JP3488128B2 - 搭載式ワイヤコイルを備える省スペース伸線機 - Google Patents

搭載式ワイヤコイルを備える省スペース伸線機

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JP3488128B2
JP3488128B2 JP10959999A JP10959999A JP3488128B2 JP 3488128 B2 JP3488128 B2 JP 3488128B2 JP 10959999 A JP10959999 A JP 10959999A JP 10959999 A JP10959999 A JP 10959999A JP 3488128 B2 JP3488128 B2 JP 3488128B2
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wire
capstan
coil
drawing machine
turntable
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ジェイ. テイラー ティモシー
ジェイ. ピツェン デイル
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ロックフォード マニュファクチュアリング グループ, インコーポレイテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C1/00Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
    • B21C1/02Drawing metal wire or like flexible metallic material by drawing machines or apparatus in which the drawing action is effected by drums

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に伸線機に関
し、より詳細には工場床面上で機械が必要とする設置面
積(footprint) を減らす伸線機に関する。
【0002】
【従来の技術】大径のワイヤやコイルは通常、数千ポン
ドの重さの螺旋巻きコイルの形に製作される。ワイヤコ
イルを使用可能な長さにするために、ワイヤコイルは通
常、ワイヤの直径を縮小することができ、かつワイヤを
適当な長さに切断する機械にそのワイヤを供給すること
ができる伸線機を介して供給される。
【0003】従って、コイルからワイヤを引抜いて、絞
り加工機(reducing machine)や切断機等に供給するため
の様々な機械が開発されている。例えば、本譲受人に譲
渡された米国特許第5,497,928 号は、ワイヤースプール
の巻きを解いて歪み取り装置からワイヤ切断装置に至る
機械を開示している。上記の3つの構成要素の各々は直
線的に配設されるので、その機械の全設置面積は、比較
的幅狭ではあるが比較的長いので、比較的大きな工場床
面積を占有する。
【0004】従って、ワイヤをコイルから引抜くことが
できて、しかも各種構成要素を工場床面へ直線的に設置
しないようにして、比較的小さい床面積を占める機械が
開発されている。例えば、これも本譲受人に譲渡された
米国特許第5,097,688 号は、伸線機の主ベース上へ直に
搭載されたターンテーブル上にワイヤコイル自体を搭載
したインライン伸線機を開示している。主ベース上で、
ターンテーブルの下に動力駆動型キャプスタンを設け、
そのキャプスタンが回転してワイヤをコイルから引抜く
ようになっている。ワイヤは、サポートの頂部に搭載さ
れたコイルから下方に引抜かれて、ワイヤの固有キャス
ト(natural cast)に抗し、一連のローラを介してかなり
複雑な経路を辿って伸線機に達する。しかし、ワイヤコ
イルは機械の主ベースの頂部へ直に搭載されているの
で、機械の全設置面積は比較的に小さい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】更に、ワイヤコイルを
直に工場床面に搭載するか、工場床面へ直に搭載された
ベースの頂部にワイヤコイルを搭載することによって、
キャプスタンベースの頂部に大径のワイヤコイルを搭載
するという先に記載の問題を回避できる機械も開発され
ている。しかしながら、そのような大径のワイヤを、ワ
イヤコイルから案内して側面搭載型(side mounted)イン
ライン伸線機まで供給させるような満足すべき手段はま
だ開発されていない。そのような大径ワイヤケーブルの
直径は1/2インチを超える場合があり、それが必然的
にワイヤを曲げたり捻ったりして機械のガイドを通すプ
ロセスを比較的困難にしている。ワイヤコイルが通過し
なければならない経路が複雑で、かつ多方向の多重曲げ
を要する場合、その機械の運転が困難になり、危険でし
かも極めて費用がかかることがある。従って、スペース
要件を最小にすると同時に、ワイヤをその固有キャスト
に沿って引抜き可能とすることによって、運転の容易さ
を最大にできる伸線機を提供することは有利であろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の主たる
目的は、ワイヤコイルを床レベルに搭載できるような伸
線機を提供することである。床レベル搭載システムは、
ターンテーブル上へのワイヤコイルの装填を容易にす
る。
【0007】本発明の目的は、ワイヤコイルと伸線機と
が、工場床面を通って直線的に配設されるのとは対照的
に、横方向に搭載され、工場床面の比較的小さな設置面
積を占める伸線機を提供することである。本発明の更に
別の目的は、機械の送り出し(pay out) がワイヤコイル
の弧状の固有キャストを辿ることによって、ワイヤの通
しや案内が容易な伸線機を提供することである。
【0008】これらの諸目的によれば、本発明の特徴
は、ワイヤコイルが、コイルの巻きを解く動力駆動型キ
ャプスタンの側方のターンテーブル上に搭載られるイン
ライン伸線機を提供することである。従って、これは、
直線的に配設された機械の設置面積の問題を回避する。
【0009】本発明の別の特徴は、ワイヤがワイヤコイ
ルから弧状の経路で直に側面搭載型キャプスタンに供給
されることによって、ワイヤがワイヤコイルの弧状の固
有キャストを辿ることができるようにして、作業者がワ
イヤコイルを物理的に捻ったり曲げたりする必要を回避
する前記側面搭載型インライン伸線機を提供することで
ある。
【0010】本発明の好ましい実施形態の特徴は、ワイ
ヤのコイルが螺旋パターンに変形される(cast)ので、弧
状の固有キャストを持つ、ワイヤコイルからワイヤの巻
きを解き、それを下流のエンドユーズ機(end-use machi
ne)へ供給するためのインライン伸線機を提供すること
である。インライン伸線機は、工場床レベルに設けられ
るベース、ベースから上方へ延びる垂直サポート、ベー
スに搭載されるターンテーブル、およびサポートの第2
側面に搭載される動力駆動型キャプスタンを備えてい
る。垂直サポートは実質的に工場床レベルの上に延び
て、前面、背面、および第1と第2の対向側面を含む。
ターンテーブルは、ワイヤコイルをターンテーブル上に
搭載した状態で、サポートの第1側面に隣接してその下
に配設される。ワイヤはコイルから延びて、サポートの
背面を回ってキャプスタンの周りに巻き付け(trained)
られるので、キャプスタンの回転が、ワイヤをそのコイ
ルから、ワイヤコイルの弧状の固有キャストに倣う円弧
に沿って引き出す。
【0011】本発明の別の特徴は、更に、ワイヤコイル
のスナッグ(snag)を検出するとともに、スナッグが検出
されたときはキャプスタンの回転を自動的に停止してキ
ャプスタン、ワイヤ、モータ、およびオペレータへの損
傷を避けるための手段を含む上記のインライン伸線機を
提供することである。
【0012】本発明の上記および他の諸目的、そして特
徴は、添付の図面に関連して考察することによって、下
記の詳細説明からより明白になるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は様々な変更や代替構造の
可能性があるが、その幾つかの図解の実施形態を図示し
て以下に詳しく説明する。しかしながら、本発明を、開
示した特定の実施形態に限定するものではなく、逆に、
添付の請求項によって特定される発明の精神と範囲の中
に入る全ての変更、代替構造、および同等仕様を含むも
のとする。
【0014】ここで図面を参照して、特に図1に関して
説明すると、本発明の好ましい実施形態は伸線機20と
して示される。図示のように、伸線機20はワイヤコイ
ル22を保持するようになっていて、コイルはそれ自体
が円形の螺旋パターンで巻かれている。本発明によれ
ば、ワイヤ24は、ワイヤコイル22の固有の曲率、つ
まり固有キャストを辿るように、コイルから巻きを解か
れることが分かる(図2参照)。好ましい実施形態にお
いて、伸線機20は、直径が3/8インチと9/16イ
ンチのワイヤ24を収容するようになっているが、別の
実施形態では、それより大きいか小さい径のワイヤも本
発明によって引抜くことができる。
【0015】ワイヤコイル22は自由回転式ターンテー
ブル26上に準備される。図3に明示するように、ター
ンテーブル26は、平坦面28が上方に延びる側壁30
を備えており、実際にはバスケット状構造の中に設けら
れる。一対の逆U形ロッド32が平坦面28の中心から
上方に延びて、コイル22用のマンドレルを画成する。
重要なことは、ターンテーブル26が垂直配置軸Aのま
わりに回転することである。
【0016】ターンテーブル26は動力駆動ではなく、
キャプスタン34の回転の結果として回転する。キャプ
スタン34は、好ましい実施形態において、電動モータ
36によって駆動される円筒ドラムであり、そのモータ
がプーリ37とベルト39とによってキャプスタン34
に連結されている。好ましい実施形態では、モータ36
は可変速度モータであり、キャプスタン34の回転速度
をエンドユーズ機40の速度に対して調整するために、
コントローラ38と電気的につながっている。本発明の
この特徴を、補償アーム42の説明とともに、ここで更
に詳細に検討する。キャプスタン34は、好ましい実施
形態において、水平配置軸Bのまわりに回転する。
【0017】従来と同様、ワイヤ24はキャプスタン3
4のまわりに何度も巻き付けられて、キャプスタンに対
してスリップグリップを提供する。キャプスタン34が
回転すると、ワイヤ24はコイル22から引き出され
て、それが次にターンテーブル26を回転させて上記の
送り出しを容易にする。オペレータ・インタフェースモ
ジュール43をブーム45の上に設けて、インライン伸
線機20の運転を制御する。
【0018】本発明の目的と特徴によれば、ターンテー
ブル26とワイヤコイル22とは垂直サポート44に横
方向に隣接して設けられるのが分かる。垂直サポート4
4は前面46、背面48、第1側壁50、および第2側
壁52を含む。キャプスタン34が第1側壁50に搭載
される一方、ターンテーブル26は第2側壁52に隣接
して設けられる。これも図1〜3から認められることだ
が、ターンテーブル26と垂直サポート44とは、伸線
機20全体が一体の形で提供されるように、ベース54
に搭載される。
【0019】ベース54は比較的低い高さに設けられる
ので、ターンテーブル26も比較的低い高さに搭載され
ることになり、ターンテーブル26上へのワイヤコイル
22の配置を容易にする。これは、伸線機20に対する
コイル22の装填を助けるばかりでなく、コイル22を
高い位置に置く従来技術の設計では一般的な、重いコイ
ル22用の構造補強型垂直サポートに対するニーズも排
除する(図7参照)。ベース54はまた、モータ36の
通電が停止したときにベースの回転を停止するための一
対のエアシリンダ55も含む。シリンダ55のロッドは
上方に延びてターンテーブル26の平坦面28へ摩擦係
合し、ターンテーブルにブレーキをかけて停止させ、キ
ャプスタン34が回転を止めた後でコイル22の巻きを
無統制に解くことを防止する。
【0020】コイル22を低い高さに設ける別の利点
は、それによって、ワイヤコイル22の曲率や固有キャ
ストに倣った自然の流れで、ワイヤ24を送り出しでき
ることである。本明細書中で使用する用語「固有キャス
ト」は、螺旋コイルに製作されることによってワイヤ2
4がカーブする曲率または性向、として定義される。コ
イルの固有キャストに沿ったコイル22からのワイヤ2
4の送り出しを許すことによって、ワイヤ24は機械の
中を容易に通ることができるので、ワイヤ24の固有キ
ャストに抗するのを強制されはしない。これは結果的
に、ワイヤをその固有キャストに抗して捻るか強制して
ワイヤを機械に供給または案内するという形でオペレー
タが介入するニーズを実質的に排除する。ワイヤコイル
はしばしば直径が1/2インチを超えるので、これは、
運転の容易さの点で大きな前進を意味する。ターンテー
ブル26は、好ましい実施形態ではキャプスタンの下に
設けられて、同様に自然の送り出しを容易にする。
【0021】ワイヤコイルのスナッグによる機械の損傷
や生産低下を回避するために、スナッグ防止手段が設け
られる。本発明の好ましい実施形態では、スナッグ検出
手段56は、垂直サポート44の方向に横移動可能に搭
載された垂直バー58の形で設けられる。垂直バー58
の横移動はすべてリミットスイッチ60によって検出さ
れ、横移動が検出されると、スイッチは信号をコントロ
ーラ38に送って、モータ36の回転と、従ってキャプ
スタン34の回転を停止させる。ひとたびスナッグが確
認されて修正されると、伸線機20は運転を再開でき
る。
【0022】補償アーム42を使用して、エンドユーズ
機40がワイヤ24を取り上げる速度に対応してキャプ
スタン34が適切な速度で確実に回転するようにする。
例えば、キャプスタン34がエンドユーズ機40より早
く回転することによって、エンドユーズ機40が取り上
げるよりも多量のワイヤを送り出す場合、余剰のワイヤ
24が集積して運転に不都合な影響を与える。逆に、キ
ャプスタンがエンドユーズ機より遅く回転する場合、機
械は減速されるか破壊されることになる。補償アーム4
2は従って、ワイヤ24が送り出される速度を測定でき
るメカニズムとして使用される。
【0023】好ましい実施形態では、補償アーム42は
後方、つまりキャプスタンから離れるように空気圧を与
えられる。ワイヤ24はローラ64を回って形を整えら
れるので、補償アーム42は、ワイヤ24も後方に押し
ながら後方に枢動することになる。すると、補償アーム
42の位置を監視する位置センサが、コントローラ38
に信号を送る。補償アーム42の測定位置に従って、コ
ントローラ38はキャプスタンモータ36に速度の増減
を指令するので、ワイヤ24が送り出される速度が増減
される。別の実施形態では、補償アーム42を、空気圧
を与えるのとは対照的に、スプリングその他の方法で負
荷を与えることができる。
【0024】ローラ68を設けて、回転が止まったとき
にワイヤ24がキャプスタン34の上に確実にとどまる
ようにする。図1から分かるように、ローラ68は、実
線で示す後退位置から破線で示す活動位置まで移動可能
で、その活動位置でローラ68は、回転が止まったとき
にワイヤ24の位置を維持するように、ワイヤ24とキ
ャプスタン34とに力を働かせる。
【0025】ワイヤ24の整然とした送り出しに備える
本発明の別の特徴は、二平面式ローラセット70であ
る。ローラセット70は、第1セットのローラがベース
54へ水平に配設される一方、第1セットのローラの下
流にある第2セットのローラはベース54へ垂直に配設
される点で、二平面式である。ローラセット70は、線
引ボックス71を介してワイヤ24の直径を減少させる
前にワイヤ24の方向を決める働きをする。
【0026】上記から、当業者の理解できるように、本
発明は、従来の直線配置型インライン伸線機(図6参
照)よりもはるかに占有スペースが少ない伸線機を提供
する。図6に示すように、コイル72が一端に設けら
れ、それに対して従来技術の伸線機74は、他端の、コ
イル72の直線的に下流に設けられる。その結果、比較
的に長い床面積78が占拠される。
【0027】更に、本発明は機械の実際の設置面積を最
小にするばかりでなく、ワイヤコイルの、より低いレベ
ルでの配設を可能にして機械に対する新コイルの装填を
容易にするとともに、自然な送り出しを容易にする(図
7参照)。図の従来技術に示すように、コイル80はベ
ース82に支持され、ワイヤ84は矢印86で示すよう
に、その固有キャストに抗して複雑な経路に沿って移動
しなければならない。
【0028】キャプスタンをワイヤコイルと同一の水平
レベルに設けるとともに、キャプスタンをワイヤコイル
に隣接する側に配置することによって、コイルを、ワイ
ヤコイルの弧状の固有キャストに倣う円弧に沿って送り
出すことができる。これによって、機械のオペレータ
は、特に大径のワイヤコイルで時々厄介な多数の曲げや
ねじりの仕事をすることなく、ワイヤをキャプスタンや
機械の各種ローラへ容易に通すことができる。従って本
発明は、省スペースの、経済的で効率的なインライン伸
線機を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるインライン伸線機の
側面図である。
【図2】図1に示すインライン伸線機の平面図である。
【図3】図1に示すインライン伸線機の端面図である。
【図4】好ましい実施形態によるスナッグ検出システム
の拡大側面図である。
【図5】図4の部分5に示されたリミットスイッチの拡
大側面図である。
【図6】従来技術による直線配置型インライン伸線機の
側面図である。
【図7】オーバーヘッドターンテーブル付きの従来技術
によるインライン伸線機の側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイル ジェイ. ピツェン アメリカ合衆国, ウィスコンシン州, ビロイト, イースト ポスト ロー ド 1822 (56)参考文献 特開 平4−319017(JP,A) 特開 平9−168817(JP,A) 実開 昭61−63314(JP,U) 実開 平3−36306(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 49/24

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋パターンに変形されることにより、
    弧状の固有キャストを有するワイヤのコイルから前記ワ
    イヤの巻きを解いて、前記ワイヤを下流のエンドユーズ
    機に供給するためのインライン伸線機であって、工場床
    レベルに設けられるベースと、前記ベースから上方に、
    かつ実質的に前記工場床レベルより上に延びる垂直サポ
    ートであって、前面、背面、および第1と第2の対向側
    面を含む垂直サポートと、前記ベースへ回転可能に搭載
    されるとともに、前記サポートの前記第1側面に隣接し
    てその下に配設されるターンテーブルであって、前記ワ
    イヤのコイルが上に搭載される前記ターンテーブルと、
    および前記サポートの前記第2側面に搭載される動力駆
    動型キャプスタンと、を備え、前記キャプスタンの回転
    により、前記ワイヤを前記コイルから、前記ワイヤコイ
    ルの前記固有の弧状キャストに倣う円弧に沿って引き出
    すように、前記ワイヤは前記コイルから延びて、前記サ
    ポートの背面を回って前記キャプスタンの周りに巻き付
    けられるインライン伸線機。
  2. 【請求項2】 更に、前記ワイヤコイルのスナッグを検
    出するとともに、スナッグが検出されたときに前記キャ
    プスタンの回転を自動的に停止するための手段を含む、
    請求項1に記載のインライン伸線機。
  3. 【請求項3】 前記スナッグ検出手段は、垂直サポート
    の背面の後に、前記垂直サポートの前記背面に向かって
    横移動可能に搭載された垂直バーと、前記垂直バーに隣
    接する、前記横移動を検出するためのリミットスイッチ
    とを含み、前記ワイヤのスナッグによって前記ワイヤが
    前記垂直バーに接して引っ張られて前記垂直バーを横方
    向に移動させ、前記リミットスイッチを作動させて前記
    キャプスタンの回転を停止させる、請求項2に記載のイ
    ンライン伸線機。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルの回転軸が垂直方向
    に配列され、前記キャプスタンの回転軸が水平方向に配
    列される、請求項1に記載のインライン伸線機。
  5. 【請求項5】 更に、前記ワイヤを前記コイルから前記
    キャプスタンまで案内するための手段を含む、請求項1
    に記載のインライン伸線機。
  6. 【請求項6】 前記案内手段が、前記垂直サポートの前
    記第2側面に搭載された一組の二平面式ローラを含み、
    前記ワイヤが、前記コイルから送り出されるにつれて前
    記案内手段を介して案内される、請求項5に記載のイン
    ライン伸線機。
  7. 【請求項7】 更に、前記ワイヤの直径を減少させるた
    めの線引ボックスを含む、請求項6に記載のインライン
    伸線機。
  8. 【請求項8】 前記ターンテーブルが自由に回転可能
    で、前記動力駆動型キャプスタンによって回転される、
    請求項1に記載のインライン伸線機。
  9. 【請求項9】 更に、前記キャプスタンの後の前記垂直
    サポートに枢動可能に搭載された補償アームを含み、前
    記補償アームは、前記ワイヤが前記キャプスタンから送
    り出された後で形を整えられるローラを含み、前記補償
    アームは枢動するように成され、前記伸線機は更に、前
    記補償アームの位置を監視するとともに前記補償アーム
    の前記位置に従って前記キャプスタンの速度を調節する
    ためのコントローラを含む、請求項1に記載のインライ
    ン伸線機。
  10. 【請求項10】 前記ワイヤコイルの直径の範囲が3/
    8インチないし9/16インチである、請求項1に記載
    のインライン伸線機。
  11. 【請求項11】 工場床面に設置して、ワイヤをワイヤ
    のコイルの巻きを解き、前記ワイヤをエンドユーズ機に
    供給するためのインライン伸線機であって、 巻き解かれるワイヤのコイルを保持するように成した、
    垂直配置軸のまわりに回転可能なターンテーブル手段
    と、前記キャプスタンの回転により、前記ワイヤを前記コイ
    ルから、前記ワイヤコイルの前記固有の弧状キャストに
    倣う円弧に沿って引き出すようにした 前記ワイヤを周り
    に巻き付けるとともに前記コイルから引き出すように成
    した、水平配置軸のまわりに回転可能なキャプスタン手
    段と、 を備え、前記ターンテーブル手段とキャプスタン手段と
    は工場床面に対して実質的に同一距離に配置され、かつ
    前記エンドユーズ機から実質的に同一距離に配置される
    インライン伸線機。
  12. 【請求項12】 更に、前記ワイヤコイルのスナッグを
    検出するとともに、スナッグが検出されたときに前記キ
    ャプスタン手段の回転を自動的に停止するための手段を
    含む、請求項11に記載のインライン伸線機。
  13. 【請求項13】 前記スナッグ検出手段は、前記キャプ
    スタン手段の後に、前記キャプスタン手段に向かって横
    移動可能に搭載された垂直バーと、前記垂直バーに隣接
    する、前記横移動を検出するためのリミットスイッチと
    を含み、前記ワイヤのスナッグによって前記ワイヤが前
    記垂直バーに接して引っ張られて前記垂直バーを横方向
    に移動させ、前記リミットスイッチを作動させて前記キ
    ャプスタン手段の回転を停止させる、請求項12に記載
    のインライン伸線機。
  14. 【請求項14】 更に、前記ワイヤを前記ターンテーブ
    ル手段から前記キャプスタン手段まで案内するための手
    段を含む、請求項11に記載のインライン伸線機。
  15. 【請求項15】 前記案内用手段が、前記垂直サポート
    の前記第2側面に搭載された一組の二平面式ローラを含
    み、前記ワイヤが、前記コイルから送り出されるにつれ
    て前記案内手段を介して案内される、請求項14に記載
    のインライン伸線機。
  16. 【請求項16】 更に、前記ワイヤの直径を減少させる
    ための線引ボックスを含む、請求項15に記載のインラ
    イン伸線機。
  17. 【請求項17】 前記ターンテーブル手段が自由に回転
    可能で、前記動力駆動型キャプスタンによって回転され
    る、請求項11に記載のインライン伸線機。
  18. 【請求項18】 更に、前記キャプスタンの後の前記垂
    直サポートに枢動可能に搭載された補償アームを含み、
    前記補償アームは、前記ワイヤが前記キャプスタンから
    送り出された後で形を整えられるローラを含み、前記補
    償アームは枢動するように成され、前記伸線機は更に、
    前記補償アームの位置を監視するとともに前記補償アー
    ムの前記位置に従って前記キャプスタンの速度を調節す
    るためのコントローラを含む、請求項17に記載のイン
    ライン伸線機。
  19. 【請求項19】 前記ワイヤコイルの直径の範囲が3/
    8インチないし9/16インチである、請求項11に記
    載のインライン伸線機。
  20. 【請求項20】 巻きを解かれるワイヤコイルを支持す
    る回転可能なターンテーブルと、 前記ワイヤが巻き付けられることによってキャプスタン
    の回転が前記ターンテーブルを回転させて前記ワイヤの
    巻きを解くようにした動力駆動型キャプスタンとを有す
    るタイプのインライン伸線機であって、 前記ターンテーブルを床レベルに搭載て前記ターンテ
    ーブルに対する前記ワイヤコイルの装填を容易にするた
    めのベースであって、前記ベースは水平面を画成すると
    共に、前記ターンテーブルは、前記キャプスタンの回転
    により、前記ワイヤを前記コイルから、前記ワイヤコイ
    ルの前記固有の弧状キャストに倣う円弧に沿って引き出
    すように前記水平面に直する垂直軸のまわりに回転す
    る、前記ベースと、 前記動力駆動型キャプスタンを搭
    載するための、前記ベースから延びる垂直サポートであ
    って、前記垂直サポートは垂直面を画成すると共に、前
    記キャプスタンは、前記垂直面に直交して前記水平面に
    平行な水平軸のまわりに回転し、前記ターンテーブル
    は、前記動力駆動型キャプスタンによって画成される前
    記水平軸の下に配置される垂直サポートと、 を備えるインライン伸線機。
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