JP3483843B2 - ホイールパーキングブレーキ装置 - Google Patents

ホイールパーキングブレーキ装置

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JP3483843B2 JP2000314890A JP2000314890A JP3483843B2 JP 3483843 B2 JP3483843 B2 JP 3483843B2 JP 2000314890 A JP2000314890 A JP 2000314890A JP 2000314890 A JP2000314890 A JP 2000314890A JP 3483843 B2 JP3483843 B2 JP 3483843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキチャンバ
の圧縮エア給排室に圧縮エアを供給することによりホイ
ールパーキングブレーキを解除し、この圧縮エア給排室
の圧縮エアを排出することによりホイールパーキングブ
レーキを作動させるホイールパーキングブレーキ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホイールパーキングブレ
ーキ装置として、パーキングブレーキ用コントロールバ
ルブを解除操作することによりエアタンクからブレーキ
チャンバの圧縮エア給排室に圧縮エアを供給してホイー
ルパーキングブレーキを解除して後輪の回転を許容し、
上記コントロールバルブを作動操作することにより上記
圧縮エア給排室の圧縮エアを排出してホイールパーキン
グブレーキを作動して後輪の回転を禁止するように構成
されたパーキングブレーキ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のブ
レーキ装置では、圧縮エア給排室に圧縮エアを供給して
ホイールパーキングブレーキを解除するか、或いは圧縮
エア給排室の圧縮エアを全て排出してホイールパーキン
グブレーキを作動させるかのいずれかであるので、所定
値以上のトルクが後輪に加わる場合にその後輪の回転を
許容する、いわゆるホイールパーキングブレーキを弛緩
した状態で作動させることができない不具合がある。例
えば、キャブと荷台の中間のシャシフレームにアウトリ
ガが設けられた荷台傾斜式トラックでは、パーキングブ
レーキ装置により後輪を制動した状態でアウトリガの支
持脚を下方に突出させて、後輪を接地させた状態で荷台
とともに車両前部を持上げると、支持脚の接地する部分
と後輪との間隔が通常の状態より長くなるため後輪は後
方に回転しようとする回転力が発生する。一方、後輪は
制動されているために回転することはなく、このためア
ウトリガに無理な力が加わり無理に動作させると支持脚
の接地する部分が急激に滑り作業の安全性が低下すると
ともに、各部材に損傷を与え、結果的に部材の耐久性の
低下を起こす等の不具合がある。このため、所定値以上
のトルクが後輪に加わる場合にその後輪の回転を許容で
きればその不具合を解消することができる。
【0004】また、道路の舗装工事に用いられるいわゆ
るアスファルトフィニッシャにあっては、アスファルト
を運搬及び搬入させるトラックを、ギヤをニュートラル
にした状態でアスファルトフィニッシャにより押しなが
ら走行する場合がある。この場合、路面が下り傾斜面で
あるときにはトラックのみ自走するおそれがあるため、
トラックの自走を防止し、しかもアスファルトフィニッ
シャで押したときにはトラックを前進可能にしなければ
ならない。このため、アスファルトフィニッシャにより
押されて走行するトラックでは、押されることにより発
生する所定値以上のトルクが後輪に加わる場合にのみそ
の後輪の回転を許容するいわゆるホイールパーキングブ
レーキを弛緩した状態で作動させることが求められる。
本発明の目的は、ホイールパーキングブレーキを弛緩し
た状態で作動させ得るホイールパーキングブレーキ装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、圧縮エアが貯留されたエアタンク1
3と、エアタンク13に第1接続管11を介して連通接
続された圧縮エア給排室19aを有しこの圧縮エア給排
室19aに圧縮エアを給排することによりホイールパー
キングブレーキ26を解除又は作動させるブレーキチャ
ンバ14と、第1接続管11に設けられ内部が可動部材
28により信号圧室27c及駆動圧室27dに区画され
かつ信号圧室27cに供給される圧縮エアの圧力に応じ
た圧力の圧縮エアを圧縮エア給排室19aに給排可能な
パーキングブレーキ用リレーバルブ16と、エアタンク
13と信号圧室27cとを連通接続する第2接続管12
に設けられ運転者の解除操作又は作動操作時にエアタン
ク13の圧縮エアを信号圧室27cに給排することによ
り圧縮エア給排室19aに圧縮エアを給排してホイール
パーキングブレーキ26を解除又は作動させるパーキン
グブレーキ用コントロールバルブ17とを備えたホイー
ルパーキングブレーキ装置の改良である。
【0006】その特徴ある構成は、一端がエアタンク1
3に接続され他端がダブルチェックバルブ51を介して
コントロールバルブ17及びリレーバルブ16間の第2
接続管12に接続された第3接続管15と、第3接続管
15に設けられ運転者の作動操作又は解除操作時にダブ
ルチェックバルブ51を介してエアタンク13の圧縮エ
アを信号圧室27cに給排することにより圧縮エア給排
室19aに圧縮エアを給排してホイールパーキングブレ
ーキ26を解除又は作動させる補助ブレーキ用コントロ
ールバルブ52と、補助ブレーキ用コントロールバルブ
52及び前記ダブルチェックバルブ51間の第3接続管
15に設けられ補助ブレーキ用コントロールバルブ52
の作動時にダブルチェックバルブ51を介して信号圧室
27cに供給される圧縮エアの圧力を減圧させてホイー
ルパーキングブレーキ26の作動状態を弛緩させる減圧
弁18とを備えたところにある。
【0007】この請求項1に記載されたホイールパーキ
ングブレーキ装置では、パーキングブレーキ用コントロ
ールバルブ17の作動操作時に、補助ブレーキ用コント
ロールバルブ52を作動操作すると、エアタンク13の
圧縮エアが補助コントロールバルブ52を通って減圧弁
18に供給され、更にこの減圧弁18で所定圧に減圧さ
れ、ダブルチェックバルブ51を介してパーキングブレ
ーキ用リレーバルブ16の信号圧室27cに供給され
る。上記信号圧室27cに供給された圧縮エアの圧力に
応じた圧力の圧縮エアがエアタンク13から駆動圧室2
7dを通って圧縮エア給排室19aに供給されるので、
ホイールパーキングブレーキ26の作動状態は弛緩され
る。
【0008】請求項2係る発明は、請求項1に係る発明
であって、図3に示すように、減圧弁18が、減圧レベ
ルを外部から調整可能に構成されたホイールパーキング
ブレーキ装置である。この請求項2に記載されたホイー
ルパーキングブレーキ装置では、信号圧室27cに供給
される圧縮エアの圧力を調整することが可能になり、こ
の調整を行うことによりホイールパーキングブレーキ2
6を弛緩させる程度を調整することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、ホイールパーキ
ングブレーキ装置は、圧縮エアが貯留されたエアタンク
13と、エアタンク13に第1接続管11を介して連通
接続されたブレーキチャンバ14と、第1接続管11に
設けられたパーキングブレーキ用リレーバルブ16と、
エアタンク13とリレーバルブ16の信号圧室27cと
を連通接続する第2接続管12に設けられたパーキング
ブレーキ用コントロールバルブ17と、一端がエアタン
ク13に接続され他端がコントロールバルブ17及びリ
レーバルブ16の間の第2接続管12に接続された第3
接続管15と、その第3接続管15に設けられた減圧弁
18とを備える。
【0010】ブレーキチャンバ14はチャンバ用ケース
19に摺動可能に収容されこのケース19内を圧縮エア
給排室19a及びばね収容室19bとに区画するチャン
バ用ピストン21と、このピストン21に一端が連結さ
れ他端がケース19外に突出するチャンバ用ピストンロ
ッド22と、上記ばね収容室19bに収容されピストン
ロッド22をピストン21を介してケース19外に突出
させる方向に付勢するチャンバ用ばね23と、ケース1
9に形成されエアタンク13の圧縮エアを上記圧縮エア
給排室19aに給排可能な給排ポート19cとを有す
る。
【0011】チャンバ用ピストンロッド22の他端はベ
ルクランク24等を介してホイールパーキングブレーキ
26のシリンダ(図示せず)に接続される。ブレーキチ
ャンバ14は圧縮エア給排室19aの圧縮エアが給排ポ
ート19cから排出されたときに、チャンバ用ばね23
の弾性力によりピストンロッド22をケース19から突
出させて、ホイールパーキングブレーキ26を作動させ
るように構成される。一方、ブレーキチャンバ14はエ
アタンク13の圧縮エアが給排ポート19cから圧縮エ
ア給排室19aに供給されたときに、この圧縮エアの圧
力によりピストン21がチャンバ用ばね23の弾性力に
抗してばね収容室19b側に移動し、ピストンロッド2
2がケース19内に引込まれて、ホイールパーキングブ
レーキ26が解除されるように構成される。
【0012】パーキングブレーキ用リレーバルブ16は
図2に詳しく示すように、内部にピストン収容室27a
及びバルブ本体収容室27bが形成されたリレー用ケー
ス27と、上記ピストン収容室27aに摺動可能に収容
されたリレー用ピストン28と、このピストン28を上
方に付勢するリレー用上側ばね29と、バルブ本体収容
室27bに摺動可能に収容されたリレー用バルブ本体3
1と、このバルブ本体31を上方に付勢するリレー用下
側ばね32とを有する。ピストン収容室27aはピスト
ン28により信号圧室27cと駆動圧室27dとに区画
され、ピストン収容室27aとバルブ本体収容室27b
とはリレー用連通孔27eにより連通する。この連通孔
27eの周縁にはバルブ本体31の当接可能な弁座27
fが形成され、バルブ本体31が弁座27fに当接する
ことにより上記連通孔27eが閉止されるように構成さ
れる。
【0013】リレー用ケース27の上面には信号ポート
27gが形成され、この信号ポート27gには第2接続
管12が接続される(図1及び図2)。ケース27の下
面にはリレー用排気ポート27hが形成される。またケ
ース27の外周面には第1及び第2リレー用ポート27
i,27jがそれぞれ形成され、第1リレー用ポート2
7iはバルブ本体収容室27bに連通し、第2リレー用
ポート27jは第1透孔27kを介して駆動圧室27d
に連通する。リレー用排気ポート27hには粉塵のケー
ス27内への侵入を防止するためにゴム製のシール部材
33がシール取付板34を介して取付けられる(図
2)。図2の符号34aはシール取付板34に形成され
た複数の第2透孔であり、符号31aはバルブ本体31
に形成されかつ駆動圧室27d及び排気ポート27hを
連通する第3透孔である。
【0014】図1に戻って、パーキングブレーキ用コン
トロールバルブ17は運転席に取付けられたコントロー
ル用ケース36と、このケース36に回動可能に取付け
られかつ運転者が操作する操作レバー37とを有する。
コントロール用ケース36にはエアタンク13に接続さ
れた第1コントロール用ポート36aと、後述するダブ
ルチェックバルブ51を介してパーキングブレーキ用リ
レーバルブ16の信号ポート27gに接続された第2コ
ントロール用ポート36bと、コントロール用排気ポー
ト36cとが設けられる。また操作レバー37は解除位
置と作動位置との間を回動可能に構成される。操作レバ
ー37を解除位置に操作すると、第1コントロール用ポ
ート36aと第2コントロール用ポート36bとが連通
し、エアタンク13の圧縮エアが信号圧室27cに供給
されるように構成される。一方、操作レバー37を作動
位置に操作すると、第2コントロール用ポート36bと
コントロール用排気ポート36cとが連通し、信号圧室
27cの圧縮エアが排出されるように構成される。
【0015】減圧弁18は図3に詳しく示すように、内
部にピストン収容室38a及びバルブ本体収容室38b
が形成された減圧用ケース38と、上記ピストン収容室
38aに摺動可能に収容された減圧用ピストン39と、
このピストン39を下方に付勢する減圧用上側ばね41
と、ピストン収容室38aの上縁を塞ぐように減圧ケー
ス38の上面に取付けられ減圧用上側ばね41の上端を
係止する蓋体40と、バルブ本体収容室38bに摺動可
能に収容された減圧用バルブ本体42と、このバルブ本
体42を上方に付勢する減圧用下側ばね43とを有す
る。減圧用ピストン39は上部の大径部39aと下部の
小径部39bとからなり、ピストン収容室38aは上部
の大径室38cと下部の小径室38dとからなる。大径
部39aは大径室38cに摺動可能に収容され、小径部
39bは小径室38dに摺動可能に収容される。ピスト
ン収容室38aとバルブ本体収容室38bとは減圧用連
通孔38eにより連通する。この連通孔38eの周縁に
はバルブ本体42の当接可能な弁座38fが形成され、
バルブ本体42が弁座38fに当接することにより上記
連通孔38eが閉止されるように構成される。
【0016】減圧用ケース38の外周面には第1及び第
2減圧用ポート38g,38hがそれぞれ形成される
(図1及び図3)。第1減圧用ポート38gはバルブ本
体収容室38bに連通し、第2減圧用ポート38hはピ
ストン収容室38aの小径室38dに連通するとともに
第1通孔38iを通って大径室38cに連通する(図
3)。また減圧用ケース38の下面には減圧用排気ポー
ト38jが形成され(図1及び図3)、この排気ポート
38jには粉塵のケース38内への侵入を防止するため
にゴム製のシール部材44がシール取付板46を介して
取付けられる(図3)。図3の符号46aはシール取付
板46に形成された複数の第2通孔であり、符号42a
は減圧用バルブ本体42に形成されかつ小径室38d及
び排気ポート38jを連通する第3通孔である。
【0017】図1に戻って、第3接続管15の他端はダ
ブルチェックバルブ51を介して第2接続管12に接続
され、減圧弁18より上流側の第3接続管15には補助
ブレーキ用コントロールバルブ52が設けられる。ダブ
ルチェックバルブ51は両端にエア導入口51a,51
bがそれぞれ形成され中央にエア排出口51cが形成さ
れたものであって、内部に図示しない移動バルブが設け
られる。ダブルチェックバルブ51の一方のエア導入口
51aはパーキングブレーキ用コントロールバルブ17
の第2コントロール用ポート36bに接続され、エア排
出口51cはパーキングブレーキ用リレーバルブ16の
信号ポート27gに接続され、他方のエア導入口51b
に第3接続管15の他端が接続される。このダブルチェ
ックバルブ51は、一方及び他方のエア導入口51a,
51bにそれぞれ圧縮エアが供給されると、圧力の高い
エアが導入されたいずれかのエア導入口51a,51b
とエア排出口51cを連通するように構成される。
【0018】補助ブレーキ用コントロールバルブ52
は、運転席に取付けられたコントロール用ケース52a
と、このケース52aに出没可能に取付けられかつ運転
者が操作する操作ノブ52bとを有する。コントロール
用ケース52aにはエアタンク13に接続された第1コ
ントロール用ポート52cと、減圧弁18の第1減圧用
ポート38gに接続された第2コントロール用ポート5
2dと、コントロール用排気ポート52eとが設けられ
る。また操作ノブ52bはケース52aから突出した状
態で解除位置を構成し、ケース52aに没入した状態で
作動位置を構成するように作られる。操作ノブ52bを
解除位置に操作すると、第1コントロール用ポート52
cを封止して第2コントロール用ポート52dとコント
ロール用排気ポート52eを連通させ、信号圧室27c
の圧縮エアが排出されるように構成される。一方、操作
ノブ52bを作動位置に操作すると、第1コントロール
用ポート52cと第2コントロール用ポート52dとが
連通して第3接続管を開放し、エアタンク13の圧縮エ
アが減圧弁18で減圧された後ダブルチェックバルブ5
1を介して信号圧室27cに供給されるように構成され
る。
【0019】減圧弁18は補助ブレーキ用コントロール
バルブ52の作動操作時に、ダブルチェックバルブ51
を介して信号圧室27cに供給される圧縮エアの圧力
を、ホイールパーキングブレーキ26を弛緩した状態で
作動させるために必要な圧力に減圧するものが使用され
る。例えば、エアタンク13の圧縮エアの圧力が0.8
〜0.9MPaであり、ホイールパーキングブレーキ2
6を解除するための必要な最低圧力が0.6〜0.65
MPaである場合、上記減圧弁18はエアタンク13の
圧縮エア(0.8〜0.9MPa)を解除するための必
要な最低圧力より僅かに低い所定圧(例えば0.4〜
0.55MPa)に減圧して信号圧室27cに供給し、
ホイールパーキングブレーキ26を弛緩した状態で作動
させるようなものが使用される。
【0020】このように構成されたホイールパーキング
ブレーキ装置の動作を荷台傾斜式トラック70に備えら
れた場合を用いて説明する。図4に示すように、荷台傾
斜式トラック70にはアウトリガ71が設けられる。ア
ウトリガ71はキャブ70aと荷台70bの中間のシャ
シフレーム70cに略鉛直に設けられ、図示しないアウ
トリガ操作手段のコントロールレバーを一方の方向に頃
動させることにより支持脚71bを下方に突出させ、そ
のコントロールレバーを他方の方向に傾動させることに
より下方に突出した支持脚71bを上昇させるように構
成される。図示しないコントロールレバーは車両側方の
シャシフレーム70cに設けられ、このアウトリガ71
はコントロールレバーを操作して支持脚71bを下方に
突出させることにより、後輪70dが接地した車両前部
を持上げることができるように構成される。
【0021】荷台傾斜式トラック70の荷台70bを傾
斜させることのない通常の使用状態では、補助ブレーキ
用コントロールバルブ52の操作ノブ52bをケース5
2aから突出させて解除状態に操作しておき、第2コン
トロール用ポート52dとコントロール用排気ポート5
2eを連通させ、ダブルチェックバルブ51までの第3
接続管15の内部を大気圧にしておく。この状態で、パ
ーキングブレーキ用コントロールバルブ17の操作レバ
ー37を解除位置に操作すると、第1コントロール用ポ
ート36aと第2コントロール用ポート36bとが連通
するので、エアタンク13の圧縮エアがコントロールバ
ルブ17を通ってダブルチェックバルブ51の一方のエ
ア導入口51aに供給される。ここで、第3接続管15
内部は大気圧であるので、ダブルチェックバルブ51は
圧力の高いエアタンク13からの圧縮エアが導入された
一方のエア導入口51aとエア排出口51cを連通して
その圧縮エアを図2に示すリレーバルブ16の信号圧室
27cに供給する。
【0022】信号圧室27cに圧縮エアが供給される
と、リレー用ピストン28がリレー用上側ばね29の弾
性力に抗して下降し、ピストン28の下面がリレー用バ
ルブ本体31の上面に当接してこのバルブ本体31を押
下げる。これによりリレー用連通孔27eが開くので、
エアタンク13の圧縮エアが第1リレー用ポート27
i,バルブ本体収容室27b,リレー用連通孔27e,
駆動圧室27d,第1透孔27k,第2リレー用ポート
27j及びブレーキチャンバ14の給排ポート19cを
通って圧縮エア給排室19aに供給される。ブレーキチ
ャンバ14の圧縮エア給排室19aに供給されたエア圧
はエアタンク13の圧縮エアの圧力であるのでホイール
パーキングブレーキ26を解除するために十分な圧力で
ある。このため、このエア圧によりチャンバ用ピストン
21はチャンバ用ばね23の弾性力に抗してチャンバ用
ピストンロッド22をチャンバ用ケース19内に引込む
方向に移動する。この結果、ホイールパーキングブレー
キ26は解除される。
【0023】一方、コントロールバルブ17の操作レバ
ー37を作動位置に操作すると、第2コントロール用ポ
ート36bとコントロール用排気ポート36cとが連通
するので、リレーバルブ16の信号圧室27cの圧縮エ
アが、図1に示すダブルチェックバルブ51の連通して
いるエア排出口51cから一方のエア導入口51aに通
過してコントロール用排気ポート36cから大気中に排
出される。図2に示す信号圧室27cのエア圧が大気圧
になると、リレー用ピストン28はリレー用上側ばね2
9の弾性力により上昇し、リレー用バルブ本体31もリ
レー用下側ばね32の弾性力により上昇してリレー用連
通孔27eを閉止する。上記リレー用ピストン28は更
に上昇し、その下面はバルブ本体31の上面から離れる
ので、チャンバ用ケース19の圧縮エア給排室19aの
圧縮エアは給排ポート19c,第2リレー用ポート27
j,第1透孔27k,駆動圧室27d,リレー用連通孔
27e,第3透孔31a及び第2透孔34aを通り、更
にシール部材33を押し退けて大気中に排出される。こ
れにより図1に示すブレーキチャンバ14の圧縮エア給
排室19aのエア圧は大気圧になるので、チャンバ用ピ
ストン21はチャンバ用ばね23の弾性力によりチャン
バ用ピストンロッド22をチャンバ用ケース19外に突
出させる方向に移動する。この結果、ホイールパーキン
グブレーキ26は作動する。
【0024】一方、トラック70がブルドーザ、ロード
ローラ等の重機を荷台70bに搭載するために車両前部
を持上げる場合には、ホイールパーキングブレーキ26
を作動させた状態で、操作ノブ52bをケース52aに
没入させて補助ブレーキ用コントロールバルブ52を作
動状態にする。すると、第1コントロール用ポート52
cと第2コントロール用ポート52dとが連通してエア
タンク13の圧縮エアが減圧弁18の第1減圧用ポート
38gに供給される。図3に示す減圧弁18の第1減圧
用ポート38gに供給された圧縮エアの圧力はエアタン
ク13の圧縮エアの圧力と同一(例えば0.8〜0.9
MPa)であり、この圧縮エアはピストン収容室38a
の小径室38dとピストン39の小径部39bの外周面
の隙間を通って第2減圧用ポート38hから排出され、
ダブルチェックバルブ51の他方のエア導入口51bに
供給される。ここで、ホイールパーキングブレーキ26
を作動させた状態では第2接続管12内部は大気圧であ
るので、ダブルチェックバルブ51は他方のエア導入口
51bとエア排出口51cを連通して第2減圧用ポート
38hから排出された圧縮エアをリレーバルブ16の信
号圧室27cに供給する。
【0025】信号圧室27cのエア圧が上昇してホイー
ルパーキングブレーキ26を弛緩した状態にさせるため
に必要な所定圧(例えば0.4〜0.55MPa)にな
ると、減圧弁18の小径室38d及び大径室38c下部
のエア圧も上記所定圧になり、これらのエア圧によりピ
ストン39が減圧用上側ばね41の弾性力に抗して押上
げられる。これにより減圧用バルブ本体42は減圧用下
側ばね43の弾性力により押上げられて減圧用連通孔3
8eが閉止されるので、第1減圧用ポート38gと第2
減圧用ポート38hとが遮断される。
【0026】また第2減圧用ポート38h及び信号圧室
27cのエア圧が低下して上記所定圧未満になると、減
圧弁18の減圧用上側ばね41の弾性力が小径室38d
及び大径室38c下部のエア圧に打ち勝ってピストン3
9を押下げるので、減圧用バルブ本体42も減圧用下側
ばね43の弾性力に抗して下降し、第1減圧用ポート3
8gと第2減圧用ポート38hが連通する。これにより
第2減圧用ポート38h及び信号圧室27cの圧力が上
昇する。このようにして第2減圧用ポート38h及び信
号圧室27cは上記所定圧に維持される。
【0027】図2に示すリレーバルブ16の信号圧室2
7cに上記所定圧に減圧された圧縮エアが供給される
と、リレー用ピストン28がバルブ本体31を押下げ
る。これによりリレー用連通孔27eが開くので、エア
タンク13の圧縮エアが第1リレー用ポート27i,バ
ルブ本体収容室27b,リレー用連通孔27e,駆動圧
室27d,第1透孔27k,第2リレー用ポート27j
及びブレーキチャンバ14の給排ポート19cを通って
圧縮エア給排室19aに供給される。圧縮エア給排室1
9aのエア圧が上記信号圧室27cに供給されたエア圧
(所定圧)にほぼ等しくなると、リレーバルブ16の駆
動圧室27dのエア圧も上記所定圧になり、このエア圧
及びリレー用上側ばね29の弾性力によりピストン28
が押上げられる。
【0028】これによりリレー用バルブ本体31はリレ
ー用下側ばね32の弾性力により押上げられてリレー用
連通孔27eが閉止されるので、第1リレー用ポート2
7iと第2リレー用ポート27jとが遮断される。即
ち、リレーバルブ16により信号圧室27cに供給され
た圧縮エアの圧力に応じた圧力の圧縮エアがエアタンク
13から駆動圧室27dを通って図1に示す圧縮エア給
排室19aに供給される。ブレーキチャンバ14の圧縮
エア給排室19aに供給されたエア圧はホイールパーキ
ングブレーキ26を弛緩させる圧力であるため、このエ
ア圧によりチャンバ用ピストン21はチャンバ用ばね2
3の弾性力に抗してチャンバ用ピストンロッド22をチ
ャンバ用ケース19内に僅かに引込む方向に移動する。
この結果、ホイールパーキングブレーキ26は弛緩され
る。
【0029】ホイールパーキングブレーキ26を弛緩さ
せた後、運転者は運転席より降りてアウトリガ71の図
示しないコントロールレバー近傍にまで移動し、コント
ロールレバーを操作して支持脚71bを下方に突出さ
せ、図4に示すようにトラック70の前部を持上げる。
このように車両前部を持上げると、支持脚71bの接地
する部分と後輪70dとの間隔は長くなり、後輪70d
には後方に回転しようとする回転力が発生する。ここで
ホイールパーキングブレーキ26は弛緩された状態で作
動しているため、この回転力が所定値以上になると後輪
70dは後方に回転して各部材に無理な力が加わること
が防止される。
【0030】重機が荷台70bに搭載された後に、運転
者はアウトリガ71の図示しないコントロールレバーを
操作して支持脚71bを没入させトラック70の前部を
下降させる。トラック70の前部を下降させると支持脚
71bの接地する部分と後輪70dとの間隔は縮まり、
後輪70dには前方に回転しようとする回転力が発生す
る。ここでホイールパーキングブレーキ26は弛緩され
た状態で作動しているため、この回転力が所定値以上に
なると後輪70dは前方に回転して各部材に無理な力が
加わることを防止する。
【0031】支持脚11bが完全に没入して車両前部が
下降した後、運転者は運転席に戻り補助ブレーキ用コン
トロールバルブ52の操作ノブ52bを解除位置に操作
する。操作ノブ52bを解除位置に操作すると、第2コ
ントロール用ポート52dとコントロール用排気ポート
52eとが連通するので、減圧弁18のバルブ本体収容
室38bの圧縮エアが上記コントロール用排気ポート5
2eから大気中に排出される。上記バルブ本体収容室3
8bのエア圧は大気圧になるので、減圧用ピストン39
は減圧用上側ばね41の弾性力により下降して減圧用バ
ルブ本体42を押下げ、減圧用連通孔38eが開放され
る。これによりリレーバルブ16の信号圧室27cの圧
縮エアが第2減圧用ポート38h,小径室38d,バル
ブ本体収容室38b及び第1減圧用ポート38gを通っ
てコントロール用排気ポート52eから大気中に排出さ
れる。これと同時に上記信号圧室27cからの圧縮エア
の圧力により減圧用バルブ本体42が減圧用下側ばね4
3の弾性力に抗して押下げられ、このバルブ本体42が
減圧用ピストン39から離れるので、上記信号圧室27
cからの圧縮エアは減圧用バルブ本体42の第3通孔4
2a及びシール取付板46の第2通孔46aを通り、更
にシール部材44を押し退けて大気中に排出される。
【0032】信号圧室27cのエア圧が大気圧になる
と、リレー用ピストン28はリレー用上側ばね29の弾
性力により上昇し、リレー用バルブ本体31もリレー用
下側ばね32の弾性力により上昇してリレー用連通孔2
7eを閉止する。上記リレー用ピストン28は更に上昇
し、その下面はバルブ本体31の上面から離れるので、
チャンバ用ケース19の圧縮エア給排室19aの圧縮エ
アは給排ポート19c,第2リレー用ポート27j,第
1透孔27k,駆動圧室27d,リレー用連通孔27
e,第3透孔31a及び第2透孔34aを通り、更にシ
ール部材33を押し退けて大気中に排出される。これに
よりブレーキチャンバ14の圧縮エア給排室19aのエ
ア圧は大気圧になるので、チャンバ用ピストン21はチ
ャンバ用ばね23の弾性力によりチャンバ用ピストンロ
ッド22をチャンバ用ケース19外に突出させる方向に
移動する。この結果、ホイールパーキングブレーキ26
は弛緩状体から再び作動状態に戻る。
【0033】その後、運転者は重機を荷台70bに搭載
した状態で、パーキングブレーキ用コントロールバルブ
17の操作レバー37を解除位置に操作してホイールパ
ーキングブレーキ26を解除し、トラック70を走行さ
せる。この場合、補助ブレーキ用コントロールバルブ5
2の操作ノブ52bを解除位置に操作することなく、運
転者がパーキングブレーキ用コントロールバルブ17の
操作レバー37を解除位置に操作した場合には、エアタ
ンク13の圧縮エアがコントロールバルブ17を通って
ダブルチェックバルブ51の一方のエア導入口51aに
供給される。ここで、減圧弁18下流側の第3接続管1
5の圧縮エアは減圧されているので、ダブルチェックバ
ルブ51はパーキングブレーキ用コントロールバルブ1
7を通過した圧力の高いエアタンク13からの圧縮エア
が導入された一方のエア導入口51aとエア排出口51
cを連通してその圧縮エアを図2に示すリレーバルブ1
6の信号圧室27cに供給する。このため、運転者が誤
って、補助ブレーキ用コントロールバルブ52を解除す
ることなくパーキングブレーキ用コントロールバルブ1
7を解除しても、ホイールパーキングブレーキ26は確
実に解除され、トラック70を安定して走行させること
ができる。
【0034】なお、この実施の形態では、パーキングブ
レーキ用リレーバルブの内部をピストンにより信号圧室
及び駆動圧室に区画したが、リレーバルブの内部をダイ
ヤフラムにより信号圧室及び駆動圧室に区画してもよ
い。また、この実施の形態では、減圧レベルが予め定め
られた減圧弁18を用いて説明したが、図5に示すよう
に減圧弁18は減圧レベルを外部から調整可能に構成さ
れたものであっても良い。図5に示す減圧弁18の蓋体
40は、減圧ケース38の上面に実際に取付けられる蓋
本体40aと、その蓋本体40aの中央部分に貫通して
螺合された雄ねじ40bと、その雄ねじ40bの下端に
取付けられ減圧用上側ばね41の上端が係止される係止
板40cと、雄ねじの上端に設けられたハンドル40d
とを備え、蓋体40のハンドル40dを持って雄ねじ4
0bを回転させ、係止板40cを上下動させて減圧用上
側ばね41の上端を移動させることにより減圧弁18の
減圧レベルを外部から調整可能に構成される。このよう
に減圧レベルを調整可能に構成された減圧弁18を用い
たホイールパーキングブレーキ装置では、信号圧室27
cに供給される圧縮エアの圧力を調整することが可能に
なり、この調整を行うことによりホイールパーキングブ
レーキ26を弛緩させる程度を調整することが可能にな
る。なお、雄ねじ40bを回転させるものはハンドル4
0dでなく、六角頭であっても良い。この六角頭の場合
にはスパナにより雄ねじ40bを回転させることにな
る。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、一
端がエアタンクに接続され他端がダブルチェックバルブ
を介してコントロールバルブ及びリレーバルブ間の第2
接続管に接続された第3接続管と、運転者の作動操作又
は解除操作時にダブルチェックバルブを介してエアタン
クの圧縮エアを信号圧室に給排することにより圧縮エア
給排室に圧縮エアを給排してホイールパーキングブレー
キを解除又は作動させる補助ブレーキ用コントロールバ
ルブと、ダブルチェックバルブを介して信号圧室に供給
される圧縮エアの圧力を減圧させる減圧弁とを備えたの
で、パーキングブレーキ用コントロールバルブの作動操
作時に、補助ブレーキ用コントロールバルブを作動操作
すると、エアタンクの圧縮エアが補助コントロールバル
ブを通って減圧弁に供給され、更にこの減圧弁で所定圧
に減圧され、ダブルチェックバルブを介してパーキング
ブレーキ用リレーバルブの信号圧室に供給される。この
結果、上記信号圧室に供給された圧縮エアの圧力に応じ
た圧力の圧縮エアがエアタンクから圧縮エア給排室に供
給されるので、ホイールパーキングブレーキを弛緩した
状態で作動させることができる。また、減圧レベルを外
部から調整可能に構成された減圧弁を使用すれば、信号
圧室に供給される圧縮エアの圧力を調整することが可能
になり、この調整を行うことによりホイールパーキング
ブレーキを弛緩させる程度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のホイールパーキングブレーキ
装置を示す構成図。
【図2】その装置のリレーバルブの縦断面図。
【図3】その装置の減圧弁の縦断面図。
【図4】そのブレーキ装置が設けられた荷台傾斜式トラ
ックの前部がアウトリガにより持上げられた状態を示す
側面図。
【図5】減圧レベルを外部から調整可能に構成された減
圧弁の縦断面図。
【符号の説明】
11 第1接続管 12 第2接続管 13 エアタンク 14 ブレーキチャンバ 15 第3接続管 16 パーキングブレーキ用リレーバルブ 17 パーキングブレーキ用コントロールバルブ 18 減圧弁 19a 圧縮エア給排室 26 ホイールパーキングブレーキ 27c 信号圧室 27d 駆動圧室 27g 信号ポート 28 リレー用ピストン(可動部材) 51 ダブルチェックバルブ 52 補助ブレーキ用コントロールバルブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮エアが貯留されたエアタンク(13)
    と、前記エアタンク(13)に第1接続管(11)を介して連通
    接続された圧縮エア給排室(19a)を有しこの圧縮エア給
    排室(19a)に前記圧縮エアを給排することによりホイー
    ルパーキングブレーキ(26)を解除又は作動させるブレー
    キチャンバ(14)と、前記第1接続管(11)に設けられ内部
    が可動部材(28)により信号圧室(27c)及駆動圧室(27d)に
    区画されかつ前記信号圧室(27c)に供給される圧縮エア
    の圧力に応じた圧力の圧縮エアを前記圧縮エア給排室(1
    9a)に給排可能なパーキングブレーキ用リレーバルブ(1
    6)と、前記エアタンク(13)と前記信号圧室(27c)とを連
    通接続する第2接続管(12)に設けられ運転者の解除操作
    又は作動操作時に前記エアタンク(13)の圧縮エアを前記
    信号圧室(27c)に給排することにより前記圧縮エア給排
    室(19a)に圧縮エアを給排して前記ホイールパーキング
    ブレーキ(26)を解除又は作動させるパーキングブレーキ
    用コントロールバルブ(17)とを備えたホイールパーキン
    グブレーキ装置において、 一端が前記エアタンク(13)に接続され他端がダブルチェ
    ックバルブ(51)を介して前記コントロールバルブ(17)及
    び前記リレーバルブ(16)間の第2接続管(12)に接続され
    た第3接続管(15)と、 前記第3接続管(15)に設けられ運転者の作動操作又は解
    除操作時に前記ダブルチェックバルブ(51)を介して前記
    エアタンク(13)の圧縮エアを前記信号圧室(27c)に給排
    することにより前記圧縮エア給排室(19a)に圧縮エアを
    給排して前記ホイールパーキングブレーキ(26)を解除又
    は作動させる補助ブレーキ用コントロールバルブ(52)
    と、 前記補助ブレーキ用コントロールバルブ(52)及び前記ダ
    ブルチェックバルブ(51)間の前記第3接続管(15)に設け
    られ前記補助ブレーキ用コントロールバルブ(52)の作動
    時に前記ダブルチェックバルブ(51)を介して前記信号圧
    室(27c)に供給される圧縮エアの圧力を減圧させて前記
    ホイールパーキングブレーキ(26)の作動状態を弛緩させ
    る減圧弁(18)とを備えたことを特徴とするホイールパー
    キングブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 減圧弁(18)が、減圧レベルを外部から調
    整可能に構成された請求項1記載のホイールパーキング
    ブレーキ装置。
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