急激に衝
突すると、ワークWに傷が付いたり、位置ずれが生じた
りすることを考慮して設定されている。 T3:撓み補正を加味した各ラム駆動装置10a〜10
dの駆動軸の下限位置を計算する。
【0031】T4:曲げ加工時にワークWに加わる加圧
力の最大値を設定するために、入力データに応じて必要
加圧力を計算する。 T5:ステップT3で計算された各軸の下限位置の中で
一番高い位置よりやや手前の位置をラム上昇時の同期制
御開始位置として計算する。また、各軸の下限位置から
それぞれ同じ長さだけ手前の位置を各軸の補正開始位置
として計算する。 T6:ラム2の下降を開始する。
【0032】T7:上限位置から遅速位置までは高速度
で全軸を同期して水平に下降を行う。 T8:遅速位置に到達した後は、全軸の同期運転を解除
し各軸の補正開始位置まで低速度で独立して下降する。
この低速域に入ると、必要加圧力以上の力が発生しない
ようにする。また、位置ループゲインなどのサーボパラ
メータを予め設定された加工のための値に変更する。 T9:各軸が補正開始位置に到達したら、予め設定され
た時間その位置で停止した後、全軸を同期して各軸の下
限位置まで下降する。その際、下降速度および位置ルー
プゲインなどのサーボパラメータなどを予め設定された
加工のための値に変更し移動する。
【0033】T10:加工が終了すると、同期制御開始
位置まで各軸が独立して上昇する。なお、加工終了時に
各軸の偏差が基準値以上になった場合には、トルク制限
を行いながら上昇する。また、加工のために変更した速
度,サーボパラメータを解除する。 T11〜T12:同期制御開始位置まで各軸が上昇した
後は、全軸同期して高速で上限位置まで上昇し、上限位
置で停止する。
【0034】本実施例の場合、撓み補正処理が各軸の下
限位置の手前で行われるようにされているので、特に撓
み補正を高精度で行う場合に適用して好適である。
【0035】前記各実施例において、曲げ加工中の各軸
の現在位置を常時監視して、前述の各軸の偏差が基準値
を越えると移動を停止させ、同時にエラー表示させるよ
うにするのが好ましい。また、このように各軸の現在位
置の監視のみならず、演算により求められた各軸の目標
位置に対しても同様の処理を行って、移動停止とエラー
表示を行うようにするのが好ましい。ここで、例えば4
軸の駆動軸を有するラムの場合、移動停止,エラー表示
は次のようにして行われる(図8参照)。 a)軸1と軸4の現在位置の差を傾きとして計算する。 b)傾きの直線に対する軸2の現在位置の差を変位1と
して計算する。 c)傾きの直線に対する軸3の現在位置の差を変位2と
して計算する。 d)傾き、変位1、変位2および変位1と変位2との差
が予め設定されている基準値を越える場合、移動を停止
しエラー表示を行う。
【0036】本実施例においては、ラムの駆動源として
ACサーボモータとボールスクリューとを用いる高速の
動作速度を有するプレスブレーキに適用したものを説明
したが、本発明は、ラム駆動源として油圧ユニットとシ
リンダを用いるタイプのものに対しても適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るプレスブレー
キの正面図である。
【図2】図2は、本実施例のプレスブレーキの側面図で
ある。
【図3】図3は、本実施例のプレスブレーキの制御シス
テム構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、本実施例の撓み補正処置の動作説明図
である。
【図5】図5は、本実施例の撓み補正処置の処理フロー
を示すフローチャートである。
【図6】図6は、他の実施例に係る撓み補正処置の動作
説明図である。
【図7】図7は、他の実施例に係る撓み補正処置の処理
フローを示すフローチャートである。
【図8】図8は、位置監視処理の一例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 テーブル 2 ラム 4 ダイ(下金型) 5 パンチ(上金型) 7,8 サイドフレーム 9 支持フレーム 10a〜10d ラム駆動装置 11a〜11d ACサーボモータ 12 タイミングベルト 13 ボールスクリュー 14a〜14d リニアエンコーダ 15 NC装置 16a〜16d サーボアンプ 17 補正ブラケット 18a〜18d エンコーダ 20 制御盤 24 操作盤 25 アーム 26 フートスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駆動軸を有するラムに支持される
    駆動金型と、この駆動金型に対向配置されるようにテー
    ブルに支持される固定金型との協働によって板状のワー
    クを折り曲げるプレスブレーキのラム制御方法であっ
    て、 予め入力される曲げ加工データにより曲げ加工時の各駆
    動軸の遅送り開始位置,同期制御終了位置および各軸下
    限位置をそれぞれ演算し、曲げ加工に際して、遅送り開
    始位置までは高速度で全軸を同期して下降させ、遅送り
    開始位置から同期制御終了位置までは低速度で全軸を同
    期して下降させ、同期制御終了位置から下限位置までは
    低速度で各軸を独立して下降させることを特徴とするプ
    レスブレーキのラム制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の駆動軸を有するラムに支持される
    駆動金型と、この駆動金型に対向配置されるようにテー
    ブルに支持される固定金型との協働によって板状のワー
    クを折り曲げるプレスブレーキのラム制御方法であっ
    て、 予め入力される曲げ加工データにより曲げ加工時の各駆
    動軸の遅送り開始位置,補正開始位置および各軸下限位
    置をそれぞれ演算し、曲げ加工に際して、遅送り開始位
    置までは高速度で全軸を同期して下降させ、遅送り開始
    位置から補正開始位置までは低速度で各軸を独立して下
    降させ、補正開始位置から下限位置までは低速度で全軸
    を同期して下降させることを特徴とするプレスブレーキ
    のラム制御方法。
  3. 【請求項3】 上昇時の同期制御開始位置も併せて演算
    し、曲げ加工の終了後においては、同期制御開始位置ま
    では低速度で各軸を独立して上昇させ、同期制御開始位
    置からは高速度で全軸を同期して上昇させる請求項1ま
    たは2に記載のプレスブレーキのラム制御方法。
JP9159399A 1997-06-17 1997-06-17 プレスブレーキのラム制御方法 Withdrawn JPH115121A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146766A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Amada Co Ltd プレスブレーキ
CN113877994A (zh) * 2021-09-22 2022-01-04 深圳市合信自动化技术有限公司 一种全电驱动的折弯机

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