JP3488433B2 - メモリ回路用の2相電荷共有データ・ラッチ回路 - Google Patents

メモリ回路用の2相電荷共有データ・ラッチ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ集積回路用
の読出し経路回路に関し、特に、高速メモリ集積回路で
使用するために最適化された読出しデータ・ラッチ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ・ユニットは、デバイス内
へ、またデバイスから外へ情報(データ)を転送するた
めに必要な関連回路を含む記憶セルの集合体である。半
導体メモリの二つの基本的なタイプは、不揮発性メモリ
と揮発性メモリであるが、前者の代表的なものがROM
(読出し専用メモリ)であり、後者の代表的なものがR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)である。
【0003】ROMの場合には、データは永久的に、ま
たは半永久的に記憶され、いつでも読み出すことができ
る。データが永久的に記憶されるROMの場合には、デ
ータはデバイスにされるか、またはデバイスにプログラ
ムされ、変更することはできない。データが半永久的に
記憶されるROMの場合には、紫外線による照射、また
は電気的手段のような特殊な方法によりデータを変更す
ることができる。ROMの書込み動作には特殊な方法を
必要とする。
【0004】RAMは、読出しも書込みも行うことがで
きるメモリである。RAM回路は、通常、二つのタイプ
に分類される。RAMの第一のタイプは、スタティック
RAM回路(「SRAM」)と呼ばれる。SRAM回路
の主な特徴は、回路に電力供給されている間は、その内
部にデータを永久的に記憶しておくことができるラッチ
を持っていることである。RAMの第二のタイプは、ダ
イナミックRAM回路(「DRAM」)と呼ばれる。D
RAM回路の主な特徴は、この回路が、記憶場所に記憶
データを保持するために、コンデンサのような電荷を蓄
積するための素子を使用していることであり、そのデー
タを保持するためには、回路が、上記データを周期的に
リフレッシュしてやらなければならないことである。
【0005】従来のコンピュータまたはプロセッサは、
内部(またはメイン)RAMを有する。上記コンピュー
タは、データがメイン・メモリ内に存在する場合だけ、
データを処理することができる。実行したすべてのプロ
グラムおよびアクセスしたすべてのファイルは、記憶デ
バイスからメイン・メモリにコピーされなければならな
い。プログラムまたはファイル・データを処理した後、
または使用した後で、そのデータを含むRAMビットを
消去することもできるし、他のプログラムまたはファイ
ルで上書きすることができる。それ故、コンピュータの
メイン・メモリの容量は重要である。何故なら、メイン
・メモリの容量により一度に実行することができるプロ
グラムの数、およびあるプログラムに対してすぐに使用
することができるデータの量が決まるからである。
【0006】コンピュータのメモリ(ROMまたはRA
M)容量に対する一つの制限は、ディスクまたはチップ
の物理的な大きさである。RAMの容量は、また、電
力、熱および製造上の制限によっても制限される。一つ
のチップは、数百万ビットのデータを記憶することがで
きるので、ROMまたはRAMの内部または外部で、ビ
ットを処理するためのチップ回路を簡単なものにするこ
とはきわめて望ましいことである。
【0007】メモリとその環境との間の通信は、データ
入力ラインおよび/またはデータ出力ライン、アドレス
選択ライン、および転送の方向を指定する制御ラインを
通して行われる。従来のメモリ回路の場合には、データ
は、メモリ・セルのアレイ(または、サブアレイのグル
ープ)の形に配置されている複数の記憶場所に記憶され
る。各記憶場所は、行識別子および列識別子の両方を含
むことができるアドレスにより識別される。従来のメモ
リ回路の場合には、内部データ・ラインは、書込みサイ
クル中には、データを記憶場所に転送し、読出しサイク
ル中には、記憶場所からデータを転送させる。
【0008】従来技術の読出しサイクルの簡単な全体図
について説明する。図1は、従来技術の読出しサイクル
の三つの汎用構成部材を示す。メモリ・セル10は、メ
モリ12内の数千または数百万の記憶場所の中の一つで
ある。各記憶場所は、一つまたはそれ以上のビットを収
容することができるが、説明を簡単にするために、メモ
リ・セル10は、ビットを一つだけ含んでいるものと仮
定する。説明上、メモリ・セル10の内容にアクセスす
るために、適切なアドレス信号および制御信号が作動し
たものと仮定する。当業者であれば周知のように、ビッ
ト・データ処理は、所定のタイミング指定内に行わなけ
ればならない。ビット処理の速度は、プロセッサの全体
の速度に影響を与えるばかりでなく、ビットは順次同じ
処理構成部材およびラインを占有する。それ故、ビット
・データ処理速度は速い方がよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、メモリ
記憶装置内の一つのビットを表わすために記憶した電荷
の量は、出力回路を高速で駆動させるには小さ過ぎる。
従って、従来は、データの読出しサイクルの速度を速く
するために、回路は、メモリ・チップに内蔵されてい
た。上記処理速度および電力制限を改善するために、読
出し処理回路14は、外部回路18へのビット・データ
を処理するためのメモリ・チップに内蔵されてきた。通
常、上記回路は、ビットの状態、すなわち、「0」また
は「1」を迅速に検出し、それに応じて、外部回路が、
迅速に、正確に検出することができるビット状態データ
信号を供給するために考案されたものである。
【0010】従来技術の読出し処理回路14は、メモリ
・セル・バンク内に表示するビット・データを、処理す
るのにより適しているフォーマットに変換するためのも
のである。上記フォーマットのあるものは、下記表に示
すように、二つのデータ・ライン上、AおよびBにビッ
ト・データ(0または1)を表示する。
【0011】
【表1】
【0012】この例においては、ラインAおよびライン
B上の信号は、データ・ラインからラッチへ並列に処理
される。ラッチは、ラッチ入力のところで、ラインAお
よびラインB上の信号を受信し、それに応じて、出力ラ
インAおよびB上に出力信号を供給する。出力ライン上
の信号は、好適には、システム電源により高レベルに駆
動され、アース・システムにより低レベルに駆動され、
外部回路に比較的強い出力信号を供給することが好まし
い。
【0013】上記二つのデータ・ラインの実施形態の場
合には、データ・ライン等化回路およびラッチ・ノード
等化回路によりデータ・ラインおよびラッチ・ノードを
「等化」する利点があることを当業者は昔から知ってい
る。この等化により、データ・ラインは、同じ電位で確
実にスタートし、それにより、(例えば、高レベルまた
は低レベルのような)対向ビット表示電圧を供給するた
めのラインが予め調整される。それ故、受信したデータ
・ビット信号は、迅速に正確に検出される。従来技術の
場合には、上記および他の利点は、ライン「A」および
ライン「B」上で、高レベルおよび低レベルのデータ・
ビット信号を受信し、それに応じて、高レベルおよび低
レベルの出力信号を供給するデータ・ラッチ入力ノード
を等化することにより達成される。
【0014】従来技術の場合には、データ・ラッチ・ノ
ードおよびデータ・ラインは、ラッチ・ノードおよびデ
ータ・ラインの両方を同じ電圧の高さにプレチャージす
ることにより平衡状態にしている。通常、ラッチ・ノー
ドおよびデータ・ラインは両方とも、一時的にチップ電
源のような電圧源に接続している。この例の場合には、
データ・ラインおよびラッチ・ノードは、両方ともVC
Cに帯電し、その後で、チップ電源から切り離される。
平衡状態のデータ・ライン(「A」および「B」)は、
ビット・データ信号を受信し、その後で、この信号は、
(プロセッサのタイミング指定に従って)平衡状態のデ
ータ・ラッチ・ノードに供給される。上記プレチャージ
・プロセスおよびラッチング・プロセスの特徴は、以下
に説明するように、3相ラッチであることである。
【0015】図2は、3相読出しデータ・ラッチ・シス
テム20である。この読出しデータ・ラッチ・システム
20は、制御ライン24、54、64および66の制御
下で機能する。トランジスタ26、28および34は、
データ・ビット入力ライン22Aおよび22Bのプレチ
ャージおよび等化を制御するためのスイッチとして機能
する。これらのスイッチ・トランジスタは、データ・ラ
イン制御ライン24の制御下で動作する。
【0016】(相I)最初に、データ・ライン制御ライ
ン24は高レベルであり、制御ライン66も高レベルで
あり、制御ライン54は低レベルである。一方、制御ラ
イン64は、低レベルに維持される。この状態におい
て、データ・ライン22Aおよび22Bは、相互に、お
よびデータ・ラッチ電源60から切り離される。データ
・ライン22Aおよびラッチ・ノード62Aは、スイッ
チ56を介して直接電気的に接続していて、データ・ラ
イン22Bおよびラッチ・ノード62Bは、スイッチ5
8を介して直接電気的に接続している。データ・ラッチ
・ノード62Aおよび62Bは、相互に切り離されてい
る。それ故、この状態において、ライン22Aおよび2
2B上に供給されたデータ・ビット信号は、ラッチ42
内のノード上に差動信号を確立する。
【0017】(相II)次に、制御ライン64が高レベル
に設定され、その結果、ラッチ・ノード62Aおよび6
2Bは、データ・ライン22Aおよび22Bから受信し
た差動データ・ビット信号に従って、アースおよびラッ
チ電源60により駆動される。同時にラッチ・ノードか
らデータ・ラインを分離するために制御ライン54が高
レベルに設定され、制御ライン24が低レベルに設定さ
れる。この状態において、データ・ライン22Aおよび
22Bは、電源60によりプレチャージされ、スイッチ
30により等化され、ラッチ20は、ラッチ・ノード6
2Aおよび62B上のデータ・ビット信号を出力し、デ
ータ・ビット信号は、電源60およびアースにより駆動
される。
【0018】(相III)次に、制御ライン66は低レベ
ルに設定され、制御ライン64も低レベルに設定され
る。この状態において、データ・ラッチ・ノード62A
および62Bは、相Iに戻った場合に、新しい差動信号
の受信に備えて、高電圧レベルに等化される。
【0019】上記ラッチの場合、各相は、スイッチを上
記のように設定し、ノードおよびラインを、その各電圧
レベルに駆動させるのに実行時間を必要とする。データ
読出しサイクルの総和時間は、ラッチ設計が必要とする
相の数により異なるし、また制限される。それ故、3相
ラッチは、本来、データ読出しサイクルのクロック速度
を制限する。それ故、3相データ読出しラッチのクロッ
ク速度制限を克服することが望ましい。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部バス上の
データを捕捉するために、ラッチを使用するすべての回
路と一緒に使用することができる。本発明を使用するこ
とにより、ラッチおよびプレチャージ・サイクル全体を
実行するのに二つのクロック・エッジだけを使用するこ
とができる。本発明は、内部バス上で小さな差動電圧を
捕捉し、それを増幅する。その結果、サイクル時間が短
縮し、それによりより高速な動作が可能になる。
【0021】本発明のデータ読出し回路の場合には、デ
ータ・ラッチ・ノードは等化されるが、それは、電源へ
の直接接続を通してではない。反対に、各ラッチ・ノー
ドは、プレチャージされたデータ・ラインのそれぞれの
電荷を共有することにより等化される。より詳細に説明
すると、データ・ラインは、ラッチ・ノードから切り離
されている間に、VCCにおいて平衡状態になる。デー
タ・ライン上のビット・データを供給する前に、スイッ
チが作動し、その結果、各ラッチ・ノードは、その各デ
ータ・ラインに電気的に接続する。その各データ・ライ
ンのキャパシタンスよりはるかに小さい各ラッチ・ノー
ドのキャパシタンスは、それによりラッチ・ノードがV
CCと等しい電位になる電荷共有スキームを提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照しながら、本発
明(および従来技術)について説明する。本発明の場合
には、データ・ラッチは、パス・トランジスタを通して
データ・ラインに接続している。パス・トランジスタを
オンにする前に、データ・ラッチ・ノードを等化する代
わりに、明示のデータ・ラッチ等化段階を省略し、デー
タ・ラッチ・ノードは、データ・ラインと電荷を共有す
る。実際には、これによりラッチ・ノードが等化され
る。何故なら、データ・ラインが既に等化され、プレチ
ャージされていて、データ・ライン上のキャパシタンス
が、データ・ラッチ・ノード上のキャパシタンスより遥
かに大きいからである。それ故、ラッチ・ノードを切り
離すための制御ラインの切換え、およびラッチ・ノード
が等化することができるようにするための別々の読出し
サイクル段階を使用しないですむ。
【0023】図3は、2相データ読出しラッチ70が内
蔵する好適な電子構成部材である。2000年2月28
日付けの、キム・カーバ・ハーディおよびジョン D.
ハイトレイの米国特許仮特許出願第60/185,30
0号が、この回路および関連回路を開示している。上記
米国特許出願は、引用によって本明細書の記載に援用す
る。
【0024】データ読出しラッチ70は、読出し動作中
のグローバル読出しデータ・ライン72Aと、グローバ
ル読出しデータ・ライン72Bとの間の差電圧を増幅
し、外部回路による以降の処理のために信号をラッチす
るためのものである。データ読出しラッチ70は、メモ
リ回路の外部に設置することができるが、必ずしもそう
しなくてもよい。図3の場合には、電圧源または電力源
への接続は、参照番号112で示す。
【0025】データ読出しラッチ70は、好適には、四
つのドライバ・トランジスタ76、78、80および8
2、および等化トランジスタ84を持つことが好まし
い、プレチャージ回路74を含む。プレチャージ回路7
4は、プレチャージ制御ライン86により制御される。
理解してもらえると思うが、プレチャージ回路74は、
グローバル・データ・ライン72A、およびグローバル
・データ・ライン72Bを、読出し動作を行う前に、高
レベルにし、等化する働きをする。読出し動作中、プレ
チャージ制御ライン86は、低レベルに切り換わり、そ
れにより、プレチャージ回路74は動作不能になる。デ
ータ読出しラッチ70は、さらに、他方のグローバル読
出しデータ・ライン72A、72Bを低レベルに駆動す
る一方で、一方のグローバル読出しデータ・ライン72
Aおよび72Bを高レベルに保持する働きをするドライ
バ・トランジスタ88および90を含む。図の場合、ド
ライバ・トランジスタ88および90は、PMOSデバ
イスである。
【0026】上記の他に、データ読出しラッチ70は、
図の場合には、PMOSデバイスある、一組のパス・ト
ランジスタ92、94を含む。パス・トランジスタ92
は、グローバル・データ・ライン72Aと、ラッチ読出
しデータ・ライン96Aの間に直列に接続している。パ
ス・トランジスタ94は、グローバル・データ・ライン
72Bと、ラッチ読出しデータ・ライン96Bの間に直
列に接続している。パス・トランジスタ92、94は、
ラッチ制御ライン98により制御され、グローバル・デ
ータ・ライン72Aおよび72Bの間の増幅された小さ
な差電圧信号をラッチ読出しデータ・ライン96Aおよ
び96Bに送るために、読出しサイクルの初期相の間導
電性になる。
【0027】データ読出しラッチ70は、さらに、Nチ
ャネル・トランジスタ102、104および106、お
よびPチャネル・トランジスタ108および110を持
つラッチ回路100を含む。ラッチ回路100は、ラッ
チ制御ライン98により制御される。ラッチ制御ライン
98が、ラッチ回路100を動作可能にしている場合に
は、ラッチ読出しデータ・ライン72Aと、ラッチ読出
しデータ・ライン72Bとの間の小さな差電圧は、増幅
されラッチされる。この場合、初期の差電圧が決定した
ように、一方のラインはVcc電位に保持され、他方の
ラインは、Vss(アース)電位に保持される。
【0028】図4について説明すると、この図は、図3
の数本のライン上の信号に対するタイミング・スキーム
である。読出し動作が行われていない間は、データ・ラ
イン制御信号86、およびラッチ制御ライン信号98は
高レベルであり、グローバル・データ読出しライン72
Aおよび72B上の信号は、VCC電位にプレチャージ
され、ラッチ・ノード96A、96B上の信号は、前の
電位に保持される。
【0029】読出し動作がスタートすると、データ・ラ
イン制御信号86、およびラッチ制御ライン信号98は
低レベルになり、ラッチ・ノードは、データ読出しライ
ンの前のプレチャージレベルに等しくなる。同時に、デ
ータ・ビット信号を示す差電圧は、グローバル・データ
・ライン72Aおよび72B、およびラッチ・ノードに
供給される。データ・ライン制御信号86、およびラッ
チ制御ライン信号98が高レベルに戻ると、データ読出
しラッチは、グローバル・データ・ライン72Aおよび
72Bの間の差電圧を増幅し、その信号をラッチ・ノー
ド96Aおよび96Bの間にラッチする。
【0030】データ読出しライン72Aおよび72B上
のキャパシタンスよりも、データ・ラッチ・ノード96
Aおよび96B上のキャパシタンスを小さく維持するこ
とにより、前に必要としたクロックの第三の相が除去さ
れ、電荷を共有する2相データ・ラッチ回路を設計する
ことができる。前の第三の相は、ショートさせる前に、
データ・ラッチ・ノードをデータ読出しラインに等化す
る。本発明の好適な実施形態の場合には、データ読出し
ラインが、グローバル・データ読出しラインとなる。
【0031】本発明を使用すると、ラッチ・ノード96
Aおよび96B上の前の対向データにより、データ読出
しライン上の電圧のズレが小さくなる。読出し動作中、
データ読出しライン72Aおよび72B上に発生する全
差電圧と比較した場合、上記電圧のズレの方が小さい限
り、2相スキームを使用することができる。実際には、
クロック相を除去し、それによりメモリ回路の速度を増
大するために、信号のマージンのある部分が捨てられ
る。500MHzの回路の場合には、クロック・パルス
幅を、それぞれ1ナノ秒にすることができる。
【0032】当業者であれば、感知アンプ・ラッチ、列
選択および行デコーダ回路、およびローカル・データ・
ライン選択およびデータ・ライン・デコーダ回路の好適
な実施形態の詳細は周知のものである。本発明の読出し
ラッチは、出願日2,000年6月17日、発明者ジョ
ン・ハイトレイおよびキム・ハーディ、弁理士整理番号
UM137、「比較的多数の内部データ・ラインを持つ
高速メモリ回路用のアーキテクチャ」という名称の、米
国特許出願が開示しているメモリ回路で使用することが
できる。
【0033】上記実施形態は、本発明の原理を単に説明
するためのものであること、当業者であれば、本発明の
範囲から逸脱することなしに、多くの変更を考えつくこ
とができることを理解されたい。例えば、図に示したも
のをPMOSまたはNMOSまたは他のトランジスタ・
タイプに置き換えることができる。それ故、上記および
その他の変更は、特許請求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の読出しサイクルの基本的な構成部材
のブロック図である。
【図2】3相データ読出しラッチ回路の概略図である。
【図3】本発明の2相データ読出しラッチ回路のある実
施形態の概略図である。
【図4】図3に示す読出しラッチ回路の特定ライン上の
ある信号に対する好適なタイミング・スキームを示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
70 データ読出しラッチ 72A 読出し動作中のグローバル読出しデータ・ラ
イン 72B グローバル読出しデータ・ライン 76,78,80,82 ドライバ・トランジスタ 84 等化トランジスタ 86 プレチャージ制御ライン 88,90 ドライバ・トランジスタ 92,94 パス・トランジスタ 96A,96B ラッチ読出しデータ・ライン 98 ラッチ制御ライン 100 ラッチ回路 102,104,106 Nチャネル・トランジスタ 108,110 Pチャネル・トランジスタ
フロントページの続き (72)発明者 キム カーバー ハーディー アメリカ合衆国 コロラド州 コロラド スプリングス キットカルソンレーン 9760 (56)参考文献 特開 平11−339482(JP,A) 特開 平4−53083(JP,A) 特開 平2−143982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/40 - 11/419

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データメモリ回路において、データを表
    す信号を増幅およびラッチする方法であって、 第1キャパシタンスを有する第1データラッチノードを
    備えること、 第2キャパシタンスを有する第2データラッチノードを
    備えること、 前記第1キャパシタンスより大きいキャパシタンスを有
    し、選択的に第1データラッチノードに接続される第1
    データラインを備えること、 前記第2キャパシタンスより大きいキャパシタンスを有
    し、選択的に第2データラッチノードに接続される第2
    データラインを備えることを有し、 第1ステップでは、第1および第2データラインを第1
    および第2データラッチノードから切り離した状態で第
    1および第2データラインに対してプレチャージと等化
    を行い、 第2ステップでは、第1および第2データラッチノード
    を第1および第2データラインに接続して、第1および
    第2データライン上の電荷により第1および第2データ
    ラッチノードをプレチャージおよび等化し、その後、第
    1および第2データライン上に読み出された信号を第1
    および第2データラッチノード部分で増幅ラッチし、 以後第1および第2ステップを繰り返すことを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 ダイナミックデータアンプ用の2相電荷
    共有データラッチ回路であって、 第1および第2データラッチノードと、 第1および第2データラインと、 前記第1データラインを前記第1データラッチノードに
    選択的に接続する第1スイッチと、 前記第2データラインを前記第2データラッチノードに
    選択的に接続する第2スイッチとを具備し、 各データラインのキャパシタンスはデータラッチノード
    のキャパシタンスより大きく、 第1ステップでは、第1および第2データラインを第1
    および第2データラッ チノードから切り離した状態で第
    1および第2データラインに対してプレチャージと等化
    を行い、 第2ステップでは、第1および第2データラッチノード
    を第1および第2データラインに接続して、第1および
    第2データライン上の電荷により第1および第2データ
    ラッチノードをプレチャージおよび等化し、その後、第
    1および第2データライン上に読み出された信号を第1
    および第2データラッチノード部分で増幅ラッチし、 以後第1および第2ステップを繰り返すことを特徴とす
    る2相電荷共有データラッチ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2データラインに接続
    され、第1および第2データラインに対してプレチャー
    ジと等化を実施するプレチャージ回路をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の2相電荷共有データラ
    ッチ回路。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2スイッチとして第1
    および第2PMOSトランジスタを備えることを特徴と
    する請求項2に記載の2相電荷共有データラッチ回路。
JP2001036096A 2000-02-28 2001-02-13 メモリ回路用の2相電荷共有データ・ラッチ回路 Expired - Fee Related JP3488433B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US18530000P 2000-02-28 2000-02-28
US09/595099 2000-06-16
US09/595,099 US6434069B1 (en) 2000-02-28 2000-06-16 Two-phase charge-sharing data latch for memory circuit
US60/185300 2000-06-16

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