JP3484307B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3484307B2
JP3484307B2 JP32696396A JP32696396A JP3484307B2 JP 3484307 B2 JP3484307 B2 JP 3484307B2 JP 32696396 A JP32696396 A JP 32696396A JP 32696396 A JP32696396 A JP 32696396A JP 3484307 B2 JP3484307 B2 JP 3484307B2
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良彰 仲吉
伸之 鈴木
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株式会社 日立ディスプレイズ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に係
り、たとえばアクティブ・マトリックス型の液晶表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばアクティブ・マトリックス型の
液晶表示装置は、液晶を介して互いに対向配置される透
明基板のうち一方の透明基板の液晶側の面に、x方向に
延在され、かつ、y方向に並設された走査信号線とこれ
ら走査信号線に絶縁されてy方向に延在され、かつ、x
方向に並設された映像信号線とで囲まれた各領域にそれ
ぞれ画素領域を構成するようになっている。
【0003】そして、これら各画素領域において、走査
信号線からの走査信号(電圧)の供給によってオンされ
る薄膜トランジスタTFTと、このオンされた薄膜トラ
ンジスタを介して映像信号線からの映像信号(電圧)が
印加される透明な画素電極とが備えられている。
【0004】このような構成からなる液晶表示装置は、
近年、その走査信号線あるいは映像信号線として、Cr
あるいはその合金からなる導体層を用い、さらに、前記
各信号線の端部であって信号を供給するための端子(外
部端子)の表面にITO(Indium-Tin-Oxide)膜を積層
する技術が知られるようになってきた。
【0005】各信号線と同一の材料からなる端子は、そ
れが高温で湿度の高い環境に露呈されていると物理・化
学反応を惹き越し、これら物理・化学反応は電気信号に
よって加速されて該外部端子に腐食をもたらすことか
ら、比較的腐食に強い材料であるITO膜を覆う構造と
している。
【0006】なお、この明細書では、以下、端子の腐食
を防止するために該端子に積層させて形成するITO膜
のような導電層を耐腐食電極と称する場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成からなる液晶表示装置において、それを長時間
にわたって駆動を行っていくうちに、等間隔に並設され
ている各端子(外部端子)のうち一つ置きに配置されて
いる各端子に、Crあるいはその合金からなる導体層と
ITO膜との界面に発生する電食が原因となって断線す
る問題が指摘されるに到った。
【0008】本発明者はこのような電食が発生する原因
を追及した結果、各外部端子に印加される信号電圧の時
間平均がそれぞれ一つ置きに異なっており、電圧が高い
外部端子において断線が生じるという事実に基づき、隣
接する外部端子の間に信号の電圧差による微小な漏洩電
流が発生し、いわゆる電池作用によってCrあるいはそ
の合金からなる導体層とITO膜との界面に電食が発生
することが判明した。
【0009】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、信号線の外部端子に電食
が原因となって発生する断線を防止できる液晶表示装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、表示部内に形成される信号線の
それぞれに信号を供給するための外部端子が表示部外に
並設されて形成され、これら各外部端子はCr層あるい
はその合金層とITO膜(耐腐食電極)の順次積層体か
ら構成されている液晶表示装置において、それぞれの外
部端子の間に、該外部端子と電気的に絶縁されかつ各外
部端子に供給される信号の電圧以上の電圧が印加される
端子(以下、必要に応じて電食防止電極と称する場合が
ある)が備えられていることを特徴とするものである。
【0012】このように構成した液晶表示装置は、新た
に設けた端子も外部端子と同じ端子であるとして考えた
場合、該端子とこの端子に隣接する外部端子との間に電
圧差による微小な漏洩電流が発生することになる。
【0013】しかしこの場合、電池作用によって起りえ
る電食は、電圧の高い端子(電食防止電極)側であっ
て、電圧の低い外部端子側では全く発生しないことが確
認される。
【0014】このため、信号を供給するための外部端子
には電食が発生しないことから、この電食が原因となる
断線も生ぜず、信頼性に優れた液晶表示装置を得ること
ができるようになる。
【0015】しかも、電食防止電極として形成した端子
においても、異種の金属の積層体でなく単層で形成する
ことによって電食が発生し難い構造とすることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液晶表示装置
の一実施例について図面を用いて説明をする。
【0017】まず、図2は、液晶を介して互いに対向配
置される一対の透明基板のうち一方の透明基板の液晶側
の構成の概略を示した平面図である。
【0018】同図において、透明基板1があり、この透
明基板1の周辺を除く中央部は表示領域(図中一点鎖線
Aで囲まれる領域)となっている。
【0019】なお、この表示領域は他の透明基板(図示
せず)との間に液晶が介在される領域となっており、か
つ、この液晶は図中一点鎖線Aに沿って形成されるシー
ル材によって封入されるようになっている。
【0020】そして、前記表示領域には、図中x方向に
延在し、かつ、y方向に並設される走査信号線2が形成
され、また、この走査信号線2と絶縁されてy方向に延
在し、かつ、x方向に並設される映像信号線3が形成さ
れ、これら、走査信号線2と映像信号線3とで囲まれた
各領域は、それぞれ画素領域を構成するようになってい
る。
【0021】すなわち、前記表示領域は、マトリックス
状に配置された各画素領域の集合体によって形成される
ことになる。
【0022】各画素領域は、その詳細を図3に示すよう
に、該走査信号線2からの走査信号の供給によってオン
される薄膜トランジスタTFTと、このオンされた薄膜
トランジスタTFTを介して前記映像信号線3からの映
像信号が供給される画素電極4が形成されている。ま
た、これら薄膜トランジスタTFTおよび画素電極4の
他に、前記薄膜トランジスタTFTを駆動させる走査信
号線2とは異なる他の隣接する走査信号線2と前記画素
電極4との間に付加容量素子Caddが形成されてい
る。この付加容量素子Caddは、薄膜トランジスタT
FTがオフしても、画素電極4に映像信号を長く蓄積さ
せておくために備えられている。
【0023】そして、この画素領域の具体的な構成の一
実施例として、その平面図を図4に、また、図4のV−V
線における断面図を図5に、VI−VI線における断面図を
図6に示している。
【0024】図4に示すように、まず、透明基板1の表
面において、図中x方向に延在しy方向に当間隔で並設
される走査信号線2が形成されている。この走査信号線
2はたとえばMoとCrとの合金層2Aによって形成さ
れている。
【0025】また、後述する映像信号線3が形成される
部分において、該映像信号線3よりも幅広で、しかも、
薄膜トランジスタTFTの形成領域(図中点線Bで囲ま
れる領域)を回避し前記走査信号線2と物理的に分離さ
れた状態で遮光膜5が形成されている。この遮光膜5は
走査信号線2とともにいわゆるブラックマトリックス層
となるもので、走査信号線2と同材料からなり該走査信
号線2と同時に形成されるようになっている。
【0026】そして、このように走査信号線2および遮
光膜5が形成された透明基板1の表面の全域には、該走
査信号線2と後に詳述する映像信号線3との層間絶縁を
図るための絶縁膜6がたとえばシリコン窒化膜によって
形成されている(図4、図5参照)。
【0027】また、前記走査信号線2と後に詳述する映
像信号線3とで囲まれる画素領域の一角(図中点線Bで
囲まれる領域)における前記絶縁膜4の上面には薄膜ト
ランジスタTFTが形成されるようになっている。
【0028】この薄膜トランジスタTFTの形成領域に
おいては、ゲート絶縁膜として機能する前記絶縁膜2の
下層において前記走査信号線2から一体になって延在さ
れたゲート電極2Cが形成され、前記絶縁膜2の表面に
は該ゲート電極2Cを股がるようにしてアモルファスS
iからなる半導体層7が形成されている。
【0029】そして、この半導体層7は、後に詳述する
映像信号線3の形成領域において該映像信号線3と同一
のパターンで延在されて形成されている。この映像信号
線3を半導体層7との積層構造とするのは、段切れ防止
と交差する走査信号線2との間の容量を低減させるため
である。
【0030】薄膜トランジスタTFTの形成領域におけ
る半導体層7の表面にはドレイン電極3Dおよびソース
電極3Sが形成され、これら各電極3D、3Sはそれを
平面的に観た場合に前記ゲート電極2Cを間にして互い
に対向して配置されている。
【0031】なお、半導体層7の表面のドレイン電極3
Dおよびソース電極3Sとの界面には前記半導体層7に
高濃度の不純物がドープされたコンタクト層7Aが形成
されている。この高濃度の不純物層は、半導体層7を形
成した時点でその全面に形成されており、その後に形成
する各電極3D、3Sをマスクとして前記各電極3D、
3Sから露呈された不純物層をエッチングすることによ
って形成されるようになっている。
【0032】そして、ドレイン電極3Dとソース電極3
Sは映像信号線3と同一の工程で、かつ、同一の材料で
形成されるようになっている。
【0033】すなわち、映像信号線3が、図中y方向に
延在されx方向に等間隔に並設されて形成され、この
際、映像信号線3から延在された延在部によってドレイ
ン電極3Dが形成され、また、このドレイン電極3Dと
離間された状態でソース電極3Sが形成されるようにな
っている。
【0034】また、ソース電極3Sは後に詳述する画素
電極4の形成領域にまで延在されて形成され、この延在
部において前記画素電極4とのコンタクトがとれるよう
に構成されている。
【0035】ここで、映像信号線3は走査信号線2と同
一の材料から形成され、MoとCrとの合金層によって
形成されている。
【0036】このように加工された透明基板1の表面の
全域には、前記薄膜トランジスタTFTへの液晶の直接
な接触を回避させるため、たとえばシリコン窒化膜から
なる保護膜8が形成され、この保護膜8には前記ソース
電極3Sの延在部の一部を露呈させるコンタクトホール
8Aが形成されている。
【0037】そして、この保護膜8の上面における画素
領域内にはたとえばITO(Indium-Tin-Oxide)膜から
なる画素電極4が形成され、この画素電極4は前記コン
タクトホール8Aを通して前記ソース電極3Sと電気的
接続が図れるようになっている。
【0038】この場合、前記画素電極4の一部は、前記
薄膜トランジスタTFTを駆動させるための走査信号線
2とは異なる他の隣接する走査信号線2上にまで延在す
るように形成され、これにより、該画素電極4と走査信
号線2との間に介在される前記絶縁膜6および保護膜8
の積層体を誘電体膜とする付加容量素子Caddが構成
されるようになっている。
【0039】なお、図5に示すように、上記のように加
工された透明基板1は、液晶LCを間にして他の透明基
板1’が配置され、この透明基板1’の液晶LC側の面
にはカラーフィルタ6’とともに各画素領域に共通な共
通電極4’がたとえばITO膜によって形成されてい
る。
【0040】これにより、共通電極4’と各画素電極4
との間に電圧差が生じることによって、その電圧差に応
じてその間の液晶LCの光透過率が変化するようになっ
ている。
【0041】また、図2に示すように、各走査信号線2
の一端部は近接するシール材(図中一点鎖線Aに沿って
形成される)の外側にまで延在され、このシール材の外
側にまで延在された部分において走査信号端子部2Aを
構成している。
【0042】同様に、たとえば奇数番目の各映像信号線
3の一端部(図中上側の一端部)は近接するシール材の
外側にまで延在され、このシール材の外側にまで延在さ
れた部分において映像信号端子部3Aを構成し、偶数番
目の各映像信号線3の一端部(図中下側の一端部)は近
接するシール材の外側にまで延在され、このシール材の
外側にまで延在された部分において映像信号端子部3B
を構成している。
【0043】このように、各映像信号線3における映像
信号端子部3A、3Bを交互に異なる側から(図中上下
の側から)取り出しているのは、たとえば、各映像信号
線3におけるそれらの間隔が比較的狭く、仮に一方の側
に全て各映像信号端子部を取り出した場合に、後述する
駆動ICの配置に裕度がなくなるのを回避せんがためで
ある。
【0044】この場合、各走査信号端子部2Aおよび各
映像信号端子部3A、3Bのそれぞれは、透明基板1の
周端にまで延在されることはなく、該周端までの間に充
分なスペースを空けた状態でその手前まで延在されるよ
うに形成されている。
【0045】この理由は、図2に示す透明基板1のたと
えば左下角部の詳細を示す図7に示すように、透明基板
1の周辺部には走査信号端子部2Aに走査信号を供給す
るための駆動IC20A、および映像信号端子部3Bに
映像信号を供給するための駆動IC20Bがボンデング
搭載されるようになっているからである。
【0046】これら各駆動IC20A、20Bはいわゆ
るテープキャリア方式で形成される回路からなり、フレ
キシブルな基板に半導体チップがフェースダウンされて
搭載され、その半導体チップの各電極は該フレキシブル
基板に形成された配線層を介し対向するそれぞれの辺部
に形成された端子部にまで引き出されることによって構
成されている。
【0047】この各駆動IC20A、20Bには、それ
ぞれプリント基板21A、21Bに搭載された電源回路
・CRT⇒TFT回路等からの信号等が供給されるようになっ
ており、このため、図1に示すように、透明基板1の周
端部付近の周辺部には、前記プリント基板側21A、2
1Bの各端子部に接続されるための端子部2T、3Tが
それぞれ形成されている。
【0048】なお、図7のVIII−VIII線における断面図
を図8に示す。図8に示すように、透明基板1上にボン
ディング搭載された駆動IC20Bおよび透明基板1に
形成された端子部3Tに接続されたプリント基板21B
の該接続部は、それぞれ合成樹脂22によって被われ湿
気等を回避できるように構成されている。
【0049】ここで、図1に示すように、走査信号線端
子部2Aとこれに対向配置される端子部2T、映像信号
線端子部3A、3Bとこれらに対向配置される端子部3
Tは、それぞれ同一の距離を保って並設されているよう
に記載したものであるが、これは概略的に記載したもの
で、たとえば図2の点線Cで囲まれた領域の具体的な構
成は図9に示すようになっている。
【0050】すなわち、図9において、ボンディング配
置される一つの駆動IC20Bに対して、たとえば11
本の映像信号線端子3Bがそれぞれ隣接され、また6本
の端子部3Tがそれぞれ隣接されて配置されている。
【0051】そして、この実施例では、各映像信号線端
子3Bの上面には前記画素電極4の形成時に同時に形成
されるITO膜(耐腐食電極4A)が積層されていると
ともに、各映像信号線端子3Bの隣接する他の映像信号
線端子3Bとの間には、それら各映像信号線端子3Bと
電気的に絶縁されて前記画素電極4の形成時に同時に形
成されるITO膜(電食防止用電極4C)が各映像信号
線端子3Bの延在方向に沿って形成され、これら各IT
O膜はたとえばシール材(一点鎖線Aに沿って形成され
る)の内側において共通に接続された同材料からなる配
線層4Pを介して所定の電圧が印加されるようになって
いる。この場合の電圧としては、各映像信号線端子3B
に供給される信号(電圧)以上の電圧が印加されるよう
になっている。
【0052】図9のI−I線における断面図は図1に示す
ようになっている。透明基板1の上面には前記絶縁膜6
が形成され、この絶縁膜6の上面には映像信号線3をそ
のまま延在させた映像信号線端子3Bが形成され、さら
にこの映像信号線端子3Bを被って保護膜8が形成され
ている。
【0053】この保護膜には、映像信号線端子3Bを被
う部分において該映像信号線端子3Bの周辺部を除く中
央部を露呈させる開口部が形成されているとともに、隣
接する映像信号線端子3Bの間の部分において絶縁膜6
をも貫いて透明基板1の表面をも露呈させる開口部が形
成されている。
【0054】そして、上述した開口部のそれぞれには画
素電極4と同時に形成されるITO膜が形成され、これ
により、映像信号線端子3Bに積層されたITO膜は該
映像信号線端子3Bの腐食を防止する耐腐食電極4Aと
して機能するとともに、各映像信号線端子3Bとの間に
配置されるITO膜は電食防止用電極4Cとして機能す
るようになっている。
【0055】なお、このような構成は、図2において図
中上側に配置される映像信号線端子3A側においても同
様となっている。
【0056】このように構成することによって、新たに
設けた電食防止用電極4Cも映像信号端子部3Bと同じ
端子であるとして考えた場合、該電食防止用電極4Cと
この電食防止用電極4Cに隣接する映像信号線端子部3
Bとの間に電圧差による微小な漏洩電流が発生すること
になる。
【0057】しかしこの場合、電池作用によって起りえ
る電食は、電圧の高い電食防止電極4C側であって、電
圧の低い映像信号線端子部3B側では全く発生しないこ
とが確認される。
【0058】このため、信号を供給するための映像信号
線端子部3Bには電食が発生しないことから、この電食
が原因となる断線も生ぜず、信頼性に優れた液晶表示装
置を得ることができるようになる。
【0059】しかも、電食防止電極4においても、それ
を異種の金属の積層体でなく単層で形成することによっ
て電食が発生し難い構造とすることができる。
【0060】同様に、走査信号線端子2Aにおいても、
その断面図を図10において示すように、透明基板1の
上面には走査信号線2をそのまま延在させた走査信号線
端子2Aが形成され、さらにこの走査信号線端子2Aを
被って絶縁膜6が形成されている。
【0061】そして、この絶縁膜6の上面には保護膜8
が形成されている。
【0062】この保護膜8には、その下層の絶縁膜6を
も貫いて、走査信号線端子2Aを被う部分において該走
査信号線端子2Aの周辺部を除く中央部を露呈させる開
口部が形成されているとともに、隣接する映像信号線端
子3Bの間の部分において透明基板1の表面を露呈させ
る開口部が形成されている。
【0063】そして、上述した開口部のそれぞれには画
素電極4と同時に形成されるITO膜が形成され、これ
により、走査信号線端子2Bに積層されたITO膜は該
走査信号線端子2Aの腐食を防止する耐腐食電極4Aと
して機能するとともに、各走査信号線端子2Aとの間に
配置されるITO膜は電食防止用電極4Cとして機能す
るようになっている。
【0064】なお、これら走査信号線端子2Bおよび電
食防止用電極4Cの平面的パターンは図9に示したとほ
ぼ同様となっており、該電食防止用電極4Cを互いに接
続する同材料からなる配線層はシール材の内側に配置さ
れ、図9に示す配線層4Pと一体に形成されている。
【0065】このように構成した場合、新たに設けた電
食防止用電極4Cも走査信号端子部2Aと同じ端子であ
るとして考えた場合、該電食防止用電極4Cとこの電食
防止用電極4Cに隣接する走査信号線端子部2Aとの間
に電圧差による微小な漏洩電流が発生することになる。
【0066】しかしこの場合、電池作用によって起りえ
る電食は、電圧の高い電食防止電極4C側であって、電
圧の低い走査信号線端子部2A側では全く発生しないこ
とが確認される。
【0067】このため、信号を供給するための走査信号
線端子部2Aには電食が発生しないことから、この電食
が原因となる断線も生ぜず、信頼性に優れた液晶表示装
置を得ることができるようになる。
【0068】しかも、電食防止電極4においても、それ
を異種の金属の積層体でなく単層で形成することによっ
て電食が発生し難い構造とすることができる。
【0069】次に、このように構成される液晶表示装置
の製造方法の一実施例について図11ないし図15を用
いて説明する。
【0070】なお、各図において、その(a)は図1に
対応する図で映像信号線端子3B側の部分を示し、
(b)は図10に対応する図で走査信号線端子2A側の
部分を示している。また、(c)は製造プロセスを説明
する図となっている。
【0071】ステップ1.(図11) 透明基板1の主表面の全域にたとえばスパッタリング方
法を用いてCrとMoの合金層を形成する。この合金層
は走査信号線2、この走査信号線2と一体に形成される
薄膜トランジスタTFTのゲート電極2C、該走査信号
線2と一体に形成される走査信号線端子2A、端子部2
T、および遮光膜5を形成するための金属層となるもの
である。
【0072】ステップ2.(図11) 前記合金層の上面の全域にフォトレジスト膜を塗布す
る。そして、走査信号線2、この走査信号線2と一体に
形成される薄膜トランジスタTFTのゲート電極2C、
該走査信号線2と一体に形成される走査信号線端子2
A、端子部2T、および遮光膜5のパターンが形成され
たフォトマスクを介して前記フォトレジスト膜を選択露
光する。
【0073】その後、前記フォトレジスト膜を現像する
ことによって、前記走査信号線2、この走査信号線2と
一体に形成される薄膜トランジスタTFTのゲート電極
2C、該走査信号線2と一体に形成される走査信号線端
子2A、端子部2T、および遮光膜5の形成領域以外の
領域に相当するフォトレジスト膜を除去し、この除去さ
れた部分から前記合金層を露呈させる。
【0074】ステップ3.(図11) 残存されたフォトレジスト膜をマスクとして、このマス
クから露呈された前記合金層を選択エッチングする。
【0075】これにより、残存された合金層によって、
走査信号線2、この走査信号線2と一体に形成される薄
膜トランジスタTFTのゲート電極2C、該走査信号線
2と一体に形成される走査信号線端子2A、端子部2
T、および遮光膜5が形成される。
【0076】ステップ4.(図12) このように加工された透明基板1の主表面の全域にシリ
コン窒化膜からなる絶縁膜6、i型のアモルファスSi
からなる半導体層7、およびn型の不純物がドーピング
されたアモルファスSi半導体層7AをたとえばCVD
方法を用いて順次形成する。
【0077】この場合、同一のCVD装置を用いて、連
続的に絶縁膜6、半導体層7、およびn型の不純物がド
ーピングされた半導体層7Aを順次形成することによっ
て、それら工程の簡略化を達成させることができるよう
になる。
【0078】ステップ5.(図12) 前記n型の不純物がドーピングされた半導体層7Aの上
面の全域にフォトレジスト膜を塗布する。そして、薄膜
トランジスタTFTおよび映像信号線3のパターンが形
成されたフォトマスクを介して前記フォトレジスト膜を
選択露光する。
【0079】その後、前記フォトレジスト膜を現像する
ことによって、前記薄膜トランジスタTFTおよび映像
信号線3の形成領域以外の領域に相当するフォトレジス
ト膜を除去し、この除去された部分から前記n型の不純
物がドーピングされた半導体層7Aの上面を露呈させ
る。
【0080】ステップ6.(図12) 残存されたフォトレジスト膜をマスクとして、このマス
クから露呈された前記n型の不純物がドーピングされた
半導体層7Aおよびその下層の半導体層7を選択エッチ
ングする。
【0081】この場合、半導体層7の下層に位置づけら
れる絶縁膜6はエッチングすることなく残存させる。
【0082】これにより、薄膜トランジスタTFTの形
成領域において、ゲート絶縁膜となるシリコン窒化膜、
i型のアモルファスSi半導体層、およびコンタクト層
となるn型の不純物がドーピングされたアモルファスS
i半導体層が順次形成されることになる。
【0083】また、後に形成される映像信号線3は、そ
の下層においてn型の不純物がドーピングされた半導体
層7Aおよび半導体層7との積層構造として形成される
ようになる。
【0084】ステップ7.(図13) さらに、このように加工された透明基板の主表面1の全
域にたとえばスパッタリング方法を用いてMoとCrと
の合金層を形成する。この合金層は映像信号線3、この
映像信号線3と一体に形成される薄膜トランジスタTF
Tのソース電極3Sおよびドレイン電極3D、該映像信
号線3と一体に形成される映像信号線端子3B、および
端子部3Tを形成するための金属層となるものである。
【0085】ステップ8.(図13) 前記合金層の上面の全域にフォトレジスト膜を塗布す
る。そして、映像信号線3、この映像信号線3と一体に
形成される薄膜トランジスタTFTのソース電極3Sお
よびドレイン電極3D、該映像信号線3と一体に形成さ
れる映像信号線端子3B、および端子部3Tのパターン
が形成されたフォトマスクを介して前記フォトレジスト
膜を選択露光する。
【0086】その後、前記フォトレジスト膜を現像する
ことによって、前記映像信号線3、この映像信号線3と
一体に形成される薄膜トランジスタTFTのソース電極
3Sおよびドレイン電極3D、該映像信号線3と一体に
形成される映像信号線端子3B、および端子部3Tの形
成領域以外の領域に相当するフォトレジスト膜を除去
し、この除去された部分から前記合金層を露呈させる。
【0087】ステップ9.(図13) 残存されたフォトレジスト膜をマスクとして、このマス
クから露呈された前記合金層を選択エッチングする。
【0088】これにより、残存された合金層によって、
前記映像信号線3、この映像信号線3と一体に形成され
る薄膜トランジスタTFTのソース電極3Sおよびドレ
イン電極3D、該映像信号線3と一体に形成される映像
信号線端子3B、および端子部3Tが形成される。
【0089】さらに、前記薄膜トランジスタTFTの形
成領域に形成された半導体層7の上層であってn型の不
純物がドーピングされた半導体層7Aを前記ソース電極
3Sおよびドレイン電極3Dをマスクとして選択エッチ
ングする。これにより、残存された前記n型の不純物が
ドーピング半導体層7Aは半導体層7に対するソース電
極3Sおよびドレイン3D電極との界面にのみ形成され
コンタクト層7Aとして機能するようになる。
【0090】ステップ10.(図14) このように加工された透明基板1の主表面の全域にシリ
コン窒化膜からなる保護膜8をたとえばプラズマCVD
方法により形成する。
【0091】ステップ11.(図14) この保護膜8にコンタクト孔8A(図6参照)を形成す
る。この際に同時に映像信号線端子3Bの上面に形成さ
れている保護膜8および走査信号線端子2Aの上面に形
成されている保護膜3に開口を設ける。
【0092】これにより、映像信号線端子3Bはその周
辺を除く中央部が保護膜8から露呈されるが、走査信号
線端子2Aはその下層の絶縁膜6の表面の一部が露呈さ
れるだけに止まる。
【0093】また、この保護膜8に、前記コンタクト孔
8Aを形成する際に同時に、各映像信号線端子3Bの間
の領域および各走査信号線端子2Aの間の領域に開口を
設ける。この場合においても、その下層の絶縁膜6の表
面の一部が露呈されるだけに止まる。
【0094】ステップ12.(図14) ステップ11で用いたマスクをそのまま用いて、ドライ
エッチングを行う。これにより、絶縁膜6に穴開けがな
され、走査信号線端子2Aはその周辺を除く中央部が露
呈されるとともに、この各走査信号線端子2Aの間の領
域および映像信号線端子3Bの間の領域において透明基
板1の表面が露呈されるまで開口が形成されることにな
る。
【0095】ステップ13.(図15) このように加工された透明基板1の表面の全域にITO
(Indium-Tin-Oxide)膜を形成する。このITO膜の厚
さとしては70〜300nmが適当であり、この実施例
では140nmとした。このITO膜は、画素電極4、
映像信号線端子3Bに積層される耐腐食電極4B、走査
信号線端子2Aに積層される耐腐食電極4A、各映像信
号線端子3Bの間に形成される電食防止用電極4C、各
走査信号線端子2Aの間に形成される電食防止用電極4
Cを形成するために形成されるようになっている。
【0096】ステップ14.(図15) 前記ITO膜の表面の全域にフォトレジスト膜を形成
し、前記画素電極4、映像信号線端子3Bに積層される
耐腐食電極4B、走査信号線端子2Aに積層される耐腐
食電極4A、各映像信号線端子3Bの間に形成される電
食防止用電極4C、各走査信号線端子2Aの間に形成さ
れる電食防止用電極4Cのパターンを有するフォトマス
クを介して該フォトレジスト膜に選択露光を行う。
【0097】そして、該フォトレジスト膜を現像するこ
とによって、前記画素電極4、映像信号線端子3Bに積
層される耐腐食電極4B、走査信号線端子2Aに積層さ
れる耐腐食電極4A、各映像信号線端子3Bの間に形成
される電食防止用電極4C、各走査信号線端子2Aの間
に形成される電食防止用電極4Cの形成領域以外のフォ
トレジスト膜を除去する。
【0098】ステップ15.(図15) 残存されたフォトレジスト膜をマスクとし、このマスク
から露呈された前記ITO膜を選択エッチングする。
【0099】これにより、残存されたITO膜によって
画素電極4、映像信号線端子3Bに積層される耐腐食電
極4B、走査信号線端子2Aに積層される耐腐食電極4
A、各映像信号線端子3Bの間に形成される電食防止用
電極4C、各走査信号線端子2Aの間に形成される電食
防止用電極4Cが形成される。
【0100】このような製造方法から明らかとなるよう
に、新たに設ける電食防止用電極4Cを画素電極4と同
材料とし、かつ、該画素電極4の形成と同時に形成する
ことによって、該電食防止用電極4Cを製造工数の増大
をもたらすことなく形成できるという効果を有する。
【0101】上述した実施例では、映像信号線2および
走査信号線2の材料として、CrとMoとの合金層を用
いたものであるが、Crのみであってもよいことはもち
ろんである。また、Cr以外であって、Al、Ti、
W、Mo等であってもよいことはいうまでもない。
【0102】また、上述した実施例では、映像信号線端
子3Bおよび走査信号線端子2Aのそれぞれにおいて、
電食防止用電極4Cを形成したものであるが、走査信号
線端子2A側に設けることなく、映像信号線端子3B側
にのみ設けるようにしてもよいことはいうまでもない。
映像信号線端子3Bは走査信号線端子2Aと比較すると
長時間にわたって信号が供給されることから、走査信号
線端子2Aよりも電食が発生しやすい状態にあるからで
ある。
【0103】また、上述した実施例では、映像信号線端
子3Bあるいは走査信号線端子2Aの上層に形成する耐
腐食電極はITO膜としたものであるが、この材料に限
定されないことはもちろんである。その機能からして耐
腐食性の導電体材料であればよいからである。
【0104】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による液晶表示装置によれば、信号線の外部端子
に電食が原因となって発生する断線を防止できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の要部構成図であ
り、図9のI−I線における断面図を示している。
【図2】本発明による液晶表示装置を構成する一方の透
明基板の一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明による液晶表示装置の各画素の一実施例
を示す等価回路図である。
【図4】本発明による液晶表示装置の各画素の一実施例
を示す平面図である。
【図5】図4のV−V線における断面図である。
【図6】図4のVI−VI線における断面図である。
【図7】本発明による液晶表示装置の一実施例の要部を
示す平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線における断面図である。
【図9】本発明による液晶表示装置の要部平面図であ
る。
【図10】本発明による液晶表示装置の要部を示す断面
図である。
【図11】本発明による液晶表示装置の製造方法の一実
施例を示す図でステップ1からステップ3までを示して
いる。
【図12】本発明による液晶表示装置の製造方法の一実
施例を示す図でステップ4からステップ6までを示して
いる。
【図13】本発明による液晶表示装置の製造方法の一実
施例を示す図でステップ7からステップ9までを示して
いる。
【図14】本発明による液晶表示装置の製造方法の一実
施例を示す図でステップ10からステップ12までを示
している。
【図15】本発明による液晶表示装置の製造方法の一実
施例を示す図でステップ13からステップ15までを示
している。
【符号の説明】
1……透明電極、6……絶縁膜、8……保護膜、2A…
…走査信号線端子、3B……映像信号線端子、4A……
耐腐食電極、4C……電食防止用電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−136942(JP,A) 実開 平6−15039(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1343 G02F 1/1345

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部内に形成される信号線のそれぞれ
    に信号を供給するための外部端子が表示部外に並設され
    て形成され、これら各外部端子は異種の金属層の順次積
    層体から構成されている液晶表示装置において、 それぞれの外部端子の間に、該外部端子と電気的に絶縁
    されかつ各外部端子に供給される信号の電圧以上の電圧
    が印加される端子が備えられていることを特徴とする液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 異種の金属層の順次積層体から構成され
    る前記外部端子はCr層あるいはその合金層とITO膜
    の順次積層体から構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 液晶を介して互いに対向配置される透明
    基板の一方の透明基板の液晶側の面に、x方向に延在さ
    れy方向に並設される走査信号線とこの走査信号線に絶
    縁されy方向に延在されx方向に並設される映像信号線
    とが形成され、これら各信号線で囲まれる各画素領域
    に、前記走査信号線からの走査信号によってオンされる
    薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタ
    を介して前記映像信号線からの映像信号が供給されるI
    TO膜からなる画素電極とを備える液晶表示装置であっ
    て、 前記走査信号線がその外部端子とともにCrあるいはそ
    の合金で構成され、前記外部端子の部分にて前記画像電
    極の形成と同時に形成されるITO膜が積層され、か
    つ、前記外部端子の間に該外部端子と電気的に絶縁され
    かつ前記各外部端子に供給される信号の電圧以上の電圧
    が印加される端子が設けられていることを特徴とする液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 液晶を介して互いに対向配置される透明
    基板の一方の透明基板の液晶側の面に、x方向に延在さ
    れy方向に並設される走査信号線とこの走査信号線に絶
    縁されy方向に延在されx方向に並設される映像信号線
    とが形成され、これら各信号線で囲まれる各画素領域
    に、前記走査信号線からの走査信号によってオンされる
    薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタ
    を介して前記映像信号線からの映像信号が供給されるI
    TO膜からなる画素電極とを備える液晶表示装置であっ
    て、 前記映像信号線がその外部端子とともにCrあるいはそ
    の合金で構成され、前記外部端子の部分にて前記画像電
    極の形成と同時に形成されるITO膜が積層され、か
    つ、前記外部端子の間に該外部端子と電気的に絶縁され
    かつ前記各外部端子に供給される信号の電圧以上の電圧
    が印加される端子が設けられていることを特徴とする液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 液晶を介して互いに対向配置される透明
    基板の一方の透明基板の液晶側の面に、x方向に延在さ
    れy方向に並設される走査信号線とこの走査信号線に絶
    縁されy方向に延在されx方向に並設される映像信号線
    とが形成され、これら各信号線で囲まれる各画素領域
    に、前記走査信号線からの走査信号によってオンされる
    薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタ
    を介して前記映像信号線からの映像信号が供給されるI
    TO膜からなる画素電極とを備える液晶表示装置であっ
    て、 前記走査信号線および映像信号線がその外部端子ととも
    にCrあるいはその合金で構成され、前記外部端子の部
    分にて前記画像電極の形成と同時に形成されるITO膜
    が積層されているともに、前記外部端子の間に該外部端
    子と電気的に絶縁されかつ前記各外部端子に供給される
    信号の電圧以上の電圧が印加される端子が設けられてい
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 外部端子に供給される信号の電圧以上の
    電圧が印加される前記端子はITO膜によって形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうち
    いずれか記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 Crの合金としてMoが含有されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれ
    か記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 外部端子に供給される信号の電圧以上の
    電圧が印加される前記端子のITO膜は画素電極の形成
    と同時に形成することを特徴とする請求項6記載の液晶
    表示装置の製造方法。
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