JPH10186448A - シャッタ装置およびこれを備えたカメラ - Google Patents
シャッタ装置およびこれを備えたカメラInfo
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- JPH10186448A JPH10186448A JP35067096A JP35067096A JPH10186448A JP H10186448 A JPH10186448 A JP H10186448A JP 35067096 A JP35067096 A JP 35067096A JP 35067096 A JP35067096 A JP 35067096A JP H10186448 A JPH10186448 A JP H10186448A
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- arm
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- shutter device
- shutter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 幕ブレードが仕切板のアパーチャ端面に衝突
する。 【解決手段】 先幕ブレードを走行させる先幕アーム部
材5と後幕ブレードを走行させる後幕アーム部材7とを
有したシャッタ装置において、各アーム部材の作動に応
じた幕厚方向の移動力を相互に作用させる相互作用手段
10を設ける。これにより、先幕アーム部材が作動とと
もに幕厚方向の内側(仕切板に近づく方向)に移動した
ときに、この移動力を後幕アーム部材に伝えてこの後幕
アーム部材を幕厚方向外側(仕切板から遠ざかる方向)
に移動させることにより、後幕ブレードが仕切板のアパ
ーチャ端面に衝突するのを防止する。
する。 【解決手段】 先幕ブレードを走行させる先幕アーム部
材5と後幕ブレードを走行させる後幕アーム部材7とを
有したシャッタ装置において、各アーム部材の作動に応
じた幕厚方向の移動力を相互に作用させる相互作用手段
10を設ける。これにより、先幕アーム部材が作動とと
もに幕厚方向の内側(仕切板に近づく方向)に移動した
ときに、この移動力を後幕アーム部材に伝えてこの後幕
アーム部材を幕厚方向外側(仕切板から遠ざかる方向)
に移動させることにより、後幕ブレードが仕切板のアパ
ーチャ端面に衝突するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーム部材によっ
て先幕ブレードおよび後幕ブレードを走行させて露光ス
リットを形成するブレードタイプのシャッタ装置に関す
るものである。
て先幕ブレードおよび後幕ブレードを走行させて露光ス
リットを形成するブレードタイプのシャッタ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ブレードタイプのシャッタ装置は、基端
部がシャッタ地板等の固定部分に枢着されて回動可能な
アーム部材(例えば、駆動アームと補助アームの2本か
ら構成される部材)と、このアーム部材の先端部に枢着
保持された薄板状の遮光ブレードとから構成される先幕
および後幕構成部材を有し、アーム部材の回動に伴って
先幕ブレードおよび後幕ブレードにより形成されたスリ
ットを走らせることにより、所定のシャッター動作が行
われる構成になっている。そして、このシャッタ装置に
おけるシャッタ地板とカバー板(装置構造部材)に挟ま
れたスペースに仕切板を傾斜させて配設し、この仕切板
を挟んで先幕側のアーム部材およびブレードと後幕側の
アーム部材およびブレードを走行させている。
部がシャッタ地板等の固定部分に枢着されて回動可能な
アーム部材(例えば、駆動アームと補助アームの2本か
ら構成される部材)と、このアーム部材の先端部に枢着
保持された薄板状の遮光ブレードとから構成される先幕
および後幕構成部材を有し、アーム部材の回動に伴って
先幕ブレードおよび後幕ブレードにより形成されたスリ
ットを走らせることにより、所定のシャッター動作が行
われる構成になっている。そして、このシャッタ装置に
おけるシャッタ地板とカバー板(装置構造部材)に挟ま
れたスペースに仕切板を傾斜させて配設し、この仕切板
を挟んで先幕側のアーム部材およびブレードと後幕側の
アーム部材およびブレードを走行させている。
【0003】ところでこのようなシャッタ装置では、先
幕プレードの先端側を走行方向に引くよう回動する先幕
駆動アームが先幕プレードの後端側を支える後幕補助ア
ーム5よりも幕厚方向内側(仕切板側)に配設され、後
幕プレードの先端側を支える後幕補助アームが後幕プレ
ードの後端側を走行方向に押すよう回動する後幕駆動ア
ームよりも幕厚方向外側に配置される。
幕プレードの先端側を走行方向に引くよう回動する先幕
駆動アームが先幕プレードの後端側を支える後幕補助ア
ーム5よりも幕厚方向内側(仕切板側)に配設され、後
幕プレードの先端側を支える後幕補助アームが後幕プレ
ードの後端側を走行方向に押すよう回動する後幕駆動ア
ームよりも幕厚方向外側に配置される。
【0004】ここで例えば、図24に示すように、後幕
補助アーム57がその枢支軸207に対してスラスト方
向に位置規制を受けていない場合、シャッタ作動が進む
にしたがって後幕補助アーム57が後幕駆動アーム56
よりもスラスト方向内側に入ってしまうおそれがある。
そしてこの場合、図25に示すように、後幕プレード1
91が仕切板53のアパーチャ端面53aの方向に突っ
込み、ブレード端面191aがアパーチャ端面53aに
衝突し、破損したり、耐久性を損なったりするおそれが
ある。
補助アーム57がその枢支軸207に対してスラスト方
向に位置規制を受けていない場合、シャッタ作動が進む
にしたがって後幕補助アーム57が後幕駆動アーム56
よりもスラスト方向内側に入ってしまうおそれがある。
そしてこの場合、図25に示すように、後幕プレード1
91が仕切板53のアパーチャ端面53aの方向に突っ
込み、ブレード端面191aがアパーチャ端面53aに
衝突し、破損したり、耐久性を損なったりするおそれが
ある。
【0005】このため、例えば特公昭54−19175
号公報にて開示されているように、仕切板のアパーチャ
端面をスリットの長手方向に対して傾斜させて凹ました
り、実公平3−47525号公報および図26に開示さ
れているように、仕切板38,,39を2枚設けて仕切
板38のアパーチャ端面38aをブレード291の端面
291aから遠ざけたり、図27に示すように、仕切板
40のアパーチャ端面40aを後幕ブレード391の走
行面に対して先幕側へ逃がしたりしている。
号公報にて開示されているように、仕切板のアパーチャ
端面をスリットの長手方向に対して傾斜させて凹ました
り、実公平3−47525号公報および図26に開示さ
れているように、仕切板38,,39を2枚設けて仕切
板38のアパーチャ端面38aをブレード291の端面
291aから遠ざけたり、図27に示すように、仕切板
40のアパーチャ端面40aを後幕ブレード391の走
行面に対して先幕側へ逃がしたりしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような固定的な手段によって、後幕ブレードの仕切板の
アパーチャ端面への衝突を回避する方法では、スペース
的に不利になり、シャッタ装置の小型・薄型化への要求
に対応できない。また、上記固定的な手段が、幕の走行
性を阻害するおそれがある。
ような固定的な手段によって、後幕ブレードの仕切板の
アパーチャ端面への衝突を回避する方法では、スペース
的に不利になり、シャッタ装置の小型・薄型化への要求
に対応できない。また、上記固定的な手段が、幕の走行
性を阻害するおそれがある。
【0007】そこで、本願発明は、小型・薄型化を達成
しつつ、幕の走行安定性を確保できるようにしたシャッ
タ装置を提供することを目的としている。
しつつ、幕の走行安定性を確保できるようにしたシャッ
タ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願発明では、先幕ブレードを走行させる先幕ア
ーム部材と後幕ブレードを走行させる後幕アーム部材と
を有したシャッタ装置において、各アーム部材の作動に
応じた幕厚方向の移動力を相互に作用させる相互作用手
段を設けている。
めに、本願発明では、先幕ブレードを走行させる先幕ア
ーム部材と後幕ブレードを走行させる後幕アーム部材と
を有したシャッタ装置において、各アーム部材の作動に
応じた幕厚方向の移動力を相互に作用させる相互作用手
段を設けている。
【0009】すなわち、例えば、先幕アーム部材が作動
とともに幕厚方向の内側(仕切板に近づく方向)に移動
したときに、この移動力を後幕アーム部材に伝えてこの
後幕アーム部材を幕厚方向外側(仕切板から遠ざかる方
向)に移動させることにより、後幕アーム部材に取り付
けられた後幕ブレードが仕切板のアパーチャ端面に衝突
するのを防止している。
とともに幕厚方向の内側(仕切板に近づく方向)に移動
したときに、この移動力を後幕アーム部材に伝えてこの
後幕アーム部材を幕厚方向外側(仕切板から遠ざかる方
向)に移動させることにより、後幕アーム部材に取り付
けられた後幕ブレードが仕切板のアパーチャ端面に衝突
するのを防止している。
【0010】なお、先幕および後幕アーム部材がそれぞ
れ幕厚方向内側に配設された第1アーム部材(例えば、
駆動バネ等によって駆動される駆動アーム)と幕厚方向
外側に配設された第2アーム部材(駆動アームとともに
平行リンクを構成する補助アーム)とから構成されてい
る場合には、相互作用手段を、各第2アーム部材の作動
に応じた幕厚方向の移動力を相互に作用させるようにす
る。
れ幕厚方向内側に配設された第1アーム部材(例えば、
駆動バネ等によって駆動される駆動アーム)と幕厚方向
外側に配設された第2アーム部材(駆動アームとともに
平行リンクを構成する補助アーム)とから構成されてい
る場合には、相互作用手段を、各第2アーム部材の作動
に応じた幕厚方向の移動力を相互に作用させるようにす
る。
【0011】ここで、相互作用手段を、各第2アーム部
材よりも幕厚方向内側に配設されたコイル部と各第2ア
ーム部材を互いに幕厚方向内側に付勢する2つの腕部と
を有する付勢部材から構成し、腕部によって各第2アー
ム部材を幕走行方向又はこれと反対の方向にも付勢して
もよい。なお、腕部を第2アーム部材に幕厚方向に対し
斜めに係合させることにより、各第2アーム部材を幕厚
方向内側に付勢するようにするのが望ましい。
材よりも幕厚方向内側に配設されたコイル部と各第2ア
ーム部材を互いに幕厚方向内側に付勢する2つの腕部と
を有する付勢部材から構成し、腕部によって各第2アー
ム部材を幕走行方向又はこれと反対の方向にも付勢して
もよい。なお、腕部を第2アーム部材に幕厚方向に対し
斜めに係合させることにより、各第2アーム部材を幕厚
方向内側に付勢するようにするのが望ましい。
【0012】また、相互作用手段に、各第2アーム部材
の幕圧方向外側に配設されたシャッタ地板等の装置構造
部材に対し、各第2アーム部材が所定寸法以上接近する
のを規制する手段を兼ねさせてもよい。例えば、相互作
用手段が上記付勢部材である場合には、腕部の端部を利
用して上記接近を規制する手段とすればよい。
の幕圧方向外側に配設されたシャッタ地板等の装置構造
部材に対し、各第2アーム部材が所定寸法以上接近する
のを規制する手段を兼ねさせてもよい。例えば、相互作
用手段が上記付勢部材である場合には、腕部の端部を利
用して上記接近を規制する手段とすればよい。
【0013】また、相互作用手段を、各第2アーム部材
に一体的に設けられ、幕厚方向にて互いに当接する当接
部材から構成したり、両第2アーム部材の間に配設さ
れ、これら両第2アーム部材の幕厚方向内側に当接する
中間配設部材から構成してもよい。
に一体的に設けられ、幕厚方向にて互いに当接する当接
部材から構成したり、両第2アーム部材の間に配設さ
れ、これら両第2アーム部材の幕厚方向内側に当接する
中間配設部材から構成してもよい。
【0014】さらに、相互作用手段により、各第2アー
ム部材の各第1アーム部材よりも幕厚方向外側での移動
のみを許容するようにして、例えば後幕側の第2アーム
部材が後幕プレードの先端側を支持しているような場合
に、後幕プレードが仕切板に干渉することを回避するの
が望ましい。
ム部材の各第1アーム部材よりも幕厚方向外側での移動
のみを許容するようにして、例えば後幕側の第2アーム
部材が後幕プレードの先端側を支持しているような場合
に、後幕プレードが仕切板に干渉することを回避するの
が望ましい。
【0015】また、相互作用手段を、先幕側の第2アー
ム部材を幕厚方向内側に付勢する付勢用腕部を有した先
幕付勢部材と、後幕側の第2アーム部材を幕厚方向内側
に付勢する付勢用腕部を有した後幕付勢部材とから構成
し、これら先幕側および後幕側付勢部材における付勢用
腕部の反対側に設けた当接用腕部を、互いに相手側の付
勢部材のコイル部又は相手側の第2アーム部材に当接さ
せるようにしてもよい。
ム部材を幕厚方向内側に付勢する付勢用腕部を有した先
幕付勢部材と、後幕側の第2アーム部材を幕厚方向内側
に付勢する付勢用腕部を有した後幕付勢部材とから構成
し、これら先幕側および後幕側付勢部材における付勢用
腕部の反対側に設けた当接用腕部を、互いに相手側の付
勢部材のコイル部又は相手側の第2アーム部材に当接さ
せるようにしてもよい。
【0016】例えば、先幕側付勢部材のコイル部を先幕
用アーム部材よりも幕厚方向外側に配設するとともに、
後幕付勢部材のコイル部を両第2アーム部材よりも幕厚
方向内側に配設し、先幕付勢部材の当接用腕部を後幕付
勢部材のコイル部の幕厚方向内端部に当接させ、後幕付
勢部材の当接用腕部を先幕側の第2アーム部材の幕厚方
向内側に当接させるようにしてもよい。
用アーム部材よりも幕厚方向外側に配設するとともに、
後幕付勢部材のコイル部を両第2アーム部材よりも幕厚
方向内側に配設し、先幕付勢部材の当接用腕部を後幕付
勢部材のコイル部の幕厚方向内端部に当接させ、後幕付
勢部材の当接用腕部を先幕側の第2アーム部材の幕厚方
向内側に当接させるようにしてもよい。
【0017】
(第1実施形態)図1は、カメラに用いられるシャッタ
装置のシャッタ羽根の走行系と駆動系の一部とを抜粋し
て示した分解斜視図で、シャッタ走行前の状態を示して
いる。1はシャッタ地板、2はカバー板で、支柱10
0,101,102,103によりシャッタ地板1との
間に一定間隔を保つよう取付けられている。
装置のシャッタ羽根の走行系と駆動系の一部とを抜粋し
て示した分解斜視図で、シャッタ走行前の状態を示して
いる。1はシャッタ地板、2はカバー板で、支柱10
0,101,102,103によりシャッタ地板1との
間に一定間隔を保つよう取付けられている。
【0018】40は先幕駆動レバーである。4は先幕駆
動アーム、5は先幕補助アームで、先幕側のスリットを
形成するブレード81と遮光の為のブレード82〜85
とからなる先幕ブレードをピン41〜45,51〜55
で枢着する。先幕駆動アーム4および先幕補助アーム5
は、シャッタ地板1にカシメや一体成形等により一体的
に設けられた軸104,105によって枢着されてい
る。先幕駆動アーム4は、軸104のスラスト方向に先
幕駆動アーム4の板厚の3倍以下のガタを許容された状
態で軸スラスト方向での位置を規制されている。
動アーム、5は先幕補助アームで、先幕側のスリットを
形成するブレード81と遮光の為のブレード82〜85
とからなる先幕ブレードをピン41〜45,51〜55
で枢着する。先幕駆動アーム4および先幕補助アーム5
は、シャッタ地板1にカシメや一体成形等により一体的
に設けられた軸104,105によって枢着されてい
る。先幕駆動アーム4は、軸104のスラスト方向に先
幕駆動アーム4の板厚の3倍以下のガタを許容された状
態で軸スラスト方向での位置を規制されている。
【0019】60は後幕駆動レバーである。6は後幕駆
動アーム、7は後幕補助アームで、後幕側のスリットを
形成するブレード91と遮光の為のブレード92〜94
とからなる後幕ブレードを、ピン61〜64,71〜7
4で枢着する。後幕駆動アーム6および後幕補助アーム
7は、シャッタ地板1にカシメや一体成形等により一体
的に設けられた軸106,107によって枢着されてい
る。
動アーム、7は後幕補助アームで、後幕側のスリットを
形成するブレード91と遮光の為のブレード92〜94
とからなる後幕ブレードを、ピン61〜64,71〜7
4で枢着する。後幕駆動アーム6および後幕補助アーム
7は、シャッタ地板1にカシメや一体成形等により一体
的に設けられた軸106,107によって枢着されてい
る。
【0020】なお、軸104,106はそれぞれ、先幕
駆動レバー40,後幕駆動レバー60の枢着軸と同軸上
に設けられている。
駆動レバー40,後幕駆動レバー60の枢着軸と同軸上
に設けられている。
【0021】後幕駆動アーム6は、軸106のスラスト
方向に後幕駆動アーム6の板厚の3倍以下のガタを許容
された状態でスラスト方向での位置を規制されている。
方向に後幕駆動アーム6の板厚の3倍以下のガタを許容
された状態でスラスト方向での位置を規制されている。
【0022】また、後幕補助アーム7には、後幕補助ア
ーム7の回転中心側にカム形状部を有した長孔7aが形
成されている。
ーム7の回転中心側にカム形状部を有した長孔7aが形
成されている。
【0023】3は仕切板で、シャッタ地板1とカバー板
2との間に支柱100〜103の段部又はワッシャ16
〜19等の規制手段によってシャッタ地板1とカバー板
2に対して傾けて取り付けられ、先幕ブレード群と後幕
ブレード群の走行スペースを分離している。仕切板3
は、少なくともシャッタスリット形成羽根のたわみ剛性
以上のたわみ剛性を有する薄板、例えばシャッタスリッ
ト形成羽根がプラスチックを素材とするものであればア
ルミ・鉄等の薄板で構成されている。
2との間に支柱100〜103の段部又はワッシャ16
〜19等の規制手段によってシャッタ地板1とカバー板
2に対して傾けて取り付けられ、先幕ブレード群と後幕
ブレード群の走行スペースを分離している。仕切板3
は、少なくともシャッタスリット形成羽根のたわみ剛性
以上のたわみ剛性を有する薄板、例えばシャッタスリッ
ト形成羽根がプラスチックを素材とするものであればア
ルミ・鉄等の薄板で構成されている。
【0024】以上のように構成された先幕駆動レバー4
0、先幕駆動アーム4、先幕補助アーム5及び先幕ブレ
ード81〜85が先幕構成部材であり、一方、後駆動レ
バー60、後幕駆動アーム6、後幕補助アーム7及び後
幕ブレード91〜94が後幕構成部材である。
0、先幕駆動アーム4、先幕補助アーム5及び先幕ブレ
ード81〜85が先幕構成部材であり、一方、後駆動レ
バー60、後幕駆動アーム6、後幕補助アーム7及び後
幕ブレード91〜94が後幕構成部材である。
【0025】図2,図5,図8,図11はそれぞれ、シ
ャッタ走行前、シャッタ走行中盤、シャッタ走行終盤、
シャッタ走行終了時のシャッタ羽根の走行系を図1の上
方から見たようすを示している。なお、各図においてシ
ャッタ地板1は省略されている。また、図3,図6,図
9,図12はそれぞれ、図2,図5,図8,図11のシ
ャッタ羽根走行系を左側から見た側面図である。なお、
これらの図では、駆動アームと補助アームの枢着部を重
点的に抜粋し、シャッタ地板1を加え、シャッタ地板1
の板厚方向を拡大して表現している。
ャッタ走行前、シャッタ走行中盤、シャッタ走行終盤、
シャッタ走行終了時のシャッタ羽根の走行系を図1の上
方から見たようすを示している。なお、各図においてシ
ャッタ地板1は省略されている。また、図3,図6,図
9,図12はそれぞれ、図2,図5,図8,図11のシ
ャッタ羽根走行系を左側から見た側面図である。なお、
これらの図では、駆動アームと補助アームの枢着部を重
点的に抜粋し、シャッタ地板1を加え、シャッタ地板1
の板厚方向を拡大して表現している。
【0026】さらに、図4,図7,図10,図13はそ
れぞれ、図2,図5,図8,図11のシャッタ羽根走行
系を左側から見た部分側面図で、ブレード走行部を重点
的に抜粋し、シャッタ地板1を加え、シャッタ地板1の
板厚方向を拡大して表現している。また、図14,図1
5,図16はそれぞれ、図2,図5,図8の補助アーム
枢着部を抜粋し拡大して表現している。なお、シャッタ
作動機構については本発明の主旨とはならないので図示
を省略した。
れぞれ、図2,図5,図8,図11のシャッタ羽根走行
系を左側から見た部分側面図で、ブレード走行部を重点
的に抜粋し、シャッタ地板1を加え、シャッタ地板1の
板厚方向を拡大して表現している。また、図14,図1
5,図16はそれぞれ、図2,図5,図8の補助アーム
枢着部を抜粋し拡大して表現している。なお、シャッタ
作動機構については本発明の主旨とはならないので図示
を省略した。
【0027】上記のように構成されたシャッタ装置で
は、レリーズ操作後の露光前準備動作、例えばミラーア
ップや絞り込み作動の完了した時点でまず先幕構成部材
が図2のチャージ完了位置から、不図示の駆動バネの付
勢力で図2の下方向に移動して、先幕ブレード81〜8
5によるアパーチャの遮光を解除して、フィルムを露光
させる。
は、レリーズ操作後の露光前準備動作、例えばミラーア
ップや絞り込み作動の完了した時点でまず先幕構成部材
が図2のチャージ完了位置から、不図示の駆動バネの付
勢力で図2の下方向に移動して、先幕ブレード81〜8
5によるアパーチャの遮光を解除して、フィルムを露光
させる。
【0028】次に、設定されたシャッタ秒時後に、後幕
構成部材が図2のチャージ完了位置からアパーチャを後
幕ブレード群91〜94にて遮光するように、不図示の
駆動バネの付勢力で下方向に移動して図5の状態とな
り、図11の状態でシャッタ露光動作は完了する。
構成部材が図2のチャージ完了位置からアパーチャを後
幕ブレード群91〜94にて遮光するように、不図示の
駆動バネの付勢力で下方向に移動して図5の状態とな
り、図11の状態でシャッタ露光動作は完了する。
【0029】さらに、次のカメラシーケンス、例えばフ
ィルム巻き上げ動作に連動して、先幕構成及び後幕構成
は図11の走行完了位置からチャージされて、両構成が
上方向に移動することにより図2のチャージ完了位置に
復帰させられる。
ィルム巻き上げ動作に連動して、先幕構成及び後幕構成
は図11の走行完了位置からチャージされて、両構成が
上方向に移動することにより図2のチャージ完了位置に
復帰させられる。
【0030】10はコイル部を有するトーションバネで
構成された安定バネ(請求の範囲にいう付勢部材)であ
り、先幕構成部材と後幕構成部材の露光(走行)時の作
動をスムーズに安定したバランスを保って行うために設
けられている。
構成された安定バネ(請求の範囲にいう付勢部材)であ
り、先幕構成部材と後幕構成部材の露光(走行)時の作
動をスムーズに安定したバランスを保って行うために設
けられている。
【0031】図2に示すように、シャッタがチャージさ
れた状態では、先幕ブレード81〜85が展開した状態
でシャッタ開口を覆い、後幕ブレード91〜94はアパ
ーチャの上方に重なり合って収納される。この時、安定
バネ10は、先幕補助アーム5の孔5aと後幕補助アー
ム7の長孔7aとに連接され、安定バネ10のコイル中
心から開き方向に発生する付勢力は、先幕補助アーム5
を時計方向へ付勢するので先幕構成部材内に存在するガ
タは走行方向側へガタ詰めされる。また、同付勢力は、
後幕補助アーム7を反時計方向へ付勢するので、後幕構
成部材内に存在するガタは走行方向とは反対側へガタ詰
めされる。
れた状態では、先幕ブレード81〜85が展開した状態
でシャッタ開口を覆い、後幕ブレード91〜94はアパ
ーチャの上方に重なり合って収納される。この時、安定
バネ10は、先幕補助アーム5の孔5aと後幕補助アー
ム7の長孔7aとに連接され、安定バネ10のコイル中
心から開き方向に発生する付勢力は、先幕補助アーム5
を時計方向へ付勢するので先幕構成部材内に存在するガ
タは走行方向側へガタ詰めされる。また、同付勢力は、
後幕補助アーム7を反時計方向へ付勢するので、後幕構
成部材内に存在するガタは走行方向とは反対側へガタ詰
めされる。
【0032】このように安定バネ10の付勢力により、
先幕構成部材および後幕構成部材は各構成部材内のガタ
を一定方向に寄せることができるので、各幕構成部材を
常に一定の位置からスタートさせることができる。
先幕構成部材および後幕構成部材は各構成部材内のガタ
を一定方向に寄せることができるので、各幕構成部材を
常に一定の位置からスタートさせることができる。
【0033】そして、この状態からシャッタがレリーズ
されると、不図示の駆動バネの力で先駆動レバー40に
植設されたピン40aと先幕駆動アーム4に形成された
穴4aとを介して、図2上において先幕駆動アーム4お
よび先幕補助アーム5は時計方向に回動し、さらに安定
バネ10の付勢力も加算されて、先幕ブレードを走行さ
せ、シャッタ開口を開く。
されると、不図示の駆動バネの力で先駆動レバー40に
植設されたピン40aと先幕駆動アーム4に形成された
穴4aとを介して、図2上において先幕駆動アーム4お
よび先幕補助アーム5は時計方向に回動し、さらに安定
バネ10の付勢力も加算されて、先幕ブレードを走行さ
せ、シャッタ開口を開く。
【0034】そして、所定時間後に不図示の駆動バネの
力で後駆動レバー60に植設されたピン60aと後幕駆
動アーム6に形成された孔6aとを介して、図2上にお
いて後幕駆動アーム6および後幕補助アーム7は時計方
向に回動し、さらに安定バネ10の付勢力が負荷となり
ながら、後幕ブレードを走行させ、シャッタ開口を覆
う。
力で後駆動レバー60に植設されたピン60aと後幕駆
動アーム6に形成された孔6aとを介して、図2上にお
いて後幕駆動アーム6および後幕補助アーム7は時計方
向に回動し、さらに安定バネ10の付勢力が負荷となり
ながら、後幕ブレードを走行させ、シャッタ開口を覆
う。
【0035】図14に示すように、後幕補助アーム7に
は安定バネ10との連接部として、後幕補助アーム7の
長手方向から幅方向へ変化させていくカム形状部を有し
た長穴7aがあり、カム形状部の長手方向は後幕補助ア
ーム7の幅方向に沿う形状になっている。
は安定バネ10との連接部として、後幕補助アーム7の
長手方向から幅方向へ変化させていくカム形状部を有し
た長穴7aがあり、カム形状部の長手方向は後幕補助ア
ーム7の幅方向に沿う形状になっている。
【0036】図2(図14)の状態から図5(図15)
の状態へ走行する過程で、カム形状部における安定バネ
10の端末部10bの係合位置に立てた垂線(以下、係
合位置垂線という)と同係合位置と軸107の軸中心と
を結んだ線(以下、軸向き線という)とがなす角度が徐
々に小さくなる(α1>α2)ことと、先行する先幕補
助アーム7の移動による安定バネ10のチャージ角が
(θ2−θ1)だけ減少することとが相まって、安定バ
ネ10の後幕補助アーム7に与える回転負荷は減少し、
先幕補助アーム5に与える回転付勢力も減少していく。
の状態へ走行する過程で、カム形状部における安定バネ
10の端末部10bの係合位置に立てた垂線(以下、係
合位置垂線という)と同係合位置と軸107の軸中心と
を結んだ線(以下、軸向き線という)とがなす角度が徐
々に小さくなる(α1>α2)ことと、先行する先幕補
助アーム7の移動による安定バネ10のチャージ角が
(θ2−θ1)だけ減少することとが相まって、安定バ
ネ10の後幕補助アーム7に与える回転負荷は減少し、
先幕補助アーム5に与える回転付勢力も減少していく。
【0037】例えばここで、先幕の後幕に対する先行量
が通常の先行量よりも小さければ、安定バネ10のチャ
ージ角が通常よりも大きくなるため、先幕補助アーム5
に与えられる回転付勢力は通常よりも大きくなり、先幕
を後押しするので、先幕が速くなるように制御される。
また、先幕の後幕に対する先行量が通常の先行量よりも
大きければ、安定バネ10のチャージ角が通常よりも小
さくなるので、後幕補助アーム7に与えられる回転負荷
は通常よりも小さくなり、後幕の走行を妨げる力が弱ま
るので、後幕が速くなるように制御される。
が通常の先行量よりも小さければ、安定バネ10のチャ
ージ角が通常よりも大きくなるため、先幕補助アーム5
に与えられる回転付勢力は通常よりも大きくなり、先幕
を後押しするので、先幕が速くなるように制御される。
また、先幕の後幕に対する先行量が通常の先行量よりも
大きければ、安定バネ10のチャージ角が通常よりも小
さくなるので、後幕補助アーム7に与えられる回転負荷
は通常よりも小さくなり、後幕の走行を妨げる力が弱ま
るので、後幕が速くなるように制御される。
【0038】さらに、図8に示すように、図5(図1
5)の状態から図8(図16)の状態へ走行する過程で
は、上記係合位置垂線と軸向き線とのなす角度がさらに
小さくなる(α2>α3)ここと、先行する先幕補助ア
ーム7の移動により安定バネ10のチャージ角が(θ3
−θ2)だけ減少することとが相まって、安定バネ10
の後幕補助アーム7に与える回転負荷は減少し、先幕補
助アーム5に与える回転付勢力も減少していく。
5)の状態から図8(図16)の状態へ走行する過程で
は、上記係合位置垂線と軸向き線とのなす角度がさらに
小さくなる(α2>α3)ここと、先行する先幕補助ア
ーム7の移動により安定バネ10のチャージ角が(θ3
−θ2)だけ減少することとが相まって、安定バネ10
の後幕補助アーム7に与える回転負荷は減少し、先幕補
助アーム5に与える回転付勢力も減少していく。
【0039】例えばここで、先幕の後幕に対する先行量
が通常の先行量よりも小さければ、後幕補助アーム7に
与える回転負荷が通常よりも大きくなり、後幕の走行を
妨げるので後幕が遅くなるように制御される。また、先
幕の後幕に対する先行量が通常の先行量よりも大きけれ
ば、安定バネ10のチャージ角が通常よりも小さくなる
ので、先幕補助アーム5に与える回転付勢力は通常より
も小さくなり、先幕が遅くなるように制御される。
が通常の先行量よりも小さければ、後幕補助アーム7に
与える回転負荷が通常よりも大きくなり、後幕の走行を
妨げるので後幕が遅くなるように制御される。また、先
幕の後幕に対する先行量が通常の先行量よりも大きけれ
ば、安定バネ10のチャージ角が通常よりも小さくなる
ので、先幕補助アーム5に与える回転付勢力は通常より
も小さくなり、先幕が遅くなるように制御される。
【0040】なお、この後、図8から図11の状態へ走
行する過程においても同様になる。以上のように、高速
秒時露光時には、幕走行初期から終了に向けて、チャー
ジされた安定バネ10はそのチャージ角を徐々に減じる
ので、先幕への補助力(走行方向付勢力)および後幕へ
の負荷力(反対方向付勢力)が徐々に減じていく。ま
た、図3に示すように、先幕補助アーム5と後幕補助ア
ーム7とは安定バネ10によって隔てられている。ま
た、先幕補助アーム5は先幕駆動アーム4よりも寸法S
1分シャッタ地板1側へ寄せられており、後幕補助アー
ム7は後幕駆動アーム6よりも寸法A1分カバー板2側
へ寄せられている。
行する過程においても同様になる。以上のように、高速
秒時露光時には、幕走行初期から終了に向けて、チャー
ジされた安定バネ10はそのチャージ角を徐々に減じる
ので、先幕への補助力(走行方向付勢力)および後幕へ
の負荷力(反対方向付勢力)が徐々に減じていく。ま
た、図3に示すように、先幕補助アーム5と後幕補助ア
ーム7とは安定バネ10によって隔てられている。ま
た、先幕補助アーム5は先幕駆動アーム4よりも寸法S
1分シャッタ地板1側へ寄せられており、後幕補助アー
ム7は後幕駆動アーム6よりも寸法A1分カバー板2側
へ寄せられている。
【0041】さらに、図17に示すように、安定バネ1
0の第1作動端(腕部の末端近傍部分)10bには、後
幕補助アーム7との係合部において、長孔7aの端面に
対してアームを安定バネ10のコイル部側へ滑らせ得る
一定方向に角度Qの傾斜が設けてあり、また第1作動端
10bの端部10dがシャッタ地板1に当接しているの
で、後幕補助アーム7は安定バネ10のコイル部側へ寄
せられる。なお、角度Qは、およそ5〜45度の範囲に
称呼寸法が設定される。
0の第1作動端(腕部の末端近傍部分)10bには、後
幕補助アーム7との係合部において、長孔7aの端面に
対してアームを安定バネ10のコイル部側へ滑らせ得る
一定方向に角度Qの傾斜が設けてあり、また第1作動端
10bの端部10dがシャッタ地板1に当接しているの
で、後幕補助アーム7は安定バネ10のコイル部側へ寄
せられる。なお、角度Qは、およそ5〜45度の範囲に
称呼寸法が設定される。
【0042】安定バネ10の第2作動端(腕部の末端近
傍部分)10aにも、先幕補助アーム5との係合部にお
いて孔5aの端面に対して先幕補助アーム5を安定バネ
10のコイル部側へ滑らせ得る方向に傾斜が設けてあ
り、第2作動端10aの端部10cがカバー板2に当接
しているので、後幕補助アーム5を安定バネ10のコイ
ル部側へ寄せる働きをしている。
傍部分)10aにも、先幕補助アーム5との係合部にお
いて孔5aの端面に対して先幕補助アーム5を安定バネ
10のコイル部側へ滑らせ得る方向に傾斜が設けてあ
り、第2作動端10aの端部10cがカバー板2に当接
しているので、後幕補助アーム5を安定バネ10のコイ
ル部側へ寄せる働きをしている。
【0043】さらに、安定バネ10の端末部10aは、
先幕補助アーム5とカバー板2との間に介在して先幕補
助アーム5をカバー板2に一定距離以上近づかないよう
に規制している。また、安定バネ10の端末部10b
は、後幕補助アーム7とシャッタ地板1との間に介在し
て後幕補助アーム7がシャッタ地板1に一定距離以上近
かないように規制している。
先幕補助アーム5とカバー板2との間に介在して先幕補
助アーム5をカバー板2に一定距離以上近づかないよう
に規制している。また、安定バネ10の端末部10b
は、後幕補助アーム7とシャッタ地板1との間に介在し
て後幕補助アーム7がシャッタ地板1に一定距離以上近
かないように規制している。
【0044】シャッタがレリーズされて、図6および図
7の状態から図9および図10の状態に移行する時、安
定バネ10のチャージ角が減少し、安定バネ10の付勢
力が減少するのと同時に、先幕補助アーム5は先幕駆動
アーム4に引っぱられ、かつ安定バネ10の付勢力に後
押しされながら先幕駆動アーム4へ近づく側へ移動して
いく。つまり、先幕駆動アーム4と先幕補助アーム5と
の間には図中左右方向に引っ張り合う力が生ずるが、先
幕駆動アーム4は左右方向のガタが規制されており左側
に寄らないので、先幕補助アーム5が右側に移動する。
これにより、これらアーム4,5の間隔はS1≧S2≧
S3のように変化する。
7の状態から図9および図10の状態に移行する時、安
定バネ10のチャージ角が減少し、安定バネ10の付勢
力が減少するのと同時に、先幕補助アーム5は先幕駆動
アーム4に引っぱられ、かつ安定バネ10の付勢力に後
押しされながら先幕駆動アーム4へ近づく側へ移動して
いく。つまり、先幕駆動アーム4と先幕補助アーム5と
の間には図中左右方向に引っ張り合う力が生ずるが、先
幕駆動アーム4は左右方向のガタが規制されており左側
に寄らないので、先幕補助アーム5が右側に移動する。
これにより、これらアーム4,5の間隔はS1≧S2≧
S3のように変化する。
【0045】一方、後幕補助アーム7は後幕駆動アーム
6に押され、かつ安定バネ10の付勢力が負荷となりな
がら後幕駆動アーム6から遠ざかる側へ移動していく。
つまり、後幕駆動アーム6と後幕補助アーム7との間に
は図中左右方向に押し合う力が生ずるが、後幕駆動アー
ム6は左右方向のガタが規制されており左側に寄らない
ので、後幕補助アーム7が右側に移動する。これによ
り、これらアーム6,7の間隔はA1≦A2≦A3のよ
うに変化する。
6に押され、かつ安定バネ10の付勢力が負荷となりな
がら後幕駆動アーム6から遠ざかる側へ移動していく。
つまり、後幕駆動アーム6と後幕補助アーム7との間に
は図中左右方向に押し合う力が生ずるが、後幕駆動アー
ム6は左右方向のガタが規制されており左側に寄らない
ので、後幕補助アーム7が右側に移動する。これによ
り、これらアーム6,7の間隔はA1≦A2≦A3のよ
うに変化する。
【0046】先幕補助アーム5と後幕補助アーム7に挟
まれて位置する安定バネ10は、シャッタ地板1および
カバー板2に当接するバネ端部10d,10cを支点と
しているので、安定バネ10のコイル部がシャッタ地板
1やカバー板2に近づきすぎない適度な範囲で移動可能
となっている。そして、安定バネ10と先幕補助アーム
5と後幕補助アーム7との3者間で作用反作用を及ぼし
合いながら、これらがシャッタ地板1側へ微小に寄せら
れる。このとき、先幕駆動アーム4と後幕駆動アーム6
との間隔はK1≦K2≦K3のように変化する傾向を示
し、先幕補助アーム5と後幕補助アーム7との間隔H
1,H2,H3はほぼ一定に保たれながら、後幕補助ア
ーム7がシャッタ地板1に対して両者の間隔がJ1≧J
2≧J3となるように微小に寄せられる。
まれて位置する安定バネ10は、シャッタ地板1および
カバー板2に当接するバネ端部10d,10cを支点と
しているので、安定バネ10のコイル部がシャッタ地板
1やカバー板2に近づきすぎない適度な範囲で移動可能
となっている。そして、安定バネ10と先幕補助アーム
5と後幕補助アーム7との3者間で作用反作用を及ぼし
合いながら、これらがシャッタ地板1側へ微小に寄せら
れる。このとき、先幕駆動アーム4と後幕駆動アーム6
との間隔はK1≦K2≦K3のように変化する傾向を示
し、先幕補助アーム5と後幕補助アーム7との間隔H
1,H2,H3はほぼ一定に保たれながら、後幕補助ア
ーム7がシャッタ地板1に対して両者の間隔がJ1≧J
2≧J3となるように微小に寄せられる。
【0047】このように動作する各アーム5〜7に枢着
された各ブレード81〜85,91〜94は、各アーム
の動作に伴って仕切り板3の傾斜に沿って走行する。図
4のチャージ完了位置にてレリーズされると、ます先幕
ブレード81が図の下方へ走行を開始し、次に後幕ブレ
ード91が仕切り板3の傾斜に向かって図の下方へ走行
を開始する。先幕ブレード81の板面は、図7の状態に
移行する間に、仕切り板3の板面の傾斜に添うような姿
勢に制御され、後幕ブレード91の板面は図10の状態
に移行する間に、仕切り板3の板面の傾斜に添うような
姿勢に制御される。
された各ブレード81〜85,91〜94は、各アーム
の動作に伴って仕切り板3の傾斜に沿って走行する。図
4のチャージ完了位置にてレリーズされると、ます先幕
ブレード81が図の下方へ走行を開始し、次に後幕ブレ
ード91が仕切り板3の傾斜に向かって図の下方へ走行
を開始する。先幕ブレード81の板面は、図7の状態に
移行する間に、仕切り板3の板面の傾斜に添うような姿
勢に制御され、後幕ブレード91の板面は図10の状態
に移行する間に、仕切り板3の板面の傾斜に添うような
姿勢に制御される。
【0048】図7に示す位置から、先幕ブレード81が
カバー板2のアパーチャ2aと仕切り板3のアパーチャ
3aとの間の隙間へ突入する際、先幕駆動アーム4側に
ある先幕ブレード端面81bとピン41は、この先幕駆
動アーム4の進路方向へ突入する。このとき、通常は、
ピン41がカバー板2の板面と接触したり図示しないブ
レーキ機構の作用を受けたりして、先幕補助アーム5よ
りも先幕駆動アーム4に先に制動がかかる。
カバー板2のアパーチャ2aと仕切り板3のアパーチャ
3aとの間の隙間へ突入する際、先幕駆動アーム4側に
ある先幕ブレード端面81bとピン41は、この先幕駆
動アーム4の進路方向へ突入する。このとき、通常は、
ピン41がカバー板2の板面と接触したり図示しないブ
レーキ機構の作用を受けたりして、先幕補助アーム5よ
りも先幕駆動アーム4に先に制動がかかる。
【0049】この際、安定バネ10の規制により先幕補
助アーム5が一定以上先幕駆動アーム4(仕切り板3)
側へ近寄らない位置にいるので、先幕補助アーム5がカ
バー板2側へ振られ、その反作用で先幕駆動アーム4は
仕切り板3側へ振られる。ことにより、先幕駆動アーム
4側にある先幕ブレード端面81bは仕切り板3側へ振
られ、先幕補助アーム5側にある先幕ブレード端面81
aはカバー板2側へ振られる。但し、安定バネ10の規
制によって先幕補助アーム5のカバー板2側への振られ
量が抑制されているので、先幕ブレード端面81bは仕
切り板3側へ向かう。このため、ピン41,51と先幕
ブレード端面81bは、カバー板2のアパーチャ2aと
仕切り板3のアパーチャ3aとの隙間へスムーズに突入
する。
助アーム5が一定以上先幕駆動アーム4(仕切り板3)
側へ近寄らない位置にいるので、先幕補助アーム5がカ
バー板2側へ振られ、その反作用で先幕駆動アーム4は
仕切り板3側へ振られる。ことにより、先幕駆動アーム
4側にある先幕ブレード端面81bは仕切り板3側へ振
られ、先幕補助アーム5側にある先幕ブレード端面81
aはカバー板2側へ振られる。但し、安定バネ10の規
制によって先幕補助アーム5のカバー板2側への振られ
量が抑制されているので、先幕ブレード端面81bは仕
切り板3側へ向かう。このため、ピン41,51と先幕
ブレード端面81bは、カバー板2のアパーチャ2aと
仕切り板3のアパーチャ3aとの隙間へスムーズに突入
する。
【0050】一方、図10に示す位置から後幕ブレード
91がシャッタ地板1のアパーチャ1aと仕切り板3の
アパーチャ3aとの間の隙間へ突入する際、後幕補助ア
ーム7とともにこの後幕補助アーム7側にある後幕ブレ
ード端面91a側が安定バネ10の規制により一定以上
シャッタ地板1側や仕切り板3側へ近づかないようにな
っており、かつ後幕ブレード端面91b側が仕切り板3
側へ近づこうとしているので、後幕ブレード91の板面
は仕切り板3の板面に対して抑角を持った姿勢で仕切り
板3のアパーチャ3aへ突入する。
91がシャッタ地板1のアパーチャ1aと仕切り板3の
アパーチャ3aとの間の隙間へ突入する際、後幕補助ア
ーム7とともにこの後幕補助アーム7側にある後幕ブレ
ード端面91a側が安定バネ10の規制により一定以上
シャッタ地板1側や仕切り板3側へ近づかないようにな
っており、かつ後幕ブレード端面91b側が仕切り板3
側へ近づこうとしているので、後幕ブレード91の板面
は仕切り板3の板面に対して抑角を持った姿勢で仕切り
板3のアパーチャ3aへ突入する。
【0051】例えばこの直前に、ブレーキ機構を有する
場合には通常、後幕補助アーム7よりも後幕駆動アーム
6に先に制動がかかる。このとき、安定バネ10の規制
により後幕補助アーム7が一定以上後幕駆動アーム6側
(仕切り板3側)へ近寄らない位置にいるので、後幕補
助アーム7が仕切り板3側へ振られ、その反作用で後幕
駆動アーム6がシャッタ地板1側へ振られる。これによ
り、後幕駆動アーム6側にある後幕ブレード端面91b
はシャッタ地板1側へ振られ、後幕補助アーム7側にあ
る後幕ブレード端面91aは仕切り板3側へ振られる。
但し、安定バネ10の規制によって後幕補助アーム7の
仕切り板3側への振られ量が抑制されおり、かつ後幕駆
動アーム6は周知のように規制されていてシャッタ地板
1側への振られ量が抑制されているので、後幕ブレード
91はその枢着部から発生する板厚方向に振幅を持つ波
打ち現象を起こす。
場合には通常、後幕補助アーム7よりも後幕駆動アーム
6に先に制動がかかる。このとき、安定バネ10の規制
により後幕補助アーム7が一定以上後幕駆動アーム6側
(仕切り板3側)へ近寄らない位置にいるので、後幕補
助アーム7が仕切り板3側へ振られ、その反作用で後幕
駆動アーム6がシャッタ地板1側へ振られる。これによ
り、後幕駆動アーム6側にある後幕ブレード端面91b
はシャッタ地板1側へ振られ、後幕補助アーム7側にあ
る後幕ブレード端面91aは仕切り板3側へ振られる。
但し、安定バネ10の規制によって後幕補助アーム7の
仕切り板3側への振られ量が抑制されおり、かつ後幕駆
動アーム6は周知のように規制されていてシャッタ地板
1側への振られ量が抑制されているので、後幕ブレード
91はその枢着部から発生する板厚方向に振幅を持つ波
打ち現象を起こす。
【0052】このため、後幕ブレード91の枢着ピン7
1部にてまず仕切り板3側へ振れが生じ、さらに後幕ブ
レード91の先端側はスペーサ14,15によってある
程度振幅が規制されているので、反作用により図8の後
幕ブレード端面91aの中央部でシャッタ地板1側へ凸
となるような振幅を発生する。後幕ブレード端面91a
の中央部の振幅が仕切り板3側へ凸とならないうちに後
幕ブレード端面91aが仕切り板3のアパーチャ3aを
通過し、後幕ブレード端面91aが仕切り板3アパーチ
ャ3aに衝突することなく、かつピン61,71とシャ
ッタ地板1のアパーチャ1aとの衝突が緩和されて、ス
ムーズに後幕走行を終了する。
1部にてまず仕切り板3側へ振れが生じ、さらに後幕ブ
レード91の先端側はスペーサ14,15によってある
程度振幅が規制されているので、反作用により図8の後
幕ブレード端面91aの中央部でシャッタ地板1側へ凸
となるような振幅を発生する。後幕ブレード端面91a
の中央部の振幅が仕切り板3側へ凸とならないうちに後
幕ブレード端面91aが仕切り板3のアパーチャ3aを
通過し、後幕ブレード端面91aが仕切り板3アパーチ
ャ3aに衝突することなく、かつピン61,71とシャ
ッタ地板1のアパーチャ1aとの衝突が緩和されて、ス
ムーズに後幕走行を終了する。
【0053】図11に示すように、シャッタ走行終了位
置には、先幕駆動アーム4が当接するアームストッパ1
1と、このアームストッパ11よりも先幕駆動アーム4
の回動中心(軸104)から離れて位置し、先幕ブレー
ド81〜85および後幕ブレード91が当接するブレー
ドストッパ12とが設けられている。これらアームスト
ッパ11およびブレードストッパ12は、ブチルゴム,
クロロプレンゴム,ウレタンゴム,シリコンゴム等の弾
性体で構成されている。
置には、先幕駆動アーム4が当接するアームストッパ1
1と、このアームストッパ11よりも先幕駆動アーム4
の回動中心(軸104)から離れて位置し、先幕ブレー
ド81〜85および後幕ブレード91が当接するブレー
ドストッパ12とが設けられている。これらアームスト
ッパ11およびブレードストッパ12は、ブチルゴム,
クロロプレンゴム,ウレタンゴム,シリコンゴム等の弾
性体で構成されている。
【0054】アームストッパ11への先幕駆動アーム4
の当接とブレードストッパ12への先幕ブレード81の
当接はほぼ同時に行われるが、上記回動中心からの距離
が遠い分、先幕駆動アーム4のアームストッパ11に対
する衝突エネルギーよりも先幕ブレード81のブレード
ストッパ12に対する衝突エネルギーの方が大きく、し
かも、先幕駆動アーム4よりも先幕ブレード81の剛性
が弱いため、ブレードストッパ12はアームストッパ1
1よりも小さな力で弾性変形し、かつ変形許容量が大き
くなるように、形状や材料が選定されている。
の当接とブレードストッパ12への先幕ブレード81の
当接はほぼ同時に行われるが、上記回動中心からの距離
が遠い分、先幕駆動アーム4のアームストッパ11に対
する衝突エネルギーよりも先幕ブレード81のブレード
ストッパ12に対する衝突エネルギーの方が大きく、し
かも、先幕駆動アーム4よりも先幕ブレード81の剛性
が弱いため、ブレードストッパ12はアームストッパ1
1よりも小さな力で弾性変形し、かつ変形許容量が大き
くなるように、形状や材料が選定されている。
【0055】また、図18に示すように、アームストッ
パ11は、孔11bを2箇所に有しており、これら孔の
中心同士を結ぶ直線および孔同士の中点を通る前記直線
の垂線を挟んで対称な形状に形成されている。アームス
トッパ11は、一方の孔11bがシャッタ地板1に設け
られた軸100に嵌合して装着され、下端部がカバー板
2の立ち曲げ部2dに突き当てられている。これにより
軸100回りでの先幕駆動アーム4の当接方向への回転
が規制される。
パ11は、孔11bを2箇所に有しており、これら孔の
中心同士を結ぶ直線および孔同士の中点を通る前記直線
の垂線を挟んで対称な形状に形成されている。アームス
トッパ11は、一方の孔11bがシャッタ地板1に設け
られた軸100に嵌合して装着され、下端部がカバー板
2の立ち曲げ部2dに突き当てられている。これにより
軸100回りでの先幕駆動アーム4の当接方向への回転
が規制される。
【0056】こうしてシャッタ走行終了時には、先幕駆
動アーム4はアームストッパ11に、先幕ブレード81
はブレードストッパ12にそれぞれほぼ同時に当接を開
始し、アームストッパ11およびブレードストッパ12
が弾性変形して衝撃を吸収した後、先幕駆動アーム4の
走行方向への回動が終了し、アームストッパ11および
ブレードストッパ12の弾性変形の復帰とともに、図1
1に示す状態に先幕駆動アーム4および先幕ブレード8
1が戻されて停止する。
動アーム4はアームストッパ11に、先幕ブレード81
はブレードストッパ12にそれぞれほぼ同時に当接を開
始し、アームストッパ11およびブレードストッパ12
が弾性変形して衝撃を吸収した後、先幕駆動アーム4の
走行方向への回動が終了し、アームストッパ11および
ブレードストッパ12の弾性変形の復帰とともに、図1
1に示す状態に先幕駆動アーム4および先幕ブレード8
1が戻されて停止する。
【0057】(第2実施形態)図18には、本願発明の
第2実施形態であるシャッタ装置を示している。35は
先幕補助アーム、37は後幕補助アームであり、これら
アーム36,37にはそれぞれ軸受け34,36が一体
的に設けられている。軸受け34,36には、互いに相
手方に幕厚方向(枢支軸105,107のスラスト方
向)に当接する当接部34a,36aが形成されてい
る。
第2実施形態であるシャッタ装置を示している。35は
先幕補助アーム、37は後幕補助アームであり、これら
アーム36,37にはそれぞれ軸受け34,36が一体
的に設けられている。軸受け34,36には、互いに相
手方に幕厚方向(枢支軸105,107のスラスト方
向)に当接する当接部34a,36aが形成されてい
る。
【0058】本実施形態では、先幕補助アーム36と後
幕補助アーム37の軸受け34,36がスラスト方向に
て当接干渉することによって、各補助アーム36,37
が各駆動アーム4,6よりもスラスト方向内側に入るこ
とを防止することができるので、ブレード端面91aの
アパーチャ端面3aへの衝突を確実に回避することがで
きる。
幕補助アーム37の軸受け34,36がスラスト方向に
て当接干渉することによって、各補助アーム36,37
が各駆動アーム4,6よりもスラスト方向内側に入るこ
とを防止することができるので、ブレード端面91aの
アパーチャ端面3aへの衝突を確実に回避することがで
きる。
【0059】また、固定的手段より補助アームを駆動ア
ームよりもスラスト方向外側の一定範囲内に規制する
と、ごく小さなスラスト方向ガタしか得られず、シャッ
タ作動をスムーズに行えなくなるおそれがあるが、本実
施形態のように先幕補助アーム36と後幕補助アーム3
7の軸受け34,36をスラスト方向にて当接させるよ
うにすれば、各アーム36,37のスラストガタを共用
して少なくとも固定的手段を用いた場合の2倍のスラス
トガタを各アーム36,37が有することと同じにな
り、シャッタ作動をスムーズに行うことができる。
ームよりもスラスト方向外側の一定範囲内に規制する
と、ごく小さなスラスト方向ガタしか得られず、シャッ
タ作動をスムーズに行えなくなるおそれがあるが、本実
施形態のように先幕補助アーム36と後幕補助アーム3
7の軸受け34,36をスラスト方向にて当接させるよ
うにすれば、各アーム36,37のスラストガタを共用
して少なくとも固定的手段を用いた場合の2倍のスラス
トガタを各アーム36,37が有することと同じにな
り、シャッタ作動をスムーズに行うことができる。
【0060】(第3実施形態)図19には、本願発明の
第3実施形態であるシャッタ装置を示している。第1実
施形態と同じ先幕補助アーム5と後幕補助アーム7との
間には、これらのスラスト方向内側に当接干渉するスペ
ーサ30が配設されている。このスペーサ30は、各補
助アーム5,7が各駆動アーム4,6よりもスラスト方
向内側に入らないようにするのに必要な寸法を有してい
る。
第3実施形態であるシャッタ装置を示している。第1実
施形態と同じ先幕補助アーム5と後幕補助アーム7との
間には、これらのスラスト方向内側に当接干渉するスペ
ーサ30が配設されている。このスペーサ30は、各補
助アーム5,7が各駆動アーム4,6よりもスラスト方
向内側に入らないようにするのに必要な寸法を有してい
る。
【0061】本実施形態においても、スペーサ30によ
り、各補助アーム6,7が各駆動アーム4,6よりもス
ラスト方向内側に入ることを防止することができるの
で、ブレード端面91aのアパーチャ端面3aへの衝突
を確実に回避することができる。
り、各補助アーム6,7が各駆動アーム4,6よりもス
ラスト方向内側に入ることを防止することができるの
で、ブレード端面91aのアパーチャ端面3aへの衝突
を確実に回避することができる。
【0062】しかも、先幕補助アーム6と後幕補助アー
ム7とがスペーサ30を介して当接干渉することによ
り、各アーム6,7のスラストガタを共用して少なくと
も固定的手段を用いた場合の2倍のスラストガタを各ア
ーム6,7が有することと同じになり、シャッタ作動を
スムーズに行うことができる。
ム7とがスペーサ30を介して当接干渉することによ
り、各アーム6,7のスラストガタを共用して少なくと
も固定的手段を用いた場合の2倍のスラストガタを各ア
ーム6,7が有することと同じになり、シャッタ作動を
スムーズに行うことができる。
【0063】そして、先幕補助アーム5のスラストガタ
を抑制するためにカバー板2に突出部を設けたり、後幕
補助アーム7のスラストガタを抑制するために軸107
に段部を設けたりして、先幕補助アーム5および後幕補
助アーム7の干渉による移動量が必要以上大きくならな
いように規制することができる。なお、スペーサ30、
シャッタ地板1、軸105、各補助アーム5,7等に突
出部や段部を適宜設けてスペーサ30、各補助アーム
5,7のスラストガタを調整することによって上記干渉
による移動量を規制することもできる。
を抑制するためにカバー板2に突出部を設けたり、後幕
補助アーム7のスラストガタを抑制するために軸107
に段部を設けたりして、先幕補助アーム5および後幕補
助アーム7の干渉による移動量が必要以上大きくならな
いように規制することができる。なお、スペーサ30、
シャッタ地板1、軸105、各補助アーム5,7等に突
出部や段部を適宜設けてスペーサ30、各補助アーム
5,7のスラストガタを調整することによって上記干渉
による移動量を規制することもできる。
【0064】なお、本実施形態では、軸105,107
に対して摺動するスペーサ30を用いた場合について説
明したが、一方の軸のみに対して摺動するワッシャを用
いてもよい。
に対して摺動するスペーサ30を用いた場合について説
明したが、一方の軸のみに対して摺動するワッシャを用
いてもよい。
【0065】(第4実施形態)図20〜図23には、本
願発明の第4実施形態であるシャッタ装置を示してい
る。これらの図において、31は先幕安定バネ、32は
後幕安定バネである。先幕安定バネ31のコイル部は軸
105上に配設され、コイル部のスラスト方向外端から
延びる固定端31bは内端側に延びて軸107に掛けら
れ、コイル部の内端側から延びる作動端31aは先幕補
助アーム5の孔5aに掛けられている。一方、後幕安定
バネ32のコイル部32dは軸107上に配設され、コ
イル部のスラスト方向内端から延びる固定端32bは軸
105に掛けられ、コイル部のスラスト方向外端から延
びる作動端32aは後幕補助アーム7の外形部に掛けら
れている。そして、先幕安定バネ31の固定端31b
は、後幕安定バネ32のコイル部32dのスラスト方向
内端に当接し、後幕安定バネ32の固定端32bは 先
幕補助アーム5のスラスト方向内側に当接している。
願発明の第4実施形態であるシャッタ装置を示してい
る。これらの図において、31は先幕安定バネ、32は
後幕安定バネである。先幕安定バネ31のコイル部は軸
105上に配設され、コイル部のスラスト方向外端から
延びる固定端31bは内端側に延びて軸107に掛けら
れ、コイル部の内端側から延びる作動端31aは先幕補
助アーム5の孔5aに掛けられている。一方、後幕安定
バネ32のコイル部32dは軸107上に配設され、コ
イル部のスラスト方向内端から延びる固定端32bは軸
105に掛けられ、コイル部のスラスト方向外端から延
びる作動端32aは後幕補助アーム7の外形部に掛けら
れている。そして、先幕安定バネ31の固定端31b
は、後幕安定バネ32のコイル部32dのスラスト方向
内端に当接し、後幕安定バネ32の固定端32bは 先
幕補助アーム5のスラスト方向内側に当接している。
【0066】図20に示すチャージ状態では、後幕安定
バネ32は大きくチャージされているので、コイル部3
2dは、後幕安定バネ32の作動端32aおよび固定端
32bと軸105との接触点32cを支点としてカバー
板2側に傾こうとする。但し、先幕安定バネ31の固定
端31bは腕部31cの捻れ作用によって後幕安定バネ
32のコイル部32dがカバー板2側に寄るのを抑制し
ている。
バネ32は大きくチャージされているので、コイル部3
2dは、後幕安定バネ32の作動端32aおよび固定端
32bと軸105との接触点32cを支点としてカバー
板2側に傾こうとする。但し、先幕安定バネ31の固定
端31bは腕部31cの捻れ作用によって後幕安定バネ
32のコイル部32dがカバー板2側に寄るのを抑制し
ている。
【0067】また、先幕補助アーム5は、先幕安定バネ
31のコイル部によってカバー板2に一定寸法以上接近
しないように規制され、さらに後幕安定バネ32の固定
端32bによって後幕補助アーム7との間隔も所定以上
小さくならないように規制されている。
31のコイル部によってカバー板2に一定寸法以上接近
しないように規制され、さらに後幕安定バネ32の固定
端32bによって後幕補助アーム7との間隔も所定以上
小さくならないように規制されている。
【0068】後幕安定バネ32の作動端32aには、第
1実施形態の安定バネと同様にスラスト方向に対して角
度Qが付けられており、後幕補助アーム7はスラスト方
向内側に付勢される。そして、作動端32aはシャッタ
地板に当接して、後幕補助アーム7とシャッタ地板1と
が一定寸法以上接近しないようにしている。
1実施形態の安定バネと同様にスラスト方向に対して角
度Qが付けられており、後幕補助アーム7はスラスト方
向内側に付勢される。そして、作動端32aはシャッタ
地板に当接して、後幕補助アーム7とシャッタ地板1と
が一定寸法以上接近しないようにしている。
【0069】図20に示すチャージ状態からシャッタが
レリーズされて図21および図22に示す状態に移行し
ていくと、後幕安定バネ32のチャージが解放されてい
くので、コイル部32dは作動端32aおよび接触点3
2cを支点としてシャッタ地板1側に姿勢を戻す。この
とき、先幕安定バネ31の固定端31bは腕部31cの
捻れ作用力によって後幕安定バネ32のコイル部32d
を後押しする。そして、コイル部32dが姿勢を戻すの
に伴って、後幕補助アーム7はスラスト方向外側(シャ
ッタ地板1側)に移動する。
レリーズされて図21および図22に示す状態に移行し
ていくと、後幕安定バネ32のチャージが解放されてい
くので、コイル部32dは作動端32aおよび接触点3
2cを支点としてシャッタ地板1側に姿勢を戻す。この
とき、先幕安定バネ31の固定端31bは腕部31cの
捻れ作用力によって後幕安定バネ32のコイル部32d
を後押しする。そして、コイル部32dが姿勢を戻すの
に伴って、後幕補助アーム7はスラスト方向外側(シャ
ッタ地板1側)に移動する。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、例えば先幕アーム部材が作動とともに幕厚方向の内
側(仕切板に近づく方向)に移動したときに、この移動
力を後幕アーム部材に伝えてこの後幕アーム部材を幕厚
方向外側(仕切板から遠ざかる方向)に移動させるよう
にしているので、後幕アーム部材に取り付けられた後幕
ブレードが仕切板のアパーチャ端面に衝突するのを確実
に防止することができる。しかも、本願発明は、固定的
手段によるものではないので、シャッタ装置の薄型化、
ひいてはこれを備えたシャッタ装置の小型化にきわめて
有効である。
ば、例えば先幕アーム部材が作動とともに幕厚方向の内
側(仕切板に近づく方向)に移動したときに、この移動
力を後幕アーム部材に伝えてこの後幕アーム部材を幕厚
方向外側(仕切板から遠ざかる方向)に移動させるよう
にしているので、後幕アーム部材に取り付けられた後幕
ブレードが仕切板のアパーチャ端面に衝突するのを確実
に防止することができる。しかも、本願発明は、固定的
手段によるものではないので、シャッタ装置の薄型化、
ひいてはこれを備えたシャッタ装置の小型化にきわめて
有効である。
【図1】本発明の第1実施形態であるシャッタ装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】上記シャッタ装置のチャージ状態を示す平面図
である。
である。
【図3】上記シャッタ装置のチャージ状態を示す側面図
である。
である。
【図4】上記シャッタ装置のチャージ状態を示す部分側
面図である。
面図である。
【図5】上記シャッタ装置のシャッタ走行中盤状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】上記シャッタ装置のシャッタ走行中盤状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】上記シャッタ装置のシャッタ走行中盤状態を示
す部分側面図である。
す部分側面図である。
【図8】上記シャッタ装置のシャッタ走行終盤状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図9】上記シャッタ装置のシャッタ走行終盤状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図10】上記シャッタ装置のシャッタ走行終盤状態を
示す部分側面図である。
示す部分側面図である。
【図11】上記シャッタ装置のシャッタ走行終了状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図12】上記シャッタ装置のシャッタ走行終了状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図13】上記シャッタ装置のシャッタ走行終了状態を
示す部分側面図である。
示す部分側面図である。
【図14】上記シャッタ装置のチャージ状態における安
定バネ近傍の部分拡大図である。
定バネ近傍の部分拡大図である。
【図15】上記シャッタ装置のシャッタ走行中盤におけ
る安定バネ近傍の部分拡大図である。
る安定バネ近傍の部分拡大図である。
【図16】上記シャッタ装置のシャッタ走行終盤におけ
る安定バネ近傍の部分拡大図である。
る安定バネ近傍の部分拡大図である。
【図17】上記図14におけるY方向矢視拡大図であ
る。
る。
【図18】本発明の第2実施形態であるシャッタ装置の
部分拡大図である。
部分拡大図である。
【図19】本発明の第3実施形態であるシャッタ装置の
部分拡大図である。
部分拡大図である。
【図20】本発明の第4実施形態であるシャッタ装置の
チャージ状態における部分拡大図である。
チャージ状態における部分拡大図である。
【図21】上記第4実施形態であるシャッタ装置のシャ
ッタ走行中盤における部分拡大図である。
ッタ走行中盤における部分拡大図である。
【図22】上記第4実施形態であるシャッタ装置のシャ
ッタ走行終盤における部分拡大図である。
ッタ走行終盤における部分拡大図である。
【図23】図20におけるV方向矢視図である。
【図24】従来のシャッタ装置の部分拡大図である。
【図25】従来のシャッタ装置の側面図である。
【図26】従来のシャッタ装置の側面図である。
【図27】従来のシャッタ装置の側面図である。
1 シャッタ地板 2 カバー板 3 仕切り板 4 先幕駆動アーム 5,35 先幕補助アーム 6 後幕駆動アーム 7,37 後幕補助アーム 10 安定バネ 11 アームストッパ 12 ブレードストッパ 13〜15 スペーサ 16〜19 ワッシャ 40 先幕駆動レバー 41〜45,51〜55 先幕ブレードピン 81〜85 先幕ブレード 60 後幕駆動レバー 61〜64,71〜74 後幕ブレードピン 91〜94 後幕ブレード 100〜103,110 軸 104 先幕駆動軸 105 先幕補助軸 106 後幕駆動軸 107 後幕補助軸 30 スペーサ 31 先幕安定バネ 32 後幕安定バネ 34,36 軸受け
Claims (13)
- 【請求項1】 先幕ブレードを走行させる先幕アーム部
材と後幕ブレードを走行させる後幕アーム部材とを有し
たシャッタ装置において、 前記各アーム部材の作動に応じた幕厚方向の移動力を相
互に作用させる相互作用手段を有することを特徴とする
シャッタ装置。 - 【請求項2】 前記先幕および後幕アーム部材がそれぞ
れ幕厚方向内側に配設された第1アーム部材と幕厚方向
外側に配設された第2アーム部材とから構成されてお
り、 前記相互作用手段は、前記各第2アーム部材の作動に応
じた幕厚方向の移動力を相互に作用させることを特徴と
する請求項1に記載のシャッタ装置。 - 【請求項3】 前記相互作用手段が、前記各第2アーム
部材よりも幕厚方向内側に配設されたコイル部と前記各
第2アーム部材を互いに幕厚方向内側に付勢する2つの
腕部とを有する付勢部材からなることを特徴とする請求
項2に記載のシャッタ装置。 - 【請求項4】 前記腕部は、前記各第2アーム部材を幕
走行方向又はこれと反対の方向にも付勢することを特徴
とする請求項3に記載のシャッタ装置。 - 【請求項5】 前記腕部は、前記各第2アーム部材に係
合して幕走行方向又はこれと反対の方向に付勢するとと
もに、幕厚方向に対し斜めに係合して前記各第2アーム
部材を幕厚方向内側に付勢することを特徴とする請求項
4に記載のシャッタ装置。 - 【請求項6】 前記各第2アーム部材の幕厚方向外側に
装置構造部材が配設されており、 前記相互作用手段が、前記各第2アーム部材の前記装置
構造部材に対する所定寸法以上の接近を規制する手段を
兼ねていることを特徴とする請求項1から5のいずれか
に記載のシャッタ装置。 - 【請求項7】 前記相互作用手段が前記付勢部材であ
り、 前記接近を規制する手段が、前記腕部の端部に形成され
ていることを特徴とする請求項6に記載のシャッタ装
置。 - 【請求項8】 前記相互作用手段が、前記各第2アーム
部材に一体的に設けられ、幕厚方向にて互いに当接する
当接部材からなることを特徴とする請求項2に記載のシ
ャッタ装置。 - 【請求項9】 前記相互作用手段が、前記両第2アーム
部材の間に配設され、これら両第2アーム部材の幕厚方
向内側に当接する中間配設部材からなることを特徴とす
る請求項1に記載のシャッタ装置。 - 【請求項10】 前記相互作用手段は、前記各第2アー
ム部材の前記各第1アーム部材よりも幕厚方向外側での
移動のみを許容することを特徴とする請求項2から9の
いずれかに記載のシャッタ装置。 - 【請求項11】 前記相互作用手段が、先幕側の第2ア
ーム部材を幕厚方向内側に付勢する付勢用腕部を有した
先幕付勢部材と、後幕側の第2アーム部材を幕厚方向内
側に付勢する付勢用腕部を有した後幕付勢部材とからな
り、 前記先幕側および後幕側付勢部材における前記付勢用腕
部の反対側に設けた当接用腕部を、互いに相手側の付勢
部材のコイル部又は相手側の第2アーム部材に当接させ
たことを特徴とする請求項2に記載のシャッタ装置。 - 【請求項12】 前記先幕側付勢部材のコイル部を前記
先幕アーム部材よりも幕厚方向外側に配設するととも
に、前記後幕付勢部材のコイル部を前記両第2アーム部
材よりも幕厚方向内側に配設し、 前記先幕付勢部材の当接用腕部を、前記後幕付勢部材の
コイル部の幕厚方向内端部に当接させ、前記後幕付勢部
材の当接用腕部を、前記先幕側の第2アーム部材の幕厚
方向内側に当接させたことを特徴とする請求項11に記
載のシャッタ装置。 - 【請求項13】 請求項1から11のいずれかに記載の
シャッタ装置を備えたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35067096A JPH10186448A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | シャッタ装置およびこれを備えたカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35067096A JPH10186448A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | シャッタ装置およびこれを備えたカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186448A true JPH10186448A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18412062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35067096A Pending JPH10186448A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | シャッタ装置およびこれを備えたカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10186448A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2894031A1 (en) | 2014-01-08 | 2015-07-15 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Fiber-reinforced laminate and camera |
DE112017002505T5 (de) | 2016-05-16 | 2019-02-28 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Faserverstärkter schichtstoff, verschlussvorrichtung und optisches gerät |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35067096A patent/JPH10186448A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2894031A1 (en) | 2014-01-08 | 2015-07-15 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Fiber-reinforced laminate and camera |
US9588401B2 (en) | 2014-01-08 | 2017-03-07 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Fiber-reinforced laminate, shutter device and camera |
DE112017002505T5 (de) | 2016-05-16 | 2019-02-28 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Faserverstärkter schichtstoff, verschlussvorrichtung und optisches gerät |
DE112017002505B4 (de) | 2016-05-16 | 2019-10-02 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Faservertärkter Schichtstoff, Verschlussvorrichtung und optisches Gerät |
US10493717B2 (en) | 2016-05-16 | 2019-12-03 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Fiber reinforced laminate, shutter device and optical apparatus |
US10807343B2 (en) | 2016-05-16 | 2020-10-20 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Fiber reinforced plastic body, shutter device and optical apparatus |
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