JP3483830B2 - 折戸類の固定用軸受け金具およびこれを設置するための位置決めガイド兼用側枠 - Google Patents

折戸類の固定用軸受け金具およびこれを設置するための位置決めガイド兼用側枠

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリアフリーに対
応させるために床面等に直付けで取り付けされる折戸ま
たは間仕切り戸などの下部固定用軸受け金具および上レ
ールに位置固定される上部固定用軸受け金具等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、洋服タンス等の収納家具また
はクローゼット等の収納建具に使用される折戸および間
仕切り戸等は、図9に示されるように、複数枚の扉5
0,50の側縁部分をお互いに蝶番51、51などによ
り連結して折り畳み自在とするとともに、取付け枠の上
下枠部にそれぞれ上レール52および下レール53を取
付け、たとえば折戸の戸元側上下部に前記上下レール5
2,53に嵌合され固定機構によりレールの所定位置に
位置固定される軸受け金具54,55を設け、これら軸
受け金具54,55によって折戸の上下端側ピボットを
夫々回転自在に支持させるようにし、一方折戸の戸先側
上下部には開閉に伴って上下レール52,53に沿って
移動自在とされるランナ56,57を取付けて開閉自在
としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年のバリアフリー化
の傾向により前記下レール53は床面より突出しない構
造または突出量を僅かとした構造が採用されているが、
バリアフリーのためには当然に下レールを設けずに、床
面に境目のない構造とするのが望ましいことは言うまで
もない。この場合の折戸の固定支持構造としては、床面
に対して直接的に軸受け金具を固定し、折戸のピボット
を嵌合させて回転自在に支持し、かつ戸先側の上縁部に
吊り戸車を設け上レール内を走行させる構造が採用され
ている。
【0004】しかしながら、一般的に収納家具や収納建
具の組立精度にも製作誤差があり、また床面と鴨居との
間の距離が一定ではないため、隣接する扉間で高さ調整
を必要としたり、回転軸位置の調整を必要とすることが
多い。もちろん、これらの調整は折戸を建込みした状態
で行えることが施工性の点から望ましい。
【0005】そこで本発明の主たる課題は、折戸を建込
みした状態で折戸類の高さ調整および回転軸位置調整を
容易に行い得るようにするとともに、床面に対し直付け
される下部固定用軸受け金具と、上レールに対して堅固
に位置固定できる上部固定用軸受け金具と、さらに前記
下部固定用軸受け金具を設置するための位置決めガイド
兼用側枠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、床面または下側戸枠面に対し直付けされ、
折戸または開き戸の戸元側下端部に設けられたピボット
を固定位置で回転自在に支持するための下部固定用軸受
け金具であって、折戸または開き戸を建込みする前に、
前記床面または下側戸枠面に対し少なくとも1以上の固
定用ビスによって固定される基板と、この基板の上面側
に重ねるようにして設けられ、戸の左右方向に所定範囲
内で摺動自在とされるスライド体と、このスライド体に
一体的に設けられ、上下方向に所定範囲内で位置調整可
能とされるとともに、折戸または開き戸の下端側ピボッ
トを軸受けする軸受け部材と、前記スライド体の位置決
め後に、スライド体および基板を共に貫いて床面または
下側戸枠面に対し螺入される少なくとも1以上の固定用
ビスと、から構成されたことを特徴とするものである。
【0007】この場合において、前記スライド体に形成
された摺動方向に長い長孔を貫いて、基板に形成された
雌ネジ孔に螺入される組立用ネジを備え、前記基板とス
ライド体とを摺動可能な状態で一体としながら分離しな
いように保持することが望ましい。また、前記軸受け部
材は、上面側に下端側ピボットを嵌合させる凹部が形成
されたピボット受け部を本体として、このピボット受け
部の下部周面より側方に突出するとともに、雌ネジ孔が
形成された突出腕部を備えた部材とし、前記ピボット受
け部を上下方向の貫通孔より外部に臨ませた状態でスラ
イド体の裏面側凹陥部に嵌設し、スライド体の上面より
貫入された上下調整ネジを前記突出腕部の雌ネジ孔に螺
合させ上下方向に所定範囲内で位置調整可能とした構造
が好適に採用される。
【0008】他方、折戸または開き戸の取付開口枠の側
部に取り付けられるとともに、前記下部固定用軸受け金
具を設置する際に位置決めガイドを兼用しながら使用さ
れる側枠は、見込み面の端部位置に、内方側に突出する
突部を部材長手方向に沿って形成してあり、前記下部固
定用軸受け金具の一方側端面を見込み面に当接させると
ともに、前記突部によって形成された段部に前記下部固
定用軸受け金具の一方側コーナー端部を付け合わせるこ
とによって前記下部固定用軸受け金具の位置決めを行う
ようにしたことを特徴とするものである。
【0009】次いで、戸元上部側の軸受け金具は、上レ
ールに対し嵌合された状態で移動不能に固定され、折戸
の戸元側上端部に設けられたピボットを固定位置で回転
自在に支持するための上部固定用軸受け金具であって、
下面側に前記上端側ピボットが嵌合される軸受け部を有
し、前記上レールに沿って移動可能とされる軸受け金具
本体と、この軸受け金具本体を貫いて下面側より挿通さ
れる固定ボルトによってほぼ直列的に連結されるととも
に、前記固定ボルトの締結により前記軸受け金具本体と
の間にて上レール内に形成された水平突片を挟み付け前
記軸受け金具本体を上レールの所定位置に固定する位置
固定用締結部材と、前記位置固定用締結部材より延在さ
れる固定ビス設置部を貫いて上側戸枠面に螺入され前記
軸受け金具本体を所定位置に固定する固定ビスと、から
構成されたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係る折
戸1の取付け状態を示す斜視図であり、図2は折戸1の
固定用軸受け金具2,3を示す側面図である。
【0011】折戸1は、図2に示されるように、取付け
枠の無目に上レール5を取付け、折戸1の戸元側下端部
を床面6に直付けされた下部固定用軸受け金具2によっ
て回転自在に支持するとともに、戸元側上端部を前記上
レール5に嵌合状態で固定された上部固定用軸受け金具
3によって回転自在に支持し、かつ戸先側上端部に設け
た吊り戸車4を上レール5に沿って走行自在とした構造
の折戸である。なお、前記吊り戸車4に代えて摺動ピボ
ットとすることでもよい。
【0012】以下、前記下部固定用軸受け金具2および
上部固定用軸受け金具3について具体的に詳述する。
【0013】先ず、下部固定用軸受け金具2は、図3お
よび図4に示されるように、折戸1の建込み前に、床面
6に直接的に第1固定ビス18によって固定される基板
10と、この基板10の上面側に重ねるように設けられ
るとともに、前記基板10の長手方向(戸の左右方向)
に沿って所定の範囲内で摺動自在とされるスライド体1
2と、このスライド体12に一体的に設けられ、折戸1
の下端側ピボット7を軸受けする軸受け部材13と、前
記スライド体12に上下方向に貫通して設けられ、前記
軸受け部材13を上下方向に位置調整する上下方向調整
ネジ14と、前記スライド体12のスライド方向に長い
長孔に貫通して設けられ前記基板10のネジ孔に螺入さ
れる組立用ネジ15とから主に構成された軸受け金具で
ある。
【0014】先ず前記基板10は、樹脂よりなる略長方
形状の板材10Aの上面側中央に、平面形状を方形状と
するスライドガイド用第1凹部10bが形成されるとと
もに、このスライドガイド用第1凹部10bに隣接する
一方側端部位置に斜め方向に向けて固定用第1ビス通孔
10cが形成されている。この固定用第1ビス通孔10
cの上部側は第1固定ビス18の頭部が外部に突出しな
いように円形状凹部10dとなっている。
【0015】一方、前記スライドガイド用第1凹部10
bの反対側隣接位置には、前記スライド体12を一体化
するために組立用ネジ15を螺入させる雌ネジ孔10e
が形成され、さらにこの雌ネジ孔10eに隣接して側部
を開放とするスライドガイド用第2凹部10fが形成さ
れている。このスライドガイド用第2凹部10fの略中
央には、スライド体12の移動方向に長い固定用第2ビ
ス長孔10gが形成されている。
【0016】次いで、前記基板10の上面側に設置され
るスライド体12は、樹脂よりなる平面視で略長方形状
の板状体で、下面側には前記基板10のスライドガイド
用第1凹部10bおよびスライドガイド用第2凹部10
fにそれぞれ嵌合する長方形状のスライドガイド突部1
2a、12bが形成されている。このスライドガイド突
部12a、12bは、幅方向寸法は前記スライドガイド
用第1凹部10bおよびスライドガイド用第2凹部10
fに相当する幅寸法とされる一方、長手方向寸法はスラ
イド範囲分だけ短くされており、スライド体12が長手
方向に所定範囲内で摺動可能となっている。
【0017】また、前記スライド体12の一方側端部に
は、スライド体12を所定位置に位置決めした後に固定
するため固定用第2ビス通孔12cが形成されている。
この固定用第2ビス通孔12cの上部側は第2固定ビス
17の頭部が外部に突出しないように円形状凹部12d
となっている。前記固定用第2ビス通孔12cに挿通さ
れる第2固定ビス17は前記基板10の固定用第2ビス
長孔10gを共に貫いて床面6に螺入される。
【0018】前記固定用第2ビス通孔12cの隣接位置
には、摺動方向に長い組立ネジ用長孔12eが形成され
ている。この組立ネジ用長孔12eの上部側は組立ネジ
15の頭部が外部に突出しないように長孔状凹部12f
となっている。前記組立用ネジ15はワッシャー16を
介在させた状態で前記組立ネジ用長孔12eを貫いて基
板10の雌ネジ孔10eに螺入され、スライド体12と
基板10とを摺動可能な状態で一体としながら分離しな
いように保持するようになっている。
【0019】さらに、前記スライド体12には、下面側
に開口する凹陥部12iが形成され、この凹陥部12i
に軸受け部材13が嵌設されている。また、前記凹陥部
12iより上面側に連通する軸受け部材用通孔12hが
形成されるとともに、この軸受け部材用通孔12hの隣
接位置には上下方向調整ネジ14を貫通させる調整ネジ
用通孔12gが夫々形成されている。前記軸受け部材用
通孔12hは、軸受け部材13のピボット受け部13a
を外部に臨ませるためのものである。
【0020】スライド体12内に嵌設される前記軸受け
部材13は、上面側にピボット軸を嵌合させる凹部13
bが形成されたピボット受け部13aを本体として、こ
のピボット受け部13aの下部周面より側方に突出する
とともに、雌ネジ孔13dが形成された突出腕部13c
を備えた部材であり、前記スライド体12に嵌合させ前
記凹部13bを外部に臨ませた状態で、上下方向調整ネ
ジ14を上面側より調整ネジ用通孔12gに挿通し、前
記突出腕部13cの雌ネジ孔13dに螺入させるように
して取り付ける。したがって、前記上下方向調整ネジ1
4をレンチ等により回転させることにより前記軸受け部
材13が上下方向に昇降し、折戸1の上下方向位置が所
定範囲内で調整可能となっている。
【0021】ところで、前記スライド体12は、上面が
3段形状となっているが図6に示されるように、2段形
状とし、固定用第2ビス通孔12cおよび組立ネジ用長
孔12eの上部位置に共通の長孔状凹部12iを形成す
るようにしてもよい。また、前記組立用ネジ15は、単
に基板10とスライド体12との結合に止まらず床面6
に対する固定を兼用させることもできる。すなわち、図
7に示されるように、前記組立用ネジ15に代えて第3
固定ビス19により基板10およびスライド体12を貫
いて床面6に螺入させ、床面6に対してより堅固に固定
することができる。
【0022】一方、上部固定用軸受け金具3は、上レー
ル5に嵌合される軸受け金具を移動不能に固定した構造
の軸受け金具である。具体的には図8に示されるよう
に、両側部に夫々上レール5の水平突片5a、5aに係
合する側部スリット溝20b、20bを有し上レール5
に沿って移動可能とされるとともに、下面側に上端側ピ
ボット8のピボット軸8aが嵌合されるピボット受け部
20aを有する受け金具本体20を前記上レール5に設
ける。
【0023】前記受け金具本体20は、一方側端部20
cに貫通孔20dを有し、下面側から挿通された固定ボ
ルト22によって位置固定用締結部材21がほぼ直列的
に連結されている。この位置固定用締結部材21は、前
記固定ボルト22が螺入される連結部21aと、上レー
ル5の上面を貫いて無目に螺入される固定ビス設置部2
1bとからなる部材で、前記固定ボルト22を締結する
ことにより、前記連結部21aの両側部と受け金具本体
20との間で上レール5の水平突片5a、5aを挟み付
け所定位置に固定するようになっているとともに、前記
固定ビス設置部21bのビス通孔21cを貫いて無目に
螺入された固定ビス23によって堅固に固定されるよう
になっている。なお、前記固定ビス設置部21bには将
来の固定位置変更のために隣接する位置に予備孔21d
が形成されている。
【0024】前述した下部固定用軸受け金具2および上
部固定用軸受け金具3による折戸1の取付け作業は、先
ず前記基板10を第1固定ビス18によって床面6に固
定する。前記基板10の固定に際しては、図4(B)に示
されるように、折戸等の取付開口枠の側部に取り付けら
れる側枠25を位置決めガイドとして使用しながら取付
けするのが望ましい。この位置決めガイド兼用側枠25
は、見込み面25cの端部位置に、内方側に突出する突
部25aを部材長手方向に沿って形成したものであり、
前記基板10の一方側端面を見込み面25cに当接させ
るとともに、前記突部25aによって形成された段部2
5bに前記基板10の一方側コーナー端部を付け合わせ
ることによって前記基板10の位置決めを行う。このよ
うな位置決めガイド兼用側枠25を使用することによ
り、左右方向位置調整および前後方向位置調整が容易に
行えるようになる。
【0025】前記基板10の固定作業を終えたならば折
戸1の建込みを行う。折戸1は、図2に示されるよう
に、戸元側下端部に下端側ピボット7を備えるととも
に、戸元側上端部に上端側ピボット8を備えており、ピ
ボット軸7a、8aをそれぞれ上下部固定用軸受け金具
2,3のピボット受け部13a、20aに嵌合させるよ
うにして建込みを行う。
【0026】左右方向の建付け調整は、折戸1を左右方
向に移動させることにより、前記下部固定用軸受け金具
2のスライド体12を左右方向に摺動させ、かつ前記上
部固定用軸受け金具3をレール方向に移動させることに
より行う。因みに、図5(A)はスライド体12を戸先側
に移動させた場合の図であり、図5(B)は戸元側に移動
させた場合の図である。調整代は、通常±3〜5mm程度
とされる。
【0027】折戸1の左右方向の建付け調整が完了し上
下部固定用軸受け金具2,3の位置が決定されたなら
ば、先ず下部固定用軸受け金具2については、組立用ネ
ジ15を螺入することによりスライド体12を移動不能
に固定するとともに、第2固定ビス17をスライド体1
2のビス通孔12cおよび基板10の固定用第2ビス長
孔10gを貫通させて床面6に螺入し固定する。また、
上部固定用軸受け金具3については、固定ボルト22を
回して位置固定用締結部材21と受け金具本体20とに
より上レール5の水平突片5a、5aを挟み付け固定す
るとともに、前記位置固定用締結部材21の固定ビス設
置部21bより固定ビス23を無目に螺入し堅固に固定
する。
【0028】次いで、上下方向の建付け調整は、下部固
定用軸受け金具2の上下方向調整ネジ14を時計方向ま
たは反時計方向に回して軸受け部材13の上下方向位置
を調整することにより行う。
【0029】以上、折戸1の例で本発明を説明したが、
本固定用軸受け金具2,3は間仕切り戸などに対しても
同様に適用が可能である。また、前記下部固定用軸受け
金具2を開き戸の戸元側上下端部に夫々適用することも
できる。
【0030】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、床面
に対し直付けされる下部固定用軸受け金具において、折
戸を建込みした状態で折戸類の高さ調整および回転軸位
置調整を容易に行い得るようになる。また、上レールに
対して堅固に位置固定できる上部固定用軸受け金具とす
ることができる。さらに、本位置決めガイド兼用側枠の
使用によって前記下部固定用軸受け金具を床面に対して
精度良く固定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折戸1の取付け状態を示す斜視図
である。
【図2】折戸1の固定用軸受け金具2,3を示す側面図
である。
【図3】下部固定用軸受け金具2の分解図である。
【図4】下部固定用軸受け金具2を示す、(A)は側面
図、(B)は平面図、(C)は左正面図である。
【図5】左右調整要領を示す、(A)は戸先側に移動させ
た状態図、(B)は戸元側に移動させた状態図である。
【図6】下部固定用軸受け金具2の変形例を示す斜視図
である。
【図7】下部固定用軸受け金具2の変形例を示す側面図
である。
【図8】上部固定用軸受け金具3を示す、(A)は側面
図、(B)は底面図、(C)は左正面図である。
【図9】従来の折戸の取付け状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…折戸、2…下部固定用軸受け金具、3…上部固定用
軸受け金具、4…吊り戸車、5…上レール、6…床また
は床面、7…下端側ピボット、8…上端側ピボット、1
0…基板、10b…スライドガイド用第1凹部、10c
…固定用第1ビス通孔、10e…雌ネジ孔、10f…ス
ライドガイド用第2凹部、10g…固定用第2ビス長
孔、12…スライド体、12a・12b…スライドガイ
ド突部、12c…固定用第2ビス通孔、12e…組立ネ
ジ用長孔、12g…調整ネジ用通孔、12h…軸受け部
材用通孔、13…軸受け部材、13a…ピボット受け
部、13c…突出腕部、13d…雌ネジ孔、14…上下
方向調整ネジ、15…組立用ネジ、25…位置決めガイ
ド兼用側枠、25a…突部、25b…段部、25c…見
込み面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 宣男 東京都千代田区神田東松下町10番5 株 式会社明工東京営業所内 (72)発明者 都築 康宏 東京都千代田区神田東松下町10番5 株 式会社明工東京営業所内 (56)参考文献 特開 平11−22276(JP,A) 特開 平9−125796(JP,A) 特開 平8−284515(JP,A) 特開 平8−284518(JP,A) 実開 平4−2881(JP,U) 実開 平4−79177(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 7/04 - 7/081 E05D 15/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面または下側戸枠面に対し直付けされ、
    折戸または開き戸の戸元側下端部に設けられたピボット
    を固定位置で回転自在に支持するための下部固定用軸受
    け金具であって、 折戸または開き戸を建込みする前に、前記床面または下
    側戸枠面に対し少なくとも1以上の固定用ビスによって
    固定される基板と、 この基板の上面側に重ねるようにして設けられ、戸の左
    右方向に所定範囲内で摺動自在とされるスライド体と、 このスライド体に一体的に設けられ、上下方向に所定範
    囲内で位置調整可能とされるとともに、折戸または開き
    戸の下端側ピボットを軸受けする軸受け部材と、 前記スライド体の位置決め後に、スライド体および基板
    を共に貫いて床面または下側戸枠面に対し螺入される少
    なくとも1以上の固定用ビスと、 から構成されたことを特徴とする折戸類の固定用軸受け
    金具。
  2. 【請求項2】前記スライド体に形成された摺動方向に長
    い長孔を貫いて、基板に形成された雌ネジ孔に螺入され
    る組立用ネジを備え、前記基板とスライド体とを摺動可
    能な状態で一体としながら分離しないように保持した請
    求項1記載の折戸類の固定用軸受け金具。
  3. 【請求項3】前記軸受け部材は、上面側に下端側ピボッ
    トを嵌合させる凹部が形成されたピボット受け部を本体
    として、このピボット受け部の下部周面より側方に突出
    するとともに、雌ネジ孔が形成された突出腕部を備えた
    部材とし、前記ピボット受け部を上下方向の貫通孔より
    外部に臨ませた状態でスライド体の裏面側凹陥部に嵌設
    し、スライド体の上面より貫入された上下調整ネジを前
    記突出腕部の雌ネジ孔に螺合させ上下方向に所定範囲内
    で位置調整可能とした構造である請求項1,2いずれか
    に記載の折戸類の固定用軸受け金具。
  4. 【請求項4】折戸または開き戸の取付開口枠の側部に取
    り付けられるとともに、前記請求項1〜3記載の下部固
    定用軸受け金具を設置する際に位置決めガイドを兼用し
    ながら使用される側枠であって、 前記側枠は見込み面の端部位置に、内方側に突出する突
    部を部材長手方向に沿って形成してあり、前記下部固定
    用軸受け金具の一方側端面を見込み面に当接させるとと
    もに、前記突部によって形成された段部に前記下部固定
    用軸受け金具の一方側コーナー端部を付け合わせること
    によって前記下部固定用軸受け金具の位置決めを行うよ
    うにしたことを特徴とする位置決めガイド兼用側枠。
  5. 【請求項5】上レールに対し嵌合された状態で移動不能
    に固定され、折戸の戸元側上端部に設けられたピボット
    を固定位置で回転自在に支持するための上部固定用軸受
    け金具であって、 下面側に前記上端側ピボットが嵌合される軸受け部を有
    し、前記上レールに沿って移動可能とされる軸受け金具
    本体と、 この軸受け金具本体を貫いて下面側より挿通される固定
    ボルトによってほぼ直列的に連結されるとともに、前記
    固定ボルトの締結により前記軸受け金具本体との間にて
    上レール内に形成された水平突片を挟み付け前記軸受け
    金具本体を上レールの所定位置に固定する位置固定用締
    結部材と、 前記位置固定用締結部材より延在される固定ビス設置部
    を貫いて上側戸枠面に螺入され前記軸受け金具本体を所
    定位置に固定する固定ビスと、 から構成されたことを特徴とする折戸類の固定用軸受け
    金具。
JP2000145930A 1999-11-04 2000-05-18 折戸類の固定用軸受け金具およびこれを設置するための位置決めガイド兼用側枠 Expired - Fee Related JP3483830B2 (ja)

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