JP3483543B2 - ハイドロゲル粒子 - Google Patents
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Description
に関する。更に詳しくは、化粧品、医薬品、医薬部外
品、食品等に適用しうる、それらの油性成分が分散され
たハイドロゲル粒子に関する。
油中水型エマルジョンを内包したカプセルであって、カ
プセルの皮膜がカプセル全量に対して0.1 〜1.0 重量%
であるアルギン酸カルシウムからなるカプセル(特許第
2619705 号明細書)や、鉄、銀、ストロンチウム、アル
ミニウム、マンガン、セレン、カルシウム及び亜鉛から
なる群より選ばれた1種以上の多価の金属塩の水溶液
と、1種以上のアルギン酸塩水溶液とからなるカプセル
(特許第2934899 号明細書)が知られている。
性アルギン酸塩と水溶性カルシウム塩とを反応させ、水
不溶性のアルギン酸カルシウムの皮膜を生成させること
によって製造されているため、芯成分に2価以上の金属
イオンを含む界面活性剤、水溶性高分子化合物、無機塩
等を加えることが制限されている。また、カプセルは、
アルギン酸塩水溶液をノズルを介して多価金属塩の水溶
液に滴下することによって製造されているため、球形度
が高く、単分散性が良好なカプセルを製造することが困
難である。
油性成分であるソフトカプセルが知られている(特開平
1-193216号公報)。しかしながら、このソフトカプセル
には、皮膚に適用したときに寒天のカスが皮膚上に残留
するため、塗布時に違和感が生じるという欠点がある。
性成分を高比率で含有させて安定に製造することが困難
であるという欠点がある。
品、医薬品、医薬部外品、食品等に適用される、それら
用途に使用される油性成分を含むハイドロゲル粒子であ
って、皮膚等に塗布した際の指等による崩壊をスムーズ
に行うことができる、延びが良好でカス残りのない崩壊
性が良好な粒子を提供することにある。より詳しくは、
本発明の課題は、崩壊性が良好で、かつ塗布時にべとつ
きがないハイドロゲル粒子、又は崩壊性が良好で、かつ
粒子からの油性成分の漏出等がないハイドロゲル粒子を
提供することにある。
ル−ゲルの熱可逆性によってゲル化が生じるハイドロゲ
ルを含む連続相及び油性成分を含む分散相を有し、前記
油性成分が固体脂及び液体油からなり、該油性成分の融
点が35℃以上であり、かつ油性成分の平均粒径が4〜50
0 μmであるハイドロゲル粒子に関する。
続相に非架橋型ハイドロゲルが含まれている点及び分散
相に油性成分が含まれている点に大きな特徴がある。
は、非架橋型ハイドロゲルが使用されているので、配合
上の制約が解消するとともに、架橋型ハイドロゲル粒子
のように粒子内部よりも表面のほうが硬いというような
ことがなく、粒子内の硬度が均一であるので、皮膚等に
塗布した際に手指等で円滑に崩壊させることができる。
更に、ハイドロゲル粒子には、内層と外層が同心状であ
るカプセルが有する殻、つまり外皮を持たないので、皮
膚に適用したときにそのハイドロゲル粒子がスムーズに
破壊して延ばしやすく、カス残りがないという優れた効
果が発現される。
は、ハイドロゲル中に油性成分を分散させた1個又は複
数個の粒子をいう。なお、ハイドロゲル粒子の概念に
は、外層である外皮と内層である芯成分とからなる、内
層と外層が同心状のカプセルは含まれない。
を溶媒としてゲル化剤から得られたゲルをいう。また、
本明細書にいう「非架橋型ハイドロゲル」とは、ゲル化
がイオン、例えば、カリウムイオンやカルシウムイオン
等との反応によって生じるのではなく、ゲル化剤が寒天
である場合のようにゾル−ゲルの熱可逆性によってゲル
化が生じるものをいう。寒天の水への溶解温度は、一般
に75℃以上、その主なものについては75〜90℃であり、
寒天を水に溶解させた後、冷却したときのゲル化温度は
30〜45℃である。
化剤及び水以外に、特開2000-126586 号公報に記載の糖
類、多価アルコール、水溶性高分子化合物等の水溶性有
機化合物や以下に記載の着色剤、防腐剤、水溶性香料等
の成分が含有されていてもよい。また、これらの成分
は、非架橋型ハイドロゲルに含有されていてもよい。
ス、フルクトース、マンノース、マンニトール、サッカ
ロース、マルトース、ラクトース等が挙げられる。
ルビトール、エチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、オリゴサッカライド等が挙げられる。
ル酸ソーダ、ポリエチレンイミン、ポリビニルアルコー
ル、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリドン等
が挙げられる。
は、寒天、ゼラチン等が挙げられ、これらは単独で又は
2種以上を混合して用いることができる。これらの中で
は、寒天が好ましい。なお、寒天のゼリー強度は、使用
時の感触の観点から、68.6kPa(700g/cm2)以下が好まし
く、19.6kPa (200g/cm2)〜63.7kPa (650g/cm2)がより好
ましい。
求められる。日寒水式法によれば、ゼリー強度は、ゲル
化剤の1.5 重量%水溶液を調製し、その水溶液を20℃で
15時間放置して凝固せしめたゲルに、日寒水式ゼリー強
度測定器〔(株)木屋製作所製〕により荷重をかけ、20
℃においてゲルが20秒間その荷重に耐えるときの表面積
1cm2 あたりの最大重量(g)である。
量は、ハイドロゲル粒子の洗浄時及び化粧品等への配合
時の壊れを防止する観点から、40〜99重量%が好まし
く、40〜92.5重量%がより好ましく、60〜90重量%が更
に好ましく、60〜80重量%が特に好ましい。
ルのゲル化剤の含有量は、使用時の感触をよくし、ハイ
ドロゲル粒子の洗浄時及び化粧品等への配合時の壊れを
防止する観点から、0.25〜5.1 重量%が好ましく、0.75
〜2.0 重量%がより好ましい。なお、連続相における非
架橋型ハイドロゲルのゲル化剤以外の成分には、水及び
必要に応じて用いられる後述する着色剤、防腐剤等が用
いられる。
非架橋型ハイドロゲルのゲル化剤の含有量は、使用時の
感触をよくし、ハイドロゲル粒子の洗浄時及び化粧品等
への配合時の壊れを防止する観点から、0.1 〜5.0 重量
%、好ましくは0.3 〜2.0 重量%が望ましい。
他、着色剤、防腐剤等が含まれていてもよい。油性成分
は、固体脂及び/又は液体油からなる。
が35℃以上である油性成分をいい、また液体油とは融点
が35℃未満である油性成分をいう。
成分の漏出を防止する観点から、固体脂と液体油との混
合油を含有することが好ましい。
ゲル粒子から油性成分が漏出するのを抑制する観点か
ら、35℃以上が好ましく、40〜90℃がより好ましく、55
〜90℃が更に好ましく、60〜80℃が特に好ましい。固体
脂、液体油、乳化分散剤及び油性成分の融点は、それぞ
れ、以下の実施例で示された示差走査熱量測定法(DSC:
Differential Scanning Calorimetry)によって測定した
ときの値である。
上とするものが好ましい。しかし、ハイドロゲル粒子か
らの油性成分の漏出の抑制の観点から、固体脂の融点
は、好ましくは40〜120 ℃、より好ましくは50〜90℃、
特に好ましくは50〜80℃である。
スフィンゴ脂質、固形パラフィン、固体の高級アルコー
ル、ワセリン、固体のシリコーン、固体の油剤及び固体
の香料からなる群より選ばれた1種以上であって、融点
が35℃以上であるものが挙げられる。これらのなかで
は、皮膚を保護する観点から、固体のセラミド、固体の
高級アルコール、ワセリン、固体のシリコーン及び固体
の香料が好ましく、固体のセラミドがより好ましい。
ド、タイプI〜タイプVIの天然セラミド、N−(2−ヒ
ドロキシ−3−ヘキサデシロキシプロピル)−N−2−
ヒドロキシエチルヘキサデカナミド、N−(2−ヒドロ
キシ−3−ヘキサデシロキシプロピル)−N−2−ヒド
ロキシエチルデカナミド、N−(テトラデシロキシヒド
ロキシプロピル−N−ヒドロキシエチルデカナミド等の
セラミドの脂肪族アミド誘導体等が挙げられる。これら
のなかでは、分散安定性の向上、すなわちハイドロゲル
粒子からの油性成分が漏出するのを抑制する観点から、
N−(2−ヒドロキシ−3−ヘキサデシロキシプロピ
ル)−N−2−ヒドロキシエチルヘキサデカナミドが好
ましい。
いる場合には、ハイドロゲル粒子における固体のセラミ
ドの含有量は、皮膚保護性を向上させる観点から、7.5
〜60重量%が好ましく、9〜30重量%がより好ましい。
固体のスフィンゴ脂質の例としては、フィトスフィンゴ
シン等が挙げられる。
に記載されている120 パラフィン〜155 パラフィン、軟
ロウ及び日本薬局方のパラフィンからなる群より選ばれ
た1種以上が挙げられる。
スチルアルコール、セチルアルコール、セトステアリル
アルコール、ステアリルアルコール、2−オクチルドデ
カノール及びベヘニルアルコールからなる群より選ばれ
た1種以上が挙げられる。これらのなかでは、ハイドロ
ゲル粒子から油性成分が漏出するのを抑制する観点か
ら、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びベヘ
ニルアルコールから選ばれた1種以上が好ましい。
キシメチルポリシロキサン、オキサゾリン変性シリコー
ン、ポリエチレン−メチルポリシロキサン共重合体、ア
ルキル変性シリコーン、高分子シリコーン・アルキル共
変性アクリル樹脂、シリコーンゴム及びシリコーンビー
ズからなる群より選ばれた1種以上が挙げられる。
酸が挙げられる。硬化油の例としては、原料油がヤシ
油、パーム油及び牛脂からなる群より選ばれた1種以上
である硬化油が挙げられる。
リスチン酸、パルミチン酸、ベヘニン酸及びステアリン
酸からなる群より選ばれた1種以上が挙げられる。
ロールから選ばれた1種以上が挙げられる。
ドロゲル粒子から油性成分が漏出するのを抑制する観点
及び皮膚上での延ばしやすさの観点から、1〜80重量%
が好ましく、6〜80重量%がより好ましく、10〜70重量
%が更に好ましく、19〜50重量%がもっとも好ましい。
液体の油剤及び液体の香料からなる群より選ばれた1種
以上であって、融点が35℃未満であるものが挙げられ
る。なお、液体油には、皮膚を保護する観点から、液体
の皮膚保護剤が含有されていることが好ましい。
り、平滑にすることにより、肌荒れを防止する成分であ
る。液体の皮膚保護剤の例としては、液体のパラフィ
ン、液体のエステル油、液体の高級アルコール、液体の
スクワラン、液体のグリセライド等の液体油脂類;液体
のセラミド;液体のスフィンゴ脂質;アクリル系ポリマ
ー、スチレン系ポリマー、エーテル系ポリマー、エステ
ル系ポリマー又はシリコーン系ポリマーのエマルジョン
及びサスペンジョンからなる群より選ばれた1種以上が
挙げられる。
プロピルグリセリルメトキシプロピルミリスタミド等が
挙げられる。
(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−イソステアリル
オキシ−2−プロパノール等が挙げられる。
れであってもよい。その例としては、液体の炭化水素
油、液体の植物油、液体の脂肪酸等;液体のエチレング
リコールジ脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数は12〜3
6)、液体のジアルキルエーテル(炭素数は12〜36)等
の液体の油脂類;及び液体のシリコーン類からなる群よ
り選ばれた1種以上が挙げられる。
パーム核油、アマニ油、綿実油、ナタネ油、キリ油、ヒ
マシ油等が挙げられる。
リル酸等が挙げられる。
有するものであればよい。液体のシリコーン類の例とし
ては、メチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン、メチルハイドロジェンポリシ
ロキサン、高重合メチルポリシロキサン、シリコーン樹
脂、アミノ変性シリコーン及びアルキル変性シリコーン
からなる群より選ばれた1種以上が挙げられる。
ものであればよく、特に限定がない。
ドロゲル粒子から油性成分が漏出するのを抑制する観点
及び皮膚上での延ばしやすさの観点から、50〜99重量%
が好ましく、20〜94重量%がより好ましく、30〜90重量
%が更に好ましく、50〜81重量%がもっとも好ましい。
えば、油中水滴型エマルジョン等が挙げられる。
ように、分散相及び/又は連続相に含まれていてもよ
い。
る。これらの着色剤は、それぞれ単独で又は2種以上を
混合して用いることができる。
ク、タルク、カオリン、雲母、雲母チタン、ベンガラ、
オキシ塩化ビスマス、珪酸マグネシウム、酸化チタン等
の無機顔料、及び赤色202 号、赤色204 号、赤色205
号、赤色206 号、赤色219 号、赤色228 号、赤色404
号、黄色205 号、黄色401 号、だいだい色401 号、青色
404号等の有機顔料が挙げられる。
ーキ染料等が挙げられる。
号、赤色501 号、赤色225 号、黄色404 号、黄色405
号、黄色204 号、だいだい色403 号、青色403 号、緑色
202 号、紫色201 号等が挙げられる。
青色204 号、青色201 号等が挙げられる。
染料をアルミニウムやバリウムでレーキしたもの等が挙
げられる。
ル、イソプロピルメチルフェノール、エタノール、フェ
ノキシエタノール、デヒドロ酢酸及びその塩類、パラオ
キシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パ
ラオキシ安息香酸ブチル、エチルアルコール等が挙げら
れ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いること
ができる。
の平均粒径の10%以下であることが好ましい。また、ハ
イドロゲル粒子を皮膚上で滑らかに延ばすことができる
ようにする観点から、油性成分の平均粒径は、好ましく
は500 μm以下、より好ましくは100 μm以下、更に好
ましくは50μm以下、特に好ましくは20μm以下であ
る。また、油性成分の平均粒径は、油性成分の皮膚への
なじみ性の向上の観点から、4μm以上、好ましくは5
μm以上、特に好ましくは10μm以上である。これらの
事項を考慮すれば、油性成分の平均粒径は、4〜100 μ
mがより好ましく、5〜50μmが更に好ましく、10〜20
μmが特に好ましい。
例に示されている測定法によって求められる。
は、ハイドロゲル粒子の洗浄時及び化粧品等への配合時
の壊れの防止の観点から、1〜60重量%が好ましく、7.
5 〜60重量%がより好ましく、10〜40重量%が更に好ま
しく、20〜40重量%が特に好ましい。
時における感触の向上の観点から、1〜100 重量%が好
ましく、50〜100 重量%がより好ましく、90〜100 重量
%が更に好ましい。なお、分散相における油性成分以外
の成分には、必要に応じて用いられる後述する着色剤、
防腐剤等が用いられる。
性成分の含有量は、使用時における感触の向上及びハイ
ドロゲル粒子の洗浄時及び化粧品等への配合時の壊れの
防止の観点から、0.01〜60重量%が好ましく、7.5 〜50
重量%がより好ましく、20〜40重量%が更に好ましい。
生産性の観点から、5 〜10000 μmが好ましく、100 〜1
0000 μm がより好ましく、500 〜5000μm が更に好ま
しく、1150〜5000μm が特に好ましい。ハイドロゲル粒
子の平均粒径は、各種目開きのふるいを用い、粒子100
gを水中で湿式分級し、余分な水分を濾紙で除去した後
に重量を測定して重量平均粒径で表す(フルイ法)。
定がないが、曲面で構成された回転体の形状を有するこ
とが好ましい。ここで、「曲面で構成された回転体」と
は、仮想軸及び連続的な曲線で構成された閉じた図を仮
想軸で回転させたものをいい、三角錐や円柱等の平面を
有する形状は含まない。ハイドロゲル粒子の形状は、美
観の観点から、球状体であることがより好ましい。
比(最長の径/最短の径)は、美観を向上させる観点か
ら、1.7 以下、好ましくは1.5 以下、より好ましくは1.
2 以下が望ましい。
/最短の径)が1.7 以下であるハイドロゲル粒子を80重
量%以上、好ましくは90重量%以上含有することが、美
観を向上させる観点から好ましい。最長の径と最短の径
は、以下に示す実施例に記載の球形度の測定方法によっ
て測定された値である。
ら、ハイドロゲル粒子の圧縮破断応力は、好ましくは2
〜40kPa 、より好ましくは5〜25kPa であり、ハイドロ
ゲル粒子の弾性率は、好ましくは10〜150 kPa 、より好
ましくは30〜100 kPa である。
イドロゲル粒子の洗浄時やハイドロゲル粒子を化粧品等
に配合する時にハイドロゲル粒子が壊れがたく、40kPa
以下である場合、皮膚上での伸びやなじみが良好であ
る。
ゲル粒子の洗浄時やハイドロゲル粒子を化粧品等に配合
する時にハイドロゲル粒子が壊れがたく、洗浄時にハイ
ドロゲル粒子に分散させた油性成分が流れ出ることがな
い。また、弾性率が150 kPa以下である場合、ハイドロ
ゲル粒子の皮膚での延びやなじみが良好である。
示す実施例に記載の測定方法によって測定された値であ
る。
造することができる。例えば、水性成分として非架橋型
ハイドロゲルをイオン交換水と混合し、その溶解温度以
上の温度に加熱して十分に溶解させる。別に油性成分同
士を混合し、加熱溶解する。ゲル化温度以上の温度で、
水性成分と油性成分とを混合し、水中油型分散液を調製
する。水中油型分散液を調製する方法には特に限定がな
い。水中油型分散液を調製する際には、各種攪拌機、分
散機等を用いた公知の技術を用いることができる。な
お、分散液の安定性の観点から、水性成分及び/又は油
性成分に乳化分散剤を添加することが好ましく、水性成
分に乳化分散剤を添加することが更に好ましい。
分散剤、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性
剤、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる
群より選ばれた1種以上が挙げられる。非イオン性界面
活性剤の融点は、ハイドロゲル粒子から油性成分が漏出
するのを抑制する観点から、好ましくは35℃以上、より
好ましくは40〜90℃、更に好ましくは50〜90℃、特に好
ましくは60〜80℃である。
さと、洗浄時及び化粧品等への配合時のハンドリング性
の観点から、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活
性剤、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からな
る群より選ばれた1種以上の界面活性剤と高分子乳化分
散剤との併用が好ましく、非イオン性界面活性剤と高分
子乳化分散剤の併用がより好ましく、高分子乳化分散剤
単独が更に好ましい。高分子乳化分散剤を使用した場合
には、界面活性剤の添加を低減又はなくすことができる
ので、皮膚上に塗布した際の界面活性剤によるべとつき
を低減させることができる。
いが、アクリル酸−メタクリル酸アルキル共重合体、特
開平7-100356号公報に記載の両性高分子化合物と高級脂
肪酸とから合成される複合体、特開平8-252447号公報及
び特開平9-141079号公報に記載の水溶性両親媒性高分子
電解質、特開平9-141080号公報及び特開平9-141081号公
報に記載の水溶性架橋型両親媒性高分子電解質、特開平
10-53625号公報に記載のアクリル酸系共重合体、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアルコール及びその誘導
体、ポリアクリルアミド、アルキルフェノールホルムア
ルデヒド縮合物の酸化エチレン付加物等の合成高分子化
合物、グアヤガム、カラヤガム、トラガントガム、アラ
ビアガム、アラビノガラクタン、カゼイン等の天然高分
子化合物等が挙げられる。これらの高分子乳化分散剤
は、単独で又は2種以上を混合して用いることができ
る。
減させる観点から、アクリル酸−メタクリル酸アルキル
共重合体〔例えば、日光ケミカルズ(株)製、商品名:
PEMULEN等〕、アクリル酸共重合体〔例えば、日
光ケミカルズ(株)製商品名:カーボポール等〕、ポリ
ビニルアルコール〔例えば、日本合成化学工業(株)
製、商品名:ゴーセノール等〕等が好ましく、アクリル
酸−メタクリル酸アルキル共重合体がより好ましい。
中和された高分子乳化分散剤を添加してもよく、分散前
又は分散後の水性成分及び/又は油性成分に、水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、トリ
エタノールアミン、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル
−1,3−プロパンジオール、アミノメチルプロパノー
ル、テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミン、β−
アラニン、リシン等の1種又は2種以上の混合物を添加
し、高分子乳化分散剤を中和してもよい。中和後のpH
は、通常、4〜8、好ましくは6〜7が望ましい。
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノール
アミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、半硬
化牛脂肪酸ナトリウム、半硬化牛脂肪酸カリウム、オレ
イン酸カリウム、ヒマシ油カリウム、アルキルナフタレ
ンスルホン酸ソーダ、ジアルキルスルホコハク酸ナトリ
ウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリ
ウム、アルキルリン酸ジエタノールアミン、アルキルリ
ン酸カリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等が挙げられる。こ
れらは、それぞれ単独で又は2種以上を混合して用いる
ことができる。
ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルア
ンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロリド、アルキルベンゼンジメチルアンモニウムク
ロリド、ステアリルアミンオレエート、ステアリルアミ
ンアセテート、ステアリルアミン酸等が挙げられる。こ
れらは、それぞれ単独で又は2種以上を混合して用いる
ことができる。
グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、プロピレン脂肪酸エ
ステル、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ
ル、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロ
ピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。これら
は、それぞれ単独で又は2種以上を混合して用いること
ができる。これらの中では、ハイドロゲル粒子からの油
性成分の漏出を防止する観点から、非イオン性界面活性
剤のHLBは、好ましくは10以下、より好ましくは8以
下、更に好ましは5以下、特に好ましくは3以下であ
る。
書(株)(昭59−5−20)p.8−12に記載の計算式に基
づいて求められる。より具体的には、多価アルコール脂
肪酸エステルの場合、式: 〔HLB〕=20(1-S/A) (式中、Sはエステルのケン化価、Aは脂肪酸の酸価を
示す)に基づいて求められ、
チレン付加物の場合、式: 〔HLB〕=(E+P)/5 〔式中、Eはオキシエチレン含量(重量%)、Pは多価
アルコール含量(重量%)を示す〕に基づいて求められ
る。
場合、式: 〔HLB〕=E/5 (式中、Eは前記と同じ)に基づいて求められる。
式: 〔HLB〕=7+1.171 log(Mw/Mo) (式中、Mwは界面活性剤の親水性基の分子量、Moは界面
活性剤の疎水性基の分子量、log は底が10の対数を示
す)に基づいて求めらる。
活性剤Aと界面活性剤Bの2種類を併用する場合、それ
ぞれのHLBをHLBA 及びHLBB とすると、両者を
混合した非イオン性界面活性剤のHLBは、 〔HLB〕=〔(WA ×HLBA ) +(WB ×HLBB ) 〕
÷(WA + WB ) に基づいて求められる。また、非イオン性界面活性剤と
して3種類以上の界面活性剤を併用する場合、前記と同
様にしてそれらを混合した非イオン性界面活性剤のHL
Bを求めることができる。
性が小さいことから、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキ
シエチレンソルビトール脂肪酸エステルが好ましく、ソ
ルビタンモノステアレートがより好ましい。
ルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジメチルアミ
ンオキサイド、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエ
チルイミダゾリウムベタイン、レシチン、ラウリルアミ
ノプロピオン酸、アルキルジアミノエチルグリシン等が
挙げられる。これらは、それぞれ単独で又は2種以上を
混合して用いることができる。
用時の感触、分散液の安定性及びハイドロゲル粒子に分
散させた油性成分の漏出防止の観点から、分散液全量10
0 重量部に対して0.001 〜20重量部が好ましく、0.01〜
5重量部がより好ましい。
法及び攪拌法により、ハイドロゲル粒子を製造する。な
お、ハイドロゲル粒子からの油性成分の漏れ防止の観点
から、ハイドロゲル粒子は、滴下法で製造することが好
ましい。
れた分散液がその表面張力又は界面張力によって液滴に
なる性質を利用して製造する方法である。孔から吐出さ
れる分散液には、ハイドロゲル粒子の粒径の均一性の観
点から、振動を与えることが好ましい。滴下法により形
成された液滴は、空気等の気相中又は液相中で冷却固化
され、粒子となる。
は、気相であってもよく、あるいは液相であってもよ
い。なお、液相で形成させる場合には、液流れのない静
液中で形成させてもよいが、液滴形成管を用いて下降
流、上昇流あるいは平行流に同伴させて形成させること
が好ましい。また、孔の端面は、気相及び液相のいずれ
の中に存在していてもよいが、液相中で液滴を形成させ
る場合には、液相中に存在していることが好ましい。
ない性状を有し、かつ非架橋型ハイドロゲルのゲル化温
度以上の温度に調整した液に分散液を投入し、攪拌によ
るせん断力により分散液を微粒化させ、界面張力によっ
て液滴になる性質を利用して製造する方法である。攪拌
法により形成された液滴は、分散液とは実質的に混ざり
合わない液中で冷却固化され、粒子となる。
限定されないが、非架橋型ハイドロゲルのゲル化温度以
上の温度でかつ100 ℃以下が好ましい。また、美観に優
れた球状の粒子の製造のしやすさの観点から、該分散液
の温度は、ゲル化温度+10℃以上、好ましくはゲル化温
度+20℃以上であることが望ましい。なお、温度の上限
値は、水の沸点以下である100 ℃であることが望まし
い。
とができる。分散液の粘度は、特に限定されないが、そ
の吐出時又は投入時の温度において、通常、0.1 〜1000
mPa・s、好ましくは1〜800 mPa・sであることが望
ましい。
応じて更に粉砕等により、微細なハイドロゲル粒子にし
てもよい。
油性成分溶液を調製した。また、表1に示した組成比の
水性成分を90℃で加熱溶解し、80℃まで冷却した後、油
性成分溶液を加えてアンカー式攪拌機で攪拌し、混合液
を得た。加熱溶解前の油性成分と水性成分との合計量を
500gとした。更に、この混合液を乳化機〔特殊機化
(株)製、商品名:T.K.ホモミクサーMARKII2.5 型〕に
て8000 r/minで1分間分散させ、分散液を調製した。こ
の分散液を80℃に加熱しながら、10mL/minの流量で口径
1.2 mmのノズルから10℃に冷却したオイル〔メチルポリ
シロキサン:信越化学工業(株)製、商品名:シリコー
ンKF-96A(20CS)〕中に吐出させ、固液分離後、粒子表面
のオイルを除去し、ハイドロゲル粒子を得た。
を実施例1と同様にして加熱溶解した後の混合液を乳化
機で分散させずに、その代わりに混合液をノズルから吐
出させた以外は、実施例1と同様にしてハイドロゲル粒
子を得た。
を実施例1と同様にして加熱溶解した後、80℃でアンカ
ー式攪拌機で攪拌し、混合液を得た。更に、この分散液
を乳化機〔特殊機化(株)製、商品名:T.K.ホモミクサ
ーMARKII2.5 型〕にて8000 r/minで1分間分散させ、分
散液を調製した。この分散液を20℃の1%塩化カルシウ
ム水溶液中に10mL/minの流量で口径1.2 mmのノズルから
吐出させ、固液分離後、粒子表面の1%塩化カルシウム
水溶液を除去し、ハイドロゲル粒子を得た。
をそれぞれ加熱溶解したところ、分散液がゲル化し、粒
子化が不可能であった。
をそれぞれ加熱溶解した後、比較例1と同じ方法にてノ
ズルから吐出させたが、液滴がゲル化せず、粒子化が不
可能であった。
液及びハイドロゲル粒子を用いて以下の実験を行った。
その結果を表3に示す。
ザ回折/散乱式粒度分布測定装置〔堀場製作所(株)
製、型番:LA-910〕で測定し、体積平均粒径を算出し
た。
SC7示差走査カロリーメーター)で昇温速度2℃/m
in、試料量10〜20mgで測定し、DSC曲線の融解ピ
ーク温度を融点とした。油性成分の融点は、実施例1〜
12と同様にして調製した油性成分溶液について測定し
た。
〔標準ふるい(JIS Z 8801)1000 〜4000μm 〕を用い、
粒子100gを水中で湿式分級し、余分な水分を濾紙で除去
した後に重量を測定して隣接するふるいの目開きの算術
平均で重量平均粒径を計算した。
産シンポ(株)製、商品名:FGS-50V-L 〕に取り付けた
デジタルフォースゲージ〔日本電産シンポ(株)製、商
品名:FGX-0.2R、最小測定荷重2mN〕を用いて測定した
ときのハイドロゲル粒子の破断強度及び破断前の荷重曲
線の傾きより求めた。なお、測定子には、平面形状のア
ダプタが用いられ、測定子の下降速度は10mm/min、測定
温度は25℃である。
率は、測定前の粒子の断面積を用いて求めた。
したときの延ばしやすさを以下の評価基準で官能評価
し、その平均値を求め、4以上を○、2.5 以上4未満を
△、2.5 未満を×として示した。
したときのカス残りを以下の評価基準で官能評価し、そ
の平均値を求め、4以上を○、2.5 以上4未満を△、2.
5 未満を×として示した。
布したときのべとつきを以下の評価で官能評価した。平
均を求め、4以上を○、2.5 以上4未満を△、2.5 未満
を×とした。
溶液75重量部とを密閉容器内に入れて、40℃24時間保存
した後、密閉容器内で浮遊している油性成分を目視で観
察し、以下の評価基準に基づいて、油性成分の漏出しに
くさを油漏れとして評価した。
ないようにシャーレ上に水で分散させ、カメラにて撮影
した。この写真に撮った約50個の各粒子の最長の径と最
短の径を測定し、最長の径と最短の径の比が1.7 以下と
なる粒子を球形度が高い粒子とし、この球形度の高い粒
子が全体の80重量%以上を占めるものを○、50重量%以
上のものを△、50重量%未満のものを×として示した。
橋型ハイドロゲルを用いた場合には、実施例4と比較例
3〜4とを対比して明らかなように、実施例4では、配
合上の制約がないことがわかる。更に、実施例5と比較
例5〜6とを対比して明らかなように、実施例5では、
油性成分の含有量が多くても粒子化が可能であることが
わかる。
適用し、指等でこすったときに粒子がスムーズに破壊し
て延ばしやすく、カス残りがない、崩壊性が良好である
という効果を奏する。また、本発明のハイドロゲル粒子
は、塗布時にべとつきを与えず、粒子からの油性成分の
漏出等がないという効果を奏する。
Claims (7)
- 【請求項1】 ゲル化剤がゾル−ゲルの熱可逆性によっ
てゲル化が生じるハイドロゲルを含む連続相及び油性成
分を含む分散相を有し、前記油性成分が固体脂及び液体
油からなり、該油性成分の融点が35℃以上であり、かつ
油性成分の平均粒径が4〜500 μmであるハイドロゲル
粒子。 - 【請求項2】 乳化分散剤を用いて油性成分を乳化又は
分散させてなる請求項1記載のハイドロゲル粒子。 - 【請求項3】 乳化分散剤が高分子乳化分散剤を含有す
る請求項2記載のハイドロゲル粒子。 - 【請求項4】 固体脂が固体のセラミドである請求項1
〜3いずれか記載のハイドロゲル粒子。 - 【請求項5】 最長の径と最短の径の比(最長の径/最
短の径)が1.7以下であるハイドロゲル粒子を80重量%
以上含有する請求項1〜4いずれか記載のハイドロゲル
粒子。 - 【請求項6】 ハイドロゲル粒子の圧縮破断応力が2〜
40kPa であり、かつ弾性率が10〜150 kPa である請求項
1〜5いずれか記載のハイドロゲル粒子。 - 【請求項7】 前記ハイドロゲルのゲル化剤が、ゼリー
強度68.6kPa 以下の寒天である請求項1〜6いずれか記
載のハイドロゲル粒子。
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