JP3484239B2 - シャッタのブレーキ装置 - Google Patents
シャッタのブレーキ装置Info
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Description
ブレーキ装置に関するものである。
いて、従来知られているような摩擦ブレーキ装置はシャ
ッタ走行終端付近の比較的わずかなストローク内でシャ
ッタ羽根の作動に制動をかけ、羽根の跳ね返りを防止す
るようになっているが、制動開始位置で摩擦力が強すぎ
ると逆にシャッタ羽根が跳ね返り、撮影画面の端部に露
光ムラを生じたり、羽根が終端位置まで走行せずに停止
するような不都合が生ずる。
比較的弱く、徐々に強くなって終端位置で確実にシャッ
タ羽根を停止させることが望ましい。
成することが不可能で、摩擦力を発生させるばね力を初
めと終わりとで変えることの出来ないブレーキを採用し
た場合には、摩擦の特性上、静摩擦力は動摩擦力に比べ
て大きい為、制動開始位置での制動力が最大でその後徐
々に減少することになる。したがって終端位置で適正な
制動力を得ようとすると初期に作用する静摩擦力が極め
て強くなり、シャッタ羽根に衝撃を与え耐久性を損ねた
り、前述のような露光ムラや幕の落ち込み不良という現
象が生ずる。このような静止摩擦は低温下特に大きくな
る傾向がある。また、ブレードタイプのフォーカルプレ
ーンシャッタに於いては制動開始位置での衝撃によって
ブレード(羽根)が変形し、先羽根と後羽根とを隔てる
仕切り板の露光開口の縁に後羽根(先羽根)が衝突し走
行を阻害されたり、破損されるような場合も生ずる。
為に、図11に示す如く、レバー比を変化させることに
よって制動力に変化を与える手段がとられている。一般
的には回動動作するシャッタ作動部材上のブレーキとの
当接点位置を制動の初期から終期に向かってレバー比を
上げていく様にブレーキレバーのカム形状を設定する方
式がとられる。
ャッタ地板、51〜54は回動軸6a、6’aを回動支
点とする作動腕6、6’に連結された後羽根を構成する
分割羽根、21は回動軸3a、3’aを回動支点とする
作動腕3(不図示)、3’に連結された先羽根を構成す
る分割羽根の一部である。4、7は不図示のスプリング
の駆動力を軸3a、6aの回りに回動可能に支持された
作動腕3、6に伝達する駆動レバーで、下記に植設され
た不図示のピンが地板1に形成された円弧溝を貫通して
作動腕3、6と夫々ピン孔係合し、一体に回動するよう
になっている。10’は先羽根用のブレーキレバーを示
す。
90を中心として回動可能に軸支され、バネにより時計
方向に常時付勢されている。17はバネにより時計方向
に常時付勢されるセットレバーで、ブレーキレバー10
0のアーム部100bに当接して時計方向への回動が規
制された状態で、前記チャージレバーの回動に連動して
軸17aの回りを時計方向に回動されると、該アーム部
100bを図中上方向に押上て該規制が解除され、時計
方向に回動し、ブレーキレバー100の反時計方向への
回動を許容する。そして、後羽根の走行により駆動レバ
ー70が時計方向に回動すると、駆動レバー70の先端
部に植設された制動ピン70aがブレーキレバー100
のカム部100aに当接し、該ブレーキレバー100を
反時計方向に回動させることによりブレーキをかけるよ
うになっている。
11に示す従来のブレーキ装置において、制動中のブレ
ーキレバーを一方向に滑らかに回転させるという制約か
ら、制動ピン70aとブレーキレバー100のカム部1
00aとの連続した当接関係において、以下のような問
題が指摘されていた。
に示すように、制動初期から中盤に比較的小さく、中盤
から制御終期にかけて比較的急激に大きくなる特性を有
し、このため被制動部を介してシャッタ羽根に加わる衝
撃は結局終盤においておおきくなり、例えばシャッタ羽
根をプラスチック材で形成する場合、耐久性の向上を図
る点で問題があった。
大きく左右されるが、図12に示すように、シャッタ制
動部材である駆動レバー70の被制動部である制動ピン
70aがブレーキレバー100のカム部100aと当接
を開始する制動開始当接点から制動ピン70aの走行方
向へ引いた接線(被制動部の制動開始時方向ベクトル)
と、制御終了当接点から被制動部の走行方向へ引いた接
線(被制動部の制御終了時方向ベクトル)とで挟まれた
領域(図12中斜線を施した部分)にブレーキレバーの
回転中心が位置していないことに起因し、このためカム
部のカム形状の設計の自由度が小さくなり、それによっ
て被制動部の負荷曲線選択の自由度も小さくなり、結果
として得られる負荷曲線が二次曲線的となっていた。
されているように、制動当接部を二ケ所有するものも提
案されているが、これは負荷特性として図13の(b)
に示すごとく制動の開始から終了まで負荷を連続的に同
じ変化率で増加させることができず、また衝撃を二度受
けるという欠点がある。さらに、この場合も上記した
(1)の問題と同様の問題を抱えていた。
制動初期から連続的に略同じ変化率で徐々に制動力を増
加させ、制動終期に十分な制動力を得てシャッタ羽根の
作動耐久性の向上を図り、また限られたスペースの中に
有効な配置を実現できるシャッタのブレーキ装置を提供
することにある。
請求項1に記載のように、複数の分割羽根により構成さ
れたシャッタ部材が露光のために走行するのと一体とな
って回転するシャッタ作動部材と、該シャッタ作動部材
に設けられたコロと当接するカム面を有し、該シャッタ
作動部材との当接で該ャッタ作動部材の回転方向とは逆
の回転方向に回転押動されて制動力を発生するブレーキ
作動部材とを有するシャッタのブレーキ装置において、
前記ブレーキ作動部材の回転中心は、前記コロの移動軌
跡の仮想延長軌跡範囲内であって、前記コロの制動停止
位置における該コロの外形作動終端から、前記ブレーキ
作動部材に対して制動を開始させる位置から停止させる
制動停止位置までの該シャッタ作動部材の回動角度であ
る制動作動角度(θ)の略2倍の位置までの範囲内にあ
ることを特徴とする。
長線上にブレーキ作動部材の回転中心が位置するので、
ブレーキ作動部材のレバー比を最大限まで利用できる。
置は、前記コロの制動停止位置から制動作動角度(θ)
の略2倍の位置までの範囲内とすることで、限られたス
ペースの中にブレーキ装置を作動範囲を含めて最も効率
よく納めることができる。
上記した第1の発明で、前記ブレーキ作動部材の回転中
心は、前記シャッタ作動部材の回動により前記コロの中
心が描く軌跡円と、前記コロの制動停止位置における該
コロの作動終端の外形と前記シャッタ作動部材の回転中
心とを結ぶ線から前記シャッタ作動部材が前記ブレーキ
作動部材に制動を与える該ブレーキ作動部材の制動作動
角度(β)を加えた角度線との交点付近に設けられたこ
とを特徴とする。 このようにして決められるブレーキ作
動部材の回転中心は、ブレーキ作動部材のカム面との組
み合わせで、図10に示すような理想的負荷曲線を得る
ための設計指針となる位置を示している。
置に設定することが可能となり、ブレーキ作動部材のカ
ム面の設計の自由度が増し、作動範囲を含めた装置全体
の小型化が図れ、シャッタ作動部材の回転中心に近づけ
ることができる。
上記した第1の発明で、前記ブレーキ作動部材のカム面
は、前記シャッタ作動部材の制動範囲の初期では前記コ
ロとの当接点接線を挟んで該コロ側に曲率中心を有する
曲線と、制動範囲中盤以降終了停止までは前記コロとの
当接点接線を挟んで前記シャッタ制動部材側に曲率中心
を有する曲線で構成され、更に、前記初期から前記制動
範囲中盤以降終了停止までの前記両曲線間を結ぶカム面
は、各曲線を滑らかに繋ぐ直線で接続されていることを
特徴とする。
キ作動部材であるブレーキレバー10が摩擦部材から受
けるブレーキレバー10の回転中心の回りの摩擦モーメ
ントをM、ブレーキレバー10とコロ7aとの当接点を
P、ブレーキレバーの回転中心からP点までの距離を
l、シャッタ作動部材の回転中心からP点までの距離を
L、当接部の摩擦係数をμ、当接圧力角をαとすると、
図6のP点におけるシャッタ作動部材の回転中心のまわ
りの制動モーメントはおよそ、F=(l/L)×((μ
+tanα)/(l−μ・tanα))×M …(1)
で求まり、ブレーキ作動部材におけるシャッタ作動部材
との当接部形状を上式(1)で求まる制動負荷を使って
設定したカム形状を用いて任意の負荷曲線を得ることが
出来る。
ド型フォーカルプレーンシャッタの一部を示す作動平面
図で、図1はシャッタがチャージされた状態、図2は走
行終了後の状態、図3は露光終盤の状態を示す。図に於
いて1はシャッタの基台を成すシャッタ地板で、ほぼ同
形の他の地板(不図示)と一定の間隔を保って固定さ
れ、その間に夫々複数の分割羽根から成るシャッタ先羽
根とシャッタ後羽根を保持している。先羽根及び後羽根
を構成する羽根は、特公昭54−19175号公報等に
より知られているように、二本の作動腕により枢支され
て平行リンク運動により露光用開口1aを開閉する様に
なっており、前記二枚の地板の中間に設けられ開口を1
aに対応する開口を有する不図示の仕切り板に隔てられ
て互いに干渉することなく作動し得るようになってい
る。
で、夫々作動腕3、3’に回動可能に枢支されている。
〜54は後羽根を構成する分割羽根で、夫々作動腕6、
6'に回動可能に枢支されている。
7は不図示のスプリングの駆動力を前記作動腕3、6に
伝達する駆動レバーで、軸3a,6aの周りに回動可能
に支持され、下面に植設された不図示のピンが地板1に
設けた円弧溝を貫通して作動腕3、6と夫々ピン孔係合
し、一体に回動する様になっている。
軸である。図5は後羽根ブレーキ軸9の周辺の後羽根ブ
レーキの構成を表わした断面を示すもので、10は軸9
に回動可能に嵌合するブレーキバーで、摩擦部材12に
挟まれた状態で積み重ねられ、軸9の周りに回動不能に
嵌合する上固定板14を介して、板バネ15の圧力を受
ける様になっている。7aは駆動レバー7の下面又は上
面に植設され(スペースに応じてどちらでも可)、ブレ
ーキレバー10に係合するコロである。8はブレーキレ
バー10を制動方向とは逆の方向に摩擦力に抗して戻す
為のトーションスプリング。13は軸9に嵌合し回動を
とめられた中間板。16は締め付け用のナットもしくは
ビス等の締結手段である。11は締結手段16の締め付
けにより板バネ15のチャージ量を設定する為のリング
で、少なくとも二個以上の組み合わせにより板バネ15
のチャージ量を設定し、板バネ15の圧力を調整してい
る。また、リング11はトーションスプリング8の座り
をガイドする役目も担っている。
根ブレーキの構成を表わした断面を示すもので、前記後
幕ブレーキの構成と同様に、10’はブレーキレバー、
4aは駆動レバー4の下面又は上面に植設され、ブレー
キレバー10’に係合するピンである。14’は上固定
板を示す。
9’aで代用して構成から排除している。
細平面図で、後羽根ブレーキのブレーキレバー10の一
腕10aは、前記駆動レバー7の回動終期にコロ7aと
係合する如く設けられ、その一腕10aのコロ7aとの
係合部(カム面)は、駆動レバー7の制動範囲の初期は
当接点を挟んでコロ7a側に曲率中心を持つ曲線(カム
面)で構成され、中盤以降終了停止(中盤以降、制動が
終了してコロ7aの当接が停止する)まで当接摺動する
部分は当接点を挟んでブレーキレバー10側に曲率中心
をもつ曲線(カム面)で構成され、前記初期のカム面と
中盤以降のカム面の間は曲線同士を接線で結ぶ直線で滑
らかに接続されている。また、軸9の径の中心は、ピン
7aが回動する二次元(平面)範囲の延長範囲(図6に
二点鎖線で示す如く軸6aを中心としコロ7aの外径を
幅とするリング状の平面範囲)、且つコロ7aの外形作
動終端から駆動レバー7の制動作動角度(θ:コロ7a
がブレーキレバー10に当接を開始してから駆動レバー
7が回動を停止するまでの駆動レバー7の回動角度)の
2倍までの範囲(2θ)内に、地板1に対して固定的に
置かれている。
の軸中心の軌跡円と、コロ7aの制動作動終端の外形と
軸6aの中心とを結ぶ接線とのなす角がブレーキレバー
10の制動作動角度βで軸6aの中心を通る直線との交
点付近に、地板1に対して固定的に置くことが望まし
い。
の斜線部で示す範囲内に軸9の中心位置を任意に設定す
る。
巻上げ動作を開始すると、不図示のチャージレバーの回
動により先羽根の駆動レバー4及び後羽根の駆動レバー
7は不図示のシャッター駆動スプリングをチャージしつ
つ、夫々軸3a、6aの周りに反時計方向に回動し、こ
れに従って前記作動腕3、3’及び6、6’が夫々の軸
の周りに回動して先羽根及び後羽根を図の上方へ移動さ
せ、後羽根51〜54が開口1aの上方に折り畳まれた
状態で収納され、先羽根21〜24が図1に示す如く開
口1aを覆った状態で夫々係止されてシャッターは走行
準備状態となる。
10’の先端10’bは、駆動レバー4に植設されたピ
ン4bに押されて該レバー10’は軸9’の周りに時計
方向に回動し、シャッターチャージの完了と共に先羽根
ブレーキも作動開始状態にセットされる。また、前記チ
ャージレバーの回動に連動してセットレバー17が軸1
7aの周りに反時計方向に回動することにより、後羽根
ブレーキのブレーキ作動レバー10はそのアーム部10
bを押されることにより軸9の周りを時計方向に回動
し、先羽根ブレーキと同様にして作動開始状態にセット
される。18はプラスチック、ゴム等の可撓性を有する
弾性部材で構成されたストッパで、ブレーキレバー10
が一定以上作動することを阻止し且つ、ブレーキ作動時
にはその際においてブレーキレバー10の外形端面と当
接し緩衝機能を持つ。セットレバー17はシャッターチ
ャージの完了と共にばね17bの力で時計方向へ回動復
帰して、前記アーム部10bの回動範囲外に出る。
を説明する。
動レバー4の係止が解除されると、駆動レバー4が駆動
スプリングの蓄勢力により軸3aの周りを時計方向に回
動し、これに従って作動腕3及び3’が夫々軸3a及び
3’aの周りを同(時計)方向に回動して、シャッタ先
羽根は図の下方へ移動し露光が開始される。シャッタ先
羽根が一定距離走行して駆動レバー4が図3に二点鎖点
で示す初期位置から実線で示す位置まで回動した時、レ
バー4上の制動ピン4aがブレーキ作動レバー10’に
当接を開始し、摩擦部材12との摩擦力及びトーション
スプリング8’の力に抗して、該レバー10’を反時計
方向に回動させることによりシャッター先羽根作動機構
(駆動レバー4、作動アーム3及び3’、羽根21〜2
4)の制動が開始される。この時の先羽根の位置は羽根
21〜24の開口端部1bに対向する羽根21のスリッ
ト形成端面と反対側の外形端面が開口1a外にある。制
動が開始されると、レバー10’に対するピン4aの当
接点とレバー4およびレバー10’の夫々の回動中心と
の距離のレバー比の増加によってレバー4は二次曲線的
に増加する制動負荷を受けながら、図2に示す位置まで
回動する間に急速に制御されて完全に所定位置で先羽根
を停止させる。
レバー7が駆動スプリングの蓄勢力により軸6aの周り
に時計方向に回動し、これに従って作動腕6及び6’が
夫々軸6a及び6’aの周りに同(時計)方向に回動し
て、開口1aの外側に格納されていたシャッタ後羽根は
図の下方へ移動し遮光を開始する。シャッタ後羽根が一
定距離走行して駆動レバー7が図7に一点鎖線で示す初
期位置から実線で示す位置まで回動した時、レバー7上
の制御コロ7aがブレーキ作動レバー10に当接を開始
し、摩擦部材12との摩擦力及びトーションスプリング
8の力に抗して、該レバー10を反時計方向に回動させ
ることにより、シャッタ後羽根作動機構(駆動レバー
7、作動アーム6及び6’、羽根5a〜5d)の制動が
開始される。この時の後羽根の位置は羽根51〜54の
開口端面1bに対向する各々の羽根の外形端面は開口1
a内にある。仮に、ブレーキ当接開始時に制動コロ7a
(被制動部)7a・駆動レバー7・羽根作動腕6を介し
て伝わる衝撃による振動及び羽根走行に追従してきた羽
根作動腕6’の煽りが大きいと、羽根特にスリット形成
羽根が、波打つ。そして、そのまま開口端面1bに向か
って走行していくと羽根が前記シャッタ地板1の開口端
面1bやほぼ同形の他の地板の開口端面に衝突し破損す
る。また初期制動が不充分で終盤に急激に制動しようと
すると、羽根機構のリンク節部に衝撃がかかり、リンク
節部の破壊を早める。
れると、当接点と駆動レバー7に設けられた制動コロ7
aおよびブレーキレバー10の夫々の回動中心との距離
のレバー比の増加及び当接点での当接角(圧力角)の増
加によって制動コロ7aが、一次直線的に増加する制動
負荷を受けるようにブレーキレバー10に形成されたカ
ム部10aを摺動しながら、図2に示す位置まで回動す
る間に徐々に制動されて、後羽根に急激な衝撃力を与え
ずに所定位置で後羽根を停止させる。
くブレーキの摩擦力は、ブレーキレバー10及び10’
を摩擦部材12により挟みこみ、さらに軸9及び9’の
周りに回動不能に設けられた上固定板14及び14’と
下固定板13及び軸9’の平面部9’aにより摩擦部材
12を挟みこみ、リング11の高さ寸法を変え、板バネ
15による押し圧力を変えて固定することによって一定
値に調整することが出来るが、軸9及び9’の周りに回
動する部材群と、圧力調整部材群とを軸9及び9’の周
りに回動不能に設けられた上固定板14及び14’で分
離しているので、締結手段16の締め込み量を調整し固
定することでもブレーキ摩擦力をほぼ一定値に調整する
ことが可能である。また、例えば締結手段とブレーキレ
バー若しくは駆動レバーとを連動させて制動途中で締め
込み量を変化させれば摩擦力を制動途中で変化させるこ
とも可能である。
動レバー10の被制動部をコロ7aで構成し、ブレーキ
レバー10の回転中心の位置をコロ7aの作動軌跡上に
配置して、ブレーキレバー10の被制動部であるコロ7
aとの当接部(カム面)を駆動レバー7の制動範囲の初
期は当接点接線を挟んでコロ7a側に曲率中心を持つ曲
線で構成し、中盤以降終了停止まで当接摺動する前記カ
ム面を当接点接線を挟んで前記ブレーキ部材側に曲率中
心をもつ曲線で構成し、前記初期のカム面と中盤以降の
カム面の間は曲線同士を接線で結ぶ直線で滑らかに接続
したカム面で構成したので、シャッタ羽根の走行終了付
近に於いてスリット形成縁が露光用開口の端縁に到達す
る前に比較的弱い制動力を与え、制動初期から連続的に
ほぼ同じ変化率で徐々に制動力を増加させ、制動終期に
十分な制動力を得るようにした(図10に示すような制
動負荷線図とした)ので、シャッタ羽根への衝撃が極め
て減少し、制動時の羽根の変形が少なくなる。これによ
り、シャッタ羽根の耐久性を著しく向上させることがで
きると共に、シャッタ後羽根の形成縁が該開口の端縁が
該開口の端縁に衝突して破損することも防止できる。ま
た、従来ブレーキの回転中心位置を設けることができな
かったスペースにブレーキを配置出来るのでシャッタの
省スペース化が可能になる。
スペースの中にブレーキ装置を作動範囲を含めて最も効
率よく納めることができる。請求項2に係る発明によれ
ば、ブレーキ作動部材の回転中心は、ブレーキ作動部材
のカム面との組み合わせで、図10に示すような理想的
負荷曲線を得るための設計指針となる位置となる。請求
項3に係る発明によれば、図10に示すような理想的な
負荷曲線を得ることができ、制動初期に比較的弱く、制
動初期から連続的に略同じ変化率で徐々に制動力を増加
させ、制動終期に十分な制動力を得てシャッタ羽根の作
動耐久性の向上を図ることができる 。また、本発明のブ
レーキ装置を採用すれば、プラスチック材料の様な超軽
量シャッタ羽根を使用することが可能となり、これによ
り駆動力を小さくすることが出来るので、チャージの際
の負荷を大きくしないで高速秒時の得られるシャッタを
実現することが出来る。
キ装置の平面図で、シャッタチャージ状態を示す。
キ装置の平面図で、シャッタ走行終了後の状態を示す。
キ装置の平面図で、シャッタ走行途中のブレーキ当接時
の状態を示す。
ための図。
で、作動初期状態を示す。
で、作動中期状態を示す。
で、作動停止状態を示す。
図。
図。
羽根 3,3’,6,6’…羽根作動腕 4,7…シャッタ
駆動アーム 8,8’…ブレーキ戻しばね 9,9’…ブレー
キ軸 10,10’…ブレーキレバー 11…ブレーキば
ねガイド 12…摩擦部材 13…下固定板 14,14’…上固定板 15…板バネ 16…締め付け部材 17…セットレバ
ー軸 17a…セットレバー軸 17b…セットレ
バー戻しバネ 18,18’…ブレーキストッパ 18a,18’a…ブレーキストッパ軸
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の分割羽根により構成されたシャッ
タ部材が露光のために走行するのと一体となって回転す
るシャッタ作動部材と、該シャッタ作動部材に設けられ
たコロと当接するカム面を有し、該シャッタ作動部材と
の当接で該シャッタ作動部材の回転方向とは逆の回転方
向に回転押動されて制動力を発生するブレーキ作動部材
とを有するシャッタのブレーキ装置において、 前記ブレーキ作動部材の回転中心は、前記コロの移動軌
跡の仮想延長軌跡範囲内であって、前記コロの制動停止
位置における該コロの外形作動終端から、前記ブレーキ
作動部材に対して制動を開始させる位置から停止させる
制動停止位置までの該シャッタ作動部材の回動角度であ
る制動作動角度(θ)の略2倍の位置までの範囲内にあ
ることを特徴とするシャッタのブレーキ装置。 - 【請求項2】 前記ブレーキ作動部材の回転中心は、前
記シャッタ作動部材の回動により前記コロの中心が描く
軌跡円と、前記コロの制動停止位置における該コロの作
動終端の外形と前記シャッタ作動部材の回転中心とを結
ぶ線から前記シャッタ作動部材が前記ブレーキ作動部材
に制動を与える該ブレーキ作動部材の制動作動角度
(β)を加えた角度線との交点付近に設けられたことを
特徴とする請求項1のシャッタのブレーキ装置。 - 【請求項3】 前記ブレーキ作動部材のカム面は、前記
シャッタ作動部材の制動範囲の初期では前記コロとの当
接点接線を挟んで該コロ側に曲率中心を有する曲線と、
制動範囲中盤以降終了停止までは前記コロとの当接点接
線を挟んで前記シャッタ制動部材側に曲率中心を有する
曲線で構成され、更に、前記初期から前記制動範囲中盤
以降終了停止までの前記両曲線間を結ぶカム面は、各曲
線を滑らかに繋ぐ直線で接続されていることを特徴とす
る請求項1のシャッタのブレーキ装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP24552594A JP3484239B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | シャッタのブレーキ装置 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP24552594A Expired - Lifetime JP3484239B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | シャッタのブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3484239B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-10-11 JP JP24552594A patent/JP3484239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08110546A (ja) | 1996-04-30 |
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