JP3486296B2 - ビスアゾ化合物 - Google Patents

ビスアゾ化合物

Info

Publication number
JP3486296B2
JP3486296B2 JP14437096A JP14437096A JP3486296B2 JP 3486296 B2 JP3486296 B2 JP 3486296B2 JP 14437096 A JP14437096 A JP 14437096A JP 14437096 A JP14437096 A JP 14437096A JP 3486296 B2 JP3486296 B2 JP 3486296B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
hydrogen atom
same
different
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14437096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09324129A (ja
Inventor
知幸 島田
正臣 佐々木
千秋 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP14437096A priority Critical patent/JP3486296B2/ja
Publication of JPH09324129A publication Critical patent/JPH09324129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486296B2 publication Critical patent/JP3486296B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビスアゾ化合物に関す
る。更に詳しくは有機光導体として有用なビスアゾ化合
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ある種のアゾ化合物が電子写
真感光体の一つの形態である積層型感光体の電荷発生層
に用いられる電荷発生顔料として、有効であることが知
られている。ここでいう積層型感光体とは導電性支持体
上に、光によって電荷担体を生成する能力を有する電荷
発生顔料を適切な方法、例えば真空蒸着、顔料溶液の塗
布、あるいは樹脂溶液に顔料の微細粒子を分散した分散
液の塗布などにより薄層として電荷発生層を形成し、そ
の上に電荷発生層で生成した電荷担体が効率良く注入さ
れ、しかもその移動を行うところの電荷輸送層(通常こ
の電荷輸送層は電荷輸送物質と結着樹脂からなる)を形
成せしめた感光体である。従来、この種の感光体に使用
されるアゾ化合物として、例えば特開昭47−3754
3号公報、及び特開昭52−55643号公報などに記
載されているベンジジン系ビスアゾ化合物。あるいは特
開昭52−8832号公報に記載されているスチルベン
系ビスアゾ化合物などが知られている。しかしながら従
来のアゾ化合物を用いた積層型の感光体は一般に感度が
低いため高速複写機用の感光体としては不十分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は電子写
真感光体において有効な、特に先に述べた積層型感光体
において有用なビスアゾ化合物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、新規な2−ヒドロキシ−3−フェニルカルバモ
イルナフタレン化合物を合成し、これを中間体として新
規なビスアゾ化合物を合成し、このものによって上記課
題が達成されることを見出し、本発明に至った。即ち、
本発明によれば下記一般式I〜Xで表されるビスアゾ化
合物が提供される。 (1)下記一般式Iで表わされるビスアゾ化合物。
【0005】
【化11】
【0006】(式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはア
ルキル基あるいはアルコキシ基で置換されたアリール基
を表し、各々同一でも異なっていてもよく、Xは単結
合、エチレン基もしくはビニレン基を表し、R1,R2
各々水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子、ニトロ基もしくはジアルキルアミノ基を表わし、n
はR1が水素原子以外の時に1〜3の整数を表し、nが
複数の場合R1はそれぞれ同一でも異なっていてもよ
い。) (2)下記一般式IIで表されるビスアゾ化合物。
【0007】
【化12】
【0008】(式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはア
ルキル基あるいはアルコキシ基で置換されたアリール基
を表し、各々同一でも異なっていてもよく、Xは単結
合、エチレン基もしくはビニレン基を表し、R1,R2
各々水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子、ニトロ基もしくはジアルキルアミノ基を表わし、n
はR1が水素原子以外の時に1〜3の整数を表し、nが
複数の場合R1はそれぞれ同一でも異なっていてもよ
い。) (3)下記一般式IIIで表されるビスアゾ化合物。
【0009】
【化13】
【0010】(式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはア
ルキル基あるいはアルコキシ基で置換されたアリール基
を表し、各々同一でも異なっていてもよく、Xは単結
合、エチレン基もしくはビニレン基を表し、R1,R2
各々水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子、ニトロ基もしくはジアルキルアミノ基を表し、nは
1が水素原子以外の時に1〜3の整数を表し、nが複
数の場合R1はそれぞれ同一でも異なっていてもよ
い。) (4)下記一般式IVで表されるビスアゾ化合物。
【0011】
【化14】
【0012】(式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはア
ルキル基あるいはアルコキシ基で置換されたアリール基
を表し、各々同一でも異なっていてもよく、Xは単結
合、エチレン基もしくはビニレン基を表し、R2は水素
原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニト
ロ基もしくはジアルキルアミノ基を表す。) (5)下記一般式Vで表されるビスアゾ化合物。
【0013】
【化15】
【0014】(式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはア
ルキル基あるいはアルコキシ基で置換されたアリール基
を表し、各々同一でも異なっていてもよく、Xは単結
合、エチレン基もしくはビニレン基を表し、R2は水素
原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニト
ロ基もしくはジアルキルアミノ基を表し、各々同一でも
異なっていてもよい。) (6)下記一般式VIで表されるビスアゾ化合物。
【0015】
【化16】
【0016】(式中、R1は水素原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジアルキ
ルアミノ基を表し、nはR1が水素原子以外の時に1〜
3の整数を表し、nが複数の場合R1は各々同一でも異
なっていてもよい。R3は水素原子、アルキル基もしく
はアルコキシ基を表し、各々同一でも異なっていてもよ
い。) (7)下記一般式VIIで表されるビスアゾ化合物。
【0017】
【化17】
【0018】(式中、R1は水素原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジアルキ
ルアミノ基を表し、nはR1が水素原子以外の時に1〜
3の整数を表し、nが複数の場合R1は各々同一でも異
なっていてもよい。R3は水素原子、アルキル基もしく
はアルコキシ基を表し、各々同一でも異なっていてもよ
い。) (8)下記一般式VIIIで表されるビスアゾ化合物。
【0019】
【化18】
【0020】(式中、R1は水素原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジアルキ
ルアミノ基を表し、nはR1が水素原子以外の時に1〜
3の整数を表し、nが複数の場合R1は各々同一でも異
なっていてもよい。R3は水素原子、アルキル基もしく
はアルコキシ基を表し、各々同一でも異なっていてもよ
い。) (9)下記一般式IXで表されるビスアゾ化合物。
【0021】
【化19】
【0022】(式中、R3は水素原子、アルキル基もし
くはアルコキシ基を表し、各々同一でも異なっていても
よい。) (10)下記一般式Xで表されるビスアゾ化合物。
【0023】
【化20】
【0024】(式中、R3は水素原子、アルキル基もし
くはアルコキシ基を表し、各々同一でも異なっていても
よい。) 本発明の前記一般式I〜Xで表されるビスアゾ化合物は
前述のように、積層型の電子写真感光体の電荷発生物質
として有用であるが、更に樹脂中に電荷発生物質と電荷
輸送物質とを分散させた単層型の感光層を有する電子写
真感光体における電荷発生物質として、又、樹脂中に光
導電性物質を分散させた感光層を有する電子写真用感光
体における光導電性物質としても有用である。
【0025】本発明の一般式I〜Xで表されるビスアゾ
化合物は、下記一般式XIで表されるビス(ジアゾニウム
塩)化合物と、下記一般式XII〜XVで表される2−ヒド
ロキシ−3−フェニルカルバモイルナフタレン化合物か
ら選ばれる2種類の化合物を2段階に順次反応させるこ
とによって得ることができる。又、一般式V及びXで表
されるビスアゾ化合物は下記XIで表されるビス(ジアゾ
ニウム塩)化合物と、下記一般式XIIIで表わされる2−
ヒドロキシ−3−フェニルカルバモイルナフタレン化合
物とを反応させることによって得られる。
【0026】
【化21】
【0027】(式中、Xはアニオン官能基を表す。)
【0028】
【化22】
【0029】(式中、R1は前記と同じ。)
【0030】
【化23】
【0031】(式中、Ar1,Ar2,X,R2は前記と
同じ。)
【0032】
【化24】
【0033】(式中、R1,R2は前記と同じ。)
【0034】
【化25】
【0035】(式中、Ar1,Ar2,Xは前記と同
じ。) 実際には、前記一般式I〜IV及びVI〜IXで表されるビス
アゾ化合物はN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)
やジメチルスルホキシド(DMSO)などの有機溶媒
に、第1段階のカップリング反応に用いる前記一般式XI
I〜XVで表される2−ヒドロキシ−3−フェニルカルバ
モイルナフタレン化合物の中から選ばれる1種類の化合
物を溶解しておき、これに一般式XIで表されるビス(ジ
アゾニウム塩)化合物を添加し、必要によって酢酸ナト
リウム水溶液や有機アミンのような塩基性物質を添加す
ることにより、第1段階のカップリング反応は終了す
る。この時の反応温度としては約−20℃から約40℃
が好ましい。第2段階のカップリング反応は、上記で得
られた反応混合物に、更に第1段階のカップリング反応
で用いたものとは異なる前記一般式XII〜XVから選ばれ
る2−ヒドロキシ−3−フェニルカルバモイルナフタレ
ン化合物を更に添加し、第1段階のカップリング反応と
同様に必要によって、酢酸ナトリウム水溶液や有機アミ
ンのような塩基性物質を添加することにより完了させ
る。あるいは第1段階のカップリング反応混合物を必要
によって水やあるいは希塩酸などの酸性水溶液を添加
(この際には十分な冷却を行い、反応によって生成して
いるジアゾニウム塩化合物を分解させないようにする必
要がある。好ましくは10℃以下で処理)し、ジアゾニ
ウム塩化合物を濾別して単離し、更にこのジアゾニウム
塩化合物と、第1段階のカップリング反応で用いたもの
とは異なる一般式XII〜XVから選ばれる2−ヒドロキシ
−3−フェニルカルバモイルナフタレン化合物とを、第
1段階のカップリング反応と同様に反応させることによ
って完了する。
【0036】また、上記一般式V及びXで表されるビス
アゾ化合物の製造は、同様にN,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)やジメチルスルホキシド(DMSO)な
どの有機溶媒に、前記一般式XIIIで表される2−ヒドロ
キシ−3−フェニルカルバモイルナフタレン化合物を溶
解しておき、これに前記一般式XIで表されるビス(ジア
ゾニウム塩)化合物を添加し、必要により酢酸ナトリウ
ム水溶液や有機アミンのような塩基性物質を添加するこ
とによりカップリング反応を終了させる。この時の反応
温度としては約−20℃から約40℃が好ましい。いず
れの方法によって行った反応混合物においても、反応終
了後析出している結晶を濾取し、適切な方法により精製
(例えば水及び/あるいは有機溶剤による洗浄、再結晶
法など)することにより前記一般式I〜Xのビスアゾ化
合物の製造は完了する。
【0037】前記一般式I〜X及びXII〜XVにおける
1,R2,R3あるいはAr1,Ar2の置換基の具体例
としては、アルキル基としてメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基などが、アルコキシ基としてメトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などが、ハ
ロゲン原子としてフッ素、塩素、臭素、ヨウ素がアリー
ル基としてフェニル基、ビフェニリル基、ナフチル基、
アントリル基、ピレニル基などを挙げることができる。
また、前記一般式XIにおける
【0038】
【数1】
【0039】はアニオン官能基を表すが、例えばテトラ
フルオロボレート、パークロレート、ヨーデイド、クロ
ライド、ブロマイド、サルフェート、ヘキサフルオロホ
スフェート、ヘキサフルオロアンチモネート、パーヨー
デイド、p−トルエンスルホネート等が好ましい。
【0040】説明の順序が逆になるが、本発明の中間体
となる一般式XII〜XVで表される2−ヒドロキシ−3−
フェニルカルバモイルナフタレン化合物は、下記一般式
XVI又はXVIIで表されるアニリン化合物と、下記式XVIII
又はXIXで表される2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸及
びその誘導体とを反応させることによって得ることがで
きる。
【0041】
【化26】
【0042】(式中、R1,nは前記と同じ。)
【0043】
【化27】
【0044】(式中、Ar1,Ar2,Xは前記と同
じ。)
【0045】
【化28】
【0046】(式中、R2は前記と同じ。) 実際には前記一般式XII〜XVで表される2−ヒドロキシ
−3−フェニルカルバモイルナフタレン化合物の製造
は、ベンゼン、トルエン、ジオキサンなどの有機溶媒
に、前記式XVIII又はXIXで表される2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸を溶解もしくは分散しておき、これに五塩
化リン、三塩化リン、塩化チオニルなどのハロゲン化剤
を添加することにより酸ハロゲン化物とし、これを単離
するか、もしくはそのまま前記一般式XVI又はXVIIで表
されるアニリン化合物と反応させることにより得ること
ができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の2−ヒドロキシ−3−フ
ェニルカルバモイルナフタレン化合物を中間体として製
造されるビスアゾ化合物は、上記の説明に従って容易に
製造することができる。また本発明のビスアゾ化合物が
電子写真用感光体において有効な材料であることを明ら
かにするために以下に実施例及び応用例を示すが、本発
明はもとよりこれに限定されるものではない。
【0048】実施例1 2−ヒドロキシ−3−(2−クロロフェニルカルバモイ
ル)ナフタレン0.89g(3mmol)をDMF12
0mlに溶解し、室温にて9−フルオレノン−2,7−
ビスジアゾニウムビステトラフルオロボレート1.22
g(3mmol)を加えた。室温にて10分間撹拌した
後、2−ヒドロキシ−3−〔4−(4−ジフェニルアミ
ノフェネチル)フェニルカルバモイル〕−11H−ベン
ゾ〔a〕カルバゾール1.87g(3mmol)とDM
F120mlからなる溶液を加えた。次いで酢酸ナトリ
ウム三水和物1.63g(12mmol)と水9mlか
らなる溶液を20分間かけ滴下し、2時間室温にて撹拌
した。生成している沈殿を濾別し、80℃に加熱したD
MF240mlで3回洗浄し、次に水240mlで2回
洗浄した。120℃で減圧下に乾燥して、下記式XXで
表わされるビスアゾ化合物2.42g(収率69.9
%)を得た。TG−DTAから、この化合物の分解点は
315℃であった。このビスアゾ化合物の赤外吸収スペ
クトル(KBr錠剤法)を図1に示す。
【0049】
【化29】
【0050】応用例1 実施例1で得られた前式XXのビスアゾ化合物7.5重
量部及びポリエステル樹脂(東洋紡績社製バイロン20
0)のテトラヒドロフラン溶液(固形分濃度0.5重量
%)500重量部をボールミル中で粉砕混合し、得られ
た分散液をアルミニウム蒸着したポリエステルベース
(導電性支持体)のアルミニウム面上にドクターブレー
ドを用いて塗布し、自然乾燥して、厚さ約1μmの電荷
発生層を形成した。
【0051】この電荷発生層上に電荷輸送物質として
4’−ビス(4−メチルフェニル)アミノ−α−フェニ
ルスチルベン1重量部、ポリカーボネート樹脂(帝人社
製パンライトK−1300)1重量部及びテトラヒドロ
フラン8重量部を混合溶解した溶液をドクターブレード
を用いて塗布し、80℃で2分間、次いで120℃で5
分間乾燥して厚さ約20μmの電荷輸送層を形成して積
層型の感光体を作成した。
【0052】上記のようにして作製した積層型の感光体
について、静電複写紙試験装置〔(株)川口電気製作所
製SP428型)を用いて、−6KVのロナ放電を20
秒間行って負に帯電せしめた後、20秒間暗所に放置
し、その時の表面電位Vpo(V)を測定し、次いでタン
グステンランプによってその表面が照度4.5luxに
なるように光を照射し、光減衰によってVpoが1/2に
なるまでの時間(sec)を求め、感光体の感度として
半減露光量E1/2(lux・sec)を算出した。Vpo
は−736(V)、E1/2は0.59(lux・se
c)であり、高感度な感光体であることがわかる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明の
ビスアゾ化合物は容易に製造できる。又、応用例からも
明らかなように本発明のビスアゾ化合物は高速度複写機
などに実用的な高感度電子写真感光体における電荷発生
物質として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた本発明のビスアゾ化合物の
赤外吸収スペクトル図(KBr錠剤法)である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−209007(JP,A) 特開 平7−261418(JP,A) 特開 平4−261469(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09B 35/039 G03G 5/06 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式Iで表されるビスアゾ化合
    物。 【化1】 (式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはアルキル基ある
    いはアルコキシ基で置換されたアリール基を表し、各々
    同一でも異なっていてもよく、Xは単結合、エチレン基
    もしくはビニレン基を表し、R1,R2は各々水素原子、
    アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基も
    しくはジアルキルアミノ基を表わし、nはR1が水素原
    子以外の時に1〜3の整数を表し、nが複数の場合R1
    はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)
  2. 【請求項2】 下記一般式IIで表されるビスアゾ化合
    物。 【化2】 (式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはアルキル基ある
    いはアルコキシ基で置換されたアリール基を表し、各々
    同一でも異なっていてもよく、Xは単結合、エチレン基
    もしくはビニレン基を表し、R1,R2は各々水素原子、
    アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基も
    しくはジアルキルアミノ基を表わし、nはR1が水素原
    子以外の時に1〜3の整数を表し、nが複数の場合R1
    はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)
  3. 【請求項3】 下記一般式IIIで表されるビスアゾ化合
    物。 【化3】 (式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはアルキル基ある
    いはアルコキシ基で置換されたアリール基を表し、各々
    同一でも異なっていてもよく、Xは単結合、エチレン基
    もしくはビニレン基を表し、R1,R2は各々水素原子、
    アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基も
    しくはジアルキルアミノ基を表し、nはR1が水素原子
    以外の時に1〜3の整数を表し、nが複数の場合R1
    それぞれ同一でも異なっていてもよい。)
  4. 【請求項4】 下記一般式IVで表されるビスアゾ化合
    物。 【化4】 (式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはアルキル基ある
    いはアルコキシ基で置換されたアリール基を表し、各々
    同一でも異なっていてもよく、Xは単結合、エチレン基
    もしくはビニレン基を表し、R2は水素原子、アルキル
    基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジ
    アルキルアミノ基を表す。)
  5. 【請求項5】 下記一般式Vで表されるビスアゾ化合
    物。 【化5】 (式中、Ar1,Ar2は無置換もしくはアルキル基ある
    いはアルコキシ基で置換されたアリール基を表し、各々
    同一でも異なっていてもよく、Xは単結合、エチレン基
    もしくはビニレン基を表し、R2は水素原子、アルキル
    基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジ
    アルキルアミノ基を表し、各々同一でも異なっていても
    よい。)
  6. 【請求項6】 下記一般式VIで表されるビスアゾ化合
    物。 【化6】 (式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、
    ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジアルキルアミノ基を
    表し、nはR1が水素原子以外の時に1〜3の整数を表
    し、nが複数の場合R1は各々同一でも異なっていても
    よい。R3は水素原子、アルキル基もしくはアルコキシ
    基を表し、各々同一でも異なっていてもよい。)
  7. 【請求項7】 下記一般式VIIで表されるビスアゾ化合
    物。 【化7】 (式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、
    ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジアルキルアミノ基を
    表し、nはR1が水素原子以外の時に1〜3の整数を表
    し、nが複数の場合R1は各々同一でも異なっていても
    よい。R3は水素原子、アルキル基もしくはアルコキシ
    基を表し、各々同一でも異なっていてもよい。)
  8. 【請求項8】 下記一般式VIIIで表されるビスアゾ化合
    物。 【化8】 (式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、
    ハロゲン原子、ニトロ基もしくはジアルキルアミノ基を
    表し、nはR1が水素原子以外の時に1〜3の整数を表
    し、nが複数の場合R1は各々同一でも異なっていても
    よい。R3は水素原子、アルキル基もしくはアルコキシ
    基を表し、各々同一でも異なっていてもよい。)
  9. 【請求項9】 下記一般式IXで表されるビスアゾ化合
    物。 【化9】 (式中、R3は水素原子、アルキル基もしくはアルコキ
    シ基を表し、各々同一でも異なっていてもよい。)
  10. 【請求項10】 下記一般式Xで表されるビスアゾ化合
    物。 【化10】 (式中、R3は水素原子、アルキル基もしくはアルコキ
    シ基を表し、各々同一でも異なっていてもよい。)
JP14437096A 1996-06-06 1996-06-06 ビスアゾ化合物 Expired - Fee Related JP3486296B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14437096A JP3486296B2 (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ビスアゾ化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14437096A JP3486296B2 (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ビスアゾ化合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09324129A JPH09324129A (ja) 1997-12-16
JP3486296B2 true JP3486296B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=15360545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14437096A Expired - Fee Related JP3486296B2 (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ビスアゾ化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3486296B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3874328B2 (ja) * 1999-02-16 2007-01-31 株式会社リコー 電子写真用感光体と、それを用いた画像形成方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09324129A (ja) 1997-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3026645B2 (ja) ビスアゾ化合物
JP3486296B2 (ja) ビスアゾ化合物
JPH0334503B2 (ja)
JP3358017B2 (ja) トリスアゾ化合物
JP5046628B2 (ja) ビスアゾ化合物、2−ヒドロキシ−3−フェニルカルバモイルナフタレン化合物、ビスアゾ化合物の製造方法、電子写真方式の感光体、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP3018299B2 (ja) ビスアゾ化合物
JP3611370B2 (ja) ビスアゾ化合物及びその製造用の中間体
JPS5935935B2 (ja) 新規なジスアゾ化合物およびその製造方法
JP2941932B2 (ja) ビスアゾ化合物
JP3026625B2 (ja) ビスアゾ化合物
JPH0466905B2 (ja)
JP3096074B2 (ja) ビスアゾ化合物
JP3026622B2 (ja) ビスアゾ化合物
JP2941928B2 (ja) ビスアゾ化合物
JP2968977B2 (ja) 1,3―ジアミノピレン化合物
JPH0368070B2 (ja)
JP3358016B2 (ja) 2−ヒドロキシ−3−フェニルカルバモイル−11H−ベンゾ〔a〕カルバゾール化合物
JP5052844B2 (ja) ビスアゾ化合物、2−ヒドロキシ−3−フェニルカルバモイルナフタレン化合物、アニリン化合物、ビスアゾ化合物の製造方法、感光体、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JPH0447714B2 (ja)
JPH0784565B2 (ja) ジスアゾ化合物
JPH0553836B2 (ja)
JPH04236267A (ja) ビスアゾ化合物
JPH0723453B2 (ja) ジスアゾ化合物
JPH0721116B2 (ja) 新規なジスアゾ化合物およびその製造方法
JPH0684478B2 (ja) ジスアゾ化合物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees