JP3489187B2 - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JP3489187B2 JP12369594A JP12369594A JP3489187B2 JP 3489187 B2 JP3489187 B2 JP 3489187B2 JP 12369594 A JP12369594 A JP 12369594A JP 12369594 A JP12369594 A JP 12369594A JP 3489187 B2 JP3489187 B2 JP 3489187B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用感光体に関
し、更に詳しくは、特定の2層構造の電荷発生層を設け
ることによって、電子写真特性を大幅に改善した電子写
真用感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真用感光体は、導電性の基
体上に、光導電性材料から成る感光層を形成することに
より構成されているが、中でも感光層が電荷発生層と電
荷輸送層から成る機能分離型の積層型電子写真用感光体
が用いられることが多い。このような電子写真用感光体
では、導電性基体と電荷発生層の間の電気的な接合状態
によって、その特性が大きく変化することが知られてい
る。例えば、通常の電流と電界が比例的関係に有るよう
な、非整流型(いわゆるオーミック型)の接合において
は、帯電時、基体から常に電荷が注入されて、表面電位
が減衰し、電子写真用感光体の帯電能が著しく低下す
る。この場合、感光層と基体の間に電気的なバリヤー層
を設けて基体からの電荷の注入を阻止することによっ
て、帯電能を上げることができることが知られている。
これに対して、例えば、アルミニウムのような仕事関数
の小さい金属を導電性基体とし、フタロシアニン化合物
を電荷発生材料とした場合の組合せに見られるように、
いわゆるショットキー型の接合を持つ場合は、その整流
作用によって、基体からの電荷の注入が制限され、特に
バリヤー層を設けなくても比較的優れた帯電能を示すこ
とが知られている。しかしながら、この場合において
も、素管上に点在する欠陥、不純物の晶出、塗膜中の不
純物等が原因となり、局所的な電位の落込みが生じ、特
に反転現像方式において、画像上に欠陥として現れるこ
とが知られており、その対策として、バリヤー層を設け
ることが一般的である。
【0003】従来の技術において、バリヤー層を利用し
て機能向上を図った電子写真用感光体では、例えば、バ
リヤー層に電気絶縁性の高分子重合体を用いたもので
は、適度のバリヤー性と接着性と共に、上層を塗布する
際に溶解しない等の条件を満足する必要性から、バリヤ
ー層として使用できる材料がかなり限定されており、ま
た、膜厚の設定が大きい場合、感光層から基体への電荷
の注入が阻害され、感度低下や残留電位の増加をもたら
したり、吸水によるバリヤー性の変化による電子写真用
感光体特性の劣化や、感光層との密着性の不足等がしば
しば問題となっていた。
【0004】また、バリヤー層にAl23、 SiO2
の絶縁性無機化合物膜を用いたものでは、化成処理、或
いは真空蒸着、スパッタリング等の手段を必要とするた
め、成膜に時間がかかったり、コストが大きく成る等の
問題があり、更に樹脂塗膜型のバリヤー層と同様に感度
低下や残留電位増加の問題が未解決であった。
【0005】更に、バリヤー層にTiO2 やZnO等の
白色無機粉末を樹脂分散させた層を用いる技術も知られ
ているが、この方法でも、基本的には樹脂塗膜型と同様
な問題点を持つものであり、更に実用的な電子写真用感
光体特性を得る為には、材料の純度、粒径、表面状態、
樹脂との配合比等の調整が非常に面倒なものであった。
【0006】このように、積層型電子写真用感光体にお
いては、独立したバリヤー層によって、その機能、特に
帯電特性と画像特性を向上させることが一般的に行なわ
れてきたが、感光層自体の構造から、これらの目的を達
成しようとする試みは殆どなされていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、帯電性、画像特性等、従来、積層型感光体
において、バリヤー層を用いることによってのみ改善が
なされてきた諸問題を感光層自体の構造を刷新すること
により克服し、同時に他の特性の向上も図って、実用上
より好ましい電子写真用感光体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は電子写真用
感光体に要求される様々な特性を満たすべく、数多くの
材料と層構成の検討を行なった結果、電荷発生層を特定
の2層構成とすることにより、極めて良好な結果の得ら
れることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は上記課題を解決するため
に、導電性支持体上に少なくとも電荷発生層及び電荷輸
送層を積層して成る感光層を有する電子写真用感光体に
おいて、該電荷発生層がn型半導体顔料を樹脂に分散し
て成る第1電荷発生層とp型半導体顔料を樹脂に分散し
て成る第2電荷発生層を積層した構造を有し、かつ、支
持体側の電荷発生層が該支持体と電気的に非整流的な接
合状態を有することを特徴とする電子写真用感光体を提
供する。
【0010】本発明の電子写真用感光体では、電荷発生
層を新規な層構成とすることによって、成膜が容易で、
かつ帯電能、感度、繰り返し特性に優れ、画像欠陥が少
ない電子写真用感光体を実現することができる。
【0011】電荷発生層を2層以上の多層構造とするア
イデアは、例えば、特開昭50−75042号公報、特
開昭63−38942号公報等により、公知である。し
かしながら、これら従来の技術では、何れも基本的には
感度波長域の拡大、或いは特殊な現像方式に対応した複
数露光用を目的としたものであって、本発明の目的、構
成に到達したものは皆無であった。
【0012】本発明の電子写真用感光体が電子写真特性
に優れる理由は次のように説明することができる。n型
とp型の半導体が接した構造は、いわゆるpn接合ダイ
オードと呼ばれるように、極めて優れた整流特性を示
す。これは接合界面に空乏層と呼ばれる空間電荷の充満
した絶縁層が形成され、逆極性において電荷の移動がで
きなくなることによるものと説明される。また、一般に
空乏層内部には外部の印加電界よりもはるかに大きな局
部電界が生じていると見なされる。これらの性質は、後
述の実施例において示した実験結果に見られるように、
本願発明のように半導体顔料の樹脂分散系であっても、
特定の金属との間で明瞭な整流作用が見られること等か
ら同様な効果が期待できる。そこで、例えば、導電性支
持体、n型電荷発生層、p型電荷発生層、正孔輸送型の
電荷輸送層の順で積層された電子写真用感光体の場合を
考えると、この場合は負帯電で使用されることになるか
ら、帯電時の電界はpn接合に対して逆バイアスとなり
空乏層は、帯電能の低下をもたらす基板からの正孔の注
入に対して効果的なバリヤーとなる。次いで、ここに光
照射されると、空乏層内部の強い局部電界は光照射によ
って生成されたイオン対の解離に大きく寄与し、電荷の
生成は極めて効率良く行なわれる。また空乏層内部で生
成された正負の電荷のうち、電子はn型の下層を通して
基板へ容易に注入され、正孔はp型の第2電荷発生層、
電荷輸送層を容易に輸送され表面電荷を中和することに
なる。従って、電子写真用感光体は優れた帯電特性、良
好な感度特性の両方を併せ持った優れた性能を実現でき
る。
【0013】また、本発明の電子写真用感光体において
は、導電性支持体と接する電荷発生層が非整流的(オー
ミック)な接合状態を有するすることが重要な意味を持
つ。即ち、従来の電子写真用感光体においては、支持体
と電荷発生層の間の、ショットキー接合で代表される整
流的接合、或いは独立したバリヤー層の電気抵抗によっ
て電荷の注入を阻止しているため、支持体と感光層の間
の微妙な接触状態により大きな特性変化が生じ得る。例
えば、支持体上に汚れや欠陥が有る場合、有効なバリヤ
ー形成が阻害され、画像上に欠陥として出現する確率が
非常に大きくなる。しかしながら、本発明の電子写真用
感光体においては、電荷発生層と支持体の間はオーミッ
クに接するため、バリヤー形成のための微妙な条件設定
は不必要となり、また電荷の注入は第1と第2の電荷発
生層の界面という支持体表面から離れた部分において阻
止されるため、支持体の影響を受けることが少なく、高
品質な画像特性を得ることができる。従って、本発明の
電子写真用感光体においては、基本的には独立したバリ
ヤー層が不要となり、電荷発生層が2層構成となって
も、いずれも塗布工程により製造できるため、製造工程
は従来通りで行える利点がある。
【0014】また本発明の電子写真用感光体では、2種
類の電荷発生材料が感度に寄与するため、電子写真用感
光体としての感度波長域が拡大し、パンクロマチックな
電子写真用感光体が実現される効果も期待できる。
【0015】更に、本発明の電子写真用感光体において
は、電荷発生層を通常の積層型電子写真用感光体よりも
大幅に厚くすることも可能であり、この場合、レーザー
プリンター等のコヒーレント光による露光で潜像形成を
行なう電子写真装置においては、照射光が電荷発生層内
部で殆ど拡散、吸収されて、支持体表面と感光層表面で
の反射光の相互干渉による画像上の干渉縞の発生が出現
するのを防止できる効果もある。
【0016】本発明において取ることのできる感光層の
構造の例を図1及び図2に示した。図1は、基板上に、
第1電荷発生層、第2電荷発生層、正孔輸送型の電荷輸
送層の順に積層したものである。また、電荷輸送層が電
子輸送型で電子写真用感光体を正帯電で使用する場合
は、図2に示したように、電荷発生層の第1と第2の順
序を逆にすべきことは発明の原理から言って当然であ
る。更に、電荷輸送層が両極性の場合には、実際に電子
写真用感光体として使用される極性に合わせて電荷輸送
層の積層順序が決定される。
【0017】電荷発生層の膜厚は、前述の支持体上の欠
陥を隠ぺいするためには支持体に接する電荷発生層の方
が厚いことが好ましく、支持体側が0.5〜10μm、
電荷輸送層に接する側が0.1〜2μmの範囲とするこ
とが好ましい。また電荷輸送層の膜厚は、5〜50μm
の範囲が好ましい。
【0018】本発明の電子写真用感光体に用いる導電性
支持体としては、例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、ス
テンレス、クロム、ニッケル、モリブデン、バナジウ
ム、インジウム、金、白金等の金属又は合金を用いた金
属板、金属ドラム、ベルト、或いは導電性ポリマー、酸
化インジウム等の導電性化合物やアルミニウム、パラジ
ウム、金等の金属又は合金や導電性カーボン等を塗布、
蒸着、或いはラミネートした紙、プラスチックフィル
ム、板、ドラム、ベルト等が挙げられる。
【0019】電荷発生層に用いる顔料をn型半導体顔料
及びp型半導体顔料の識別するには、例えば、光電流測
定法や、更に簡便には顔料を樹脂分散した単層膜が、正
負の何れの帯電時において光感度を有するかを測定する
こと等で容易に知ることができる。n型半導体顔料とし
て機能する材料としては、例えば、ジスアゾ系顔料、ペ
リレン系顔料、アンザンスロン系顔料、ペリノン系顔
料、キナクリドン系顔料等の有機顔料や、硫化カドミウ
ム顔料、硫化亜鉛顔料等の無機顔料が挙げられる。p型
半導体顔料として機能する材料としては、例えば、種々
のフタロシアニン系顔料、メロシアニン系色素等の有機
顔料や、六方晶セレン顔料等の無機顔料が挙げられる。
本発明の電子写真用感光体で使用する電荷発生物質は、
ここに挙げたものに限定されるものではなく、その使用
に際してはそれぞれの電荷発生層に単独、或いは2種類
以上を混合して用いることができる。これらの顔料は、
バインダー樹脂に分散され塗布されることにより、それ
ぞれの電荷発生層として成膜されて用いられる。またバ
インダーと共に分散安定剤、レベリング剤等の添加剤を
使用することもできる。
【0020】n型半導体顔料とp型半導体顔料との組み
合わせとしては、ジスアゾ系顔料とフタロシアニン系顔
料との組み合わせ、ペリレン系顔料とフタロシアニン系
顔料、アンザンスロン系顔料とフタロシアニン系顔料と
の組み合わせ、ペリノン系顔料とフタロシアニン系顔料
との組み合わせが好ましい。これらの組み合わせにおい
て、フタロシアニン系顔料としては、チタニルフタロシ
アニン系顔料、無金属フタロシアニン系顔料が特に好ま
しい。
【0021】導電性支持体と電荷発生層が非整流的に接
合する条件は、支持体の材質と支持体に接する電荷発生
層に使用する顔料の材質の組み合わせによって決定され
る。例えば、アルミニウムのような仕事関数の小さい材
料を支持体に用いる場合は、一般に仕事関数の小さい顔
料(通常はn型半導体顔料)を用いることにより非整流
的な接合を実現することができる。同様に、金やITO
等の仕事関数の大きい材料を支持体に用いる場合は、同
じく仕事関数の大きい顔料(通常はp型半導体顔料)を
用いることにより非整流的な接合を実現することができ
る。
【0022】整流的接合状態の確認は、後述の実施例に
示したように、試料を異種の金属で挟んだサンドイッチ
セルを作製し、電圧電流特性を測定して、整流特性を調
べることで容易に判断することができる。
【0023】電荷発生層に用いられるバインダーとして
は、電気絶縁性のフィルム形成可能な高分子重合体が好
ましい。このような高分子重合体としては、例えば、ポ
リカーボネート、ポリエステル、メタクリル樹脂、アク
リル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
スチレン、ポリビニルアセテート、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、シリコン樹脂、シ
リコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−ビニル
カルバゾール、ポリビニルブチラール、ポリビニルフォ
ルマール、ポリスルホン、カゼイン、ゼラチン、ポリビ
ニルアルコール、エチルセルロース、フェノール樹脂、
ポリアミド、カルボキシ−メチルセルロース、塩化ビニ
リデン系ポリマーラテックス、ポリウレタン等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。これらのバ
インダーは、単独又は2種類以上を混合して用いられ
る。
【0024】また、電荷輸送物質としては一般に電子を
輸送する物質と正孔を輸送する物質の2種類に分類され
るが、本発明の電子写真用感光体には両者とも使用する
ことができる。
【0025】電子輸送物質としては、例えば、クロラニ
ル、ブロモアニル、テトラシアノエチレン、テトラシア
ノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオ
レノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレ
ノン、9−ジシアノメチレン−2,4,7−トリニトロ
フルオレノン、9−ジシアノメチレン−2,4,5,7
−テトラニトロフルオレノン、2,4,5,7−テトラ
ニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサン
トン、テトラニトロカルバゾールクロラニル、2,3−
ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノン、2,4,7
−トリニトロ−9,10−フェナントレンキノン、テト
ラクロロ無水フタール酸、ジフェノキノン誘導体等の有
機化合物や、アモルファスシリコン、アモルファスセレ
ン、テルル、セレン−テルル合金、硫化カドミウム、硫
化アンチモン、酸化亜鉛、硫化亜鉛等の無機材料が挙げ
られる。
【0026】また、正孔輸送物質としては、低分子化合
物では、例えば、ピレン系化合物、カルバゾール系化合
物、ヒドラゾン系化合物、スチルベン系化合物、ピラゾ
リン系化合物、トリフェニルアミン系化合物、トリフェ
ニルメタン系化合物、ベンジジン系化合物、ブタジエン
系化合物等が挙げられるが、これらの中でもヒドラゾン
系化合物が特に好ましい。また、高分子化合物として
は、例えば、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ハロゲン
化ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレン、
ポリビニルアンスラセン、ポリビニルアクリジン、ピレ
ン−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、トリフェニルメタンポリマー、ポリシラン等
が挙げられる。
【0027】これらの材料はバインダー樹脂に分散され
塗布されるか、真空蒸着、スパッタリング、CVD法等
の手段により成膜されて、電荷輸送層に使用することが
できる。電荷輸送物質はここに挙げたものに限定される
ものではなく、その使用に際しては、単独、或いは2種
類以上混合して用いることができる。
【0028】感光層のバインダーに用いられる材料とし
ては、電荷発生層のバインダーとして挙げたものを単
独、或いは2種類以上混合して用いることができる。
【0029】また、これらのバインダーとともに可塑
剤、表面改質剤、酸化防止剤、光劣化防止剤等の添加剤
を使用することもできる。
【0030】可塑剤としては、例えば、ビフェニル、塩
化ビフェニル、ターフェニル、ジブチルフタレート、ジ
エチレングリコールフタレート、ジオクチルフタレー
ト、トリフェニル燐酸、メチルナフタレン、ベンゾフェ
ノン、塩素化パラフィン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、各種フルオロ炭化水素等が挙げられる。
【0031】表面改質剤としては、例えば、シリコンオ
イル、フッ素樹脂等が挙げられる。
【0032】酸化防止剤としては、例えば、2,6−ジ
−t−ブチル−p−クレゾール、ブチル化ヒドロキシア
ニゾール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノ
ール、ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2’−メ
チレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレン−ビス−(4−エチル−6−
t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス−(3−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,3,5−ト
リメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、ブチルヒドロ
キシアニソール、2,5−ジ−t−オクチルハイドロキ
ノン、2,6−ジ−n−ドデシルハイドロキノン、2−
t−オクチル−5−メチルハイドロキノン等のフェノー
ル系酸化防止剤;ジラウリルチオジプロピオネート、ジ
ミリスチルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジ
プロピオネート等の硫黄系酸化防止剤;10−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−9,1
0−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナンス
レン−10−オキサイド、10−デシロキシ−9,10
−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナンスレ
ン等のリン系酸化防止剤;N−n−ブチル−p−アミノ
フェノール、N,N’−ジイソプロピル−p−フェニレ
ンジアミン、N,N’−ビス(1,4−ジメチルペンチ
ル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジフェニル
−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−α−ナフチ
ルアミン等のアミン系酸化防止剤等が挙げられる。
【0033】光劣化防止剤としては、例えば、ベンゾト
リアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ヒンダ
ードアミン系化合物等が挙げられる。
【0034】また、必要に応じて基板と電荷発生層の間
に接着剤層、中間層を設けることもできる。
【0035】積層型電子写真用感光体を塗工によって形
成する場合、上記の電荷発生剤や電荷輸送物質をバイン
ダー等に混合したものを溶剤に溶解した塗料を用いる。
バインダーを溶解する溶剤は、バインダーの種類によっ
て異なるが、下層を溶解しないものの中から選択するこ
とが好ましい。具体的な有機溶剤の例としては、例え
ば、メタノール、エタノール、n−プロパノール等のア
ルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン等のケトン類;N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類;テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、メチルセロソルブ等のエ
ーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;ジ
メチルスルホキシド、スルホラン等のスルホキシド及び
スルホン類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、トリクロロエタン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素;
ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベンゼン、
ジクロルベンゼン等の芳香族類などが挙げられる。
【0036】塗工法としては、電子写真用感光体をドラ
ム状とする場合は、浸積コーティング法を用いることが
一般的である。
【0037】
【実施例】以下、実施例及び比較例を用いて本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。尚、実施例中「部」とあるのは
「重量部」を表わす。
【0038】(実施例1)n型半導体顔料である式
【0039】
【化1】
【0040】で表わされるジスアゾ顔料10部、フェノ
ール樹脂(商品名「プライオーフェン5010」大日本
インキ化学工業(株)製)5部及びメチルエチルケトン4
0部を混合し、ボールミルで6時間分散させて第1電荷
発生層用の塗料を作製した。この塗料を、厚さ0.5m
mのアルミニウム板の上にワイヤバーで塗布し、150
℃で30分間加熱乾燥させて、厚さ3μmの第1電荷発
生層を形成した。
【0041】次に、p型半導体顔料であるα型チタニル
フタロシアニン5部、ブチラール樹脂(商品名「エスレ
ックBL−1」積水化学社製)5部及び塩化メチレン1
90部を混合し、振動ミルを用いて分散させて、第2電
荷発生層用の塗料を得た。この塗料を、第1電荷発生層
の上に、乾燥後の膜厚が0.4μmと成るように塗布・
乾燥させて第2電荷発生層を形成した。
【0042】更に、正孔輸送物質である式
【0043】
【化2】
【0044】で表わされるヒドラゾン系化合物10部及
びポリカーボネート樹脂(商品名「パンライトL−12
50」帝人化成社製)10部をクロロホルム80部に溶
解して、電荷輸送層用の塗料を得た。この塗料を、上記
第2電荷発生層の上に、乾燥後の膜厚が15μmと成る
ように塗布・乾燥させて電荷輸送層を形成して、負帯電
型の電子写真用感光体を得た。
【0045】なお、支持体のアルミニウムと第1電荷発
生層が非整流的に接合していることは以下の測定で確認
した。
【0046】別途用意したアルミニウム板上に形成した
第1電荷発生層の上に、仕事関数の大きい金を蒸着して
電極として、アルミニウム/第1電荷発生層/金のサン
ドイッチセルを作製し、アルミニウムと金の間に電圧を
印加して電圧と電流の関係を記録した。その結果を図3
に示した。
【0047】図3に示したように、アルミニウム側にプ
ラスの電圧を印加した時は、電流が殆ど流れず、逆にマ
イナスを印加した時は、大きな電流が流れる整流特性が
見られた。本ジスアゾ顔料がn型半導体で、電流はマイ
ナス電荷の輸送が支配的因子である点は、「フォトグラ
フィック サイエンス アンド エンジニアリング(Ph
otographic Science and Engineering)」[第28巻、
第195〜199頁、1984年発行]の論文等でも明
らかである。即ち、この結果より、アルミニウムとジス
アゾ顔料の間には電子の注入に関して障壁がなく、非整
流的な接合状態が実現されており、一方、金とジスアゾ
顔料の間にはショットキー接合が形成されて金側からの
電子注入ができない状態となっていることが明らかであ
る。
【0048】(実施例2)n型半導体顔料であるN,
N’−ジ(3,5−ジメチルフェニル)ペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボキシジイミド(商品名「ノ
ボパーム(Novoperm) レッド BL」ヘキスト社製)
10部を、ポリアミド樹脂(商品名「CM−8000」
東レ社製)5部をメタノール25部に溶解した液中に加
え、振動ミルを用いて分散させて、第1電荷発生層用の
塗料を作成した。この塗料を用いて、アルミニウム板上
にワイヤバーで塗布し、乾燥後の膜厚が3μmの第1電
荷発生層を形成した。なお、支持体のアルミニウムと第
1電荷発生層が非整流的に接合していることは、実施例
1と同様にして電圧電流特性を測定して確認した。
【0049】次に、この第1電荷発生層上に、実施例1
と同様にして第2電荷発生層及び電荷輸送層を形成し
て、電子写真用感光体を得た。
【0050】(実施例3)実施例1において、第1電荷
発生層に用いるn型半導体顔料としてジブロモアンザン
スロン(ICI社製)を用いた以外は、実施例1と同様
にして電子写真用感光体を得た。なお、支持体のアルミ
ニウムと第1電荷発生層が非整流的に接合していること
は、実施例1と同様にして電圧電流特性を測定して確認
した。
【0051】(実施例4)実施例1において、第1電荷
発生層に用いるn型半導体顔料としてトランス−ビス
(ベンズイミダゾール)ペリノン(商品名「Hosta
permorange GR」ヘキスト社製)を用いた
以外は、実施例1と同様にして電子写真用感光体を得
た。なお、支持体のアルミニウムと第1電荷発生層が非
整流的に接合していることは、実施例1と同様にして電
圧電流特性を測定して確認した。
【0052】(実施例5)実施例1において、第2電荷
発生層に用いるp型半導体顔料としてX型無金属フタロ
シアニンを用いた以外は、実施例1と同様にして電子写
真用感光体を得た。
【0053】(比較例1)実施例1において、アルミニ
ウム板の上に第1電荷発生層を設けずに、アルミニウム
板の上に直接、実施例1の第2電荷発生層と同じ条件の
電荷発生層と電荷輸送層を設けて、電子写真用感光体を
得た。
【0054】(比較例2)実施例5において、アルミニ
ウム板の上に第1電荷発生層を設けずに、アルミニウム
板の上に直接、実施例5の第2電荷発生層と同じ条件の
電荷発生層と電荷輸送層を設けて、電子写真用感光体を
得た。
【0055】(比較例3)ポリアミド樹脂(商品名「C
M−8000」東レ社製)10部を、メタノール50部
とn−ブタノール50部に溶解した溶液を、アルミニウ
ム板の上にワイヤバーを用いて塗布して、乾燥後の膜厚
が1μmのバリヤー層を形成した。バリヤー層上に、比
較例1と同じ条件で電荷発生層と電荷輸送層を設けて、
電子写真用感光体を得た。
【0056】(比較例4)アルミニウム板を希硫酸溶液
内で陽極酸化する硫酸アルマイト法により、多孔質の酸
化アルミニウム層を約5μm形成した後、酢酸ニッケル
で封孔処理を施してバリヤー層を形成した。このバリヤ
ー層上に、比較例1と同じ条件で電荷発生層と電荷輸送
層を設けて、電子写真用感光体を得た。
【0057】(比較例5)実施例1において、導電性支
持体としてアルミニウムに代えて、ITOガラス板を用
いた以外は、実施例1と同様にして感光層を設けて、電
子写真用感光体を得た。なお、支持体のITOと第1電
荷発生層の間の電圧電流特性は、ITO/第1電荷発生
層/アルミニウムのサンドイッチセルを作製して実施例
1と同じ測定を行なったところ、実施例1での金の場合
と同様な整流特性が確認され、ITOと第1電荷発生層
の間でショットキー接合が実現されていることが確認さ
れた。
【0058】(電気的特性)各実施例及び各比較例で得
た電子写真用感光体の電子写真特性を評価するために、
静電複写紙試験装置Model SP−428(川口電
機製作所社製)を用いて電子写真特性を測定した。測定
方法は、まず電子写真用感光体を暗所で印加電圧−6k
Vのコロナ放電により帯電させ、 この直後の表面電位
を初期電位V0として電子写真用感光体の帯電能の評価
に用いた。次に10秒間、暗所に放置した後の電位を測
定し、V10とした。 ここで比V0/V10によって電位保
持能を評価した。次いで、タングステンランプで、その
表面における照度が5ルクスに成るように設定し、感光
層に光照射を15秒間行ない、表面電位の減衰曲線を記
録した。ここで15秒後の表面電位を測定し、 それを
残留電位VRとした。また光照射により表面電位がV10
の1/2に減少するまでの露光量を求め、半減露光量E
1/2として感度を評価した。 また帯電後3000ルクス
の白色光を0.1秒照射して除電する行程を1秒ごとに
100回繰り返した後、同じ測定を行ない、繰り返し後
の特性変化を評価した。その結果を表1及び2に示し
た。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】表1及び2から明らかなように、実施例1
〜4の電子写真用感光体は、第1電荷発生層を有しない
こと以外は同条件の比較例1の電子写真用感光体と比較
して、感度E1/2、電位保持能、在留電位VRが優れてお
り、また繰り返し後の特性変化も少なかった。また、第
2電荷発生層をX型無金属フタロシアニンに変えた実施
例5の電子写真用感光体は、第1電荷発生層を有しない
こと以外は同条件の比較例2の電子写真用感光体と比較
しても全く同じ傾向が見られた。一方、第1電荷発生層
の代わりにバリヤー層を設けた比較例3及び比較例4の
電子写真用感光体は、比較例1の電子写真用感光体と比
較して、帯電性に向上が見られたが、実施例の電子写真
用感光体と比較して、感度、残留電位、繰り返し特性等
に劣るものであった。更に、実施例1における導電性支
持体を第1電荷発生層とショットキー接合を形成する材
質を使用した比較例5の電子写真用感光体は、帯電能が
極めて劣り、また感度も非常に悪い結果であった。これ
は支持体と電荷発生層の間に無用な空亡層が更に形成さ
れ、本発明で目的とするpn接合部の空亡層形成が阻
害、或いは電荷の移動の阻害を引き起こしているためと
推察される。
【0062】(画像特性)外形30mm、表面粗度0.
3μmのアルミドラムの上に浸漬法によって、実施例1
及び比較例1の電子写真用感光体を同一膜厚条件と成る
ように塗布、乾燥させてドラム状電子写真用感光体を作
成した。画像特性の評価には市販のドラム電子写真用感
光体を使用するレーザープリンター(商品名「レーザー
ショットLBP−B406」キャノン社製)に、試作し
たドラム状電子写真用感光体を装着して、印字試験を行
ない、その評価を行なった。
【0063】この結果、実施例の電子写真用感光体は、
どの環境条件においても、いずれも鮮明で地汚れのない
画像が得られ、また1万枚の耐刷試験の後も初期の品質
を保持していた。
【0064】一方、比較例の電子写真用感光体は全環境
条件で画像に地汚れと黒点欠陥が見られた。
【0065】また、比較例の電子写真用感光体では網点
画像部にレーザー光の干渉による波紋状の模様が明瞭に
見られたが、実施例の電子写真用感光体ではこの現象は
全く見られなかった。
【0066】
【発明の効果】本発明の電子写真用感光体は、導電性支
持体上に電荷発生層と電荷輸送層から成る感光層を皮膜
形成することによって成る積層型電子写真用感光体にお
いて、電荷発生層としてn型半導体顔料の樹脂分散膜と
p型半導体顔料の樹脂分散膜を積層した2層構造とし、
かつ、支持体側の電荷発生層が支持体と電気的に非整流
的な接合状態とすることによって、成膜が容易で、かつ
帯電能、感度、繰り返し特性に優れ、画像欠陥が少ない
電子写真用感光体が実現できる。
【0067】また、本発明の電子写真用感光体では、2
種類の電荷発生材料が感度に寄与するため、電子写真用
感光体としての感度波長域が拡大する効果も得られる。
【0068】更に、本発明の電子写真用感光体では、レ
ーザープリンター等のコヒーレント光を露光光源とする
電子写真装置での使用において、画像にレーザー光の反
射光の相互干渉による干渉縞模様が出現するのを防止す
る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真用感光体の層構成の一例を示
した模式拡大断面図である。
【図2】本発明の電子写真用感光体の層構成の一例を示
した模式拡大断面図である。
【図3】アルミニウム板上に形成した実施例1の第1電
荷発生層の上に、金を蒸着して電極として、アルミニウ
ム/第1電荷発生層/金のサンドイッチセルを作製し、
アルミニウムと金の間に電圧を印加して得られる電圧と
電流の関係を示す図表である。
【符号の説明】
1 導電性支持体 2 感光層 3 n型半導体顔料 4 p型半導体顔料 5 バインダー 6 第1電荷発生層 7 第2電荷発生層 8a 正孔輸送型電荷輸送層 8b 電子輸送型電荷輸送層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 5/06 380 G03G 5/06 380 (56)参考文献 特開 昭63−210848(JP,A) 特開 昭58−209751(JP,A) 特開 昭55−60955(JP,A) 特開 昭51−132985(JP,A) 特開 平4−335648(JP,A) 特開 平1−297674(JP,A) 特開 平1−277250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層
    及び電荷輸送層を積層して成る感光層を有する電子写真
    用感光体において、該電荷発生層がn型半導体顔料を樹
    脂に分散して成る第1電荷発生層とp型半導体顔料を樹
    脂に分散して成る第2電荷発生層を積層した構造を有
    し、かつ、支持体側の電荷発生層が該支持体と電気的に
    非整流的な接合状態を有することを特徴とする電子写真
    用感光体。
  2. 【請求項2】 導電性支持体上に、第1電荷発生層、第
    2電荷発生層及び正孔輸送型の電荷輸送層の順に積層し
    て成る請求項1記載の電子写真用感光体。
  3. 【請求項3】 n型半導体顔料がジスアゾ系顔料、ペリ
    レン系顔料、アンザンスロン系顔料及びペリノン系顔料
    から成る群から選ばれる顔料である請求項1又は2記載
    の電子写真用感光体。
  4. 【請求項4】 p型半導体顔料がチタニルフタロシアニ
    ン系顔料及び無金属フタロシアニン系顔料から成る群か
    ら選ばれる顔料である請求項1、2又は3記載の電子写
    真用感光体。
  5. 【請求項5】 電荷輸送層がヒドラゾン系化合物を樹脂
    に分散して成る請求項1、2、3又は4記載の電子写真
    用感光体。
  6. 【請求項6】 コヒーレント光による露光により潜像形
    成を行なう電子写真装置において使用される請求項1、
    2、3、4又は5記載の電子写真用感光体。
  7. 【請求項7】 電子写真装置がレーザープリンターであ
    る請求項6記載の電子写真用感光体。
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