JP2007320347A - 車両用ホイールパーキングブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パーキングブレーキ装置は、圧縮エア給排室19aに圧縮エアを給排することによりホイールパーキングブレーキ26を解除又は作動させるブレーキチャンバ14と、圧縮エアを圧縮エア給排室19aに供給し又は排出するパーキングブレーキ用リレーバルブ16と、運転者の解除操作又は作動操作時に圧縮エアを信号圧室27cに給排するパーキングブレーキ用コントロールバルブ17とを備える。ホイールパーキングブレーキ26の解除時に作動すると第2接続管12を遮断するとともに信号圧室27cに供給された圧縮エアを信号圧室27cから排出する圧縮エア排出バルブ51が第2接続管12に設けられ、運転者の操作により圧縮エア排出バルブ51を作動可能に構成された操作手段53が車両10の外部に設けられる。
【選択図】 図1
Description
一方、この種のパーキングブレーキ装置では、コントロールバルブを作動操作することによりホイールパーキングブレーキが作動するように構成されているので、運転者がコントロールバルブを作動操作することなくエンジンを停止させて地上に降りてしまうと、その車両はホイールパーキングブレーキが作動していないので、例えば路面が傾斜していると、その傾斜に従って、車両が移動し始める不具合があった。
この点を解消するために、運転者がコントロールバルブを作動操作することなくエンジンを停止したときに警報を発する離席警報装置(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
本発明の目的は、離席時に運転席に戻ることなく動き始めた車両を停車させ得る車両用パーキングブレーキ装置を提供することにある。
その特徴ある構成は、ホイールパーキングブレーキ26の解除時に作動すると第2接続管12を遮断するとともに信号圧室27cに供給された圧縮エアを信号圧室27cから排出する圧縮エア排出バルブ51が第2接続管12に設けられ、運転者の操作により圧縮エア排出バルブ51を作動可能に構成された操作手段53,53が車両10の外部に設けられたところにある。
この請求項3に記載された車両用ホイールパーキングブレーキ装置では、操作手段である作動弁53,53を操作すると、第4接続管52は遮断されて下流側のエアが排出されるので圧縮エア排出バルブ51は作動状態となり、この作動状態の圧縮エア排出バルブ51は第2接続管12を遮断するとともに、コントロールバルブ17を介してリレーバルブ16に供給された圧縮エアを排出する。これによりホイールパーキングブレーキ26を作動させることができる。
この請求項4に記載された車両用ホイールパーキングブレーキ装置では、圧縮エア排出バルブとして機械式オンオフバルブ61,61を第2接続管12にパーキングブレーキ用コントロールバルブ17と直列に設け、このオンオフバルブ61,61を車両10におけるキャブ外部に設けるので、その機械式オンオフバルブ61,61を操作させるために必要な接続管を不要にすることができる。
この請求項5に記載された車両用ホイールパーキングブレーキ装置では、圧縮エア排出バルブが電磁作動バルブ71であるので、それを操作可能なスイッチ72,72が操作手段として用いられる。このスイッチ72,72は可撓性に富むリード線を配索することによりそれらのスイッチ72,72を車両10のキャブ外部の両側に外部から操作可能にそれぞれ設けることができ、管路を設ける場合に比較してその設置が容易となる。
そして、圧縮エア排出バルブがエア圧作動方式のバルブである場合、操作手段が圧縮エア排出バルブの信号ポートとエアタンクを連結する第4接続管に設けられた常開の作動弁であって運転者の操作により第4接続管を遮断して圧縮エア排出バルブを作動させる電磁式又は機械式の作動弁とすることができる。これによれば、操作手段である作動弁を操作すると、第4接続管は遮断されて圧縮エア排出バルブは作動状態となり、これによりホイールパーキングブレーキを作動させることができる。
図1に示すように、車両10にはホイールパーキングブレーキ装置が設けられる。このホイールパーキングブレーキ装置は、圧縮エアが貯留されたエアタンク13と、エアタンク13に第1接続管11を介して連通接続されたブレーキチャンバ14と、第1接続管11に設けられたパーキングブレーキ用リレーバルブ16と、エアタンク13とリレーバルブ16の信号圧室27c(図2)とを連通接続する第2接続管12に設けられたパーキングブレーキ用コントロールバルブ17とを備える。
パーキングブレーキ用コントロールバルブ17の操作レバー37を解除位置に操作すると、第1コントロール用ポート36aと第2コントロール用ポート36bとが連通するので、エアタンク13の圧縮エアがコントロールバルブ17を通って、パーキングブレーキ用リレーバルブ16の信号ポート27gからその信号圧室27cに供給される(図2)。ここで、コントロールバルブ17と並んで第2接続管12には圧縮エア排出バルブ51が設けられているけれども、この圧縮エア排出バルブ51は、通常状態で第1及び第2ポート51b,51cが連通されるので、第2接続管12に圧縮エアが流通することに介して支障を生じさせることはない。
11 第1接続管
12 第2接続管
13 エアタンク
14 ブレーキチャンバ
16 パーキングブレーキ用リレーバルブ
17 パーキングブレーキ用コントロールバルブ
19a 圧縮エア給排室
26 ホイールパーキングブレーキ
27c 信号圧室
41 トレーラ
42 トレーラ用パーキングブレーキ
43 トレーラ用ブレーキチャンバ
47 トレーラ用リレーバルブ
44 第3接続管
51 圧縮エア排出バルブ
51a 信号ポート
52 第4接続管
53 作動弁(操作手段)
61 機械式オンオフバルブ
61a 操作桿(操作手段)
71 電磁作動バルブ
72 スイッチ(操作手段)
81 サプライダンプバルブ
82 コック
Claims (6)
- 圧縮エアが貯留されたエアタンク(13)と、前記エアタンク(13)に第1接続管(11)を介して連通接続された圧縮エア給排室(19a)を有しこの圧縮エア給排室(19a)に前記圧縮エアを給排することによりホイールパーキングブレーキ(26)を解除又は作動させるブレーキチャンバ(14)と、前記第1接続管(11)に設けられ内部の信号圧室(27c)に圧縮エアが供給されることにより前記エアタンク(13)から圧縮エアを前記圧縮エア給排室(19a)に供給し前記信号圧室(27c)から圧縮エアが排出されることにより前記圧縮エア給排室(19a)に供給された圧縮エアを前記圧縮エア給排室(19a)から排出するパーキングブレーキ用リレーバルブ(16)と、前記エアタンク(13)と前記信号圧室(27c)とを連通接続する第2接続管(12)に設けられ運転者の解除操作又は作動操作時に前記エアタンク(13)の圧縮エアを前記信号圧室(27c)に給排するパーキングブレーキ用コントロールバルブ(17)とを備えた車両用ホイールパーキングブレーキ装置において、
前記ホイールパーキングブレーキ(26)の解除時に作動すると前記第2接続管(12)を遮断するとともに前記信号圧室(27c)に供給された圧縮エアを前記信号圧室(27c)から排出する圧縮エア排出バルブ(51)が前記第2接続管(12)に設けられ、
運転者の操作により前記圧縮エア排出バルブ(51)を作動可能に構成された操作手段(53,53)が車両(10)の外部に設けられた
ことを特徴とする車両用ホイールパーキングブレーキ装置。 - 車両(10)がトレーラ(41)を接続可能に構成されたトラクタであって、
圧縮エアが供給されることによりトレーラ用ブレーキ(42)を解除又は作動させるトレーラ用ブレーキチャンバ(43)と信号圧ポート(47a)に圧縮エアが供給されることにより前記トレーラ用ブレーキチャンバ(43)に圧縮エアを供給するトレーラ用リレーバルブ(47)が前記トレーラ(41)に設けられ、
パーキングブレーキ用コントロールバルブ(17)に接続され前記コントロールバルブ(17)から圧縮エアが供給されることにより前記信号圧ポート(47a)に圧縮エアを供給し又は前記信号圧ポート(47a)に供給された圧縮エアを排出するように構成されたトレーラコントロールバルブ(38)が前記車両(10)に設けられ、
前記コントロールバルブ(17)は運転者の解除操作時にエアタンク(13)から第2接続管(12)を介して供給される圧縮エアを前記トレーラコントロールバルブ(38)に供給するように構成され、
前記エアタンク(13)と前記コントロールバルブ(17)の間の第2接続管(12)に圧縮エア排出バルブ(51)が設けられた請求項1記載の車両用ホイールパーキングブレーキ装置。 - 圧縮エア排出バルブ(51)がエア圧作動方式のバルブであって、操作手段が前記圧縮エア排出バルブ(51)の信号ポート(51a)とエアタンク(13)を連結する第4接続管(52)に設けられた常開の作動弁(53,53)であって運転者の操作により前記第4接続管(52)を遮断して下流側のエアを排出することにより前記圧縮エア排出バルブ(51)を作動させる電磁式又は機械式の作動弁(53,53)である請求項1又は2記載の車両用ホイールパーキングブレーキ装置。
- 圧縮エア排出バルブが第2接続管(12)にパーキングブレーキ用コントロールバルブ(17)と直列に設けられた機械式オンオフバルブ(61,61)であって、前記オンオフバルブ(61,61)がキャブ外部に設けられて操作手段が前記機械式オンオフバルブ(61,61)の操作桿(61a,61a)である請求項1又は2記載の車両用ホイールパーキングブレーキ装置。
- 圧縮エア排出バルブが電磁作動方式のバルブ(71)であって、前記電磁作動バルブ(71)を操作可能なスイッチ(72)が操作手段としてキャブ外部に操作可能に設けられた請求項1又は2記載の車両用ホイールパーキングブレーキ装置。
- 圧縮エア排出バルブがエア圧作動方式のサプライダンプバルブ(81)であって、操作手段が前記サプライダンプバルブ(81)とエアタンク(13)を連結する第4接続管(52)に設けられ運転者の操作により前記第4接続管(52)を連通させて前記エアタンク(13)の圧縮エアを供給することにより前記サプライダンプバルブ(81)を作動させる単一のコック又は並列に設けられた2以上のコック(82,82)である請求項1又は2記載の車両用ホイールパーキングブレーキ装置。
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JP2006149848A JP2007320347A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 車両用ホイールパーキングブレーキ装置 |
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2006
- 2006-05-30 JP JP2006149848A patent/JP2007320347A/ja active Pending
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