JP3481321B2 - 自動車用空調装置および自動車用空調方法 - Google Patents

自動車用空調装置および自動車用空調方法

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JP3481321B2
JP3481321B2 JP24764194A JP24764194A JP3481321B2 JP 3481321 B2 JP3481321 B2 JP 3481321B2 JP 24764194 A JP24764194 A JP 24764194A JP 24764194 A JP24764194 A JP 24764194A JP 3481321 B2 JP3481321 B2 JP 3481321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右のベント吹出口か
らの空気の温度調整を別々に行うことのできる自動車用
空調装置および自動車用空調方法に係り、特に助手席側
および運転手席側の日射量より左右のベント吹出口から
の空気の温度調整を決定し、さらに外乱の影響を補正す
るので、より精緻で実際上の乗員の快適性を向上するこ
とができる自動車用空調装置および自動車用空調方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車用空調装置による空気調和
は、マイクロプロセッサユニット(以下、MPUと記述
する。)およびディジタルシグナルプロセッサ(以下、
DSPと記述する。)などの演算素子の多種多様化もし
くは低価格化などの影響からこれら演算素子を用いたオ
ートエアコンが一般に普及している。また、これらのオ
ートエアコンでは、乗員などの操作によるマニアル操作
も可能であるが、内気温および外気温などを各センサに
より検出し、これらの検出した値から前述の演算素子が
最適に空気の温度調整もしくはブロアからの風量の調整
を行って快適な空気調和を行っている。また、最近で
は、自動車の高級化などに伴い車両の車幅が広くなり、
この車幅の大きい車両でもさらに快適に空気調和をする
ために助手席側および運転手席側の空気の温度調整を別
々に行ういわゆる独立温調形オートエアコンが市販され
るに至っている。
【0003】このような自動車用空調装置としては、例
えば特開平3−213416の特許広報により公開され
ている。この自動車用空調装置は、エバポレータで冷却
した空気を直接、ベントドアに送風できるようにする冷
風バイパス通路およびこの冷風バイパス通路を通過する
空気の風量を可変する冷風バイパスドアを設けて、太陽
光の日射方向角度に応じて空気の温度調整をするもので
ある。この冷風バイパス通路などにより送風され温度調
整された空気は、ベントドアにより助手席側と運転手席
側の配風比を可変されて左右の空気調和を別々に行って
いる。したがって、本装置は、日射方向角度により左右
の空気の温度調整を補正し空気調和を行うので乗員が乗
車して空気調和した場合の快適性が向上していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この自動車用
空調装置にあっては、冷風バイパスドアおよびベントド
アにより左右のベント吹出口からの空気の温度調整を行
っていたので冷風バイパスドアからの冷風を左右のベン
ト吹出口のどちらかを閉じて、さらにどちらか一方のベ
ント吹出口からの前記冷風量を微調整できなかった。ま
た、本装置は、日射方向角度に応じて左右のベント吹出
口からの空気の温度調整を行うのでベントドアなどの動
作上の遊びもしくは左右ベント吹出口に通じる空気通路
の空気抵抗などの外乱を補正していないために実際に乗
員が乗車して空気調和を行うと必ずしも快適な空気調和
を行うことができなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、左右のベント吹
出口からの空気の温度調整を精緻に空気調和すると共
に、外乱による空気調和の影響を低減し乗員の空気調和
の快適性を向上させる自動車用空調装置および自動車用
空調方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明は、以下の手段による。
【0007】
【0008】.左サイドベントおよび右サイドベント
から吹き出す空気をそれぞれ個別に温度調整して、助手
席側および運転手席側の空気の調和を別々に行う自動車
用空調装置において、空気を冷却するエバポレータの下
流に設けられる空気の通路であり、空気を加熱するヒー
タをバイパスさせる第1バイパス手段と、当該第1バイ
パス手段に設置されて、開閉することにより前記左サイ
ドベントから吹き出す空気の温度調整を行う第1バイパ
ス開閉手段と、当該第1バイパス開閉手段の開閉角度を
検出する第1開閉角度検出手段と、空気を冷却するエバ
ポレータの下流に設けられる空気の通路であり、空気を
加熱するヒータをバイパスさせる第2バイパス手段と、
当該第2バイパス手段に設置されて、開閉することによ
り前記右サイドベントから吹き出す空気の温度調整を行
う第2バイパス開閉手段と、当該第2バイパス開閉手段
の開閉角度を検出する第2開閉角度検出手段と、前記第
1バイパス開閉手段を開閉する第1バイパス駆動手段
と、前記第2バイパス開閉手段を開閉する第2バイパス
駆動手段と、太陽光の日射方向角度および日射量を検出
する日射検出手段と、当該日射検出手段により検出され
る日射方向角度および日射量から前記第1バイパス開閉
手段および前記第2バイパス開閉手段の目標開閉角度を
演算し、前記第1開閉角度検出手段および前記第2開閉
角度検出手段によりそれぞれ検出される前記第1バイパ
ス開閉手段および前記第2バイパス開閉手段の実際の
閉角度との差が所定の割合以上である場合に、演算され
前記目標開閉角度になるように前記第1バイパス駆動
手段および前記第2バイパス駆動手段に信号を出力する
演算処理手段を有することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】.空気を冷却するエバポレータの下流に
設けられる空気の通路であり、空気を加熱するヒータを
バイパスさせる第1バイパス手段と、当該第1バイパス
手段に設置されて、開閉することにより左サイドベント
から吹き出す空気の温度調整を行う第1バイパス開閉手
段と、空気を冷却するエバポレータの下流に設けられる
空気の通路であり、空気を加熱するヒータをバイパスさ
せる第2バイパス手段と、当該第2バイパス手段に設置
されて、開閉することにより右サイドベントから吹き出
す空気の温度調整を行う第2バイパス開閉手段と、を有
し、前記左サイドベントおよび前記右サイドベントから
吹き出す空気をそれぞれ個別に温度調整して、助手席側
および運転手席側の空気の調和を別々に行う自動車用空
調装置を用いる自動車用空調方法において、太陽光の日
射量を検出し、当該検出した日射量が設定された値以下
の場合には前記第1バイパス開閉手段および前記第2バ
イパス開閉手段を全閉にすることを特徴とする。
【0013】.空気を冷却するエバポレータの下流に
設けられる空気の通路であり、空気を加熱するヒータを
バイパスさせる第1バイパス手段と、当該第1バイパス
手段に設置されて、開閉することにより左サイドベント
から吹き出す空気の温度調整を行う第1バイパス開閉手
段と、空気を冷却するエバポレータの下流に設けられる
空気の通路であり、空気を加熱するヒータをバイパスさ
せる第2バイパス手段と、当該第2バイパス手段に設置
されて、開閉することにより右サイドベントから吹き出
す空気の温度調整を行う第2バイパス開閉手段と、を有
し、前記左サイドベントおよび前記右サイドベントから
吹き出す空気をそれぞれ個別に温度調整して、助手席側
および運転手席側の空気の調和を別々に行う自動車用空
調装置を用いる自動車用空調方法において、助手席側お
よび運転手席側の太陽光の日射量を検出し、当該検出し
た日射量から太陽の日射方向角度を求めて、当該求めた
日射方向角度から前記第1バイパス開閉手段および前記
第2バイパス開閉手段の開閉角度を決定し、当該決定し
た前記第1バイパス開閉手段および前記第2バイパス開
閉手段の開閉角度に対して外乱による影響を補正し、当
該補正した前記第1バイパス開閉手段および前記第2バ
イパス開閉手段の開度に前記第1バイパス開閉手段およ
び前記第2バイパス開閉手段を開閉することを特徴とす
る。
【0014】
【作用】上述のように構成された本発明の自動車用空調
装置および自動車用空調方法は以下のように作用する。
【0015】
【0016】2.本装置は、第1バイパス手段および第
2バイパス手段によりエバポレータで冷やされた空気を
別々に直接、左右のサイドベント吹出口から吹き出すこ
とができる。この第1バイパス手段および第2バイパス
手段を通過する空気の風量は、第1バイパス駆動手段お
よび第2バイパス駆動手段によって駆動される第1バイ
パス開閉手段および第2バイパス開閉手段により個別に
調整される。この第1バイパス開閉手段および第2バイ
パス開閉手段の開閉角度は、日射検出手段により検出さ
れる左右の日射量の比から演算処理手段によって決定さ
れる。一方、実際の第1バイパス開閉手段および第2バ
イパス開閉手段の開閉角度は、第1開閉角度検出手段お
よび第2開閉角度検出手段により検出される。そして、
演算処理手段は、第1バイパス駆動手段および第2バイ
パス駆動手段に信号を送信し、決定された開閉角度と検
出された開閉角度が等しくなるように第1バイパス開閉
手段および第2バイパス開閉手段を駆動する。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】6.本方法は、太陽光の日射量を検出し
て、天候が曇りもしくは雨のときの日射量と比較し、こ
の曇りなどの時の日射量より検出した日射量が小さい場
合には第1バイパス手段および第2バイパス手段を通過
して左右のサイドベント吹出口から冷やされた空気が吹
き出さないように、第1バイパス開閉手段および第2バ
イパス開閉手段を全閉にする。したがって、本方法は、
日射が弱く助手席側もしくは運転手席側の空気調和を別
々に行う必要のないときには、第1バイパス開閉手段お
よび第2バイパス開閉手段を閉じるので乗員の快適性が
向上する。
【0021】7.本方法は、助手席側および運転手席側
の日射量を検出し検出した左右の日射量の比から車両に
対する太陽光の日射方向角度を予想する。この予想した
日射方向角度から第1バイパス開閉手段および第2バイ
パス開閉手段のそれぞれの開閉角度を決定する。そし
て、決定した開閉角度は、左右のサイドベントなどの空
気通路の配設から生じる通気抵抗の差もしくは第1バイ
パス開閉手段および第2バイパス開閉手段の動作上の遊
びなどの外乱を補正して第1バイパス開閉手段および第
2バイパス開閉手段を開閉する。したがって、本方法
は、第1バイパス開閉手段および第2バイパス開閉手段
を精緻に開閉するのでより細かい空気の温度調整を行う
ことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の自動車用空調装置および自動
車用空調方法を図面に基づいて説明する。
【0023】本装置は、図1に示される空気を冷却もし
くは空気を加熱して空気調和を行う空調部1および空調
部1を制御する図3に示される空調制御部20からな
る。
【0024】空調部1は、図1に示すような車室内の空
気を吸い込む内気吸込口2または車室外の空気を吸い込
む外気吸込口3のいずれかを選択的に開閉するエアイン
トレットドア4により外気もしくは内気から空気を取り
入れる。このいずれかの吸込口から取り入られる空気
は、ブロア用モータ6により回動されるブロア5によっ
て風量が決定される。風量が決定された空気は、通過す
る空気を冷却するためのエバポレータ7により冷却され
る。このように冷却された空気は、ヒータ10を通過さ
せないで助手席側に設けられている左サイドベント吹出
口から吹き出させる第1バイパス手段である第1バイパ
ス通路9aもしくはヒータ10を通過させないで運転手
席側に設けられている右サイドベント吹出口から吹き出
させる第2バイパス手段である第2バイパス通路9bを
通過し、より冷房効果を向上させている。さらに、左サ
イドベント吹出口11aおよび左センターベント吹出口
12aから吹き出す空気は、開閉することにより空気の
温度調整をする第1バイパス開閉手段である第1バイパ
スドア8aによって空気調和が行われる。右サイドベン
ト吹出口11bおよび右センターベント吹出口12bか
ら吹き出す空気は、開閉することにより空気の温度調整
をする第2バイパス開閉手段である第2バイパスドア8
bによって空気調和が行われる。一方、エバポレータ7
の下流には、図2に示すような助手席側の空気の混合を
行い空気調和をする第1エアミックスドア13aおよび
運転手席側の空気の混合を行い空気調和をする第2エア
ミックスドア13bが設けられている。エバポレータ7
で冷却された空気は、第1エアミックスドア13aによ
りヒータ10を通過する空気の風量が調整されて助手席
側の空気調和が行われる。この空気調和が行われた空気
は、ベントドア14によって各ベント吹出口全体の空気
の風量が調整される。また、運転手席側の空気調和は、
第2エアミックスドア13bによりヒータ10を通過す
る空気の風量が調整されて行われる。このように温度調
整が行われた空気は、それぞれ前述の第1エアミックス
ドア13aもしくは第2エアミックスドア13bにより
すでに風量が調整された冷却されている空気と混合して
それぞれの目標温度の温風として各ベント吹出口から吹
出される。ベントドア14が閉じられている乗員の足元
などを空調するフットモードの場合には、フットドア1
8によりフット吹出口16から吹出す空気調和された空
気の風量が調整される。またさらにベントドア14が閉
じられている車両のフロントガラスの曇りを除去するデ
フロストモードの場合には、デフロストドア17により
デフロスト吹出口15から吹出す空気調和された空気の
風量が調整される。
【0025】また、空調制御部20は、図3に示すよう
に助手席側の温度設定値を外部から入力する第1温度設
定部21および運転手席側の温度設定値を外部から入力
する第2温度設定部22によりされぞれ入力される信号
にしたがって空調を行う。例えば、第1温度設定部21
および第2温度設定部22に冷房運転を行う温度設定値
が入力されると、演算処理部23は、A/D変換部25
でディジタル変換される外気温検出部24で検出された
外気温を読み込み。この外気温が記憶部26に記憶され
ている設定値より高い場合には冷房運転を行うように制
御する。この冷房運転制御は、助手席側の内気温度を検
出する第1内気温検出部27または運転手席側の内気温
度を検出する第2内気温検出部28でれぞれ検出される
内気温度が前述の通り入力された設定温度値になるよう
動作する。演算処理部23は、駆動部29iで駆動する
エアイントレットドア用アクチュエータ38を可動させ
てエアイントレットドア4を内気側に切り替えて内気を
取り入れる。この取り入れられた車室内の空気は、駆動
部29hで駆動するブロア用モータ37により風量が決
定される。風量が決定されてエバポレータ7で冷却され
た空気は、目標の温度になるように駆動部29cにより
駆動される第1エアミックスドア用アクチュエータ32
よって第1エアミックスドア13aが、駆動部29dに
より駆動される第2エアミックスドア用アクチュエータ
33によって第2エアミックスドア13bがそれぞれ開
閉される。また、ベントドア14、フットドア18およ
びデフロストドア17は、演算処理手段により最適な空
調になるように駆動部29f、駆動部29gおよび駆動
部29e駆動されるベントドア用アクチュエータ35、
フットドア用アクチュエータ36およびデフロスト用ア
クチュエータ34によって開閉される。そして、コンプ
レッサは、駆動部29jにより駆動されるコンプレッサ
とエンジンからの駆動力を切り離すコンプレッサクラッ
チ用アクチュエータ39によって可動もしくは停止の切
り替えが行われる。
【0026】一方、日射角度および日射量は、図4(a)
に示すような2個のフォトダイオードのチップ100を
別々の基板上に形成し、仕切り板101で中央部を仕切
ることにより助手席側および運転手席側に照射される太
陽光の日射方向角度と日射量を別々に検出可能とした日
射検出手段である日射検出部40で検出される。また、
図4(b) は、2個のフォトダイオードのチップ100を
別々の基板上に形成し、凸型の中央部102を設けるこ
とにより助手席側および運転手席側に照射される太陽光
の日射方向角度と日射量を別々に検出可能とした日射検
出部40である。さらに図4(c) は、1個のフォトダイ
オードのチップ上に複数の受光素子を形成し、このフォ
トダイオードチップの回りに遮光板103を設けること
によって助手席側および運転手席側に照射される太陽光
の日射方向角度と日射量を別々に検出可能とした日射検
出部40である。そして、太陽104からの日射は、図
5に示すようにフロントダッシュボード上に設置されて
いる前述の日射検出部40により日射量として検出され
る。この検出した日射量は、日射の方向によって助手席
側と運転手席側では日射量に差があり、この差は、照射
される日射方向角度に比例することによって日射量の比
から日射方向角度θを求めることができる。例えば、日
射方向角度θは、演算処理部23により左右の日射量の
比P=助手席側日射量/運転手席側日射量を演算して、
記憶部26に記憶されている図6で図示される値から求
められる。
【0027】このようにして求めた日射方向角度θから
演算処理部23は、記憶部26に記憶されている図7に
図示されるような値から第1バイパスドア8aおよび第
2バイパスドア8bのそれぞれの開閉角度を決定する。
ここで、さらに決定された開閉角度は、実際の各バイパ
スドアの開閉を精緻に行うために空気通路の通気抵抗の
ばらつきなどによる外乱の補正がされる。この補正は、
図8のような第1バイパス通路9aおよび第2バイパス
通路9bと、こられに通じる通路の通気抵抗分を前述の
各バイパスドアの補正角として記憶部26に記憶されて
いるので、この補正角を演算処理部23により前記決定
された開閉角度と加算することによって行われる。そし
て、補正角度を加算した開閉角度は、演算処理部23に
よって記憶部26に記憶されている図9に示されるよう
な第1バイパスドア8aの開閉角度を検出する第1ドア
角度検出部41および第2バイパスドア8bの開閉角度
を検出する第2ドア角度検出部42の検出特性でさらに
補正されて第1バイパスドア8aおよび第2バイパスド
ア8bの目標開閉角度とされる。演算処理部23は、駆
動部29aで駆動される第1バイパスドア用アクチュエ
ータ30および駆動部29bで駆動される第2バイパス
ドア用アクチュエータ31を可動させて第1ドア角度検
出部41および第2ドア角度検出部42より検出される
ドア開閉角度検出値が目標開閉角度になるように第1バ
イパスドア8aおよび第2バイパスドア8bを開閉させ
る。
【0028】なお、演算処理部23は、MPUおよびD
SPなどの演算処理を行う半導体素子から構成される。
また、駆動部29a〜駆動部29jは、トランジスタ、
FETおよびIGBTなどのスイッチング素子とこれらのス
イッチング素子をスイッチングさせるゲート回路などか
ら構成される。
【0029】本装置は、図10のフローチャートに示さ
れるように助手席側の温度設定値および運転手席側の温
度設定値を読み込み(S1)、助手席側および運転手席
側の必要吹出し温度をそれぞれ演算する(S2)。演算
した必要な吹出温度にする場合には、例えば目標の温度
調整された空気が得られない時などには、ブロア5の風
量を抑えたりする風量制御を行う(S3)。そして、コ
ンプレッサの容量などを可変してエバポレータ7を循環
する冷媒の量を調整しエバポレータ7で冷却する空気の
温度を調整するコンプレッサ制御を行い(S4)、ベン
トドア14、フットドア18およびデフロストドア17
をそれぞれ開閉してベントモード、フットモード、バイ
レベルモードおよびデフロストモードのいずれかを空調
に応じて実行し、より効果的な空調とするドアモード制
御を行う(S5)。その後、本発明の自動車用空調方法
である日射により第1バイパスドア8aおよび第2バイ
パスドア8bの開閉を行うことにより助手席側および運
転手席側の空気の温度調整を精緻にし、空気通路の通気
抵抗などの外乱の影響を低減する配風ドア制御サブルー
チンを実行する(S6)。
【0030】図11は、配風ドア制御サブルーチンを説
明するためのフローチャートである。
【0031】それぞれの温度設置がフルクール運転であ
り(S11)、ベントモードであり(S12)、かつブ
ロア5が最大風量の場合には(S13)、第1バイパス
ドア8aの開閉角度XLおよび第2バイパスドア8bの
開閉角度XRを100%とする(S14)。それぞれの
温度設置がフルクール運転でない(S11)またはベン
トモード以外である(S12)もしくはブロア5が最大
風量でない(S13)のいずれかの場合であって、ファ
ン電圧VFAN が8V以上(S15)またはベントモード
でないもしくはバイレベルモードではない(S16)さ
らにまた日射量が設定値より小さくて曇りおよび雨天の
場合には(S17)、第1バイパスドア8aの開閉角度
XL=0%および第2バイパスドア8bの開閉角度XR
=0%とする(S18)。それぞれの温度設置がフルク
ール運転でない(S11)またはベントモード以外であ
る(S12)もしくはブロア5が最大風量でないのいず
れかの場合には(S13)、ファン電圧VFAN が8Vよ
り小さくて(S15)、バイレベルモードであり(S1
6)および日射量が設定値以上であって曇りおよび雨天
でない場合には(S17)、助手席側および運転手席側
の日射量の比P=助手席側日射量/運転手席側日射量を
演算する(S19)。記憶部26に記憶されている助手
席側および運転手席側のそれぞれの温度設定値に対応す
る左右のベント吹出口に接続される空気の通路の通気抵
抗を第1バイパスドア8aもしくは第2バイパスドア8
bの開閉角度に変換した第1バイパスドアの補正角度Δ
XLおよび第2バイパスドアの補正角度ΔXRを求めて
(S20)、記憶部26に記憶されている前述の日射量
の比Pに対する日射方向角度θを読み込み(S21)、
日射方向角度θに応じた第1バイパスドア8aの開閉角
度XLおよび第2バイパスドア8bの開閉角度XRを求
める(S22)。これらの開閉角度XLと開閉角度XR
に補正角度ΔXLまたは補正角度ΔXRで加算すること
によって補正する(S23)。記憶部26に記憶されて
いる第1ドア角度検出部41および第2ドア角度検出部
42の検出特性を開閉角度に変換したものを前記補正し
たそれぞれの開閉角度にさらに補正し、第1バイパスド
ア8aの目標開閉角度XL* および第2バイパスドア8
bの目標開閉角度XR* を求める(S24)。そして、
この目標開閉角度にしたがって第1バイパスドア8aお
よび第2バイパスドア8bを駆動する配風ドア駆動サブ
ルーチンの処理を行う(S25)。
【0032】配風ドア制御は、図13および図14のフ
ローチャートで示されるように実際の第1バイパスドア
8aの開閉角度Xlおよび第2バイパスドア8bの開閉
角度Xrを検出し(S31)、第1バイパスドア8aを
駆動する場合には(S32)、[目標開閉角度XL*
検出した開閉角度Xl]<−2%の時には(S33)第
1バイパスドア8aを閉方向に駆動し(S34)、目標
開閉角度XL* と検出した開閉角度Xlが等しくなった
ら(S35)、第1バイパスドア8aの駆動を停止し
(S39)、また、[目標開閉角度XL* −検出した開
閉角度Xl]>2%の時には(S36)第1バイパスド
ア8aを開方向に駆動し(S37)、目標開閉角度XL
* と検出した開閉角度Xlが等しくなったら(S3
8)、第1バイパスドア8aの駆動を停止する(S3
9)。一方、第2バイパスドア8bを駆動する場合には
(S32)、[目標開閉角度XR* −検出した開閉角度
Xr]<−2%の時には(S40)第2バイパスドア8
bを閉方向に駆動し(S41)、目標開閉角度XR*
検出した開閉角度Xrが等しくなったら(S42)、第
2バイパスドア8bの駆動を停止し(S43)、また、
[目標開閉角度XR* −検出した開閉角度Xr]>2%
の時には(S44)第2バイパスドア8bを開方向に駆
動し(S45)、目標開閉角度XR* と検出した開閉角
度Xrが等しくなったら(S46)、第2バイパスドア
8aの駆動を停止する(S43)。
【0033】なお、目標開閉角度と実際の検出開閉角度
との差が±2%以上ある場合にそれぞれのバイパスドア
を開閉するが、必ずしも動作する閾値を±2%に設定す
るのではなく装置全体の空調の精度および外乱などを考
慮して適切に設定することが望ましい。
【0034】以上のような自動車用空調装置および自動
車用空調方法は、日射量を検出し、この日射量の比から
太陽光の日射方向角度を予想し、日射による温度上昇分
を第1バイパスドアおよび第2バイパスドアを別々に駆
動し空気の調和を行うことにより助手席側および運転手
席側の温度調整を精緻に行うことができると共に、空気
の通気抵抗および各バイパスドアの位置を検出するセン
サの検出特性などの外乱を補正することにより目標通り
の空調が実現できるので乗員の快適性を向上させること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上、述べたように本発明の自動車用空
調装置および自動車用空調方法は、以下の効果がある。
【0036】1.本装置は、第1バイパス手段および第
2バイパス手段によりエバポレータで冷やされた空気を
別々に直接、左右のサイドベント吹出口から吹き出すこ
とができるので冷房時の冷房効果を向上させながら日射
検出手段により検出される助手席側と運転手席側の日射
量の比から第1バイパス開閉手段および第2バイパス開
閉手段の開閉を調整するので空気調和を最適に行うこと
ができて乗員などの快適性が向上する。
【0037】2.本装置は、第1バイパス手段および第
2バイパス手段によりエバポレータで冷やされた空気を
別々に直接、左右のサイドベント吹出口から吹き出すこ
とができるので冷房時の冷房効果を向上させながら日射
検出手段により検出される助手席側と運転手席側の日射
量の比から第1バイパス開閉手段および第2バイパス開
閉手段の開閉を調整するので空気調整を最適に行うこと
ができて乗員などの快適性が向上すると共に、第1開閉
角度検出手段および第2開閉角度検出手段などの検出誤
差などをあらかじめ外乱として記憶手段に記憶させて第
1バイパス開閉手段および第2バイパス開閉手段を駆動
するときに補正し駆動するので空気調和を精緻にでき
て、さらに乗員などの快適性が向上する。
【0038】3.本方法は、すでに自動車用空調装置が
稼働状態であり、急速な冷房が必要なときに第1バイパ
ス開閉手段もしくは第2バイパス開閉手段を全開にし
て、助手席側もしくは運転手席側のどちらか一方または
両方ともに冷風を吹き出すので急速な冷房の冷房効果が
向上する。
【0039】4.本方法は、自動車用空調装置の稼働初
期時、つまり、運転開始直後に車両の温度が比較的高く
急速な冷房が必要なときに第1バイパス開閉手段および
第2バイパス開閉手段を全閉にして、センターベント吹
出口から乗員の上半身に集中的に冷風を吹き出すことに
よって急速冷房効果が向上する。
【0040】5.本方法は、乗員の足元のフット吹出口
から空気調和した空気を吹き出すフットモードもしくは
フロントガラスの曇りを除去するためにフロントガラス
などに空気調和した空気を吹き出すデフロストモードを
行う場合、つまり、ベント吹出口より空気を吹き出さな
いときには、第1バイパス開閉手段および第2バイパス
開閉手段を全閉にするので、空気調和を快適に行うこと
ができる。
【0041】6.本方法は、太陽光の日射量を検出し
て、天候が曇りもしくは雨のときの日射量と比較し、こ
の曇りなどの時の日射量より検出した日射量が小さい場
合、つまり、日射が弱く助手席側もしくは運転手席側の
空気調和を別々に行う必要のないときには、第1バイパ
ス開閉手段および第2バイパス開閉手段を全閉にするの
で空気調和を快適に行うことができる。
【0042】7.本方法は、助手席側および運転手席側
の日射量を検出し検出した左右の日射量の比から車両に
対する太陽光の日射方向角度を予想し、この予想した日
射方向角度から第1バイパス開閉手段および第2バイパ
ス開閉手段のそれぞれの開閉角度を決定するので、空気
調和を最適に行うことができて乗員などの快適性が向上
する。また、本方法は、決定した開閉角度は、左右のサ
イドベントなどの空気通路の配設から生じる通気抵抗の
差もしくは第1バイパス開閉手段および第2バイパス開
閉手段の動作上の遊びなどの外乱を補正するので空気調
和を精緻に行うことができて、より乗員などの快適性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車用空調装置の空調部の構成を
説明するための図面である。
【図2】 本発明の自動車用空調装置の空調部のエアミ
ックスドアの構成を説明するための図面である。
【図3】 本発明の自動車用空調装置の空調制御部の構
成を説明するための図面である。
【図4】 本発明の自動車用空調装置の日射検出部に用
いるフォトダイオードを説明するための図面である。
【図5】 本発明の自動車用空調装置の日射方向角度を
説明するための図面である。
【図6】 本発明の自動車用空調装置および自動車用空
調方法の一実施例である左右の日射量の比と日射方向角
度との関係を説明するためのグラフである。
【図7】 本発明の自動車用空調装置および自動車用空
調方法の一実施例である日射方向角度から第1バイパス
ドアの開閉角度および第2バイパスドアの開閉角度を求
めるグラフである。
【図8】 本発明の自動車用空調装置および自動車用空
調方法の一実施例である設定温度から外乱であるパスド
アの開閉角度および第2バイパスドアの開閉角度を求め
るグラフである。
【図9】 本発明の自動車用空調装置および自動車用空
調方法の一実施例である設定温度から外乱であるパスド
アの開閉角度および第2バイパスドアの開閉角度を求め
るグラフである。
【図10】 本発明の自動車用空調方法を説明するため
のフローチャートである。
【図11】 本発明の自動車用空調方法の配風ドア制御
サブルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図12】 本発明の自動車用空調方法の配風ドア制御
サブルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図13】 本発明の自動車用空調方法の配風ドア駆動
サブルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図14】 本発明の自動車用空調方法の配風ドア駆動
サブルーチンを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…空調部、2…内気吸込口、3…外気吸込口、4…エ
アイントレットドア、5…ブロア、6…ブロア用モー
タ、7…エバポレータ、8a…第1バイパスドア、8b
…第2バイパスドア、9a…第1バイパス通路、9b…
第2バイパス通路、10…ヒータ、11a…左ベント吹
出口、11b…右ベント吹出口、12a…左センターベ
ント吹出口、12b…右センターベント吹出口、13a
…左ミックスドア、13b…右ミックスドア、14…ベ
ントドア、15…デフロスト吹出口、16…フット吹出
口、17…デフロストドア、18…フットドア、10…
空調制御部、21…第1温度設定部、22…第2温度設
定部、23…演算処理部、24…外気温検出部、25…
A/D変換部、26…記憶部、27…第1内気温検出
部、28…第2内気温検出部、29a〜29j…駆動
部、30…第1バイパスドア用アクチュエータ、31…
第2バイパスドア用アクチュエータ、32…第1エアミ
ックスドア用アクチュエータ、33…第2エアミックス
ドア用アクチュエータ、34…デフロストドア用アクチ
ュエータ、35…ベントドア用アクチュエータ、36…
フットドア用アクチュエータ、37…ブロア用モータ、
38…エアイント100…フォトダイオードのチップ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左サイドベントおよび右サイドベントか
    ら吹き出す空気をそれぞれ個別に温度調整して、助手席
    側および運転手席側の空気の調和を別々に行う自動車用
    空調装置において、 空気を冷却するエバポレータの下流に設けられる空気の
    通路であり、空気を加熱するヒータをバイパスさせる第
    1バイパス手段と、 当該第1バイパス手段に設置されて、開閉することによ
    り前記左サイドベントから吹き出す空気の温度調整を行
    う第1バイパス開閉手段と、 当該第1バイパス開閉手段の開閉角度を検出する第1開
    閉角度検出手段と、空気を冷却するエバポレータの下流
    に設けられる空気の通路であり、空気を加熱するヒータ
    をバイパスさせる第2バイパス手段と、 当該第2バイパス手段に設置されて、開閉することによ
    り前記右サイドベントから吹き出す空気の温度調整を行
    う第2バイパス開閉手段と、 当該第2バイパス開閉手段の開閉角度を検出する第2開
    閉角度検出手段と、 前記第1バイパス開閉手段を開閉する第1バイパス駆動
    手段と、 前記第2バイパス開閉手段を開閉する第2バイパス駆動
    手段と、 太陽光の日射方向角度および日射量を検出する日射検出
    手段と、 当該日射検出手段により検出される日射方向角度および
    日射量から前記第1バイパス開閉手段および前記第2バ
    イパス開閉手段の目標開閉角度を演算し、前記第1開閉
    角度検出手段および前記第2開閉角度検出手段によりそ
    れぞれ検出される前記第1バイパス開閉手段および前記
    第2バイパス開閉手段の実際の開閉角度との差が所定の
    割合以上である場合に、演算された前記目標開閉角度に
    なるように前記第1バイパス駆動手段および前記第2バ
    イパス駆動手段に信号を出力する演算処理手段を有する
    ことを特徴とする自動車用空調装置。
  2. 【請求項2】 空気を冷却するエバポレータの下流に設
    けられる空気の通路であり、空気を加熱するヒータをバ
    イパスさせる第1バイパス手段と、 当該第1バイパス手段に設置されて、開閉することによ
    り左サイドベントから吹き出す空気の温度調整を行う第
    1バイパス開閉手段と、 空気を冷却するエバポレータの下流に設けられる空気の
    通路であり、空気を加熱するヒータをバイパスさせる第
    2バイパス手段と、 当該第2バイパス手段に設置されて、開閉することによ
    り右サイドベントから吹き出す空気の温度調整を行う第
    2バイパス開閉手段と、を有し、 前記左サイドベントおよび前記右サイドベントから吹き
    出す空気をそれぞれ個別に温度調整して、助手席側およ
    び運転手席側の空気の調和を別々に行う自動車用空調装
    置を用いる自動車用空調方法において、太陽光の日射量
    を検出し、当該検出した日射量が設定された値以下の場
    合には前記第1バイパス開閉手段および前記第2バイパ
    ス開閉手段を全閉にすることを特徴とする自動車用空調
    方法。
  3. 【請求項3】 空気を冷却するエバポレータの下流に設
    けられる空気の通路であり、空気を加熱するヒータをバ
    イパスさせる第1バイパス手段と、 当該第1バイパス手段に設置されて、開閉することによ
    り左サイドベントから吹き出す空気の温度調整を行う第
    1バイパス開閉手段と、 空気を冷却するエバポレータの下流に設けられる空気の
    通路であり、空気を加熱するヒータをバイパスさせる第
    2バイパス手段と、 当該第2バイパス手段に設置されて、開閉することによ
    り右サイドベントから吹き出す空気の温度調整を行う第
    2バイパス開閉手段と、を有し、 前記左サイドベントおよび前記右サイドベントから吹き
    出す空気をそれぞれ個別に温度調整して、助手席側およ
    び運転手席側の空気の調和を別々に行う自動車用空調装
    置を用いる自動車用空調方法において、助手席側および
    運転手席側の太陽光の日射量を検出し、当該検出した日
    射量から太陽の日射方向角度を求めて、当該求めた日射
    方向角度から前記第1バイパス開閉手段および前記第2
    バイパス開閉手段の開閉角度を決定し、当該決定した前
    記第1バイパス開閉手段および前記第2バイパス開閉手
    段の開閉角度に対して外乱による影響を補正し、当該補
    正した前記第1バイパス開閉手段および前記第2バイパ
    ス開閉手段の開度に前記第1バイパス開閉手段および前
    記第2バイパス開閉手段を開閉することを特徴とする自
    動車用空調方法。
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