JP3490894B2 - 発光表示装置およびその製造方法 - Google Patents

発光表示装置およびその製造方法

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    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED(発光ダイ
オード)などの発光素子を用いた発光表示装置およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数個のLEDを使用した発光表示装置
として、たとえば7セグメント方式の発光表示装置やド
ットマトリクス方式の発光表示装置がある。図11は、
従来技術である発光表示装置1を示す断面図である。該
発光表示装置1は、7セグメント方式の表示装置であ
り、たとえば実開平6−13162号公報に開示されて
いる。
【0003】発光表示装置1が備えるプリント配線基板
5は、基材2の一方表面にワイヤ4によってボンディン
グされたLEDチップ3を含んで構成される。プリント
配線基板5のLEDチップ3の側の一方表面には、挿通
孔6を有するケース7がLEDチップ3およびワイヤ4
を覆うようにして配置される。具体的にケース7は、該
ケース7の挿通孔6の内部にLEDチップ3およびワイ
ヤ4が配置されるようにして、基材2の一方表面に取付
けられる。ケース7のプリント配線基板5とは反対側に
は金型8が配置されて挿通孔6のプリント配線基板5と
は反対側の開口部が覆われ、プリント配線基板5の基材
2に設けられた注入孔11から樹脂9が注入され、硬化
されて樹脂部材となる。挿通孔6を埋めた樹脂部材によ
って導光部が実現され、LEDチップ3からの光は該導
光部を通過して、または該導光部で拡散されて出射す
る。
【0004】また、図11に示される発光表示装置1と
同様にプリント配線基板5の基材2に樹脂9を注入する
ための注入孔11を設けた従来技術である他の発光表示
装置の例が、たとえば特開平2−126656号公報お
よび特開平2−134832号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示される発光
表示装置1では、プリント配線基板5の基材2に設けら
れた注入孔11から樹脂9を注入して樹脂部材を形成す
るので、樹脂9とともに注入される気泡10は、樹脂部
材の内部、すなわち導光部に取込まれる。導光部に残存
する該気泡10は、発光表示装置1の輝度むらとなり、
製品の信頼性を低下させ、また製品の外観を損なうこと
となる。
【0006】本発明の目的は、導光部への気泡の残存を
低減して、輝度むらが少なく、信頼性および外観に優れ
た発光表示装置およびその製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材上に実装
された発光素子を含むプリント配線基板と、発光素子を
覆うようにしてプリント配線基板の発光素子側に配置さ
れるケースと、ケース内部に充填されて導光部を実現す
る透光性または光拡散性を有する樹脂部材と、を備える
発光表示装置において、前記ケースは導光部に連通する
開口部を該ケース内方側に有することを特徴とする発光
表示装置である。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】本発明に従えば、プリント配線基板の基材
に実装された発光素子からの光は、ケース内部に充填さ
れた樹脂部材を通過してまたは該樹脂部材で拡散されて
出射する。このような光が出射する樹脂部材で実現され
る導光部をセグメントまたはマトリクス状に組合わせる
ことによって、各種の表示を実現することができる。前
記樹脂部材は注入孔から樹脂を注入して作成されるが、
このとき樹脂とともに注入される気泡は前記ケース内方
側に設けられた開口部に排気される。すなわち、注入孔
とは異なる挿通孔であり、導光部とケース開口部とを連
通する連通部分から、ケース開口部に排気される。した
がって、気泡を確実に排気することができ、輝度むらを
低減し、また装置の信頼性を向上することができ、さら
に装置の外観をよくすることができる。
【0019】また本発明は、前記ケースは開口部を導光
部毎に1または複数有することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、前記ケース開口部は導光
部毎に1以上設けられるので、各導光部において気泡を
確実に排気することができる。したがって、輝度むらの
少ないセグメントやマトリクス状の表示を実現すること
ができる。
【0021】
【0022】
【0023】また本発明は、基材上に実装された発光素
子を含むプリント配線基板と、ケースと、ケース内部に
充填されて導光部を実現する透光性または光拡散性を有
する樹脂部材と、を備える発光表示装置の製造方法にお
いて、プリント配線基板の発光素子側に該発光素子を覆
うようにしてケースを配置する工程と、前記ケースの導
光部を形成する開口部であって、プリント配線基板とは
反対側に開口した開口部から樹脂を注入するとともに、
該樹脂に含まれる気泡をケース内方側に導光部に連通す
るように設けられた開口部に排気する工程と、注入した
樹脂を硬化する工程とを含むことを特徴とする発光表示
装置の製造方法である。
【0024】本発明に従えば、プリント配線基板の発光
素子側にケースを配置し、たとえば導光部を形成するた
めにケースのプリント配線基板とは反対側に開口した開
口部、すなわち注入孔から樹脂を注入する。該樹脂に含
まれる気泡は、導光部に連通するケース開口部に排気さ
れる。すなわち、注入孔とは異なる排気のための挿通孔
であり、導光部とケース開口部とを連通する連通部分か
ら、ケース開口部に排気される。注入された樹脂は硬化
されて樹脂部材となる。気泡は、注入孔とは異なる排気
のための挿通孔から確実に排気されるので、このように
して作製された発光表示装置では輝度むらが低減し、ま
た装置の信頼性が向上し、さらに装置の外観がよくな
る。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態で
ある発光表示装置21を示す断面図である。図2は、発
光表示装置21の外観を示す斜視図である。発光表示装
置21は、複数のLEDを使用した7セグメント方式の
発光表示装置である。発光表示装置21は、プリント配
線基板25、光反射性を有するケース27および樹脂部
材28を備える。
【0030】プリント配線基板25は、基材22の一方
表面にワイヤ24によってボンディングされたLEDチ
ップ23を含んで構成される。ケース27は、挿通孔2
6を有し、LEDチップ23およびワイヤ24を覆うよ
うにして、すなわちLEDチップ23およびワイヤ24
が挿通孔26の内部に配置されるようにして、プリント
配線基板25のLEDチップ23側に配置される。樹脂
部材28は、ケース27の内部に充填され、すなわちケ
ース27の挿通孔26を埋めて、導光部30を実現す
る。該樹脂部材28は、透光性を有する樹脂または光拡
散性を有する樹脂、たとえばエポキシ樹脂から成る。
【0031】このような発光表示装置21において、樹
脂部材28を実現するための樹脂を注入する注入孔とは
異なる挿通孔29が設けられる。具体的に本実施形態で
は、プリント配線基板25の基体22に挿通孔29が設
けられる。
【0032】プリント配線基板25の基材22に実装さ
れたLEDチップ23からの光は、ケース27の挿通孔
26を埋めた樹脂部材28を通過してまたは該樹脂部材
28で拡散されて出射する。このような光が出射する樹
脂部材28で実現される導光部30が7セグメント状に
組合わせられ、各種の表示が実現される。
【0033】図3は、発光表示装置21の製造方法を説
明するための断面図である。第1の工程では、LEDチ
ップ23がワイヤボンディングされたプリント配線基板
25を準備し、該プリント配線基板25のLEDチップ
23の側に、該LEDチップ23およびワイヤ24が挿
通孔26の内部に配置されるようにして、ケース27を
配置する。
【0034】第2の工程では、導光部30を形成するた
めに、挿通孔26のプリント配線基板25とは反対側に
開口した開口部、すなわち注入孔から樹脂31を注入す
る。注入された樹脂31は、ケース27のテーパ状など
の内壁を伝って流れ、ケース内部に充填されてゆく。こ
のとき樹脂31に含まれる気泡32は、プリント配線基
板25の基体22に設けられた挿通孔29から排気され
る。
【0035】第3の工程では、注入した樹脂31を硬化
して樹脂部材28とする。ここで、挿通孔29から流出
て硬化された樹脂が不要な場合、該樹脂が切断などによ
って除去される。
【0036】第1実施形態の発光表示装置21およびそ
の製造方法によれば、樹脂部材28を構成する樹脂31
は注入孔から注入されるが、このとき樹脂31とともに
注入される気泡32は前記注入孔とは異なる排気のため
の挿通孔29から排気される。注入孔とは別に挿通孔2
9が設けられるので、気泡32を導光部30に残存する
ことなく確実に排気できる。したがって、発光表示装置
21では輝度むらが低減し、また装置21の信頼性が向
上し、さらに装置21の外観がよくなる。
【0037】なお、挿通孔29は導光部30毎に1また
は複数設けることが好ましい。これによって、各導光部
30において気泡32を確実に排気することができる。
【0038】また、挿通孔29は導光部30の中央部に
ある必要はなく、装置21の形状に応じた樹脂31の流
れ方向を考慮して、気泡32が排気される適切な位置に
設けることが好ましい。また、第1実施形態ではトラン
スファモールド方式を採用した発光表示装置21とその
製造方法の例を説明したが、たとえば注入方式を採用し
た発光表示装置およびその製造方法も本発明の範囲に属
するものである。
【0039】図4は、本発明の第2実施形態である発光
表示装置41を示す断面図である。図5は、発光表示装
置41の平面図である。図4は図5のI−I断面図であ
る。発光表示装置41は、前記発光表示装置21と同様
に、複数のLEDを使用した7セグメント方式の発光表
示装置である。発光表示装置41は、プリント配線基板
45、光反射性を有するケース47および樹脂部材48
を備える。
【0040】プリント配線基板45は、基材42の一方
表面にワイヤ44によってボンディングされたLEDチ
ップ43を含んで構成される。ケース47は、挿通孔4
6および該挿通孔46に連通する開口部53を有する。
開口部46は、ケース内方側に設けられる。ケース47
は、LEDチップ43およびワイヤ44を覆うようにし
て、すなわちLEDチップ43およびワイヤ44が挿通
孔46の内部に配置されるようにして、プリント配線基
板45のLEDチップ43側に配置される。樹脂部材4
8は、ケース内部、すなわちケース47の挿通孔46お
よび開口部53を埋め、挿通孔46を埋めた樹脂部材4
8によって導光部50が実現される。該樹脂部材48
は、エポキシ樹脂などの透光性または光拡散性を有する
樹脂から成る。
【0041】プリント配線基板45の基材42に実装さ
れたLEDチップ43からの光は、ケース47の挿通孔
46を埋めた樹脂部材48を通過してまたは該樹脂部材
48で拡散されて出射する。このような光が出射する樹
脂部材48で実現される導光部50が7セグメント状に
組合わせられ、各種の表示が実現される。
【0042】図6は、発光表示装置41の製造方法を説
明するための断面図である。第1の工程では、LEDチ
ップ43がワイヤボンディングされたプリント配線基板
45を準備し、該プリント配線基板45のLEDチップ
43の側に、該LEDチップ43が挿通孔46の内部に
配置されるようにして、ケース47を配置する。
【0043】第2の工程では、導光部50を形成するた
めに、挿通孔46のプリント配線基板45とは反対側に
開口した開口部、すなわち注入孔から樹脂51を注入す
る。注入された樹脂51は、ケース47のテーパ状など
の内壁を伝って流れ、充填されてゆく。このとき、樹脂
51に含まれる気泡52は、ケース47の開口部53に
排気される。すなわち、気泡52は注入孔とは異なる挿
通孔であり、導光部50に連通する連通部分、具体的に
はケース47の挿通孔46とケース47の開口部53と
を連通する連通部分から、開口部53に排気される。第
3の工程では、注入した樹脂51を硬化して樹脂部材4
8とする。
【0044】第2実施形態の発光表示装置41およびそ
の製造方法によれば、樹脂部材48を構成する樹脂51
は注入孔から注入されるが、このとき樹脂51とともに
注入される気泡52は、前記注入孔とは異なる挿通孔で
ある連通部分から開口部53へ排気される。注入孔とは
別に排気のための挿通孔が設けられるので、気泡52を
導光部50から確実に排気できる。したがって、発光表
示装置41では輝度むらが低減し、また装置41の信頼
性が向上し、さらに装置41の外観がよくなる。
【0045】なお、ケース47の開口部53は導光部5
0毎に1または複数設けられることが好ましい。たとえ
ば、ケース47の挿通孔46と開口部53とを連通する
前記連通部分が、セグメントの互いに対向する2つの両
端部に配置されるようにして、開口部53を設けること
が好ましい。これによって、各導光部50において気泡
52を確実に排気することができる。
【0046】また、第2実施形態ではトランスファモー
ルド方式を採用した発光表示装置41とその製造方法の
例を説明したが、たとえば注入方式を採用した発光表示
装置とその製造方法の例も本発明の範囲に属するもので
ある。
【0047】図7は、本発明の第3実施形態である発光
表示装置61aを示す断面図である。発光表示装置61
aは、プリント配線基板65、光反射性を有するケース
67および樹脂部材68を備える。プリント配線基板6
5は、基材62の一方表面にワイヤ64によってボンデ
ィングされたLEDチップ63を含んで構成される。ケ
ース67は挿通孔66を有し、LEDチップ63および
ワイヤ64を覆うようにして、すなわちLEDチップ6
3およびワイヤ64が挿通孔66の内部に配置されるよ
うにして、プリント配線基板65のLEDチップ63側
に配置される。樹脂部材68は、ケース内部、すなわち
ケース67の挿通孔66を埋めるとともにケースの外表
面67aを覆う。挿通孔66を埋めた樹脂部材68によ
って導光部が実現される。該樹脂部材68は、エポキシ
樹脂などの透光性を有する樹脂または光拡散性を有する
樹脂から成る。
【0048】このような発光表示装置61aにおいて、
樹脂部材68を実現するための樹脂を注入する注入孔と
は異なる挿通孔69が設けられる。具体的に本実施形態
では、プリント配線基板65の基体62に挿通孔69が
設けられる。
【0049】プリント配線基板65の基材62に実装さ
れたLEDチップ63からの光は、ケース67の挿通孔
66を埋めた樹脂部材68を通過してまたは該樹脂部材
68で拡散されて出射する。このような光が出射する樹
脂部材68で実現される導光部が、第1および第2実施
形態と同様に7セグメント状に組合わせられて各種の表
示が実現される。
【0050】図8は、発光表示装置61aの製造方法を
説明するための断面図である。第1の工程では、LED
チップ63がワイヤボンディングされたプリント配線基
板65を準備し、該プリント配線基板65のLEDチッ
プ63の側に、該LEDチップ63およびワイヤ64が
挿通孔66の内部に配置されるようにして、ケース67
を配置する。
【0051】第2の工程では、ケース67の側部に対向
する領域に注入孔73を有する金型75を、ケース67
との間に隙間74を開けかつケース67を覆うようにし
て配置する。さらに、金型75の注入孔73から樹脂7
1を注入する。注入された樹脂71は、ケース67のテ
ーパ状などの内壁を伝って流れ、充填されてゆく。また
該樹脂71に含まれる気泡72は、プリント配線基板6
5の基体62に設けられた挿通孔69から排気される。
第3の工程では、注入した樹脂71を硬化して樹脂部材
68とする。
【0052】第3実施形態の発光表示装置61aおよび
その製造方法によれば、樹脂部材68を構成する樹脂7
1は金型75の注入孔73から注入されるが、このとき
樹脂71とともに注入される気泡72は前記注入孔73
とは異なる挿通孔69から排気される。注入孔73とは
別に排気のための挿通孔69が設けられるので、導光部
から気泡72を確実に排気できる。したがって、発光表
示装置61aでは輝度むらが低減し、また装置61aの
信頼性が向上し、さらに装置61aの外観がよくなる。
また、樹脂部材68はケース67の外表面67aを覆う
ので、導光部を外部の環境から保護することができる。
さらに、第1および第2実施形態のように光が出射され
る導光部30,50の側から樹脂を注入する方法に比べ
て、第3実施形態では樹脂注入孔の跡がケース67の側
面に形成されるので、装置61aの見栄えが向上する。
【0053】なお、ケース67の外表面67aに溝76
を設けた図9および図10に示されるような発光表示装
置61bも本発明の範囲に属するものである。注入され
た樹脂71は、ケース外表面67aの溝76によって挿
通孔66に案内され、確実にケース内部に充填される。
また、溝76を埋める樹脂71によって、ケース外表面
67aの樹脂部材68の厚みを厚くすることなく導光部
を保護することができ、装置の小型化を図ることができ
る。
【0054】また、溝76を設けたセグメントと溝76
を設けないセグメントとを併用するようにしても構わな
い。また、金型75は、ケース67の側部に対向する領
域に注入孔73を有するものであって、ケース67との
間に隙間74を開けかつケース67を覆うことが可能な
ものであれば、その形状はどのようであっても構わな
い。
【0055】また、挿通孔69は導光部毎に1または複
数設けられることが好ましい。これによって、各導光部
において気泡72を確実に排気することができる。
【0056】また第1〜第3実施形態では、7セグメン
ト方式の発光表示装置の例について説明したが、セグメ
ントの数は7つに限定されるものではなく、7以外の幾
らであっても構わない。また、セグメント方式の装置に
限定されるものではなく、たとえばドットマトリクス方
式の発光表示装置の例も本発明の範囲に属するものであ
る。また、発光素子としてLEDチップ以外の素子を用
いても構わない。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、導光部と
なる樹脂部材を実現する樹脂は注入孔から注入され、該
樹脂とともに注入される気泡はケースの開口部に排気さ
れる。したがって、気泡を導光部から確実に排気するこ
とができ、輝度むらを低減し、また装置の信頼性および
外観を向上することができる。
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】また本発明によれば、ケースの開口部を導
光部毎に1以上設けるようにしたので、各導光部におい
て気泡を確実に排気して、輝度むらの少ないセグメント
やマトリクス状の表示を実現することができる。
【0064】
【0065】また本発明によれば、プリント配線基板の
発光素子側にケースを配置し、注入孔から樹脂を注入す
るとともに該樹脂に含まれる気泡をケースの開口部に排
気し、注入された樹脂を硬化することによって、上述し
たような発光表示装置を作製することができる。
【0066】
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である発光表示装置21
を示す断面図である。
【図2】発光表示装置21の外観を示す斜視図である。
【図3】発光表示装置21の製造方法を説明するための
断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態である発光表示装置41
を示す断面図である。
【図5】発光表示装置41の平面図である。
【図6】発光表示装置41の製造方法を説明するための
断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態である発光表示装置61
aを示す断面図である。
【図8】発光表示装置61aの製造方法を説明するため
の断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態の変形例である発光表示
装置61bを示す断面図である。
【図10】発光表示装置61bの製造方法を説明するた
めの断面図である。
【図11】従来技術である発光表示装置1を示す断面図
である。
【符号の説明】
21,41,61a,61b 発光表示装置 22,42,62 基体 23,43,63 LED(発光ダイオード)チップ 24,44,64 ワイヤ 25,45,65 プリント配線基板 26,46,66 挿通孔 27,47,67 ケース 28,48,68 樹脂部材 29,69 挿通孔 30,50 導光部 31,51,71 樹脂 32,52,72 気泡 53 開口部 67a ケース外表面 73 注入孔 74 隙間 75 金型 76 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/56 H01L 23/28 H01L 33/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に実装された発光素子を含むプリン
    ト配線基板と、 発光素子を覆うようにしてプリント配線基板の発光素子
    側に配置されるケースと、 ケース内部に充填されて導光部を実現する透光性または
    光拡散性を有する樹脂部材と、を備える発光表示装置に
    おいて、 前記ケースは導光部に連通する開口部を該ケース内方側
    に有することを特徴とする発光表示装置。
  2. 【請求項2】前記ケースは開口部を導光部毎に1または
    複数有することを特徴とする請求項1記載の発光表示装
    置。
  3. 【請求項3】基材上に実装された発光素子を含むプリン
    ト配線基板と、ケースと、ケース内部に充填されて導光
    部を実現する透光性または光拡散性を有する樹脂部材
    と、を備える発光表示装置の製造方法において、 プリント配線基板の発光素子側に該発光素子を覆うよう
    にしてケースを配置する工程と、 前記ケースの導光部を形成する開口部であって、プリン
    ト配線基板とは反対側に開口した開口部から樹脂を注入
    するとともに、該樹脂に含まれる気泡をケース内方側に
    導光部に連通するように設けられた開口部に排気する工
    程と、 注入した樹脂を硬化する工程とを含むことを特徴とする
    発光表示装置の製造方法。
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