JP3491477B2 - グロメット類拡開具 - Google Patents

グロメット類拡開具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグロメット類拡開具
に関し、特に手動操作に適したグロメット類拡開具に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤハーネスやワイヤハーネ
スを構成するサブアセンブリ(以下、「ワイヤアセンブ
リ」と総称するの外装部品として使用されるグロメッ
トのうち、ドアグロメットやテールゲートグロメット等
(以下、「グロメット類」と総称する)は、L字状に折
れ曲がった外形を呈している管部材であり、開口寸法が
比較的小さいため、その内部にワイヤアセンブリの電線
束を挿通させることは容易ではない。そこで従来より、
この種のグロメットに電線束を挿通させるための挿通具
が提案されてきた。
【0003】例えば、本件出願人は、砲弾形の中空収容
体に電線束の端部に接続された端子を収容し、中空収容
体の開口部に延設された通しバーを把持して、中空収容
体をグロメット類内部に押し込むようにしたもの(実開
平6−57019号公報参照)や、径方向に伸縮可能な
略C字形断面の樋状部材を設け、グロメット類への挿入
時には樋状部材を縮径させるとともに、電線束の挿入時
には挿入された樋状部材を拡開するようにしたもの(実
開平7−36523号公報参照)を先に提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した挿入具は、何
れも端部に端子が接続されている電線束であって、自由
状態にあるグロメット類の内径よりも外径が小さいもの
を挿通するのに適している。しかしながら、中空収容体
や樋状部材では、グロメット類を拡開できる寸法に制約
があるため、グロメット類がL字状に屈曲していること
も相俟って、外径がグロメット類の内径より大きな電線
束や、端部にコネクタが接続された電線束を手動で挿通
することはできなかった。
【0005】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、コネクタをも挿通可能にグロメット類を拡開す
ることのできるグロメット類拡開具を提供することを課
題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、グロメット類を装着可能な一対の爪と、
一対の各爪を、グロメット類を装着可能に近接した近接
姿勢とグロメット類を拡開可能に離反した離反姿勢との
で変位させ、グロメット類にワイヤアセンブリの電線
束を挿通するために使用されるグロメット類拡開具であ
って、上記一対の爪を、近接姿勢および離反姿勢に相対
的に変位可能に片持ち状に支持する爪支持手段と、
自由端を把持可能な一対の把持部を含み、グロメット
類の拡開時に、各爪の自由端を把持して、上記爪支持手
段により上記一対の爪が相対的に離反姿勢に変位され
にあわせて、一対の爪の自由端側を離反させる支援手
段を設けていることを特徴とするグロメット類拡開具で
ある。
【0007】 この特定事項を含む発明では、グロメッ
ト類は、片持ち状に設けられた一対の爪に装着されると
ともに、拡開時には、この爪の自由端が支援手段の把持
部で把持された状態で爪が離反姿勢に変位して拡開され
るので、拡開寸法の規制が小さくなり、コネクタを挿入
可能な大きさまでグロメット類を拡開することが可能に
なる一方、支援手段の把持部によって、爪の自由端を把
持した状態で爪が離反姿勢に変位するのを加勢すること
ができるので、より大きな拡開力をグロメット類に作用
させることが可能になる。挿通後は、爪を離反姿勢から
近接姿勢へ戻してグロメット類を縮径し、グロメット類
を抜き取る。
【0008】 本発明の好ましい態様において、上記支
援手段は、各把持部を、爪の自由端を把持可能な把持位
置とグロメット類の挿抜を許容可能に爪の自由端を解放
する解放位置との間で変位さる機構を備えている。
【0009】
【0010】
【0011】 発明のさらに好ましい態様において
は、上記爪の自由端に設けられ、近接姿勢における近接
位置を規定可能なスペーサをさらに備えている。
【0012】 この特定事項を含む発明では、各爪を近
接姿勢に相対的に変位させると、スペーサによって規定
された正規の間隔を隔てることになるので、爪の自由端
を把持する把持部に対して爪の自由端の位置決めが容易
になる
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態におけるグロメット類拡開具10
の斜視図である。同図を参照して、このグロメット類拡
開具10は、手動でグロメット類Gを拡開するためのも
のであり、平面視矩形のベース11を備えている。ベー
ス11の長手方向一端部には、当該ベース11の幅方向
に延びる固定ブロック12が固定されている。また、ベ
ース11には、当該ベース11の長手方向に沿うレール
部材13が設けられており、このレール部材13に沿っ
て往復移動するスライダ14を介して、ベース11に
は、当該ベース11の幅方向に延びる可動ブロック15
が連結されている。
【0015】 各ブロック12、15は、何れも矩形の
樹脂製品であり、その長手方向(ベース11の幅方向)
一端部には、段状の台部12A、15Aが形成されてい
る。それとともに、各ブロック12、15の上面には、
台部12A、15Aに対して各ブロック12、15の長
手方向に変位する変位体12B、15Bが配置されてい
る。
【0016】各変位体12B、15Bには、各ブロック
12、15の長手方向に沿って水平に延びるロッド12
C、15Cが突設されている。そして、これらロッド1
2C、15Cを介して、各変位体12B、15Bは、対
応するブロック12、15上に固定されたL字形ブラケ
ット12D、15Dに連結されており、ブロック12、
15の長手方向に沿って往復移動できるように構成され
ている。
【0017】 各L字形ブラケット12D、15Dに
は、側面視コの字形に形成されたコの字形ブラケット1
2E、15Eが固定されており、それぞれ変位体12
B、15Bと反対側に向かって開いている。これらコの
字形ブラケット12E、15Eには、その上下面に連結
されて対をなすリンクアーム12F、15F(それぞれ
上側のみ図示)の一端部がピンP1により軸支されてい
る。このリンクアーム12F、15Fの他端部は、ハン
ドルレバー16、17の基端フォーク部16A、17A
にピンP2により軸支されている。
【0018】 さらに各ハンドルレバー16、17の基
端フォーク部16A、17Aは上記ピンP2とは異な
る位置において、上記ロッド12C、15Cの自由端近
傍部にピンP3で連結されている。これによって、ハン
ドルレバー16、17は、ピンP3を中心に垂直軸回り
に回動可能である。そして、上述した各ピンP1〜P3
により、リンクアーム12F、15Fハンドルレバー
16、17およびロッド12C、15Cはトグル機構
構成しており、図示のように、ハンドルレバー16、1
7がベース11の長手方向に沿う状態では、各変位体1
2B、15Bが対応するブロック12、15の台部12
A、15Aに対して近接するとともに、ハンドルレバー
16、17がベース11の長手方向と交差する状態で
は、各変位体12B、15Bが対応するブロック12、
15の台部12A、15Aから離反するように、ロッド
12C、15Cが作用する。
【0019】 ここで、固定ブロック12の台部12A
および変位体12Bには、一対の爪20、21が片持ち
状に固定されており、図示の実施の形態における支持部
を構成している。この支持部としての台部12Aおよび
変位体12Bは、上述のように相対変位することによ
、グロメット類Gを装着可能に各爪20、21が近接
する近接姿勢(図3、6の姿勢)とグロメット類Gを
開可能に離反する離反姿勢(図1、4、5の姿勢)とに
各爪20、21を相対変位可能な状態で片持ち状に支持
している。ハンドルレバー16は、トグル機構に含まれ
ており、変位体12Bが台部12Aから離反したところ
でロックする。
【0020】各爪20、21は、何れも平板状の金属製
部材であり、対象となるグロメット類Gを装着可能な外
寸と、該グロメット類Gを拡開可能な剛性とを備えてい
る。また、図1のグロメット類拡開具10の要部を拡大
して示す平面略図である図2に示すように、何れか一方
の爪(図示の例では爪21)の自由端21A近傍部に
は、他方の爪20の自由端20A近傍部に向かって突出
するスペーサ突起22が固定されており、このスペーサ
突起22によって、両爪20、21は、上記近接姿勢に
おける正規の近接位置が規定されるようになっている。
【0021】次に、図1および図2を参照して、可動ブ
ロック15の台部15Aおよび変位体15Bは、図示の
実施の形態における支援手段の要部を構成している。こ
れら台部15Aおよび変位体15Bには、片持ち状の爪
20、21の自由端20A、21Aに対応する凹部2
3、24が区画されており、図示の実施の形態におい
て、各爪20、21毎に設けられた把持部を構成してい
る。また、図示の実施の形態において、上記可動ブロッ
ク15が、この把持部としての台部15Aおよび変位体
15Bを担持する担持部を構成している。
【0022】 各凹部23、24は、台部15Aおよび
変位体15Bに形成された溝25、26と、各溝25、
26をそれぞれ2枚一組で覆う係止プレート27によっ
て具体化されている。各溝25、26は、対応する爪2
0、21を挿抜するのに必要充分な寸法に設定されてい
る。これとともに、係止プレート2は、爪20に設け
られたスペーサ突起22との干渉を避けた状態で、対応
する爪20、21の内側面に対向する位置に設けられて
いる。この結果、凹部23、24がベース11の長手方
一端側において爪20、21の自由端20A、21A
の挿抜を許容するとともに、ベース11の幅方向におい
て爪20、21の自由端20A、21Aの離脱を規制す
る。
【0023】さらに、可動ブロック15をベース11に
連結しているレール部材13およびスライダ14は、図
示の実施の形態におけるスライド機構を構成している。
このスライド機構としてのレール部材13およびスライ
ダ14は、台部15Aおよび変位体15Bが対応する凹
部23、24によって爪20、21の自由端20A、2
1Aを把持可能な把持位置とグロメット類Gの挿抜を許
容可能に爪20、21の自由端20A、21Aを解放す
る解放位置との間で変位するように可動ブロック15を
往復移動させるよう設定されている。
【0024】次に上述した実施の形態における作用につ
いて説明する。図3ないし図6は、図1のグロメット類
拡開具10の作用を示す平面略図である。先ず、図3を
参照して、グロメット類Gを装着する際には、予めハン
ドルレバー16、17を操作して、各ブロック12、1
5の変位体12B、15Bを台部12A、15Aに近接
させておく。これにより、一対の爪20、21は、近接
姿勢に変位し、自由状態にあるグロメット類Gが装着で
きるようになっている。また、可動ブロック15を固定
ブロック12から図示の解放位置に離反させて、爪2
0、21の自由端20A、21Aを解放しておく。
【0025】この状態で爪20、21にグロメット類G
を装着すると、今度は可動ブロック15を固定ブロック
12に近接させ、各爪20、21の自由端20A、21
Aを凹部23、24(図1参照)内に導入する。このと
き、上述したように、一方の爪20にスペーサ突起22
を設けているので、各爪20、21を近接姿勢に相対的
に変位させると、各爪20、21は、スペーサ突起22
によって規定された正規の間隔を隔てることになる。こ
の結果、凹部23、24に対して爪20、21の自由端
20A、21Aの位置決めが容易になる(図2参照)。
【0026】 その後、各ハンドルレバー16、17を
操作して、変位体12B、15Bを台部12A、15A
から離反させることにより、図4に示すようにグロメッ
ト類Gを拡開する。ここで、グロメット類Gは、一対の
爪20、21で拡開され、コネクタCを挿入可能な大き
さまで拡開することができる。これら各ハンドルレバー
6、ハンドルレバー17は、上述した各ピンP1〜P
3により、対応する変位体12B、15Bを台部12
A、15Aから離反した位置でロックするので、作業者
は両手で以降の作業を行うことができる。
【0027】 図4および図5を参照して、グロメット
類Gが拡開された状態から、ワイヤアセンブリを構成す
る電線束Wをグロメット類G内に導入する。この電線束
Wの端部には、アース端子Tの他、コネクタCも接続さ
れているが、一対の爪20、21によって、これらグロ
メット類Gは、コネクタCをも挿通可能に拡開されてい
るので、作業者は容易に電線束Wの挿通作業を行うこと
ができる。
【0028】 図6を参照して、電線束Wの挿通作業が
終了すると、先ずハンドルレバー16、17を操作し
て、変位体12B、15Bを再度台部12A、15Aに
近接させ、その後、可動ブロック15を解放位置に変位
せる。作業者はその状態からグロメット類Gを抜き取
ることにより、電線束Wの挿通作業を終了する。
【0029】 このように、上述した実施の形態によれ
、一対の爪20、21によって、コネクタCを挿入可
能な大きさまでグロメット類Gを拡開することができる
ので、グロメット類の装着工程に制約が小さくなるとい
う顕著な効果を奏する。特に、爪20、21の自由端2
0A、21Aを把持する把持部を設けてグロメット類G
を拡開しているので、両端が保持された状態で各爪2
0、21が拡開される結果、より大きな力をグロメット
類Gに作用させることができ、拡開寸法をより大きく設
定することができるという利点がある。
【0030】また、近接姿勢における近接位置を規定可
能なスペーサを爪20、21の自由端20A、21Aに
設けているので、凹部23、24に対して爪20、21
の自由端20A、21Aの位置決めが容易になる結果、
操作性が向上するという利点がある。また、トグルハン
ドルを構成するハンドルレバー16、17を採用するこ
とによって、グロメットGを拡開したままロックするこ
とができるので、作業性が向上するという利点がある。
【0031】 上述した実施の形態は本発明の好ましい
具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施
の形態に限定されない。例えば、図7に示す実施の形態
を採用することも可能である。図7は本発明の実施の別
の形態を示す斜視図である。なお、以下の説明では、図
1の実施の形態の拡開具10と同等の部材には同一の符
号を付し、説明を省略している。同図を参照して、この
実施の形態における拡開具10は、ベース11に固定ブ
ロック40を立設し、この固定ブロック40に一方の爪
20を片持ち状に固定している。さらに、爪20の自由
端近傍部分のベース11には、垂直軸回りに回動する回
動ピン42が取付け部材43を介して取り付けられ、こ
の回動ピン42回りに持部としての回動体44が回動
可能に取り付けられている。そして、この回動体44を
手動で操作することにより、実線に示す把持位置と仮想
線で示す解放位置とに変位することができるようになっ
ている。
【0032】 他方、ベース11の上に、ハンドルレバ
ー16を取付けるためのL字形ブラケット12Dを直接
取付け、ハンドルレバー16によって往復移動するロッ
ド12Cの先端にリンクアーム50を取付けている。リ
ンクアーム50は、ロッド12Cと直交する方向に水平
に延びており、その一端部は固定側の爪20に向かい、
水平に屈曲する屈曲部51を形成している。そして、こ
の屈曲部51の端面に、可動側の爪21の基端部が固定
され、爪21は、リンクアーム50に対して所定の間隔
を隔てて平行に延びている。
【0033】さらに、リンクアーム50の他端には、回
動ピン52を介して、この実施の形態における把持部と
しての回動体53が取り付けられており、手動で回動体
53を回動ピン52回りに回動させることにより、実線
で示す把持位置と仮想線で示す解放位置とに変位するこ
とができるようになっている。なお、図示の実施の形態
では、ロッド12Cの回動を阻止するために、リンクア
ーム50の両端にピン54を設け、ピン54の下端をベ
ース11上でスライド可能に当接させている。
【0034】 以上の構成では、ハンドルレバー16に
駆動される可動側の爪21と、この爪21の自由端を把
持する把持部としての回動体53とが、リンクアーム5
0を介して一体的に連結されているので、回動体53
は、ハンドルレバー16によって駆動されることによ
り、リンクアーム50と協働して爪の変位を支援するこ
とになる。従って、図示の実施の形態では、拡開時の作
業性が向上するという利点がある。つまり、この実施形
態では、回動体44および回動体53が、支援手段にお
ける一対の把持部である。
【0035】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることは云うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
対の爪によって、コネクタを挿入可能な大きさまでグロ
メット類を拡開することができるので、グロメットの装
着工程に制約が小さくなるという顕著な効果を奏する。
特に、支援手段によって、爪の自由端を把持する把持部
を設けてグロメット類を拡開するので、両端が保持され
た状態で各爪が拡開される結果、より大きな力をグロメ
ット類に作用させることができ、拡開寸法をより大きく
設定することができるという利点がある。
【0037】
【0038】 た、近接姿勢における近接位置を規定
可能なスペーサを爪の自由端に設けている場合には、近
接姿勢においても爪がグロメット類内に挿通された電線
束を挟み込まなくなるので、グロメット類の抜き取りが
容易になる他、把持部に対して爪の自由端の位置決めが
容易になるので、操作性が向上するという利点がある。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるグロメット類拡
開具の斜視図である。
【図2】図1のグロメット類拡開具の要部を拡大して示
す平面略図である。
【図3】図1のグロメット類拡開具の作用を示す平面略
図である。
【図4】図1のグロメット類拡開具の作用を示す平面略
図である。
【図5】図1のグロメット類拡開具の作用を示す平面略
図である。
【図6】図1のグロメット類拡開具の作用を示す平面略
図である。
【図7】本発明の実施の別の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 グロメット類拡開具 12 固定ブロック(支持部) 13 レール部材 14 スライダ 15 可動ブロック(担持部) 15A 台部(把持部) 15B 変位体(把持部) 16 ハンドルレバー(駆動部) 17 ハンドルレバー(トグルハンドル) 20 爪 21 爪 22 スペーサ突起 44 回動体(把持部) 50 リンクアーム 53 回動体(把持部)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−275340(JP,A) 特開 平8−107620(JP,A) 特開 平8−340619(JP,A) 特開 平5−342928(JP,A) 特開 平10−116526(JP,A) 実開 平6−45387(JP,U) 実開 昭48−102579(JP,U) 実公 昭36−32552(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/06 H01R 43/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グロメット類を装着可能な一対の爪と、
    対の各爪を、グロメット類を装着可能に近接した近接姿
    勢とグロメット類を拡開可能に離反した離反姿勢との間
    で変位させ、グロメット類にワイヤアセンブリの電線束
    を挿通するために使用されるグロメット類拡開具であっ
    て、上記一対の爪を、近接姿勢および離反姿勢に相対的に変
    位可能に片持ち状に支持する爪支持手段と、爪の自由端を把持可能な一対の把持部を含み、グロメ
    ット類の拡開時に、各爪の自由端を把持して、上記爪支
    持手段により上記一対の爪が相対的に離反姿勢に変位
    るのにあわせて、一対の爪の自由端側を離反させる
    援手段を設けていることを特徴とするグロメット類拡開
    具。
  2. 【請求項2】請求項1記載のグロメット類拡開具におい
    て、 上記支援手段は、各把持部を、爪の自由端を把持可能な
    把持位置とグロメット類の挿抜を許容可能に爪の自由端
    を解放する解放位置との間で変位さる機構を備えてい
    るグロメット類拡開具。
  3. 【請求項3】請求項1または記載のグロメット類拡開
    具において、 上記爪の自由端に設けられ、近接姿勢における近接位置
    を規定可能なスペーサをさらに備えているグロメット類
    拡開具。
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